JP2505861Y2 - アンテナ支持構造 - Google Patents

アンテナ支持構造

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JP2505861Y2
JP2505861Y2 JP1992073335U JP7333592U JP2505861Y2 JP 2505861 Y2 JP2505861 Y2 JP 2505861Y2 JP 1992073335 U JP1992073335 U JP 1992073335U JP 7333592 U JP7333592 U JP 7333592U JP 2505861 Y2 JP2505861 Y2 JP 2505861Y2
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JP
Japan
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antenna
base
foot
tubular support
support portion
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JP1992073335U
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JPH0631205U (ja
Inventor
浩幸 田村
Original Assignee
株式会社タムラ電子
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案が属する技術分野】本考案は、アンテナの回動位
置を任意に設定できるようにしたアンテナ支持構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、従来のアンテナ支持構造として
は、例えば、基部と、基部の一部に回動自在な状態で設
けた筒状支持部とを備えたものがある。これは、筒状支
持部にアンテナの基部側端部を入れてネジ結合等をさせ
ることにより両者を一体化させてアンテナの取り付けを
行い、さらに、筒状支持部の回動軸として用いているナ
ットを強く締めて、筒状支持部を所定の回動位置で保持
することにより、アンテナの方向を調整するようにして
いる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】したがって、従来のア
ンテナ支持構造では、基部に対するアンテナの取り付け
と、取り付けたアンテナの方向の調整とが別の手順によ
って行われていることになるため、基部が車両の一部に
セットされているときなど、アンテナの取り付けおよび
方向の調整を迅速に行う場合に、このような複数の手順
を行うことは使用者にとって面倒であるとともに、その
作業には一定の時間を要するといった問題点を有してい
る。
【0004】そこで、本考案では、アンテナの取り付け
および方向の調整を単一の作業で行うことができるよう
にして使用者における作業上の取扱いを容易にするとと
もに、アンテナの方向をより一層細かく調整できるよう
にすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案のアンテナ支持構
造は、複数の係止部を並べて形成した起立部と、この起
立部を挟んだ状態の足部に設けた軸部を中心として回動
自在であり、かつアンテナの一部を足部とは反対の方か
ら差し込んで保持するための筒状支持部とを少なくとも
備えたものであって、係止部のそれぞれを、筒状支持部
から突出したアンテナの基部側端部と係合して筒状支持
部の回動位置を固定するような凹状に形成し、軸部とし
て、足部同士の間隔を狭くすることによりこの足部で起
立部を挟み込んで筒状支持部の回動位置を固定するよう
な構成のものを用い、筒状支持部は、係止部と基部側端
部との係合作用によってその回動状態が固定されること
に加え、足部による起立部の挟み込み作用によってその
回動状態が任意の位置で固定されるようにしたものであ
る。また、アンテナの一部と筒状支持部との間にネジ結
合を用いてもよい。
【0006】このように、筒状支持部にアンテナを保持
することによりアンテナの基部側端部が係止部と係合す
るため、アンテナの取り付けと同時に筒状支持部の回動
位置が固定されることになり、これによって、筒状支持
部に保持されたアンテナも所定方向に保持される。
【0007】また、筒状支持部の足部同士の間隔を軸部
によって狭くすることにより、この足部で起立部を挟み
込ませるようにしているため、上記した基部側端部と係
止部との係合に加えて足部による起立部の挟み込みによ
って筒状支持部の回動位置を固定でき、これにより、ア
ンテナの方向をより一層強く保持可能となる。
【0008】さらに、上記二つの手段の中、いずれか一
方により筒状支持部の回動位置を固定するようにしても
よい。したがって、基部側端部と係止部とが係合してい
ない状態でも足部で起立部を挟み込ませることにより筒
状支持部の回動位置を任意に固定することが可能とな
る。
【0009】
【実施の形態】本考案の、実施の形態を、図1および図
2を参照して説明する。図において、1は基部、1aは
窓部、2は起立部、2aは係止部、2bは孔部、3は挟
持板、4はビス、5は筒状支持部、5aは内周面、5b
は足部、6はボルト(軸部)、7はアンテナ、7aは基
部側端部、8は同軸ケーブルである。
【0010】ここで、起立部2は、基部1の一部を挟持
板3との間に挟み込むとともに、ビス4で挟持板3を固
定することにより基部1に取り付けられている。なお、
基部1には、車両などの設置部分に取り付けるための取
付部材や磁石等を備えており(図示せず)、また、起立
部2およびビス4は、両者とも電導性のある材質で形成
され、両者間は接続された状態となっている。
【0011】なお、同軸ケーブル8は、その端部がビス
4に取り付けられており、このビス4を介して起立部2
と接続された状態となっている。さらに、起立部2は、
中心に孔部2bを備えるとともに、半円周状の縁部部分
には、複数の係止部2aを一定間隔で形成しており、こ
の係止部2aのそれぞれは、後述するアンテナ7の基部
側端部7aが嵌まり込むような凹状に形成されている。
【0012】そして、筒状支持部5は、内周面5aにネ
ジ部が設けられており、また、下側部分に設けた二つの
足部5bで起立部2を挟み、かつこの足部5bの外側か
ら孔部2bを貫通させた状態でボルト6を取り付けるこ
とにより、この起立部2に対してボルト6を中心として
回動可能な状態でセットされている。なお、この筒状支
持部5は、電導性のない材質で形成されているがこれに
限定されるものではない。
【0013】このように、ボルト6を用いることによ
り、このボルト6を締めたときには、足部5bが起立部
2を挟み込むようにしており、これにより、筒状支持部
5を任意の回動位置に固定できるようにしている。な
お、足部5bで起立部2を挟み込むようにするものであ
ればボルト状のものに限定するものではない。
【0014】続いて、アンテナ7は、基部側部分を筒状
支持部5に入れた際、基部側端部7aが筒状支持部5か
ら下方に突出するように形成され、さらに、この基部側
部分の外周面には内周面5aのネジ部と結合可能なネジ
部を形成している。また、基部側端部7aは、係止部2
aに嵌め込むことができるような形状に形成されてい
る。
【0015】次に、使用状態、すなわちアンテナ7を取
り付けた状態を説明すると、まず、アンテナ7を回転さ
せながら基部側端部7aを筒状支持部5に入れ、この基
部側端部7aを双方のネジ部の作用によって下方に移動
させる。そして、基部側端部7aをさらに深く入れて筒
状支持部5から突出させ、複数の係止部2aの一つに嵌
め込み、下方への移動が係止された際、両者のネジ結合
が完了し、この両者は一体化された状態となる。
【0016】そして、基部側端部7aが係止部2aに嵌
まり込んだ状態で筒状支持部5と一体となっているた
め、筒状支持部5は、基部側端部7aを介してその回動
動作が規制されることになる。これにより、アンテナ7
は、所定の回動位置で起立部2(基部1)に固定され
る。このとき、アンテナ7は、基部側端部7a−起立部
2−ビス4を介して同軸ケーブル8と接続された状態と
なっている。
【0017】また、図2に示すように、基部1に設けた
窓部1aからドライバ等を差し込んでボルト6を締め付
けることにより、基部側端部7aが係止部2aに嵌まり
込んで筒状支持部5の回動を規制することとあわせて、
ボルト6の締め付けによっても回動を規制することにな
り、筒状支持部5の回動位置を強く保持できるようにし
ている。
【0018】したがって、基部側端部7aと係止部2a
とが係合していない状態、すなわち基部側端部7aが係
止部2aに嵌まっていない状態であっても、ボルト6の
締め付けによって筒状支持部5の回動を規制することが
可能となり、これにより、アンテナ7の向きを係止部2
aの位置に関係なく任意に調整することが可能となる。
【0019】なお、図1に示すように、アンテナ7の方
向を変えるときには、アンテナ7を回動させ、基部側端
部7aを上方に移動させて係止部2aから外すととも
に、筒状支持部5を、ボルト6を軸として希望の角度ま
で回動させ、この回動位置において対応する係止部2a
に再び基部側端部7aを嵌め込むことにより行うことが
できる。
【0020】また、図示のものは、アンテナ7の基部側
部分と筒状支持部5との一体化にネジ結合を用いている
が、これに限定されるものではなく、任意の結合方法、
例えば、基部側部分に突起を、内周面5aに案内用溝を
それぞれ形成し、この突起を案内用溝にガイドさせて両
者を結合させ、一体化を図るようにしてもよい。さら
に、基部側端部7aが一つの係止部2aに嵌まり込むこ
とに限定されず、複数の係止部2a、例えば二つの係止
部2aにまたがって嵌まり込むような形状のものであっ
てもよい。
【0021】
【考案の効果】本考案は、回動可能な筒状支持部にアン
テナの一部を入れて両者を一体化したと同時に、起立部
の係止部と基部側端部とが係合し、筒状支持部の回動を
規制するようにしているため、基部側端部を筒状支持部
に入れるといった一つの手順によって、アンテナの取り
付けとアンテナの向きの決定とを同時に行うことがで
き、使用者にとって作業上の取扱いを容易にするととも
に、その作業時間の短縮を図ることができる。
【0022】また、軸部により、筒状支持部の足部で起
立部を挟み込めるようにして、この筒状支持部の回動位
置を固定できるため、係止部と基部側端部との係合に加
えてアンテナの向きを強く保持できるとともに、係止部
と基部側端部との係合が外れるような筒状支持部の任意
の回動位置でもその位置で固定することができ、アンテ
ナの向きを一層細かく調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態を示す断面図である。
【図2】図1のA−A線に沿った断面図である。
【符号の説明】
1・・・基部 1a・・窓部 2・・・起立部 2a・・係止部 2b・・孔部 3・・・挟持板 4・・・ビス 5・・・筒状支持部 5a・・内周面 5b・・足部 6・・・ボルト(軸部) 7・・・アンテナ 7a・・基部側端部 8・・・同軸ケーブル

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の係止部を並べて形成した起立部
    と、この起立部を挟んだ状態の足部に設けた軸部を中心
    として回動自在であり、かつアンテナの一部を前記足部
    とは反対の方から差し込んで保持するための筒状支持部
    とを少なくとも備えたアンテナ支持構造であって、 前記係止部のそれぞれを、前記筒状支持部から突出した
    前記アンテナの基部側端部と係合して当該筒状支持部の
    回動位置を固定するような凹状に形成し、 前記軸部として、前記足部同士の間隔を狭くすることに
    より当該足部で前記起立部を挟み込んで前記筒状支持部
    の回動位置を固定するような構成のものを用い、 前記筒状支持部は、前記係止部と前記基部側端部との係
    合作用によってその回動状態が固定されることに加え、
    前記足部による前記起立部の挟み込み作用によってその
    回動状態が任意の位置で固定されるようにしたことを特
    徴とするアンテナ支持構造。
  2. 【請求項2】 前記アンテナの一部と前記筒状支持部と
    の間にネジ結合を用いたことを特徴とする請求項1記載
    のアンテナ支持構造。
JP1992073335U 1992-09-28 1992-09-28 アンテナ支持構造 Expired - Lifetime JP2505861Y2 (ja)

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