JPH01256265A - 手動式イメージスキャナ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、紙面その他のなめらかな平面上に描かれた図
形、文章などを光学的に読取り、読取った画像情報をビ
ットイメージとしてコンピュータに入力するための手動
式イメージスキャナに関するものである。

従来の技術 一般の手動式イメージスキャナは第６図および第７図に
示すようなものである。第６図および第７図において、
２１は本体上ケース、２２は本体下ケース、２３は読取
感度調整つまみ、２４は外部装置に接続するためのケー
ブルである。２５は本体下ケース２２に設けられた開口
部であり、この開口部２５に両端に支持された回転自在
なローラ２６は開口部２５の下面かられずかに突出し良
状態で配置されている。このローラ２６の回転軸２７に
は、ローラ２６の回転に連動して回転する第８図に示す
工うに複数個のスリブｌ−２８ａ　を等間隔に備えた円
板２８が固定され、この円板２８のスリブ）　２８ａ　
ｔはさむ位置に配置した光センサ２９は、円板２８と共
に位置検出部を構成している。また、開口部２５の近傍
には光源３０が設けられ、さらに開口部２５に対向する
位置には反射板３１がレンズ３２と対応した適当な角度
で固定されている。レンズｎの後部焦点付近には光電変
換素子３３が配置され、この光電変換素子３３はプリン
ト配線板３４の上に固定されている。

次に、この手動式イメージスキャナの動作について第７
図を用いて説明する。読取物３５に記載された画像情報
３６を光源３０で照射し、反射された画像情報３６を反
射板３１によりレンズ３２に導き、光電変換素子部に投
影させる。光電変換素子３３はこの画像情報３６を電気
信号に変換し、□プリント配線板３４に工す処理された
信号はケープ１ｖ２４を通じてホスト側に転送される。

上記動作はローラ２６ヲ回転させて手動式イメージスキ
ャナｔ−Ａ方向に移動させるときに行われ、所望の読み
取りを行うことができる。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、この種の手動式イメージスキャナにおい
ては、円板部の正転の場合の光センサ２９の出力と逆転
の場合の光センサ２９の出力はいずれも第９図に示す波
形となり、電気的に区別できなかった。このため、手動
式イメージスキャナの移動方向の区別なく画像情報を読
取る丸め、逆方向へ誤って移動した場合には読取りイメ
ージが裏返しの状態になる。このように、この種の手動
式イメージスキャナでは、手動走査中の一時停止、再度
走査開始のとき、誤って逆方向へ移動すると、部分的に
イメージが裏返しに読取られてしまう欠点があった。

本発明は上記問題を解決するもので、逆移動方向の走査
による誤イメージの読取りを防止できる手動式イメージ
スキャナを提供することを目的とするものである。

課題を解決するための手段 本発明は上記課題を解決するために、読取対象物からの
に射光を受光してその画像情報を取込む光学系と、前記
光学系が読取対象物面上で移動するにつれて読取対象物
面に接触して回転する回転装置と、前記回転装置の回転
量を信号化する回路とを有する手動式イメージスキャナ
において、前記回転装置の逆転を検出する手段を設け、
逆転時に回転量の信号を遮断する手段を設けたものであ
る。

作用 上記構成により、手動式イメージスキャナを誤って逆方
向に移動した場合は、回転装置の逆転時の回転量信号が
遮断されて手動式イメージスキャナの誤イメージの読取
りは防止され、シ九がって、正方向に移動したときだけ
その読取りが行われる。

実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基つき説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す手動式イメージスキャ
ナの要部である円板の正面図、第２図は動作を説明する
波形図、第３図は同手動式イメージスキャナのブロック
図であり、手動式イメージスキャナの全体構成は第６図
および第７図とほぼ同じであるので、その説明は省略す
る。第１図において、円板１には、内周側に複数の第１
スリツト２が等間隔に設けられ１いるとともに、外周側
に第１スリツト２と９０°位相のずれた第２スリツト３
が適当数設けられている。

第３図において、透過型ホトセンサユニットなどからな
る第１センサ４は円板ｌの円周側の第１スリツト２に対
応する位置に配置され、同様に透過型ホトセンサユニッ
トなどからなる第２センサ５は円板１の外周側の第２ス
リツト３ｖｃ対応する位置に配置され、円板１が第１図
でａ方向に回転すると第１お工び第２センサ４．５から
は第２図囚に示すような回転量信号ａとそれエリ位相が
９０゜遅れた信号すが得られ、ｂ方向に回転すると第１
お工び第２センサ４．５からは第２図囚に示す工うな回
転量信号ａとそれ工す位相が９０°進んだ信号すが得ら
れ、これら信号ａとｂは正逆転弁別回路６に入力される
。

この正逆転弁別回路６は、第４図に示すように、円板ｌ
の逆転を検出する手段であるＤ型フリツデフロツブフと
逆転時に回転元の信号を遮断する手段であるＮ山口路８
とからなり、第１光センサ４の出力ａはＤ型フリップフ
ロップ７のＤ端子に入力され、第２光センサ５の出力ｔ
ｌｌｊＤ型フリッデフリップフロップ子に入力され、ま
た、Ｄ型フリップフロップ７のＱ端子の出力Ｑと、第１
光センサ４の出力ａがＭＤ回路８に入力される。

第３図において、９は読取対象物、１０は光臨、１１は
反射板、１２はレンズ、１３ＶｉＣＣＤ　型などの光電
変換素子、１４は二値化回路で、光電変換素子１３に工
って受光された１行分のイメージデータは二値化回路１
４によって二値のデジタルデータとしてホスト側の演算
処理部へ送られ、正逆転弁別回路６で回転量信号が遮断
されたときに、読取りは阻止される。

次に、円板１の正転時（第１図のａ方向）と逆転時（第
１図のｂ方向）での正逆転弁別回路６の動作を第５図の
波形図に工り説明する。円板１が正転のときは、第１図
お工び第２センサ４，５から、第２囚人と同様に、第５
１囚のような信号ａ。

ｂが出力される。このとき、Ｄ型フリップフロップ７の
Ｄ端子に信号ａが入力され、そのＨレベル期間中に入力
される信号すにエリ出力ＱはＨレベルとなり、ＡＮＤ回
路８から第１光センサ４からの回転量信号ａが第５図（
至）の工うに出力信号Ｃとして出力される。また、円板
ｌが逆転のときは、第１、セエび第２センサ４．５から
、第２図（Ｂｌと同様に、第５図（Ｂｌのような信号が
出力される。このとき、信号ａのＬレベルの期間中に信
号すが入力されるので、出力ＱはＬレベルの１″＆とな
り、ＡＮＤ回路８からは第１光センサ４からの回転量信
号ａはマスクされて出力されず、ＡＮＤ回路８からの出
力信号ＣはＬレベルのままとなる。したがって円板１が
正転したとき、すなわち当該手動式イメージスキャナが
正しい方向に移動したときだけ円板１の回転量信号ａが
出力され、円板１が逆転したとき、すなわち当該手動式
イメージスキャナが逆方向へ移動したときは円板１の回
転量信号ａは遮断される。この結果、手動式イメージス
キャナは正しい方向に移動したときだけ読取りが行われ
、逆方向に移動したときは胱取りは行われず、誤イメー
ジの読取りは防止される。

発明の効果 以上、本発明によれば、回転装置の逆転を検出する手段
と、逆転時に回転量の信号を遮断する手段とを設けたの
で、手動イメージスキャナの逆方向移動時の誤イメージ
読取りを防止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す手動式イメージスキャ
ナの要部の円板の正面図、第２図（Ｎお工ヒ（Ｂｌは同
手動式イメージスキャナの円板の正転時お工び逆転時の
光センサからの出力信号の波形図、第３図は同手動式イ
メージスキャナのブロック図、第４図は同手動式イメー
ジスキャナの位相検出回路のブロック図、第５１囚およ
び（刊は同イメージスキャナの円板の正転時お工び逆転
時の正逆転弁別回路の出力信号を示す波形図、第６図お
よび第７図は従来の手動式イメージスキャナの透視上面
斜視図お工び部分切欠き断面図、第８図および第９図は
同従来の手動式イメージスキャナの円板の正面図、お工
びその光センサからの出力信号を示す波形図である。 １・・・円板、２・・・第１スリツト、３・・・第２ス
リツト、４・・・第１光センサ、５・・・第２光センサ
、６・・・正逆転弁別回路、７・・・Ｄ型フリップフロ
ップ、８・・・ＡＮＤ回路、９・・・読取対象物、１０
・・・光源、　１１・・・反射板、１２・・・レンズ、
１３・・・光電変換素子、１４・・・二値化回路。 第１図 第２図 （ＩＪ） （β） １へ１はたつミ 第す図 第７図 く掟

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、読取対象物からの反射光を受光してその画像情報を
   取込む光学系と、前記光学系が読取対象物面上で移動す
   るにつれて読取対象物面に接触して回転する回転装置と
   、前記回転装置の回転量を信号化する回路とを有する手
   動式イメージスキャナであつて、前記回転装置の逆転を
   検出する手段を設け、逆転時に回転量の信号を遮断する
   手段を設けた手動式イメージスキャナ。