JPH078719U - 光ファイバエンコーダ - Google Patents

光ファイバエンコーダ

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JPH078719U
JPH078719U JP3930993U JP3930993U JPH078719U JP H078719 U JPH078719 U JP H078719U JP 3930993 U JP3930993 U JP 3930993U JP 3930993 U JP3930993 U JP 3930993U JP H078719 U JPH078719 U JP H078719U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は光ファイバエンコーダに関し、特
に、同期信号と位置信号の光強度に差を設け、両信号の
区別を容易とすることを特徴とする。 【構成】 本考案による光ファイバエンコーダは、光フ
ァイバ(11)の検出用出口(11a)に光反射体(11aA)を設け
るか又は受光用光ファイバを設けているため、この光フ
ァイバ(11)を介して得られる同期信号(30)の光強度が他
の光ファイバ(12,13)から反射して得られる位置信号(3
1)の光強度より高くなり、同期信号(30)と位置信号(31)
を容易に区別することができる構成である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、光ファイバエンコーダに関し、特に、同期信号と位置信号の光強度 に差を設け、両信号の区別を容易とするための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、用いられていたこの種の光ファイバエンコーダとしては種々あるが、そ の中で代表的なものについて述べると、図4にて示される一般に採用されている 構成が挙げることができる。
【0003】 すなわち、図4において符号1で示されるものは、ケーシング2内に軸受3を 介して回転自在に設けられた回転軸であり、この回転軸1の上部には、所定のパ ターン形状からなる第1パターン4、第2パターン5及び第3パターン6をその 表面7aに有する回転板29が一体状に取付けられている。 前記ケーシング2には、光コネクタ8が設けられており、この光コネクタ8に は、第1光ファイバ9を介して光分配器10が接続されており、この光分配器1 0には、各々長さが大幅に異なる第2光ファイバ11、第3光ファイバ12及び 第4光ファイバ13が設けられている。 前記第2光ファイバ11の第1検出用光出口11aは前記第1パターン4上に 対応して位置し、前記第3光ファイバ12の第2検出用光出口12aは前記第2 パターン5上に対応して位置し、さらに、前記第4光ファイバ13の第3検出用 光出口13aは前記第3パターン6上に対応して位置している。
【0004】 尚、前述の各光ファイバ11,12及び13の前記光分配器10からの長さは 、符号で示すと、11<12<13の関係に構成されている。 前記光コネクタ8には、単芯光ファイバである第5光ファイバ14を介して光 結合器15に結合されており、この光結合器15には、入力用光ファイバ16が 発光体17に対向して設けられている。 前記光結合器15に設けられた出力用光ファイバ18の出力用光出口18aに は、受光体19が対向して配設されている。 従来の光ファイバアブソリュートエンコーダは、前述したように構成されてお り、以下に、その動作について説明する。 まず、発光体17からの光は、入力用光ファイバ16、光結合器15、第5光 ファイバ14、光コネクタ8、第1光ファイバ9、光分配器10を介して、各光 ファイバ11,12及び13の各検出用光出口11a,12a及び13aを介し て各パターン4,5及び6に到達する。 これらの各光ファイバ11,12及び13の長さは、各々異なり前述の関係に 設定されているため、第2光ファイバ11からの光が最も早く第1パターン4に 到達して、第1パターン4を読み取り、その読み取った光信号は、前述の経路を 逆に経て出力用光ファイバ18の出力用光出口18aから受光体19によって受 信される。 また、他の第3光ファイバ12及び第4光ファイバ13を経て、第2パターン 5及び第3パターン6を読み取った光信号は、各々最初の光信号よりも遅れた時 間差をともなってシリアル信号として信号処理回路20を有する受光体19に受 信される。
【0005】 従って、この受光体19からは、前記各パターン4,5及び6のパターンを読 み取ったシリアル信号が、互いに、受信差を有して受光体19に読み取られ、回 転軸1の回転数及び回転角度等のアブソリュート回転情報が得られる。 すなわち、前述の場合の光信号4a,5a,6aは、図4に示されるように、 各パターン4,5,6において同一レベルとなり、光信号4aからなる同期信号 30と光信号5a,6aとからなる位置信号31は同レベルであった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
従来の光ファイバエンコーダは、以上のように構成されていたため、次のよう な課題が存在していた。 すなわち、第1光ファイバが切断した場合、信号処理回路が位置信号を同期信 号と誤認してしまうことがあり、誤った位置を出力してしまうことがあり、検出 精度上、大きい問題を有していた。
【0007】 本考案は、以上のような課題を解決するためになされたもので、特に、同期信 号と位置信号の光強度に差を設け、両信号の区別を容易とした光ファイバエンコ ーダを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案による光ファイバエンコーダは、ケーシング内に回転自在に設けられた 回転符号板の回転符号を互いに長さが異なる第1、第2、第3光ファイバを介し て読み取り、互いに時間差を有する検出信号を得るようにした光ファイバエンコ ーダにおいて、前記検出信号のうち、同期信号と位置信号の光強度に差を設けた 構成である。
【0009】 さらに詳細には、前記同期信号を得るための前記第1光ファイバの第1検出用 光出口に光反射体が設けられた構成である。
【0010】 さらに詳細には、前記同期信号を得るための前記第1光ファイバの第1検出用 光出口に受光用光ファイバを設けた構成である。
【0011】
【作用】
本考案による光ファイバエンコーダにおいては、同期信号を得るための第1光 ファイバの光出口に光反射体又は受光用光ファイバを設けているため、この同期 信号は、他の位置信号よりも光強度が強いため、受光体で受信した後に、位置信 号のレベルよりも高いしきい値に設定されたコンバレータを通すことにより、同 期信号のみを取り出すことができる。従って、同期信号と位置信号の区別を明確 に行うことができる。
【0012】
【実施例】 以下、図面と共に本考案による光ファイバエンコーダの好適な実施例について 詳細に説明する。なお、従来例と同一又は同等部分には同一符号を付して説明す る。 図1において符号1で示されるものは、ケーシング2内に軸受3を介して回転 自在に設けられた回転軸であり、この回転軸1の上部には、所定のパターン形状 からなる、第2パターン5及び第3パターン6をその表面7aに有する回転板2 9が一体状に取付けられている。 前記ケーシング2には、光コネクタ8が設けられており、この光コネクタ8に は、第1光ファイバ9を介して光分配器10が接続されており、この光分配器1 0には、各々長さが大幅に異なる第2光ファイバ11、第3光ファイバ12及び 第4光ファイバ13が設けられている。 前記第2光ファイバ11の第1検出用光出口11aは従来の第1パターン4( 図2に示す)上に対応して位置し、前記第3光ファイバ12の第2検出用光出口 12aは前記第2パターン5上に対応して位置し、さらに、前記第4光ファイバ 13の第3検出用光出口13aは前記第3パターン6上に対応して位置している 。また、この第1検出用光出口11aには鏡等の光反射体11aAが設けられて いる。
【0013】 尚、前述の各光ファイバ11,12及び13の前記光分配器10からの長さは 、符号で示すと、11<12<13の関係に構成されている。 前記光コネクタ8には、単芯光ファイバである第5光ファイバ14を介して光 結合器15に結合されており、この光結合器15には、入力用光ファイバ16が 発光体17に対向して設けられている。 前記光結合器15に設けられた出力用光ファイバ18の出力用光出口18aに は、受光体19が対向して配設されている。
【0014】 本考案の光ファイバアブソリュートエンコーダは、前述したように構成されて おり、以下に、その動作について説明する。 まず、発光体17からの光は、入力用光ファイバ16、光結合器15、第5光 ファイバ14、光コネクタ8、第1光ファイバ9、光分配器10を介して、各光 ファイバ11,12及び13の各検出用光出口11a,12a及び13aを介し て前記光反射体11aA及び各パターン5及び6上に到達する。 これらの各光ファイバ11,12及び13の長さは、各々異なり前述の関係に 設定されているため、第2光ファイバ11からの光が最も早く第1パターン4に 到達して、第1パターン4を読み取り、その読み取った検出信号は、前述の経路 を逆に経て出力用光ファイバ18の出力用光出口18aから受光体19によって 受信される。
【0015】 また、他の第3光ファイバ12及び第4光ファイバ13を経て、第2パターン 5及び第3パターン6を読み取った光信号は、各々最初の光信号よりも遅れた時 間差をともなってシリアル信号として信号処理回路20を有する受光体19に受 信される。 従って、この受光体19からは、光反射体11aAで反射した同期信号30と 前記各パターン5及び6のパターンを読み取った位置信号31としてのシリアル 信号が、互いに、時間差を有して受光体19に読み取られ、回転軸1の回転数及 び回転角度等のアブソリュート回転情報が得られる。
【0016】 また、前述の場合、第2光ファイバ11から反射して得られた同期信号30は 、光反射体11aAで反射されて得られているため、第3光ファイバ12から第 2パターン5で反射して得られた位置信号31よりも光強度が強く、図2で示す ように、コンパレータ3のしきい値32aよりも高いレベルとなる。 従って、このコンパレータ32の出力32bは、このしきい値32以上である 同期信号30のみが出力され、位置信号31はこの出力32bには現れないこと により、光強度の強弱によって同期信号30と位置信号31の区別を行うことが できる。
【0017】 なお、前述の実施例においては、第2光ファイバ11に光反射体11aAを設 けて、光反射型のエンコーダ構成について述べたが、例えば、この第2光ファイ バ11に前記光反射体11aAの代わりに、受光用光ファイバ(図示せず)を設 け、光透過型のエンコーダ構成とすることもできる。
【0018】
【考案の効果】
本考案による光ファイバエンコーダは、以上のように構成されているため、次 のような効果を得ることができる。 すなわち、同期信号と位置信号との光量レベルを異ならせているため、同期信 号の光ファイバが切断されてしまったような場合においても、誤った位置信号を 出力し続けることがなくなる。 また、逆に、同期信号の有無を監視していれば、光ファイバの断線等の故障を 検出することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による光ファイバエンコーダを示す構成
図である。
【図2】図1の要部を示す拡大図である。
【図3】信号のレベルを示す波形図である。
【図4】従来の光ファイバエンコーダを示す構成図であ
る。
【図5】各信号を示す波形図である。
【符号の説明】
2 ケーシング 5,6 回転符号 11 第2光ファイバ 11a 第1検出用光出口 11aA 光反射体 30 同期信号 31 位置信号

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング(2)内に回転自在に設けられ
    た回転符号板(29)の回転符号(5,6)を互いに長さが異な
    る第2、第3、第4光ファイバ(11,12,13)を介して読み
    取り、互いに時間差を有する検出信号を得るようにした
    光ファイバエンコーダにおいて、前記検出信号のうち、
    同期信号(30)と位置信号(31)の光強度に差を設ける構成
    としたことを特徴とする光ファイバエンコーダ。
  2. 【請求項2】 前記同期信号(30)を得るための前記第2
    光ファイバ(11)の第1検出用光出口(11a)に光反射体(11
    aA)が設けられた構成としたことを特徴とする請求項1
    記載の光ファイバエンコーダ。
  3. 【請求項3】 前記同期信号(30)を得るための前記第2
    光ファイバ(11)の第1検出用光出口(11a)に受光用光フ
    ァイバを設けた構成としたことを特徴とする請求項1記
    載の光ファイバエンコーダ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5078619A (ja) * 1973-11-15 1975-06-26
JPS5497620A (en) * 1978-01-19 1979-08-01 Onishi Kunihiro Centrifugal forming apparatus for concrete pipe and forming method thereof
JPH0620740U (ja) * 1992-08-26 1994-03-18 日工株式会社 作業用足場

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JPS5497620A (en) * 1978-01-19 1979-08-01 Onishi Kunihiro Centrifugal forming apparatus for concrete pipe and forming method thereof
JPH0620740U (ja) * 1992-08-26 1994-03-18 日工株式会社 作業用足場

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