JP3193393B2 - 可動部材位置検出装置 - Google Patents
可動部材位置検出装置Info
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- JP3193393B2 JP3193393B2 JP11045891A JP11045891A JP3193393B2 JP 3193393 B2 JP3193393 B2 JP 3193393B2 JP 11045891 A JP11045891 A JP 11045891A JP 11045891 A JP11045891 A JP 11045891A JP 3193393 B2 JP3193393 B2 JP 3193393B2
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- bit pattern
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- Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエンコーダの如き可動部
材位置検出装置に関する。
材位置検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、可動部材位置検出装置として、た
とえば図7または図8に示される装置が知られている。
同図において、1は円柱状の静止部材、2は該静止部材
1と同じ軸線を中心として回転可能な回転部材、3a〜
3cは静止部材1の外周面に固定されたフォトリフレク
タ、4は同図に示されるビットパターンを有するととも
に回転部材2の内周面に固定された反射面、である。な
お、同図において、Aは回転部材2の可動範囲である。
とえば図7または図8に示される装置が知られている。
同図において、1は円柱状の静止部材、2は該静止部材
1と同じ軸線を中心として回転可能な回転部材、3a〜
3cは静止部材1の外周面に固定されたフォトリフレク
タ、4は同図に示されるビットパターンを有するととも
に回転部材2の内周面に固定された反射面、である。な
お、同図において、Aは回転部材2の可動範囲である。
【0003】上記構成において、回転部材2が回転する
と反射面4も回転し、該反射面4のビットパターンがフ
ォトリフレクタ3a〜3cにより読み取られて該部材2
の回動角度位置が検出される。
と反射面4も回転し、該反射面4のビットパターンがフ
ォトリフレクタ3a〜3cにより読み取られて該部材2
の回動角度位置が検出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例では複数の
ビットパターンを並列に配置しているため、図7の構成
においては半径方向に、また、図8の構成においては軸
線方向に、それぞれ大きなスペースを要するので装置が
大型化するという欠点があった。
ビットパターンを並列に配置しているため、図7の構成
においては半径方向に、また、図8の構成においては軸
線方向に、それぞれ大きなスペースを要するので装置が
大型化するという欠点があった。
【0005】それ故、本発明の目的は前記従来装置より
も小型化することができる、改良された可動部材位置検
出装置を提供することである。
も小型化することができる、改良された可動部材位置検
出装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、可動部材の位
置を検出する少なくとも2ビット以上のビット数を有す
る可動部材位置検出装置において、第1のビットパター
ンと第2のビットパターンとを直列に配置し、前記第1
のビットパターンの最終のビット出力と前記第2のビッ
トパターンの先頭のビット出力を同一に設定して、前記
第1のビットパターンの最終のビットと前記第2のビッ
トパターンの先頭のビットとを共用することを特徴とし
ている。
置を検出する少なくとも2ビット以上のビット数を有す
る可動部材位置検出装置において、第1のビットパター
ンと第2のビットパターンとを直列に配置し、前記第1
のビットパターンの最終のビット出力と前記第2のビッ
トパターンの先頭のビット出力を同一に設定して、前記
第1のビットパターンの最終のビットと前記第2のビッ
トパターンの先頭のビットとを共用することを特徴とし
ている。
【0007】
【実施例】以下に図を参照しつつ、本発明の実施例につ
いて説明する。なお、以下の実施例は本発明の装置をビ
デオカメラのパワーフォーカス装置に適用した例であ
る。図1及び図6において、10は静止部材である固定
鏡筒、11はパワーフォーカスのための回転リング、で
ある。回転リング11は不図示の部材により軸線方向及
び半径方向に支持され、且つ、不図示の復帰手段により
揺動範囲A内でセンタ位置に復帰される。
いて説明する。なお、以下の実施例は本発明の装置をビ
デオカメラのパワーフォーカス装置に適用した例であ
る。図1及び図6において、10は静止部材である固定
鏡筒、11はパワーフォーカスのための回転リング、で
ある。回転リング11は不図示の部材により軸線方向及
び半径方向に支持され、且つ、不図示の復帰手段により
揺動範囲A内でセンタ位置に復帰される。
【0008】12は複数のビットパターン(本実施例で
は3ビット)を有する反射面で、該反射面12は回転リ
ング11の内周面に固定されている。13a〜13cは
固定鏡筒10の外周面に固定されたフォトリフレクタで
ある。反射面12に形成されているビットパターンは本
実施例では図示のように直列配置となっている。
は3ビット)を有する反射面で、該反射面12は回転リ
ング11の内周面に固定されている。13a〜13cは
固定鏡筒10の外周面に固定されたフォトリフレクタで
ある。反射面12に形成されているビットパターンは本
実施例では図示のように直列配置となっている。
【0009】次に、フォトリクレクタ13a〜13cと
反射面12とによるビットパターンの検出について図3
を参照して説明する。
反射面12とによるビットパターンの検出について図3
を参照して説明する。
【0010】フォトリフレクタ内には図3に示すように
発光ダイオード31とトランジスタ32が組込まれてお
り、反射面12の反射率が低い場合にはトランジスタ3
2がオフとなり、本回路では出力がH(Vcc)とな
り、反射面の反射率が高いとトランジスタ32がオンと
なり、出力がLとなり、反射面の反射率のちがいによっ
て信号を検出できる。この原理に基ずいて図1の第一、
第二、第三ビットのビットパターンを図2に示す。この
3ビットによりパワーフォーカス回転リングの回動範囲
Aを7分割しており、復帰手段によって復帰される中心
位置をフォーカス用モータの停止位置として停止位置を
中心として両方向に、至近方向、無限方向にモータスピ
ードが低速、中速、高速の各三速が選択可能となる。な
お、モータの回転方向と速度は各ピントに対応するフォ
トリフレクタの出力を図示しないマイコンに入力し、制
御される。また、第一、第二、第三ビットは直列に配置
されており、隣り合うビットの隣接するビット出力(図
2に示す17と21と27と31)は同一となってお
り、図1に示した反射面12上では各ビット間で共有さ
れており、従って反射面12の面積を減少することがで
きる。
発光ダイオード31とトランジスタ32が組込まれてお
り、反射面12の反射率が低い場合にはトランジスタ3
2がオフとなり、本回路では出力がH(Vcc)とな
り、反射面の反射率が高いとトランジスタ32がオンと
なり、出力がLとなり、反射面の反射率のちがいによっ
て信号を検出できる。この原理に基ずいて図1の第一、
第二、第三ビットのビットパターンを図2に示す。この
3ビットによりパワーフォーカス回転リングの回動範囲
Aを7分割しており、復帰手段によって復帰される中心
位置をフォーカス用モータの停止位置として停止位置を
中心として両方向に、至近方向、無限方向にモータスピ
ードが低速、中速、高速の各三速が選択可能となる。な
お、モータの回転方向と速度は各ピントに対応するフォ
トリフレクタの出力を図示しないマイコンに入力し、制
御される。また、第一、第二、第三ビットは直列に配置
されており、隣り合うビットの隣接するビット出力(図
2に示す17と21と27と31)は同一となってお
り、図1に示した反射面12上では各ビット間で共有さ
れており、従って反射面12の面積を減少することがで
きる。
【0011】なお、各ビットの検出手段であるフォトリ
フレクタと反射板との組合せの代りに、図4に示すよう
にフォトインタラプタと透過板との組合せを使用しても
よく、また、図5に示すようにブラシ7と電極板8との
組合せを使用してもよい。
フレクタと反射板との組合せの代りに、図4に示すよう
にフォトインタラプタと透過板との組合せを使用しても
よく、また、図5に示すようにブラシ7と電極板8との
組合せを使用してもよい。
【0012】本実施例によれば、ラジアル方向のスペー
スを有効に活用することができる。図6は本発明の第2
実施例を示したものであり、同図において図1と同じ符
号で表示されている要素は図1で説明した要素と同じも
のである。
スを有効に活用することができる。図6は本発明の第2
実施例を示したものであり、同図において図1と同じ符
号で表示されている要素は図1で説明した要素と同じも
のである。
【0013】本実施例では、従来、スラスト方向(光軸
方向)に並列に配置していたエンコーダ(図7)を直列
に配置したことを特徴とする。作用については第1実施
例と同じであるから説明を省略する。本実施例によれ
ば、スラスト方向(軸方向)のスペースを有効に活用す
ることができる。
方向)に並列に配置していたエンコーダ(図7)を直列
に配置したことを特徴とする。作用については第1実施
例と同じであるから説明を省略する。本実施例によれ
ば、スラスト方向(軸方向)のスペースを有効に活用す
ることができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、可動部
材の位置を検出する少なくとも2ビット以上のビット数
を有する可動部材位置検出装置において、第1のビット
パターンと第2のビットパターンとを直列に配置し、前
記第1のビットパターンの最終のビット出力と前記第2
のビットパターンの先頭のビット出力を同一に設定し
て、同一出力に設定した第1のビットパターンの最終の
ビットと第2のビットパターンの先頭のビットとを共用
することにより、従来の可動部材位置検出装置と比べて
より小型化することができる。
材の位置を検出する少なくとも2ビット以上のビット数
を有する可動部材位置検出装置において、第1のビット
パターンと第2のビットパターンとを直列に配置し、前
記第1のビットパターンの最終のビット出力と前記第2
のビットパターンの先頭のビット出力を同一に設定し
て、同一出力に設定した第1のビットパターンの最終の
ビットと第2のビットパターンの先頭のビットとを共用
することにより、従来の可動部材位置検出装置と比べて
より小型化することができる。
【図1】本発明の第1実施例の装置の横断面図。
【図2】本発明の装置におけるビット配置の一例を示し
た図。
た図。
【図3】ビット検出手段の例を示した図。
【図4】ビット検出手段の例を示した図。
【図5】ビット検出手段の例を示した図。
【図6】本発明の第2実施例の構成を示した図。
【図7】従来装置の構成を示した図。
【図8】従来装置の構成を示した図。
1,10…静止部材 2,11…回転部
材 3a〜3c…フォトリフレクタ 4…反射面 13a〜13c…フォトリフレクタ 12…反射面
材 3a〜3c…フォトリフレクタ 4…反射面 13a〜13c…フォトリフレクタ 12…反射面
Claims (1)
- 【請求項1】 可動部材の位置を検出する少なくとも2
ビット以上のビット数を有する可動部材位置検出装置に
おいて、第1のビットパターンと第2のビットパターンと を直列
に配置し、前記第1のビットパターンの最終のビット出
力と前記第2のビットパターンの先頭のビット出力を同
一に設定して、前記第1のビットパターンの最後のビッ
トと前記第2のビットパターンの先頭のビットとを共用
することを特徴とする可動部材位置検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11045891A JP3193393B2 (ja) | 1991-05-15 | 1991-05-15 | 可動部材位置検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11045891A JP3193393B2 (ja) | 1991-05-15 | 1991-05-15 | 可動部材位置検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0572450A JPH0572450A (ja) | 1993-03-26 |
JP3193393B2 true JP3193393B2 (ja) | 2001-07-30 |
Family
ID=14536222
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11045891A Expired - Fee Related JP3193393B2 (ja) | 1991-05-15 | 1991-05-15 | 可動部材位置検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3193393B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006178332A (ja) * | 2004-12-24 | 2006-07-06 | Alps Electric Co Ltd | レンズ駆動装置 |
-
1991
- 1991-05-15 JP JP11045891A patent/JP3193393B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0572450A (ja) | 1993-03-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |