JPH05133728A - 信号発生装置 - Google Patents

信号発生装置

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JPH05133728A
JPH05133728A JP32514691A JP32514691A JPH05133728A JP H05133728 A JPH05133728 A JP H05133728A JP 32514691 A JP32514691 A JP 32514691A JP 32514691 A JP32514691 A JP 32514691A JP H05133728 A JPH05133728 A JP H05133728A
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Masayoshi Sakai
坂井  正善
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 機械プレスのクランク軸の回転角度を検出す
るときなどに用いられる検出装置をフェイルセ−フな検
出信号で検出できるようにする。 【構成】 被検出体の駆動に対応して移動する遮蔽手段
と、その遮蔽手段の移動にともなって発射された光線が
透過または遮蔽される位置関係を有して設けられ、その
信号の透過時には2値化信号の「1」の出力ありを出力
し、その信号の遮蔽時には2値化信号の「0」の出力な
しを出力する透過型検出器と、前記遮蔽板との位置関係
を前記透過型検出手段と同じくし、前記信号の透過時に
は2値化信号の「0」の出力なしを出力し、その信号の
遮蔽時には2値化信号の「1」の出力ありを出力する反
射型検出器とを有し、両検出器の双対信号によりフェイ
ルセ−フな検出信号を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はセンサを用いた信号発生
装置に係り、特にフェイルセ−フな検出信号を得ること
のできるものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、機械プレスのストロ−ク
制御用信号としては、図5に示されるように、機械プレ
スのクランクシャフト又はそのクランクシャフトの回転
と連動する回転軸1に複数(図5の例では2個)のロ−
タリカムスイッチ10a,10bを設けて構成されてい
る。すなわち、ロ−タリスイッチ10a,10bは、同
一形状のカム11,11を回転軸1に対して取付角度を
異ならせて固定されていると共に、そのカム11,11
にレバ−12の先端にロ−ラ13を備えたマイクロスイ
ッチ(図示せず)をそれぞれ対設させて構成されてい
る。
【0003】したがって、回転軸1が回転するとそれに
伴って各カム11,11も回転し、その回転角度に応じ
てレバ−12が上下動してマイクロスイッチをON・O
FFすることができる。そして、どのマイクロスイッチ
がON又はOFFしたかによって、回転軸1の回転角度
を検出することができる。
【0004】なお、ロ−タリスイッチ10a,10b
は、図5に示される2個以外に、さらに増加すれば、そ
の分だけ検出する回転角度の巾を小さくすることができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のマイクロスイッチを用いた信号発生装置は、マイク
ロスイッチの接点溶着等により故障したときには、正確
な検出信号が得られなくなって、機械プレス等の機器本
体の制御に不都合が生じることがあった。
【0006】さらに、近年、機械プレスや工業用ロボッ
ト等の産業用機械においても、フェイルセ−フな検出信
号により、機器本体を安全側に導くようにすることが要
望されるようになってきている。
【0007】このような要望に応えるために、上述のロ
−タリマイクロスイッチの検出信号を基に、図6に示す
ような否定演算回路を用いてもフェイルセ−フな検出信
号とすることはできない。
【0008】図6を用いてさらに説明すると、A1 は非
反転増幅器、A2 は反転増幅器及びVccは電源であっ
て、x1,y1,y2 は2値化信号でHレベルを論理値
「1」,Lレベルを論理値「0」とする。
【0009】この場合、出力信号y1 及びy2 がフェイ
ルセ−フであるためには、回路が故障したときに出力y
1 =1、あるいはy2 =1に誤らないということであ
る。
【0010】ここで、入力信号xがx=1には誤らない
信号であるとすれば、非反転増幅器A1 が故障で出力y
1 =1の誤り出力を生じなければ、すなわち、非反転増
幅器A1 がフェイルセ−フ構成であれば、y1 =1の誤
りは生じない。
【0011】しかし、反転増幅器A2 の出力信号y2
は、たとえ増幅器A2 をフェイルセ−フに構成したとし
ても、すなわち出力y2 =1に誤らない構成としたとし
ても、非反転増幅器A1 が故障してy1=0を生じたと
き、出力y2 はy2 =1に誤ってしまう。このため、フ
ェイルセ−フな信号処理には本質的に否定演算を含める
ことができない。
【0012】出力信号y2 に相当する信号、すなわち入
力信号xの否定信号を得るには、直接x=0の信号をx
=0には誤らない信号の抽出手段を用いて抽出するより
外にない。図7はこのような抽出手段を実現するための
回路図である。
【0013】すなわち、図7は、入力信号xを否定を含
まない抽出手段(非反転増幅器)A1 を用いて抽出する
と同時に、別の否定を含まない抽出手段A′1 を用いて
入力信号xの否定信号y2 =バ−x(記号バ−は否定演
算を表す。)を抽出し、出力信号y1 =xとy1 の否定
信号y2 =バ−xを抽出する2線系手段を意味し、y1
,y2 は双対信号である。
【0014】そこで、本発明は、上述の図7に示す抽出
手段に好適な信号発生装置を提供することを目的として
いる。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明装置は、上記目的
を達成するために、被検出体の駆動に対応して移動する
遮蔽手段と、その遮蔽手段の移動にともなって発射され
た信号が透過または遮蔽される位置関係を有して設けら
れ、その信号の透過時には2値化信号の「1」の出力あ
りを出力し、その信号の遮蔽時には2値化信号の「0」
の出力なしを出力する透過型検出手段と、前記遮蔽板と
の位置関係を前記透過型検出手段と同じくし、前記信号
の透過時には2値化信号の「0」の出力なしを出力し、
その信号の遮蔽時には2値化信号の「1」の出力ありを
出力する反射型検出手段とを有することを特徴としてい
る。また、前記発射される信号は光線であって、前記透
過型検出手段及び前記反射型検出手段は光電素子からな
ることを特徴としている。
【0016】
【作用】上記構成において、透過型検出手段は、信号の
透過時には2値化信号に「1」の出力ありを出力し、そ
の信号の遮蔽時には2値化信号の「0」の出力なしを出
力する。そして、透過時には、「0」に誤ることがあっ
ても「1」に誤ることはない。また、反射型検出手段
は、信号の透過時には2値化信号の「0」の出力なしを
出力し、その信号の遮蔽時には2値化信号の「1」の出
力ありを出力する。そして、遮蔽時には、「0」に誤る
とことがあっても「1」に誤ることはない。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は第1の実施例装置の斜視図であって、回転
軸1は上記図4と同様に、機械プレス等の被検出体(図
示せず)の駆動に対応して時計方向に回転するように構
成されている。
【0018】回転軸1には、円周の一部に切欠部2aを
有する円板からなる光線を透過させないが、照射された
光線を反射させることのできる遮光板(本発明の遮蔽手
段に該当する)2が固定されている。したがって、回転
軸1が回転されるとそれに伴って遮光板2も回転するこ
とができる。
【0019】遮光板2を中間に位置させ、かつ、切欠部
2aに対向する位置には、発光素子3a及び受光素子3
bからなる透過型光電素子(本発明の透過型検出手段に
該当する)3が図示しないフレ−ムに設けられていると
ともに、受光素子3bの上方で、かつ切欠部2aに対向
する位置には、発光素子4aとその発光素子4aから発
射された光線が遮光板2に反射したときの光を受光する
位置に設けられた受光素子4bからなる反射型光電素子
(本発明の反射型検出手段に該当する)4が設けられて
いる。
【0020】上述の実施例装置においての検出動作を図
2のタイムチャ−トを参照しながら説明する。回転軸1
が回転して遮光板2の切欠部2aが透過型光電素子3に
位置すると、発光素子3aからの光線は受光素子3bに
受光される。そして、受光素子3bの出力は、それまで
の出力「0」から「1」に変化する。
【0021】他方、反射型光電素子4において、発光素
子4aからの光線を遮光板2に反射させて受光していた
受光素子4bの出力は、それまでの「1」から「0」に
変化する。したがって、透過型光電素子3と反射型光電
素子4の出力は、上述の図7の入力信号のxとバ−xの
関係となり、出力信号y1 とその否定信号y2 を抽出す
ることのできる2光線系抽出手段を実現することがで
き、フェイルセ−フな信号発生装置になる。
【0022】次に、両光電素子3,4の誤り状態につい
ての具体例に就いて考察すると、先ず、透過型光電素子
3が切欠部2aに位置して透過状態にあるときは、発光
素子3aが消灯の故障か遮光板2以外の障害物により受
光素子3bの出力信号が「1」から「0」に誤るが、
「1」に誤るという事態はない。
【0023】他方、反射型光電素子4の遮光状態におい
ては、発光素子4aが消灯の故障又は遮光板2と受光素
子4b間に障害物が存在して、受光素子4bの出力が
「1」から「0」に誤るが「1」に誤るという事態はな
い。したがって、両光電素子3,4の出力の双対信号か
らフェイルセ−フな検出信号を得ることが可能となる。
【0024】図3は、反射型光電素子4の発光素子4a
を透過型光電素子3の発光素子3aと兼用させて、装置
をより簡単にした例である。
【0025】図4は、被検出体の駆動が左右方向に移動
される場合であって、シャフト1′は被検出体の駆動に
対応して左右方向に移動し、そのシャフト1′の先端に
設けられた遮光板2′がそのシャフト1′に伴って移動
する。このように、本発明装置は、被検出体は回転する
場合だけでなく、左右方向に移動する場合の位置検出に
も応用することができる。
【0026】なお、上述の実施例では、透過型光電素子
3と反射型光電素子4とをそれぞれ1個ずつ設けた例を
示したが、遮光板2,2′に沿って複数設けることによ
って、検出巾を小さくすることができる。
【0027】また、透過型検出手段及び反射型検出手段
は、光電素子の代わりに超音波素子を用いるようにして
もよい。この場合、遮蔽手段は光線の反射を考慮する必
要がない。しかし、上述の実施例のように光電素子で実
施したときは構造が簡単になる利益がある。
【0028】
【発明の効果】本発明装置は、被検出体の駆動に対応し
て移動する遮蔽手段と、その遮蔽手段の移動にともなっ
て発射された信号が透過または遮蔽される位置関係を有
して設けられ、その信号の透過時には2値化信号の
「1」の出力ありを出力し、その信号の遮蔽時には2値
化信号の「0」の出力なしを出力する透過型検出手段
と、前記遮蔽板との位置関係を前記透過型検出手段と同
じくし、前記信号の透過時には2値化信号の「0」の出
力なしを出力し、その信号の遮蔽時には2値化信号の
「1」の出力ありを出力する反射型検出手段とからなる
ので、双対信号によりフェイルセ−フな検出信号を得る
ことができる。また、透過型検出手段及び反射型検出手
段を光電素子で構成したときは、簡単な構成で実現する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例装置の斜視図である。
【図2】検出動作を示すタイムチャ−トである。
【図3】本発明の第2の実施例装置の斜視図である。
【図4】本発明の第3の実施例装置の斜視図である。
【図5】従来装置の斜視図である。
【図6】フェイルセ−フ回路の説明図である。
【図7】フェイルセ−フ回路の説明図である。
【符号の説明】
2,2′ 遮光板(遮蔽手段) 3 透過型光電素子(透過型検出手段) 4 反射型光電素子(反射型検出手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検出体の駆動に対応して移動する遮蔽
    手段と、 前記遮蔽手段の移動にともなって発射された信号が透過
    または遮蔽される位置関係を有して設けられ、その信号
    の透過時には2値化信号の「1」の出力ありを出力し、
    その信号の遮蔽時には2値化信号の「0」の出力なしを
    出力する透過型検出手段と、 前記遮蔽板との位置関係を前記透過型検出手段と同じく
    し、前記信号の透過時には2値化信号の「0」の出力な
    しを出力し、その信号の遮蔽時には2値化信号の「1」
    の出力ありを出力する反射型検出手段と、 を有することを特徴とする信号発生装置。
  2. 【請求項2】 発射される信号は光線であって、透過型
    検出手段及び反射型検出手段は光電素子からなることを
    特徴とする請求項1記載の信号発生装置。
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