JPH01212296A - Si基板上への3―5族化合物半導体結晶の成長方法 - Google Patents

Si基板上への3―5族化合物半導体結晶の成長方法

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JPH01212296A
JPH01212296A JP3686188A JP3686188A JPH01212296A JP H01212296 A JPH01212296 A JP H01212296A JP 3686188 A JP3686188 A JP 3686188A JP 3686188 A JP3686188 A JP 3686188A JP H01212296 A JPH01212296 A JP H01212296A
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JP
Japan
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substrate
growth
semiconductor crystal
compound semiconductor
iii
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JP3686188A
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Taku Matsumoto
卓 松本
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はSi基板上へのI−V族化合物半導体結晶の成
長方法に関するものである。
〔従来の技術〕
近年、Si基板上にI−V族化合物半導体結晶を成長さ
せる試みがなされており、特にI−v族化合物半導体結
晶の中でもGaAs Kついて最も活発に研究開発が行
われている(ジャパニーズジャーナルオブアプライドフ
ィジックス(Jpn、 J。
Appl 、 Phys ) 23 (1984) L
843)。
ところで、Si基板上のI−V族化合物半導体結晶の転
位、積層欠陥等の結晶性は成長直前のSi基板の表面清
浄度に大きく依存している。
一方、Si分子線成長技術(MBE)においても単結晶
Si基板表面の清浄度によってその上に成長するSi膜
の結晶性が大きく左右される。従って基板表面の清浄化
方法について、SiMBEではこれまでに数々の方法が
検討されてきた。たとえば、日本電子工業振興協会によ
る「シリコン新デバイスに関する調査研究報告書l(昭
和57年3月)」52ページから66ページに「Siの
分子線成長技術」と題して発表された報告においては表
面清浄化のための第1の方法として高真空中で高温加熱
する方法、第2の方法としてイオンビームで基板表面を
スパッタする方法、第3の方法としてガリクムビームを
照射する方法、さらに第4の方法としてレーザ照射を行
なう方法が示されている。
また、最近では見方、高須により、第30回応用物理学
関係連合講演会講演予稿集(昭和58年4月)502ペ
ージK「超高真空中ウェハー清浄化(2)」と題して発
表された講演において第5の方法として、基板洗浄時に
表面に形成された薄い酸化シリコン膜上にさらにシリコ
ンを極薄く堆積し、710℃という低温で極薄シリコン
膜が薄い酸化膜と反応し、両方が共に蒸発し清浄な表面
が得られるという方法が示された。また、柏崎、辰巳、
津屋により第45回応用物理学会学術講演回講演予稿集
(昭和59年10月)651ペ一ジKrsiMBEの欠
陥密度低減−オゾン処理と成長速度依存性−1と題して
発表された講演において新たな第6の方法として、洗浄
の途中で洗浄溶液中にオゾンを含むガスを導入し、表面
の保護酸化膜とシリコン基板界面の汚染を減少させると
いう方法が示された。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、超高真空を用いないI −V族化合物半導体の
気相成長においては、これらの方法が適用できずに1有
効な清浄化方法が未だ検討されておらず、清浄化には9
00〜1000℃という高温の熱処理が必要であった。
このような高温の熱処理を行うと、以下の様な問題点が
発生していた。Si系へテロバイポラトランジスタの場
合には、すでKSi基板上に形成されであるコレクタ、
ペース領域が高温熱処理により劣化してしまう。また成
長装置内に付着している■−v族化合物半導体の成長残
渣が高温熱処理により熱分解、再飛散するのを防ぐため
K AsHs 。
PHs等のV族原料ガスを供給する必要があった。
〔課題を解決するための手段〕
すなわち本発明によれば、原料ガスを供給してシリコン
(Si)基板上にIII−V族化合物半導体結晶層をエ
ピタキシャル成長させるに先立って、水素雰囲気におい
て基板加熱中にGaClを供給してSi基板上の酸化物
を除去する表面清浄化工程を有することを特徴とするS
i基板上へのI−v族化合物半導体結晶の成長方法が得
られる。
〔作用] Si基板の表面には通常厚さ10数人の自然酸化シリコ
ン膜が存在し、この酸化シリコン膜の表面に炭素等の汚
染不純物が存在し、また醸化シリコン膜とシリコン基板
との界面にも炭素等の汚染不純物が存在している。この
様なSi基板を酸化とエツチングを繰り返す洗浄法によ
り充分に洗浄することによって表面に炭素等の汚染不純
物がとくわずかじか存在しない良質の酸化シリコン膜が
厚さ10λ程度形成することが出来る。このとき酸化シ
リコン膜とシリコン基板との界面に存在した炭素等の汚
染不純物は除去される。例えHFKよるエツチング等を
行って酸化膜のないSi清浄表面を形成しても成長装置
KSi基板を導入する際には、空気中にさらすことKよ
り表面には酸化層は形成される。従ってSi基板表面の
酸化層は酸素のない成長装置内で除去する必要がある。
そこで本発明者線水素雰囲気にある気相成長装置内で熱
的に酸化膜を除去するKは900℃以上の高温熱処理が
必要であるが、GaC1を供給すると、750℃程度の
熱処理で酸化膜を除去することが出来ることを見出した
。これは5iOz表面に供給し九〇aC1が以下の反応
により 5i02 + 2 GaOト・・”・・・・−+ S 
1c11 + 2 GaO揮発性のSi C1□とGa
Oが生成され狭面から脱離したためと考えられる。また
同時に以下の反応も進行しているものと考えられる。
SiO!+20a C1+ (3−X)H2−・−−−
−−+s tH(4−X) Clx +2GaO+(2
−X)HCI こζで5ilI(s−x)CIXも750℃程度では充
分に蒸気圧を有しており、Xは熱処理温度によって0≦
X≦4の範囲で変化する。
(実施例〕 (実施例1) 本実施例では、ハロゲン、輸送法に基づ<Si基板上の
GaAsの原子層エピタキシー(人LE)成長について
述べる。成長装置の概略を第1図に示した。
なお多成長室を有するALE成長装置については碓井等
によってジャパニーズジャーナルオプアプライドフィジ
ックス(Japanese Journalof Ap
plied Physics ) 25.1986. 
pp、 L212−214、に報告されている。この成
長装置は、下段の成長室11の上流にGaソースポート
12を置き、その上流からH2キャリアガスと共にHC
Iガスを供給する。この結果、GaC1が生成され下流
に輸送される。
一方上段の成長室13にはAsの水素化物であるAsH
3をH2キャリアガスと共に供給出来る。基板結晶14
としては2インチ5i(100)3°off t。
<110>を用いた。
Si基板の前処理としては28チアンモニア水と30チ
過欧化水素水と水とを1:4:20の比率で混合し、沸
騰した溶液中でシリコンウェハーを5分ないし10分間
洗浄した。この前処理においてアンモニア水のエツチン
グ作用と過酸化水素水の酸化シリコン膜形成作用が繰り
返し作用することにより、表面に炭素等の汚染不純物が
ほとんど存在しない良質の酸化シリコン膜が厚さ101
程度形成される。この後Si基板を反応管内に挿入する
反応管の温度は抵抗加熱炉により制御し、第2図に示す
様なプログラムで基板温度を変化させた。
まず水素雰囲気中で昇温し基板温度が750℃に達した
ところで15分間GaC1を5 sccm供給した。
しかる後、450℃でALE−GaAs成長を行った。
ガス流量条件は次のとおりである。
ガス種     流量 MCI       2secm AsHs      6secm H2551m 塘ず下段の成長室11でGaC1を基板上に吸着させ、
基板を上段の成長室13へ移動して、AsH3を供給し
、GaAs層を1分子層成長した。これらの操作を50
0回繰り返した。
この結果、鏡面性に優れたエピタキシャル層が得られ、
成長膜厚から単分子成長が実現されていることを確認し
た。またRHEED観察により単結晶スポットのみが観
測された。
さらに断面TEM観察により結晶欠陥の極めて少ないG
a A sエピタキシャル層が確認された。これらのこ
とによりALE成長によるSi基板上のG a A s
の成長では、750℃という低温でGaC1を供給する
ことによって、Si基板を清浄化出来、Si基板との界
面から結晶性の良好な単結晶エピタキシャル、I?!を
成長出来ることが確認された。
(実施例2) 次にSi基板上のハイドライド気相成長法GaP層の成
長について実施例を示す。成長装置は実施例IK示した
装置と同じであり、上室はSi基板の冷却室として水素
が供給出来るようKなっており、王室はGaC1の供給
およびGaPの成長が出来るようになっている。
基板結晶14としては2インチ5i(10G)3@of
f to <110>を用いた。
Si基板の前処理としては28%アンモニア水と30%
過酸化水素水と水とを]:4:20の比率で混合し、沸
騰した溶液中でシリコンウェハーを5分ないし10分間
洗浄した。
反応管の温度は抵抗加熱炉により制御し、第3図に示す
様なプログラムで基板温度を変化させた。
まず水素雰囲気中で昇温し基板温度が750℃に達した
ところで15分間GaC1を5 sccm供給した。
しかる後、300℃に冷却しアモルファスGaP層を約
100^堆積した。さらKPH3を供給しながら基板温
度を750℃に昇温し熱処理したのち単結晶GaP層の
成長を行った。
次に成長条件を示す。
ガスU       流量 MCI        2secm PHx        2secm H2351m この結果、鏡面性に優れたエピタキシャル層が得られ、
またX線回折によるGaP層の(200)回折強度は非
常に強く、その半値幅は0.2’と良好であった。
さらに平面TEM観察により結晶欠陥の極めて少ないG
aPエピタキシャル層が確認され、特にSiとGaPは
その格子定数差が0.37%と極めて小さいためにミス
フィツト転位は非常に少ないことが確認された。これら
のことよりSi基板上のGaPの成長で、750℃とい
う低温でGaClを供給することによってSi基板を清
浄化出来、Si基板との界面から結晶性の良好なGaP
層を成長出来ることが確認された。
〔発明の効果〕
以上述べたように、Si基板上にIII−V族化合物半
導体結晶層をエピタキシャル成長させるに当たり、該S
i基板上の酸化物を除去する表面清浄化において水素雰
囲気において基板加熱中にGaC1を供給することによ
ってSi基板の清浄化を低温化出来ることがわかり、上
記方法によるSi清浄化表面上に成長し九I−V族化合
物半導体エピタキシャル層は良好な結晶性を有している
ことがわかった。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の実施例1および2を説明するためのハ
ロゲン輸送法に基づく原子層エピタキシャル成長装置の
概略図を示す。第2図は本発明の実施例1を説明するた
めの基板温度プログラムを示す。第3図は本発明の実施
例2を説明するための基板温度プログラムを示す。 図中の番号は、 11・・・・・・下段成長室、12・・・・・・Gaン
ースポート、13・・・・・・上段成長室、14・・・
・・・結晶基板を示す。 代理人 弁理士  内 原   音 生 3 図 痔rv’r  (k−)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  原料ガスを供給してシリコン(Si)基板上にIII−
    V族化合物半導体結晶層をエピタキシャル成長させるに
    先立って、水素雰囲気において基板加熱中にGaClを
    供給して該Si基板上の酸化物を除去する表面清浄化工
    程を有することを特徴とするSi基板上へのIII−V族
    化合物半導体結晶の成長方法。
JP3686188A 1988-02-19 1988-02-19 Si基板上への3―5族化合物半導体結晶の成長方法 Pending JPH01212296A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5397738A (en) * 1992-04-15 1995-03-14 Fujitsu Ltd. Process for formation of heteroepitaxy

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5397738A (en) * 1992-04-15 1995-03-14 Fujitsu Ltd. Process for formation of heteroepitaxy

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