JPH01176479A - 車両用装飾体の製造方法 - Google Patents

車両用装飾体の製造方法

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Publication number
JPH01176479A
JPH01176479A JP33334287A JP33334287A JPH01176479A JP H01176479 A JPH01176479 A JP H01176479A JP 33334287 A JP33334287 A JP 33334287A JP 33334287 A JP33334287 A JP 33334287A JP H01176479 A JPH01176479 A JP H01176479A
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JP
Japan
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identification
molded product
colored layer
peelable film
forming
Prior art date
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Pending
Application number
JP33334287A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Otake
信一 大竹
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Hashimoto Forming Industry Co Ltd
Original Assignee
Hashimoto Forming Industry Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH01176479A publication Critical patent/JPH01176479A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は文字、図形、模様等の識別部を有する透明(半
透明を含む)合成樹脂製の車両用装飾体の製造方法に関
するものである。
〔従来の技術〕
第10図および第11図は例えば特開昭58−1822
0号、特公昭61−25000号に示された従来のホイ
ールキャップのオーナメント等の車両用装飾体の製造方
法を示す断面図である。従来の製造方法は、透明合成樹
脂製の成形品1の裏面に、識別部2となる識別凹部3を
形成しておき、この成形品1を第10図に示すように、
裏面4を上にして転写フィルム5を繰り出しながら、上
型6で押圧してホットスタンプを行い、転写膜7を形成
する。その後マスク治具8を利用して識別凹部3に塗装
、を行って塗膜9を形成する。
こうして製造された装飾体は、成形品1の外表面10側
から見た場合、成形品1を通して識別凹部3に形成され
た塗膜9が、他の裏面4に形成された転写膜7と異なる
色調で視認されるため、識別部2が形成される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記のような従来の製造方法においては
、成形品1の裏面4が平面であるときには問題がないが
、裏面4が平面でない場合、特に溝状の場合には、識別
凹部3を除く裏面4の全面にホットスタンプによる転写
膜を形成することができず、このため所定の識別部を有
する透明合成樹脂製の装飾体が製造できないという問題
点があった・ この発明の目的は、上記問題点を解決するため、裏面が
平面でない成形品に対しても、所定の識別部を有し、見
切線が鮮明で、優れた外観の透明合成樹脂製の装飾体を
製造することが可能な車両用装飾体の製造方法を提供す
ることである。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、透明合成樹脂成形品の裏面に、外表面側か
ら視認できるように識別部を形成する方法において、識
別部を構成する識別凹部を成形品の裏面に形成する工程
、裏面の識別凹部の周囲に可剥性皮膜を形成する工程、
可剥性皮膜をマスクとして識別凹部に第1着色層を形成
する工程、可剥性皮膜を剥離する工程、および成形品の
裏面に第2着色層を形成する工程を含む車両用装飾体の
製造方法である。
可剥性皮膜の形成は、印刷、特にスクリーン印刷による
のが好ましいが、はけ塗りやローラ塗り等によってもよ
い。また第1および第2着色層の形成は塗装または金属
の真空蒸着によるのが好ましい。
本発明による製造の対象となる車両用装飾体としては、
フィニッシャ、ラジェータグリル、ホイールキャップ、
オーナメント、モールディングなど任意の装飾体があげ
られる。
〔作 用〕
本発明の車両用装飾体の製造方法においては、まず透明
合成樹脂製の成形品の裏面に識別凹部を形成する。識別
凹部は成形品の成形と同時に行ってもよく、また後に行
ってもよい。次いで成形品の裏面の識別凹部の周囲に可
剥性皮膜を形成する。
次に可剥性皮膜をマスクとして、塗装等により識別凹部
に第1着色層を形成し、可剥性皮膜を剥離したのち、最
後に成形品の裏面に第2着色層を形成し、装飾体を製造
する。
こうして製造された車両用装飾体は、外表面側から見た
とき、識別凹部に形成される第1着色層が、裏面の他の
部分に形成される第2着色層がら浮上がって見えて、識
別部を形成する。そして第1着色層は可剥性皮膜をマス
クとして形成されるため、見切線が鮮明に表われる。ま
た可剥性皮膜の代りに、第3着色層を形成し、第1着色
層形成後に裏面の全面に第2着色層を形成して第3着色
層と一体化すると、両層の境界が不連続になって境界線
が形成されるが、可剥性皮膜を剥離して、全体に第2着
色層を形成すると境界線は形成されず、優れた外観の装
飾体が得られる。
〔実施例〕
以下、本発明を図面の実施例について説明する。
第1図ないし第9@はフィニッシャの製造に適用した実
施例を示し、第1図は成形品の正面図、第2図はその平
面図、第3図は第1図のA−A断面図、第4図はその部
分拡大図、第5図ないし第9図は製造工程を示す断面図
である。
図において、成形品1は凹状(溝状)の裏面4を有し、
その裏面4の一部に識別部2を構成する識別凹部3を有
するように、メチルメタクリレート樹脂、ポリカーボネ
ート樹脂等の透明合成樹脂により成形されている。
装飾体の製造方法は、まず射出成形等により第1図ない
し第4図に示す透明合成樹脂製の成形品1を成形し、成
形と同時に識別凹部3を形成する。
次に第5図に示すように、成形品1の裏面4にスクリー
ン印刷を行って、第1図および第6図に示すように、識
別凹部3の周囲に可剥性皮膜11を形成する。スクリー
ン印刷は第5図に示すように、成形品1の裏面4にシル
ク等のスクリーン12を重ね、スクリーン12のインキ
透過部12aで識別凹部3の周囲を覆い、さらにその外
周部はインキネ透過部12bで覆い、スクリーン12上
に載せた可剥性の印刷インキ13をスキージ14で移動
させて、可剥性皮膜11を形成する。特にスクリーン印
刷では、高い温度、大きな圧力を必要としないので、可
剥性皮膜11を形成するに当って、成形品1の裏面4に
微細な変形をも与えることがないので好ましい。
また可剥性皮膜11には識別凹部3の外周縁形状よりも
大きい範囲に、連続して実質的に1枚のフィルムまたは
シート状に形成すると、後の剥離が容易になるので好ま
しい。
次に第7図に示すように、可剥性皮膜11にマスク治具
8を当接させ、可剥性皮膜11をマスクとして識別凹部
3に、ノズル15から塗料16をスプレーして塗装を行
い、第1着色層17を形成する。その後第8図に示すよ
うに可剥性皮膜11を剥離して、可剥性皮膜11上に形
成された第1着色層17aとともに除去する。
なお、マスク治具8は第1着色層17の明瞭な境界線を
形成するためのものではなく、塗料16が可剥性皮膜1
1の範囲を超えて飛び散るのを防止するために用いるも
のであり、そのような不具合がないときにはこれを省略
することができる。
次に第9図に示すように、第1着色層17を含む成形品
1の裏面4の全面に、ノズル18から第1着色層17と
異なる色調の塗料19をスプレーして塗装を行い、第2
着色層20を形成する。この塗装により第2着色層20
は、裏面4の全面にbたって同じ色調で連続した着色層
を形成する。
こうして製造された装飾体は、外表面lO側から見た場
合、識別凹部3に形成される第1着色層17が裏面4の
他の部分に形成される第2着色層20から浮上がって視
認され、識別部2を形成する。そして可剥性皮膜11を
スクリーン印刷によって形成すると、裏面4が平面でな
い場合でも、均一な可剥性皮膜11が形成され、識別凹
部3に可剥性皮膜11が形成されないため、第1着色層
との見切線が鮮明に表われる。また識別凹部3を除く、
裏面4の全面には均一な層からなる第2着色層20が一
体的に連続して形成されるため、優れた外観を呈する。
なお、上記実施例では可剥性皮膜11の形成をスクリー
ン印刷で行ったが、はけ塗り、ローラ塗り等の他の方法
によってもよい。また第1および第2着色層17.20
の形成は塗装に限らず、金属の真空メタライジングその
他の方法によってもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、成形品の裏面の識別凹部の周囲に可剥
性皮膜を形成した後、第1着色層を形成し、可剥性皮膜
を剥離後、第2着色層を形成するようにしたので、裏面
が平面でない成形品に対しても、所定の識別部を有し、
見切線が鮮明で、優れた外観の透明合成樹脂製装飾体を
製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第9図は実施例を示し、第1図は成形品の
正面図、第2図はその平面図、第3図は第1図のA−A
断面図、第4図はその部分拡大図、第5図ないし第9図
は製造工程を示す断面図、第10図および第11図は従
来法の製造工程を示す断面図である。 各図中、同一符号は同一または相当部分を示し、1は成
形品、2は識別部、3は識別凹部、4は裏面、10は外
表面、11は可剥性皮膜、17は第1着色層、20は第
2着色層である。 代理人 弁理士 柳 原   成 第5図 第6図 第7図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)透明合成樹脂成形品の裏面に、外表面側から視認
    できるように識別部を形成する方法において、識別部を
    構成する識別凹部を成形品の裏面に形成する工程、裏面
    の識別凹部の周囲に可剥性皮膜を形成する工程、可剥性
    皮膜をマスクとして識別凹部に第1着色層を形成する工
    程、可剥性皮膜を剥離する工程、および成形品の裏面に
    第2着色層を形成する工程を含む車両用装飾体の製造方
    法。
  2. (2)可剥性皮膜の形成は印刷によるものである特許請
    求の範囲第1項記載の方法。
  3. (3)第2着色層の形成が塗装または金属の真空メタラ
    イジングによるものである特許請求の範囲第1項または
    第2項記載の方法。
JP33334287A 1987-12-28 1987-12-28 車両用装飾体の製造方法 Pending JPH01176479A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012170831A (ja) * 2011-02-17 2012-09-10 Daitai Kako Kk 塗膜の剥離方法及び塗膜剥離用マスキング材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012170831A (ja) * 2011-02-17 2012-09-10 Daitai Kako Kk 塗膜の剥離方法及び塗膜剥離用マスキング材

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