JPS6125000B2 - - Google Patents

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JPS6125000B2
JPS6125000B2 JP13969279A JP13969279A JPS6125000B2 JP S6125000 B2 JPS6125000 B2 JP S6125000B2 JP 13969279 A JP13969279 A JP 13969279A JP 13969279 A JP13969279 A JP 13969279A JP S6125000 B2 JPS6125000 B2 JP S6125000B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
color
decorative body
color tone
convex
Prior art date
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Expired
Application number
JP13969279A
Other languages
English (en)
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JPS5663494A (en
Inventor
Toshio Ookura
Tatsuya Tamura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hashimoto Forming Industry Co Ltd
Original Assignee
Hashimoto Forming Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hashimoto Forming Industry Co Ltd filed Critical Hashimoto Forming Industry Co Ltd
Priority to JP13969279A priority Critical patent/JPS5663494A/ja
Publication of JPS5663494A publication Critical patent/JPS5663494A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、自動車の車体に取付けるマーク、
メダリオンその他の装飾体及びその製造方法に係
り、更に具体的には、装飾体に複数の異色部分を
表わすため、装飾体の基材として、その裏側に施
した色彩が表面から透視できるような透明(裏面
の模様や色彩が表面から透視できる範囲で半透明
の場合を含む)材料を使用した装飾体の多色模様
の現出方法及びその方法によつて表わされた模様
を有する装飾体に係る。
メダリオン、ブローチその他の装飾体は、普通
の厚さを有し、円形、楕円形、菱形、多角形又は
花形等自由な平面形を有するが、その中に異色部
分によつて形成された模様を有することにより、
その装飾性を高めることが要求される。そして、
異色部分の境界は明確な見切り線で区画され、す
つきりとした輪郭を有する模様を有することを要
求される場合が多い。
この発明は、かかる要求に応じた模様を有する
装飾体を、簡単な手段によつて製作し、提供する
ことを目的とするものである。
本発明の装飾体は、その基体が、無色又ま有色
透明(前記半透明の場合を含む)な材料すなわち
ガラス又はポリカーボネイト樹脂、アクリル樹脂
その他の合成樹脂材料で作られる。
装飾体の形状は、前記普通の厚さ及び平面形を
有するものでもよいが、その裏側が、裏面がほぼ
平らな凸部と、その凸部の面から所定の模様に従
つて凹入する凹入部とから成り、前記凸部の裏面
と凹入部との間に画然とした稜線を有することを
一つの特徴とする。
本発明の装飾体製造方法は、上記凸部の裏面に
対し画然とした稜線で区画された周側面で囲まれ
た凹入部(複数でもよい)を有する透明材料製の
基体を成形する成形工程と、前記凸部の裏に、ホ
ツトプレスにより所望の色彩又は色彩と模様の組
合せから成る第1色調層を転写すすホツトスタン
プ工程と、上記ホツトスタンプ工程を経た基体の
裏側ほぼ全面に第1色調層とは異なる第2色調層
を施す全面工程と、更に、必要に応じて付加され
る。該基体の裏側全体に保護コーテイングを施す
コーテイング工程とから成り、また、必要によつ
ては、上記全面工程により半透明鏡状の第2色調
層を形成し、その裏側に第3色調層の模様を施す
ことを含む。
上記方法によると、異なる色調の間に画然とし
た見切り線が形成されて、鮮明な色彩模様を有す
る美麗な装飾体が提供される。
以下本発明を添付図面に基いて説明する。
第1図及び第2図は本発明の方法で作られた装
飾体の一例を示したもので、装飾体の全体形は円
形の板状体であり、その基体1は、透明(裏側の
模様や色彩が表面から透視できる範囲の半透明を
含む)な合成樹脂材で作られており、表面は、必
要な場合は適宜の***又は凹入部による立体模様
を設けてもよいが、図示のものは平担面である。
第2図は、基体1をその裏側を上面として図示
した断面図で、基体の裏側には、裏面から環状に
凹入する第1凹入部2aと角形の第2凹入部2b
とが形成されている。図示凹入部の内側面は平滑
であるが、適宜凹凸を設けて表面に立体模様を現
出させてもよい。基体の裏側としては凸部である
裏面11に施したホツトスタンプによる第1色調
層3(たとえば濃紺青色層)で、装飾体表面から
見るとその基調(他色30部分)が紺青色に見え
る。
この実施例で、第1色調層3を設けた基体裏側
全体には、金属蒸着によつて形成された第2色調
層4(銀色光輝層)が設けられ、更に、必要に応
じて、その外面全体が保護コーテイング層5で覆
われている。この実施例では、金属蒸着層が半ば
光を透過させ得る半透明鏡状の膜(層の厚さがお
よそ100A゜以下であれば半透明鏡となるが、望
ましくは50A゜以下にする)に形成されており、
第2凹部2bの第2色調層4の裏側に、第3色調
層6が設けられていいて、保護コーテイング層5
がその部分も含めて被覆している。
前記の保護コーテイング層5は、第2色調層4
が金属真空蒸着層である場合に、その耐候性、耐
湿性が不充分で変色したり、あるいは基体1に対
する固着強度が不充分でその色調層4が剥離する
恐れのあるときに施されるいわゆるトツプコート
層であつて、第2色調層4が第1色調層3とは異
なる色彩の通常のスプレー塗装等による塗膜色調
層である場合は、この保護コーテイング層5は省
略することもできる。
この装飾体を表側からみると、第1図のよう
に、第1色調層3によつて表われる紺青色の地色
部分30の中に、環状及び角形の金属光沢を有す
る第2色調層4の銀色の光輝部分40a,40b
が表われ、更に角形光輝部分40bの中に第3色
調層6による異色模様60が透視される、きわめ
て美麗な多色模様を有する装飾体に見えるのであ
る。ただし上記第3色調層6は施さない場合もあ
る。
上記のような装飾体は、以下説明する本発明の
方法によつて作られたものである。
本発明の方法は、先ず所要外形の表面形を有す
る装飾体の基体が、その裏側の裏面が平らな凸部
11(第3図)の一部に、所定の形状に凹入する
凹入部2を有する基体1を成形する成形工程には
じまる。かかる成形は、材料が合成樹脂材であれ
ば公知の射出成形で、ガラスの場合には鋳型の使
用により、公知の手段で容易に行うことができ
る。
この成形において、基体1の裏側における凸部
11の裏面はその全体がほぼ同一平面内にある平
坦面とする。ただし、第3図bのように一部をわ
ずかな曲面部分12とすることも、後に説明する
ホツトスタンプによる色調の印加に支障がない限
り許容される。そして、基体の裏側に設ける凹入
部2(2a,2b共通)は第3図a及びbに拡大
して示すとおり、その周囲が、凸部11の裏面に
対して垂直であるといくらか傾斜した鈍角をなす
とを問わず、凸部11の裏面またはその一部をな
す前記曲面部分12との間に、鋭い角を形成する
稜線21で区画された周側面22で囲まれたもの
とする。第3図cの凹入部2′はその周側面2
2′と凸部11の裏面との間に稜線がない。この
ような形は、本発明の実施に不向きである。
第4図は、上記基体の凸部11に第1色調層3
を施す状態を示したもので、基体1は、その裏側
を上面として適宜の治具8によつて固定される。
基体の固定は、複数個を並列させてもよい。基体
1の裏面側の上方には、一方の供給ロール71か
ら供給される公知のホツトスタンプ用のフイルム
7が他方の巻取ロール72に巻取られて順次に供
給される。ホツトスタンプのフイルム7は、公知
のようにその被加工物圧接面にホツトスタンプ用
の色層又ま箔を担持する。基体を固定した後、フ
イルム7の裏側から所定の押圧力で熱板73を基
体1における凸部11の裏面に圧接した後フイル
ムを移動させると、基体1の凸部裏面にはその全
面に第1色調層3が形成される。熱板の押圧面を
弾性的に形成すれば、前記曲面部分12のスタン
プも可能である。フイルム7をはがすとき、スタ
ンプ層の周縁に第6図に示すようなばり3′が残
ることがあるが、これは真空吸引装置やブラツシ
ングで簡単に除去できる。
同様にして多数の基体に順次ホツトスタンプを
施せば、すべての基体には、一様な第1色調層3
が形成される。
ホツトスタンプ工程を経た基体は、次に裏側を
上面として開放するマスク9に嵌込み、金属の真
空蒸着法又は異なる色彩のスプレー塗装等公知の
塗装手段により、ホツトスタンプによる第1色調
層3を含む裏側全面に第2色調層4を形成する。
(全面工程)。
前記のマスク9は、厚さ1mm程度の合成樹脂シ
ートを、基体の表面形状と同一又はそれよりわず
かに小さい内径の周壁91を有するような形に真
空成形することにより容易に製作されるので、第
5図のように、基体1をこれに嵌込んでマスク共
に真空蒸着装置に装入し又は塗装する。第2色調
層4が真空蒸着層である場合、使用する金属とし
ては、所望の色に応じてクロム、アルミニウム、
アンチモン、銅又はそれらの合金が使用し得る。
真空蒸着とは、抵抗加熱法又はスパツタリング
等、公知の手段すべてを含む。
第2色調層が前記半透明鏡状の膜である場合、
必要に応じてその凹部は裏側の一部に、更に異な
る色調又は多色の模様等から成る第3色調層6を
設ける。この層は、公知の転写紙を使用した模様
層の転写などによつて容易に形成することができ
る。
第2色調層(第3色調層6を含む)4の外面に
は、必要に応じて、更にその全体を覆つて耐久性
の強い合成樹脂材などの被覆材による保護コーテ
イング層5を形成する。(コーテイング工程)。
保護コーテイング層5を施して完成された装飾
体をマスク9から取出せば、この装飾体を基体の
表側から見るとき、前記例示の紺青色の地色部分
30と銀色光輝部分40a,40bとの境界が、
前記稜線21で形成された区画によりきわめて明
瞭な見切り線を表すため、鮮明な立体模様を現出
して装飾体の美的感覚を高さる効果がある。半透
明の鏡膜を透過して更に異色の模様を表わした場
合は、その装飾効果が一段と多様化される。
そして、その製造手段としては、凸部に対する
ホツトスタンプと加工面全体に対する真空蒸着又
は、塗装のみによつて必要な色調層の主体を形成
するので、従来の部分的マスキングによつて異色
部分を形成するような手数がかからず、またマス
キングで周囲のぼやけた模様ができる等の不都合
を生じることがない効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の装飾体及びその製造手段の一例
を示したもので、第1図は装飾体をその表から見
た平面図、第2図は装飾体基体の裏側を上にして
示した第1図−線による縦断側面図、第3図
は基体要部の部分的拡大断面図で、a及びbは本
発明で使用可能なもの、cは本発明では使用しな
い形の例を示したもの、第4図はホツトスタンプ
説明図、第5図は第2色調層及び保護コーテイン
グを施す状態の説明図、第6図は製品要部の拡大
断面図である。 1…基体、2…凹入部、11…凸部、21…稜
線、3…第1色調層、4…第2色調層、5…保護
コーテイング層、6…第3色調層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 透明材料製装飾体の基体1の裏側に、裏面が
    ほぼ平らな凸部11,12と、該凸部の裏面との
    間に稜線21を形成する周側面22で囲まれた凹
    入部2とを有し、上記凸部11,12の裏面がホ
    ツトスタンプによつて施された第1色調層3を有
    し、該第1色調層を含む基体の裏側全面が、全面
    工程によつて形成された第2色調層4で覆われて
    おり、更に、必要に応じて、その外面全体を保護
    コーテイング層5で被覆したことを特徴とする透
    明材料製装飾体。 2 透明材料製装飾体の基体1の裏側に、裏面が
    ほぼ平らな凸部11,12と該凸部の裏面との間
    に稜線21を形成する周側面22で囲まれた凹入
    部2とを有し、上記凸部11,12の裏面がホツ
    トスタンプによつて施された第1色調層3を有
    し、該第1色調層を含む基体の裏側全面が、全面
    工程によつて形成された半透明鏡状薄膜の第2色
    調層4で覆われており、の裏側の一部に第3色調
    層6が施され、更に、必要に応じて、その外面全
    体を保護コーテイング層5で被覆したことを特徴
    とする透明材料製装飾体。 3 透明なガラス、合成樹脂などの可塑性透明材
    料によつて装飾体の基体1を成形するに当り、該
    基体1の裏材に、裏面がほぼ平らな凸部11,1
    2と該凸部の裏面との間に稜線21を形成する周
    側面22で囲まれた凹入部2とを形成する成形工
    程、上記凸部11,12の裏面にホツトスタンプ
    により第1色調層3を形成するホツトスタンプ工
    程、該第1色調層を含む前記基体の裏側全面に第
    2色調層4を施す全面工程及び該第2色調層の外
    面に必要に応じて保護コーテイング層5を施すコ
    ーテイング工程から成ることをを特徴とする透明
    材料製装飾体の製造方法。 4 透明なガラス、合成樹脂などの可塑性透明材
    料によつて装飾体の基体1を成形するに当り、該
    基体1の裏材に、裏面がほぼ平らな凸部11,1
    2と該凸部の裏面との間に稜線21を形成する周
    側面22で囲まれた凹入部2とを形成する成形工
    程、上記凸部11,12の裏面にホツトスタンプ
    により第1色調層3を形成するホツトスタンプ工
    程、該第1色調層を含む前記基体の裏側全面に、
    金属の真空蒸着による半透明鏡状の膜から成る第
    2色調層4を施す全面工程、前記凹入部2内にお
    ける該第2色調層の裏側の一部に第3色調層6を
    設ける工程及び該第3色調層を設けた部分を含む
    該第2色調層の外面に必要に応じて保護コーテイ
    ング層5を施すコーテイング工程から成ることを
    特徴とする透明材料製装飾体の製造方法。
JP13969279A 1979-10-29 1979-10-29 Ornamental body in transparent material and its manufacture Granted JPS5663494A (en)

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JPS5663494A JPS5663494A (en) 1981-05-30
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5954513A (ja) * 1982-09-22 1984-03-29 Hashimoto Forming Co Ltd 異色部分を有する合成樹脂成形品の製造方法
JPS5990500U (ja) * 1982-12-07 1984-06-19 サカエ理研工業株式会社 エンブレム
ES2313960T3 (es) 2001-06-01 2009-03-16 Lg Electronics Inc. Compresor de capacidad doble.

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JPS5663494A (en) 1981-05-30

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