JPH01114246A - 遠隔操作切替えスイッチ付録音電話装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明はとくに伝言板録音機能付の電話機を、遠隔制御
によって、一般の電話機能を有する機能より伝言板録音
機能を具えた状態への切替えを可能とするスイッチ装置
を具えた、遠隔操作切替えスイッチ付録音電話装置に関
するものである。

（従来の技術） 現在留守番電話の１種としてパ伝言板機能゛′を付加し
たものが知られている。

すなわち、電話機の製造販売が自由化されて以来、家庭
用電話機が高機能化されつつあり、中でも各メーカーが
こぞって開発、販売している多機能電話機としては、留
守番電話機能に゛伝言板機能゛がプラスされたものであ
る。

゛伝言板機能゛とは特定の人達の間、すなわち、家族同
士、友人同士、恋人同士等、互いに知り合っている人達
相互間で、外部の電話、例えば公衆電話等から暗証番号
を使って自由にメンセージのやり取りを行うことをでき
るようにするもので、居場所の判らない者同士の不意の
メツセージ伝達、１例として待合わせ場所、時間の変更
、約束の変更等、電話をかけた事を第３者に悟られる事
なく特定の相手だけへのメツセージの伝達ができるよう
にした機能をいう。

しかしなか、現在ある伝言板機能付多機能電話機や、公
衆通信系で開発されているブツシュホンによる網制御の
伝言サービスにはユーザーの使い方あるいは機能におい
て次の如くの欠点がある。

すなわち現在迄に知られている多機能電話機は、留守番
電話機の機能延長による伝言板機能である為、予め電話
機を留守番電話に切替えておかなければ、伝言板機能は
機能しない。一方、留守番電話に切替えている間は通常
の電話機としては機能しない。従って実際に伝言板機能
として使えるのは、家人が全員留守で通常の電話機とし
て使う必要の無い場合、あるいはパーソナルに電話機を
所有している人が外出の場合で、ともに留守番電話に切
替えている時だけに限られる。

さらに使い方においてもメツセージを第３者に悟られる
事なく特定の相手だけに伝達したい場合、相手の電話機
が留守番電話に切り替わっているかどうかの確認ができ
ない為、事実上使用は難しい。

又、留守番電話に切り替えられている場合でも、居留守
の時は送信中のメツセージは不所望の第３者に聞き取ら
れる為、秘匿性はなくなる。

さらに現在開発されている公衆通信系による伝言板サー
ビスは、網制御の為、既存の電話機中プツシ、フォノの
みから付設装置なしで伝言のやり取りができるメリット
があるが、操作が繁雑な上、人力された連絡番号、暗証
番号及び伝言内容が一定時間で消滅する為、毎回予め三
者間で連絡番号、暗証番号を決め、登録しておかなけれ
ば使用できない欠点がある。

さらに暗証番号は単純化し易く、第３者に秘密漏洩の恐
れもある。

その他上記２方式以外に声の伝言板″を企業として扱う
ものもあるが、入会金、毎月会費等が方式」二割高とな
るた必、個人としては費用的にみて活用しにくい。

（発明の目的と要旨） 本発明は、互いに知り合っている特定の人達相互間で伝
言の授受ができるよう、既設の電話回線に一般電話機と
して接続でき、その操作を知っている人達間のみで簡単
に伝言板機能付の留守番電話機として動作する遠隔操作
切替機能付の伝言板電話機を開発することをその目的と
する。

本発明装置は、電話回線の接続端に呼出信号識別回路と
、スイッチ回路とを設け、電話着信時に、予め定めた呼
出信号受信回数０１後いったん着信呼が切断され、所定
時間１１秒内に再着信し、この再着信呼の呼出信号受信
回数が所定の０２回に達したときに呼出信号識別回路が
確認動作をして、スイッチ回路をパスワード識別回路に
切替え、パスワードの確認後、伝言板機能付の留守番電
話として動作するようスイッチ回路を切替えるものであ
る。

（発明の効果） 本発明装置を用いると次の如くの効果が得られる。

（１）−設電詰機本来の機能を保持しながら、端末＝６
− 装置により外部電話機からの操作で、ベルを鳴らさずに
随時メツセージの出し入れ及び変更ができる。

（２）本機能を活用できるのは、その操作及びパスワー
ドを知っている人相瓦間に限られるため秘密性が高い。

（３）前記相互間以外の一般の人には一般電話機として
動作し、また留守のときは特定回以上の呼出し数で自動
的に留守番電話として動作する。

（４）偶然前記設定時間間隔内に着信した呼に対しても
迷惑をかけないよう考慮できる。

（実施例） 本発明装置の動作原理を第１図の動作ブロック図によっ
て説明する。

第１図において、Ｌは一般の電話回線であり、置は電話
機であって、一般加入電話ではこの間が直結されている
。

本発明装置はこの電話回線りと電話截置の間に挿入する
ものであるが、電話機と一体に構成するとより便利であ
る。

電話回線りには呼出信号識別回路１が直結され、本回路
は当該電話回線に送られてくる呼出信号、すなわち１６
〜２５ｔｌｚを基本波としこれに高周波が重畳されてい
る電気信号で、ＯＮ状態１秒、ＯＦＦ状態２秒の断続信
号を識別し、その信号受信回数０１をマイクロコンピュ
ータユニットＣＰＵ　に送る。

ＣＰＵは図には別の位置に機械的スイッチの如く示しで
ある多数のスイッチ５ｌｌｉ４〜ＳＷ６等を含む固体回
路であって、呼出信号識別回路１と、パスワード識別回
路２より識別情報を受信し、内蔵タイマの組合わせによ
る制御情報判断に基づいて各スイッチを順次動作させ、
ブロックで表しであるメツセージ発信、メツセージ録音
、消去信号受信、メツセージ消去等の各機能を行う。な
おこれら各機能回路も同じ固体回路で構成できる。

第１図の各スイッチは信号待機中、すなわち回線の空状
態における位置を示す。

本装置の電話回線に着信があると、到来呼出信号に呼出
信号識別回路１が応答しその信号回数ｎ１をカウントす
る。この間スイッチＳＷＩ　は中立位置ＰＯ３２にあっ
て電話機ＴＢＬには信号は送られない。

本回路１とＣＰＵの機能は次の如くとする。

信号回数０１に至って後、着信呼が切断されると、伝言
板待機機能２の動作命令と判断し、ＳＷＩはＰＯ３２よ
りＰＯ３３に切替えられ、パスワード識別回路２を接続
した状態で次の着信を待機する。

この後、所定時間ｔ１秒以内に着信があるとその呼出信
号のカウントｎ２でパスワード待機状態となる。所定の
パスワードの識別によって伝言板機能を動作させる。

次でこの着信状態より各伝言板機能を動作順に述べると
次の如くである。

伝言板機能は呼出信号の回数で次の機能を有する。

（１）呼出回数がｎ１回カウントされてから、−皮切れ
てその後ｔ１秒以内に０２回カウントされると回線と本
装置とが接続され、パスワード付伝言板電話機能が待機
状態となる。

（２）この状態になった後、予め定められたＭＦ信号送
信側から発信されると、前記音声伝言板機能が動作する
。

（３）またこの待機状態になった後、予め定められたＭ
Ｆ信号送信側から発信されなかった場合は、を砂径に予
め準備されたメツセージを発信し、通常の電話に接続す
る。

（４）呼出回数が０３回以上連続してカウントされると
通常電話に接続する。

（５）通常電話に切り替え後更にｎ、回置上鳴ればパス
ワードなしで普通の留守番電話になる（又光装置の手動
スイッチによっても留守番電話に切り替えできる。） （前記（１）〜〔４〕の動作中は電話機のベルは鳴動し
ない。） （１）に切り替わった後はメツセージの聴取、消去、お
よびメツセージの再録音が送信側からのＭＦ信号よって
可能。

呼出信号の回数ｎＩ＋　０２及び待ち時間１．は固定で
もよく、また使用都合で可変とすることもできる。

パスワードはＭＦ信号よって送信され着信側でそれを識
別する。

必要により本装置に接続された電話機によってパスワー
ドによる秘話機能付で録音済メツセージを聴取可能であ
る。

この動作を再度説明すると次の如くである。呼出信号を
受信すると、呼出信号識別回路が動作し、呼出信号の回
数をカウントする。この回数が予め定められた回数ｎ１
になったとき相手方が一旦受話器を置くと、当装置は伝
言板動作命令と判断し、スイッチＳＷＩ　はＰＯ３２か
らＰＯ３３に切り替え再度呼出し信号を待つ。

ＰＯ３３に切り替わったあとｔ１秒以内に再度呼出し信
号を受信し通信相手方が伝言板機能を動作させる為のＭ
Ｆ信号送信すると本装置は音声伝言板動作待機状態とな
る。

ここで、正規のＭＦ信号発信されれば再度通信相手方に
、チャンネル選択のパスワードを発信するようアナウン
スする。図においては伝言板機能を２チヤンネル有する
例を示したが、このチャンネル数は本発明の基本にかか
わるものではない。

もし、音声伝言板機能動作指令のＭＦ信号一定時間内に
発信されない場合や、間違った動作指令が２同辺上発信
された場合は、予め定必られたメツセージを発信し通常
電話に切り替わる。

ブツシュボタン回線のＭＦ信号より、チャンネル選択の
パスワードが相手方から発信されると、パスワード識別
回路が予め定められたＤＴＭＦパルス周波数列と等しい
か判定する。

パスワードが一致すればスイッチＳＷ３　はＰＯ３２に
切り替わる。この状態においてメツセージが録音されて
いる場合は、５ｌｌ１４はＰＯ３Ｉに切り替わり、メツ
セージ着信の旨のアナウンスを行い、着信メツセージを
発信する。

メツセージが録音されていない場合は、５ｌｌ１４　は
ＰＯ３３に切り替わりメツセージ録音要求問い合わせの
アナウンスを行い、録音信号のＭＰの発信を待機する。

特定のＭＦ信号受信すると録音可能となる。

着信メツセージの聴取後あるいは発信メツセージの録音
後、既録音のメツセージを消去して、新規にメツセージ
を録音することを希望するかどうかの問い合わせのアナ
ウンスを送り、５ｌｌｌｌｌをＰＯ３２に切り替えて消
去信号が相手側（発信者）から発信されるのを待機する
。

チャンネル選択のパスワードが一致しない場合は、相手
側（発信者）にその旨をアナウンスし、パスワードを再
度発信するよう要求する。２回目も一致しないと当装置
はＳＷＩをＰＯ３２に戻し、受信待機状態となる。

このようにして一連のシーケンス完了後或いはシーケン
ス実行途上において、通信相手方送受話器をオンフッタ
状態にした場合、全てのスイッチは初期状態に復帰し受
信待機となる。

もし最初の呼出信号が予め定められた回数ｎ、′以上継
続した場合、５ｌｌｌｌは一般電話機能が選択されたも
のと判断しＰＯ３Ｉに切替わりＳＷ２はＰＯ３Ｉを保つ
。

その後本機側送受話器が、オフフッタとならず再び予め
定められた回数以上呼出しが継続した場合、５ｌｌ１２
はＰＯ３２に切替わりＳＷ５の動作によってパスワード
なしの通常留守番電話機能を動作させる。

ＳＷ２がＰＯ３Ｉで、且つ、受信側送受話器がオンフ−
１３＝ ツクとなった場合及び、ＳＷ２がＰＯ３Ｉで一連の動作
を完了したとき、及び通信の相手方が送受話器をオンフ
ックにしたとき、本機は全ての５ｌｌｌを初期状態に戻
して受信待機となる。

本装置に接続された電話機で録音メツセージを聴きたい
場合は、手動スイッチ５ｌｌ１５をＯＮにしパスワード
を送信することによって聴取可能である。

本発明装置の動作の詳細を示すフローチャートを第２図
〜第５図に示す。

但し、これらの各図には、例えばスイッチチャタリング
による誤読み込み防止動作とか、高電圧保護アレスター
等、本発明の基本動作と関係のない保護機能、保護回路
等は記述を省略しである。

なおフローチャートに示した各機能には使用者の都合で
一部不必要と思われるものもあるので、これらを取捨選
択することにより装置はより簡単に構成できる。

（むずび） 以上に説明した如〈従来より伝言板機能及び留守番機能
を有する多機能電話機は市販されている＝１４− が、これらの商品はあくまでも留守番電話機能の機能拡
張である為、予めスイッチにより電話機を留守番電話機
能に切り替えておくか、呼出しベルを一定の回数鳴動さ
せて留守番電話に切り替えた後でなければ機能しない。

本発明は本装置が付設された電話機が、通常使用状態か
、あるいは留守番電話機能に切り替えであるかにがかわ
わらす、外部電話機から送信される呼出信号の回数と回
線のオン・オフ信号と、予め定められたＭＦ信号よるパ
スワードにより、受信側電話機のベルを鳴動させること
無く、音声録音機能又は、通常電話機能に切り替える機
能を有する装置であり、自動的に遠隔制御で選択切替え
ができるので極めて便利である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明装置の動作説明用のブロック図、第２図
ないし第５図は本発明装置の動作説明用フローチャート
であり、 第２図は通常電話と伝言機能の切替えを、第３図は通常
電話動作を、 第４図はパスワード伝言機能動作を、 第５図は伝言録音再生機能をそれぞれ示すフローチャー
トである。 Ｌ・・・電話回線 置・・・電話機 １・・・呼出信号識別回路 ２・・・パスワード識別回路 ５ｌｌＩ・・・スイッチ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、マイクロコンピュータ制御による呼出信号識別回路
   及びＭＦ信号のパスワード識別回路、並びに各スイッチ
   回路を有し、呼出信号識別回路は外部電話機よりの着信
   呼における呼出信号の回数を検知し、所定回数ｎ＿１以
   内に発呼者がいったん接続を切断したときはスイッチ切
   替による録音機能待機状態とし、さらに所定時間間隔ｔ
   ＿１内に再着信のあったときは、パスワード識別回路に
   よってパスワード信号を識別して伝言板機能付録音電話
   装置として動作する構成を特徴とする遠隔操作切替えス
   イッチ付録音電話装置。 ２、伝言板機能はメッセージ発信及びメッセージ録音を
   含んでなる特許請求の範囲第１項記載の電話装置。 ３、所定回数ｎ＿１を１とする特許請求の範囲第１項記
   載の電話装置。 ４、所定時間間隔ｔ＿１を約２〜１０秒とする特許請求
   の範囲第１項記載の電話装置。 ５、伝言板機能に消去信号受信及びメッセージ消去を含
   んでなる特許請求の範囲第１項記載の電話装置。 ６、伝言板機能を複数チャネルとした特許請求の範囲第
   １項記載の電話装置。