JP7315955B2 - 組合せ計量装置 - Google Patents

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Description

本発明は、組合せ計量装置に関する。
組合せ計量装置は、例えば、物品を搬送する複数の搬送部と、物品を一時的に貯留し、複数の搬送部に対応して設けられる複数のホッパと、ホッパのそれぞれに貯留された物品の質量に応じた計量値を出力する計量部と、計量部によって出力された複数の計量値から、合計値が目標計量値となるように計量値の組合せを選択し、当該組合せに対応するホッパに物品を排出させる制御部と、を備える。
例えば下記特許文献1には、被計量物を送出する送出手段(搬送部)と、送出手段上の被計量物(物品)を撮像する撮像手段と、当該撮像手段からの撮像信号に基づいて、送出手段による被計量物の搬出量を制御する制御手段とを備える組合せ計量装置が開示される。
国際公開第95/31702号
上記特許文献1では、撮像手段から得られる撮像信号を用いることによって、送出手段上において被計量物が滞留する領域を確認できる。しかしながら、当該領域にて被計量物がどの程度滞留しているかまでは把握できない。このため、例えば各送出手段に供給される被計量物の偏りを生成できない。例えば、3Dカメラ、あるいは多数の撮像手段を用いた3D復元によって、送出手段上に滞留する被計量物の度合いを推定できる。ただ、このような推定は、多数の撮像データを処理するため煩雑になる傾向にある。加えて、上記推定の信頼度は処理負荷と比較すると低いと言えるので、実用化は困難な傾向にある。
本発明の一側面の目的は、分散テーブルを介して複数の搬送フィーダへ供給される物品の偏り度合いを容易に推定可能な組合せ計量装置の提供である。
本発明の一側面に係る組合せ計量装置は、外部から供給される物品を受け取り中心から外側に向けて搬送する分散テーブルと、分散テーブルよりも外側に配置され、分散テーブルから搬送される物品をさらに搬送する複数の搬送フィーダと、複数の搬送フィーダのそれぞれにおける物品の積載状態情報を検出する検出部と、検出部の検出結果を受け取る制御部と、を備え、制御部は、検出部にて検出した積載状態情報と、分散テーブルの中心に対する複数の搬送フィーダの位置情報とに基づいたベクトル情報を生成し、ベクトル情報に基づいて得られた分散テーブルにおける物品の偏り中心を、分散テーブルの中心に対する偏り中心位置情報として生成する。
この組合せ計量装置によれば、制御部は、検出部にて検出した積載状態情報と、分散テーブルの中心に対する複数の搬送フィーダの位置情報とに基づいたベクトル情報を生成し、ベクトル情報に基づいて得られた分散テーブルにおける物品の偏り中心を、分散テーブルの中心に対する偏り中心位置情報として生成する。分散テーブルの中心に対する複数の搬送フィーダの位置情報は予め設定できるので、単に搬送フィーダ上の物品の積載状態情報を検出することによって、分散テーブルにおける物品の偏り中心に関する情報が得られる。したがって上記組合せ計量装置によれば、単に搬送フィーダ上の物品の積載状態情報を検出することによって、分散テーブルを介して複数の搬送フィーダへ供給される物品の偏り度合いを容易に推定できる。
制御部は、偏り中心位置情報に基づいて、受け取り中心の位置を調整してもよい。この場合、分散テーブルにおける物品の偏り度合いを自動で低減できる。
本発明の別の一側面に係る組合せ計量装置は、外部から供給される物品を外側に向けて搬送する分散テーブルと、分散テーブルよりも外側にて所定方向に沿って直線状に配置され、分散テーブルから搬送される物品をさらに搬送する複数の搬送フィーダと、複数の搬送フィーダのそれぞれにおける物品の積載状態情報を検出する検出部と、検出部の検出結果を受け取る制御部と、を備え、制御部は、検出部にて検出した積載状態情報と、分散テーブルの中心に対する複数の搬送フィーダの位置情報とに基づいたベクトル情報を生成し、ベクトル情報に基づいて得られた分散テーブルにおける物品の偏り中心を、分散テーブルの中心に対する偏り中心位置情報として生成する。
この組合せ計量装置によれば、制御部は、検出部にて検出した積載状態情報と、分散テーブルの中心に対する複数の搬送フィーダの位置情報とに基づいたベクトル情報を生成し、ベクトル情報に基づいて得られた分散テーブルにおける物品の偏り中心を、分散テーブルの中心に対する偏り中心位置情報として生成する。分散テーブルの中心に対する複数の搬送フィーダの位置情報は予め設定できるので、単に搬送フィーダ上の物品の積載状態情報を検出することによって、分散テーブルにおける物品の偏り中心に関する情報が得られる。したがって上記組合せ計量装置によれば、単に搬送フィーダ上の物品の積載状態情報を検出することによって、分散テーブルを介して複数の搬送フィーダへ供給される物品の偏り度合いを容易に推定できる。
上記組合せ計量装置は、偏り中心位置情報を分散テーブルの模式図に重ねて表示する表示部をさらに備えてもよい。この場合、上記組合せ計量装置の使用者は、表示部を介して分散テーブルにおける物品の偏り度合いを視覚的に確認できる。したがって、使用者による分散テーブルにおける物品の偏り中心の調整が容易になる。
ベクトル情報は、複数の搬送フィーダの一部にて検出された積載状態情報と、分散テーブルの中心に対する複数の搬送フィーダの一部の位置情報とに基づいた第1ベクトル情報と、複数の搬送フィーダの他の一部にて検出された積載状態情報と、分散テーブルの中心に対する複数の搬送フィーダの他の一部の位置情報とに基づいた第2ベクトル情報と、を有し、偏り中心位置情報は、第1ベクトル情報に基づいて得られた分散テーブルにおける物品の偏り中心を示す第1位置情報と、第2ベクトル情報に基づいて得られた分散テーブルにおける物品の偏り中心を示す第2位置情報と、を有してもよい。この場合、複数の搬送フィーダのうちの一部に対しての分散テーブルにおける物品の偏り度合いも確認できる。
物品は、第1物品及び第2物品を含み、分散テーブルは、第1物品を受け取り中心から外側に向けて搬送する第1分散部と、第2物品を受け取り中心から外側に向けて搬送する第2分散部と、第1分散部及び第2分散部を区画する隔壁と、を有し、第1位置情報は、第1物品の偏り中心を示し、第2位置情報は、第2物品の偏り中心を示してもよい。この場合、複数の物品を単一の組合せ計量装置にて計量する場合であっても、分散テーブルにおける各物品の偏り中心に関する情報が得られる。
本発明の一側面によれば、分散テーブルを介して複数の搬送フィーダへ供給される物品の偏り度合いを容易に推定できる組合せ計量装置を提供できる。
図1は、実施形態に係る組合せ計量装置の概略構成図である。 図2は、放射フィーダの排出端近傍を示す図である。 図3は、制御部の機能的な構成を示す図である。 図4(a)は、生成されたベクトル情報を示した図であり、図4(b)は、ベクトル情報から得られる偏り中心位置情報を示す図である。 図5は、物品の受け取り中心の調整方法の一例を説明するためのフローチャートである。 図6(a)は、第1変形例に係る組合せ計量装置に適用したレーダーチャートを示す図であり、図6(b)は、図6(a)に示される要素の一部を用いて再構成したレーダーチャートを示す図である。 図7は、図6(a)に示されるレーダーチャートの一部に対して、偏り中心位置情報BC1を重ねた図である。 図8は、分散フィーダの別例を示す平面図である。 図9(a)は、第2変形例に係る組合せ計量装置に適用したレーダーチャートを示す図であり、図9(b)は、図9(a)に示される要素を用いて再構成したレーダーチャートを示す図である。 図10は、図9(a)に示されるレーダーチャートに偏り中心位置情報BC2を重ねた図である。 図11は、第2変形例の別例に係る組合せ計量装置の概略構成図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図において同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本実施形態に係る組合せ計量装置の概略構成図である。図1に示されるように、組合せ計量装置1は、投入シュート2と、分散フィーダ3(分散テーブル)と、複数の放射フィーダ4(複数の搬送フィーダ)と、複数のプールホッパ5と、複数の計量ホッパ(ホッパ)6と、集合シュート8と、タイミングホッパ9と、計量部11と、検出部20と、制御部30と、ユーザインターフェース40とを備える。組合せ計量装置1は、搬送コンベア50によって供給される物品M(農産物、水産物、加工食品等のように、単体質量にばらつきのある物品)を目標計量値となるように計量して製袋包装機60に供給する。なお、製袋包装機60は、フィルムを所定容量の袋に成形しつつ、組合せ計量装置1によって計量されて供給された物品Mを袋詰めする。
投入シュート2は、搬送コンベア50の搬送端50aの下方に配置される。投入シュート2は、搬送コンベア50の搬送端50aから落下した物品Mを受けて下方に排出する。
分散フィーダ3は、投入シュート2の下方に配置される部材である。分散フィーダ3は、下方に向かって末広がりの円錐状の搬送面3aを有する。このため、搬送面3aの中心は最も突出した頂部になり、当該頂部は中心線CLに重なる。分散フィーダ3は、投入シュート2を介して搬送コンベア50から供給される物品Mを受け取り中心から外側に向けて搬送する。例えば、分散フィーダ3は、搬送面3aを振動させることで、投入シュート2から搬送面3aの受け取り中心に排出された物品Mを搬送面3aの外縁に向かって均一に搬送する。搬送面3aの受け取り中心は、搬送面3aにおいて搬送コンベア50から供給される物品Mを受け取る部分の中心であり、搬送コンベア50の移動等によって適宜変更され得る。分散フィーダ3の位置及び振動強度等は、自動で制御されてもよいし、手動で制御されてもよい。
複数の放射フィーダ4は、分散フィーダ3から搬送される物品Mをさらに搬送する部材であり、分散フィーダ3の外側に配置される。複数の放射フィーダ4は、分散フィーダ3の搬送面3aの外縁に沿って放射状に配置されており、平面視にて分散フィーダ3を囲む。図2は、放射フィーダの排出端近傍を示す図である。図2に示されるように、放射フィーダ4は、搬送面3aの外縁の下方から外側に延在するトラフ4aを有する。放射フィーダ4は、トラフ4aを振動させることで、搬送面3aの外縁から排出された物品Mをトラフ4aの先端部4bに向かって搬送する。本実施形態では、合計14つの放射フィーダ4が、分散フィーダ3の外側にて反時計周りに配置され、且つ、分散フィーダ3の周方向に沿って互いに等間隔に並ぶ。
複数のプールホッパ5は、鉛直方向に平行な中心線CLを囲むように配置される。各プールホッパ5は、各放射フィーダ4のトラフ4aの先端部4bの下方に配置される。各プールホッパ5は、開閉可能なゲート5aを有する。ゲート5aは、プールホッパ5の底部に位置する。各プールホッパ5は、ゲート5aを閉じることで、対応するトラフ4aの先端部から排出された物品Mを一時的に貯留する。更に、各プールホッパ5は、ゲート5aを開くことで、一時的に貯留した物品Mを下方に排出する。
複数の計量ホッパ6は、中心線CLを囲むように配置される。各計量ホッパ6は、各プールホッパ5のゲート5aの下方に配置される。各計量ホッパ6は、本体部6aと、開閉可能なゲート6bとを有する。ゲート6bは、本体部6aに設けられる。各計量ホッパ6は、ゲート6bを閉じることで、対応するプールホッパ5から排出された物品Mを本体部6a内に一時的に貯留する。更に、各計量ホッパ6は、ゲート6bを開くことで、本体部6a内に一時的に貯留した物品Mを下方に排出する。
集合シュート8は、各計量ホッパ6から排出された物品Mを排出口8aに集合させる。排出口8aは、複数の計量ホッパ6に対して下側且つ中心線CL上に位置する。集合シュート8は、上段シュート部(シュート部)81と、下段シュート部82と、を有する。上段シュート部81は、各計量ホッパ6から排出された物品Mを受けて当該物品Mを排出口8a側(すなわち、中心線CL側且つ下側)に滑走させる。下段シュート部82は、下方に向かって先細りの円錐台状の筒体であり、上側の開口82a及び下側の開口82bを有する。下段シュート部82は、下側の開口82bを排出口8aとして、当該排出口8aから物品Mを下方に排出する。
タイミングホッパ9は、排出口8aの下方に配置される。タイミングホッパ9は、その底部に対して開閉可能なゲート9aを有する。タイミングホッパ9は、ゲート9aを閉じることで、集合シュート8から排出された物品Mを一時的に貯留する。更に、タイミングホッパ9は、ゲート9aを開くことで、一時的に貯留した物品Mを製袋包装機60に排出する。
計量部11は、フレーム12に支持されたケース13内に配置される。計量部11は、複数のロードセル11aを有する。各ロードセル11aは、対応する計量ホッパ6を支持する。計量部11は、各計量ホッパ6に物品Mが一時的に貯留される際に、当該物品Mの質量に応じた計量値を計量する。
検出部20は、複数の放射フィーダ4のそれぞれにおける物品Mの積載状態情報を検出する装置である。物品Mの積載状態情報は、放射フィーダ4上に積載する物品Mの状態を示す情報であり、例えば積載される物品Mの量、厚さ、滞留時間、所定期間内に搬送される量等である。検出部20は、例えば支持フレーム(図示しない)に取り付けられることによって、放射フィーダ4の上方に位置する。本実施形態では、検出部20は、当該検出部20と放射フィーダ4上の物品Mとの間の距離を検出する測距センサである。検出部20は、例えば、物品Mに向かって光を照射し、物品Mで反射された光を受光することにより、検出部20と物品Mとの間の距離を得る。この距離の測定結果に基づいて、検出部20は、物品Mの層厚Sを取得する。層厚Sは、積載状態情報の一つであり、放射フィーダ4の排出端近傍における放射フィーダ4の底面4sと物品Mの上部との間の距離である。排出端近傍とは、放射フィーダ4の搬送方向の先端部4bから所定距離だけ後退する位置であり、一例としては、放射フィーダ4の先端部4bから30mm~50mm程度後退した位置である。本実施形態では、検出部20は、放射フィーダ4のトラフ4aの幅についての情報と、放射フィーダ4の排出端近傍についての情報とを有する。検出部20は、これらの情報と、検出した層厚Sとに基づいて、放射フィーダ4による物品Mの積載量を検出可能である。物品Mの積載量は、積載状態情報の一つである。このため本実施形態では、検出部20によって検出される物品Mの積載状態情報は、少なくとも物品Mの層厚S及び積載量の少なくとも一つを含む。
制御部30は、ケース13内に配置される。制御部30は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を有する。制御部30は、分散フィーダ3及び放射フィーダ4の搬送動作、各プールホッパ5のゲート5aの開閉動作、各計量ホッパ6のゲート6bの開閉動作、並びにタイミングホッパ9のゲート9aの開閉動作等、組合せ計量装置1の各部の動作を制御する。また、制御部30は、検出部20の検出結果(積載状態情報)を受け取る。なお、制御部30は、搬送コンベア50及び製袋包装機60と通信可能に接続される。このため、制御部30は、例えば搬送コンベア50の位置等を変更可能である。例えば、制御部30が搬送コンベア50の位置を変更する制御を実施することによって、分散フィーダ3における物品Mの受け取り中心の位置を調整できる。
制御部30は、計量部11によって計量された計量値と、当該計量値に対応する物品Mを貯留する計量ホッパ6とを対応付けて記憶する。制御部30は、計量部11によって計量され且つ各計量ホッパ6に対応付けられた複数の計量値から、合計値が目標計量値となるように計量値の組合せを選択する。より具体的には、制御部30は、計量部11によって出力された複数の計量値から、目標計量値を下限値とする所定範囲内に合計値が収まるように計量値の組合せを選択する。そして、制御部30は、当該組合せに対応する計量ホッパ6に物品Mを排出させる。
ユーザインターフェース40は、ユーザが組合せ計量装置1の状態を確認するため、並びに、ユーザが制御部30へ情報を入力するための装置である。本実施形態では、ユーザインターフェース40は、フレーム12及びケース13に対して離間した位置に設けられるが、これに限られない。ユーザインターフェース40は、表示部41及びインターフェース42を有する。表示部41は、制御部30から出力される情報を表示する。例えば、ユーザは、表示部41を介して各放射フィーダ4における物品Mの積載状態情報、分散フィーダ3から放射フィーダ4へ供給される物品Mの偏り度合い等を確認できる。本実施形態では、インターフェース42は表示部41に設けられるタッチパネルであるが、これに限られない。インターフェース42は、表示部41とは独立したキーボード、マウス、テンキー、マイク等を有してもよい。ユーザインターフェース40は、音声を出力するスピーカ等を有してもよい。
なお、投入シュート2、分散フィーダ3、複数の放射フィーダ4、複数のプールホッパ5及び複数の計量ホッパ6は、ケース13に直接的に又は間接的に支持される。集合シュート8及びタイミングホッパ9は、フレーム12に直接的に又は間接的に支持される。
続いて、制御部30についてより詳細に説明する。図3は、制御部の機能的な構成を示す図である。図3に示されるように、制御部30は、記憶部31と、学習部32と、ベクトル情報生成部33と、偏り中心位置生成部34と、外部情報取得部35と、搬送制御部36とを備える。制御部30は、記憶部31、学習部32、ベクトル情報生成部33、偏り中心位置生成部34、外部情報取得部35及び搬送制御部36を、各種制御処理を実行する概念的な部分として有する。このような概念的な部分は、例えばROMに格納されているプログラムがRAM上にロードされてCPUで実行されるソフトウェアとして構成することができる。
記憶部31は、例えば、放射フィーダ4上における物品Mの層厚Sと、放射フィーダ4の目標搬送量Wと、放射フィーダ4の送力Pと、放射フィーダ4の動作時間tとの関係を記憶する。動作時間は、放射フィーダ4が実際に物品Mを搬送させるために動作している継続時間である。具体的には、記憶部31には下記の式(1)が記憶される。記憶部31は、複数の放射フィーダ4のそれぞれについて、上記関係を記憶する。記憶部31には、下記式(1)の導出結果が記憶される。
P=A×W/S+B …(1)
送力Pは、放射フィーダ4の振動の振幅(振動強度)である。送力Pの値が小さい場合には、放射フィーダ4の振幅が小さくなる。このため、放射フィーダ4から計量ホッパ6(プールホッパ5)に供給される物品Mの搬送量が少なくなる。送力Pの値が大きい場合には、放射フィーダ4の振幅が大きくなる。このため、放射フィーダ4から計量ホッパ6に供給される物品の搬送量Aが多くなる。目標搬送量Wは、放射フィーダ4からプールホッパ5を介して計量ホッパ6に供給される物品Mの量の目標値に相当する。
上記式(1)において、「A」及び「B」のそれぞれは、係数である。係数A及び係数Bは、搬送部の動作に係るパラメータである。この係数A及び係数Bは、物品Mの層厚S及び目標搬送量Wに基づいて求められる値と送力Pとの関係を紐づけるパラメータである。係数A及び係数Bは、組合せ計量装置1の初期状態(組合せ計量装置1の稼働が最初に開始されるとき)においては、例えば、組合せ計量装置1の構成に応じて、経験的に求められた値が初期値(初期パラメータ)として与えられている。各係数A及び係数Bは、放射フィーダ4の形状及び/又は物品の種類に応じて変更可能な値である。記憶部31は、例えば、上記初期パラメータと、当該初期パラメータとは異なり、且つ、学習部32によって算出される係数A,Bとを記憶する。
学習部32は、過去から継続的に取得した層厚S、目標搬送量W及び送力Pの関係性に基づき、上記係数A及び係数Bを逐次算出する。つまり、学習部32は、係数A及び係数Bを学習制御により算出する。
具体的には、学習部32は、上記式(1)に基づいて、目標搬送量Wとなるように層厚Sに応じて送力Pを制御した際における実際の搬送量W1を、随時又は定期的に履歴情報として生成する。この履歴情報は、記憶部31によって記憶される。学習部32は、送力Pと、搬送量W1を層厚Sによって除した値(搬送量W1/層厚S)とを関連付けて、記憶部31に記憶させる。
学習部32は、このように記憶させた複数の履歴情報に基づき、係数A及び係数Bを算出する。この場合、学習部32は、層厚S、目標搬送量W及び送力Pに対して上記式(1)に示す関係が成立すると仮定して係数A及び係数Bを算出する。具体的に、学習部32は、新たな係数A及び係数Bを、例えば所定期間ごとに、これまでに取得した履歴情報に基づき最小二乗法等により導出する。また、新たな係数A及び係数Bを導出する際には、個々の履歴情報に重み(新たな係数A及び係数Bを決定する際の影響力の大きさ)を設定できる。例えば、現在の時刻に対して近い情報については、その重みは高くなる。
学習部32は、履歴情報が更新されたタイミングで、新たな係数A及び係数Bを算出してもよい。この係数A及び係数Bは、現在又は将来における送力Pを決定する際に利用される。係数A及び係数Bは、学習部32において組合せの異なる様々な動作時間t、層厚S及び送力Pを取得すればするほど、数値精度が向上する。学習部32は、算出した係数A,B及び上記式(1)を利用して、各放射フィーダ4の送力Pを算出する。算出された送力Pは、搬送制御部36に送信される。
ベクトル情報生成部33は、検出部20にて検出した物品Mの積載状態情報と、分散フィーダ3の中心に対する複数の放射フィーダ4の位置情報とに基づいたベクトル情報を生成する。ベクトル情報生成部33は、複数の放射フィーダ4のそれぞれにおける物品Mの積載状態情報を検出部20から検出する。ベクトル情報生成部33は、記憶部31に記憶され、且つ、予め設定される上記位置情報を取得する。ベクトル情報生成部33は、生成したベクトル情報をユーザインターフェース40へ送信する。これにより、ユーザインターフェース40に含まれる表示部41は、生成したベクトル情報を表示する。また、ベクトル情報生成部33は、生成したベクトル情報を搬送制御部36へ送信する。
図4(a)は、生成されたベクトル情報を示した図である。図4(a)には、中心点Cと、頂点V1~V14とを含むレーダーチャート(分散フィーダ3の模式図)が示される。中心点Cは分散フィーダ3の中心を示す。頂点V1~V14のそれぞれは、分散フィーダ3の中心に対する放射フィーダ4の位置情報を示す。本実施形態では、中心点Cと頂点V1~V14との位置関係は、平面視における分散フィーダ3の中心と複数の放射フィーダ4との位置関係と揃っているが、これに限られない。例えば、頂点V1~V14は、複数の放射フィーダ4のそれぞれに付された番号に応じて設定されてもよい。この場合、例えばレーダーチャートにおける中心点Cと頂点V1との位置関係は、平面視における分散フィーダ3の中心と番号1が付された放射フィーダ4の実際の位置との位置関係に対して異なってもよい。これにより、複数の放射フィーダ4が放射状に配置されない場合であっても、例えば図4(a)に示されるレーダーチャートを容易に構成できる。
図4(a)には、頂点V1~V14に対応するベクトル情報B1~B14が、上記レーダーチャートに重ねて表示される。ベクトル情報B1~B14の始点は、中心点Cである。ベクトル情報B1~B14の終点は、中心点Cと頂点V1~V14との間にそれぞれ位置する。ベクトル情報B1~B14のスカラー量は、対応する放射フィーダ4における物品Mの積載状態情報に基づいて決定される。本実施形態では、ベクトル情報B1~B14のスカラー量は、物品Mの層厚Sに相当するが、物品Mの積載量でもよい。図4(a)には、ベクトル情報B1~B14の終点を結ぶことによって得られる図形Fが示される。図形Fは、例えばベクトル情報生成部33によって生成される。
偏り中心位置生成部34は、ベクトル情報B1~B14に基づいて得られた分散フィーダ3における物品Mの偏り中心を、分散フィーダ3の中心に対する偏り中心位置情報として生成する。偏り中心位置情報は、分散フィーダ3から複数の放射フィーダ4へ供給される物品Mの偏り度合いを示す情報であり、ベクトル情報B1~B14を合成して得られるベクトルの終点に相当する。偏り中心位置生成部34は、生成した偏り中心位置情報をユーザインターフェース40へ送信する。これにより、表示部41は、生成した偏り中心位置情報を表示する。また、偏り中心位置生成部34は、生成した偏り中心位置情報を搬送制御部36へ送信する。
図4(b)は、ベクトル情報B1~B14から得られる偏り中心位置情報を示す図である。図4(b)には、図4(a)と同様にレーダーチャートが示されており、図4(a)と異なりベクトル情報B1~B14が省略されている。代わりに図4(b)では、ベクトル情報B1~B14に基づいて得られた偏り中心位置情報BCが表示される。偏り中心位置情報BCが中心点Cから離れるほど、特定の放射フィーダ4に対して物品Mが偏って搬送される傾向にある。一方、偏り中心位置情報BCが中心点Cに近いほど、各放射フィーダ4に対して物品Mが偏りなく搬送される傾向にある。表示部41には、偏り中心位置情報BCがレーダーチャートに重ねて表示される。これにより、組合せ計量装置1の使用者は、表示部41を介して偏り中心位置情報BCを容易に知見できる。もしくは、図4(b)に示されるように、レーダーチャートに重なった偏り中心位置情報BC及び図形Fが、表示部41に同時に表示されてもよい。あるいは、レーダーチャートに重なったベクトル情報B1~B14と、偏り中心位置情報BCと、図形Fとが、表示部41に同時に表示されてもよい。
外部情報取得部35は、組合せ計量装置1の外部から入力された情報を取得する。外部情報取得部35は、例えば、インターフェース42を介して入力された情報を取得する。外部情報取得部35に入力される情報は、組合せ計量装置1に含まれる構成に対する制御情報、並びに、組合せ計量装置1とは異なる装置に対する制御情報を含む。組合せ計量装置1に含まれる構成に対する制御情報は、例えば、分散フィーダ3の振動強度、振動時間等の制御情報、放射フィーダ4の振動強度、振動時間等の制御情報、目標搬送量の情報等である。組合せ計量装置1とは異なる装置に対する制御情報は、例えば、搬送コンベア50の位置及び搬送強度等の制御情報である。外部情報取得部35は、取得した情報を搬送制御部36に送信する。
搬送制御部36は、搬送コンベア50の位置、搬送強度等を制御する。例えば、搬送制御部36は、受信した偏り中心位置情報BCを用いて、搬送コンベア50の搬送端の位置、搬送強度等を自動制御する。当該搬送端の位置は、搬送コンベア50自体が移動することによって変更されてもよいし、搬送コンベア50の先端に設けられるアクチュエータの動作に伴って変更されてもよい。本実施形態では、搬送制御部36は、例えば偏り中心位置情報BCが中心点Cに近づくように、搬送コンベア50の搬送端の位置を制御する。これにより、制御部30は、偏り中心位置情報BCに基づいて、分散フィーダ3の受け取り中心の位置を調整できる。加えて、搬送制御部36は、例えば外部情報取得部35から送信された情報に基づいて、搬送コンベア50の位置、搬送強度等を制御する。すなわち、搬送制御部36は、手動にて搬送コンベア50の位置、動作を制御できる。例えば、搬送制御部36による搬送コンベア50の自動制御が不十分である場合、組合せ計量装置1の使用者は、手動にて搬送コンベア50の位置等を適宜調整できる。
搬送制御部36は、放射フィーダ4の送力Pを制御する。搬送制御部36は、上記式(1)を用いて、物品Mの層厚Sと、実際の搬送量W1とから算出される送力Pにて放射フィーダ4を制御する。搬送制御部36は、算出した送力Pにより、放射フィーダ4の動作を自動制御する。加えて、搬送制御部36は、ユーザインターフェース40を介して外部情報取得部35から入力される情報に基づいて、放射フィーダ4の動作を制御してもよい。すなわち、搬送制御部36は、手動にて放射フィーダ4の動作を制御してもよい。
次に、図5を参照しながら、組合せ計量装置1における物品Mの受け取り中心の調整方法の一例を説明する。図5は、物品Mの受け取り中心の調整方法の一例を説明するためのフローチャートである。図5に示されるように、検出部20は、複数の放射フィーダ4のそれぞれにおける物品Mの積載状態情報を検出する(ステップST1)。続いて、ベクトル情報生成部33は、検出部20から送信される積載状態情報と、記憶部31に記憶される各放射フィーダ4の位置情報とに基づいて、ベクトル情報B1~B14を生成する(ステップST2)。続いて、偏り中心位置生成部34は、ベクトル情報B1~B14に基づいて偏り中心位置情報BCを生成する(ステップST3)。続いて、搬送制御部36は、受信した偏り中心位置情報BCに基づいて、搬送コンベア50の位置を自動調整する(ステップST4)。これにより、例えば偏り中心位置情報BCが中心点Cに近づくように、組合せ計量装置1における物品Mの受け取り中心を自動調整する。続いて、表示部41は、偏り中心位置情報BCをレーダーチャートに重ねて表示する(ステップST5)。表示部41を知見した使用者が偏り中心位置情報BCの調整を必要とする場合(ステップST6:YES)、当該使用者は、インターフェース42を介して搬送コンベア50の位置を手動調整する(ステップST7)。表示部41を知見した使用者が偏り中心位置情報BCの調整を必要としない場合(ステップST6:NO)、当該使用者は、搬送コンベア50の手動調整を実施しない。
以上に説明した本実施形態に係る組合せ計量装置1によれば、制御部30のベクトル情報生成部33は、検出部20にて検出した物品Mの積載状態情報と、分散フィーダ3の中心に対する複数の放射フィーダ4の位置情報とに基づいたベクトル情報B1~B14を生成する。また、制御部30の偏り中心位置生成部34は、ベクトル情報B1~B14に基づいて得られた分散フィーダ3における物品Mの偏り中心を、分散フィーダ3の中心に対する偏り中心位置情報BCとして生成する。分散フィーダ3の中心に対する複数の放射フィーダ4の位置情報は予め設定できるので、単に放射フィーダ4上の物品Mの積載状態情報を検出することによって、分散フィーダ3における物品Mの偏り中心に関する情報が得られる。したがって組合せ計量装置1によれば、単に放射フィーダ4上の物品Mの積載状態情報を検出することによって、分散フィーダ3を介して複数の放射フィーダ4へ供給される物品Mの偏り度合いを容易に推定できる。加えて、上記推定の信頼度は処理負荷と比較すると高いと言えるので、実用化が容易である。
本実施形態では、組合せ計量装置1は、偏り中心位置情報BCを分散フィーダ3の模式図であるレーダーチャートに重ねて表示する表示部41を備える。このため、組合せ計量装置1の使用者は、表示部41を介して分散フィーダ3における物品Mの偏り度合いを視覚的に確認できる。したがって、使用者による分散フィーダ3における物品Mの偏り中心の調整が容易になる。
本実施形態では、制御部30は、偏り中心位置情報BCに基づいて、分散フィーダ3における受け取り中心の位置を調整してもよい。この場合、分散フィーダ3における物品Mの偏り度合いを自動で低減できる。
次に、上記実施形態の第1変形例に係る組合せ計量装置について説明する。第1変形例では、以下にて説明するように、組合せ計量装置に含まれる複数の放射フィーダの一部における偏り中心位置情報を生成できる。
図6(a)は、第1変形例に係る組合せ計量装置に適用したレーダーチャートを示す図である。図6(a)には、周方向に沿って互いに等間隔に並ぶ頂点V1~V16が示される。このため第1変形例に係る組合せ計量装置は、合計16つの放射フィーダを備える。図6(a)には、頂点V1~V4に対応するベクトル情報B21~B24(第1ベクトル情報)が示され、頂点V5~V16に対応するベクトル情報は割愛されている。ベクトル情報B21~B24は、上記実施形態と同様に生成される。例えば、ベクトル情報B21は、頂点V1に対応する放射フィーダにて検出された積載状態情報と、当該放射フィーダの分散フィーダの中心に対する位置情報とに基づいて、ベクトル情報生成部33によって生成される。
図6(a)では、頂点V1と頂点V16との中間点を基準点SP1(0°)と定義する。この場合、例えば、頂点V1及び中心点Cを結ぶ線分と、頂点V2及び中心点Cを結ぶ線分とがなす角度は、360°を頂点の数(すなわち、16)で除した22.5°である。基準点SP1及び中心点Cを結ぶ線分と、頂点V1及び中心点Cを結ぶ線分とがなす角度αは、11.25°である。頂点V1及び中心点Cを結ぶ線分と、頂点V4及び中心点Cを結ぶ線分とがなす角度βは、67.5°である。
図6(b)は、図6(a)に示される要素の一部を用いて再構成したレーダーチャートを示す図である。図6(b)では、頂点V1~V4と中心点Cとによって再構成されるレーダーチャートが示される。頂点V1~V4は、周方向に沿って等間隔に並ぶ。図6(b)においては、頂点V1を基準点SP2(0°)と定義する。この場合、例えば、頂点V1及び中心点Cを結ぶ線分と、頂点V2及び中心点Cを結ぶ線分とがなす角度は、360°を4で除した90°である。図6(b)には、ベクトル情報B21~B24と、ベクトル情報B21~B24の終点を結ぶことによって得られる図形Fと、ベクトル情報B21~B24を合成して得られる偏り中心位置情報BC1(第1位置情報)とが示される。偏り中心位置情報BC1は、複数の放射フィーダ4のうち頂点V1~V4に対応する一部の放射フィーダへ供給される物品の偏り度合いを示す情報である。図6(b)より、偏り中心位置情報BC1及び中心点を結ぶ線分の長さL、並びに、偏り中心位置情報BC1及び中心点Cを結ぶ線分と、頂点V1及び中心点Cを結ぶ線分とがなす角度γが取得される。第1変形例では、例えば偏り中心位置生成部34が、偏り中心位置情報BC1を生成すると共に、長さL及び角度γを算出する。
図7は、図6(a)に示されるレーダーチャートの一部に対して、偏り中心位置情報BC1を重ねた図である。図7において、偏り中心位置情報BC1と中心点Cとの距離は、図6(b)に示される長さLと同一である。また、偏り中心位置情報BC1及び中心点Cを結ぶ線分と、基準点SP1及び中心点Cを結ぶ線分とがなす角度δは、角度βに角度γを乗じると共に360°を除した値と、角度αとの合計値に相当する。具体的には、角度δは、下記の式(2)によって算出される。第1変形例の表示部41では、偏り中心位置情報BC1は、図6(a)に示されるレーダーチャートに重ねて表示される。このため、第1変形例に係る組合せ計量装置の使用者は、表示部41を介して複数の放射フィーダ4の一部における物品の偏り中心を視覚的に確認できる。
δ=α+(β×γ÷360)…(2)
以上に説明した第1変形例によれば、複数の放射フィーダの一部に対しての分散フィーダにおける物品の偏り度合いも確認できる。これにより、上記実施形態よりも精密に物品の偏り度合いを調整できる。第1変形例では、複数の放射フィーダの一部におけるベクトル情報B21~B24に加えて、複数の放射フィーダの他の一部におけるベクトル情報(第2ベクトル情報)を生成してもよい。第2ベクトル情報は、複数の放射フィーダの他の一部にて検出された積載状態情報と、分散フィーダの中心に対する複数の放射フィーダの他の一部の位置情報とに基づいて得られる。加えて、このような第2ベクトル情報に基づいて得られた分散フィーダにおける物品の偏り中心を示す別の偏り中心位置情報(第2位置情報)を生成してもよい。この場合、例えば記憶部31は、第1及び第2ベクトル情報を含むベクトル情報と、第1及び第2位置情報を含む偏り中心位置情報とを記憶する。このような第1変形例においては、複数の条件に応じた物品の偏り度合いを適宜利用できる。
第1変形例に係る組合せ計量装置には、袋内に複数の物品を一度に収容させるために、複数の物品が分散フィーダに供給されてもよい。この場合、例えば分散フィーダは、その搬送面上にて複数の物品の混合を防止する構成を有してもよい。図8は、分散フィーダの別例を示す平面図である。図8に示される分散フィーダ3Aは、第1物品をその受け取り中心から外側に向けて搬送する第1分散部91と、第1物品とは異なる第2物品を受け取り中心から外側に向けて搬送する第2分散部92と、第1分散部91及び第2分散部92を区画する隔壁93とを有する。第1分散部91は、例えば複数の放射フィーダの一部に第1物品を供給する部分であり、搬送面3aの一部に相当する。第1物品の受け取り中心は、第1分散部91に重なる。第2分散部92は、例えば複数の放射フィーダの他の一部に第2物品を供給する部分であり、搬送面3aの他の一部に相当する。第2物品の受け取り中心は、第2分散部92に重なる。隔壁93は、分散フィーダ3Aの搬送面3aに設けられる部材である。このような分散フィーダ3Aを用いることによって、複数の物品を単一の組合せ計量装置にて計量することができる。加えて第1変形例では、分散フィーダ3Aにおける各物品の偏り中心に関する情報が得られる。したがって、例えば第1物品を分散フィーダ3Aに供給する装置の位置と、第2物品を分散フィーダ3Aに供給する装置の位置とのそれぞれを調整することによって、各物品の偏り中心を容易に調整できる。
次に、上記実施形態の第2変形例に係る組合せ計量装置について説明する。第2変形例では、上記実施形態と比較して、一部の放射フィーダが除かれている点で異なる。放射フィーダが除かれる理由としては、例えば、組合せ計量装置の小型化、他の装置と合体するための設計変更等が挙げられる。
図9(a)は、第2変形例に係る組合せ計量装置に適用したレーダーチャートを示す図である。図9(a)には、頂点V1~V9が示される。このため第2変形例に係る組合せ計量装置は、合計9つの放射フィーダを備える。第2変形例における頂点V1~V9の周方向に沿った間隔は、上記第1変形例の頂点V1~V9の周方向に沿った間隔と同一である。頂点V1~V9は、中心点Cの周囲に位置しているが、中心点Cを覆うように位置していない。中心点Cに対する頂点V1~V9の位置は、平面視における分散フィーダの中心に対する放射フィーダの位置に対応している。このため第2変形例では、複数の放射フィーダは、平面視にて分散フィーダを囲っていない。
図9(a)には、頂点V1~V9に対応するベクトル情報B31~B39が示される。ベクトル情報B31~B39は、上記実施形態と同様に生成される。図9(a)では、頂点V1と頂点V2との中間点を基準点SP3(0°)と定義する。上述したように、第2変形例における各頂点の間隔は、第1変形例における各頂点の間隔と等しい。このため、例えば、基準点SP3及び中心点Cを結ぶ線分と、頂点V1及び中心点Cを結ぶ線分とがなす角度は、-11.25°である。また、基準点SP3及び中心点Cを結ぶ線分と、頂点V9及び中心点Cを結ぶ線分とがなす角度βは、191.25°である。
図9(b)は、図9(a)に示される要素を用いて再構成したレーダーチャートを示す図である。図9(b)では、頂点V1~V9が中心点Cを囲うように再配置されたレーダーチャートが示される。図9(b)において、頂点V1~V9は、周方向に沿って等間隔に並ぶ。図9(b)においては、頂点V1を基準点SP4(0°)と定義する。この場合、例えば、頂点V1及び中心点Cを結ぶ線分と、頂点V2及び中心点Cを結ぶ線分とがなす角度は、360°を9で除した40°である。図9(b)には、ベクトル情報B31~B39と、ベクトル情報B31~39の終点を結ぶことによって得られる図形Fと、ベクトル情報B31~39を合成して得られる偏り中心位置情報BC2とが示される。偏り中心位置情報BC2は、頂点V1~V9に対応する放射フィーダへ供給される物品の偏り度合いを示す情報である。図9(b)より、偏り中心位置情報BC2及び中心点Cを結ぶ線分の長さL、並びに、偏り中心位置情報BC2及び中心点Cを結ぶ線分と、基準点SP4及び中心点Cを結ぶ線分とがなす角度γが取得される。
図10は、図9(a)に示されるレーダーチャートに偏り中心位置情報BC2を重ねた図である。図10において、偏り中心位置情報BC2と中心点Cとの距離は、図9(b)に示される長さLに相当する。また、偏り中心位置情報BC2及び中心点Cを結ぶ線分と、基準点SP3及び中心点Cを結ぶ線分とがなす角度δは、上記第1変形例と同様に算出される。
以上に説明した第2変形例においても、上記実施形態と同様の作用効果が奏される。したがって、放射フィーダが分散フィーダの周囲を囲わなくとも、分散フィーダを介して複数の放射フィーダへ供給される物品の偏り度合いを容易に推定できる。図11は、第2変形例の別例に係る組合せ計量装置の概略構成図である。図11に示される組合せ計量装置1Aは、分散フィーダ3Aと、複数の放射フィーダ4Aと、複数のプールホッパ5と、複数の計量ホッパ6と、集合シュート8Aと、制御部30とを備える。図11においては、検知部は省略される。
分散フィーダ3Aは、鉛直上側及び手前側に開口した矩形箱状を呈する投入部71と、鉛直上側及び後側に開口した矩形箱状を呈する排出部72とを有する。分散フィーダ3Aの中心は中心線CLに重なる。複数の放射フィーダ4Aは、排出部72の外側(下側)に位置すると共に、所定方向に沿って直線状に配置される。図11では複数の放射フィーダ4Aの搬送面は傾斜面であるが、これに限られない。放射フィーダ4A上における物品の積載状態情報は、図示しない検知部によって検知される。複数のプールホッパ5と複数の計量ホッパ6とのそれぞれは、放射フィーダ4Aと同様に、所定方向に沿って直線状に配置される。集合シュート8Aは、計量ホッパ6下に位置するコンベアから構成される上段シュート部81Aと、下段シュート部82とを有する。
このような組合せ計量装置1Aのように、放射フィーダ4Aが所定方向に沿って直線状に配置される場合であっても、制御部30は、上述した手法にて偏り中心位置情報を生成できる。よって、組合せ計量装置1Aを用いた場合であっても、上記実施形態等と同様の作用効果が奏される。すなわち、組合せ計量装置1Aにおいても、単に放射フィーダ4A上の物品の積載状態情報を検出することによって、分散フィーダ3Aを介して複数の放射フィーダ4Aへ供給される物品の偏り度合いを容易に推定できる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態及び上記変形例に限定されない。例えば、上記第1変形例と上記第2変形例とは、適宜組み合わされてもよい。また、複数のホッパは、上述した複数の計量ホッパのように環状に配置されたものに限定されず、マトリックス状に配置されたものであってもよい。組合せ計量装置は、複数のブースタホッパを備えていてもよい。
上記実施形態及び上記変形例では、組合せ計量装置が検出部を有しているが、これに限られない。例えば、検出部は、組合せ計量装置とは異なる外部装置でもよい。この場合、組合せ計量装置は、この外部装置から、放射フィーダの積載状態情報を取得してもよい。また、上記実施形態及び上記変形例では、検出部は測距センサであるが、これに限られない。例えば、検出部は、放射フィーダ上における物品の積載状態情報を検出する3Dカメラ等の撮像装置などでもよい。すなわち、検出部は、放射フィーダ上の物品の層厚に関する情報、及び、放射フィーダにおける物品の積載量に関する情報の少なくとも一方を取得できる装置であればよい。撮像装置を用いる場合であっても、ベクトル情報生成部及び偏り中心位置生成部を利用することによって、煩雑な画像処理を実施することなく、分散フィーダを介して複数の放射フィーダへ供給される物品の偏り度合いを容易に推定できる。また、検出部は、放射フィーダにおける物品の積載量を検出しなくてもよい。検出部は、放射フィーダにおける物品の積載量を算出するための情報を検出する装置でもよい。例えば、検出部は、放射フィーダ上の物品の層厚に関する情報のみを取得し、制御部が検出部から受信した情報に基づいて放射フィーダにおける物品の積載量を算出してもよい。この場合、制御部の少なくとも一部は検出部に含まれていると解釈される。
上記実施形態及び上記変形例では、搬送制御部は、搬送コンベアを制御することによって分散フィーダにおける物品の受け取り中心を調整するが、これに限られない。例えば、制御部は、分散フィーダの位置、振動強度等を制御することによって、上記受け取り中心位置を調整してもよい。もしくは、制御部は、投入シュートの位置調整によって、分散フィーダにおける物品の受け取り中心を調整してもよい。なお、分散フィーダの位置、投入シュートの位置等は、自動調整されてもよいし、手動調整されてもよい。
上記実施形態及び上記変形例では、ユーザインターフェースは表示部を有するが、これに限られない。例えば、使用者による搬送コンベア等の手動調整が実施されない場合、組合せ計量装置は、表示部を有さなくてもよい。もしくは、表示部は、偏り中心位置情報を表示しなくてもよい。これらの場合、組合せ計量装置の使用者は偏り中心位置情報を知見しないので、上記実施形態に示される偏り中心位置情報の表示ステップ及び分散フィーダの手動調整ステップ等は省略される。
上記実施形態及び上記変形例では、組合せ計量装置は、ユーザインターフェースを備えるが、これに限られない。例えば、ユーザインターフェースに相当する装置は、組合せ計量装置とは別の装置であり、組合せ計量装置を制御するためのアプリケーションを有する電子機器であればよい。
上記実施形態及び上記変形例では、組合せ計量装置は、偏り中心位置情報を用いて搬送コンベアの位置等を自動制御しているが、当該自動制御は実施されなくてもよい。この場合、上記実施形態にて示される搬送コンベアの自動調整ステップは省略される。また、搬送コンベアの位置等が自動制御される場合、偏り中心位置情報を中心点に近づけなくてもよい。換言すると、搬送コンベアの位置等が自動制御される場合、偏り中心位置情報は、最も適切とみなされる位置に近づければよい。
1…組合せ計量装置、3…分散フィーダ(分散テーブル)、4…放射フィーダ(搬送フィーダ)、6…計量ホッパ(ホッパ)、11…計量部、20…検出部、30…制御部、31…記憶部、33…ベクトル情報生成部、34…偏り中心位置生成部、35…外部情報取得部、36…搬送制御部、40…ユーザインターフェース、41…表示部、42…インターフェース、B1~B14,B21~B24,B31~B39…ベクトル情報、BC,BC1,BC2…偏り中心位置情報。

Claims (6)

  1. 外部から供給される物品を受け取り中心から外側に向けて搬送する分散テーブルと、
    前記分散テーブルよりも外側に配置され、前記分散テーブルから搬送される前記物品をさらに搬送する複数の搬送フィーダと、
    前記複数の搬送フィーダのそれぞれにおける前記物品の積載状態情報を検出する検出部と、
    前記検出部の検出結果を受け取る制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記検出部にて検出した前記積載状態情報と、前記分散テーブルの中心に対する前記複数の搬送フィーダの位置情報とに基づいたベクトル情報を生成し、
    前記ベクトル情報に基づいて得られた前記分散テーブルにおける前記物品の偏り中心を、前記分散テーブルの前記中心に対する偏り中心位置情報として生成
    前記ベクトル情報は、
    前記複数の搬送フィーダの一部にて検出された前記物品の積載状態情報と、前記分散テーブルの前記中心に対する前記複数の搬送フィーダの前記一部の位置情報とに基づいた第1ベクトル情報と、
    前記複数の搬送フィーダの他の一部にて検出された前記物品の積載状態情報と、前記分散テーブルの前記中心に対する前記複数の搬送フィーダの前記他の一部の位置情報とに基づいた第2ベクトル情報と、を有する、
    組合せ計量装置。
  2. 前記制御部は、前記偏り中心位置情報に基づいて、前記受け取り中心の位置を調整する、請求項1に記載の組合せ計量装置。
  3. 外部から供給される物品を外側に向けて搬送する分散テーブルと、
    前記分散テーブルよりも外側にて所定方向に沿って直線状に配置され、前記分散テーブルから搬送される前記物品をさらに搬送する複数の搬送フィーダと、
    前記複数の搬送フィーダのそれぞれにおける前記物品の積載状態情報を検出する検出部と、
    前記検出部の検出結果を受け取る制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記検出部にて検出した前記積載状態情報と、前記分散テーブルの中心に対する前記複数の搬送フィーダの位置情報とに基づいたベクトル情報を生成し、
    前記ベクトル情報に基づいて得られた前記分散テーブルにおける前記物品の偏り中心を、前記分散テーブルの前記中心に対する偏り中心位置情報として生成
    前記ベクトル情報は、
    前記複数の搬送フィーダの一部にて検出された前記物品の積載状態情報と、前記分散テーブルの前記中心に対する前記複数の搬送フィーダの前記一部の位置情報とに基づいた第1ベクトル情報と、
    前記複数の搬送フィーダの他の一部にて検出された前記物品の積載状態情報と、前記分散テーブルの前記中心に対する前記複数の搬送フィーダの前記他の一部の位置情報とに基づいた第2ベクトル情報と、を有する、
    組合せ計量装置。
  4. 前記偏り中心位置情報を、前記分散テーブルの模式図に重ねて表示する表示部をさらに備える、請求項1~3のいずれか一項に記載の組合せ計量装置。
  5. 記偏り中心位置情報は、前記第1ベクトル情報に基づいて得られた前記分散テーブルにおける前記物品の偏り中心を示す第1位置情報と、前記第2ベクトル情報に基づいて得られた前記分散テーブルにおける前記物品の偏り中心を示す第2位置情報と、を有する、請求項1~4のいずれか一項に記載の組合せ計量装置。
  6. 前記物品は、第1物品及び第2物品を含み、
    前記分散テーブルは、前記第1物品を受け取り中心から外側に向けて搬送する第1分散部と、前記第2物品を受け取り中心から外側に向けて搬送する第2分散部と、前記第1分散部及び前記第2分散部を区画する隔壁と、を有し、
    前記第1位置情報は、前記第1物品の偏り中心を示し、
    前記第2位置情報は、前記第2物品の偏り中心を示す、請求項5に記載の組合せ計量装置。
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