JP7053104B2 - 放射線画像撮影システム、医用撮影システム、制御方法、及び制御プログラム - Google Patents

放射線画像撮影システム、医用撮影システム、制御方法、及び制御プログラム Download PDF

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Description

本開示は、放射線画像撮影システム、医用撮影システム、制御方法、及び制御プログラムに関する。
放射線源から被検者の***等の被写体に向けて放射線を照射させ、被写体を透過した放射線を放射線検出器により検出することにより放射線画像を撮影する放射線画像撮影装置が知られている。
また、放射線画像から***の乳腺領域を導出し、乳腺領域を表示する技術がある。例えば、特許文献1には、マンモグラフィ装置において、過去に放射線画像の撮影を行ったときとポジショニングを揃えるために、過去の放射線画像から検出した乳腺領域を、今回の撮影において***を圧迫する圧迫部材上に表示させることで、今回の撮影におけるポジショニングを支援する技術が記載されている。
特開2017-113540号公報
このように一端、圧迫部材による圧迫を解除した場合、一般的には、圧迫解除前の先の圧迫における***の圧迫状態と、圧迫解除後の再圧迫による***の圧迫状態とが異なってしまうことが多い。***の圧迫状態が異なると乳腺の展開具合(乳腺領域)が異なる場合がある。そのため、特許文献1に記載の技術では、表示される乳腺領域が不適切となる場合がある。
本開示は、上記事情を考慮して成されたもので、***を圧迫する圧迫部材上に、圧迫状態の***の乳腺領域を適切に表示することができる、放射線画像撮影システム、医用撮影システム、制御方法、及び制御プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本開示の第1の態様の放射線画像撮影システムは、放射線源、放射線検出器、及び放射線源と放射線検出器との間に配置された***を圧迫状態にする圧迫部材を含み、圧迫状態の***の放射線画像を、放射線検出器により撮影するマンモグラフィ装置と、マンモグラフィ装置により撮影された放射線画像に基づいて、***における関心物の領域の位置及び範囲を表す領域情報を取得する取得部、及び取得部が取得した領域情報に基づいて、放射線画像の撮影から***を圧迫し続けている圧迫部材上に関心物の領域を識別可能に表示する制御を行う表示制御部を含む制御装置と、を備え、マンモグラフィ装置は、所定の範囲の照射野を有する可視光を照射する可視光源と、放射線源から照射される放射線の照射野及び可視光の照射野を制限するコリメータと、をさらに備え、表示制御部は領域情報に基づいて、可視光の照射野をコリメータにより制限する
本開示の第2の態様の放射線画像撮影システムは、第1の態様の放射線画像撮影システムにおいて、関心物は、***の乳腺であり、関心物の領域は、***の乳腺領域である。
本開示の第3の態様の放射線画像撮影システムは、第1の態様または第2の態様の放射線画像撮影システムにおいて、取得部は、放射線画像に基づいて関心物の領域を導出する。
本開示の第4の態様の放射線画像撮影システムは、第1の態様から第3の態様のいずれか1態様の放射線画像撮影システムにおいて、関心物の表示領域の大きさを修正する修正部をさらに備え、表示制御部は、修正部により修正された表示領域において関心物の領域を表示する制御を行う。
本開示の第5の態様の放射線画像撮影システムは、第4の態様の放射線画像撮影システムにおいて、修正部は、放射線源と放射線検出器との間隔と、関心物と放射線検出器との間隔とに基づいて、関心物の表示領域の大きさを修正する。
本開示の第6の態様の放射線画像撮影システムは、第4の態様の放射線画像撮影システムにおいて、修正部は、放射線源と放射線検出器との間隔と、***の厚みとに基づいて、関心物の表示領域の大きさを修正する。
本開示の第7の態様の放射線画像撮影システムは、第4の態様の放射線画像撮影システムにおいて、修正部は、放射線源と放射線検出器との間隔と、圧迫部材と放射線検出器との間隔とに基づいて、関心物の表示領域の大きさを修正する。
本開示の第8の態様の放射線画像撮影システムは、第1の態様から第7の態様のいずれか1態様の放射線画像撮影システムにおいて、表示制御部は、可視光源の位置及び可視光の照射角度に基づいて、可視光の照射野を、関心物の領域と一致させる制御を行う。
本開示の第の態様の放射線画像撮影システムは、第1の態様から第7の態様のいずれか1態様に記載の放射線画像撮影システムにおいて、表示制御部は、照射野を表示する可視光と、色相、明度、及び彩度のいずれか1つが異なる可視光により、関心物の領域を表示する制御を行う。
本開示の第10の態様の放射線画像撮影システムは、第1の態様から第の態様のいずれか1態様に記載の放射線画像撮影システムにおいて、表示制御部は、関心物の領域が複数ある場合、複数の関心物の領域の各々を順次、表示する制御を行う。
本開示の第11の態様の放射線画像撮影システムは、第1の態様から第10の態様のいずれか1態様に記載の放射線画像撮影システムにおいて、表示制御部は、さらに、マンモグラフィ装置により撮影された放射線画像を圧迫部材上に表示する制御を行う。
また、上記目的を達成するために本開示の第12の態様の医用撮影システムは、第1の態様から第11の態様のいずれか1態様に記載の放射線画像撮影システムと、放射線画像撮影システムが備えるマンモグラフィ装置の圧迫部材により、圧迫された状態の***の超音波画像を撮影する超音波画像撮影装置と、を備える。
また、上記目的を達成するために本開示の第13の態様の制御方法は、放射線源、放射線検出器、及び放射線源と放射線検出器との間に配置された***を圧迫状態にする圧迫部材を含み、圧迫状態の***の放射線画像を、放射線検出器により撮影するマンモグラフィ装置であって、所定の範囲の照射野を有する可視光を照射する可視光源と、放射線源から照射される放射線の照射野及び可視光の照射野を制限するコリメータと、をさらに備えたマンモグラフィ装置により撮影された放射線画像に基づいて、***における関心物の領域の位置及び範囲を表す領域情報を取得し、取得した領域情報に基づいて、放射線画像の撮影から***を圧迫し続けている圧迫部材上に関心物の領域を識別可能に表示する制御を行い、領域情報に基づいて、可視光の照射野をコリメータにより制限する処理をコンピュータが実行する制御方法である。
また、上記目的を達成するために本開示の第16の態様の制御プログラムは、放射線源、放射線検出器、及び放射線源と放射線検出器との間に配置された***を圧迫状態にする圧迫部材を含み、圧迫状態の***の放射線画像を、放射線検出器により撮影するマンモグラフィ装置であって、所定の範囲の照射野を有する可視光を照射する可視光源と、放射線源から照射される放射線の照射野及び可視光の照射野を制限するコリメータと、をさらに備えたマンモグラフィ装置により撮影された放射線画像に基づいて、***における関心物の領域の位置及び範囲を表す領域情報を取得し、取得した領域情報に基づいて、放射線画像の撮影から***を圧迫し続けている圧迫部材上に関心物の領域を識別可能に表示する制御を行い、領域情報に基づいて、可視光の照射野をコリメータにより制限する処理をコンピュータに実行させるためのものである。
また、本開示の放射線画像撮影システムは、プロセッサを有する放射線画像撮影システムであって、プロセッサが、放射線源、放射線検出器、及び放射線源と放射線検出器との間に配置された***を圧迫状態にする圧迫部材を含み、圧迫状態の***の放射線画像を、放射線検出器により撮影するマンモグラフィ装置であって、所定の範囲の照射野を有する可視光を照射する可視光源と、放射線源から照射される放射線の照射野及び可視光の照射野を制限するコリメータと、をさらに備えたマンモグラフィ装置により撮影された放射線画像に基づいて、***における関心物の領域の位置及び範囲を表す領域情報を取得し、取得した領域情報に基づいて、放射線画像の撮影から***を圧迫し続けている圧迫部材上に関心物の領域を識別可能に表示する制御を行い、領域情報に基づいて、可視光の照射野をコリメータにより制限する。
本開示によれば、***を圧迫する圧迫部材上に、圧迫状態の***の乳腺領域を適切に表示することができる。
第1実施形態の医用撮影システムにおける全体の構成の一例を概略的に表した構成図である。 第1実施形態のコンソール及びマンモグラフィ装置の構成の一例を表したブロック図である。 第1実施形態のマンモグラフィ装置の外観の一例を表す側面図である。 第1実施形態のコリメータの構成の一例を表す斜視図である。 第1実施形態の放射線画像撮影システムの機能の一例を表す機能ブロック図である。 第1実施形態の超音波画像撮影装置の構成の一例を表したブロック図である。 第1実施形態の画像保存システムの構成の一例を表したブロック図である。 第1実施形態の医用撮影システムにおける撮影全体の流れの一例を表したフローチャートである。 第1実施形態のマンモグラフィ装置の撮影処理の流れの一例を表したフローチャートである。 圧迫板の上面に、可視光により表示された乳腺領域の一例を、放射線照射部側から見た状態を示した図である。 第1実施形態のコンソールで実行される制御処理の流れの一例を表すフローチャートである。 第2実施形態の放射線画像撮影システムの機能の一例を表す機能ブロック図である。 放射線画像における乳腺画像の大きさ(幅)と、実際の乳腺の大きさ(幅)との違いを説明するための図である。 第2実施形態のコンソールで実行される制御処理の流れの一例を表すフローチャートである。 実際の乳腺の大きさ(幅)に応じた乳腺領域の表示について説明するための図である。 第3実施形態のマンモグラフィ装置の撮影処理の流れの一例を表したフローチャートである。 可視光源の移動により、圧迫板の上面の照射野、すなわち表示される乳腺領域の位置がずれる場合を説明する図である。 可視光源を移動させた場合に、圧迫板34の上面に実際の乳腺領域を表示する状態を説明する図である。 乳腺領域が複数ある場合の表示の一例を示した図である。 乳腺領域が複数ある場合の表示の他の例を示した図である。 マンモグラフィ装置の構成の他の例を表したブロック図である。 放射線画像及び乳腺領域を表す枠を表示する形態の一例を示した図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、各実施形態は本発明を限定するものではない。また、各実施形態では、一例として本開示の関心物が乳腺である場合について説明する。
[第1実施形態]
まず、本実施形態の医用撮影システムにおける、全体の構成の一例について説明する。図1には、本実施形態の医用撮影システム1における、全体の構成の一例を表す構成図が示されている。
図1に示すように、本実施形態の医用撮影システム1は、放射線画像撮影システム2、超音波画像撮影装置16、及び画像保存システム18を備える。
まず、放射線画像撮影システム2の構成について説明する。放射線画像撮影システム2は、マンモグラフィ装置10及びコンソール12を含む。図2には、マンモグラフィ装置10及びコンソール12の構成の一例を表すブロック図が示されている。また、図3には、本実施形態のマンモグラフィ装置10の外観の一例を表す側面図が示されている。
本実施形態のマンモグラフィ装置10は、被検者の***を被写体として、***に放射線R(例えば、X線)を照射して***の放射線画像を撮影する装置である。なお、マンモグラフィ装置10は、被検者が起立している状態(立位状態)のみならず、被検者が椅子(車椅子を含む)等に座った状態(座位状態)において、被検者の***を撮影する装置であってもよい。
図2に示すように、本実施形態のマンモグラフィ装置10は、制御部20、記憶部22、I/F(Interface)部24、操作部26、放射線検出器30、圧迫板駆動部32、圧迫板34、及び放射線照射部36を備える。制御部20、記憶部22、I/F部24、操作部26、放射線検出器30、圧迫板駆動部32、及び放射線照射部36は、システムバスやコントロールバス等のバス39を介して相互に各種情報の授受が可能に接続されている。
本実施形態の制御部20は、コンソール12の制御に応じて、マンモグラフィ装置10の全体の動作を制御する。制御部20は、CPU(Central Processing Unit)20A、ROM(Read Only Memory)20B、及びRAM(Random Access Memory)20Cを備える。ROM20Bには、CPU20Aで実行される、放射線画像の撮影に関する制御を行うための撮影処理プログラム21を含む各種のプログラム等が予め記憶されている。RAM20Cは、各種データを一時的に記憶する。
放射線検出器30は、被写体である***を通過した放射線Rを検出する。図3に示すように、放射線検出器30は、撮影台40の内部に配置されている。本実施形態のマンモグラフィ装置10では、撮影を行う場合、撮影台40の撮影面40A上には、被検者の***が医師及び技師等のユーザによってポジショニングされる。被検者の***が接する撮影面40A等は、放射線Rの透過性や強度の観点から、例えば、カーボン等で形成されている。
放射線検出器30は、被検体の***及び撮影台40を透過した放射線Rを検出し、検出した放射線Rに基づいて放射線画像を生成し、生成した放射線画像を表す画像データを出力する。本実施形態の放射線検出器30の種類は、特に限定されず、例えば、放射線Rを光に変換し、変換した光を電荷に変換する間接変換方式の放射線検出器であってもよいし、放射線Rを直接電荷に変換する直接変換方式の放射線検出器であってもよい。
記憶部22には、放射線検出器30により撮影された放射線画像の画像データや、その他の各種情報等が記憶される。記憶部22の具体例としては、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等が挙げられる。I/F部24は、無線通信または有線通信により、コンソール12との間で各種情報の通信を行う。マンモグラフィ装置10で放射線検出器30により撮影された放射線画像の画像データは、I/F部24を介してコンソール12に無線通信または有線通信によって送信される。
操作部26は、例えば、マンモグラフィ装置10の撮影台40等に複数のスイッチとして設けられている。なお、操作部26は、タッチパネル式のスイッチとして設けられていてもよいし、ユーザが足で操作するフットスイッチとして設けられていてもよい。
放射線照射部36は、可視光源37V、放射線源37R、及びコリメータ38を備えている。図3に示すように放射線照射部36は、撮影台40及び圧迫ユニット46と共にアーム部42に設けられている。なお、図3に示すように本実施形態のマンモグラフィ装置10は、アーム部42と、基台44と、軸部45と、を備えている。アーム部42は、基台44によって、上下方向(Z軸方向)に移動可能に保持される。軸部45は、アーム部42を基台44に連結する。またアーム部42は、軸部45を回転軸として、基台44に対して相対的に回転可能となっている。
また、図3に示すように放射線照射部36は、さらにミラー48及びフィルタ49を備えている。放射線源37Rは、管電圧が印加されることによって放射線Rを発生し、発生した放射線Rを撮影台40に向けて出射する。フィルタ49は、モリブデン(Mo)又はロジウム(Rh)等の材料によって作製され、放射線源37Rが発生する放射線Rに含まれている複数の波長成分の内から所望の波長成分を選択的に透過させる。
可視光源37Vは、電圧が印加されることによって点灯して可視光Vを発生し、発生した可視光Vを出射する。一例として本実施形態のマンモグラフィ装置10では、可視光源37Vは、放射線Rの照射野102(図4参照)の外側に設けられている。
ミラー48は、可視光源37Vから出射された可視光Vを、撮影台40の撮影面40Aに向けて反射することにより、可視光Vにより、放射線Rの照射領域となる照射野102を示唆する。また、本実施形態のマンモグラフィ装置10では、可視光Vにより、圧迫板34の放射線照射部36側の面(***と接しない面)に、圧迫板34によって圧迫状態にある***の乳腺の領域(詳細後述、以下「乳腺領域」という)を示唆する。なお、ミラー48は、放射線源37Rから出射された放射線Rは透過させる。
コリメータ38は、放射線R及び可視光Vの照射野102を制限する。図3に示すようにコリメータ38は、ミラー48と、撮影台40との間に設けられている。図4には、本実施形態のコリメータ38の構成の一例を表す斜視図が示されている。図4に示すように、一例として本実施形態のコリメータ38は、4枚のブレード38A、38B、38C、及び38Dを含んでいる。各ブレード38A~38Dは、鉛やタングステン等の放射線Rを遮蔽する材料が用いられた、平面視矩形状の板状部材である。コリメータ38では、ブレード38Aとブレード38Bとの一側面同士が対向し、かつブレード38Cとブレード38Dとの一側面同士が対向する。また、コリメータ38では、各ブレード38A~38Dの対向する各々の側面により、平面視矩形状の開口部100が形成される。
コリメータ38では、ブレード38A~38Dの各々は、モータ等を含む駆動部(図示省略)に応じて移動する。ブレード38A及びブレード38Bは図4のy方向に移動可能であるのに対し、ブレード38C及びブレード38Dは上記y方向とは交差する方向である図4のx方向に移動可能である。なお、本実施形態のコリメータ38では、各ブレード38A~38Dの移動可能な範囲が、対向配置されているブレード同士の先端部が接触する状態、すなわち、開口部100が全閉状態とされている状態から、開口部100が平面視矩形状を保ち、かつ最大の面積となる状態までの範囲とされている。照射野102の大きさは、開口部100の形状及び大きさ(面積)に応じた形状及び大きさ(面積)となる。
また、図3に示すように、圧迫板34及び圧迫板駆動部32は、圧迫ユニット46に設けられている。圧迫ユニット46と、アーム部42とは、軸部45を回転軸として、別々に、基台44に対して相対的に回転可能となっている。本実施形態では、軸部45、アーム部42、及び圧迫ユニット46にそれぞれギア(図示省略)が設けられ、このギア同士の噛合状態及び非噛合状態を切替えることにより、アーム部42及び圧迫ユニット46の各々が軸部45に連結される。軸部45に連結されたアーム部42及び圧迫ユニット46の一方または両方が、軸部45と一体に回転する。
本実施形態の圧迫板34は、板状の圧迫部材であり、圧迫板駆動部32により上下方向(Z軸方向)に移動し、撮影台40との間で被検者の***を圧迫する。図3に示すように、圧迫板34の移動方向について、また、***を圧迫する方向、換言すると、撮影面40Aに近付く方向を「圧迫方向」といい、***への圧迫を解除する方向、換言すると、放射線照射部36に近付く方向を「圧迫解除方向」という。
圧迫板34は、***の圧迫において位置合わせや圧迫状態の確認を行うために光学的に透明であることが好ましく、また、放射線Rの透過性に優れた材料によって形成される。さらに、圧迫板34は、超音波画像撮影装置16の超音波プローブ65(図6参照、詳細後述)から送信される超音波を伝播し易い材料により形成されていることが望ましい。圧迫板34の材料としては、例えば、ポリメチルペンテン、ポリカーボネート、アクリル、及びポリエチレンテレフタレート等の樹脂を用いることができる。特に、ポリメチルペンテンは、剛性が低く伸縮性及び可撓性に優れると共に、超音波の反射率に影響する音響インピーダンスと超音波の減衰に影響する減衰係数とにおいて適した値を有するので、圧迫板34の材料として適している。なお、圧迫板34を構成する部材は、本実施形態に限定されない。例えば、圧迫板34を構成する部材は、フィルム状の部材であってもよい。
一方、本実施形態のコンソール12は、無線通信LAN(Local Area Network)等を介してRIS(Radiology Information System)5等から取得した撮影オーダ及び各種情報と、操作部56等によりユーザにより行われた指示等とを用いて、マンモグラフィ装置10の制御を行う機能を有している。
本実施形態のコンソール12は、一例として、サーバーコンピュータである。図2に示すように、コンソール12は、制御部50、記憶部52、I/F部54、操作部56、及び表示部58を備えている。制御部50、記憶部52、I/F部54、操作部56、及び表示部58はシステムバスやコントロールバス等のバス59を介して相互に各種情報の授受が可能に接続されている。本実施形態のコンソール12が、本開示の制御装置の一例である。
本実施形態の制御部50は、コンソール12の全体の動作を制御する。制御部50は、CPU50A、ROM50B、及びRAM50Cを備える。ROM50Bには、CPU50Aで実行される、後述する制御処理プログラム51を含む各種のプログラム等が予め記憶されている。RAM50Cは、各種データを一時的に記憶する。本実施形態の制御処理プログラム51が、本開示の制御プログラムの一例である。
記憶部52には、マンモグラフィ装置10で撮影された放射線画像の画像データや、その他の各種情報等が記憶される。記憶部52の具体例としては、HDDやSSD等が挙げられる。
操作部56は、放射線Rの照射指示を含む放射線画像の撮影等に関する指示や各種情報等をユーザが入力するために用いられる。そのため、本実施形態の操作部56は、放射線Rの照射を指示する場合に、ユーザが押圧する照射指示ボタンが少なくとも含まれる。なお、操作部56は特に限定されるものではなく、例えば、各種スイッチ、タッチパネル、タッチペン、及びマウス等が挙げられる。表示部58は、各種情報を表示する。なお、操作部56と表示部58とを一体化してタッチパネルディスプレイとしてもよい。
I/F部54は、無線通信または有線通信により、マンモグラフィ装置10、RIS5、及び画像保存システム18との間で各種情報の通信を行う。本実施形態の放射線画像撮影システム2では、マンモグラフィ装置10で撮影された放射線画像の画像データは、コンソール12が、I/F部54を介して無線通信または有線通信によりマンモグラフィ装置10から受信する。
さらに、図5には、本実施形態の放射線画像撮影システム2の構成の一例の機能ブロック図を示す。図5に示すように本実施形態のコンソール12は、取得部90及び表示制御部92を備える。一例として本実施形態のコンソール12は、制御部50のCPU50AがROM50Bに記憶されている制御処理プログラム51を実行することにより、制御部50が、取得部90及び表示制御部92として機能する。
コンソール12の取得部90は、マンモグラフィ装置10の放射線検出器30により撮影された放射線画像に基づいて、***における乳腺領域を表す領域情報を取得する。一例として、本実施形態の取得部90は、マンモグラフィ装置10から入力された放射線画像に基づいて乳腺領域を導出し、導出した乳腺領域を表す領域情報を出力する。乳腺領域の導出方法は特に限定されないが、本実施形態の取得部90は、一例として、乳腺組織に対応する乳腺組織画素を放射線画像から検出し、検出した乳腺領域画素が予め定められた数以上、固まっている領域を、乳腺領域として導出する。なお、乳腺組織画素の検出方法も特に限定されず、例えば、特開2010-253245号公報等に記載された技術を適用することができる。この公報に記載された技術を適用する場合、まず、放射線画像を、***画像と直接領域とに分割し、次いで、***画像内における、大胸筋領域を抽出して、***画像から大胸筋領域を除く。そして、大胸筋領域が除かれた***画像内で放射線Rの透過量が閾値以下の画素を、乳腺組織領域画素として検出する。
また、コンソール12の表示制御部92は、取得部90から出力された乳腺領域の領域情報に基づいて、放射線画像の撮影から***を圧迫し続けいている圧迫板34の上面34Aに乳腺領域を識別可能に表示する制御を行う。本実施形態の放射線画像撮影システム2では、マンモグラフィ装置10が可視光源37Vから照射された可視光Vの照射野102を乳腺領域と一致させるために、コリメータ38によって照射野102を制限する。そのため、一例として本実施形態の表示制御部92は、可視光源37Vの点灯を指示する情報と、照射野102に関する情報とをマンモグラフィ装置10に送信する。
一方、図5に示すように本実施形態のマンモグラフィ装置10は、制限部80及び可視光源制御部82を備える。一例として本実施形態のマンモグラフィ装置10は、制御部20のCPU20AがROM20Bに記憶されている撮影処理プログラム21を実行することにより、制御部20が、制限部80及び可視光源制御部82として機能する。
マンモグラフィ装置10の制限部80は、コリメータ38により、可視光Vの開口部100を制限することで、照射野102を制限する。具体的には、制限部80には、コンソール12の表示制御部92から、照射野102に関する情報が入力される。制限部80は、照射野102に関する情報に基づいてコリメータ38を移動させて、可視光Vの照射野102の位置及び範囲を定めることにより、放射線Rが照射される範囲を制限する。
また、マンモグラフィ装置10の可視光源制御部82は、可視光源37Vの点灯及び消灯を制御する。具体的には、可視光源制御部82には、コンソール12の表示制御部92から、可視光源37Vの点灯を指示する情報が入力される。可視光源制御部82は、入力された情報に応じて、可視光源37Vを点灯させる。
次に、超音波画像撮影装置16の構成について説明する。図6には、超音波画像撮影装置16の構成の一例を表すブロック図が示されている。超音波画像撮影装置16は、ユーザによって、被検者の***を被写体とした超音波画像を撮影する装置であり、いわゆる、ハンドヘルドタイプの超音波画像撮影装置である。
図6に示すように、超音波画像撮影装置16は、制御部60、記憶部62、I/F部64、超音波プローブ65、操作部66、及び表示部68を備えている。制御部60、記憶部62、I/F部64、超音波プローブ65、操作部66、及び表示部68はシステムバスやコントロールバス等のバス69を介して相互に各種情報の授受が可能に接続されている。
本実施形態の制御部60は、超音波画像撮影装置16の全体の動作を制御する。制御部60は、CPU60A、ROM60B、及びRAM60Cを備える。ROM60Bには、CPU60Aで実行される、各種のプログラム等が予め記憶されている。RAM60Cは、各種データを一時的に記憶する。
記憶部62には、撮影された超音波画像の画像データや、その他の各種情報等が記憶される。記憶部62の具体例としては、HDDやSSD等が挙げられる。
超音波プローブ65は、ユーザによって、圧迫板34の上面34A(図3参照、被検者の***に接する側と反対側の面)に沿って移動され、***を超音波で走査することにより***の超音波画像を取得する。具体的には、超音波撮影が行われる場合には、超音波プローブ65は、圧迫板34の上面34Aにエコーゼリー等の音響マッチング部材(図示省略)が塗布された状態で、ユーザにより、圧迫板34の上面34Aに沿って移動される。
超音波プローブ65は、1次元状、又は、2次元状に配列された複数の超音波トランスデューサ(図示省略)を備える。各々の超音波トランスデューサは、印加される駆動信号に基づいて超音波を送信すると共に、超音波エコーを受信することにより受信信号を出力する。
複数の超音波トランスデューサの各々は、例えば、PZT(チタン酸ジルコン酸鉛:Pb(lead) zirconate titanate)に代表される圧電セラミックや、PVDF(ポリフッ化ビニリデン:polyvinylidene difluoride)に代表される高分子圧電素子等の圧電性を有する材料(圧電体)の両端に電極を形成した振動子により構成される。振動子の電極に、パルス状又は連続波の駆動信号を送って電圧を印加すると、圧電体が伸縮する。この伸縮によって、それぞれの振動子からパルス状又は連続波の超音波が発生し、それらの超音波の合成によって超音波ビームが形成される。また、それぞれの振動子は、伝搬する超音波を受信することによって伸縮し、電気信号を発生する。それらの電気信号は、超音波の受信信号として出力され、ケーブル(図示省略)を介して、超音波画像撮影装置16の本体(図示省略)に入力される。
操作部66は、超音波画像の撮影等に関する指示や各種情報等をユーザが入力するために用いられる。操作部66は、特に限定されるものではなく、例えば、各種スイッチ、タッチパネル、タッチペン、及びマウス等が挙げられる。表示部68は、各種情報や、超音波プローブ65から受信した受信信号に応じた超音波画像等を表示する。なお、操作部66と表示部68とを一体化してタッチパネルディスプレイとしてもよい。
I/F部64は、無線通信または有線通信により、RIS5、及び画像保存システム18との間で各種情報の通信を行う。超音波画像撮影装置16により撮影された超音波画像の画像データは、I/F部64を介して画像保存システム18に無線通信または有線通信によって送信される。
次に、画像保存システム18の構成について説明する。図7には、画像保存システム18の構成の一例を表すブロック図が示されている。画像保存システム18は、放射線画像撮影システム2により撮影された放射線画像の画像データ、及び超音波画像撮影装置16により撮影された超音波画像の画像データを保存するシステムである。画像保存システム18は、保存している放射線画像及び超音波画像から、コンソール12、超音波画像撮影装置16、及びその他の読影装置(図示省略)等からの要求に応じた画像を取り出して、要求元の装置に送信する。画像保存システム18の具体例としては、PACS(Picture Archiving and Communication Systems)が挙げられる。
図7に示すように、画像保存システム18は、制御部70、記憶部72、及びI/F部74を備えている。制御部70、記憶部72、及びI/F部74はシステムバスやコントロールバス等のバス79を介して相互に各種情報の授受が可能に接続されている。
本実施形態の制御部70は、超音波画像撮影装置16の全体の動作を制御する。制御部70は、CPU70A、ROM70B、及びRAM70Cを備える。ROM70Bには、CPU70Aで実行される、各種のプログラム等が予め記憶されている。RAM70Cは、各種データを一時的に記憶する。
記憶部72は、放射線画像の画像データ及び超音波画像の画像データの各々を、撮影オーダや被検者に関する情報等と関連付けて記憶する、いわゆるデータベースである。
I/F部74は、無線通信または有線通信により、コンソール12及び超音波画像撮影装置16との間で各種情報の通信を行う機能を有している。
次に、本実施形態の医用撮影システム1の作用について図面を参照して説明する。
まず、本実施形態の医用撮影システム1における、マンモグラフィ装置10により放射線画像を撮影し、続いて超音波画像撮影装置16により超音波画像を撮影する、撮影全体の流れについて説明する。図8には、本実施形態の医用撮影システム1における撮影全体の流れの一例を表したフローチャートが示されている。
まず、ステップS10でマンモグラフィ装置10の圧迫板34により***を圧迫する。本実施形態のマンモグラフィ装置10において放射線画像の撮影を行う場合、まず、ユーザは、マンモグラフィ装置10の撮影台40の撮影面40A上に、被検者の***をポジショニングする。ポジショニングが完了すると、ユーザは、操作部26により圧迫を指示する。マンモグラフィ装置10の制御部20は、圧迫の指示に応じて、圧迫板駆動部32によって圧迫方向へ圧迫板34の移動を開始させる。圧迫板34により***を圧迫することにより、圧迫板34と撮影台40の撮影面40Aとの間で、乳腺組織の重なりを展開した状態で***が固定される。なお、本実施形態のマンモグラフィ装置10では、圧迫が指示されている間、圧迫板34を圧迫方向へ移動させ続ける。換言すると、本実施形態のマンモグラフィ装置10では、ユーザが操作部26による圧迫の指示を止めた場合、圧迫板34の移動が停止する。
次のステップS12でマンモグラフィ装置10の制御部20は、撮影オーダに基づいた照射野102を、ミラー48によって反射された可視光Vにより表示させる(詳細後述)。このように、本実施形態のマンモグラフィ装置10では、放射線源37Rから放射線Rを照射する前に、可視光源37Vから出射された可視光Vにより、照射野102の確認をユーザが行う。照射野102が確認されると、放射線画像の撮影前に、可視光源37Vが消灯し、照射野102の表示が終了する。
次のステップS14でマンモグラフィ装置10の制御部20は、上述したように、撮影オーダに基づいて、***の放射線画像を撮影する。具体的には、コンソール12の操作部56に含まれる照射指示ボタンがユーザにより押圧されると、コンソール12の制御に応じてマンモグラフィ装置10の制御部20は、放射線源37Rから放射線Rを、圧迫板34により圧迫された状態の***に向けて照射させる。そして、放射線検出器30により***を透過した放射線Rに応じて放射線画像を生成する。撮影された放射線画像の画像データは、コンソール12に送信される。
次のステップS16でコンソール12の制御部50は、マンモグラフィ装置10から取得した放射線画像から、***の乳腺領域を導出する(詳細後述)。導出された乳腺領域を表す領域情報は、マンモグラフィ装置10に送信される。
次のステップS18でマンモグラフィ装置10の制御部20は、領域情報によって表される乳腺領域を、圧迫板34の上面34Aに表示する。具体的には、制限部80が、領域情報に応じてコリメータ38のブレード38A~38Dを移動させることにより照射野102の位置及び範囲を定め、可視光源制御部82が、可視光源37Vを点灯させる。
次のステップS20でユーザは、超音波画像撮影装置16により、***の超音波画像を撮影する。具体的には、ユーザは、圧迫板34の上面34Aに、エコーゼリー等の音響マッチング部材(図示省略)を塗布する。なお、本実施形態では、***の超音波画像は、乳腺領域が含まれていればよく、***全体が含まれていなくてもよい。そのため、撮影オーダ等により、撮影範囲に***全体が含まれていなくてもよいと判定される場合、音響マッチング部材は、圧迫板34の上面34Aに表示されている乳腺領域を少なくとも含む撮影範囲を覆っていればよく、上面34A全体を覆っていなくてもよい。
さらに、ユーザは、音響マッチング部材により覆われた、圧迫板34の上面34Aにおける乳腺領域を少なくとも含む撮影範囲内を超音波プローブ65により超音波で走査することで超音波画像を撮影する。撮影された超音波画像は、超音波画像撮影装置16の表示部68に表示される。
次のステップS22でマンモグラフィ装置10の圧迫板34による***の圧迫を解除する。本実施形態の医用撮影システム1では、超音波画像の撮影が終了すると、ユーザがマンモグラフィ装置10の操作部26により圧迫の解除を指示する。マンモグラフィ装置10の制御部20は、圧迫の解除の指示に応じて、圧迫板駆動部32によって圧迫板34を圧迫解除方向に移動させる。圧迫板34が圧迫解除方向に移動することで、***の圧迫が解除される。なお、本実施形態のマンモグラフィ装置10では、圧迫の解除が指示されている間、圧迫板34を圧迫解除方向へ移動させ続ける。換言すると、本実施形態のマンモグラフィ装置10では、ユーザが操作部26による圧迫の解除の指示を止めた場合、圧迫板34の移動が停止する。なお、本実施形態に限定されず、ユーザが一度押圧することにより、予め定められた圧迫解除位置まで一気に圧迫板34を移動させることが可能な圧迫解除ボタンが操作部26に含まれている場合、圧迫解除ボタンにより圧迫を解除してもよい。
このように、本実施形態の医用撮影システム1では、放射線画像の撮影が開始される前から超音波画像の撮影が終了するまでの間、マンモグラフィ装置10の圧迫板34により、***が圧迫され続ける。
次のステップS24でマンモグラフィ装置10の制御部20は、乳腺領域の表示を終了することにより、本撮影全体が終了する。具体的には、可視光源制御部82が、圧迫の解除の指示に応じて可視光源37Vを消灯させることで、乳腺領域の表示を終了する。
次に、上記撮影全体における、マンモグラフィ装置10の撮影動作の流れについて説明する。本実施形態のマンモグラフィ装置10は、一例として、コンソール12から放射線画像及び超音波画像の両方の撮影が含まれた撮影オーダと、撮影開始の指示とを受信した場合、制御部20のCPU20Aが、ROM20Bに記憶されている撮影処理プログラム21を実行することにより、図9に一例を示した撮影処理を実行する。図9には、撮影全体における、マンモグラフィ装置10の撮影処理の流れの一例を表したフローチャートが示されている。
まず、ステップS100で制御部20は、ユーザによって操作部26により圧迫の指示が行われたか否かを判定する。撮影全体の流れのステップS10(図8参照)で上述したように、***を圧迫する場合、ユーザによって操作部26により圧迫の指示が行われる。圧迫の指示が未だ行われていない場合、ステップS100の判定が否定判定となる。一方、圧迫の指示が行われると、ステップS100の判定が肯定判定となり、ステップS102へ移行する。
ステップS102で制御部20は、撮影全体の流れのステップS10(図8参照)で上述したように、圧迫の指示に応じて、圧迫板駆動部32によって圧迫方向へ圧迫板34の移動を開始させて、圧迫板34により撮影台40の撮影面40Aとの間で***を圧迫する。
次のステップS104で制御部20は、撮影全体の流れのステップS12(図8参照)で上述したように、照射野102の表示を行う。具体的には、撮影オーダに基づいて、制限部80がコリメータ38のブレード38A~38Dを初期位置から移動させ、所望の照射野102の大きさに応じた開口部100を設ける。また、可視光源制御部82が、可視光源37Vを点灯させる。
次のステップS106で制御部20は、照射野102の表示を終了するか否かを判定する。ユーザによって操作部26により照射野102の表示の終了の指示が行われるまでステップS106の判定が否定判定となる。一方、表示の終了の指示が行われるとステップS106の判定が肯定判定となりステップS108へ移行する。
ステップS108で制御部20は、撮影全体の流れのステップS12(図8参照)で上述したように、照射野102の表示を終了する。具体的には、可視光源制御部82が、可視光源37Vを消灯させる。
次のステップS110で制御部20は、放射線Rの照射の指示が行われたか否かを判定する。撮影全体の流れのステップS14(図8参照)で上述したように、放射線Rを照射する場合、ユーザによってコンソール12の操作部56により照射の指示が行われる。照射の指示が行われると、放射線Rの照射を指示する照射指示信号がコンソール12からマンモグラフィ装置10に送信される。そこで、制御部20は、コンソール12から照射指示信号を受信したか否かにより照射の指示が行われたか否かを判定する。照射指示信号を受信するまでステップS110の判定が否定判定となる。一方、照射指示信号を受信するとステップS110の判定が肯定判定となり、ステップS112へ移行する。
ステップS112で制御部20は、撮影全体の流れのステップS14(図8参照)で上述したように、放射線画像の撮影を行う。具体的には、制御部20は、放射線照射部36の放射線源37Rから放射線Rを被写体である***に向けて照射させる。また、放射線検出器30は、***を透過した放射線Rに応じて放射線画像を生成する。放射線画像の撮影が終了すると、ステップS114へ移行する。
ステップS114で制御部20は、放射線検出器30で生成された放射線画像の画像データを、コンソール12へ送信する。
次のステップS116で制御部20は、詳細を後述する乳腺領域表示指示を受信したか否かを判定する。上述したように、コンソール12は、マンモグラフィ装置10が撮影した放射線画像から***の乳腺領域を表す領域情報を導出し、導出した領域情報を表示させるための乳腺領域表示指示をマンモグラフィ装置10に送信する。コンソール12から送信された乳腺領域表示指示を受信するまで、ステップS116の判定が否定判定となる。一方、乳腺領域表示指示を受信した場合、ステップS116の判定が肯定判定となり、ステップS118へ移行する。
ステップS118で制御部20は、撮影全体の流れのステップS18(図8参照)で上述したように、領域情報によって表される乳腺領域を、圧迫板34の上面34Aに表示する。具体的には、乳腺領域表示指示に応じて制限部80が、照射野102により乳腺領域を示すためにコリメータ38のブレード38A~38Dを移動させて開口部100の大きさを調節する。また、可視光源制御部82が、可視光源37Vを点灯させる。図10には、圧迫板34の上面34Aに、可視光Vにより表示された乳腺領域表示110の一例を、放射線照射部36側から見た状態が示されている。なお、乳腺領域表示110の表示の仕方を、放射線Rの照射野102の表示の仕方と異ならせてもよい。例えば、放射線Rの照射野102を表示する場合は、可視光源37Vを常時点灯とし、乳腺領域表示110を表示する場合は、可視光源37Vを点滅させてもよい。また例えば、放射線Rの照射野102を表示する場合と、乳腺領域表示110を表示する場合とで可視光源37Vの発光強度を異ならせて、可視光Vの強度を異ならせてもよい。
次のステップS120で制御部20は、ユーザによって操作部26により圧迫の解除の指示が行われたか否かを判定する。撮影全体の流れのステップS22(図8参照)で上述したように、***の圧迫を解除する場合、ユーザによって操作部26により圧迫の解除の指示が行われる。圧迫の解除の指示が未だ行われていない場合、ステップS120の判定が否定判定となる。一方、圧迫の解除の指示が行われると、ステップS120の判定が肯定判定となり、ステップS122へ移行する。
ステップS122で制御部20は、撮影全体の流れのステップS22(図8参照)で上述したように、圧迫の解除の指示に応じて、圧迫板駆動部32によって圧迫解除方向へ圧迫板34の移動を開始させて、圧迫板34による***の圧迫を解除する。
次のステップS124で制御部20は、撮影全体の流れのステップS24(図8参照)で上述したように、圧迫の解除の指示に応じて、乳腺領域表示110の表示を終了する。具体的には、可視光源制御部82が、圧迫の解除の指示に応じて可視光源37Vを消灯させることで、乳腺領域表示110の表示を終了する。また、本実施形態では、制限部80が、放射線照射部36のコリメータ38のブレード38A~38Dを初期位置に移動させる。
本実施形態のマンモグラフィ装置10では、このようにして乳腺領域表示110の表示が終了すると、本撮影処理が終了する。
次に、上記撮影全体における、コンソール12の制御動作の流れについて説明する。本実施形態のコンソール12は、一例として、RIS5から取得した撮影オーダに、放射線画像及び超音波画像の両方の撮影が含まれていた場合、制御部50のCPU50Aが、ROM50Bに記憶されている制御処理プログラム51を実行することにより、図11に一例を示した制御処理を実行する。図11には、撮影全体における、コンソール12の制御処理の流れの一例を表したフローチャートが示されている。
まず、ステップS200で制御部20は、マンモグラフィ装置10に、撮影オーダ及び撮影指示を送信する。
次のステップS202で制御部20は、マンモグラフィ装置10から放射線画像を取得したか否かを判定する。マンモグラフィ装置10から送信された放射線画像の画像データをコンソール12が受信するまで、ステップS202の判定は否定判定となる。一方、放射線画像の画像データをコンソール12が受信した場合、ステップS202の判定が肯定判定となり、ステップS204へ移行する。
ステップS204で制御部20は、受信した画像データによって表される放射線画像を、表示部58に表示させる。
次のステップS206で取得部90は、放射線画像から乳腺領域を導出する。上述したように取得部90は、放射線画像の***画像から乳腺組織画素を検出し、検出した乳腺組織画素に基づいて乳腺領域を導出し、導出した乳腺領域を表す領域情報を表示制御部92に出力する。
次のステップS208で表示制御部92は、乳腺領域表示指示をマンモグラフィ装置10へ送信する。乳腺領域表示指示とは、マンモグラフィ装置10に対する、上記ステップS206で導出した領域情報の表示の指示である。具体的には、乳腺領域表示指示には、マンモグラフィ装置10のコリメータ38のブレード38A~38Dを移動させて開口部100が、上記ステップS206で導出した乳腺領域に応じた照射野102とするための情報が含まれる。また、乳腺領域表示指示には、マンモグラフィ装置10の可視光源37Vの点灯指示が含まれる。
本ステップで表示制御部92が乳腺領域表示指示を出力することにより、上述したようにマンモグラフィ装置10では、撮影処理のステップS118(図9参照)において、マンモグラフィ装置10の圧迫板34の上面34Aに乳腺領域が表示される。
次のステップS210で制御部20は、表示部58に表示させている放射線画像の表示を終了するか否かを判定する。ユーザによって操作部56により放射線画像の表示の終了の指示が行われるまでステップS210の判定が否定判定となる。一方、表示の終了の指示が行われるとステップS210の判定が肯定判定となり、本制御処理を終了する。
[第2実施形態]
以下、第2実施形態について詳細に説明する。
医用撮影システム1の全体構成(図1参照)と、コンソール12及びマンモグラフィ装置10各々の構成(図2及び図3参照)とは、第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
本実施形態では、コンソール12が有する機能の一部について、第1実施形態のコンソール12が有する機能と異なるため、異なる機能について説明する。図12には、本実施形態の放射線画像撮影システム2の構成の一例の機能ブロック図を示す。図12に示すように本実施形態のコンソール12は、修正部91を備える点で、第1実施形態のコンソール12(図5参照)と異なっている。一例として本実施形態のコンソール12は、制御部50のCPU50AがROM50Bに記憶されている制御処理プログラム51を実行することにより、制御部50が、さらに修正部91としても機能する。
修正部91は、取得部90が取得した乳腺領域の大きさ、換言すると乳腺を表示する表示領域の大きさを修正する。図13に示すように、***に照射される放射線Rが斜めに入射することにより、放射線検出器30により得られる放射線画像120Rにおける***画像120W及び乳腺画像120Gの各々と、実際の***W及び乳腺Gとで大きさが異なる場合がある。なお、図13では便宜上、撮影台40の撮影面40Aと、放射線検出器30における放射線Rの検出面(放射線Rが照射される面)とが同一の位置にあるものとしている。
圧迫板34の上面34Aに表示する乳腺領域表示110は、実際の乳腺Gの幅xと同様であることが好ましい。そこで、本実施形態の修正部91は、放射線画像120Rにおける乳腺画像120Gから導出した乳腺の幅x1を、実際の乳腺Gの幅xに修正する。
図13に示した例では、放射線検出器30により得られる放射線画像120Rには***画像120Wが含まれている。また、***画像120Wの中には、乳腺画像120Gが含まれている。放射線源37Rから撮影面40Aまでの距離、いわゆるSID(Source to Image Distance)をz1、及び撮影面40Aから乳腺G(一例として乳腺Gの重心)までの高さをz2とした場合、下記(1)式及び(2)式が成り立つ。
tanθ=(x/2)/(z1-2) ・・・(1)
tanθ=(x1/2)/z1 ・・・(2)
従って、本実施形態の修正部91は、上記(1)式及び(2)式より、乳腺Gの幅xについて得られる下記(3)式により、乳腺領域表示110の大きさ(幅)として、乳腺Gの幅xを導出することで、取得部90が取得した乳腺領域の大きさを修正する。
x=x1×(z1-z2)/z1 ・・・(3)
本実施形態の医用撮影システム1の作用は、コンソール12の制御動作の一部が第1実施形態のコンソール12の制御動作(図11参照)と異なるため、本実施形態のコンソール12の制御動作について説明する。図14には、本実施形態のコンソール12の制御処理の流れの一例を表したフローチャートが示されている。図14に示した制御処理は、第1実施形態の制御処理(図11参照)のステップS206とステップS208との間にステップS207の処理を実行する点が異なっている。
ステップS207で修正部91は、上述したように、上記(3)式に基づき、ステップS206で導出した乳腺領域表示110の大きさ(幅)を修正する。なお、本実施形態の放射線画像撮影システム2においてSIDz1は、予め得られる値である。一方、乳腺Gの高さz2を得る方法は特に限定されず、例えば、以下の方法を適用することができる。
例えば、マンモグラフィ装置10による放射線画像の撮影(図9ステップS112参照)が、放射線Rの照射角度が異なる複数の投影画像を撮影し、撮影された投影画像から断層画像を再構成する、いわゆるトモシンセシス撮影の場合、乳腺画像120Gが含まれる断層画像の高さに基づいて、乳腺Gの高さz2を導出してもよい。また例えば、断層画像を用いる場合よりも簡易的な方法として、放射線画像120Rの撮影において、圧迫板34により圧迫された状態の***wの厚みに基づいて高さz2を導出してもよい。
なお、***Wの厚みを得る方法も特に限定されず、例えば、圧迫板34により***Wを圧迫した状態の***Wの厚みz3(図13参照)を計測することにより得る形態としてもよい。また例えば、圧迫板34の初期位置からの移動量に基づいて、***Wの厚みz3として、圧迫板34の高さz3、換言すると圧迫板34と撮影面40Aとの距離を導出する形態としてもよい。
例えば、このようにして得られた***Wの厚みz3は乳腺Gの高さz2とほぼ等しい(z3≒z2)場合があるため、***Wの厚みz3を乳腺Gの高さz2として用いてもよい。なお、***Wの厚みz3(圧迫板34と撮影面40Aとの距離)を***Wの厚みz3として用いる場合、***の厚みz3が乳腺Gの高さz2よりも被比較的大きい場合、上記(3)式により導出される乳腺Gの幅xが、実際の乳腺Gの幅xよりも小さくなってしまう。このような場合、例えば、1以下の予め定められた係数を***の厚みz3に乗算した値を乳腺Gの高さz2として用いてもよい。
従って、次のステップS208で表示制御部92は、上記ステップS207で修正された乳腺領域表示110を表示する乳腺領域表示指示をマンモグラフィ装置10へ送信する。
図15に例示したように、乳腺領域表示110を表示する場合に可視光源37Vから照射される可視光Vにおける角度θnについて、下記(4)式及び(5)式が成り立つ。なお図15では、可視光源37Vの位置、具体的にはミラー48による反射位置から圧迫板34の上面34Aまでの距離をz4、圧迫板34の厚みをz5、可視光源37Vの位置、具体的にはミラー48による反射位置から撮影面40Aまでの距離をz6としている。
tanθn=x/(2×z4) ・・・(4)
tanθn=x/(2×(z6-z3-z5)) ・・・(5)
本実施形態の表示制御部92は、上記(4)式または(5)式により得られたtanθnに応じた開口部100を形成するための、コリメータ38のブレード38A~38Dを移動させる乳腺領域表示指示をマンモグラフィ装置10へ送信する。
[第3実施形態]
以下、第3実施形態について詳細に説明する。
医用撮影システム1の全体構成(図1参照)と、コンソール12及びマンモグラフィ装置10各々の構成(図2及び図3参照)とは、第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
本実施形態では、マンモグラフィ装置10の撮影処理の一部が第1実施形態のマンモグラフィ装置10の撮影処理(図9参照)と異なるため、本実施形態のマンモグラフィ装置10の撮影処理について説明する。図16には、本実施形態のマンモグラフィ装置10の撮影処理の流れの一例を表したフローチャートが示されている。図16に示した撮影処理は、第1実施形態の撮影処理(図9参照)のステップS114とステップS116との間にステップS115の処理を実行する点が異なっている
超音波画像を撮影する場合に、放射線照射部36が邪魔になり、超音波プローブ65による操作が行い難かったり、乳腺領域表示110が視認し難かったりする場合がある。
そこで、本実施形態のマンモグラフィ装置10の撮影処理では、放射線画像の撮影の終了後に、ステップS115で制御部20は、放射線照射部36を、超音波画像の撮影において邪魔にならない位置に移動させる。このように、超音波画像の撮影において邪魔にならない位置としては、例えば、MLO(mediolateral oblique)撮影における放射線照射部36の位置等が挙げられる。
なお、放射線照射部36を移動させることにより、可視光源37Vも移動するため、圧迫板34の上面34Aにおける乳腺領域表示110の位置が放射線照射部36の移動前の位置からずれる場合がある。図17に例示した場合では、MLO撮影位置の可視光源37Vmloによる乳腺領域表示110mloの表示位置は、CC(craniocaudal)撮影位置の可視光源37Vccによる乳腺領域表示110ccの表示位置からずれている。この場合、表示制御部92は、図18に例示したように、コリメータ38、より具体的にはブレード38A~38Dを移動させることで、可視光源37Vmloによる乳腺領域表示110mloの位置を、可視光源37Vccによる乳腺領域表示110ccの位置に一致させる制御を行うことが好ましい。表示制御部92は、コリメータ38の移動量を、圧迫板34の高さz3及び、可視光源37Vmloの傾き角度から導出することができる。
換言すると、本実施形態のコンソール12の表示制御部92が行う乳腺領域表示指示は、放射線照射部36の移動に応じて、コリメータ38、具体的には、乳腺領域表示110ccとするためにコリメータ38(ブレード38A~38D)を移動させるための情報を含むことが好ましい。
以上説明したように、上記各実施形態の放射線画像撮影システム2は、マンモグラフィ装置10及びコンソール12を備える。マンモグラフィ装置10は、放射線源37R、放射線検出器30、及び放射線源37Rと放射線検出器30との間に配置された***Wを圧迫状態にする圧迫板34を含み、圧迫状態の***Wの放射線画像120Rを、放射線検出器30により撮影する。また、コンソール12は、マンモグラフィ装置10により撮影された放射線画像120Rに基づいて、***Wにおける乳腺Gの乳腺領域を表す領域情報を取得する取得部90、及び取得部90が取得した領域情報に基づいて、放射線画像120Rの撮影から***Wを圧迫し続けいている圧迫板34の上面34Aに乳腺領域を識別可能に乳腺領域表示110を表示する制御を行う表示制御部92を備える。
上記構成を有することにより、上記各実施形態の放射線画像撮影システム2では、マンモグラフィ装置10により放射線画像120Rの撮影後、***Wを圧迫し続けた状態で、乳腺領域表示110の表示を行う。上記各実施形態の放射線画像撮影システム2によれば、***Wの圧迫を解除することがないため、乳腺組織の展開状態が大きく変化するのを抑制することができる。従って、上記各実施形態の放射線画像撮影システム2によれば、***Wを圧迫する圧迫板34の上面34Aに、圧迫状態の***Wの乳腺領域表示110を適切に表示することができる。
上記各実施形態の放射線画像撮影システム2では、乳腺領域表示110が適切に表示されるため、ユーザによる超音波画像の撮影範囲(走査範囲)を適切にすることができる。また超音波画像の撮影において、乳腺領域表示110に応じた走査範囲とすることができるため、***W全体を撮影する場合に比べて撮影範囲を狭めることができ、撮影時間を短くすることができる。上記各実施形態の放射線画像撮影システム2では、撮影時間を短くすることができるため、***Wを圧迫されることによる被検者の痛みを緩和することができる。
なお、上記各実施形態では、乳腺領域表示110が1つの場合について説明したが、乳腺領域表示110は複数あってもよい。複数ある(図19及び図20では3つ)場合、図19に示すように、乳腺領域表示110A、110B、及び110Cの各々を同時に圧迫板34の上面34Aに表示させる形態としてもよい。また、図20に示すように、乳腺領域表示110A、乳腺領域表示110B、及び乳腺領域表示110Cを1つずつ、圧迫板34の上面34Aに順次表示させる形態としてもよい。また、このように複数の乳腺領域表示110(110A、110B、110C)について順次表示を行う場合、乳腺領域表示110の総数をユーザが認識し難いため、乳腺領域表示110の総数をコンソール12の表示部58等に表示させることが好ましい。
なお、このように複数の乳腺領域110を同時に表示する場合、可視光源37Vを複数備える構成としてもよいし、コリメータ38に代えて、複数の開口部を設けられる液晶フィルタ等を備える構成としてもよい。
また、上記各実施形態では、照射野102の表示に用いる可視光源37Vから照射される可視光Vにより乳腺領域表示110を表示する形態について説明したが、図21に一例を示したように、マンモグラフィ装置10は、乳腺領域表示110の表示専用の光源35を備える形態としてもよい。この場合、光源35により照射される可視光と、可視光源37Vから照射される可視光Vとで、色相、彩度、及び明度の少なくとも一つを異ならせることが好ましい。また、マンモグラフィ装置10に光源35を設けるのに代えて、マンモグラフィ装置10に可視光Vの色相、彩度、及び明度を変更するフィルタ(図示省略)を備える形態とし、照射野102を表示する場合と乳腺領域表示110を表示する場合とで表示制御部92がフィルタを制御してもよい。
また、図22に示した一例のように、光源35により、圧迫板34の上面34Aに、乳腺領域を表す枠111が示された放射線画像120Rを表示する形態としてもよい。
また、上記各実施形態では、マンモグラフィ装置10において、圧迫板34により***Wの圧迫を開始すると、超音波画像の撮影が終了するまで、圧迫板34を移動させずに、そのまま***Wを圧迫し続ける形態について説明したが、***Wの圧迫状態は本形態に限定されない。上述したように***Wを圧迫することにより、乳腺組織の重なりを展開する。そのため、本実施形態のマンモグラフィ装置10では、乳腺組織の重なり具合、換言すると乳腺組織の展開具合が変化しない程度、または変化してもその変化量が許容範囲内である程度、一例として乳腺領域表示110の大きさが変化しない程度に***Wを圧迫し続ければよい。従って、マンモグラフィ装置10では、乳腺組織の展開具合に応じて、放射線画像の撮影後、超音波画像の撮影を行う前に***Wの圧迫を弱めてもよい。
このように、本実施形態の医用撮影システム1では、放射線画像の撮影が開始される前から超音波画像の撮影が終了するまでの間、マンモグラフィ装置10の圧迫板34により、***が圧迫され続ける。
また、上記各実施形態では、コンソール12の取得部90が乳腺領域表示110を導出する形態について説明したが、取得部90は、他の装置等で導出した乳腺領域を表す領域情報を取得する形態であってもよい。この場合、乳腺領域表示110は、マンモグラフィ装置10が導出してもよいし、放射線画像撮影システム2の外部の装置等が導出してもよい。また、コンソール12の表示部58に表示された放射線画像に対して、ユーザが操作部56により乳腺領域表示110を指定することにより、取得部90が乳腺領域表示110を表す領域情報を取得する形態としてもよい。
また、本実施形態では、乳腺を関心物とした形態について説明したが、関心物は乳腺に限定されない。例えば関心物は、インプラント等であってもよい。
上記各実施形態において、例えば制限部80、可視光源制御部82、取得部90、修正部91、及び表示制御部92といった各種の処理を実行する処理部(processing unit)のハードウェア的な構造としては、次に示す各種のプロセッサ(processor)を用いることができる。上記各種のプロセッサには、上述したように、ソフトウェア(プログラム)を実行して各種の処理部として機能する汎用的なプロセッサであるCPUに加えて、FPGA(Field Programmable Gate Array)等の製造後に回路構成を変更可能なプロセッサであるプログラマブルロジックデバイス(Programmable Logic Device :PLD)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の特定の処理を実行させるために専用に設計された回路構成を有するプロセッサである専用電気回路などが含まれる。
1つの処理部は、これらの各種のプロセッサのうちの1つで構成されてもよいし、同種または異種の2つ以上のプロセッサの組み合わせ(例えば、複数のFPGAの組み合わせや、CPUとFPGAとの組み合わせ)で構成されてもよい。また、複数の処理部を1つのプロセッサで構成してもよい。
複数の処理部を1つのプロセッサで構成する例としては、第1に、クライアント及びサーバ等のコンピュータに代表されるように、1つ以上のCPUとソフトウェアの組み合わせで1つのプロセッサを構成し、このプロセッサが複数の処理部として機能する形態が挙げられる。第2に、システムオンチップ(System On Chip:SoC)等に代表されるように、複数の処理部を含むシステム全体の機能を1つのIC(Integrated Circuit)チップで実現するプロセッサを使用する形態が挙げられる。このように、各種の処理部は、ハードウェア的な構造として、上記各種のプロセッサの1つ以上を用いて構成される。
さらに、これらの各種のプロセッサのハードウェア的な構造としては、より具体的には、半導体素子等の回路素子を組み合わせた電気回路(circuitry)を用いることができる。
また、上記各実施形態では、撮影処理プログラム21がROM20Bに、また、制御処理プログラム51がROM50Bに予め記憶(インストール)されている態様を説明したが、これに限定されない。撮影処理プログラム21及び制御処理プログラム51の各々は、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD-ROM(Digital Versatile Disc Read Only Memory)、及びUSB(Universal Serial Bus)メモリ等の記録媒体に記録された形態で提供されてもよい。また、撮影処理プログラム21及び制御処理プログラム51の各々は、ネットワークを介して外部装置からダウンロードされる形態としてもよい。
その他、上記各実施形態で説明した医用撮影システム1及び放射線画像撮影システム2等の構成及び動作等は一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において状況に応じて変更可能であることはいうまでもない。また、上記各実施形態を適宜組み合わせてもよいこともいうまでもない。
1 医用撮影システム
2 放射線画像撮影システム
5 RIS
10 マンモグラフィ装置
12 コンソール
16 超音波画像撮影装置
18 画像保存システム
20、50、60、70 制御部
20A、50A、60A、70A CPU
20B、50B、60B、70B ROM
20C、50C、60C、70C RAM
21 撮影処理プログラム
22、52、62、72 記憶部
24、54、64、74 I/F部
26、56、66 操作部
30 放射線検出器
32 圧迫板駆動部
34 圧迫板、34A 上面
35 光源
36 放射線照射部
37R 放射線源
37V、37Vcc、37Vmlo 可視光源
38 コリメータ、38A~38D ブレード
39、59、69、79 バス
40 撮影台、40A 撮影面
42 アーム部
44 基台
45 軸部
46 圧迫ユニット
48 ミラー
49 フィルタ
58、68 表示部
51 制御処理プログラム
65 超音波プローブ
80 制限部
82 可視光源制御部
90 取得部
91 修正部
92 表示制御部
100 開口部
102 照射野
110、110A、110B、110C、110cc、110mlo 乳腺領域表示
111 枠
120R 放射線画像、120W ***画像、120G 乳腺画像
G 乳腺
R 放射線
V 可視光
W ***
x、x1 幅
z1 SID、z2 高さ、z3、z5 厚み、z4、z6 距離
θ、θn 角度

Claims (14)

  1. 放射線源、放射線検出器、及び前記放射線源と前記放射線検出器との間に配置された***を圧迫状態にする圧迫部材を含み、前記圧迫状態の前記***の放射線画像を、前記放射線検出器により撮影するマンモグラフィ装置と、
    前記マンモグラフィ装置により撮影された前記放射線画像に基づいて、前記***における関心物の領域の位置及び範囲を表す領域情報を取得する取得部、及び前記取得部が取得した前記領域情報に基づいて、前記放射線画像の撮影から前記***を圧迫し続けている前記圧迫部材上に前記関心物の領域を識別可能に表示する制御を行う表示制御部を含む制御装置と、
    を備え、前記マンモグラフィ装置は、所定の範囲の照射野を有する可視光を照射する可視光源と、前記放射線源から照射される放射線の照射野及び前記可視光の照射野を制限するコリメータと、をさらに備え、前記表示制御部は前記領域情報に基づいて、前記可視光の照射野を前記コリメータにより制限する
    放射線画像撮影システム。
  2. 前記関心物は、前記***の乳腺であり、前記関心物の領域は、前記***の乳腺領域である、
    請求項1に記載の放射線画像撮影システム。
  3. 前記取得部は、前記放射線画像に基づいて前記関心物の領域を導出する、
    請求項1または請求項2に記載の放射線画像撮影システム。
  4. 前記関心物の表示領域の大きさを修正する修正部をさらに備え、
    前記表示制御部は、前記修正部により修正された表示領域において前記関心物の領域を表示する制御を行う、
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の放射線画像撮影システム。
  5. 前記修正部は、前記放射線源と前記放射線検出器との間隔と、前記関心物と前記放射線検出器との間隔とに基づいて、前記関心物の表示領域の大きさを修正する、
    請求項4に記載の放射線画像撮影システム。
  6. 前記修正部は、前記放射線源と前記放射線検出器との間隔と、前記***の厚みとに基づいて、前記関心物の表示領域の大きさを修正する、
    請求項4に記載の放射線画像撮影システム。
  7. 前記修正部は、前記放射線源と前記放射線検出器との間隔と、前記圧迫部材と前記放射線検出器との間隔とに基づいて、前記関心物の表示領域の大きさを修正する、
    請求項4に記載の放射線画像撮影システム。
  8. 前記表示制御部は、前記可視光源の位置及び前記可視光の照射角度に基づいて、前記可視光の照射野を、前記関心物の領域と一致させる制御を行う、
    請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の放射線画像撮影システム。
  9. 記表示制御部は、前記照射野を表示する可視光と、色相、明度、及び彩度のいずれか1つが異なる可視光により、前記関心物の領域を表示する制御を行う、
    請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の放射線画像撮影システム。
  10. 前記表示制御部は、前記関心物の領域が複数ある場合、複数の前記関心物の領域の各々を順次、表示する制御を行う、
    請求項1から請求項のいずれか1項に記載の放射線画像撮影システム。
  11. 前記表示制御部は、さらに、前記マンモグラフィ装置により撮影された前記放射線画像を前記圧迫部材上に表示する制御を行う、
    請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の放射線画像撮影システム。
  12. 請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の放射線画像撮影システムと、
    前記放射線画像撮影システムが備えるマンモグラフィ装置の圧迫部材により、圧迫された状態の***の超音波画像を撮影する超音波画像撮影装置と、
    を備えた医用撮影システム。
  13. 放射線源、放射線検出器、及び前記放射線源と前記放射線検出器との間に配置された***を圧迫状態にする圧迫部材を含み、前記圧迫状態の前記***の放射線画像を、前記放射線検出器により撮影するマンモグラフィ装置であって、所定の範囲の照射野を有する可視光を照射する可視光源と、前記放射線源から照射される放射線の照射野及び前記可視光の照射野を制限するコリメータと、をさらに備えたマンモグラフィ装置により撮影された前記放射線画像に基づいて、前記***における関心物の領域の位置及び範囲を表す領域情報を取得し、
    取得した前記領域情報に基づいて、前記放射線画像の撮影から前記***を圧迫し続けている前記圧迫部材上に前記関心物の領域を識別可能に表示する制御を行い、
    前記領域情報に基づいて、前記可視光の照射野を前記コリメータにより制限する
    処理をコンピュータが実行する制御方法。
  14. 放射線源、放射線検出器、及び前記放射線源と前記放射線検出器との間に配置された***を圧迫状態にする圧迫部材を含み、前記圧迫状態の前記***の放射線画像を、前記放射線検出器により撮影するマンモグラフィ装置であって、所定の範囲の照射野を有する可視光を照射する可視光源と、前記放射線源から照射される放射線の照射野及び前記可視光の照射野を制限するコリメータと、をさらに備えたマンモグラフィ装置により撮影された前記放射線画像に基づいて、前記***における関心物の領域の位置及び範囲を表す領域情報を取得し、
    取得した前記領域情報に基づいて、前記放射線画像の撮影から前記***を圧迫し続けている前記圧迫部材上に前記関心物の領域を識別可能に表示する制御を行い、
    前記領域情報に基づいて、前記可視光の照射野を前記コリメータにより制限する
    処理をコンピュータに実行させるための制御プログラム。
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