JP7358319B2 - 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム Download PDF

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Description

本開示は、情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
従来、医療診断を目的とした放射線撮影を行う放射線画像撮影装置が知られている。この種の放射線画像撮影装置として、例えば、被検者の***を撮影するマンモグラフィ装置が挙げられる。マンモグラフィ装置では、撮影部位である被検者の***を圧迫板により圧迫させた状態で、***に放射線を照射して撮影を行う。
また、マンモグラフィ装置において、撮影台に***の外形等を示す画像を投影する技術が知られている(例えば特許文献1参照)。特許文献1には、***のポジショニングにおける圧迫圧力を検出して得られる圧迫圧力分布を表す等圧線の画像と、***の外郭形状の画像と、を撮影台に映写することが記載されている。
特開2009-285345号公報
上述したように、***の撮影に係る各種情報を投影することで、ユーザが各種情報を確認可能な技術が知られている。しかしながら、マンモグラフィ撮影においてユーザが確認する情報は多岐にわたるため、投影面の大きさによっては、***の撮影に係る全ての情報をともに投影することが困難な場合がある。一方、例えば、マンモグラフィ撮影で行われる作業工程(例えば、***のポジショニング、圧迫、撮影及び解放等)ごとに、ユーザが確認したい情報は異なる場合がある。また、ユーザの好みに応じても、ユーザが確認したい情報は異なる場合がある。すなわち、***の撮影に係る全ての情報をともに投影面に投影しなくても、ユーザが確認を所望する情報さえ投影できれば十分であると考えられる。
本開示は、上記事情を考慮して成されたものであり、ユーザが所望する情報を表示できる情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
本開示の第1の態様は、情報処理装置であって、少なくとも1つのプロセッサを備え、プロセッサは、放射線源と放射線検出器との間に配置された圧迫部材により圧迫された状態の***に対して放射線を照射させて放射線画像を撮影するマンモグラフィ装置における、圧迫部材の第1投影面に投影用画像を投影する画像投影部により、第1の情報及び第2の情報の少なくとも一方を前記第1投影面に投影させる場合に、前記第1の情報及び前記第2の情報のそれぞれについて、第1投影面に投影させるか否かを切替可能に第1投影面に投影する制御を行う。
本開示の第2の態様は、上記第1の態様において、プロセッサが、第1投影面に投影する第1及び第2の情報を選択する選択指示を受け付け、選択指示に基づいて、第1投影面に投影する第1及び第2の情報を切り替えてもよい。
本開示の第3の態様は、上記態様において、プロセッサが、放射線源と放射線検出器との間に***をポジショニングしている期間と、ポジショニングの完了後の期間と、で第1投影面に投影する第1及び第2の情報を切り替えてもよい。
本開示の第4の態様は、上記態様において、プロセッサが、圧迫部材による***の圧迫圧力に応じて、第1投影面に投影する第1及び第2の情報を切り替えてもよい。
本開示の第5の態様は、上記態様において、プロセッサが、***を圧迫する圧迫方向における***の厚みに応じて、第1投影面に投影する第1及び第2の情報を切り替えてもよい。
本開示の第6の態様は、上記態様において、プロセッサが、第1投影面の大きさを示す投影面大きさ情報を取得し、投影面大きさ情報によって示される第1投影面の大きさに応じて、第1投影面に投影する第1及び第2の情報の相対位置を変化させてもよい。
本開示の第7の態様は、上記態様において、プロセッサが、第1投影面の大きさを示す投影面大きさ情報を取得し、投影面大きさ情報が、第1投影面が予め定められた大きさ以上であることを示す場合は、第1及び第2の情報をともに第1投影面に投影する制御を行い、投影面大きさ情報が、第1投影面が予め定められた大きさ未満であることを示す場合は、第1及び第2の情報の何れか一方を第1投影面に投影する制御を行ってもよい。
本開示の第8の態様は、上記態様において、画像投影部が、第1投影面に加え、圧迫部材の第1投影面とは異なる第2投影面に画像を投影し、プロセッサが、画像投影部により、第1及び第2の情報を、第1及び第2投影面のうちの互いに異なる投影面に投影する制御を行ってもよい。
本開示の第9の態様は、上記態様において、プロセッサが、第1及び第2の情報を互いに異なる表示形態で投影する制御を行ってもよい。
本開示の第10の態様は、上記態様において、第1の情報及び第2の情報は、互いに異なる種類の情報であってもよい。
本開示の第11の態様は、上記第10の態様において、第1の情報が、***をポジショニングする場合のガイドとなるガイド情報であり、第2の情報が、圧迫部材による***の圧迫圧力を示す情報、***を圧迫する圧迫方向における***の厚みを示す情報、撮影対象の***に係る被検者を示す被検者情報、撮影を行う撮影者を示す撮影者情報、撮影を行う日付を示す日付情報、及び***を撮影する角度を示す角度情報、のうち少なくとも1つを含む撮影情報であってもよい。
本開示の第12の態様は、情報処理装置であって、少なくとも1つのプロセッサを備え、プロセッサは、放射線源と放射線検出器との間に配置された圧迫部材により圧迫された状態の***に対して放射線を照射させて放射線画像を撮影するマンモグラフィ装置における、圧迫部材の第1投影面に投影用画像を投影する画像投影部により、第1の情報及び第2の情報の少なくとも一方の投影位置を切替可能に第1投影面に投影する制御を行い、第1投影面の大きさを示す投影面大きさ情報を取得し、投影面大きさ情報によって示される第1投影面の大きさに応じて、第1投影面に投影する第1及び第2の情報の相対位置を変化させる。
本開示の第13の態様は、情報処理装置であって、少なくとも1つのプロセッサを備え、プロセッサは、放射線源と放射線検出器との間に配置された圧迫部材により圧迫された状態の***に対して放射線を照射させて放射線画像を撮影するマンモグラフィ装置における、圧迫部材の第1投影面に投影用画像を投影する画像投影部により、第1の情報及び第2の情報の少なくとも一方の投影位置を切替可能に第1投影面に投影する制御を行い、画像投影部は、第1投影面に加え、圧迫部材の第1投影面とは異なる第2投影面に画像を投影し、プロセッサは、画像投影部により、第1及び第2の情報を、第1及び第2投影面のうちの互いに異なる投影面に投影する制御を行う。
本開示の第14の態様は、情報処理方法であって、放射線源と放射線検出器との間に配置された圧迫部材により圧迫された状態の***に対して放射線を照射させて放射線画像を撮影するマンモグラフィ装置における、圧迫部材の第1投影面に投影用画像を投影する画像投影部により、第1の情報及び第2の情報の少なくとも一方を前記第1投影面に投影させる場合に、前記第1の情報及び前記第2の情報のそれぞれについて、第1投影面に投影させるか否かを切替可能に第1投影面に投影する制御を行う処理をコンピュータが実行するものである。
本開示の第15の態様は、情報処理プログラムであって、放射線源と放射線検出器との間に配置された圧迫部材により圧迫された状態の***に対して放射線を照射させて放射線画像を撮影するマンモグラフィ装置における、圧迫部材の第1投影面に投影用画像を投影する画像投影部により、第1の情報及び第2の情報の少なくとも一方を前記第1投影面に投影させる場合に、前記第1の情報及び前記第2の情報のそれぞれについて、第1投影面に投影させるか否かを切替可能に第1投影面に投影する制御を行う処理をコンピュータに実行させるためのものである。
本開示によれば、ユーザが所望する情報を表示できる。
各実施形態の放射線画像撮影システムにおける全体の構成の一例を概略的に表した構成図である。 各実施形態のマンモグラフィ装置の外観の一例を示す側面図である。 圧迫板の一例を示す三面図である。 圧迫板の一例を示す三面図である。 圧迫板の一例を示す三面図である。 各実施形態のコンソールのハードウェア構成の一例を表したブロック図である。 第1実施形態に係る圧迫板情報の一例を示す図である。 各実施形態のコンソールの機能の一例を示す機能ブロック図である。 判定部による判定処理を説明するための図である。 第1実施形態に係るガイド情報が投影された圧迫板の図である。 第1実施形態に係る撮影情報が投影された圧迫板の図である。 第1実施形態のコンソールにおける第1の切替処理の流れの一例を表したフローチャートである。 第2実施形態に係る圧迫板情報の一例を示す図である。 第2実施形態に係るガイド情報及び撮影情報が投影された圧迫板の図である。 第2実施形態に係るガイド情報及び撮影情報が投影された圧迫板の図である。 第2実施形態に係るガイド情報及び撮影情報が投影された圧迫板の図である。 第2実施形態のコンソールにおける第2の切替処理の流れの一例を表したフローチャートである。 滑らかな平面における反射の原理を説明するための図である。 粗面化された面における反射の原理を説明するための図である。 粗面化された投影面を含む圧迫板の一例を示す模式図である。 投影面における一部の領域が粗面化された圧迫板の一例を示す模式図である。 粗面化された投影面を含む圧迫板の一例を示す模式図である。
以下、図面を参照して本開示の実施形態を詳細に説明する。なお、各実施形態は本開示を限定するものではない。
[第1実施形態]
まず、本実施形態の放射線画像撮影システムにおける、全体の構成の一例について説明する。図1には、本実施形態の放射線画像撮影システム1における、全体の構成の一例を示す構成図が示されている。図1に示すように、本実施形態の放射線画像撮影システム1は、マンモグラフィ装置10及びコンソール12を備える。本実施形態のマンモグラフィ装置10が、本開示の放射線画像撮影装置の一例である。また、本実施形態のコンソール12が、本開示の情報処理装置の一例である。
まず、本実施形態のマンモグラフィ装置10について説明する。図2には、本実施形態のマンモグラフィ装置10の外観の一例を示す側面図が示されている。なお、図2は、被検者の右側からマンモグラフィ装置10を見た場合の外観の一例を示している。
本実施形態のマンモグラフィ装置10は、被検者の***を被写体として、***に放射線R(例えば、X線)を照射して***の放射線画像を撮影する装置である。なお、マンモグラフィ装置10は、被検者が起立している状態(立位状態)のみならず、被検者が椅子(車椅子を含む)等に座った状態(座位状態)において、被検者の***を撮影する装置であってもよい。
図2に示すように、本実施形態のマンモグラフィ装置10は、撮影台30内部に制御部20、記憶部22、及びI/F(Interface)部24を備える。制御部20は、コンソール12の制御に応じて、マンモグラフィ装置10の全体の動作を制御する。制御部20は、いずれも図示を省略した、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、及びRAM(Random Access Memory)を備える。ROMには、CPUで実行される、放射線画像の撮影に関する制御を行うための撮影処理プログラムを含む各種のプログラム等が予め記憶されている。RAMは、各種データを一時的に記憶する。
記憶部22には、放射線検出器28により撮影された放射線画像の画像データや、その他の各種情報等が記憶される。記憶部22の具体例としては、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等が挙げられる。
I/F部24は、無線通信又は有線通信により、コンソール12との間で各種情報の通信を行う。マンモグラフィ装置10で放射線検出器28により撮影された放射線画像の画像データは、I/F部24を介してコンソール12に無線通信又は有線通信によって送信される。
操作部26は、例えば、マンモグラフィ装置10の撮影台30等に複数のスイッチとして設けられている。なお、操作部26は、タッチパネル式のスイッチとして設けられていてもよいし、ユーザが足で操作するフットスイッチとして設けられていてもよい。
放射線検出器28は、図2に示すように、撮影台30の内部に配置されている。本実施形態のマンモグラフィ装置10では、撮影を行う場合、撮影台30の撮影面30A上に、被検者の***が医師及び技師等のユーザによってポジショニングされる。放射線検出器28は、***及び撮影台30を透過した放射線Rを検出し、検出した放射線Rに基づいて放射線画像を生成し、生成した放射線画像を表す画像データを出力する。なお、放射線検出器28の種類は特に限定されず、例えば、放射線Rを光に変換し、変換した光を電荷に変換する間接変換方式の放射線検出器であってもよいし、放射線Rを直接電荷に変換する直接変換方式の放射線検出器であってもよい。
放射線照射部37は、放射線源37Rを備える。図2に示すように放射線照射部37は、撮影台30及び圧迫ユニット36と共にアーム部32に設けられる。本実施形態の放射線照射部37は、照射野を変更可能に構成されている。照射野の変更は、例えば、ユーザが操作部26を操作することで行われてもよいし、取り付けられた圧迫板40の種類に応じて制御部20が行うものであってもよい。
放射線照射部37の下方にあたるアーム部32の被検者から離れた位置には、本開示の画像投影部の一例である少なくとも1台のプロジェクタ39が設けられている。プロジェクタ39は、コンソール12の制御に応じて、投影用画像PPを圧迫板40の投影面に投影する。プロジェクタ39により投影用画像PPが投影されることで、圧迫板40の投影面には投影用画像PPに応じた表示画像が表示される。投影用画像PPは、後述するガイド情報GI及び撮影情報RIの少なくとも一方を含んでいる。投影面とは、圧迫板40を構成する少なくとも1つの面である。プロジェクタ39としては、液晶プロジェクタ、DLP(Digital Light Processing)(登録商標)プロジェクタ、及びレーザプロジェクタ等の公知のプロジェクタを使用できる。なお、投影用画像PPを圧迫板40の複数の投影面に投影可能な複数台のプロジェクタ39が設けられていてもよい。また、プロジェクタ39の投影向きを変更するためのミラー等を設けてもよい。
放射線照射部37の下方にあたるアーム部32の被検者に近い位置には、フェイスガード38が着脱可能に設けられている。フェイスガード38は、放射線源37Rから出射された放射線Rから被検者を保護するための保護部材である。
図2に示すように、本実施形態のマンモグラフィ装置10は、アーム部32と、基台34と、軸部35と、を備えている。アーム部32は、基台34によって、上下方向(Z軸方向)に移動可能に保持される。軸部35は、アーム部32を基台34に連結する。またアーム部32は、軸部35を回転軸として、基台34に対して相対的に回転可能となっている。
アーム部32と撮影台30及び圧迫ユニット36は、軸部35を回転軸として、別々に、基台34に対して相対的に回転可能となっている。本実施形態では、基台34、アーム部32、撮影台30、及び圧迫ユニット36にそれぞれ係合部(図示省略)が設けられ、この係合部の状態を切替えることにより、アーム部32、撮影台30、及び圧迫ユニット36の各々が基台34に連結される。軸部35に連結されたアーム部32、撮影台30、及び圧迫ユニット36の一方又は両方が、軸部35を中心に一体に回転する。
圧迫ユニット36には、圧迫板40を上下方向(Z軸方向)に移動する圧迫板駆動部(図示省略)が設けられている。本実施形態の圧迫板40は、被検者の***を圧迫する機能を有する。圧迫板40の支持部46は、圧迫板駆動部に着脱可能に取り付けられ、圧迫板駆動部により上下方向(Z軸方向)に移動し、撮影台30との間で被検者の***を圧迫する。本実施形態の圧迫板40は、本開示の圧迫部材の一例である。
本実施形態のマンモグラフィ装置10に取り付けが可能な圧迫板40には、複数の種類がある。例えば、圧迫板40は、***全体を圧迫するものに限らず、***の一部を圧迫するものであってもよい。換言すると、***よりも小さい圧迫板40でもよい。このような圧迫板40としては、例えば、病変が存在する領域のみの放射線画像を撮影する、いわゆるスポット撮影用の圧迫板40が知られている。またその他の種類の圧迫板40としては、例えば、***の大きさに応じた圧迫板、腋窩撮影用の圧迫板、及び拡大撮影用の圧迫板等が挙げられる。
具体例として、本実施形態のマンモグラフィ装置10に取り付けが可能な3種類の圧迫板40A~40Cの各々について、図3~5を参照して説明する。以下、圧迫板40A~Cの種類を関係なく総称する場合は、単に「圧迫板40」という。
図3には、本実施形態の圧迫板40Aの一例の三面図を示す。圧迫板40Aは、主に日本国外で用いられる標準サイズの圧迫板である。図3に示した三面図には、圧迫板40Aを上側(放射線照射部37側)から見た平面図(上面図)、被検者側から見た側面図、及び被検者の右側から見た側面図が含まれる。図3に示すように、本実施形態の圧迫板40Aは、圧迫部42及び支持部46を含む。
圧迫部42は、底部43が壁部44に囲まれ、断面形状が凹型に形成されている。底部43は、被検者の***に接触する接触面43Bの板厚が略一定であり、放射線源37R側の上面43Aは、平坦で、高さが略一様である。また、壁部44は、比較的高く、高さが略一様である。
圧迫部42は、***の圧迫においてポジショニング及び圧迫状態の確認を行うために光学的に透明であることが好ましく、また、放射線Rの透過性に優れた材料によって形成される。このような材料の具体例としては、PC(ポリカーボネート)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、アクリル、PP(ポリプロピレン)等の樹脂が挙げられるが、特に限定されるものではない。
支持部46は、本開示の支持部材の一例であり、取付部47及び腕48を含む。取付部47は、圧迫板40をマンモグラフィ装置10、具体的には圧迫板40内の圧迫板駆動部に取り付ける機能を有し、腕48は、圧迫部42を支持する機能を有する。
図4には、本実施形態の圧迫板40Bの一例の三面図を示す。圧迫板40Bは、主に日本国内で用いられる圧迫板40Aよりも小さいサイズの圧迫板であり、海外の人と比べて***が小さい傾向にある日本人に適した圧迫板である。図4に示した三面図には、圧迫板40Bを上側(放射線照射部37側)から見た平面図(上面図)、被検者側から見た側面図、及び被検者の右側から見た側面図が含まれる。図4に示すように、本実施形態の圧迫板40Bは、上述の圧迫板40Aと同様に、圧迫部42及び支持部46を含む。圧迫板40Bは、図3に示した圧迫板40Aと比較して、底部43が小さく、壁部44の高さが低くなっている。また、支持部46は、腕48の形が異なる。これら以外の構成は、圧迫板40Aと同様の構成である。
図5には、本実施形態の圧迫板40Cの一例の三面図を示す。圧迫板40Cは、小***用の圧迫板であり、撮影者が***のポジショニング及び圧迫をしやすい形状となっている。図5に示した三面図には、圧迫板40Cを上側(放射線照射部37側)から見た平面図(上面図)、被検者側から見た側面図、及び被検者の右側から見た側面図が含まれる。図5に示すように、本実施形態の圧迫板40Cは、上述の圧迫板40A及び40Bと同様に、圧迫部42及び支持部46を含む。圧迫板40Cは、底部43が平坦ではなく、胸壁側(取付部47から離れた側)に比べて、取付部47側が高くなっている。また、壁部44は、高さが一様ではなく、胸壁側の一部の高さが、その他の部分の高さに比べて低い。
このように、圧迫板40は、被検者の体格(例えば***の大きさ)並びに撮影の種類(例えば拡大撮影及びスポット撮影)等に応じてそれぞれ異なる種類のものが用意され、マンモグラフィ装置10に着脱できるようになっている。そこで、本実施形態のマンモグラフィ装置10は、圧迫板40の種類を識別する識別情報を取得する。
例えば、圧迫板40の取付部47に圧迫板40の種類ごとに配置が異なる複数のピンを識別情報として設け、マンモグラフィ装置10に設けられたピンの配置の検知が可能なセンサによって、識別情報を読み取ってもよい。また、例えば、圧迫板40の任意の位置に圧迫板40の種類に応じた検出用のマーカを識別情報として設け、マンモグラフィ装置10に設けられた検出用のマーカの各ビットを検出可能なフォトインタラプタ等のセンサによって、識別情報を読み取ってもよい。また、例えば、マンモグラフィ装置10が、予め圧迫板40の識別情報と重さを対応付けたテーブルを記憶部22に記憶しておき、重さを検出可能なセンサによって測定した圧迫板40の重さをテーブルと照合することで、識別情報を取得してもよい。
次に、本実施形態のコンソール12について説明する。コンソール12は、無線通信LAN(Local Area Network)等を介してRIS(Radiology Information System)2等から取得した撮影オーダ及び各種情報と、操作部56等によりユーザにより行われた指示等とを用いて、マンモグラフィ装置10の制御を行う機能を有する。
撮影オーダには、例えば、撮影を行う被検者の氏名、性別及び生年月日等の被検者情報、並びに撮影を行う撮影種目が含まれる。撮影種目とは、例えば、CC(Cranio-Caudal:頭尾方向)撮影、MLO(Medio-Lateral Oblique:内外斜位方向)撮影、拡大撮影及びスポット撮影等の各種撮影を、左右の***ごとに指定したものである。
本実施形態のコンソール12は、一例として、サーバーコンピュータである。図6に示すように、コンソール12は、制御部50、記憶部52、I/F部54、操作部56、及び表示部58を備えている。制御部50、記憶部52、I/F部54、操作部56、及び表示部58はシステムバス及びコントロールバス等のバス59を介して相互に各種情報の授受が可能に接続されている。
本実施形態の制御部50は、コンソール12の全体の動作を制御する。制御部50は、CPU50A、ROM50B、及びRAM50Cを備える。ROM50Bには、CPU50Aで実行される、後述する情報処理プログラム51を含む各種のプログラム等が予め記憶されている。RAM50Cは、各種データを一時的に記憶する。本実施形態のCPU50Aが、本開示のプロセッサの一例であり、本実施形態のROM50Bが、本開示のメモリの一例である。
記憶部52には、マンモグラフィ装置10で撮影された放射線画像の画像データ、圧迫板情報53、及びその他の各種情報等が記憶される。記憶部52の具体例としては、HDDやSSD等が挙げられる。放射線画像の画像データは、撮影オーダと対応付けられて記憶されている。
また、放射線画像の画像データには、撮影情報が付与されている。撮影情報とは、例えば、撮影対象の***に係る被検者を示す被検者情報、撮影を行った撮影者を示す撮影者情報、撮影を行った日付を示す日付情報、当該放射線画像の大きさを示す放射線画像大きさ情報、及び***を撮影した角度を示す角度情報、のうち少なくとも1つである。撮影者とは、例えば、医師及び技師等のユーザである。***を撮影した角度とは、例えば、アーム部32の基台34に対する回転角度によって示され、CC撮影の場合は0度であり、MLO撮影の場合は45度以上90度未満となる。
圧迫板情報53の一例を図7に示す。図7に示すように、圧迫板情報53には、圧迫板40の種類ごとに割り当てられた識別情報と、圧迫板40の投影面の大きさの情報(以下、「投影面大きさ情報」という)と、圧迫板40に適した照射野の大きさと、がそれぞれ対応付けられて含まれる。図7において、識別情報の欄には、対応する圧迫板40A~Cの符号も付している。
操作部56は、放射線Rの照射指示を含む放射線画像の撮影等に関する指示や各種情報等をユーザが入力するために用いられる。操作部56は特に限定されるものではなく、例えば、各種スイッチ、タッチパネル、タッチペン、及びマウス等が挙げられる。表示部58は、各種情報を表示する。なお、操作部56と表示部58とを一体化してタッチパネルディスプレイとしてもよい。
I/F部54は、無線通信又は有線通信により、マンモグラフィ装置10及びRIS2との間で各種情報の通信を行う。本実施形態の放射線画像撮影システム1では、マンモグラフィ装置10で撮影された放射線画像の画像データは、コンソール12が、I/F部54を介して無線通信又は有線通信によりマンモグラフィ装置10から受信する。
上述したように、圧迫板40の投影面には、プロジェクタ39によりガイド情報GI及び撮影情報RIの少なくとも一方を含む投影用画像PPが投影される。しかしながら、ガイド情報GI及び撮影情報RIをともに投影面に投影すると、投影面上で情報が重なって表示されて、視認性が低下する場合がある。
一方、マンモグラフィ撮影においては、***のポジショニング、***の圧迫、撮影、及び***の解放等の作業工程ごとに、ユーザが確認したい情報が異なる場合がある。例えば、ユーザは、***のポジショニングをする場合はポジショニングのガイドとなる情報を確認し、***にかかる圧迫圧力を調整する場合は圧迫圧力の情報を確認すると考えられる。また、ユーザの好みに応じても、ユーザが確認したい情報は異なる場合がある。すなわち、***の撮影に係る全ての情報をともに圧迫板上に投影しなくても、ユーザが確認を所望する情報さえ投影できれば十分であると考えられる。
そこで、本実施形態に係るコンソール12は、プロジェクタ39により圧迫板40に投影する情報を切替可能に制御する機能を有する。図8は、本実施形態のコンソール12の構成の一例の機能ブロック図を示す。図8に示すように、コンソール12は、取得部60、受付部64、判定部62及び投影制御部66を備える。本実施形態のコンソール12において、制御部50のCPU50AがROM50Bに記憶されている情報処理プログラム51を実行することにより、CPU50Aが、取得部60、受付部64、判定部62及び投影制御部66として機能する。
取得部60は、プロジェクタ39により圧迫板40の投影面に投影する情報として、ガイド情報GI及び撮影情報RIを取得する。ガイド情報GIは本開示の第1の情報の一例であり、撮影情報RIは本開示の第2の情報の一例である。
ガイド情報GIとは、***をポジショニングする場合のガイドとなる情報である。図10は、ガイド情報GIが投影面(上面43A)に投影された状態の圧迫板40Bの一例を示す。ガイド情報GIは、具体的には、図10に示すような圧迫された状態の***辺縁の少なくとも一部を示すスキンライン画像であってもよいし、ニップル位置を表す画像、又は圧迫された状態の***を撮影した放射線画像そのものであってもよい。
撮影情報RIとは、***の撮影に係る各種情報である。具体的には、撮影情報RIは、圧迫板40による***の圧迫圧力を示す情報、***を圧迫する圧迫方向における***の厚みを示す情報、撮影対象の***に係る被検者を示す被検者情報、撮影を行う撮影者を示す撮影者情報、撮影を行う日付を示す日付情報、及び***を撮影する角度を示す角度情報、のうち少なくとも1つを含む情報である。図11は、撮影情報RIの一例として、圧迫板40による***の圧迫圧力を示す情報が、投影面(上面43A)に投影された状態の圧迫板40Bの一例を示す。
なお、撮影情報RIは、現在の撮影に関する情報であってもよいし、過去の撮影に関する情報であってもよい。例えば、図11に示すように、撮影情報RIは、同一の被検者に係る過去の撮影時の圧迫圧力(図11における「前回:110N」)と、現在測定されている圧迫圧力(図11における「90N」)と、をともに含んでいてもよい。
判定部62は、放射線源37Rと放射線検出器28との間に***をポジショニングしている期間(以下、「ポジショニング期間」という)と、ポジショニングの完了後の期間(以下、「圧迫期間」という)と、を判定する。というのも、ユーザは、ポジショニング期間はガイド情報GIを参照し、圧迫期間は圧迫板40により***にかかる圧迫圧力の情報を参照する等、期間に応じて参照する情報を切り替える場合が多いと考えられるためである。
具体的には、判定部62は、圧迫板40による***の圧迫圧力に応じて、ポジショニング期間と、圧迫期間と、を判定する。図9を参照して、圧迫圧力に応じたポジショニング期間及び圧迫期間の判定方法の一例について説明する。図9は、1回のマンモグラフィ撮影における圧迫圧力の変化の一例を示す図であり、横軸は時間、縦軸は***にかかる圧迫圧力を示す。ユーザは、時点t0~t1にかけて***の大まかな位置を決め、時点t1~t2にかけて圧迫板40により***を軽く押さえた後、時点t2~t3にかけて***の細かなポジショニングを行う。その後、時点t3~t4にかけて圧迫板40により***を強く圧迫することで乳腺を広げた状態にして、時点t4で撮影を行い、時点t4~t5にかけて***を解放する。
この場合、圧迫圧力に基づいて、圧迫圧力が一定の期間(図9の時点t2~t3)にはポジショニングが行われ、その後の圧迫圧力の上昇時には圧迫が開始されたものと推測できる。そこで、判定部62は、圧迫圧力が予め定められた期間Tの間だけ一定であった後に圧迫圧力が上昇した場合に、ポジショニング期間から圧迫期間に切り替わったと判定する。期間Tは、例えば、***のポジショニングにかかる所要時間に基づいて予め定められる。
なお、***にかかる圧迫圧力が大きくなるほど、***を圧迫する圧迫方向における***の厚みは薄くなる。そこで、判定部62は、***を圧迫する圧迫方向における***の厚みに応じて、ポジショニング期間と、圧迫期間と、を判定してもよい。判定部62は、***にかかる圧迫圧力に代えて***の厚みのみに応じて判定を行ってもよいし、圧迫圧力と***の厚みの両方を組み合わせて判定を行ってもよい。
受付部64は、投影面に投影するガイド情報GI及び撮影情報RIを選択する選択指示を受け付ける。例えば、操作部56としてガイド情報GI及び撮影情報RIのそれぞれの投影をオンオフする2つのスイッチを設け、ユーザがスイッチを操作することで、投影面に投影するガイド情報GI及び撮影情報RIを選択してもよい。すなわち、選択指示は、ガイド情報GI及び撮影情報RIについて、両方とも投影する、ガイド情報GIのみ投影する、撮影情報RIのみ投影する、及び何れも投影しない、の4つの状態をとり得る。
投影制御部66は、ガイド情報GI及び撮影情報RIを切替可能に圧迫板40の投影面に投影する制御を行う。具体的には、投影制御部66は、判定部62により判定された期間と、受付部64が受け付けた選択指示と、に応じて、投影面に投影するガイド情報GI及び撮影情報RIを切り替える。例えば、投影制御部66は、選択指示によってガイド情報GI及び撮影情報RIの両方が選択された場合には、ポジショニング期間はガイド情報GIを投影し(図10参照)、圧迫期間は撮影情報RIを投影する制御を行う(図11参照)。一方、選択指示によってガイド情報GIと撮影情報RIの何れか一方が選択された場合には、判定部62により判定された期間にかかわらず、全期間に亘り選択された情報のみを投影する制御を行う。なお、投影制御部66は、選択指示によってガイド情報GIと撮影情報RIの何れも選択されなかった場合には、何れの情報も投影しないようにしてもよい。
また、投影制御部66は、ガイド情報GI及び撮影情報RIを互いに異なる表示形態で投影する制御を行ってもよい(図15参照)。表示形態とは、例えば、ガイド情報GI及び撮影情報RIの線種(実線及び破線等)、線の太さ、線の色等のことである。
次に、本実施形態のコンソール12の作用について図12を参照して説明する。コンソール12は、一例として、RIS2等から撮影オーダを受け付けた場合に、制御部50のCPU50Aが、ROM50Bに記憶されている情報処理プログラム51を実行することにより、図12に一例を示した第1の切替処理を実行する。図12には、本実施形態のコンソール12において実行される第1の切替処理の流れの一例を表したフローチャートが示されている。第1の切替処理は、本開示の情報処理の一例である。
図12のステップS10で、取得部60は、ガイド情報GI及び撮影情報RIを取得する。ステップS12で、受付部64は、投影面に投影するガイド情報GI及び撮影情報RIを選択する選択指示を受け付ける。
ステップS12で受け付けた選択指示によって、ガイド情報GI及び撮影情報RIの両方が選択された場合(ステップS14がY)は、ステップS16に移行する。ステップS16で、判定部62は、現在ポジショニング期間であるか、圧迫期間であるか、を判定する。ポジショニング期間である場合(ステップS16がY)、ステップS18で、投影制御部66は、ステップS10で取得したガイド情報GIのみを圧迫板40の投影面に投影する制御を行う。一方、ポジショニング期間ではなく、圧迫期間である場合(ステップS16がN)、ステップS20で、投影制御部66は、ステップS10で取得した撮影情報RIのみを圧迫板40の投影面に投影する制御を行う。
一方、ステップS12で受け付けた選択指示によって、ガイド情報GI及び撮影情報RIの両方ではなく(ステップS14がN)、何れか一方が選択された場合(ステップS22がY)は、ステップS24に移行する。ステップS24で、投影制御部66は、ステップS10で取得したガイド情報GI及び撮影情報RIのうち、ステップS12で受け付けた選択指示によって選択された情報を圧迫板40の投影面に投影する制御を行う。
ステップS18、S20及びS24が終了した場合、及びステップS12で受け付けた選択指示によって、ガイド情報GI及び撮影情報RIの何れも選択されなかった場合(ステップS22がN)は、ステップS26に移行する。ステップS26で、投影制御部66は、投影を終了するか否かを判定する。投影を継続する場合(ステップS26がN)はステップS10に戻る。一方、投影を終了する場合(ステップS26がY)は本処理を終了する。なお、ユーザによる操作部56の操作、及び撮影完了等の予め定められたタイミングで投影を終了すると判定される。
以上説明したように、本実施形態のコンソール12は、少なくとも1つのプロセッサであるCPU50Aを備える。CPU50Aは、放射線源37Rと放射線検出器28との間に配置された圧迫板40により圧迫された状態の***に対して放射線Rを照射させて放射線画像を撮影するマンモグラフィ装置10における、圧迫板40の投影面に投影用画像PPを投影するプロジェクタ39により、第1の情報(ガイド情報GI)及び第2の情報(撮影情報RI)の少なくとも一方を切替可能に投影面に投影する制御を行う。すなわち、本実施形態に係るコンソール12によれば、第1の情報及び第2の情報の少なくとも一方を切り替えて投影するので、圧迫板40にユーザが所望する情報を表示できる。
なお、上記実施形態においては、撮影者が***のポジショニングを行った後に圧迫を行うという手順で撮影が行われる例を用いて説明したが、本開示の技術は、任意の手順で行われるマンモグラフィ撮影に適用可能である。例えば、撮影者が一旦***を圧迫した後に、ポジショニングをやり直す(すなわちポジショニング期間と圧迫期間を繰り返す)場合にも適用可能である。また、例えば、撮影者が***のポジショニングと圧迫とを並行して行い、***のポジショニングと圧迫とが略同時に完了する(すなわちポジショニング期間と圧迫期間とが重複し、明確に分けられない)場合にも適用可能である。また、例えば、ポジショニング期間においては撮影者の手によって***を押さえ、圧迫板40によって***を押さえる(すなわち圧迫圧力が0を超える)のはポジショニング完了後の圧迫期間のみという場合にも適用可能である。これらの場合においても、コンソール12は、圧迫板40による***の圧迫圧力及び***の厚みの少なくとも一方に応じて、投影面に投影する情報を適宜切り替えることができる。具体的には、例えば、コンソール12は、圧迫板40による***の圧迫圧力及び***の厚みの少なくとも一方が予め定められた期間だけ一定であった場合に、投影面に投影する情報を切り替える制御を行ってもよい。例えば、圧迫板40による***の圧迫圧力が予め定められた期間だけ一定であった場合に、投影面に投影する情報を、ガイド情報GIから撮影情報RIに切り替えてもよい。
また、上記実施形態においては、判定部62が、圧迫圧力が予め定められた期間Tの間だけ一定であった後に圧迫圧力が上昇した場合に、ポジショニング期間から圧迫期間に切り替わったと判定する形態について説明したが、これに限らない。例えば、判定部62は、圧迫圧力が予め定められた閾値を上回った場合に、ポジショニング期間から圧迫期間に切り替わったと判定してもよい。この場合、***の形状及び状態等に応じて適切な圧迫圧力は変化するため、***の形状及び状態に応じて閾値も変化させることが好ましい。
また、上記実施形態においては、判定部62が、圧迫板40による***の圧迫圧力及び***の厚みの少なくとも一方に応じて、ポジショニング期間と、圧迫期間と、を判定する形態について説明したが、これに限らない。例えば、ユーザが操作部56の操作によって***の圧迫の開始(ポジショニングの完了)を通知することで、判定部62が、ポジショニング期間と、圧迫期間と、を判定してもよい。
また、上記実施形態において、投影制御部66が、判定部62により判定された期間と、受付部64が受け付けた選択指示と、の何れを優先して投影面に投影するガイド情報GI及び撮影情報RIを切り替えるかは特に限定されない。例えば、第1の切替処理として説明したように、選択指示を優先して、受付部64が選択指示を受け付けた場合は、選択指示に応じた情報を投影するよう制御してもよい。また、例えば、予め定められたタイミングで選択指示を解除して、判定部62により判定された期間を優先するようにしてもよい。予め定められたタイミングとは、例えば、判定部62により判定される期間が切り替わったタイミング(ポジショニング期間から圧迫期間に切り替わったタイミング)、及び受付部64が選択指示を受け付けてから予め定められた期間が経過したタイミング等である。
また、上記実施形態においては、投影制御部66が、受付部64が受け付けた選択指示と、判定部62により判定された期間と、の両方に応じて投影する情報を切り替える形態について説明したが、これに限らない。例えば、投影制御部66が、受付部64が受け付けた選択指示と、判定部62により判定された期間と、の何れか一方のみに応じて、投影する情報を切り替えてもよい。この場合、コンソール12は、受付部64及び判定部62の何れか一方の機能を省略してもよい。
また、上記実施形態においては、投影制御部66が、ガイド情報GI及び撮影情報RIのそれぞれについて投影するか否かを切り替える形態について説明したが、これに限らない。例えば、投影制御部66が、ガイド情報GI及び撮影情報RIの何れか一方は常に投影するようにし、他方の投影のオンオフを、判定部62により判定された期間、及び受付部64が受け付けた選択指示に基づいて切り替える形態としてもよい。
また、上記実施形態において、***を圧迫する圧迫方向における***の厚みを示す情報に代えて、圧迫板40の高さを示す情報を用いてもよい。圧迫板40の高さは、例えば、撮影面30A(撮影台30)と接触面43B(圧迫板40の底部43)との間の距離、放射線源37Rと接触面43B(圧迫板40の底部43)との間の距離、及び圧迫板駆動部の基準位置からの駆動量等によって示されてもよい。
[第2実施形態]
本実施形態におけるコンソール12は、圧迫板40の投影面の大きさに応じてガイド情報GI及び撮影情報RIの投影位置を異ならせる機能を有する。例えば、投影面の大きさに適したレイアウトでガイド情報GI及び撮影情報RIを投影することで、より多くの情報を投影面に投影できる場合がある。以下、第1実施形態と同様の構成については同様の符号を付し、説明を省略する。
本実施形態に係るプロジェクタ39は、ガイド情報GI及び撮影情報RIをそれぞれ異なる複数の投影面に投影可能に構成されている(図16参照)。以下、圧迫板40における底部43の上面43Aを第1投影面とし、圧迫板40における壁部44の内面44Aを第2投影面として説明する。
図13に示すように、本実施形態に係る圧迫板情報53は、圧迫板40の種類ごとに割り当てられた識別情報と、圧迫板40の第1投影面の投影面大きさ情報と、圧迫板40に適した照射野の大きさと、投影位置情報と、がそれぞれ対応付けられて含まれる。投影位置情報とは、圧迫板40の種類ごと(すなわち第1投影面の大きさごと)にガイド情報GI及び撮影情報RIのそれぞれの投影位置が予め定められた情報である。
取得部60は、ガイド情報GI及び撮影情報RIに加えて、第1投影面の大きさを示す投影面大きさ情報と、投影位置情報と、を取得する。具体的には、マンモグラフィ装置10が識別した圧迫板40の識別情報を取得して、記憶部52の圧迫板情報53(図13参照)と照合し、マンモグラフィ装置10に取り付けられた圧迫板40に対応する投影面大きさ情報と、投影位置情報と、を取得する。
投影制御部66は、取得部60が取得した投影面大きさ情報によって示される第1投影面の大きさに応じて、第1投影面に投影するガイド情報GI及び撮影情報RIの相対位置を変化させる。具体的には、圧迫板40の種類ごと、すなわち第1投影面の大きさごとに予め定められた投影位置情報に基づいた位置に、ガイド情報GI及び撮影情報RIを投影するよう制御する。
図14は、圧迫板40Aの第1投影面(上面43A)に、ガイド情報GI及び撮影情報RIが投影された状態を示す図である。図13に示すように、圧迫板40A(識別情報B001)に対応する投影位置情報は、ガイド情報GIの投影位置は第1投影面を示し、撮影情報RIの投影位置は第1投影面上部(被検者の胸壁と反対側)を示す。投影制御部66は、投影位置情報に基づいて、ガイド情報GIを第1投影面に投影し、撮影情報RIを第1投影面上部に投影するようプロジェクタ39を制御する。
図15は、圧迫板40Bの第1投影面(上面43A)に、ガイド情報GI及び撮影情報RIが投影された状態を示す図である。図13に示すように、圧迫板40B(識別情報B002)に対応する投影位置情報は、ガイド情報GIの投影位置は第1投影面を示し、撮影情報RIの投影位置は第1投影面下部(被検者の胸壁側)を示す。投影制御部66は、投影位置情報に基づいて、ガイド情報GIを第1投影面に投影し、撮影情報RIを第1投影面下部に投影するようプロジェクタ39を制御する。なお、図15の例においては、ガイド情報GI及び撮影情報RIが重なる可能性があるので、投影制御部66が、ガイド情報GI及び撮影情報RIを互いに異なる表示形態で投影する制御を行っている。
また、投影制御部66は、投影面大きさ情報が、第1投影面が予め定められた大きさ以上であることを示す場合は、ガイド情報GI及び撮影情報RIをともに第1投影面に投影する制御を行い、投影面大きさ情報が、第1投影面が予め定められた大きさ未満であることを示す場合は、ガイド情報GI及び撮影情報RIの何れか一方を第1投影面に投影する制御を行ってもよい。例えば、第1投影面が比較的小さい圧迫板40では、ガイド情報GI及び撮影情報RIを1つの投影面に投影することが不適な場合があるためである。
なお、投影面大きさ情報が、第1投影面が予め定められた大きさ未満であることを示す場合に、ガイド情報GI及び撮影情報RIの何れを投影するかは、第1実施形態に開示の方法により決定してもよい。すなわち、投影制御部66は、判定部62により判定された期間、及び受付部64が受け付けた選択指示に基づいて、投影する情報を制御してもよい。
また、投影制御部66は、プロジェクタ39により、ガイド情報GI及び撮影情報RIを、第1及び第2投影面のうちの互いに異なる投影面に投影する制御を行ってもよい。例えば、上述したように、第1投影面が予め定められた大きさ未満であり、ガイド情報GI及び撮影情報RIの何れか一方を第1投影面に投影した場合に、他方を第2投影面に投影してもよい。
図16は、圧迫板40Cの第1投影面(上面43A)及び第2投影面(内面44A)に、それぞれガイド情報GI及び撮影情報RIが投影された状態を示す図である(支持部46は図示省略)。図13に示すように、圧迫板40Cに対応する投影位置情報は、ガイド情報GIの投影位置は第1投影面を示し、撮影情報RIの投影位置は第2投影面を示す。投影制御部66は、投影位置情報に基づいて、ガイド情報GIを第1投影面に投影し、撮影情報RIを第2投影面に投影するようプロジェクタ39を制御する。
次に、本実施形態のコンソール12の作用について図17を参照して説明する。コンソール12は、一例として、RIS2等から撮影オーダを受け付けた場合に、制御部50のCPU50Aが、ROM50Bに記憶されている情報処理プログラム51を実行することにより、図17に一例を示した第2の切替処理を実行する。図17には、本実施形態のコンソール12において実行される第2の切替処理の流れの一例を表したフローチャートが示されている。第2の切替処理は、本開示の情報処理の一例である。
図17のステップS50で、取得部60は、第1投影面の大きさを示す投影面大きさ情報を取得する。ステップS52で、取得部60は、投影位置情報を取得する。ステップS54で、取得部60は、ガイド情報GI及び撮影情報RIを取得する。
ステップS56で、投影制御部66は、ステップS50で取得した投影面大きさ情報が示す第1投影面の大きさが、予め定められた大きさ以上であるか否かを判定する。第1投影面が予め定められた大きさ以上の場合(ステップS56がY)、ステップS58で、投影制御部66は、ガイド情報GI及び撮影情報RIを、第1投影面上のステップS52で取得した投影位置情報に応じた位置に投影する制御を行う。一方、第1投影面が予め定められた大きさ未満の場合(ステップS56がN)、ステップS60で、投影制御部66は、ガイド情報GI及び撮影情報RIの何れか一方を第1投影面に投影する制御を行う。
ステップS58及びS60が終了すると、ステップS62で、投影制御部66は、投影を終了するか否かを判定する。投影を継続する場合(ステップS62がN)はステップS54に戻る。一方、投影を終了する場合(ステップS62がY)は本処理を終了する。なお、ユーザによる操作部56の操作、及び撮影完了等の予め定められたタイミングで投影を終了すると判定される。
以上説明したように、本実施形態のコンソール12は、少なくとも1つのプロセッサであるCPU50Aを備える。CPU50Aは、第1投影面の大きさを示す投影面大きさ情報を取得し、投影面大きさ情報によって示される第1投影面の大きさに応じて、第1投影面に投影するガイド情報GI及び撮影情報RIの相対位置を変化させる。したがって、圧迫板40にユーザが所望するより多くの情報を表示できる。
なお、上記実施形態において、取得部60は、取得した投影面大きさ情報が示す圧迫板40の第1投影面の大きさが、予め定められた大きさ未満であると判定した場合に、以降の投影処理を中止してもよい。というのも、例えば、取り付けられた圧迫板40が小さいスポット撮影用の圧迫板である場合は、ガイド情報GI及び撮影情報RIの投影が困難だからである。
[光を投影可能な圧迫板40の構成]
図18~22を参照して、上記第1及び第2実施形態に共通の構成として、プロジェクタ39により投影用画像PPを投影可能な圧迫板40の構成について説明する。上述したように、本実施形態における圧迫板40の圧迫部42は、***の圧迫においてポジショニング及び圧迫状態の確認を行うために光学的に透明な素材を含んで構成される。透明な物体に光が入射した場合、光の大部分(例えば90%)は透過し、一部(例えば10%)は物体表面で入射角と反射角が等しい鏡面反射をする。実際には物体内部での光吸収、並びに物体界面及び物体内部での散乱も生じるが、ここでは無視して説明する。物体表面で反射した光が目に入ることで、観察者は物体表面に投影される光を見ることができる。すなわち、透明な素材を含んで構成された圧迫板40においても、プロジェクタ39により投影される投影用画像PPが圧迫板40の投影面で反射し、その反射光が観察者の目に入れば、観察者は投影面上に表示画像を視認することができる。
図18は、滑らかな平面に入射光が入射した場合の反射光の向きの一例を示す図である。図19は、凹凸のある面に入射光が入射した場合の反射光の向きの一例を示す図である。図18及び19には、3本の入射光を代表として記載している。図18及び19に示すように、物体表面が滑らかな平面であるか凹凸のある面であるかにかかわらず、物体表面上の各位置S1~S6のそれぞれに入射した光はそれぞれ鏡面反射する。
図18に示すように、物体表面が滑らかな平面である場合は、各位置S1~S3での反射光のうち、光源との角度(入射角)と目との角度(反射角)とが等しくなる位置S3における反射光のみが観察者の目に入る。観察者から見れば、物体表面上の位置S3にのみ光が表示されて見え、その他の位置S1及びS2には光が表示されていないように見える。すなわち、圧迫板40の投影面が滑らかな平面であれば、プロジェクタ39により投影面に投影用画像PPを投影しても、投影面上に表示画像が表示されていないように見える。
一方、図19に示すように、物体表面が凹凸のある面の場合、各位置S4~S6の反射する面の角度がそれぞれ異なるものであれば、各位置S4~S6のそれぞれにおいて、光源との角度(入射角)と目との角度(反射角)とが等しくなり得る。この場合、観察者の目には各位置S4~S6からの反射光が入るので、観察者から見れば、物体表面上の各位置S4~S6のそれぞれに光が表示されて見える。すなわち、圧迫板40の投影面が凹凸のある面であれば、プロジェクタ39により投影面に投影用画像PPを投影した場合に、投影面に表示画像が表示されて見える。
そこで、本実施形態における圧迫板40の投影面には、プロジェクタ39により投影用画像PPを投影した場合に、観察者が表示画像を視認可能なように、粗面化加工を施すことが好ましい。粗面化加工とは、投影面の表面に凹凸を形成する加工であり、例えばシボ加工及び梨地加工等が挙げられる。粗面化処理の方法については、特に限定はなく、機械的粗面化処理、電気化学的粗面化処理及び化学的粗面化処理等の各種の公知の方法を利用してよい。
具体的には、プロジェクタ39により投影用画像PPが投影され得る、圧迫板40の***と非接触の少なくとも1つの表面における少なくとも一部の領域が粗面化される。例えば、***に重ねてスキンライン画像を投影する場合は、図20に模式図を示すように、***との接触面43Bと反対側の表面(図20の底部43の上面43A)における少なくとも一部の領域が粗面化される。なお、底部43の***との接触面43Bを粗面化することでも底部43上に表示画像が表示されて見えるが、凹凸が被検者の肌に接触することによる不快感を抑制するため、***との接触面43Bは粗面化されないことが望ましい。
また、***に重ねてスキンライン画像を投影することを想定すると、スキンライン画像の投影領域は、圧迫板40の上面43Aにおける胸壁側の領域に限定される。そこで、例えば、図21に示すように、***との接触面43Bと反対側の表面(図21の上面43A)において、胸壁側(図21のY方向下側)の領域43Aaが粗面化され、胸壁と反対側(図21のY方向上側)の領域43Abは粗面化されていなくてもよい。同様の理由で、特にCC撮影で用いられる圧迫板40においては、***の左右方向(図21のX方向)の中心を含む一部の領域が粗面化されていればよく、***の左右方向(図21のX方向)の端部は粗面化されていなくてもよい。
また、例えば、複数の面に投影用画像PPが投影され得る場合には、それぞれが***と非接触の複数の表面のそれぞれにおける少なくとも一部の領域が粗面化されていてもよい。例えば、圧迫板40の底部43にスキンライン画像を投影し、壁部44に文字情報を投影する場合(図15参照)は、図22に模式図を示すように、上面43Aに加え、***との接触面43Bと反対側の表面(上面43A)と交差する表面(内面44A)が粗面化されていてもよい。なお、壁部44の外面44Bを粗面化することでも壁部44上に表示画像が表示されて見えるが、凹凸が被検者の肌に接触することによる不快感を抑制するため、胸壁と接触する外面44Bは粗面化されないことが望ましい。
また、例えば、スポット撮影用の圧迫板40のように、底部43及び壁部44がともに小さく、何れの面にも投影用画像PPを投影することが困難な場合は、圧迫板40を支持する支持部46に投影用画像PPを投影することも可能である。この場合、支持部46の少なくとも1つの表面における少なくとも一部の領域が、粗面化されていてもよい。
なお、投影用画像PPが投影される各面において、投影用画像PPが投影され得る領域が限定されている場合は、当該領域のみが粗面化されていてもよい。
粗面化の程度としては、放射線画像に凹凸が写り込まないように、放射線検出器28の画素サイズ以下に細かいことが好ましい。また、粗さが細かいほど反射光が拡散しやすいので、投影面上の表示画像の視認性を高めることができる。一方、粗さが細かすぎると、***が透けて見えなくなってしまうので、***のポジショニングに支障がない程度に粗いことが好ましい。
具体的には、圧迫板40の投影面及び支持部46が上述したような透明の樹脂を含んで構成される場合、それぞれの粗面化された領域の算術平均粗さ(Ra)が、5μm以上、20μm以下であることが望ましい。算術平均粗さを20μm以下とすることで、凹凸が放射線画像に写り込むことを抑制し、投影面上の表示画像を見やすくすることができる。算術平均粗さを5μm以上とすれば、圧迫板40を介して***のポジショニングを確認するのに適する。換言すれば、算術平均粗さを20μmよりも大きくすると放射線画像に凹凸が写り込み、投影面上の表示画像が見えづらくなる場合があり、5μm未満とすると圧迫板40を介して***が見えづらくなる場合がある。
以上説明したように、本実施形態に係る圧迫板40は、放射線源と放射線検出器との間に配置された***を圧迫状態にする圧迫部材であって、***と非接触の少なくとも1つの表面における少なくとも一部の領域が、粗面化されている。したがって、圧迫板40を介して***を視認可能としながら、投影用画像PPを投影した場合に表示画像を表示できる。
なお、上記の光を投影可能なように投影面が粗面化された圧迫板40及び支持部46は、本開示の第1及び第2実施形態に係るマンモグラフィ装置10のみに用途が限定されるものではない。これらの圧迫板40及び支持部46は、放射線源と、放射線検出器と、放射線源と放射線検出器の間に配置された***を圧迫状態にし、***と非接触の少なくとも1つの表面における少なくとも一部の領域が粗面化されている圧迫部材と、圧迫部材における粗面化された領域に画像を投影する画像投影部と、を備える任意のマンモグラフィ装置において用いることができる。
また、上記各実施形態で用いられる光を投影可能な圧迫板40及び支持部46としては、上述した粗面化加工を施したもの以外に、以下の構成を用いてもよい。例えば、プロジェクタ39により投影される光を拡散及び/又は反射して表示画像を視認可能とするとともに、表裏面からの光を透過する透明スクリーン(例えば特許第6606604号参照)を、圧迫板40及び支持部46の投影面に貼付してもよい。この場合は、底部43の接触面43B及び壁部44の外面44B等の、被検者の肌と接触する面に透明スクリーンを貼付することも可能である。すなわち、圧迫板40及び支持部46の全ての表面を投影面とすることが可能である。
また、上記各実施形態においては、プロジェクタ39により投影用画像PP(ガイド情報GI及び撮影情報RI)が投影される投影面が、圧迫板40の少なくとも1つの面である形態について説明したが、これに限らない。例えば、プロジェクタ39が、マンモグラフィ装置10の撮影台30に投影用画像PPを投影してもよい。
また、上記各実施形態において、ガイド情報GIの生成手段及び生成方法は特に限定されない。例えば、ガイド情報GIは、過去に撮影された***の放射線画像に基づいて、コンソール12、マンモグラフィ装置10又は外部装置により生成されてもよい。例えば、ガイド情報GIは、放射線画像の画素ごとの濃度に基づいて、放射線画像を***領域と素抜け領域に分割し、***領域と素抜け領域の境界点となる画素をつなぐことで生成されたスキンライン画像(特開2010-051456号公報参照)であってもよい。また、例えば、右***及び左***の何れか一方の***に係るガイド情報GIが、他方の***を撮影した放射線画像に基づいて生成されるものであってもよい。具体的には、例えば、右***の撮影後に左***の撮影を行う場合に、右***を撮影して得られる放射線画像を左右反転させた画像に基づいて、左***に係るガイド情報GIが生成されてもよい。
また、上記各実施形態においては、本開示の第1の情報としてガイド情報GIを用い、本開示の第2の情報として圧迫圧力を示す情報を含む撮影情報RIを用いて説明したが、第1及び第2の情報はこれらに限定されない。例えば、第1及び第2の情報は、それぞれ複数の情報を含んでいてもよい。また、例えば、第1の情報として被検者情報を含む撮影情報RIを用い、第2の情報として圧迫圧力を示す情報を含む撮影情報RIを用いる等、内容の異なる撮影情報RIを、それぞれ第1及び第2の情報として適用してもよい。
また、上記各実施形態では、識別情報を圧迫板40に設けてマンモグラフィ装置10が識別情報を読み取り、取得部60が識別情報と圧迫板情報53を参照することで投影面大きさ情報を取得する例について説明したが、これに限らない。例えば、取り付けられた圧迫板40の底部43の大きさ及び壁部44の高さ等の形状を測定することで、直接圧迫板40の投影面大きさ情報を取得してもよい。圧迫板40の形状を測定する手段としては、例えば、TOF(Time of Flight)カメラ等の撮影対象との距離を測定する装置を用いることができる。TOFカメラは、TOF方式を用いて距離画像を撮影するカメラであり、撮影対象に赤外線等の光を照射し、その反射光を受光するまでの時間、または出射光と受光光との位相変化に基づいて、TOFカメラと撮影対象との間の距離を測定する。TOFカメラによって撮影される距離画像は、画素毎に、TOFカメラと撮影対象との間の距離を表す距離情報を有する。撮影対象の圧迫板40の形状が変われば、画素毎の距離情報も変化するので、TOFカメラで圧迫板40を撮影することでも圧迫板の種類を識別できる。
また、上記各実施形態では、コンソール12が本開示の情報処理装置の一例である形態について説明したが、コンソール12以外の装置が本開示の情報処理装置の機能を備えていてもよい。換言すると、取得部60、判定部62、受付部64及び投影制御部66の機能の一部又は全部をコンソール12以外の、例えばマンモグラフィ装置10や、外部の装置が備えていてもよい。
また、上記各実施形態では、放射線画像及び圧迫板情報53がコンソール12の記憶部52に記憶されている形態について説明したが、記憶されている場所は記憶部52に限定されない。例えば、マンモグラフィ装置10の記憶部22に記憶されていてもよいし、放射線画像撮影システム1の外部の装置に記憶されていてもよい。
また、上記各実施形態において、例えば、取得部60、判定部62、受付部64及び投影制御部66といった各種の処理を実行する処理部(processing unit)のハードウェア的な構造としては、次に示す各種のプロセッサ(processor)を用いることができる。上記各種のプロセッサには、前述したように、ソフトウェア(プログラム)を実行して各種の処理部として機能する汎用的なプロセッサであるCPUに加えて、FPGA(Field Programmable Gate Array)等の製造後に回路構成を変更可能なプロセッサであるプログラマブルロジックデバイス(Programmable Logic Device:PLD)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の特定の処理を実行させるために専用に設計された回路構成を有するプロセッサである専用電気回路等が含まれる。
1つの処理部は、これらの各種のプロセッサのうちの1つで構成されてもよいし、同種又は異種の2つ以上のプロセッサの組み合わせ(例えば、複数のFPGAの組み合わせや、CPUとFPGAとの組み合わせ)で構成されてもよい。また、複数の処理部を1つのプロセッサで構成してもよい。
複数の処理部を1つのプロセッサで構成する例としては、第1に、クライアント及びサーバ等のコンピュータに代表されるように、1つ以上のCPUとソフトウェアの組み合わせで1つのプロセッサを構成し、このプロセッサが複数の処理部として機能する形態がある。第2に、システムオンチップ(System On Chip:SoC)等に代表されるように、複数の処理部を含むシステム全体の機能を1つのIC(Integrated Circuit)チップで実現するプロセッサを使用する形態がある。このように、各種の処理部は、ハードウェア的な構造として、上記各種のプロセッサの1つ以上を用いて構成される。
更に、これらの各種のプロセッサのハードウェア的な構造としては、より具体的には、半導体素子などの回路素子を組み合わせた電気回路(circuitry)を用いることができる。
また、上記各実施形態では、情報処理プログラム51が記憶部52に予め記憶(インストール)されている態様を説明したが、これに限定されない。情報処理プログラム51は、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD-ROM(Digital Versatile Disc Read Only Memory)、及びUSB(Universal Serial Bus)メモリ等の記録媒体に記録された形態で提供されてもよい。また、情報処理プログラム51は、ネットワークを介して外部装置からダウンロードされる形態としてもよい。さらに、本開示の技術は、情報処理プログラムに加えて、情報処理プログラムを非一時的に記憶する記憶媒体にもおよぶ。
本開示の技術は、上記各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。以上に示した記載内容及び図示内容は、本開示の技術に係る部分についての詳細な説明であり、本開示の技術の一例に過ぎない。例えば、上記の構成、機能、作用及び効果に関する説明は、本開示の技術に係る部分の構成、機能、作用及び効果の一例に関する説明である。よって、本開示の技術の主旨を逸脱しない範囲内において、以上に示した記載内容及び図示内容に対して、不要な部分を削除したり、新たな要素を追加したり、置き換えたりしてもよいことはいうまでもない。
本明細書に記載された全ての文献、特許出願及び技術規格は、個々の文献、特許出願及び技術規格が参照により取り込まれることが具体的かつ個々に記された場合と同程度に、本明細書中に参照により取り込まれる。
1 放射線画像撮影システム
2 RIS
10 マンモグラフィ装置
12 コンソール
20、50 制御部
22、52 記憶部
24、54 I/F部
26、56 操作部
28 放射線検出器
30 撮影台
30A 撮影面
32 アーム部
34 基台
35 軸部
36 圧迫ユニット
37 放射線照射部
37R 放射線源
38 フェイスガード
39 プロジェクタ
40、40A~40C 圧迫板
42 圧迫部
43 底部
43A 上面
43Aa、43Ab 領域
43B 接触面
44 壁部
44A 内面
44B 外面
46 支持部
47 取付部
48 腕
50A CPU
50B ROM
50C RAM
51 情報処理プログラム
53 圧迫板情報
58 表示部
59 バス
60 取得部
62 判定部
64 受付部
66 投影制御部
GI ガイド情報
PP 投影用画像
R 放射線
RI 撮影情報

Claims (15)

  1. 少なくとも1つのプロセッサを備え、
    前記プロセッサは、
    放射線源と放射線検出器との間に配置された圧迫部材により圧迫された状態の***に対して放射線を照射させて放射線画像を撮影するマンモグラフィ装置における、前記圧迫部材の第1投影面に投影用画像を投影する画像投影部により、第1の情報及び第2の情報の少なくとも一方を前記第1投影面に投影させる場合に、前記第1の情報及び前記第2の情報のそれぞれについて、前記第1投影面に投影させるか否かを切替可能に前記第1投影面に投影する制御を行う
    情報処理装置。
  2. 前記プロセッサは、
    前記第1投影面に投影する前記第1及び第2の情報を選択する選択指示を受け付け、
    前記選択指示に基づいて、前記第1投影面に投影する前記第1及び第2の情報を切り替える
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記プロセッサは、
    前記放射線源と前記放射線検出器との間に前記***をポジショニングしている期間と、前記ポジショニングの完了後の期間と、で前記第1投影面に投影する前記第1及び第2の情報を切り替える
    請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記プロセッサは、
    前記圧迫部材による前記***の圧迫圧力に応じて、前記第1投影面に投影する前記第1及び第2の情報を切り替える
    請求項1から3の何れか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記プロセッサは、
    前記***を圧迫する圧迫方向における前記***の厚みに応じて、前記第1投影面に投影する前記第1及び第2の情報を切り替える
    請求項1から4の何れか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記プロセッサは、
    前記第1投影面の大きさを示す投影面大きさ情報を取得し、
    前記投影面大きさ情報によって示される前記第1投影面の大きさに応じて、前記第1投影面に投影する前記第1及び第2の情報の相対位置を変化させる
    請求項1から5の何れか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記プロセッサは、
    前記第1投影面の大きさを示す投影面大きさ情報を取得し、
    前記投影面大きさ情報が、前記第1投影面が予め定められた大きさ以上であることを示す場合は、前記第1及び第2の情報をともに前記第1投影面に投影する制御を行い、
    前記投影面大きさ情報が、前記第1投影面が予め定められた大きさ未満であることを示す場合は、前記第1及び第2の情報の何れか一方を前記第1投影面に投影する制御を行う
    請求項1から6の何れか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記画像投影部は、前記第1投影面に加え、前記圧迫部材の前記第1投影面とは異なる第2投影面に画像を投影し、
    前記プロセッサは、
    前記画像投影部により、前記第1及び第2の情報を、前記第1及び第2投影面のうちの互いに異なる投影面に投影する制御を行う
    請求項1から7の何れか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記プロセッサは、
    前記第1及び第2の情報を互いに異なる表示形態で投影する制御を行う
    請求項1から8の何れか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記第1の情報及び前記第2の情報は、互いに異なる種類の情報である
    請求項1から9の何れか1項に記載の情報処理装置。
  11. 前記第1の情報は、前記***をポジショニングする場合のガイドとなるガイド情報であり、
    前記第2の情報は、前記圧迫部材による前記***の圧迫圧力を示す情報、前記***を圧迫する圧迫方向における前記***の厚みを示す情報、撮影対象の前記***に係る被検者を示す被検者情報、撮影を行う撮影者を示す撮影者情報、撮影を行う日付を示す日付情報、及び前記***を撮影する角度を示す角度情報、のうち少なくとも1つを含む撮影情報である
    請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 少なくとも1つのプロセッサを備え、
    前記プロセッサは、
    放射線源と放射線検出器との間に配置された圧迫部材により圧迫された状態の***に対して放射線を照射させて放射線画像を撮影するマンモグラフィ装置における、前記圧迫部材の第1投影面に投影用画像を投影する画像投影部により、第1の情報及び第2の情報の少なくとも一方の投影位置を切替可能に前記第1投影面に投影する制御を行い、
    前記第1投影面の大きさを示す投影面大きさ情報を取得し、
    前記投影面大きさ情報によって示される前記第1投影面の大きさに応じて、前記第1投影面に投影する前記第1及び第2の情報の相対位置を変化させる
    情報処理装置。
  13. 少なくとも1つのプロセッサを備え、
    前記プロセッサは、
    放射線源と放射線検出器との間に配置された圧迫部材により圧迫された状態の***に対して放射線を照射させて放射線画像を撮影するマンモグラフィ装置における、前記圧迫部材の第1投影面に投影用画像を投影する画像投影部により、第1の情報及び第2の情報の少なくとも一方の投影位置を切替可能に前記第1投影面に投影する制御を行い、
    前記画像投影部は、前記第1投影面に加え、前記圧迫部材の前記第1投影面とは異なる第2投影面に画像を投影し、
    前記プロセッサは、
    前記画像投影部により、前記第1及び第2の情報を、前記第1及び第2投影面のうちの互いに異なる投影面に投影する制御を行う
    情報処理装置。
  14. 放射線源と放射線検出器との間に配置された圧迫部材により圧迫された状態の***に対して放射線を照射させて放射線画像を撮影するマンモグラフィ装置における、前記圧迫部材の第1投影面に投影用画像を投影する画像投影部により、第1の情報及び第2の情報の少なくとも一方を前記第1投影面に投影させる場合に、前記第1の情報及び前記第2の情報のそれぞれについて、前記第1投影面に投影させるか否かを切替可能に前記第1投影面に投影する制御を行う
    処理をコンピュータが実行する情報処理方法。
  15. 放射線源と放射線検出器との間に配置された圧迫部材により圧迫された状態の***に対して放射線を照射させて放射線画像を撮影するマンモグラフィ装置における、前記圧迫部材の第1投影面に投影用画像を投影する画像投影部により、第1の情報及び第2の情報の少なくとも一方を前記第1投影面に投影させる場合に、前記第1の情報及び前記第2の情報のそれぞれについて、前記第1投影面に投影させるか否かを切替可能に前記第1投影面に投影する制御を行う
    処理をコンピュータに実行させるための情報処理プログラム。
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