JP6902561B2 - 飲料を調製し分配するための装置 - Google Patents

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Description

本発明は、飲料を調製し分配するための装置に関する。本発明は特に、飲料の調製において、例えばカプチーノの調製などのために乳製品ミルクの泡立てが行われうる、飲料分配装置(例えばHoReCa装置など)に使用される。
一般にボイラまたはケトルと定義される水を加熱するためのデバイスを備えた、高温の飲料(例えばコーヒーやカプチーノ、ココア、茶など)を調製し分配するための装置が知られている。
例えばミルクの泡立てなどのために蒸気の発生が実施される場合、上記装置はさらに、熱湯と加圧蒸気が内部に存在する二相ボイラも備える。この場合の上記装置は、2つの別個のボイラ、すなわち一方は蒸気分配専用の二相ボイラ、もう一方は熱湯分配専用のボイラを備える。
一般に、上記装置は、長い待ち時間なしに飲料を調製し分配できるように、作動していないときでも、二相ボイラに含まれる水を所望の温度で維持する必要がある。その場合、装置が長時間作動しないと、水を高温に維持するために多くのエネルギーが消費される。
蒸気および熱湯を分配するための装置が二相ボイラを備える場合、ボイラ内部の温度値と圧力値を所定の安全範囲内に維持するため、さらに、制御システム(リリーフ弁、ボイラに接続された圧力および/または温度センサ)が存在する必要がある。
飲料を調製し分配するための装置のいくつかは、ミルクの自動的な泡立てを実施する。つまり、泡立てるミルクを予め注いであるジャグの中に、ユーザが蒸気分配用のノズルを浸漬する必要がない。具体的には、こういった装置は混合チャンバの使用を実施する。この混合チャンバの内部にミルクと蒸気と空気が送られ、そこから出てくる泡立ったミルクが分配されるようになっている。
ミルクの正確な泡立てに重要なのは、泡立ったミルクの分配が可能になるレシピの再現性が確保されうるように、混合チャンバに導入される蒸気流の制御が行われうるということである(例えば、ミルクの泡立ての間、その蒸気流が一定に維持されるように制御が行われる)。
本発明の目的は、上記課題を解決すること、ならびに、経済的で実装が簡単な、電力消費量が低減される、ミルクの自動的な泡立てが可能な飲料を調製し分配するための装置を提供することである。
本発明の他の目的は、ミルクの自動的な泡立ておよび/または加熱を可能にし、電力消費量が低減される、飲料を調製し分配するための方法を提供することである。
本発明の他の目的は、迅速に水を加熱し蒸気を発生させることができ、電力消費量が低減され、ミルクを泡立てるための正確な蒸気の分配の実現を可能にし、さらには、様々なタイプの飲料を調製するために熱湯を分配可能なシステムを提供することである。
上記およびその他の目的は、請求項1およびその各従属請求項に記載の飲料を調製し分配するための装置と、請求項10およびその各従属請求項に記載の飲料を調製し分配するための方法と、請求項15およびその各従属請求項に記載の蒸気を発生させるための水加熱システムと、による本発明によって解決される。
具体的には、本発明による飲料を調製し分配するための装置は、その装置に水を供給する供給手段(例えばこの手段はタンクおよび/または水道本管に流体接続するためのダクトを含みうる)と、水を加熱するための加熱器と、上記供給手段から上記加熱器に水を送るためのポンプと、上記加熱器および上記ポンプを制御するための論理ユニットと、ミルクの加熱および/または泡立てのためのデバイスと、を備える。かかるデバイスは、上記加熱器に流体接続された蒸気入口を備える混合チャンバと、上記混合チャンバにミルクを送る手段と、上記混合チャンバに空気を導入する手段と、を備える。上記混合チャンバは、好ましくは、高温のミルクおよび/または泡立ったミルクを分配するための出口を備え、上記出口は、上記チャンバからミルクを分配するための短いダクトまたは同様の手段を含みうる。
本発明の一態様によると、上記加熱器は電磁誘導加熱器であり、上記論理ユニットは、熱湯または蒸気を単一の同じ加熱器によって発生させるように、上記ポンプおよび上記加熱器を制御するよう構成される。上記装置はさらに、上記混合チャンバに蒸気を送る手段と、飲料を調製するための各デバイスに熱湯を送る手段を備える。かかるデバイスの例は、コーヒーを調製するための抽出チャンバや、粉末可溶製品用の混合組立体などである。有利には、上記装置は、唯一の加熱器と、熱湯から飲料を調製するための複数のデバイスと、蒸気を使用する少なくとも1つのデバイス、好ましくは蒸気と空気とミルクを混合するためのチャンバとを備える。
本発明のおかげで、不定期間の間ボイラ内で熱湯および加圧蒸気を維持する必要なく、飲料の調製に必要な時間だけ加熱器を作動させることによって、蒸気を発生させることが可能になる。かかる解決策によって、上記装置が長い非作動期間を繰り返す場合は特に、電力消費量の低減が可能になる。
有利には、上記加熱器は、電磁誘導によって加熱されるように適合された金属ダクトと、少なくとも1つの電磁誘導巻線とを備え、その巻線のコイルが上記金属ダクトの周りに配置される。好ましくは、上記金属ダクトは、ほぼ管状の形状を有し、水入口と蒸気出口を備え、その金属ダクトで規定される経路に沿って水から蒸気への状態変化が生じるよう構成される。かかる特徴により、ミルクの自動的な泡立てに理想的な、調整可能な流量を有する(例えば一定など)蒸気流を発生させることが可能になる。より好ましくは、上記金属ダクトは、空間を最大にし、したがって加熱器の内部に導入されうる水の体積を最大にするように、螺旋形状に形成される(例えば円筒状の螺旋、つまり螺旋体のダクト)。
本発明の一態様によると、上記装置は、水流に対して加熱器の上流、および好ましくは下流の水温を検出する手段を備える。こうすることによって、タンクに含まれている水の温度に応じて、加熱器によって提供される電力の調整が可能になる。
有利には、上記混合チャンバは、その混合チャンバの蒸気入口から蒸気を受けるための、加熱器に流体接続されたベンチュリ管を備える。混合チャンバにミルク送る手段は、ベンチュリ管に流体接続されたミルクダクトを備える。この実施形態によって、ミルクの加熱および/または泡立てのためのデバイスを、簡単に短時間で衛生的にすることが可能になる。
好ましくは、上記混合チャンバにミルクを送る手段は、ベンチュリ管に加えて、ミルクタンクから上記混合チャンバに向かってミルクを送るよう構成されたミルクポンプを備える。
好ましくは、上記混合チャンバに空気を導入する手段は、上記混合チャンバに導入される空気流を調整するための弁を備える。
本発明の他の目的は、上記の特徴のいずれか1つによる装置を用いた、飲料を調製し分配するための方法である。上記方法は、
a)ポンプによって加熱器に水を送るステップと、
b)蒸気を発生させるために、上記加熱器に送られた水を加熱するステップと、
c)ステップb)で発生した蒸気を混合チャンバに送るステップと、
d)例えばミルクポンプによって、または負圧による送り込みによって(ベンチュリ効果)、上記混合チャンバにミルクを送るステップと、
e)ミルクの泡立てが必要な場合に、上記混合チャンバに空気を送るステップと、を含む。
上記方法は、ステップb)が電磁誘導加熱器によって行われ、
f)上記混合チャンバに送られるミルクの加熱および/または泡立てに使用可能な蒸気が発生するように、上記ポンプおよび上記加熱器を制御するステップを含むことを特徴とする。
こうすることによって、上記装置は、高温のミルクまたは泡立ったミルクを自動的に分配できるようになり、電力消費量が低減される。空気の導入を制御することによって、ミルクの泡立てを再現可能かつ確実に調整することが可能になる。
本発明の一態様によると、上記方法は、a1)水流に対して上記加熱器の上流の水温を検出するステップと、a2)ステップa1)で検出された水温値に応じて上記加熱器の電力を調整するステップとを含む。かかる特徴により、加熱器の電力消費量の最適化が可能になる。例えば、外部環境(地理的位置および年間の時期)の温度に応じて、タンクに含まれる水または水道本管から出る水は温度が変動しうる。
有利には、ステップd)はベンチュリ管によって行われる。あるいは、ステップd)はミルクポンプによって行われる。上記方法の好ましい一実施形態では、ステップd)は、ベンチュリ管とミルクポンプを組み合わせた動作によって行われる。ベンチュリ管によって空気とミルクと蒸気の最適な混合が実現し、ポンプによってミルクの流量が安定し、したがって分配される飲料の再現性が改善される。
本発明の一態様によると、ステップb)は、電磁誘導によって加熱されるほぼ管状の金属ダクトによって行われ、その金属ダクトに沿って水から蒸気への状態変化が生じる。かかる特徴によって、上記で説明したように、蒸気の分配が長く続く場合においても蒸気流の安定した制御の実現が可能になる。
本発明の他の目的は、飲料分配装置用の蒸気を発生させるための水加熱システムであり、上記システムは、そのシステムに水を供給する供給手段(例えばこの手段は水タンクおよび/または水道本管に流体接続するためのダクトを含みうる)と、水を加熱するための加熱器と、上記タンクから上記加熱器に水を送るためのポンプと、上記加熱器および上記ポンプを制御するための論理ユニットと、を備える。本発明に特有の一態様によると、上記加熱器は、電磁誘導によって加熱されるように適合されたほぼ管状の金属ダクトを備える電磁誘導加熱器である。上記金属ダクト(好ましくは螺旋形状に形成される)は、水入口と、蒸気または熱湯のための唯一の出口を備える。
上記システムはさらに、上記加熱器の金属ダクトの出口に流体接続された、熱湯または蒸気を分配するための少なくとも1つの分配弁を備える。上記論理ユニットは、上記加熱器から熱湯または蒸気を分配するように、上記ポンプおよび上記加熱器を制御するよう構成される。
好ましくは、上記システムは、熱湯を分配するための複数の弁と、ミルクの加熱および/または泡立てのためのデバイスに蒸気を分配するための少なくとも1つの弁を備える。
かかるシステムにより、唯一の加熱器によって蒸気または熱湯を発生させることが可能になり、したがって飲料を調製し分配するためのモジュール型の装置を実装することが可能になる。その結果、飲料を調製するための様々なデバイス(例えばコーヒー抽出組立体や可溶製品用の混合器など)が、各分配弁に流体接続され、唯一の加熱器から供給を受けうる。かかるシステムにより、上記装置の実装が簡略化され、飲料を調製するための様々なデバイスを、エンドユーザの要求に基づいて加熱器に接続/分離することが可能になる。
本発明の他の態様および利点は、添付の概略図を参照した以下の説明から明らかになるであろう。この説明は例示のために行われ、限定するものではない。
本発明による装置の特定の一実施形態の概略図である。 本発明による装置の他の実施形態の概略図である。 本発明による装置の他の好ましい実施形態の概略図である。
図1に、本発明の第1の実施形態による飲料を調製するための装置100が略図で示されている。装置100は水タンク2を備え、このタンク2は、例えばいわゆる「エアブレーク」タンク、つまり一定の水位まで充填されたタンク(典型的には水道本管に直結される装置内に存在するタンク)でありうる。その水位は、水道本管3を装置100の流体回路から分離するように適合された空気層が形成されるようになっており、これは、装置100の流体回路内に存在しうるバクテリアまたは微生物が水道本管3全体を汚染するのを避けるためのものである。
装置100はさらに、水を加熱するための加熱器4と、タンク2から加熱器4に水を送るためのポンプ5と、ポンプ5および加熱器4を制御するための論理ユニット6を備える。
論理ユニット6は、蒸気が発生するように、ポンプ5および加熱器4を制御するよう構成される。具体的には、加熱器4は、金属ダクト8を好ましくは備える電磁誘導加熱器であり、金属ダクト8は、水入口8aと、設定可能な温度の熱湯または蒸気の出口8bとを備える。加熱器4は、少なくとも1つの電磁誘導巻線9を備え、そのコイルは、金属ダクト8が電磁誘導によって加熱されうるようにその金属ダクト8の周りに巻き付けられている。より好ましくは、金属ダクト8は、ほぼ管状の形状を有し、それに沿って水入口8aと蒸気出口8bの間で、水から蒸気への状態変化が生じるよう構成される。
図1に示されている実施形態では、金属ダクト8は螺旋形状に形成されるが、本発明の追加の実施形態は、ほぼU字形、直線状、またはその他の形状に形成される金属ダクト8を実施でき、これもやはり本発明の保護範囲内に含まれる。電磁誘導巻線9のコイルは、例えば当技術分野でそれ自体周知の方法で、金属ダクト8の周りに電気ケーブル(エナメル被覆、または絶縁シース付き)を巻き付けることによって製造されうる。コイルは、金属ダクト8のまわりに直接、または金属ダクト8が収容される空洞を備えた電気絶縁材料製のスプール(図示せず)の周りに、巻き付けられうる。スプールの事例では、本発明の好ましい一実施形態として、本願と同じ出願人名義の欧州特許出願第2868242に記載されているタイプの電磁誘導加熱器4を備えた装置100を提供している。
特に本出願人は、ポンプ5によって供給される水の流量と電磁誘導加熱器4の電力とを調整することによって、流量を正確かつ確実に制御できる蒸気流を発生させることが可能になるという点に気付いた。特に本出願人は、金属ダクト8の特定の管形状によって、蒸気の分配が長く続く場合においても、蒸気流の安定した制御の実現が可能になるという点に気付いた。さらに、水から蒸気への状態変化が周囲圧力で生じるので、二相ボイラが存在する加熱器なら必要になる精巧で高価な安全システムは必要ない。つまり、金属ダクト8の内部に送られた水は、そのダクト8の内壁に接触することによって、加熱器4の出口8bに向かう経路の途上で、次第に加熱されていく。かかる経路に沿って水から蒸気への状態変化が生じ、したがって水がダクト8の内部にポンプ圧送されると、入口8aのところのダクト8の一部分は水で満たされ、出口8bのところのダクト8の一部分は蒸気で満たされる。
装置100はさらに、混合チャンバ11を備えたミルクの加熱および/または泡立てのためのデバイス10を備え、混合チャンバ11は、上記加熱器4に流体接続された蒸気入口11aと、ミルク入口11bを備える。デバイス10はさらに、混合チャンバ11にミルクを送る手段12と、混合チャンバ11に空気を導入する手段13を備える。装置100は、混合チャンバ11に蒸気を送る手段を備え、この手段は、加熱器4の出口をデバイス10の蒸気入口11aに流体接続するための少なくとも1つのダクト7aを備える。
図1の実施形態では、加熱器4の出口(つまり金属ダクト8の出口8b)は、好ましくは再循環弁7(例えば三方弁)に流体接続され、再循環弁7は、加熱器4の出口からの熱湯流を、出口ダクト7aへ、または再循環ダクト7bによってタンク2へ選択的に変えるよう構成される。あるいは、追加の実施形態は、例えば三方弁7の代わりに2つの二方弁を有するT継手の使用を提供できる。こうすることによって、出口ダクト7aから蒸気を分配する前に、タンク2に含まれている水の1回または複数回の予熱サイクルを行うことが可能になる。ただし他の実施形態においては、金属ダクト8の出口8bが、出口ダクト7aに直接流体接続されることも、再循環弁7(存在する場合)が、ミルクの加熱および/または泡立てのためのデバイス10の下流に配置されることも提供でき、これらもやはり本発明の保護範囲内に含まれる。
図1を参照すると、混合チャンバ11にミルクを送る手段12は、ベンチュリ管12a(点線で示されている)を備える。具体的には、混合チャンバ11は、その蒸気入口11aから蒸気を受けるための、加熱器4に流体接続されたベンチュリ管12aを備える。混合チャンバにミルクを送る手段12はさらに、ベンチュリ管12aに流体接続されたミルクダクト18を備える。次いで、ベンチュリ管12aは、混合チャンバ11のミルク入口11bに流体接続され、ミルク入口は、ダクト18を介して、ミルクタンク19(例えばタンク19が乳製品ミルクを含む場合などは、好ましくは冷却されたタンク)に流体接続される。
混合チャンバの入口11aに蒸気を送ることによって、ミルクがベンチュリ効果によってタンク19から吸引され、混合チャンバ11に送られ、その内部で蒸気加熱される。好ましくは、混合チャンバ11に空気を導入する手段13は、混合チャンバ11に導入される空気流を調整するための弁13aを備える。
弁13aを閉に保持することによって、混合チャンバへの空気の導入が回避され、出口11cから分配されるミルクは蒸気のみによって加熱される。弁13aを開くことによって、混合チャンバに空気が入ることが可能になる。こうすることによって、ミルクは、蒸気および空気と混合することによって泡立てられ、出口11cから分配される。混合チャンバに導入される空気の量を調整することによって、ミルクは、所望のサイズを有する気泡で、所望の程度に泡立てられる。また、図1において、混合チャンバ11に空気を導入する手段13が、ミルク入口11bを外部環境の空気と流体接続するダクトを備える場合は、他の実施形態が、別個の空気入口とミルク入口とを備える混合チャンバを提供でき、これもやはり本発明の保護範囲内に含まれる。
混合チャンバ11は、有利には、当技術分野でそれ自体周知のクイックカップリングによって、装置100から分離されうる。混合チャンバ11をタンク19に流体接続するダクトは、有利には入口11bから分離されうる。こうすることによって、作業者は、上記装置の長い洗浄サイクルを実行する必要なく、毎日、混合チャンバおよびミルクダクトを短時間で簡単に交換できる。混合チャンバ、つまりベンチュリ管は好ましくは分解され、分解されると洗浄されうる。
図2に、本発明による装置100の他の実施形態の概略図が示されている。この実施形態では、混合チャンバ11にミルクを送る手段12が、ミルクタンク19から混合チャンバ11に向かってミルクを送るよう構成されたミルクポンプ12bを備える。ミルクポンプ12b(つまり好ましくはギアポンプ)は、混合チャンバにミルクを所与の流量で送るように、論理ユニット6によって制御される。
こうすることによって、混合チャンバへのミルクの送り込みがベンチュリ効果によって行われる実施形態に対して、ミルクの泡立て速度の再現性を改善することが可能になる。好ましくは、この実施形態でもやはり、ミルクと蒸気と空気の混合を改善するために、混合チャンバ11にベンチュリ管12aが使用されうる。こうすることによって、装置100はさらに、弁13aを閉に保持し、かつ加熱器4およびポンプ5を作動させないことで、低温のミルクをミルクポンプ12bによって分配することも可能になる。
この実施形態では、装置100はさらに、論理ユニット6によって制御される通気弁17を備える。通気弁17は、ミルクポンプ12bの作動中、閉に保持される。ミルクの分配が停止すると同時に、ポンプ12bが停止すると、論理ユニット6は、ミルクポンプ12bをタンク19に流体接続しているミルクダクト18を空にするために、弁17を開けるように制御する。
論理ユニット6はさらに、金属ダクト8の出口8bにおいて熱湯も分配するように、ポンプおよび加熱器を制御するよう構成される。具体的には、論理ユニット6は、有利には、メモリに保存された複数の加熱プログラムに従って、ポンプ5の流量と電磁誘導加熱器4の電力を調整するよう構成されうる。例えば、第1の加熱プログラムが、ポンプ5によって送られる水の流量を約1cc/秒の一定値に設定し、電磁誘導加熱器に約3kWの電力を供給することによって、蒸気の分配を提供できる。追加の加熱プログラムが、それより大きな流量および/または100℃より低い水温を提供できる。例えば、可溶製品を溶解することによって得られる飲料を調製するには、論理ユニット6によって実行される加熱プログラムが、85℃の熱湯を分配するように、約10cc/秒の熱湯流量と約3kWの加熱器電力を提供できる。これに基づいて、本発明による装置100は、図1および図2に参照番号1で示されている蒸気を発生させるための水加熱システムを備えうる。
システム1は、加熱器4、ポンプ5、タンク2、論理ユニット6および少なくとも1つの分配弁20を備える。分配弁は好ましくは三方弁20であり、三方弁20は、出口ダクト7aに流体接続された入口路20aと、蒸気を分配するための第1の出口路20bと、熱湯を分配するための第2の出口路20cを備える。
論理ユニット6は、第1の出口路20bから蒸気を分配するように、または第2の出口路20cから熱湯を分配するように、ポンプ5、加熱器4および三方弁20を制御するよう構成される。
したがって、図1および図2に示されている実施形態では、システム1は、水流に対して第1の出口路20bおよび第2の出口路20cの上流にあるものと示されうる。
第1の出口路20bは、ミルクの加熱および/または泡立てのためのデバイス10の蒸気入口11aに流体接続されるよう構成され、第2の出口路20cは、飲料を調製するための1つまたは複数のデバイス30に流体接続されるよう構成される。デバイス30は、例えばコーヒーを調製するための少なくとも1つの抽出組立体や、熱湯を分配するための少なくとも1つの注ぎ口(例えば茶用)、可溶製品から飲料を調製するための少なくとも1つの混合組立体などである。
図3に、本発明による装置100の好ましい一実施形態が示されている。分かりやすくするために図3では、論理ユニット6と、装置100の各要素とのそれぞれの電気接続は省略されている。この実施形態では、蒸気を発生させるための加熱システムは、熱湯を分配するための複数の弁21、22、23a、23bと、蒸気を分配するための弁20を備える。具体的には、図3に示されている実施形態は、加熱器4の出口8aに流体接続されたT継手を実施する。T継手の一方の分岐は、エスプレッソを調製するための抽出組立体31に分配弁21によって接続される。T継手のもう一方の分岐は出口ダクト7aに接続され、その出口ダクト7aに、3つの熱湯分配弁22、23a、23b、蒸気を分配するための弁20および再循環弁7が直列に接続される。
分配弁22(好ましくは三方弁)は、好ましくは茶を調製するために、熱湯を分配するための注ぎ口に流体接続される。弁23a、23b(好ましくは三方弁)は、可溶製品から飲料を調製するための2つの混合組立体33a、33bに流体接続される。弁20(好ましくは三方弁)は、ミルクの加熱および/または泡立てのためのデバイス10に流体接続される。再循環弁7は、タンク2に向かって水を再循環させるためのダクト7bに流体接続される。
したがって、抽出組立体31に熱湯を送るには、弁22が閉に保持され、弁21が開に保持される。ミルクの加熱および/または泡立てのためのデバイス10に蒸気を送るには、弁21および弁7が閉に保持され、蒸気が出口8bと弁20の間を通過できるように、さらには各デバイス32、33a、33bに向かって蒸気が分配されないように、加熱器出口8bと弁20の間に配置された弁22、23a、23bが開に保持される。同様に、デバイス32、33a、33bのうちの1つ、例えばデバイス33aに熱湯を送るには、弁21が、水流に対して弁23aのすぐ下流の弁23bと共に、閉に保持される。したがって、加熱器4の出口8bからデバイス33aに熱湯が通過できるように、弁23aと、その弁23aと加熱器の出口8bとの間に配置された弁(この場合弁22のみ)が、開に保持される。
本発明による蒸気を発生させるための水加熱システム1によって、飲料を調製し分配するためのモジュール装置100、つまり、単一の電磁誘導加熱器4を備え、その加熱器4を介して、その加熱器4と流体接続/分離可能な様々なデバイスタイプ10、30、31、32、33a、33bに熱湯または蒸気が送られうる装置を、簡単かつ安価に実装することが可能になる。
図1〜3を参照すると、装置100は、好ましくは、水流に対して加熱器4の上流の水温を検出する手段14を備える。好ましくは、論理ユニット6は、水流に対して加熱器の上流の水温を検出し、その結果、かかる温度値に応じて加熱器4の電力を調整する。具体的には、図1に示されている実施形態では、水流に対して加熱器4の上流の水温を検出する手段14は、タンク2をポンプ5に流体接続するダクトに配置された少なくとも1つの熱電対を備える。他の実施形態は、加熱器4の入口8aにかつ/またはタンク2の内部に、好ましくはタンク2の底部に配置された、加熱器4の上流の水温を検出する手段を提供でき、これもやはり本発明の保護範囲内に含まれる。
好ましくは、装置100は、水流に対して加熱器4の下流の水温を検出する手段15を備える。この手段15は、例えば加熱器4の出口8bおよび/または出口ダクト7aに配置された少なくとも1つの熱電対を備えうる。こうすることによって、加熱器4から出る水または蒸気の温度で、閉ループ制御が行われうる。
好ましくは、装置100は、ポンプ5によって加熱器4に送られる水の流量を検出する手段16を備える。例えば、手段16は、好ましくはポンプ5をタンク2に流体接続するダクトに配置される、少なくとも1つの流量計を備える。この流量計によって、論理ユニット6は、加熱器4に所望の量の水が正確に送られうるように、ポンプ5を制御する。
次に、本発明による装置100によって飲料を調製/分配する主なステップについて述べる。つまり、
a)ポンプ5によって加熱器4に水を送るステップと、
b)蒸気を発生させるために、加熱器4に送られた水を加熱するステップと、
c)ステップb)で発生した蒸気を混合チャンバ11に送るステップと、
d)好ましくはベンチュリ管によってかつ/またはミルクポンプ12bによって、混合チャンバ11にミルクを送るステップと、
e)弁13aによって混合チャンバへの空気の導入を制御するステップと、
f)ステップc)の間、混合チャンバ11に送られるミルクの加熱および/または泡立てが行われるように、ポンプ5および加熱器4を制御するステップ、である。
好ましくは、水流に対して加熱器の上流の水温がステップa1)で決定される。したがって、ステップa2)で、a1)で決定された温度値に応じて、加熱器4の電力が調整される。水道本管3からの水が非常に冷たい場合、または装置100が長時間使用されていなかった場合、1回または複数回の予熱サイクルが行われうる(ダクト7bを用いる)、ならびに/あるいは、ミルクの加熱および/または泡立てのための正確な蒸気の分配を確保するように、加熱器4の電力とポンプ5の流量が共に調整されうる。

Claims (17)

  1. 飲料を調製し分配するための装置(100)において、
    前記装置(100)に水を供給する供給手段(2)と、
    水を加熱するための加熱器(4)と、
    前記供給手段(2)から前記加熱器(4)に水を送るためのポンプ(5)と、
    前記加熱器(4)および前記ポンプ(5)を制御するための論理ユニット(6)と、
    ミルクの加熱および/または泡立てのためのデバイス(10)と、を備え、前記デバイス(10)が、前記加熱器(4)に流体接続された蒸気入口(11a)を備える混合チャンバ(11)と、前記混合チャンバ(11)にミルクを送る手段(12)と、前記混合チャンバ(11)に空気を導入する手段(13)と、を備える装置(100)であって、
    前記加熱器が電磁誘導加熱器(4)であり、前記電磁誘導加熱器(4)が、電磁誘導によって加熱されるように適合された金属ダクト(8)と、少なくとも1つの電磁誘導巻線(9)とを備え、その巻線のコイルが前記金属ダクト(8)の周りに配置されており、
    前記論理ユニット(6)が、前記金属ダクト(8)内で熱湯が発生しうるように、および、前記金属ダクト(8)に沿って水から蒸気への状態変化が生じその結果前記金属ダクト(8)内で蒸気が発生しうるように、前記ポンプ(5)および前記加熱器(4)を制御するよう構成され、
    前記装置(100)が前記混合チャンバ(11)に蒸気を送る手段(7a)を備えることを特徴とする、装置(100)。
  2. 前記装置(100)に水を供給する前記手段(2)がタンクを備える、請求項1に記載の装置(100)。
  3. 前記金属ダクト(8)が、ほぼ管状の形状を有している、請求項に記載の装置(100)。
  4. 前記金属ダクト(8)が、螺旋形状、好ましくは円筒状の螺旋形状に形成される、請求項に記載の装置(100)。
  5. 水流に対して前記加熱器(4)の上流の水温を検出する手段(14)を備える、請求項1〜のいずれか一項に記載の装置(100)。
  6. 前記混合チャンバ(11)が、高温のミルクおよび/または泡立ったミルクを分配するための出口(11c)を備える、請求項1〜のいずれか一項に記載の装置(100)。
  7. 前記混合チャンバ(11)が、前記蒸気入口(11a)から蒸気を受けるための、前記加熱器(4)に流体接続されたベンチュリ管(12a)を備え、前記混合チャンバにミルクを送る前記手段(12)が、前記ベンチュリ管(12a)に流体接続されたミルクダクト(18)を備える、請求項1〜のいずれか一項に記載の装置(100)。
  8. 前記混合チャンバ(11)にミルクを送る前記手段(12)が、ミルクタンク(19)から前記混合チャンバ(11)に向かってミルクを送るよう構成されたミルクポンプ(12b)を備える、請求項1〜のいずれか一項に記載の装置(100)。
  9. 前記混合チャンバ(11)に空気を導入する前記手段(13)が、前記混合チャンバ(11)に導入される空気流を調整するための弁(13a)を備える、請求項1〜のいずれか一項に記載の装置(100)。
  10. 請求項1〜のいずれか一項に記載の装置を用いた、飲料を調製し分配するための方法において、
    a)ポンプ(5)によって加熱器(4)に水を送るステップであって、前記加熱器(4)が、電磁誘導によって加熱されるように適合された金属ダクト(8)と、少なくとも1つの電磁誘導巻線(9)とを備え、その巻線のコイルが前記金属ダクト(8)の周りに配置されている、ステップと、
    b)前記金属ダクト(8)内で蒸気を発生させるために、前記加熱器(4)に送られた水を加熱するステップと、
    c)前記ステップb)で発生した蒸気を混合チャンバ(11)に送るステップと、
    d)前記混合チャンバ(11)にミルクを送るステップと、
    e)ミルクの泡立てが必要な場合に、前記混合チャンバ(11)に空気を送るステップと、を含む方法であって、
    前記ステップb)が電磁誘導加熱器(4)によって行われ、
    f)前記混合チャンバ(11)に送られるミルクの加熱および/または泡立てに使用可能な蒸気を発生させるように、前記ポンプ(5)および前記加熱器(4)を制御するステップを含み、
    前記ステップb)において、前記金属ダクト(8)に沿って水から蒸気への状態変化が生じることを特徴とする、方法。
  11. a1)水流に対して前記加熱器(4)の上流の水温を検出するステップと、a2)前記ステップa1)で検出された水温値に応じて前記加熱器(4)の電力を調整するステップとを含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記ステップd)がベンチュリ管(12a)によって行われる、請求項10または11に記載の方法。
  13. 前記ステップd)がミルクポンプ(12b)によって行われる、請求項10〜12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記ステップb)が、電磁誘導によって加熱されるほぼ管状の金属ダクト(8)によって行われ、請求項10〜13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 飲料分配装置用の蒸気を発生させるための水加熱システム(1)において、前記システム(1)に水を供給する供給手段(2)と、水を加熱するための加熱器(4)と、前記供給手段(2)から前記加熱器(4)に水を送るためのポンプ(5)と、前記加熱器(4)および前記ポンプ(5)を制御するための論理ユニット(6)とを備える、水加熱システムであって、
    前記加熱器(4)が、電磁誘導によって加熱されるように適合されたほぼ管状の金属ダクト(8)を備える電磁誘導加熱器であり、前記金属ダクトが、水入口(8a)と、蒸気または熱湯のための出口(8b)を備え、
    前記システム(1)が、前記加熱器(4)の前記金属ダクト(8)の出口(8b)に流体接続された、熱湯または蒸気を分配するための少なくとも1つの弁(20)を備え、前記論理ユニット(6)が、前記加熱器から熱湯を分配するように、又は、前記金属ダクト(8)に沿って水から蒸気への状態変化が生じその結果前記加熱器から蒸気を分配するように、前記ポンプ(5)および前記加熱器(4)を制御するよう構成されることを特徴とする、水加熱システム。
  16. 熱湯を分配するための複数の弁(21、22、23a、23b)と、ミルクの加熱または泡立てのためのデバイス(10)に蒸気を分配するための少なくとも1つの弁(20)が存在する、請求項15に記載の水加熱システム。
  17. 前記金属ダクト(8)が、螺旋形状、好ましくは円筒状の螺旋形状に形成される、請求項15または16に記載の水加熱システム。
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