JP6876008B2 - 車両用シート - Google Patents
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Description
請求項6に記載の発明に係る車両用シートは、シートクッション及びシートバックの骨格を構成する第1フレームの下端部が第1スライド機構を介して車両フロアに連結される1人掛けシートと、前記1人掛けシートに対して車両幅方向に並んで配置され、シートクッション及びシートバックの骨格を構成する第2フレームの下端部が第2スライド機構を介して車両フロアに連結されると共に、前記第2フレームが前記第2スライド機構よりも前記1人掛けシート側へ張り出したオーバーハング部を有する2人掛けシートと、前記オーバーハング部の車両下方で前記第2フレームの下端部から車両幅方向に沿って前記1人掛けシート側へ延びる骨格部材と、前記骨格部材の先端部に取り付けられ、3点式シートベルトのタングプレートが連結されるバックルと、前記先端部と車両フロアとの間に設けられ、前記2人掛けシートの車両前後方向のスライドを許容すると共に、車両衝突時のシートベルト荷重によって前記先端部と車両フロアとを車両上下方向に連結する先端連結部と、を備え、前記骨格部材は、前記第2フレームの下端部から車両幅方向に沿って前記1人掛けシート側へ延びる後方骨格部材と、前記後方骨格部材の車両前方に配置されて前記第2フレームの下端部と前記後方骨格部材の先端部との間に架け渡された前方骨格部材と、を有している。
請求項7に記載の発明に係る車両用シートは、シートクッション及びシートバックの骨格を構成する第1フレームの下端部が第1スライド機構を介して車両フロアに連結される1人掛けシートと、前記1人掛けシートに対して車両幅方向に並んで配置され、シートクッション及びシートバックの骨格を構成する第2フレームの下端部が第2スライド機構を介して車両フロアに連結されると共に、前記第2フレームが前記第2スライド機構よりも前記1人掛けシート側へ張り出したオーバーハング部を有する2人掛けシートと、前記オーバーハング部の車両下方で前記第2フレームの下端部から車両幅方向に沿って前記1人掛けシート側へ延びる骨格部材と、前記骨格部材の先端部に取り付けられ、3点式シートベルトのタングプレートが連結されるバックルと、前記先端部と車両フロアとの間に設けられ、前記2人掛けシートの車両前後方向のスライドを許容すると共に、車両衝突時のシートベルト荷重によって前記先端部と車両フロアとを車両上下方向に連結する先端連結部と、前記骨格部材の基端部と車両フロアとの間に設けられ、前記2人掛けシートの車両前後方向のスライドを許容すると共に、車両衝突時のシートベルト荷重によって前記基端部と車両フロアとを車両上下方向に連結する基端連結部と、を備えている。
図1に示されるように、本実施形態に係る車両用シート10は、3人掛けのシートとされており、例えばミニバン等の車両(図示省略)の2列目又は3列目のシートとされている。この車両用シート10は、その前後左右上下の方向が車両の前後左右上下の方向と一致する姿勢で車両フロア12に取り付けられている。この車両用シート10は、1人掛けシート30と2人掛けシート70とが車両幅方向に並設された構成になっている。なお、本実施形態では、2人掛けシート70が1人掛けシート30に対して車両左方側に配置されているが、2人掛けシート70が1人掛けシート30に対して車両右方側に配置された構成にしてもよい。その場合、本実施形態とは左右対称の構成になる。
図2、図3、図8及び図9に示されるように、1人掛けシート30の第1フレーム36は、シートクッション32の骨格を構成するクッションフレーム38と、シートバック34の骨格を構成するバックフレーム40とを備えている。クッションフレーム38及びバックフレーム40は、例えば板金製の部材や金属パイプ製の部材などが結合されて構成されている。クッションフレーム38は、車両上下方向視で略矩形の枠状をなしており、バックフレーム40は、車両前後方向視で略矩形の枠状をなしている。
図2及び図4に示されるように、2人掛けシート70の第2フレーム76は、シートクッション72の骨格を構成するクッションフレーム78と、シートバック74の骨格を構成するバックフレーム80とを備えている。クッションフレーム78及びバックフレーム80は、例えば板金製の部材や金属パイプ製の部材などが結合されて構成されている。クッションフレーム78は、車両上下方向視で略矩形の枠状をなすクッションフレーム本体78Mと、クッションフレーム本体78Mの1人掛けシート30側(ここでは車両右方側)に設けられたクッションオーバーハング部78Hとを有している。バックフレーム80は、車両前後方向視で略矩形の枠状をなすバックフレーム本体80Mと、バックフレーム本体80Mの1人掛けシート30側に設けられたバックオーバーハング部80Hとを有している。
本実施形態では、図2、図4、図13に示されるように、2人掛けシート70の第2フレーム76が有するオーバーハング部76Hの車両下方に、骨格部材110が配設されている。骨格部材110は、第2フレーム76の下端部から車両幅方向に沿って1人掛けシート30側へ片持ち状態で延びている。この骨格部材110の先端部(車両右方側の端部)と車両フロア12との間には、先端連結部140が設けられており、骨格部材110の基端部(車両左方側の端部)と車両フロア12との間には、基端連結部150が設けられている。以下、上記各構成要素について具体的に説明する。
図4、図8、図10〜図14に示されるように、骨格部材110は、ベースブラケット112と、後方骨格部材としての後方パイプ114と、前方骨格部材としての前方パイプ118と、先端連結ブラケット122と、後方支持ブラケット128と、前方支持ブラケット130と、によって構成されている。
図8〜図14に示されるように、先端連結部140は、第1スライド機構42のスライドレール42Lを用いて車両フロア12に固定されたロアキャッチャー142と、後方パイプ114の先端部(骨格部材110の先端部)に固定されたアッパキャッチャー144とによって構成されている。
図10、図13、図14に示されるように、基端連結部150は、第2スライド機構88のスライドレール88Rを用いて車両フロア12に固定されたロアキャッチャー(ロアフック)152と、前述したベースブラケット112とによって構成されている。
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
なお、上記実施形態では、バックルウェビング27が骨格部材110の車両後方側へ延びて骨格部材110の先端部の下面に締結固定された構成にしたが、これに限らず、骨格部材110に対するバックルウェビング27の固定位置は適宜変更可能である。例えば、バックルウェビング27が骨格部材110の先端部の後面又は上面に固定された構成にしてもよい。
12 車両フロア
14S シートベルト
16S タングプレート
18S バックル
26 バックル本体
27 バックルウェビング
30 1人掛けシート
32 シートクッション
34 シートバック
36 第1フレーム
42 第1スライド機構
70 2人掛けシート
72 シートクッション
74 シートバック
76 第2フレーム
76H オーバーハング部
88 第2スライド機構
110 骨格部材
114 後方パイプ(後方骨格部材)
118 前方パイプ(前方骨格部材)
140 先端連結部
150 基端連結部
Claims (7)
- シートクッション及びシートバックの骨格を構成する第1フレームの下端部が第1スライド機構を介して車両フロアに連結される1人掛けシートと、
前記1人掛けシートに対して車両幅方向に並んで配置され、シートクッション及びシートバックの骨格を構成する第2フレームの下端部が第2スライド機構を介して車両フロアに連結されると共に、前記第2フレームが前記第2スライド機構よりも前記1人掛けシート側へ張り出したオーバーハング部を有する2人掛けシートと、
前記オーバーハング部の車両下方で前記第2フレームの下端部から車両幅方向に沿って前記1人掛けシート側へ延びる骨格部材と、
前記骨格部材の先端部に取り付けられ、3点式シートベルトのタングプレートが連結されるバックルと、
前記先端部と車両フロアとの間に設けられ、前記2人掛けシートの車両前後方向のスライドを許容すると共に、車両衝突時のシートベルト荷重によって前記先端部と車両フロアとを車両上下方向に連結する先端連結部と、
を備え、
前記第2フレームは、シートクッションの骨格を構成するクッションフレームと、シートバックの骨格を構成するバックフレームとを備え、
前記クッションフレームは、クッションフレーム本体とクッションオーバーハング部とを有し、
前記バックフレームは、バックフレーム本体とバックオーバーハング部とを有し、
前記クッションオーバーハング部及び前記バックオーバーハング部によって前記オーバーハング部が構成されている車両用シート。 - 前記2人掛けシートは、シートバックの前倒しに連動してシートクッションが車両下方側へ変位する一方、前記第2フレームの下端部が前記前倒しに連動して変位しないように構成されている請求項1に記載の車両用シート。
- 前記骨格部材は、
前記第2フレームの下端部から車両幅方向に沿って前記1人掛けシート側へ延びる後方骨格部材と、
前記後方骨格部材の車両前方に配置されて前記第2フレームの下端部と前記後方骨格部材の先端部との間に架け渡された前方骨格部材と、
を有している請求項1又は請求項2に記載の車両用シート。 - 前記骨格部材の基端部と車両フロアとの間に設けられ、前記2人掛けシートの車両前後方向のスライドを許容すると共に、車両衝突時のシートベルト荷重によって前記基端部と車両フロアとを車両上下方向に連結する基端連結部を備えた請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の車両用シート。
- 前記バックルは、前記タングプレートが連結されるバックル本体と、前記バックル本体から車両下方側かつ車両後方側へ延びるバックルウェビングと、を有し、
前記バックルウェビングは、前記骨格部材の車両後方側へ延びて前記骨格部材の先端部の下面に締結固定されている請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の車両用シート。 - シートクッション及びシートバックの骨格を構成する第1フレームの下端部が第1スライド機構を介して車両フロアに連結される1人掛けシートと、
前記1人掛けシートに対して車両幅方向に並んで配置され、シートクッション及びシートバックの骨格を構成する第2フレームの下端部が第2スライド機構を介して車両フロアに連結されると共に、前記第2フレームが前記第2スライド機構よりも前記1人掛けシート側へ張り出したオーバーハング部を有する2人掛けシートと、
前記オーバーハング部の車両下方で前記第2フレームの下端部から車両幅方向に沿って前記1人掛けシート側へ延びる骨格部材と、
前記骨格部材の先端部に取り付けられ、3点式シートベルトのタングプレートが連結されるバックルと、
前記先端部と車両フロアとの間に設けられ、前記2人掛けシートの車両前後方向のスライドを許容すると共に、車両衝突時のシートベルト荷重によって前記先端部と車両フロアとを車両上下方向に連結する先端連結部と、
を備え、
前記骨格部材は、
前記第2フレームの下端部から車両幅方向に沿って前記1人掛けシート側へ延びる後方骨格部材と、
前記後方骨格部材の車両前方に配置されて前記第2フレームの下端部と前記後方骨格部材の先端部との間に架け渡された前方骨格部材と、
を有している車両用シート。 - シートクッション及びシートバックの骨格を構成する第1フレームの下端部が第1スライド機構を介して車両フロアに連結される1人掛けシートと、
前記1人掛けシートに対して車両幅方向に並んで配置され、シートクッション及びシートバックの骨格を構成する第2フレームの下端部が第2スライド機構を介して車両フロアに連結されると共に、前記第2フレームが前記第2スライド機構よりも前記1人掛けシート側へ張り出したオーバーハング部を有する2人掛けシートと、
前記オーバーハング部の車両下方で前記第2フレームの下端部から車両幅方向に沿って前記1人掛けシート側へ延びる骨格部材と、
前記骨格部材の先端部に取り付けられ、3点式シートベルトのタングプレートが連結されるバックルと、
前記先端部と車両フロアとの間に設けられ、前記2人掛けシートの車両前後方向のスライドを許容すると共に、車両衝突時のシートベルト荷重によって前記先端部と車両フロアとを車両上下方向に連結する先端連結部と、
前記骨格部材の基端部と車両フロアとの間に設けられ、前記2人掛けシートの車両前後方向のスライドを許容すると共に、車両衝突時のシートベルト荷重によって前記基端部と車両フロアとを車両上下方向に連結する基端連結部と、
を備えた車両用シート。
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