JP7386207B2 - 乗物用シート - Google Patents
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Description
また、接合部をパンフレームに接合することで、乗物用シートに着座する乗員の支持力を向上させることができる。
また、上記構成により、ロック部材をコンパクトな空間に取り付けることができる。
断面が略L字形状の補強ブラケットをパンフレームの前後に渡って配置することで、パンフレームの前後方向の剛性を向上させることができる。
補強ブラケットをパンフレームの外側周囲に配置することで、パンフレームの剛性を確保しつつ、乗り心地を向上させる。
左右外側の側部に対向配置された一対の部材とすることで、更にパンフレームの剛性を向上させることができる。
また、ロック部材が、一対の部材からなる補強ブラケットのそれぞれに設けられ、一対のロック部材が互いに対向する同じ前後方向の位置に取り付けられることで、バランスよく乗員の支持とクッションシートの固定とを実施することができる。
ロック部材を外側に取り付けることで、着座する乗員を安定して支持すると共に、シートクッションを床面に安定して固定することができる。
壁部の下辺の一部が切り欠かれた部位にロック部材を取り付けることで、壁部によるロック動作の阻害を抑制しつつ、強度を確保してロック部材を固定することができる。また、補強ブラケットの壁部の一部を切り欠くことで軽量化を図ることができる。
補強ブラケットをシートクッションフレームに固定することで、シートクッションフレームの剛性を向上させることができる。
また、断面が略L字形状の補強ブラケットをパンフレームの前後に渡って配置することで、パンフレームの前後方向の剛性を向上させることができる。
また、補強ブラケットをパンフレームの外側周囲に配置することで、パンフレームの剛性を確保しつつ、乗り心地を向上させる。
また、左右外側の側部に対向配置された一対の部材とすることで、更にパンフレームの剛性を向上させることができる。
また、パンフレームに接合する接合部を壁部より外側に配置することで、乗物用シートに着座する乗員の支持力を向上させる。
また、ロック部材を補強ブラケットの壁部に取り付けることで、コンパクトな空間に取り付けることができる。
また、ロック部材を壁部の外側に取り付けることで、乗員を安定して支持すると共に、クッションを床面に安定して固定することができる。
壁部の下辺の一部が切り欠かれた部位にロック部材を取り付けることで、壁部によるロック動作の阻害を抑制しつつ、強度を確保してロック部材を固定することができる。また、補強ブラケットの壁部の一部を切り欠くことで軽量化を図ることができる。
また、ロック部材が、一対の部材からなる補強ブラケットのそれぞれに設けられ、一対のロック部材が互いに対向する同じ前後方向の位置に取り付けられることで、バランスよく乗員の支持とクッションシートの固定とを実施することができる。
また、補強ブラケットをシートクッションフレームに固定することで、シートクッションフレームの剛性を向上させることができる。
また、以下の説明中、シート構成部品の材質、形状及び大きさに関する内容は、あくまでも具体例の一つに過ぎず、本発明を限定するものではない。
本実施形態に係る車両用シート(以下、車両用シートS)の基本構成について、図1を参照しながら説明する。図1は、車両用シートSの斜視図であり、図1中車両用シートSの一部については、図示の都合上、クッショントリムカバーTやパッドPを外した構成にて図示している。
また、車両用シートSは、跳ね上げ式のシートであり、着座状態とシートの後部を跳ね上げたヒップアップ状態との間で形態及び姿勢が変化するが、特に明記しない限り、着座状態を基準として各構成の形状を説明する。
また、シートクッション2は、シートクッション2の前方に設けられたリンク機構を介して車体フロアBFに対して回動可能な状態で取り付けられている。
本実施形態の車両用シートSには、上述したように乗員を下方から支持するパンフレーム25A~25Cが設けられている。パンフレーム25A~25Cは金属製の板状部材であり、図2、図3、図6に示すように前後方向に延びるよう配置されている。パンフレーム25A~25Cはその前端が、シートクッションフレーム20の前方連結フレーム22に固定されており、後端が後方連結フレーム23に固定されている。また、パンフレーム25A~25Cは、シートクッション2のクッションパッドを受ける底面部28を有し、それぞれの底面部28はその後端部が後方に向かうにつれて徐々にせり上がり、また、その前端部が前方に向かうにつれて徐々にせり上がるようにして形成されてる。すなわち、パンフレーム25A~25cにおける底面部28は、クッションパッドを受けやすい形状に形成されている。
車両用シートSには、図5~図7に示すように、シートクッション2(シートクッションフレーム20)を車体フロアBFに固定するロック部材40A、40B(以下まとめてロック部材40と称する場合がある)が設けられている。ロック部材40には操作レバーと連動して回転する爪部41が設けられており、車体フロアBFに設けられたストライカ(図示せず)にロック部材40の爪部41を掛けることによりシートクッション2を車体フロアBFに固定している。乗員は、車両用シートSに設けられたレバーを操作することにより、ロック部材40の爪部41によるロックを解除して、図5の矢印A方向に車両用シートSを回動させ、シートクッション2を跳ね上げる。ロック部材40は公知の構造であるため詳細な説明は省略する。
本実施形態において、右シートSaのパンフレーム25Aの下部に補強ブラケット30A、30Bが取り付けられており、左シートSbのパンフレーム25Bの下部に補強ブラケット30Cが取り付けられている。補強ブラケット30A、30B、30Cは、ロック部材40をパンフレーム25A、25Bに取り付けて支持するロック支持ブラケットとしての機能も有する。
パンフレーム25Bに設けられた補強ブラケット30Cは、パンフレーム25Aの補強ブラケット30Bと略同様の形状・機能を有する。そのため、以下では、主に図6~図9を用いて、右シートSaのパンフレーム25Aに取り付けられた補強ブラケット30A、30B(以下、まとめて補強ブラケット30と称する場合がある)ついて説明する。
壁部31を切り欠き35aにより切り欠き、その部位にロック部材40を取り付けることにより、壁部31によるロック部材40のロック動作の阻害を抑制しつつ、強度を確保してロック部材40を固定することができる。また、補強ブラケット30を略L字形状に切り欠くことにより軽量化を図ることができる。なお、本実形態では略L字形状に切り欠くことでロック部材取付部35を実現しているが、切り欠きの形状は任意であり、例えば壁部31を側面視で略C字形状又は略V字形状に切り欠いてもよい。
Sa 右シート
Sb 左シート
Sc 中央シート
F シートフレーム
BF 車体フロア
T クッショントリムカバー
P パッド
1 シートバック
2 シートクッション
3 ヘッドレスト
4 スライドレール
7 リクライニング機構
10 シートバックフレーム
11 バックサイドフレーム
16 バックパネル
20 シートクッションフレーム
21 クッションサイドフレーム
22 前方連結フレーム
23 後方連結フレーム
25A、25B、25C パンフレーム
26 貫通孔
27A、27B 補強ビード
28 底面部
29 凹部
30、30A、30B、30C 補強ブラケット
31 壁部
32 接合部
35 ロック部材取付部
35a 切り欠き
35b、35c 取付片
37 ブラケット連結部材
38 ブラケット連結部材
40、40A、40B ロック部材
41 爪部
42 線状部材
Claims (9)
- 床面に対して回動可能に取り付けられるシートクッションと、
該シートクッションの骨格を形成するシートクッションフレームと
該シートクッションフレームの前後に渡って取り付けられるパンフレームと、
該パンフレームの下部に取り付けられ、前記パンフレームを補強する補強ブラケットと、
該補強ブラケットに設けられ、前記床面に対する前記シートクッションの回動をロックするロック部材と、を備え、
前記補強ブラケットは、上下方向に延びる壁部と、該壁部の上端において前記パンフレームと接合する接合部と、を有し、
前記ロック部材は、前記補強ブラケットの前記壁部に取り付けられることを特徴とする乗物用シート。 - 前記補強ブラケットは断面が略L字形状に形成されており、前記パンフレームの前後に渡って配置されることを特徴とする請求項1に記載の乗物用シート。
- 前記補強ブラケットは、前記パンフレームの外側周囲に配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の乗物用シート。
- 前記補強ブラケットは、前記パンフレームの左右方向の両側部において互いに対向配置される一対の部材から構成され、
前記ロック部材は、前記一対の部材からなる前記補強ブラケットのそれぞれに設けられており、一対の前記ロック部材は、前記補強ブラケットにおいて互いに対向する同じ前後方向の位置に取り付けられることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の乗物用シート。 - 前記ロック部材は、前記補強ブラケットの前記壁部において外側に取り付けられることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の乗物用シート。
- 前記ロック部材は、前記壁部の下辺の一部が切り欠かれた部位に取り付けられることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の乗物用シート。
- 前記補強ブラケットは、前記シートクッションフレームの前後にある連結フレームに固定されることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の乗物用シート。
- 前記シートクッションは、前記シートクッションの前方に設けられたリンク機構を介して前記床面に対して回動可能に取り付けられており、
前記ロック部材は、前記補強ブラケットの後方に配置されていることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の乗物用シート。 - 前記一対の部材からなる前記補強ブラケットは、シート幅方向に延びるブラケット連結部材によって連結されており、
前記ブラケット連結部材は、前記ロック部材を前記補強ブラケットに取り付けるロック部材取付部の付近に配置されていることを特徴とする請求項4に記載の乗物用シート。
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