JP6722680B2 - 高タンパク食品 - Google Patents

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Description

関連出願の相互参照:本PCT国際特許出願は、2014年10月3日(3/10/2014)の出願された特許文献1の優先権を主張するものであり、この特許文献1は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
本発明は、高タンパク食品に関する。
炭水化物及び/又は非天然脂肪を多く含む食品を頻繁に摂取することによる健康への影響が、過去数年間にわたって広く報告されている。その結果、タンパク質を多く含む食品が最も健康的な選択肢の1つであることが見出されており、したがって、多くの消費者がそのような食品を求めている。乳タンパク質が高タンパク食の一部として含まれている場合、筋肉タンパク質合成、満腹感の促進、除脂肪筋肉量の保存及び増加、カルシウム保持の増強、並びに骨強度の改善が著しく向上することが見出されている。加えて、ライフスタイルが多忙な消費者は、食料品の準備及び摂取が簡単であればあるほど、そのような食品を購入及び/又は消費する傾向がより高くなる。
消費者による準備及び摂取が簡単であり、消費者が現在入手可能である高タンパク食料品は、肉(例えば、ビーフジャーキー、チキンジャーキー等)、大豆(例えば、炒枝豆、豆「乳」等)、又は牛乳(例えば、カゼイン、乳漿タンパク質)に基づくことが多い。
米国特許仮出願第62/059,355号
しかしながら、牛乳に基づく従来技術の高タンパク食品は、味を良くするために大量の甘味料(人工又は天然)を必要とすることが多い。加えて、牛乳に基づく従来技術の高タンパク食品では、高タンパク質濃度の液体牛乳タンパク質プロファイルが提供されない。
押出し食料品の場合、ミルク由来タンパク質を添加すると、食料品に望ましくない影響がもたらされることが多い。そのような影響としては、これらに限定されないが、食料品の味が不快になること、食料品の食感が望ましくなくなること、及び/又は食料品の密度が望ましくなくなることが挙げられる。
したがって、味が良く、望ましい食感及び密度を有する、乳タンパク質含有量が高い食料品に対する必要性が存在する。加えて、粉末高タンパク食品は均質であり、望ましい溶解性及び熱安定性を有することが最適であるだろう。
本開示による粉末高タンパク食品を製作するための1つの方法の概略図である。 本開示によるパリパリした高タンパク食品を製作するための1つの方法の概略図である。 パリパリした高タンパク食品の種々態様を示す図である。 パリパリした高タンパク食品の種々態様を示す図である。 パリパリした高タンパク食品の種々態様を示す図である。 パリパリした高タンパク食品の種々態様を示す図である。 パリパリした高タンパク食品の種々態様を示す図である。 パリパリした高タンパク食品の種々態様を示す図である。 パリパリした高タンパク食品の種々態様を示す図である。
添付の図面は、本明細書に組み込まれ、本明細書の一部を構成しており、明細書と共に実施形態を例示するものであり、本方法及びシステムの原理を説明する役目を果たしている。
本方法及びシステムを開示及び記載する前に、本方法及びシステムは、特定の方法、特定の成分、又は特定の実施に限定されるものではないことが理解されるべきである。また、本明細書で使用されている用語は、特定の実施形態を説明するためのものに過ぎず、限定することは意図されていないことが理解されるべきである。
本明細書及び添付の特許請求の範囲で使用される場合、単数形「a」、「an」、及び「the」は、状況が明白にそうではないと示さない限り、複数の指示物を含む。本明細書中では、範囲は、「約」1つの特定の値から及び/又は「約」別の特定の値までと表されている場合がある。範囲がそのように表されている場合、別の実施形態及び/又は態様は、上記1つの特定の値から及び/又は上記別の特定の値までを含む。同様に、値が近似として表されている場合、「約」という先行詞を使用することにより、特定の値が別の実施形態を形成することが理解されるだろう。更に、範囲の各々の終点は、他方の終点と関連して及び他方の終点とは無関係に、その両方で有意であることが理解されるだろう。
「随意の」又は「随意に」は、その後に記載されている事象又は状況が生じてもよく又は生じなくともよく、その記載は、上記事象又は状況が生じる場合及び生じない場合を含むことを意味する。
本明細書の記載及び特許請求の範囲の全体にわたって、「含む(comprise)」という単語及び上記単語の変異形「comprising」及び「comprises」は、「これらに限定されないが、〜を含む」ことを意味し、例えば、他の成分、整数、又はステップを除外することは意図されていない。「例示的な」は、「〜の例」を意味し、好ましい又は理想的な実施形態の表示を伝達することは意図されていない。「等」は、限定的な意味ではなく、説明の目的で使用されている。
開示されている方法及びシステムを実施するために使用することができる成分が開示されている。そうした成分及び他の成分が本明細書で開示されており、そうした成分の組み合わせ、サブセット、相互作用、群等が開示される場合、各々の種々の個々の及び集合的な組み合わせ及び順列の特定の参照は、明示的に開示されていない場合があるが、各々は、全ての方法及びシステムについて本明細書で具体的に企図及び記載されている。これは、これらに限定されないが、開示されている方法のステップを含む、本出願の全ての態様に当てはまる。したがって、実施することができる様々な追加ステップが存在する場合、そうした追加ステップの各々は、本開示の方法の任意の特定の実施形態又は実施形態の組み合わせで実施することができることが理解される。
本方法及びシステムは、本明細書に含まれている好適な実施形態及び例に関する以下の詳細な説明を参照することにより、並びに図面及びそれらの上述の及び以下の説明を参照することにより容易に理解することができる。
高タンパク食品の種々の態様を詳細に説明する前に、本開示は、以下の説明に示されているか又は図面に示されている応用、プロセス、及び/又はパラメータの詳細に限定されないことが理解されるべきである。高タンパク食品は、他の実施形態が可能であるか、又は種々の様式で実施若しくは実行することが可能である。本明細書に含まれている操作パラメータは、説明のために過ぎず、高タンパク食品の範囲をなんら限定するものではない。以下の詳細な説明は、本発明の例示的な実施形態を実施するための最も良好な現在企図されている様式である。
1.高タンパク食品を製作するための1つのプロセスの例示的な態様
本開示による高タンパク食品を製作するための1つのプロセスの例示的な態様が、図1に概略的に示されている。この場合、高タンパク食品は、下記に詳細に記載されているようなパリパリした高タンパク食品として構成されていてもよい。本開示による高タンパク食品を製作するための別のプロセスの例示的な態様が、図2に概略的に示されている。この場合、高タンパク食品は、下記に詳細に記載されているような粉末高タンパク食品として構成されていてもよい。操作パラメータ、設備、及び単位操作等の特定の参照が、先述の説明でなされており、添付の図面に示されており、及び/又は本明細書に含まれている付録に提供されている場合があるが、そうした制約、パラメータ、及び/又は値は、説明のために過ぎず、以下の特許請求の範囲にそのように示されていない限り、本開示の範囲を限定せずに、高タンパク食品を製作するためのプロセスの他の態様を実施する場合、他の値及び/又はパラメータを使用することができる。
図1に示されている高タンパク食品を製作するためのプロセスの一態様では、酸カゼインを、乳漿タンパク質及びアルカリと混合してもよい。これら成分は、これらに限定されないが、タンク、ミキサ、コンベヤ、及び/又はそれらの組み合わせを含む、任意の好適な方法及び/又は構造を使用して混合及び/又は調合することができる。成分は、以下の特許請求の範囲でそのように示されていない限り、限定ではないが、個々に、別々に、及び液体形態で又は乾燥形態で添加することができる。例示的な態様の場合、これら成分の水分含有量は、およそ6〜12重量%であってもよいことが企図される。その後、この混合物を押出機に導入してもよい。また、水を押出機に導入し、アルカリを調整してもよく、それにより、得られた混合物のpHをほぼ中性にしてもよい。押出機に導入する水は、押出機に入れる前に、図1及び2に示されているようにろ過してもよく及び/又はそうでなければ精製してもよいことが企図される。
本方法の一態様では、3〜30重量%の量の水を押出機に加えてもよいことが企図される。前のステップでアルカリを混合物に添加しなかった場合、この時点で押出機に添加してもよい。一態様では、カゼイン及び乳漿タンパク質の混合物の密度、並びにカゼイン、乳漿タンパク質、及びアルカリの混合物の密度は、疎状態で0.4から0.8g/mlまでであってもよく、詰め込んだ状態では0.5から1.1g/mlまでであってもよいことが企図される。しかしながら、本明細書で示されていない本開示の別の態様では、固形酸カゼイン若しくは乳漿タンパク質の代わりに又は固形酸カゼイン若しくは乳漿タンパク質に加えて、湿潤カードカゼイン又は液体乳漿タンパク質を押出機に加えてもよい。そのような態様では、混合する固形タンパク質の比は、液体タンパク質を使用しない場合よりも低い場合がある。加えて、そのような態様では、プロセスに必要な水の全て又は一部は、液体乳漿タンパク質から提供されてもよい。
一態様では、押出機は、二軸同方向回転スクリュー押出機として構成されていてもよいが、押出機は、以下の特許請求の範囲にそのように記載されていない限り限定されず、他の実施形態及び/又は態様では構成が異なっていてもよいことが企図される。成分及び水を押出機に供給する速度は、少なくとも押出機のサイズに依存することになり、高タンパク食品を製作するためのプロセスの幾つかの実施形態及び/又は態様では、スクリュー速度は、150RPMから300RPMまでであってもよいことが企図される。
一般的に、例示的なプロセスでは、混合物の温度は、押出機内の滞留時間が長くなると共に上昇する場合があることが企図される。一態様では、押出機内での混合物の滞留時間は、約5秒から約25秒まであってもよいが、本開示の範囲は、以下の特許請求の範囲に記載されていない限り、それに限定されない。したがって、押出機の供給帯又はその付近の温度範囲は、およそ5〜60Cであってもよく、産物帯(又は出口帯)又はその付近の温度範囲は、およそ40〜120Cであってもよい。しかしながら、熱交換器を使用して押出機(又はその中にある産物)に熱を付与又は押出機(又はその中にある産物)から熱を除去することができるため、これらの数値は、以下の特許請求の範囲にそのように記載されていない限り限定されず、本プロセスの他の態様の場合は異なっていてもよい。
得られた混合物が押出機から吐出される際、押出機内の産物の密度が、押出機から吐出された際のその密度より大きくなるように、混合物を膨張させてもよい。加えて、産物中の水含有量の一部は、押出機の内部と押出機の外部との圧力差により気化する場合がある。所望の最終産物が、パリパリした高タンパク食品(その1つの例示的な例は、下記に詳細に記載されるECCO乳タンパク質Crisps90であって、本発明の製造方法で製造される)である場合、押出機から吐出される際に産物を切断してもよい。切断は、押出機に係合されている切断器により実施してもよい。加えて、押出機に係合されている異なるダイにより、下記で更に詳細に記載されているように、パリパリした高タンパク食品に異なる態様を付与してもよい。その後、切断した産物片を調質及び/又は乾燥して、所望の最終水分含有量を達成することができる。所望の最終水分含有量は、例示的な態様に応じておよそ1〜14重量%であってもよい。最終産物のタンパク質含有量は、乾燥重量に基づき、およそ90〜95%であってもよい。このタンパク質レベルの産物は、米国乳製品研究所 濃縮乳タンパク質基準(American Dairy Products Institute Concentrated Milk Proteins Standard)によると乳タンパク質(MPI)と表示することができる。この基準は、本明細書に添付されており、付録Aとして本明細書の一部をなしている。
一態様では、産物は、流動床乾燥器又はオーブンを使用して調質及び/又は乾燥してもよい。図1及び2に示されているように、粉末高タンパク食品及びパリパリした高タンパク食品を生産するためのプロセスは両方とも、産物が押出機から吐出される際に、産物を乾燥目的で加熱空気と接触させることを含んでいてもよい。加えて、産物は、空気圧式輸送システムにより押出機から輸送してもよい。このシステムは、輸送中に水分の一部を産物から除去するように構成されていてもよい。パリパリした高タンパク食品を製作するための方法の一態様(図1を参照)では、空気圧式輸送システムは、産物を乾燥器に送達することができ、乾燥器は、これらに限定されないが、電子レンジ、コンベクションオーブン、流動床乾燥器、ドラム式乾燥器、通風乾燥器、及び/又はそれらの組み合わせを含む、パリパリした高タンパク食品から水分を除去するための任意の好適な乾燥器であってもよい。
更に図1を参照すると、産物を乾燥器から篩へと輸送してもよく、ある基準(例えば、長さ、幅、容積等)内の産物片を一次流動へと転送してしてもよい。産物を磁場にかけて、あらゆる磁性材料を除去してもよく、及び/又は金属検出器を通過させてもよい。産物は、包装及び/又は更なる加工のために貯蔵タンクに入れてもよく、又は直接包装して発送及び/又は販売してもよい。パリパリした高タンパク食品は、以下の特許請求の範囲でそのように記載されていない限り、限定ではないが、およそ25ポンドからおよそ65ポンドまでの重量で袋及び/又は箱に包装してもよく、又は約300ポンドから約800ポンドまでの重量で運搬箱に包装してもよいことが企図される。
種々の態様では、パリパリした高タンパク食品の形状は、楕円形の横断面形状から円盤形の横断面形状までの範囲であってもよく、形状が円柱状、球状であってもよく、ねじれた及び/又は湾曲した不規則な形状を有していてもよく、小片の組み合わせであってもよく、空隙又は穴を含んでいてもよく、パターン形状であってもよく、及び/又は従来のチップスのように平坦であってもよい。一態様では、パリパリした高タンパク食品のかさ密度は、約20g/Lから約400g/Lまでであってもよい。しかしながら、本開示の範囲は、以下の特許請求の範囲にそのように記載されていない限り、上記に限定されない。
一般的に、パリパリした高タンパク食品の食感は、パリパリした高タンパク食品を生産するための方法の幾つかの態様に応じて様々であってもよい。1つの態様では、パリパリした高タンパク食品は、その食感がサクサク及び/又はクラッカー様になるように、押し出し後に膨張させてもよい。別の態様では、本方法は、パリパリした高タンパク食品がわずかにかみ応えのある食感を有するように調質及び/又は乾燥することを含んでいてもよい。更に別の態様では、本方法は、パリパリした高タンパク食品にポロポロした及び/又はサクサクした食感をもたらす調質及び/又は乾燥ステップを含んでいてもよい。したがって、本開示の範囲は、以下の特許請求の範囲にそのように記載されていない限り、パリパリした高タンパク食品の特定の食感になんら限定されない。
パリパリした高タンパク食品の種々の例示的な形状及び相対的サイズが、図3A〜3Gに示されている。図3Aに示されているように、パリパリした高タンパク食品の1つの態様は、非常に小さな球状の及び/又はわずかに円柱状の形状に構成されていてもよく、その平均直径はおよそ0.34cmであってもよい。図3Aに示されているパリパリした高タンパク食品の構成は、1.0mmの円形ダイ開口部を備えた押出機により生産することができる。
図3Bに示されているように、パリパリした高タンパク食品の別の態様では、パリパリした高タンパク食品は、小さな球状の形状に構成されていてもよく、その平均直径はおよそ0.45cmであってもよい。図3Bに示されているパリパリした高タンパク食品の構成は、2.0mmの円形ダイ開口部を備えた押出機により生産することができる。
図3Cに示されているように、別の態様では、パリパリした高タンパク食品は、中程度の楕円形の形状に構成されていてもよく、平均幅はおよそ0.78cmであってもよく、平均長さはおよそ1.20cmであってもよい。図3Cに示されているパリパリした高タンパク食品の構成は、幅が1.0mmで長さが3.0mmの細長いダイ開口部を備えた押出機により生産することができる。
図3Dに示されているパリパリした高タンパク食品の態様では、パリパリした高タンパク食品は、中程度の複合円柱状の形状に構成されていてもよく、平均幅はおよそ0.80cmであってもよく、平均長さはおよそ1.1cmであってもよい。図3Dに示されているパリパリした高タンパク食品の構成は、幅が1.0mmで長さが3.0mmの細長いダイ開口部を備えた押出機により生産することができる。
図3Eに示されているように、更なる態様では、パリパリした高タンパク食品は、別の中程度の楕円形の形状に構成されていてもよく、平均幅はおよそ0.53cmであってもよく、平均長さはおよそ0.70cmであってもよい。図3Eに示されているパリパリした高タンパク食品の構成は、幅が1.0mmで長さが3.0mmの細長いダイ開口部を備えた押出機により生産することができる。
図3Fに示されている別の態様では、パリパリした高タンパク食品は、大きな円柱状の形状に構成されていてもよく、平均幅はおよそ0.85cmであってもよく、平均長さはおよそ1.38cmであってもよい。図3Fに示されているパリパリした高タンパク食品の構成は、直径が3.2mmの円形ダイ開口部を備えた押出機により生産することができる。
パリパリした高タンパク食の別の態様が図3Gに示されており、パリパリした高タンパク食品は、非常に小さな円柱状の形状に構成されていてもよく、平均幅はおよそ0.2cmであってもよく、平均長さはおよそ0.82cmであってもよい。図3Gに示されているパリパリした高タンパク食品の構成は、直径が1.0mmの円形ダイ開口部を備えた押出機により生産することができる。
したがって、パリパリした高タンパク食品の具体的な形状は、少なくとも使用される特定のダイ及び/又は押出機に依存する可能性があり、したがって、以下の特許請求の範囲にそのように記載されていない限り、本開示の範囲をなんら限定するものではない。例えば、1つの態様では、パリパリした高タンパク食品の形状は、Rice Crispies(登録商標)の形状に類似していてもよく、その別の態様では、形状は、Cheetos(登録商標)の形状に類似していてもよく、その更に別の態様では、形状は、Kix(登録商標)シリアルの形状に類似していてもよい。加えて、本開示の範囲は、以下の特許請求の範囲にそのように記載されていない限り、特定の制約(最終産物の水分含有量、形状、及び/又は密度等)、操作パラメータ、設備(押出機、それと共に使用されるダイ等)等により限定されない。パリパリした高タンパク食品の種々の態様の更なる加工パラメータは、付録Fに示されており、付録Fは本明細書に組み込まれており、本開示の一部をなすものである。
所望の最終産物が粉末高タンパク食品(その例示的な態様は下記に詳細に記載されている)である場合、産物を、切断、調質した後、所望の特徴が得られるように更に乾燥及び製粉(又は粉砕)してもよい。1つの態様では、切断産物は、包装する前に、第1の温度で調質し、その後同時に製粉(又は粉砕)及び乾燥して、所望の最終産物の水分含有量を達成してもよい。
特に図2を参照すると、上述の空気圧式輸送システムは、産物をファン型粉砕機に輸送してもよく、ファン型粉砕機は、産物の平均粒径を低減するように構成されていてもよい。一態様では、ファン型粉砕機は、1インチの3/4の篩サイズに設定されていてもよい。しかしながら、任意の好適な構造及び/又は方法を使用して、産物の平均粒径を低減することができ、本開示の範囲は、以下の特許請求の範囲にそのように記載されていない限り、ファン型粉砕機に限定されない。ファン型粉砕機の後、産物を、製粉機(アトリションミルであってもよい)にかけて、平均粒径を低減してもよい。一態様では、アトリションミルは、57%の強度、40Hzのファンセットポイント、及び摂氏65度の温度セットポイントに設定されていてもよい。しかしながら、任意の好適な構造及び/又は方法を使用して、産物の平均粒径を低減することができ、本開示の範囲は、以下の特許請求の範囲にそのように記載されていない限り、製粉機及び/又は上述の操作パラメータによる製粉に限定されない。
産物は、流体圧力により製粉機から吐出させることができ、それにより固体−ガスセパレータに輸送されてもよく、そこでガスを大気に放出させ、固形物を選別機(シフター篩であってもよい)にかけることができる。1つの態様では、選別機は、34T(595ミクロン)の篩サイズを有するSweco社製シフター篩として構成されていてもよい。しかしながら、本開示の範囲は、以下の特許請求の範囲にそのように記載されていない限り、上記に限定されない。選別機は、ある基準(例えば、長さ、幅、容積等)を下回る粒子片を含む第1の産物流動が受け器に輸送され、ある基準(例えば、長さ、幅、容積等)を上回る粒子片を含む第2の産物流動が、平均粒径を更に低減するために製粉機に戻されるように構成されていてもよい。図2に示されている例示的な方法の一態様は、2つの平均粒径低減ステップ(ファン型粉砕機及び製粉機)を含むが、本開示の範囲は上記に限定されず、以下の特許請求の範囲にそのように記載されていない限り限定されることなく、任意の数及び/又はタイプの平均粒径低減方法又は装置を使用することができる。
図2を更に参照すると、第1の産物流動は、貯蔵タンクに入れてもよい。第1の産物流動を磁場にかけて、あらゆる磁性材料を除去してもよく、及び/又は金属検出器を通過させてもよい。その後、産物流動を、発送及び/又は販売するために包装してもよい。粉末高タンパク食品は、以下の特許請求の範囲でそのように記載されていない限り、限定ではないが、およそ25ポンドからおよそ65ポンドまでの重量で袋及び/又は箱に包装してもよく、又は約300ポンドから約2204.6ポンドまでの重量で運搬箱に包装してもよいことが企図される。粉末高タンパク食品の種々の態様の更なる加工パラメータは、付録Gに示されており、付録Gは本明細書に組み込まれており、本開示の一部をなすものである。
1つの態様では、産物の最終水分含有量は、限定ではないが、およそ0.5〜12重量%であってもよく、製粉、粉砕、及び/又は乾燥プロセスでは、最終産物の所望の特徴を達成するための任意の好適な構造及び/又は方法を使用することができる。粉末高タンパク食品の任意の態様の具体的な粒子及び/又は平均粒径は、様々であってもよく、以下の特許請求の範囲にそのように記載されていない限り、本開示の範囲を限定しない。しかしながら、1つの態様では、多くの応用では、70〜600ミクロンの範囲の粒子及び/又は平均粒径を必要とする場合があることが企図される。したがって、シフター篩を使用して、最終産物の所望の粒径及び/又は平均粒径を達成してもよい。
他の成分を、高タンパク食品と共に押し出してもよい。したがって、押出機に導入することができる成分としては、これらに限定されないが、以下のものが挙げられる:酸カゼイン、乳酸カゼイン、レンネットカゼイン、カゼイン酸ナトリウム、カゼインカルシウム、ミセルカゼイン、乳タンパク質濃縮物(液体又は乾燥)、乳タンパク質単離物(液体又は乾燥)、新鮮なカードカゼイン(湿潤)、乳漿タンパク質濃縮物(液体又は乾燥)、乳漿タンパク質単離物(液体又は乾燥)、水酸化カルシウム、水酸化ナトリウム、重炭酸ナトリウム、炭酸水素カリウム、水酸化アンモニウム、クエン酸ナトリウム。
2.例示的な態様 粉末高タンパク食品
粉末高タンパク食品の例示的な態様(図2に概略的に示されているプロセスの例示的な態様を使用して生産することができる)を、これから記載する。粉末高タンパク食品の例示的な態様の典型的な製品データシートは、付録Cに示されている。この製品データシートは本明細書に組み込まれており、本明細書の一部をなすものである。粉末高タンパク食品の例示的な態様の組成分析、栄養学的分析、ミネラル分析、及び微生物学的分析は、付録Dに提供されている。これら分析は、本明細書に組み込まれており、本明細書の一部をなすものである。また、付録Dには、粉末高タンパク食品の種々の例示的な態様の例示的な応用、機能性、包装、及び保管選択肢が示されている。付録C及びDから明らかなように、粉末高タンパク食品の例示的な態様は、典型的な牛乳のタンパク質プロファイルと実質的に類似したタンパク質プロファイルを含んでいてもよい(例えば、タンパク質は、およそ80%がカゼインに基づき、およそ20%が乳漿に基づいていてもよい)。しかしながら、乳漿に基づくタンパク質に対するカゼインに基づくタンパク質の他の比率を使用することができ、以下の特許請求の範囲にそのように記載されていない限り、本開示の範囲を限定しない。
当業者であれば理解するだろうが、組成分析、栄養学的分析、ミネラル分析、及び微生物学的分析に関する付録C及びDに示されている種々の値は、説明のためのものに過ぎず、以下の特許請求の範囲にそのように記載されていない限り、粉末高タンパク食品の範囲をなんら限定するものではない。それらの値は、生産プロセス中に操作することができ、粉末高タンパク食品の最終応用に基づいて決定することができる。例えば、粉末高タンパク食品を含む最終産物が栄養バーである場合、他の非ミルク供給源に由来するタンパク質、カルシウム、他のミネラル、ビタミン、及び/又は他の栄養補助剤を、1日推奨値及び/又は商業的理由に基づき添加することが望ましい場合がある。
粉末高タンパク食品の別の例示的な態様の組成分析、栄養学的分析、ミネラル分析、及び微生物学的分析では、粉末高タンパク食品のミネラル組成は、付録C及びDの粉末高タンパク食品のミネラル組成と異なっていてもよい。例えば、付録Hには、粉末高タンパク食品の種々の態様の完全な栄養学的分析が提供されている。付録Hは、本明細書に組み込まれており、本明細書の一部をなすものである。しかしながら、付録Iで開示されている特定の値、比率、及び/又は成分は、以下の特許請求の範囲にそのように記載されていない限り、本開示の範囲をなんら限定するものではない。したがって、粉末高タンパク食品の特定のミネラル含有量及び/又は微生物含有量、及び/又は特定の組成分析は、以下の特許請求の範囲にそのように記載されていない限り、本開示の範囲をなんら限定するものではない。
言及したように、粉末高タンパク食品の例示的な態様は、高タンパク食品を製作するための上述の例示的な方法により生産することができる。しかしながら、他のプロセス及び/又は方法を、限定することなく使用することができる。最終産物であるパリパリした高タンパク食品について下記で説明されているように、最終産物である粉末高タンパク食品の密度は、態様に応じて様々であってもよく、その変化は、少なくともプロセスパラメータの値が異なることに基づいていてもよい。しかしながら、粉末高タンパク食品の例示的な態様の場合、密度は、疎状態で0.2〜0.7g/mlであってもよく、詰め込んだ状態では0.3〜0.9g/mlであってもよいが、以下の特許請求の範囲にそのように記載されていない限り、限定されない。
3.パリパリした高タンパク食品の例示的な態様
パリパリした高タンパク食品の例示的な態様(図1に概略的に示されているプロセスの例示的な態様を使用して生産することができる)を、これから記載する。パリパリした高タンパク食品の例示的な態様の典型的な製品データシートが、付録Bに示されている。この製品データシートは本明細書に組み込まれており、本明細書の一部をなすものである。パリパリした高タンパク食品の例示的な態様の典型的な組成分析、栄養学的分析、ミネラル分析、及び微生物学的分析は、付録Eに提供されている。これら分析は、本明細書に組み込まれており、本明細書の一部をなすものである。また、付録Eには、パリパリした高タンパク食品の例示的な態様の例示的な応用、機能性、包装、及び保管選択肢が示されている。付録Eから明らかなように、パリパリした高タンパク食品の例示的な態様は、典型的な牛乳のタンパク質プロファイルと実質的に類似したタンパク質プロファイルを含んでいてもよい(例えば、タンパク質は、およそ80%がカゼインに基づき、およそ20%乳漿に基づいていてもよい)。しかしながら、乳漿に基づくタンパク質に対するカゼインに基づくタンパク質の他の比率を使用することができ、以下の特許請求の範囲にそのように記載されていない限り、本開示の範囲を限定するものではない。例えば、付録Iには、粉末高タンパク食品の種々の態様の完全な栄養学的分析が提供されている。付録Iは、本明細書に組み込まれており、本明細書の一部をなすものである。しかしながら、付録Iで開示されている特定の値、比率、及び/又は成分は、以下の特許請求の範囲にそのように記載されていない限り、本開示の範囲をなんら制限するものではない。
当業者であれば理解するだろうが、組成分析、栄養学的分析、ミネラル分析、及び微生物学的分析に関する付録Eに示されている種々の値は、説明のためのものに過ぎず、以下の特許請求の範囲にそのように記載されていない限り、パリパリした高タンパク食品の範囲をなんら限定するものではない。それらの値は、生産プロセス中に操作することができ、パリパリした高タンパク食品の最終応用に基づいて決定することができる。例えば、パリパリした高タンパク食品を含む最終産物がスナック製品又は栄養バーである場合、これらに限定されないが、ミネラル、ビタミン、及び/又は他の栄養補助剤を含む他の成分を、1日推奨値及び/又は商業的理由に基づき添加することが望ましい場合がある。したがって、パリパリした高タンパク食品の特定のミネラル含有量及び/又は微生物含有量、及び/又は特定の組成分析は、以下の特許請求の範囲にそのように記載されていない限り、本開示の範囲をなんら制限するものではない。
言及したように、パリパリした高タンパク食品の例示的な態様は、高タンパク食品を製作するための1つの方法の上述の例示的な態様により生産することができる。しかしながら、以下の特許請求の範囲にそのように記載されていない限り、他のプロセス及び/又は方法を、限定することなく使用することができる。出願人は、最終産物であるパリパリした高タンパク食品の密度は、これらに限定されないが、個々の1片のサイズ及び形状並びに押し出しプロセス中に添加される水の量及び最終産物の水分含有量を含む種々の要因に応じて様々であってもよいことを見出した。パリパリした高タンパク食品の多くの態様は、0.01〜0.50g/mlの平均密度を有していてもよいことが企図される。
好ましい実施形態が記載されているが、当業者であれば、高タンパク食品及び高タンパク食品を生産するための方法の他の特徴を思いつくことは明らかであり、本明細書で例示されているような実施形態及び態様に対する数多くの改変及び変更を思いつくことになることも明らかであろう。それらは全て、本開示の趣旨及び範囲から逸脱せずに達成することができる。したがって、本明細書に図示及び記載されている方法及び実施形態は、説明のために過ぎず、そのように記載されていない限り、特許請求の範囲の範囲をなんら限定するものではない。
前述の制約、例、組成、分析等、及び本明細書に開示及び記載されている態様のいずれの構成も、説明のために過ぎず、本明細書で開示及び特許請求されているシステム及び/又は方法のいずれの範囲をなんら限定するものではない。更に、本明細書に開示又は記載されている種々の高タンパク食品、プロセス、方法、態様、及び/又は実施形態は、互いに一緒に実施してもよく、又は互いに独立して実施してもよい。したがって、本開示に対して補完的であり得る他の主題の存在又は非存在は、以下の特許請求の範囲にそのように記載されていない限り、高タンパク食品及び/又は高タンパク食品を生産するための方法の範囲をなんら限定するものではない。
パリパリした高タンパク食品、粉末高タンパク食品、パリパリした高タンパク食品又は粉末高タンパク食品を製作するための方法、及び/又は先述のいずれの成分の種々の特徴はいずれも、単独で又は互いに組み合わせて(特徴の適合性に応じて)使用して、高タンパク食品をその成分として有する最終産物の所望の特徴を達成することができる。したがって、高タンパク食品及びそれを製作するための方法には、無限の数の変異がある。こうした様々な組み合わせは全て、高タンパク食品及び/又はそれを製作するための方法の種々の代替的な態様を構成する。本明細書に記載の実施形態は、高タンパク食品の実施に知られている最も良好な様式を説明するものであり、他の当業者がそれらを使用することを可能にするだろう。特許請求の範囲は、従来技術により許容される程度まで、代替的実施形態を含むと解釈されるべきである。1つの特徴を別の特徴に改変及び/又は置換しても、以下の特許請求の範囲にそのように記載されていない限り、高タンパク食品及び/又はその成分の範囲はなんら限定されない。
本システム及び/又は方法は、本明細書に記載の特定の実施形態に限定されず、全ての類似した食品及び/又は高タンパク食品を製作する方法に当てはまることが意図されていることに留意すべきである。記載されている態様及び/又は実施形態の改変及び変更は、当業者であれば、以下の特許請求の範囲にそのように記載されていない限り、本システム及び/又は方法の趣旨及び範囲からの逸脱せずに思いつくだろう。
米国乳製品研究所
126N.アディソンアベニュー
エルムハースト、イリノイ州 60126
電話:(630)530−8700
ファクシミリ:(630)530−8707

濃縮乳タンパク質基準
製品の定義
濃縮乳タンパク質製品は、最終乾燥製品が40重量%以上のタンパク質を含有するように、ろ過法によりウシスキムミルクを濃縮することにより得られるものである。濃縮乳タンパク質製品は、ろ過、透析、又は任意の他の安全で好適な方法により生産してもよく、それによりラクトース及びミネラルの全て又は一部が除去されていてもよい。製品は、別々に生産されたカゼイン(カゼイン塩)及び乳漿タンパク質を混合して生産することはできない。
乳タンパク質濃縮物(MPC)及び乳タンパク質単離物(MPI)は、ろ過法(限外ろ過及びダイアフィルトレーション)により生産されたものであり、最終製品の原料流動に含まれるカゼイン及び乳漿タンパク質が本質的に全て捕捉され、元のミルクのカゼイン対乳漿タンパク質比、一般的には80:20の値と同等のカゼイン対乳漿タンパク質比が得られている。
また、濃縮乳タンパク質製品は、精密ろ過を使用して生産してもよく、その場合、カゼイン対乳漿タンパク質比は、ミルク中に見出されるカゼイン対乳漿タンパク質比とは異なることになる。カゼイン対乳漿タンパク質比は、典型的には、市販製品の場合、82:18〜95:5の範囲である。精密ろ過が使用される場合、得られる製品は、精密ろ過乳タンパク質(MMP)又はミセルカゼイン(MC)と呼ばれる。

組成:MPC及びMPI
幾つかの異なるMPC及びMPI製品が市販されており、それらの各々は、製品のタンパク質含有量を表わす数値により識別される。そのような製品としては、以下のものが挙げられる:
Figure 0006722680
)タンパク質含有量≧85.0%は、乾量基準で報告されており、他のパラメータは全て「原状」で報告されている。
米国乳製品研究所
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組成:MMP及びMC
幾つかの異なるMMP及び/又はMC製品が市販されており、それらの各々は、製品のタンパク質含有量を表わす数値により識別される。そのような製品としては、以下のものが挙げられる:
Figure 0006722680
)タンパク質含有量≧85.0%は、乾量基準で報告されており、他のパラメータは全て、「原状」で報告されている。

微生物学的基準及び分析方法
Figure 0006722680
米国乳製品研究所
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製品表示
乳タンパク質濃縮物(MPC)は、最終製品のタンパク質含有量を反映するように表示される。乳タンパク質分離物(MPI)と表示される製品は、最低でも89.5%のタンパク質を含有していなければならない。精密ろ過乳タンパク質(MMP)及びミセルカゼイン(MC)は、それらのタンパク質含有量を反映するように表示される。

製品応用及び機能性
MPC、MPI、MMP、及び/又はMCは、様々な食品カテゴリーにおいて食品成分として使用することができる。濃縮乳タンパク質は、それらが使用される食品カテゴリーに応じて、以下のように機能する:乳化剤、調味料、香料、調合助剤、湿潤剤、安定化剤及び増粘剤、結着剤、及び高品質タンパク質の供給源。

保管&出荷
製品は、80°F未満の温度及び65%未満の相対湿度を有する冷乾燥環境下で保管及び出荷しなければならない。在庫を回転させ、1〜2年以内使用しなければならない。

包装
ポリエチレン製インナーライナーを有する複層クラフト紙袋、又は他の好適な閉容器、つまり「運搬箱」等。
製品データシート
ERIEフーズインターナショナル社
私書箱648号 エリー、イリノイ州 61250 米国
電話:(309)659−2233 ファクシミリ:(309)659−2822
www.eriefoods.com

製品名:ECCO乳タンパク質Crisps90
製品説明:ECCO乳タンパク質Crisps90は、非常に栄養に富むクリスプであり、風味がさわやかである。この優れたタンパク質クリスプは、非常にクリーンな微生物学的プロファイルを有する均一で一貫した製品を生産するために連続的に製造されている。
物理的特性:軽くサクサクした小片。色は、白色からクリーム色であり、口当たりがよい風味及び芳香プロファイルを有し、乳製品特有の香りがある。
組成分析:
Figure 0006722680
NMT=以下、NLT=以上

物理的分析:
Figure 0006722680
NMT=以下、NLT=以上

微生物学分析:
Figure 0006722680
NMT=以下、NLT=以上
製品データシート
ERIEフーズインターナショナル社
私書箱648号 エリー、イリノイ州 61250 米国
電話:(309)659−2233 ファクシミリ:(309)659−2822
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成分申告:乳タンパク質分離物
包装形態:製品は、ポリエチレン製インナーライナーを有する段ボール箱に詰められている。
保管:68°F(20℃)未満の温度及び65%未満の相対湿度の冷乾燥清浄環境下での保管を推奨。
有効期間:製造日から2年間
ロット識別:生産された各ロットは、6桁の生産ロットコードで識別される。最初の数値は生産ラインを示し、2番目、3番目、及び4番目は年初からの通日であり、5番目は製造年であり、6番目は、その日に生産されたバッチナンバーである。

原産国:米国

追加情報:
・継続保証:加工及び包装は全て、連邦食品医薬品局により公布された全ての現行適正製造規範に準拠した衛生的な様式で実施されており、修正連邦食品医薬品化粧品法及びその規則の要件にあらゆる点で準拠している。製品は、連邦規則集21CFRセクション110(Current Good Manufacturing Practice in Manufacturing,Packing or Holding Human Food)に準拠して製造されている。
・アレルゲン状態:上記指定製品は乳製品を含有している。以下のアレルゲン成分は含んでいない:
・グルテンを含有する穀物(例えば、小麦、ライ麦、大麦、オートムギ、スペルト小麦、カムート、又はそれらの雑種株)及びそれらの製品
・甲殻類及びその製品
・卵及びその製品
・魚及びその製品
・ピーナッツ及びその製品
・大豆及びその製品
・ツリーナッツ(例えば、アーモンド(Amygdalus communis L.)、ヘーゼルナッツ(Corylus avellana)、クルミ(Juglans regia)、カシュー(Anacardium occidentale)、ペカンナッツ(Carya illinoinensis(Wangenh.)K.Koch)、ブラジルナッツ(Bertholletia excelsa)、ビスタチオナッツ(Pistacia vera)、マカダミア又はクイーンズランドナッツ(Macadamia ternifolia))及びそれらの製品
・セロリ及びその製品
・マスタード及びその製品
・ゴマ種子及びその製品
・総SO2換算で10mg/kg又は10mg/リットルを超える濃度の二酸化硫黄及び亜硫酸塩。これらは直ぐに消費することができると提案されているか又は製造業者の説明書に従って再構成される製品で計算されることになる。
・ルピナス及びその製品
・軟体動物及びそれらの製品
・GMOステータス:製品は、遺伝子組み換え生物に由来しないため、遺伝子組み換えでないとみなされる。
製品データシート
ERIEフーズインターナショナル社
私書箱648号 エリー、イリノイ州 61250 米国
電話:(309)659−2233 ファクシミリ:(309)659−2822
www.eriefoods.com

追加情報:
・コーシャー及びハラール認証
・製品は、メラミン及びシアヌル酸を含んでいない。
・遺伝子組み換え成分を用いずに製造されている。
・製品は、合成ウシソマトロピン(BST)又は組換えウシ成長ホルモン(rBGH)で処置された動物由来の成分から製造されたものではない。
・抗生物質を含んでいない。
・BSE/TSEのリスクはない。
・防腐剤を含んでいない。放射線処理、燻蒸処理、又はオゾン処理されていない。
・合衆国連邦規則集7CFR205.105(g)に準拠しており、上記の指定製品を含む材料は、下水スラッジを生成せず、下水スラッジを使用して取り扱われていない。
法的通知:本書類に含まれている示唆及びデータは、信頼できると考えられる情報に基づいているが、製品に関する保証、担保、条件、又は代表権は、付与されていないか又はなされておらず、又は販売者の販売条件に示されている場合以外は、特定の目的に対する製品の品質、市場性、若しくは適応度に関するあらゆる交渉、やりとり、若しくは付属文書から示唆されるとは解釈されないものとする。購入者は、示唆されている調合、例示的製品、又は手順が自身の目的に好適であるか否かを自身で決定しなければならない。本仕様及び本書類に記載されている場合がある用途示唆は、いかなる特許の侵害を許可するものと解釈してはならず、又はいかなる特許の非侵害を保証するもの解釈してはならない。
特許出願中。
製品データシート
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製品名:ECCO乳タンパク質分離物
製品説明:ECCO乳タンパク質分離物は、非常に栄養に富む製品であり、風味がさわやかであり、機能性に優れている。ECCO乳タンパク質分離物は、非常にクリーンな微生物学的プロファイルを有する均一で一貫した製品を生産するために連続的に製造されている。この製品は、様々な食品応用に優れている。
物理的特性:均一な自由流動性の顆粒状粉末であり、ダマ及び異物を含まない。色は、白色からクリーム色であり、口当たりがよい風味及び芳香プロファイルを有し、乳製品特有の香りがある。
組成分析:
Figure 0006722680
NMT=以下、NLT=以上

物理的分析:
Figure 0006722680
NMT=以下、NLT=以上

微生物学分析:
Figure 0006722680
NMT=以下、NLT=以上
製品データシート
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電話:(309)659−2233
ファクシミリ:(309)659−2822
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成分申告:乳タンパク質分離物
包装形態:製品は、ポリエチレン製インナーライナーを有する段ボール箱に詰められている。
保管:68°F(20℃)未満の温度及び65%未満の相対湿度の冷乾燥清浄環境下での保管を推奨。
有効期間:製造日から2年間
ロット識別:生産された各ロットは、6桁の生産ロットコードで識別される。最初の数値は生産ラインを示し、2番目、3番目、及び4番目は年初からの通日であり、5番目は製造年であり、6番目は、その日に生産されたバッチナンバーである
原産国:米国

追加情報:
・継続保証:加工及び包装は全て、連邦食品医薬品局により公布された全ての現行適正製造規範に準拠した衛生的な様式で実施されており、修正連邦食品医薬品化粧品法及びその規則の要件にあらゆる点で準拠している。製品は、連邦規則集21CFRセクション110(Current Good Manufacturing Practice in Manufacturing,Packing or Holding Human Food)に準拠して製造されている。
・アレルゲン状態:上記指定製品は乳製品を含有している。以下のアレルゲン成分は含んでいない:
・グルテンを含有する穀物(例えば、小麦、ライ麦、大麦、オートムギ、スペルト小麦、カムート、又はそれらの雑種株)及びそれらの製品
・甲殻類及びその製品
・卵及びその製品
・魚及びその製品
・ピーナッツ及びその製品
・大豆及びその製品
・ツリーナッツ(例えば、アーモンド(Amygdalus communis L.)、ヘーゼルナッツ(Corylus avellana)、クルミ(Juglans regia)、カシュー(Anacardium occidentale)、ペカンナッツ(Carya illinoinensis(Wangenh.)K.Koch)、ブラジルナッツ(Bertholletia excelsa)、ビスタチオナッツ(Pistacia vera)、マカダミア又はクイーンズランドナッツ(Macadamia ternifolia))、及びそれらの製品
・セロリ及びその製品
・マスタード及びその製品
・ゴマ種子及びその製品
・総SO2換算で10mg/kg又は10mg/リットルを超える濃度の二酸化硫黄及び亜硫酸塩。これらは直ぐに消費することができると提案されているか又は製造業者の説明書に従って再構成される製品で計算されることになる。
・ルピナス及びその製品
・軟体動物及びそれらの製品
・GMOステータス:製品は、遺伝子組み換え生物に由来しないため、遺伝子組み換えでないとみなされる。
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・コーシャー及びハラール認証
・製品は、メラミン及びシアヌル酸を含んでいない。
・遺伝子組み換え成分を用いずに製造されている。
・製品は、合成ウシソマトロピン(BST)又は組換えウシ成長ホルモン(rBGH)で処置された動物由来の成分から製造されたものではない。
・抗生物質を含んでいない。
・BSE/TSEのリスクはない。
・防腐剤を含んでいない。放射線処理、燻蒸処理、又はオゾン処理されていない。
・合衆国連邦規則集7CFR205.105(g)に準拠しており、上記の指定製品を含む材料は、下水スラッジを生成せず、下水スラッジを使用して取り扱われていない。
法的通知:本書類に含まれている示唆及びデータは、信頼できると考えられる情報に基づいているが、製品に関する保証、担保、条件、又は代表権は、付与されていないか又はなされておらず、又は販売者の販売条件に示されている場合以外は、特定の目的に対する製品の品質、市場性、若しくは適応度に関するあらゆる交渉、やりとり、若しくは付属文書から示唆されるとは解釈されないものとする。購入者は、示唆されている調合、例示的製品、又は手順が自身の目的に好適であるか否かを自身で決定しなければならない。本仕様及び本書類に記載されている可能性のある用途示唆は、いかなる特許の侵害を許可するものと解釈してはならず、又はいかなる特許の非侵害を保証するもの解釈してはならない。
特許出願中。
ECCO乳タンパク質90
ECCO乳タンパク質90は、非常に栄養に富む製品であり、風味がさわやかであり、機能性に優れている。ECCO乳タンパク質90は、様々な食品応用に優れている。

典型的な組成分析:
Figure 0006722680

典型的な栄養分析(g/100g製品)
Figure 0006722680

典型的なミネラル分析
Figure 0006722680

典型的な微生物学的分析:
Figure 0006722680

応用
栄養飲料、冷凍デザート、再構成チーズ、ヨーグルト、及びタンパク質バー。

製品機能性
天然アミノ酸プロファイル、高い溶解度、さわやかな風味プロファイル、及び熱安定性。

包装
ポリエチレン製インナーライナーを有する複層クラフト紙袋。正味重量50.0ポンド(22.7kg)又は44.092ポンド(20kg)。

保管
製品は、外来の芳香及び他の夾雑物から保護されている冷乾燥所で保管しなければならない。有効期間を延ばすためには、68°F(20℃)未満の温度及び65%未満の相対湿度で保管すること。

本書類に含まれている示唆及びデータは、信頼できると考えられる情報に基づいているが、製品に関する保証、担保、条件、又は代表権は、付与されていないか又はなされておらず、又は販売者の販売条件に示されている場合以外は、特定の目的に対する製品の品質、市場性、若しくは適応度に関するあらゆる交渉、やりとり、若しくは付属文書から示唆されるとは解釈されないものとする。購入者は、示唆されている調合、例示的製品、又は手順が自身の目的に好適であるか否かを自身で決定しなければならない。本仕様及び本書類に記載されている可能性のある用途示唆は、いかなる特許の侵害を許可するものと解釈してはならず、又はいかなる特許の非侵害を保証するもの解釈してはならない。

ERIEフーズインターナショナル社
401 7番街・私書箱648号・エリー、イリノイ州 61250・電話:309−659−2233・ファクシミリ:309−659−2822・www.eriefoods.com
ECCO乳タンパク質Crisps90
ECCO乳タンパク質Crisps90は、非常に栄養のあるクリスプであり、風味がさわやかである。ECCO乳タンパク質Crisps90は、様々な食品応用に優れている。
典型的な組成分析:
Figure 0006722680

典型的な栄養分析(g/100g製品)
Figure 0006722680

典型的なミネラル分析
Figure 0006722680

典型的な微生物学的分析:
Figure 0006722680

応用
タンパク質バー、シリアル、及びスナック製品。
製品機能性
天然アミノ酸プロファイル、高い溶解度、さわやかな風味プロファイル、及び熱安定性。
包装
ポリエチレン製ライナを有する段ボール。正味重量22.046ポンド(10kg)〜661.38ポンド(300kg)。
保管
製品は、外来の芳香及び他の夾雑物から保護されている冷乾燥所で保管しなければならない。有効期間を延ばすためには、68°F(20℃)未満の温度及び65%未満の相対湿度で保管すること。
本書類に含まれている示唆及びデータは、信頼できると考えられる情報に基づいているが、製品に関する保証、担保、条件、又は代表権は、付与されていないか又はなされておらず、又は販売者の販売条件に示されている場合以外は、特定の目的に対する製品の品質、市場性、若しくは適応度に関するあらゆる交渉、やりとり、若しくは付属文書から示唆されるとは解釈されないものとする。購入者は、示唆されている調合、例示的製品、又は手順が自身の目的に好適であるか否かを自身で決定しなければならない。本仕様及び本書類に記載されている可能性のある用途示唆は、いかなる特許の侵害を許可するものと解釈してはならず、又はいかなる特許の非侵害を保証するもの解釈してはならない。

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ERIEフーズインターナショナル社
ロシェルフォーム 乳タンパク質クリスプ加工パラメータ
承認者:Sharri Antoine
承認者:Crang Air
書類コード:例B
発行番号:1
発行日:2015年10月1日
優先:該当無し
改訂日付:該当無し
1頁中1頁目
Figure 0006722680
ERIEフーズインターナショナル社
ロシェルフォーム 乳タンパク質クリスプ加工パラメータ
承認者:Sharri Antoine
承認者:Crang Air
書類コード:例A
発行番号:1
発行日:2015年10月1日
優先:該当無し
改訂日付:該当無し
1頁中1頁目
Figure 0006722680
100g当たりの栄養成分表−ECCO MPI
Figure 0006722680
会社名:ERIEフーズインターナショナル社
氏名及び役職:Craig Air/技術サービスマネージャ
日付:04/14/2015
署名:
100g当たりの栄養成分表−ECCO乳タンパク質クリスプ90
Figure 0006722680
会社名:ERIEフーズインターナショナル社
氏名及び役職:Craig Air/技術サービスマネージャ
日付:07/16/2015
署名:

Claims (7)

  1. 高タンパク食品を生産するための方法であって、
    a.重量で15%から35%までの乳漿タンパク質、及び重量で65%から85%までのカゼインを含む混合物を生成するステップ;
    b.前記混合物を押出機に導入するステップ;
    c.特定量の水を前記押出機に添加して重量で3%から13%までの水分含有量を有する第2の混合物を生成するステップ;
    d.前記第2の混合物を、前記押出機に係合されている特定のダイを通して通過させて、複数の切断片を生成するステップ;
    e.前記第2の混合物を、ほぼ周囲圧力及び周囲温度の環境下で膨張させるステップ;及び
    f.前記複数の切断片の水分含有量が、重量で0.5%から12%までになるように前記複数の切断片から水分を除去し、前記複数の切断片のタンパク質含有量が、重量で90%以上であるステップを含み、
    更に、前記複数の切断片を粉末に製粉するステップであって、前記粉末が、0.2g/mlから0.9g/mlまでのかさ密度を有すると更に規定される、
    ことを特徴とする方法。
  2. 前記第2の混合物から熱エネルギーを除去するステップを更に含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記複数の切断片が、20g/Lから400g/Lまでのかさ密度を有すると更に規定される、請求項に記載の方法。
  4. 前記押出機内の前記混合物の滞留時間が4秒間を超えると更に規定される、請求項に記載の方法。
  5. 前記高タンパク食品が、牛乳と略同質なタンパク質のプロファイルを有する、請求項1に記載の方法。
  6. 前記高タンパク食品が、重量で20%の乳漿タンパク質、及び重量で80%のカゼインからなるタンパク質のプロファイルを有する、請求項1に記載の方法。
  7. 前記押出機が、二軸同方向回転スクリュー押出機であって、その回転数が150〜300RPMであり、摂氏5度〜摂氏120度の温度で押し出される、請求項1に記載の方法。
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