JP2017531450A5 - - Google Patents

Claims (19)

1. 高タンパク食品を生産するための方法であって、
   ａ．重量で１５％から３５％までの乳漿タンパク質、及び重量で６５％から８５％までのカゼインを含む混合物を生成するステップ；
   ｂ．前記混合物を押出機に導入するステップ；
   ｃ．特定量の水を前記押出機に添加して重量で３％から３０％までの水分含有量を有する第２の混合物を生成するステップ；
   ｄ．前記第２の混合物を、前記押出機に係合されている特定のダイを通して通過させて、複数の切断片を生成するステップ；
   ｅ．前記第２の混合物を、ほぼ周囲圧力及び周囲温度の環境下で膨張させるステップ；及び
   ｆ．前記複数の切断片の水分含有量が、重量で０．５％から１２％までになるように前記複数の切断片から水分を除去し、前記複数の切断片のタンパク質含有量が、重量で９０％以上であるステップを含む方法。
2. 前記混合物が、重量で３％から１３％までの水分含有量を有する、請求項１に記載の方法。
3. 前記押出機が、二軸同方向回転スクリュー押出機であると更に規定される、請求項２に記載の方法。
4. 前記第２の混合物から熱エネルギーを除去するステップを更に含む、請求項３に記載の方法。
5. 前記複数の切断片が、２０ｇ／Ｌから４００ｇ／Ｌまでのかさ密度を有すると更に規定される、請求項４に記載の方法。
6. 前記複数の切断片を粉末に製粉するステップを更に含む、請求項４に記載の方法。
7. 前記粉末が、０．２ｇ／ｍｌから０．９ｇ／ｍｌまでのかさ密度を有すると更に規定される、請求項６に記載の方法。
8. 前記押出機内の前記混合物の滞留時間が４秒間を超えると更に規定される、請求項４に記載の方法。
9. 前記高タンパク食品が、牛乳と略同質なタンパク質のプロファイルを有する、請求項１に記載の方法。
10. 前記高タンパク食品が、重量で２０％の乳漿タンパク質、及び重量で８０％のカゼインからなるタンパク質のプロファイルを有する、請求項１に記載の方法。
11. 酸カゼイン、乳漿タンパク質、アルカリ、及び水の混合物を、１５０〜３００ＲＰＭにて摂氏５度〜摂氏１２０度の温度で押出機から押し出して高タンパク食品を生産するプロセスにより生産される高タンパク食品であって、前記押出機内の前記高タンパク食品の滞留時間が４〜９０秒間であり、前記高タンパク食品が、重量で少なくとも９０％のタンパク質を含有し、前記高タンパク食品のタンパク質含有量が、重量で１５％から３５％までの乳漿タンパク質、及び重量で６５％から８５％までのカゼインである高タンパク食品。
12. ２０ｇ／Ｌから４００ｇ／Ｌまでのかさ密度を有するパリパリした高タンパク食品であると更に規定される、請求項１１に記載の高タンパク食品。
13. ０．２ｇ／ｍｌから０．９ｇ／ｍｌまでのかさ密度を有する粉末状高タンパク食品であると更に規定される、請求項１１に記載の高タンパク食品。
14. 押し出して高タンパク食品を生産するプロセスにより生産される高タンパク食品であって、重量で少なくとも９０％のタンパク質を含有し、重量で１５％から３５％までの乳漿タンパク質、及び重量で６５％から８５％までのカゼインを含み、２０ｇ／Ｌから４００ｇ／Ｌまでのかさ密度を有するパリパリした高タンパク食品。
15. 押し出して高タンパク食品を生産するプロセスにより生産される高タンパク食品であって、重量で少なくとも９０％のタンパク質を含有し、重量で１５％から３５％までの乳漿タンパク質、及び重量で６５％から８５％までのカゼインを含み、０．２ｇ／ｍｌから０．９ｇ／ｍｌまでのかさ密度を有する粉末状の高タンパク食品。
16. 重量で１％から１４％までの水分含有量を有すると更に規定される、請求項１１ないし１５のいずれかに記載の高タンパク食品。
17. 前記押出機内の前記高タンパク食品の前記滞留時間が、５〜２５秒間であると更に規定される、請求項１１ないし１５のいずれかに記載の高タンパク食品。
18. 前記高タンパク食品が、牛乳と略同質なタンパク質のプロファイルを有する、請求項１１ないし１４のいずれかに記載の高タンパク食品。
19. 前記高タンパク食品が、重量で２０％の乳漿タンパク質、及び重量で８０％のカゼインからなるタンパク質のプロファイルを有する、請求項１１ないし１５のいずれかに記載の高タンパク食品。