JP3100657U - きな粉 - Google Patents

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幸司 坂口
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株式会社坂口製粉所
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Abstract

【課題】栄養豊富ではあるが、きな粉における独特の風味が苦手であるという消費者のために、牛乳などに混ぜて、抵抗なく摂取することのできるきな粉製品を提供する。
【解決手段】豆類を主原料とするきな粉原料と、これに混合されたフルーツフレーバーとを有し、前記きな粉原料に混合されるフルーツフレーバーの重量割合をきな粉原料100に対してフルーツフレーバーを5から15の範囲に選定するとともに、所定量づつ方形の小袋に袋詰めしたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、栄養豊富なきな粉を抵抗なく摂取することができるようにしたきな粉製品に関するものである。
従来より、きな粉は植物繊維が多く、しかも豊富なたんぱく質、ビタミン、脂肪を有しており、植物たんぱく源として好適な栄養補助食品として知られている。
また、このようなきな粉の利用方法としては、餅などにまぶして食するばかりでなく、牛乳などに混ぜて飲んだり、ホットケーキの生地に混ぜて調理したりと、多様な用途が工夫されている。近年、特に牛乳などの飲み物に混ぜて飲む方法が、手軽であり、注目されている。
特開平10−191878号公報 実用新案登録第3068144号公報
しかしながら、従来のきな粉製品は、きな粉の風味を活かすことに重きをおかれ、子供などのきな粉の風味が苦手な人にとっては、食べにくいという欠点を有している。
本考案は、上記のようなきな粉製品の欠点をなくし、きな粉の風味が苦手な人にとっても抵抗なくきな粉を摂取することのできる食品を提供することを目的としたものである。
上記のような目的を達成するために、本考案のきな粉は、豆類を主原料とするきな粉原料と、これに混合されたフルーツフレーバーとを有し、前記きな粉原料に混合されるフルーツフレーバーの重量割合をきな粉原料100に対してフルーツフレーバーを5から15の範囲に選定するとともに、所定量づつ小袋に袋詰めしたことを特徴とするものである。
このように、本考案のきな粉では、豆類を主原料とするきな粉原料と、これに混合されたフルーツフレーバーとを有し、前記きな粉原料に混合されるフルーツフレーバーの重量割合をきな粉原料100に対してフルーツフレーバーを5から15の範囲に選定するとともに、所定量づつ小袋に袋詰めするようにしているので、フルーツフレーバーの風味によりきな粉の風味を緩和し、きな粉の風味が苦手な人にとっても抵抗なくきな粉を摂取することのできる食品を提供することができる。
また、小袋に袋詰めすることにより、1回使い切りの分包とし、使い勝手を良くするとともに、保存性を向上させることができる。
以下、図面を用いて、本考案のきな粉を説明する。
図1は、本考案のきな粉の製造過程の一実施例を示す行程図である。図において、1,2は原料となるきな粉原料およびフルーツフレーバーをそれぞれ所定の分量づつ計量する第1および第2の計量行程、3はそれぞれに計量されたきな粉原料とフルーツフレーバーとを混合してきな粉製品とする混合行程、4は混合行程3により得られたきな粉製品の粒度を揃えるための再篩い行程、5は一般にパッカーと呼ばれ、きな粉製品を所定量づつ計量し、製品として小袋に袋詰めする袋詰め行程である。
すなわち、きな粉原料とフルーツフレーバーとは一定の割合で混合され、篩いにかけられた後、所定量づつ小袋に袋詰めされ、出荷される。なお、再篩い行程4は、混合されるきな粉製品の粒度が揃っている場合には、省略することも可能である。
ここで、きな粉は、主に大豆を原料として作られている。
図2は、本考案のきな粉に使用されるきな粉原料の製造工程の一実施例を示す行程図である。図において、11は原料の大豆を焙煎する焙煎行程、12は焙煎された大豆を冷却する冷却行程、13は大豆を砕く挽割行程、14は異物を取り除く異物除去行程、15は大豆を粉に挽く製粉行程である。
きな粉は大豆を焙煎することにより香ばしい風味を持ち、大豆をそのまま製粉することにより、豊富な栄養価を維持している。
また、フルーツフレーバーは、バナナやイチゴ、リンゴなどの果物をフリーズドライにより粉末としたもので、果物の風味や栄養価をそのまま維持しているものである。
図1にもどり、きな粉原料とフルーツフレーバーとの混合割合について説明する。本考案のきな粉においては、きな粉原料に混合されるフルーツフレーバーの重量割合をきな粉原料100に対してフルーツフレーバーを5から15の範囲に選定している。この混合割合は、本考案のきな粉を調理して得られる食品において、きな粉の栄養価を損なうことなく、フルーツフレーバーの香りおよび風味を最も良く引き出すことのできる選択である。
混合するフルーツフレーバーの量が少なければ、きな粉の風味が強く出てしまい、逆に、フルーツフレーバーの量が多すぎると、きな粉の割合が減り、きな粉の栄養価を充分に取ることができなくなってしまう。
例えば、袋詰め行程5により袋詰めされるきな粉の量を一袋あたり20gとし、混合割合をきな粉原料18gに対してフルーツフレーバー2gとした場合、一回のロットで10000袋分を生産するためには、第1の計量行程1はきな粉原料を180kg、第2の計量行程2はフルーツフレーバーを20kgそれぞれ計量し、混合行程3に供給する。混合行程3では、きな粉原料とフルーツフレーバーとが均一になるように混合され、再篩い行程4を介して袋詰め行程5に送られる。袋詰め行程5では、完成されたきな粉を20gづつ計量し、袋詰めを行なう。
なお、混合工程3においては、必要に応じて、香料を添加することも可能である。フルーツフレーバーは粉体であるため、無臭に近いものが多く、香料を添加することにより、果物の風味をより引き立てることができる。
ここで、香料はミクロンオーダーの微粉末であり、きな粉製品に容易に混ぜることができる。
香料の添加は、重量比において1%程度が適当である。
上記のようにして製造されたきな粉は、牛乳などに混ぜて飲んだり、ホットケーキの生地に混ぜて調理したりと、多様な使い方が可能であるが、フルーツ味のきな粉として、きな粉の風味が苦手な人にとっても抵抗なく摂取することができる。特に、牛乳などに混ぜて飲むのに好適である。
また、小袋に袋詰めすることにより、一袋を1回使い切りの分包とすることができ、使い勝手を良くすることができるとともに、湿気の吸収を防止するなど、保存性を向上させることができる。
図1は、本考案のきな粉の製造過程の一実施例を示す行程図である。 図2は、本考案のきな粉に使用されるきな粉原料の製造工程の一実施例を示す行程図である。
符号の説明
1 第1の計量行程
2 第2の計量行程
3 混合行程
4 再篩い行程
5 袋詰め行程
11 焙煎行程
12 冷却行程
13 挽割行程
14 異物除去行程
15 製粉行程

Claims (1)

  1. 豆類を主原料とするきな粉原料と、これに混合されたフルーツフレーバーとを有し、前記きな粉原料に混合されるフルーツフレーバーの重量割合をきな粉原料100に対してフルーツフレーバーを5から15の範囲に選定するとともに、所定量づつ小袋に袋詰めしたことを特徴とするきな粉。
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