JP6679157B2 - 加工装置の搬送機構 - Google Patents

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Description

本発明は、板状の被加工物を加工する加工装置の搬送機構に関する。
半導体ウェーハやパッケージ基板等に代表される板状の被加工物を複数のチップへと分割する際には、例えば、切削装置やレーザー加工装置等の加工装置が使用される。近年では、クリーンルームの建設、維持等に要するコストを削減するために、このような加工装置の省スペース化が進められている(例えば、特許文献1,2等参照)。
加工装置の省スペース化は、例えば、加工装置から被加工物の搬送機構を省略することで実現できる。被加工物の搬送機構が省略された場合には、チャックテーブルへの被加工物の搬入や、チャックテーブルからの被加工物の搬出は、オペレータの手作業で遂行されることになる。
特開2010−272842号公報 特開2013−254834号公報
しかしながら、上述のようにオペレータの手作業で被加工物を搬送する場合には、搬送機構による自動搬送の場合よりも多くのオペレータが必要になり、却って加工コストが増大してしまうこともあった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、省スペース化に適した加工装置の搬送機構を提供することである。
本発明によれば、被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物を加工する加工手段と、被加工物を加工する加工領域と被加工物を搬出入する搬出入領域との間で該チャックテーブルを加工送り方向へ移動する加工送り手段と、該加工手段を該加工送り方向に垂直な割り出し送り方向へ移動する割り出し送り手段と、を備える加工装置に設置され、被加工物を該チャックテーブルに搬出入する加工装置の搬送機構であって、該搬出入領域に隣接する該加工送り手段の一方側の領域で加工前の被加工物を支持できるように構成されたロードテーブルと、該搬出入領域に隣接する該加工送り手段の他方側の領域で加工後の被加工物を支持できるように構成されたアンロードテーブルと、該チャックテーブルと該ロードテーブル又は該アンロードテーブルとの間で被加工物を搬送する搬送手段と、を備え、該搬送手段は、該加工送り手段の一方側で該搬出入領域に隣接するロード領域と、該搬出入領域に位置付けられた該チャックテーブルの直上の直上領域と、の間で該ロードテーブルを移動させるロードテーブル移動手段と、該加工送り手段の他方側で該搬出入領域に隣接するアンロード領域と、該直上領域と、の間で該アンロードテーブルを移動させるアンロードテーブル移動手段と、直動機構によって鉛直方向に移動し、該搬出入領域に位置付けられた該チャックテーブルと、該直上領域に位置付けられた該ロードテーブル又は該アンロードテーブルとの間で被加工物を搬送する載せ替え手段と、を備え、該ロードテーブルと該アンロードテーブルとは、それぞれ、該ロードテーブル移動手段と該アンロードテーブル移動手段とによって個別に移動することを特徴とする加工装置の搬送機構が提供される。
本発明において、被加工物を該チャックテーブルに搬入する際には、該アンロードテーブルが該アンロード領域に位置付けられ、被加工物を該チャックテーブルから搬出する際には、該ロードテーブルが該ロード領域に位置付けられることが好ましい。また、該ロードテーブル移動手段は、ガイドレールを備え、該ロードテーブルを該ガイドレールに沿って移動させることが好ましい。また、該アンロードテーブル移動手段は、ガイドレールを備え、該アンロードテーブルを該ガイドレールに沿って移動させることが好ましい。
また、本発明において、該アンロードテーブルの移動経路上に設置され、該アンロードテーブルが支持する被加工物の露出面にエアーを噴射し、加工時に付着した加工液を被加工物から除去する乾燥手段を更に備えることが好ましい。
本発明に係る加工装置の搬送機構は、搬出入領域に隣接する加工送り手段の一方側の領域で加工前の被加工物を支持するロードテーブルと、搬出入領域に隣接する加工送り手段の他方側の領域で加工後の被加工物を支持するアンロードテーブルと、チャックテーブルとロードテーブル又はアンロードテーブルとの間で被加工物を搬送する搬送手段と、を備え、搬出入領域の両脇に存在する余剰領域が有効に活用されている。
そのため、省スペースを維持したまま被加工物を自動搬送して、搬送に要するコストを削減できる。すなわち、本発明によれば、省スペース化に適した加工装置の搬送機構を提供できる。
切削装置の構成例等を模式的に示す斜視図である。 図2(A)は、載せ替え機構に被加工物が保持される様子を模式的に示す平面図であり、図2(B)は、テープの外周部分に環状のフレームが固定されている場合に、載せ替え機構に被加工物が保持される様子を模式的に示す平面図である。 図3(A)、図3(B)、図3(C)、及び図3(D)は、被加工物をチャックテーブルに搬入する際の一連のステップを模式的に示す側面図(正面図)である。 図4(A)、図4(B)、及び図4(C)は、被加工物をチャックテーブルから搬出する際の一連のステップを模式的に示す側面図(正面図)である。 変形例に係る搬送機構の構成例を模式的に示す平面図である。
添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。図1は、本実施形態に係る搬送機構を備える切削装置の構成例等を模式的に示す図である。なお、本実施形態では、板状の被加工物を切削する切削装置について説明するが、本発明に係る加工装置は、被加工物をレーザー光線で加工するレーザー加工装置等でも良い。
図1に示すように、切削装置(加工装置)2は、各構造を支持する基台4を備えている。基台4の中央には、X軸方向(前後方向、加工送り方向)に長い矩形の開口4aが形成されている。この開口4a内には、X軸移動テーブル6、X軸移動テーブル6をX軸方向に移動させるX軸移動機構(加工送り手段)(不図示)及びX軸移動機構を覆う防塵防滴カバー8が設けられている。
X軸移動テーブル6の上方には、被加工物11を保持するチャックテーブル10が設けられている。図1に示すように、被加工物11は、例えば、矩形状の半導体ウェーハ、パッケージ基板、セラミックス基板、ガラス基板等であり、その下面側には、テープ(フィルム)13が貼り付けられている。ただし、被加工物の形状、材質等に制限はない。また、テープ13の外周部分に環状のフレームを固定することもできる。
チャックテーブル10は、上述のX軸移動機構によってX軸移動テーブル6と共にX軸方向に移動する。詳細には、被加工物11を加工する中央の加工領域と、被加工物11を搬出入する前方の搬出入領域と、の間でチャックテーブル10はX軸方向に移動する。なお、被加工物11の加工時にも、チャックテーブル10は加工領域においてX軸方向に加工送りされる。
また、チャックテーブル10は、モータ等の回転駆動源(不図示)に連結されており、Z軸方向(鉛直方向)に概ね平行な回転軸の周りに回転する。チャックテーブル10の上面は、被加工物11を吸引、保持する保持面10aになっている。この保持面10aは、チャックテーブル10の内部に形成された吸引路(不図示)等を通じて吸引源(不図示)に接続されている。
基台4の上面には、2組の切削ユニット(加工手段)12を支持する門型の支持構造14が、開口4aを跨ぐように配置されている。支持構造14の前面上部には、各切削ユニット12をY軸方向(左右方向、割り出し送り方向)及びZ軸方向に移動させる2組の切削ユニット移動機構(割り出し送り手段)16が設けられている。
各切削ユニット移動機構16は、支持構造14の前面に配置されY軸方向に平行な一対のY軸ガイドレール18を共通に備えている。Y軸ガイドレール18には、各切削ユニット移動機構16を構成するY軸移動プレート20がスライド可能に取り付けられている。
各Y軸移動プレート20の裏面側(後面側)には、ナット部(不図示)が設けられており、このナット部には、Y軸ガイドレール18に平行なY軸ボールネジ22がそれぞれ螺合されている。
各Y軸ボールネジ22の一端部には、Y軸パルスモータ24が連結されている。Y軸パルスモータ24でY軸ボールネジ22を回転させれば、Y軸移動プレート20は、Y軸ガイドレール18に沿ってY軸方向に移動する。
各Y軸移動プレート20の表面(前面)には、Z軸方向に平行な一対のZ軸ガイドレール26が設けられている。Z軸ガイドレール26には、Z軸移動プレート28がスライド可能に取り付けられている。
各Z軸移動プレート28の裏面側(後面側)には、ナット部(不図示)が設けられており、このナット部には、Z軸ガイドレール26に平行なZ軸ボールネジ30がそれぞれ螺合されている。
各Z軸ボールネジ30の一端部には、Z軸パルスモータ32が連結されている。Z軸パルスモータ32でZ軸ボールネジ30を回転させれば、Z軸移動プレート28は、Z軸ガイドレール26に沿ってZ軸方向に移動する。
各Z軸移動プレート28の下部には、切削ユニット12が設けられている。この切削ユニット12は、回転軸となるスピンドル(不図示)の一端側に装着された円環状の切削ブレード34を備えている。切削ブレード34に隣接する位置には、被加工物11の切削(加工)時に純水等の切削液(加工液)を供給するノズルが配置されている。また、切削ユニット12に隣接して、被加工物11等を撮像するカメラ36が設けられている。
各切削ユニット移動機構16でY軸移動プレート20をY軸方向に移動させれば、切削ユニット12及びカメラ36は、Y軸方向に割り出し送りされる。また、各切削ユニット移動機構16でZ軸移動プレート28をZ軸方向に移動させれば、切削ユニット12及びカメラ36は、昇降する。
基台4の前方側には、本実施形態に係る搬送機構を構成するロードテーブル42及びアンロードテーブル44が配置されている。ロードテーブル42は、例えば、X軸移動機構(開口4a)の一方側で搬出入領域に隣接する領域に配置されており、加工前の被加工物11を支持する。
一方、アンロードテーブル44は、例えば、X軸移動機構(開口4a)の他方側で搬出入領域に隣接する領域に配置されており、加工後の被加工物11を支持する。すなわち、ロードテーブル42及びアンロードテーブル44は、開口4aを側方(Y軸方向)から挟む位置に配置されている。
ロードテーブル42の下方には、ロードテーブル42を移動させるロードテーブル移動機構(ロードテーブル移動手段、搬送手段)46が設けられている。また、アンロードテーブル44の下方には、アンロードテーブル44を移動させるアンロードテーブル移動機構(アンロードテーブル移動手段、搬送手段)48が設けられている。
ロードテーブル移動機構46及びアンロードテーブル移動機構48は、例えば、Y軸方向に平行な一対のガイドレール50を共通に備えており、エアシリンダ等から発生する力でロードテーブル42及びアンロードテーブル44をガイドレール50に沿って移動させる。
このロードテーブル移動機構46によって、ロードテーブル42は、X軸移動機構の一方側で搬出入領域に隣接するロード領域と、搬出入領域に位置付けられたチャックテーブル10の直上の直上領域と、の間を移動する。また、このアンロードテーブル移動機構48によって、アンロードテーブル44は、X軸移動機構の他方側で搬出入領域に隣接するアンロード領域と、直上領域と、の間を移動する。
ロードテーブル42及びアンロードテーブル44の上面は、それぞれ被加工物11を吸引、保持する保持面42a,44aになっている。保持面42a,44aは、それぞれロードテーブル42及びアンロードテーブル44の内部に形成された吸引路(不図示)等を通じて吸引源(不図示)に接続されている。
なお、本実施形態では、被加工物11を吸引できるロードテーブル42及びアンロードテーブル44を例示しているが、本発明に係るロードテーブル及びアンロードテーブルは、少なくとも、被加工物11を支持できるように構成されていれば良い。すなわち、本発明に係るロードテーブル及びアンロードテーブルは、被加工物11を吸引できなくても良い。
直上領域の更に上方には、搬出入領域に位置付けられたチャックテーブル10と、直上領域に位置付けられたロードテーブル42又はアンロードテーブル44との間で被加工物11を搬送して載せ替える載せ替え機構(載せ替え手段、搬送手段)52が設けられている。この載せ替え機構52は、被加工物11を吸引、保持する複数(本実施形態では、4個)の吸引部54を備え、直動機構(不図示)によって鉛直方向に移動する。各吸引部54は、配管(不図示)等を通じて吸引源(不図示)に接続されている。
アンロードテーブル44の移動経路の上方には、エアーを噴射するノズル(乾燥手段)56が配置されている。このノズル56は、被加工物11を支持したアンロードテーブル44が直上領域からアンロード領域まで移動する際に、被加工物11の上面(露出面)にエアーを噴射する。これにより、被加工物11に付着した切削液等を乾燥させて被加工物11から除去できる。
図2(A)は、上述した載せ替え機構52に被加工物11が保持される様子を模式的に示す平面図である。図2(A)に示すように、テープ13の上面に吸引部54が接触した状態で吸引源の負圧を作用させれば、テープ13は吸引部54に吸引される。これにより、載せ替え機構52で被加工物11を保持できる。
なお、この載せ替え機構52は、テープ13の外周部分に環状のフレームが固定されている場合にも、被加工物11を保持できる。図2(B)は、テープ13の外周部分に環状のフレームが固定されている場合に、載せ替え機構52に被加工物11が保持される様子を模式的に示す平面図である。
この場合、テープ13の外周部分に固定された環状のフレーム15の上面に吸引部54が接触した状態で吸引源の負圧を作用させれば、フレーム15は吸引部54に吸引される。これにより、テープ13の外周部分に環状のフレーム15が固定されている場合にも、載せ替え機構52で被加工物11を保持できる。
本実施形態に係る搬送機構で被加工物11が搬送される様子を説明する。図3(A)、図3(B)、図3(C)、及び図3(D)は、被加工物11をチャックテーブル10に搬入する際の一連のステップを模式的に示す側面図(正面図)である。
被加工物11をチャックテーブル10に搬入する際には、まず、図3(A)に示すように、チャックテーブル10を搬出入領域に位置付けると共に、ロードテーブル42をロード領域に位置付ける。なお、本実施形態では、アンロードテーブル44をアンロード領域に位置付けておくが、アンロードテーブル44をロードテーブル42と干渉しないように移動させても良い。例えば、この段階では、アンロードテーブル44を直上領域に位置付けておき、後にロードテーブル42を移動させるタイミングで、アンロードテーブル44をアンロード領域に移動させても良い。
ロードテーブル42をロード領域に位置付けた後には、被加工物11及びテープ13をロードテーブル42に載せ、保持面42aに吸引源の負圧を作用させる。次に、図3(B)に示すように、ロードテーブル42を直上領域まで移動させてから、載せ替え機構52を下降させ、ロードテーブル42上のテープ13を吸引部54で吸引する。
吸引部54でテープ13を吸引した後には、ロードテーブル42の保持面42aによる吸引を解除して、載せ替え機構52を上昇させる。そして、図3(C)に示すように、ロードテーブル42を直上領域以外(例えば、ロード領域)に移動させてから、載せ替え機構52を下降させ、テープ13をチャックテーブル10の保持面10aに接触させる。
その後、チャックテーブル10の保持面10aに吸引源の負圧を作用させると共に、吸引部54によるテープ13の吸引を解除して、図3(D)に示すように、載せ替え機構52を上昇させる。この一連のステップにより、被加工物11をチャックテーブル10に搬入できる。
図4(A)、図4(B)、及び図4(C)は、被加工物11をチャックテーブル10から搬出する際の一連のステップを模式的に示す側面図(正面図)である。被加工物11をチャックテーブル10から搬出する際には、まず、図4(A)に示すように、チャックテーブル10を搬出入領域に位置付けると共に、アンロードテーブル44を直上領域以外(例えば、アンロード領域)に位置付ける。
なお、ロードテーブル42は、直上領域以外に位置付けられていれば良いが、本実施形態ではロードテーブル42をロード領域に位置付けておく。アンロードテーブル44を直上領域以外に位置付けた後には、載せ替え機構52を下降させ、チャックテーブル10上のテープ13を吸引部54で吸引する。
吸引部54でテープ13を吸引した後には、チャックテーブル10の保持面10aによる吸引を解除して、載せ替え機構52を上昇させる。そして、図4(B)に示すように、アンロードテーブル44を直上領域に移動させてから、載せ替え機構52を下降させ、テープ13をアンロードテーブル44の保持面44aに接触させる。
その後、アンロードテーブル44の保持面44aに吸引源の負圧を作用させると共に、吸引部54によるテープ13の吸引を解除して、図3(C)に示すように、載せ替え機構52を上昇させてから、アンロードテーブル44をアンロード領域に移動させる。この一連のステップにより、被加工物11をチャックテーブル10から搬出できる。
以上のように、本実施形態に係る加工装置の搬送機構は、搬出入領域に隣接するX軸移動機構(加工送り手段)の一方側の領域で加工前の被加工物11を支持するロードテーブル42と、搬出入領域に隣接するX軸移動機構の他方側の領域で加工後の被加工物11を支持するアンロードテーブル44と、チャックテーブル10とロードテーブル42又はアンロードテーブル44との間で被加工物を搬送するロードテーブル移動機構(ロードテーブル移動手段、搬送手段)46、アンロードテーブル移動機構(アンロードテーブル移動手段、搬送手段)48、及び載せ替え機構(載せ替え手段、搬送手段)52と、を備え、搬出入領域の両脇に存在する余剰領域が有効に活用されている。
そのため、省スペースを維持したまま被加工物11を自動搬送できる。つまり、搬送に要するオペレータの数を減らして、コストを削減できる。
また、本実施形態に係る加工装置の搬送機構では、被加工物11をチャックテーブル10に搬入する際に、アンロードテーブル44をアンロード領域に位置付けておくことができるので、例えば、アンロードテーブル44に支持されている加工後の被加工物11を比較的自由なタイミングで取り外すことができる。
同様に、本実施形態に係る加工装置の搬送機構では、被加工物11をチャックテーブル10から搬出する際に、ロードテーブル42をロード領域に位置付けておくことができるので、例えば、加工前の被加工物11を比較的自由なタイミングでロードテーブル42に載せることができる。
つまり、オペレータの手作業で被加工物11をチャックテーブル10に搬出入する場合等と比べて、被加工物11の交換作業に時間的な余裕ができるので、搬出入の遅れによる加工処理の停滞を防止できる。また、被加工物11の交換作業に時間的な余裕ができるので、オペレータの数を更に減らすことができる。
さらに、本実施形態に係る加工装置の搬送機構では、ロードテーブル42やアンロードテーブル44によって被加工物11の全面を保持している時間が長いので、搬送中の被加工物11は撓み難くなる。そのため、搬送中の撓みに起因する被加工物11の破損を防止できる。
なお、本発明は、上記実施形態の記載に制限されず種々変更して実施可能である。例えば、上記実施形態では、ロードテーブル42及びアンロードテーブル44をY軸方向に対して平行な方向に移動させているが、ロードテーブル42及びアンロードテーブル44をY軸方向に対して傾斜した方向に移動させても良い。
図5は、変形例に係る搬送機構の構成例を模式的に示す平面図である。例えば、移動の妨げとなる障害物が存在する場合等には、図5に示すように、ロードテーブル42及びアンロードテーブル44をY軸方向に対して傾斜した方向に移動させることで、障害物を回避しながら被加工物11を搬送できる。
また、上記実施形態では、吸引源の負圧で被加工物11を保持する載せ替え機構(載せ替え手段、搬送手段)52を例示しているが、例えば、被加工物11やフレーム15等を磁力で保持する載せ替え機構(載せ替え手段、搬送手段)を用いることもできる。ただし、この場合には、磁力を生じる材質で形成された被加工物11やフレーム15を用いる必要がある。
その他、上記実施形態に係る構造、方法等は、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施できる。
2 切削装置(加工装置)
4 基台
4a 開口
6 X軸移動テーブル
8 防塵防滴カバー
10 チャックテーブル
10a 保持面
12 切削ユニット(加工手段)
14 支持構造
16 切削ユニット移動機構(割り出し送り手段)
18 Y軸ガイドレール
20 Y軸移動プレート
22 Y軸ボールネジ
24 Y軸パルスモータ
26 Z軸ガイドレール
28 Z軸移動プレート
30 Z軸ボールネジ
32 Z軸パルスモータ
34 切削ブレード
36 カメラ
42 ロードテーブル
42a 保持面
44 アンロードテーブル
44a 保持面
46 ロードテーブル移動機構(ロードテーブル移動手段、搬送手段)
48 アンロードテーブル移動機構(アンロードテーブル移動手段、搬送手段)
50 ガイドレール
52 載せ替え機構(載せ替え手段、搬送手段)
54 吸引部
56 ノズル(乾燥手段)
11 被加工物
13 テープ
15 フレーム

Claims (5)

  1. 被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物を加工する加工手段と、被加工物を加工する加工領域と被加工物を搬出入する搬出入領域との間で該チャックテーブルを加工送り方向へ移動する加工送り手段と、該加工手段を該加工送り方向に垂直な割り出し送り方向へ移動する割り出し送り手段と、を備える加工装置に設置され、被加工物を該チャックテーブルに搬出入する加工装置の搬送機構であって、
    該搬出入領域に隣接する該加工送り手段の一方側の領域で加工前の被加工物を支持できるように構成されたロードテーブルと、
    該搬出入領域に隣接する該加工送り手段の他方側の領域で加工後の被加工物を支持できるように構成されたアンロードテーブルと、
    該チャックテーブルと該ロードテーブル又は該アンロードテーブルとの間で被加工物を搬送する搬送手段と、を備え、
    該搬送手段は、
    該加工送り手段の一方側で該搬出入領域に隣接するロード領域と、該搬出入領域に位置付けられた該チャックテーブルの直上の直上領域と、の間で該ロードテーブルを移動させるロードテーブル移動手段と、
    該加工送り手段の他方側で該搬出入領域に隣接するアンロード領域と、該直上領域と、の間で該アンロードテーブルを移動させるアンロードテーブル移動手段と、
    直動機構によって鉛直方向に移動し、該搬出入領域に位置付けられた該チャックテーブルと、該直上領域に位置付けられた該ロードテーブル又は該アンロードテーブルとの間で被加工物を搬送する載せ替え手段と、を備え
    該ロードテーブルと該アンロードテーブルとは、それぞれ、該ロードテーブル移動手段と該アンロードテーブル移動手段とによって個別に移動することを特徴とする加工装置の搬送機構。
  2. 被加工物を該チャックテーブルに搬入する際には、該アンロードテーブルが該アンロード領域に位置付けられ、被加工物を該チャックテーブルから搬出する際には、該ロードテーブルが該ロード領域に位置付けられることを特徴とする請求項1に記載の加工装置の搬送機構。
  3. 該ロードテーブル移動手段は、ガイドレールを備え、該ロードテーブルを該ガイドレールに沿って移動させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の加工装置の搬送機構。
  4. 該アンロードテーブル移動手段は、ガイドレールを備え、該アンロードテーブルを該ガイドレールに沿って移動させることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の加工装置の搬送機構。
  5. 該アンロードテーブルの移動経路上に設置され、該アンロードテーブルが支持する被加工物の露出面にエアーを噴射し、加工時に付着した加工液を被加工物から除去する乾燥手段を更に備えることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の加工装置の搬送機構。
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