JP6620876B2 - 車両のウェザストリップ - Google Patents

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Description

本発明は、車両の開口部を開閉する開閉部材の周縁をシールする車両のウェザストリップに関する。
車体後部にバックドアをもつ自動車(車両)には、上下二分割式のバックドア、具体的には上開き式上ドアと下開き式下ドアを用いて、バックドア開口部の上側領域だけを開放させたり、上側領域と下側領域、すなわちバッグドア開口部の全体を開放させたりするものがある。
こうした上ドア、下ドアの多くは、下ドアの上端部にフランジ部を形成し、上ドアの下端部に上記フランジ部の外面と重なり合う重合部を形成した構造が採用される。
ところで、上ドアと下ドアの間のシールには、重合部に形成されているウェザストリップ取付面に、ゴム製のウェザストリップを車幅方向沿いに設けて、ウェザストリップの先端をフランジ部に当接させる構造が用いられる。
バックドアのシールも、他のドアと同様、ウェザストリップの先端とフランジ部との間や、ウェザストリップの基部とウェザストリップ取付面との間で、シール性が求められる。
このため、ウェザストリップは、ウェザストリップ取付面に固定される基部から突き出る中空シール部を有しているだけでなく、基部の車内側に設けられる内側リップ部と同基部の車外側に設けられる外側リップ部を有している。これにより、上ドアが閉じられると、中空シール部の先端とフランジ部とが当接するだけでなく、内側リップ部とウェザストリップ取付面の車内側とが当接するとともに、外側リップ部とウェザストリップ取付面の車外側とが当接して、閉じたとき中空シール部へ加わる反力により、中空シール部の先端部をフランジ部に押し付け、内側リップ部および外側リップ部をウェザストリップ取付面に押し付けている。つまり、中空シール部の先端部とフランジ部とが密着されてシールされる。また内側リップ部および外側リップ部とウェザストリップ取付面とが密着されて基部との隙間がシールされ、ウェザストリップの先端側と基部側との双方でシールが行われる。
ところで、ウェザストリップの基部側のシール力は、中空シール部からそれぞれ内側リップ部、外側リップ部へ伝わる反力のバンランスで確保されている。具体的にはウェザストリップは、中空シール部が圧縮(潰れ変形)されると、圧縮に伴う反力が両側の壁部を通じて、それぞれ基部の内側および外側リップ部へ均等に加わる。
ところが、内側リップ部、外側リップ部に伝わる反力のバランスは、ウェザストリップの車体へ向かう進入方向のばらつきで変化しやすい。このばらつきの要因は、ウェザストリップの取付姿勢がばらつく、同じく断面形状がばらつく、ウェザストリップ取付面がばらつくなどが挙げられる。内側リップ部、外側リップ部のシール力は、こうしたばらつきにより不安定となりやすい。
ウェザストリップは、特許文献1,2のように遮音性や剛性強度を高めるために、中空シール部の内部に隔壁を設ける構造があるだけで、こうした第1リップ部、第2リップ部のシール力のばらつきを避ける構造は見られない。
特開平8−132876号公報 特開2003−11740号公報
このため、基部の内側リップ部および外側リップ部とウェザストリップ取付面との間に加わるシール力は不安定で、車体が雨水や洗車水を受け、ウェザストリップの車外側が被水したとき、ときとして水がウェザストリップとウェザストリップ取付面間を潜る、いわゆる潜り水となって、車内側へ侵入するおそれがある。
そこで、本発明の目的は、ウェザストリップの進入方向のばらつきに関わらず、ウェザストリップとウェザストリップ取付面間において十分なシール力が確保できる車両のウェザストリップを提供する。
本発明の態様は、車体の開口部を開閉する開閉部材の周縁端部をシールするウェザストリップであって、ウェザストリップ取付面に固定される基部と、基部からウェザストリップ取付面と反対側に突出されて、その先端部が受け座に弾接される中空断面の中空シール部とを備え、基部は、ウェザストリップ取付面に当接される第1のリップ部と、同第1のリップ部より車外側でウェザストリップ取付面に当接される第2のリップ部とを有し、中空シール部は、同中空シール部内部において先端部近傍の内面から基部側の第2のリップ部近傍の内面に延びるよう形成され、先端部で受けた反力を第2のリップ部に伝達する隔壁を有し、隔壁は、中空シール部の先端部近傍の内面から当該中空シール部の中心側へ延びる、第1壁部と、中空シール部の基部の第2のリップ部近傍の内面から当該中空シール部の中心側へ延びて第1壁部とつながる第2壁部とを有し、第2壁部は、第1壁部よりも厚みが薄く形成されているものとした。
本発明によれば、ウェザストリップの中空シール部が変形(潰れ変形)されると、中空シール部内の隔壁が中空シール部の先端部に作用した反力を基部の外側リップ部へ伝達する。これにより、何等かの要因で、ウェザストリップの進入方向がばらつき、基部側に伝達される反力が車内側に偏るような状態となっても、隔壁を通じて、反力が外側リップ部へ伝えられるので、外側リップ部をウェザストリップ取付面に対して確実に押し当ててシール力を補うことができる。
それ故、基部の外側リップ部は、ウェザストリップの進入方向のばらつきに関わらず、ウェザストリップとウェザストリップ取付面間において十分なシール力が確保できる。これにより、水が車外からリップ部とウェザストリップ取付面間を潜り、車内へ侵入することはない。
しかも、隔壁は、中空シール部の先端部近傍の内面から延びる第1壁部と、第2のリップ部近傍の内面から延びる第2壁部とを組み合わせた屈曲変形可能な壁構造を有するので、構造が簡単であり、特に第2壁部は、第1壁部よりも厚みを薄くし、第1壁部よりも変形しやすくしてあるので、中空シール部の潰れ変形がもたらす、わずかな圧縮荷重の上昇でも第2壁部が変形し、わずかなばらつきにも対応できる。
本発明の第1の実施形態の後部にバックドアをもつ車両を示す斜視図。 同バックドアが閉じたときを示す斜視図。 図1中のA−A線に沿うバックドアのウェザストリップの断面図。 図2中のB−B線に沿うバックドアのウェザストリップの断面図。 本発明の第2の実施形態の要部となるバックドアのウェザストリップの断面図。 同バックドアが閉じたときのウェザストリップの断面図。
以下、本発明を図1から図4に示す第1の実施形態にもとづいて説明する。
図1および図2は車両の後部、例えばワゴン車の後部を示していて、図中1は車体、3は同車体1の後部端に設けられたバックドア開口部、5は同バックドア開口部3の開口縁部に設けられたオープニングウェザストリップを示している。
7は、バックドア開口部3を開閉するバックドアである。バックドア7は、例えば上下二分割式の構造が用いられている。すなわちバックドア7は、上端側を支点に回動する上ドア9aと、下端側を支点に回動する下ドア9bとの組み合わせにて構成され、上ドア9aにてバックドア開口部3の上側領域が開閉され、下ドア9bにてバックドア開口部3の下側領域が開閉される。
具体的には上ドア9aは、上部と両側部(車幅方向)の三辺にウェザストリップ受け座(図示しない)を有し、下ドア9bは、下部と両側部(車幅方向)の三辺にウェザストリップ受け座(図示しない)を有している。そして、上ドア9aの上端側は、ヒンジ(図示しない)を介して、車体1の後端の上部に回動可能に支持され、下ドア9bの下端側は、ヒンジ(図示しない)を介して、車体1の後端の下部に回動可能に支持される。ちなみに、12は上ドア9aを支持するガスシリンダを示す(図1)。
これにより、バックドア開口部3の全体は、下ドア9bを閉操作した後、上ドア9aを閉操作することにより閉じられる。そして、下ドア9bが閉じられると、オープニングウェザストリップ5の先端部と、下ドア9bの各ウェザストリップ受け座とが当接して、バックドア開口部3と下ドア9bとの隙間がシールされる。また上ドア9aが閉じられると、オープニングウェザストリップ5の先端部と上ドア9aのウェザストリップ受け座とが当接して、バックドア開口部3と上ドア9aとの隙間がシールされる。
また、上ドア9aと下ドア9bとの間には、両ドア間の隙間をシールするためにセンタウェザストリップ17が設けられている。
下ドア9bの上端部には、図4にも示されるように上方へ突き出るフランジ部13が車幅方向に渡り形成されている。一方、上ドア9aの下端部には、図4にも示されるようにフランジ部13全体と重合可能な重合部15が形成されている。
重合部15の内面、すなわちフランジ部13と対向する面の所定位置には、車幅方向に渡り、本願のウェザストリップ取付面に相当する取付面16が形成されており、この取付面16にセンタウェザストリップ17が取り付けられている。
一方、フランジ部13の重合部15と対向する面(外面)には、センタウェザストリップ17が当接される受け座14が形成されている。センタウェザストリップ17は、例えば図1に示されるように取付面16の車幅方向中央部に取り付くゴム製の長尺なウェザストリップ19(本願のウェザストリップに相当)と、同ウェザストリップ19の両端部に取り付くゴム製のサイドシール部21とを有している。これにより、上ドア9aが閉じられると、ウェザストリップ19とサイドシール部21が、フランジ部13と重合部15との間に挟み込まれて上ドア9a(重合部15)と下ドア9b(フランジ部13)間がシールされる。
ウェザストリップ19は、図3および図4に示されるように取付面16に図示しないクリップ等で固定されるベース部25(本願の基部に相当)と、ベース部25から取付面16と反対側に突き出る中空断面の中空シール部23と、ベース部25の車内側の端縁(幅方向一側)に沿って形成された内側リップ部27(本願の第1のリップ部に相当)と、内側リップ部27より車外側となるベース部25の車外側の端縁(幅方向他側)に沿って形成された外側リップ部29(本願の第2のリップ部に相当)を有している。ちなみに中空シール部23の先端部には、先端リップ部23aが形成されている。
つまり、上ドア9aが閉じられると、中空シール部23は、フランジ部13の受け座14と当接して弾性変形(潰れ変形)し、その先端(先端リップ部23a)が受け座14に押し付けられる。それだけでなく、内側および外側の各リップ部27,29が、中空シール部23からの反力(先端部で受けた反力)にて、取付面16の車内側および車外側の面部分に押し付けられる。これにより、ウェザストリップ19の先端側とベース部25側との双方でシールが行われ、上ドア9aと下ドア9b間(車内外方向)をシールする。
この上・下ドア9a,9b間をシールするウェザストリップ19には、ウェザストリップ19の進入方向a(図4)のばらつきがもたらすシール力の不安定さを改善する構造が採用されている。
これには、中空シール部23の先端部で受けた反力を外側リップ部29(車外側)へ安定して伝えるよう、中空シール部23内部に先端部近傍の内面から外側リップ部29近傍の内面に延びる隔壁31を形成した構造が用いられる。例えば図3および図4に示されるように中空シール部23の中空部23b内にパンタグラフ形の隔壁31を設けた構造が用いられる。
具体的には隔壁31は、中空部23b(内部空間)を径方向から仕切る壁で、中空シール部23のうち中空シール部23の先端部に形成された先端リップ部23a近傍の内面から、中空部23bの中心側へ延びる先端側の壁部33(本願の第1壁部に相当)と、中空シール部23のうち外側リップ部29の近傍の内面(ベース部25側の内面)から中空部23bの中心側へ延びて壁部33とつながる基部側の壁部35(本願の第2壁部に相当)とを有した壁構造で形成される。壁部33,35は、中空シール部23と一体で形成されていて、いずれも弾性をもつ。両壁部33,35同士をつなぐ接続部37は、屈曲形状(ここではL形状)をなし、他の壁部33,35部分よりも剛性が弱い部分となる。つまり、隔壁31は、中空シール部23が圧縮されるにしたがい、接続部37を支点に、壁部33,35間が屈曲変形される構造となっている(パンタグラフ構造)。
これにより、上ドア9aが閉じられ、中空シール部23がフランジ部13の受け座14と当接し圧縮変形(潰れ変形)されると、隔壁31は、接続部37から屈曲しながら変形して、中空シール部23の先端部で受けた反力をベース部25の外側リップ部29(車外側)へ伝える。通常(隔壁無し)は、ウェザストリップ19の進入方向aがばらつくと、中空シール部23は車内側と車外側のいずれかに傾いて変形されるため、中空シール部23からの反力は、ベース部25の車外側と車内側のいずれかの側に偏って伝達される。このため、外側リップ部29から逃げる方向(車内側)に反力が働く場合があるが、この場合、外側リップ部29のシール力が弱まるため、ベース部25と取付面16との隙間に水が浸入し車内側に染み出してしまう虞がある。しかしながら、本実施形態では、隔壁31が有ることで、逃げる反力が壁部33,35を通じて、常時、外側リップ部29(車外側)へ伝えられる。特にパンタグラフ形の隔壁31は、壁部35が壁部33よりも変形しやすくなるよう、ここでは、壁部35の厚み寸法が壁部33よりも薄く設定されている。これにて、少ない圧縮荷重の上昇でも、隔壁31を通じて、外側リップ部29へ確実に反力が伝えられる構造にしている。ちなみに、上ドア9aが閉じられた状態では、壁部33は若干、弯曲し、壁部35が最大に弯曲する設定としてある。なお、隔壁31は、壁部35が壁部33よりも変形しやすくなっていれば、他の構造でも構わない。
この隔壁31により、ウェザストリップ19の進入方向aのばらつきに関わらず、中空シール部23の反力が、安定して外側リップ部29(車外側)へ伝えられる。
すなわち、同作用を説明すると、今、車体1の上側で待機(図3)していた上ドア9aを閉操作し、図4のように上ドア9aのウェザストリップ19の先端(先端リップ部23a)が下ドア9bのフランジ部13の受け座14に当接したとする。
すると、先端リップ部23aが変形、中空シール部23が潰れ変形し、圧縮に伴う反力が中空シール部23の両側部を通じ、それぞれ内側リップ部27および外側リップ部29へ加わる。これと同時に隔壁31は、剛性が低い接続部37を支点に弯曲方向に変形し始める。そして、圧縮に伴う中空シール部23の反力が、図4中の矢印S1〜S3のように壁部33、接続部37、壁部35を通じて、外側リップ部29(車外側)へ伝わる。
ここで、ウェザストリップ19の進入方向aにばらつき(ウェザストリップ19の取付姿勢や断面形状や取付面のばらつきなどが要因)がある場合、通常であれば(隔壁31が無い構造)、中空シール部23からの反力は、そのまま傾く方向へ逃げてしまい、内側リップ部27および外側リップ部29に作用する反力バランスが変化し、ベース部25と取付面16との間のシール力が低下する虞がある。
しかしながら、本実施形態のウェザストリップ19の中空シール部23内には隔壁31が有るので、逃げる反力は、上記の如く壁部33,35を通じて、外側リップ部29へ伝わる。
このため、進入方向aのばらつきにより外側リップ部29のシール力が低下する方向にウェザストリップ19が変形することがあっても、中空シール部23からの反力を確実に外側リップ部29に加え続けて、同外側リップ部29のシール力を補うことができ、車外側に配置される外側リップ部29には十分なシール力が確保される。
したがって、外側リップ部29は、隔壁31により、ウェザストリップ19の進入方向aのばらつきに関わらず、十分なシール力が確保でき、ウェザストリップ19と取付面16間において十分なシール力をもたらすことができる。これにより、たとえ図4中のαのようにウェザストリップ19が雨水や洗車水で被水しても、水が車外から外側リップ部29と取付面16間を潜り、車内へ侵入することを確実に防ぐことができる。しかも、隔壁31は、中空シール部23の先端部近傍の内面から延びる壁部33と、外側リップ部29近傍の内面から延びる壁部35とを組み合わせた屈曲変形可能な壁構造(パンタタグラフ形)なので、簡単な構造ですむ。特に壁部35は、壁部33よりも厚みを薄くして、壁部33よりも変形しやすくしてあるので、中空シール部23の潰れ変形がもたらす、わずかな圧縮荷重の上昇でも壁部35が変形するから、わずかなばらつきにも対応できる。
図5および図6は、本発明の第2の実施形態を示す。
本実施形態は、壁部35のうち、ベース部25側の中空内面25aに臨む側部分に当接部41を形成して、中空シール部23の潰れ変形が進むにしたがい当接部41がベース部25側の中空内面25aと当接するようにしたものである。
同構成により、図6に示されるように当接部41が中空内面25aに突き当たると、中空シール部23全体には、図6中の矢印Xのように接続部37を支点とした車外側へ回動変位する挙動が生じる。すると、同回動変位により反力バランスが変化し、外側リップ部29へ向かう反力が増えるので、外側リップ部29では、一層、十分なシール力が確保できる。
但し、図5および図6において、第1の実施形態と同じ部分には同一符号を付して、その説明を省略した。
なお、上述した各実施形態における各構成およびそれの組合わせ等は一例であり、本発明の趣旨から逸脱しない範囲内で、構成の付加、省略、置換、およびその他の変更が可能であることはいうまでもない。また本発明は、実施形態によって限定されることはなく、「特許請求の範囲」によってのみ限定されることはいうまでもない。例えば上述した実施形態では、バックドア開口部のバックドアの上ドアと下ドアとの間に設けられるウェザストリップに本発明を適用したが、これに限らず、バックドア開口部の周縁とバックドア(上ドアおよび下ドア)との間のウェザストリップであってもよい。もちろん車両のフロントドア、リヤドアなど、他のドアと車体の開口部周縁との間に取り付けられるウェザストリップに本発明を適用してもよい。
1 車体
3 バックドア開口部(開口部)
9a 上ドア
14 受け座
16 取付面(ウェザストリップ取付面)
19 ウェザストリップ
23 中空シール部
25 基部
27 内側リップ部(第1のリップ部)
29 外側リップ部(第2のリップ部)
31 隔壁
33 壁部(第1壁部)
35 壁部(第2壁部)
41 当接部

Claims (2)

  1. 車体の開口部を開閉する開閉部材の周縁端部をシールするウェザストリップであって、
    ウェザストリップ取付面に固定される基部と、
    前記基部から前記ウェザストリップ取付面と反対側に突出されて、その先端部が受け座に弾接される中空断面の中空シール部と、を備え、
    前記基部は、前記ウェザストリップ取付面に当接される第1のリップ部と、同第1のリップ部より車外側で前記ウェザストリップ取付面に当接される第2のリップ部とを有し、
    前記中空シール部は、同中空シール部内部において前記先端部近傍の内面から前記基部側の前記第2のリップ部近傍の内面に延びるよう形成され、前記先端部で受けた反力を前記第2のリップ部に伝達する隔壁を有し、
    前記隔壁は、前記中空シール部の前記先端部近傍の内面から当該中空シール部の中心側へ延びる、第1壁部と、前記中空シール部の前記基部の第2のリップ部近傍の内面から当該中空シール部の中心側へ延びて前記第1壁部とつながる第2壁部とを有し、
    前記第2壁部は、前記第1壁部よりも厚みが薄く形成されている
    ことを特徴とする車両のウェザストリップ。
  2. 前記第2壁部は、前記中空シール部の潰れ変形が進むと、前記中空シール部の前記基部側の内面に当接する当接部を有することを特徴とする、請求項1に記載の車両のウェザストリップ。
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