JP6530289B2 - 分析前処理装置 - Google Patents

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Description

本発明による実施形態は、分析前処理装置に関する。
半導体薄膜中に存在する金属不純物は、酸化膜耐圧の劣化や結晶欠陥をもたらし、半導体デバイス特性を劣化させる。このため、半導体薄膜中に存在する金属不純物の分析が行われている。
検査対象が半導体基板上の自然酸化膜や熱酸化膜である場合、フッ化水素酸を用いた気相分解により酸化膜を分解する。気相分解により生成したケイ酸塩を加熱処理等で気化させて低減させ、その後、基板上にフッ酸過水等の薬液を走査して、この薬液を回収する。これにより、基板上の金属不純物を薬液中に取り込み、回収する。そして、この薬液を全反射蛍光X線(以下、TXRF(Total Reflection X-ray Fluorescence)法等を用いて分析する。
しかし、検査対象が窒化膜あるいは酸窒化膜である場合、従来の気相分解法では、分解時間に長時間かかり、フッ化水素酸と窒化膜あるいは窒酸化膜との間の反応によって生成するフッ化ケイ素アンモニア塩((NHSiF)の粒径が大きくなる。このフッ化ケイ素アンモニア塩が核となって水滴(分解液)が疎水性の基板上に凝縮する。分解時間が長いと、水滴(分解液)が大きくなり、フッ化ケイ素アンモニア塩を加熱処理で分解するのにはかなりの長時間かかる。また、長時間の分解により、半導体基板の裏面がフッ化水素酸に晒されて分解され、それにより形成されたフッ化ケイ素アンモニア塩がステージ等を汚すという問題もあった。従って、窒化膜あるいは窒酸化膜については、気相分解から回収または分析まで自動で実行する自動回収装置に適していなかった。
特開2013−190403号公報 特開平9−264824号公報
気相分解を用いて窒化膜あるいは窒酸化膜を短時間で分析可能にする分析前処理装置を提供する。
本実施形態による分析前処理装置は、分析対象を収容可能な収容部を備える。減圧部は、収容部内の気圧を減圧する。導入部は、液体を気化して収容部内に導入する。第1供給部は、導入部に水を液体状態で供給する。第2供給部は、導入部にフッ化水素酸を気体状態で供給する。導入部は、液体状態の水を気化した水と気体状態のフッ化水素酸との混合気体を収容部内に導入する。
本実施形態に係る不純物分析装置1の平面図。 不純物分析装置1の正面図。 気相分解部11の構成の一例を示す平面図。 試料回収部13の構成の一例を示す平面図。 前処理装置10内のチャンバ100および処理ガス供給部140の構成の一例を示す図。 導入部143の構成の一例を示す図。 前処理装置10を用いた気相分解工程の一例を示すフロー図。 金属分析時間を示すグラフ。
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態を説明する。本実施形態は、本発明を限定するものではない。
図1は、本実施形態に係る不純物分析装置1の平面図(横断面図) であり、図2 は不純物分析装置1の正面図(縦断面図)である。不純物分析装置1は、基板上に形成された分析対象としての材料膜に含まれる金属不純物を、気相分解(VPD(Vapor Phase Decomposition))を用いて分析する装置である。図1および図2に示すように、不純物分析装置1は、前処理装置10と、蛍光X線分析装置20と、搬送装置30と、制御部40とを備えている。不純物分析装置1は、気相分解から分析まで自動で実行する自動回収装置である。
尚、本実施形態では、TXRF法を用いて金属不純物を分析しているが、誘導結合プラズマ質量分析( 以下、ICP−MS(Inductively Coupled Plasma-Mass Spectrometry)法、あるいは、原子吸光分析(以下、AAS(Atomic Absorption Spectrometry)法等を用いてもよい。
分析前処理装置としての前処理装置10は、気相分解部11と、加熱部12と、試料回収部13とを備えている。前処理装置10は、不純物分析装置1内に組み込まれていてもよく、あるいは、不純物分析装置1内の他の構成と別体として設けられていてもよい。
蛍光X線分析装置(以下、単に、分析装置ともいう)20は、X線を照射して基板上の被測定物の分析を行う。例えば、分析装置20は、基板表面に対してX線を極めて低い角度で入射させ、X線が基板表面で全反射されることを利用して、基板表面の金属汚染を分析する全反射蛍光X線(TXRF)分析装置でよい。尚、分析装置20は、金属を分析可能な装置であればよく、例えば、ICP−MS装置、あるいは、AAS装置等のいずれでもよい。
搬送装置30は、例えば、ロボットハンド(図3および図4の32参照)を有しており、基板を気相分解部11、加熱部12、試料回収部13、分析装置20の間で搬送可能である。制御部40は、不純物分析装置の各部を制御する。
前処理装置10の気相分解部11は、処理ガスを用いて、基板表面の材料膜とともに、その材料膜中に存在する金属不純物を溶解させて、基板表面に保持する。気相分解部11のより詳細な構成は、図3を参照して後述する。
前処理装置10の加熱部12は、基板を加熱して乾燥させる。例えば、加熱部12は、PTFE製のチャンバを備えている。搬送装置30は、加熱部12のチャンバ内に基板を搬入し、あるいは、チャンバから基板を搬出することができる。加熱部12のチャンバ内にはホットプレートが設けられ、基板はホットプレート上に載置されて加熱される。ホットプレートは基板よりも大きい。ホットプレートによる加熱温度は制御部40により制御される。
前処理装置10の試料回収部13は、ノズルから基板の表面に回収液を供給し、基板を回転保持部で保持し回転させながら、ノズルで溶液を基板中心まで移動させる。これにより、基板表面に存在する被測定物(金属不純物)を溶液内に回収する。TXRF分析装置の場合、試料回収部13内には、ランプ等の加熱手段が設けられており、被測定物を回収した溶液を加熱して被測定物を乾燥させるようになっている。試料回収部13のより詳細な構成は、図4を参照して後述する。
図3は、気相分解部11の構成の一例を示す平面図である。気相分解部11は、基板W上の材料膜を処理ガスを用いて気相分解する。気相分解部11は、チャンバ100と、ステージ110と、仕切り板120と、搬入口130と、処理ガス供給部140と、真空ポンプ150とを備えている。
収容部としてのチャンバ100は、搬入口130から搬入された基板Wを収容可能である。チャンバ100には、例えば、PTFE(polytetrafluoroethylene)を用いる。チャンバ100内は、減圧部としての真空ポンプ150によって減圧される。基板Wはその表面に分析対象としての材料膜(図示せず)を有する。
ステージ110は、チャンバ100内において基板Wを載置可能に設けられている。ステージ110は、チャンバ100の側壁から水平方向に張り出した仕切り板120を介してチャンバ100内において固定されている。仕切り板120は、上記搬送装置30のロボットアーム32が干渉しないように、切欠きを有する。これにより、搬送装置30は、搬入口130を介して基板Wをチャンバ100内に搬入してステージ110上に載置することができ、かつ、基板Wをステージ110からチャンバ100の外部へ搬出することができる。
処理ガス供給部140は、基板W上の材料膜(例えば、酸化膜、窒化膜、酸窒化膜等)を分解させる処理ガスをチャンバ100内へ導入する。処理ガスは、材料膜を溶解させるガスであり、例えば、気体状態のフッ化水素酸と気体状態の水とを混合したフッ素含有ガスである。処理ガス供給部140の他に、基板Wの表面上を洗浄する洗浄液(例えば、純水)を供給する洗浄液供給管、不活性ガス(例えば、窒素)をチャンバ100内に供給する不活性ガス供給管、チャンバ100内の気体を排気する排気管(図示せず)が設けられていてもよい。これにより、気相分解部11は、窒素等の不活性ガスを導入して処理ガスをパージすることができる。
図4は、試料回収部13の構成の一例を示す平面図である。試料回収部13は、気相分解部11における材料膜の気相分解後に残留する被測定物(金属不純物)を分析のために回収する。試料回収部13は、チャンバ300と、ステージ310と、回収液移動部320と、回収液乾燥部330と、搬入口340と、真空ポンプ350とを備えている。尚、回収液乾燥部330は、TXRF分析装置に設けられているが、他のICP−MS装置、あるいは、原子吸光分析装置には必ずしも設ける必要はない。
チャンバ300は、搬入口340から搬入された基板Wを収容可能であり、例えば、PTFEを用いる。チャンバ300内は真空ポンプ350によって減圧される。ロボットアーム32は、加熱処理後、加熱部12から試料回収部13へ基板Wを搬送し、搬入口340を介して基板Wをチャンバ300内へ搬入する。
ステージ310は、チャンバ300内において基板Wを載置可能に設けられている。ステージ310は、基板Wをほぼ水平に保持しながら回転させることができる。
回収液移動部320の一端にはノズル322が設けられている。回収液移動部320の他端は軸に接続されており、その軸を中心に回転可能に構成されている。回収液移動部320は、その軸を中心に回転することによって、ノズル322を基板Wの端部と中心部との間でほぼ水平に移動させることができる。ノズル322は、回収液を基板Wの表面に供給し、回収液を保持する。基板Wの表面は疎液性となっているので、回収液は、ノズル322の直下から流れず、ノズル322と基板Wとの間に保持され得る。回収液移動部320は、基板Wの表面に回収液を供給し、基板Wを回転させながら、回収液を基板Wの端部から中心まで移動させる。これにより、回収液が基板Wの表面全体を走査し、基板Wの表面上に存在する被測定物(金属不純物)を基板Wの中心に回収することができる。回収液は、例えば、約2%のフッ化水素酸と約2%の過酸化水素水との混合水溶液、または約1%フッ化水素酸と約3%過酸化水素水との混合水溶液でよい。さらに、回収液は、例えば、フッ化水素酸と塩酸と水との混合水溶液、塩酸と過酸化水素水との混合水溶液、あるいは、硝酸と塩酸とフッ化水素酸との混合水溶液でもよい。
回収液乾燥部330の一端には、基板W上の回収液に光を照射して回収液を加熱するランプ332が設けられている。回収液乾燥部330の他端は軸に接続されており、その軸を中心に回転可能に構成されている。回収液乾燥部330は、その軸を中心に回転することによって、ランプ332を基板Wの端部と中心部との間でほぼ水平に移動させることができる。ランプ332は、例えば、赤外ランプである。これにより、回収液乾燥部330は、被測定物を回収した回収液をランプ332によって加熱して被測定物を乾燥させる。回収液乾燥部330は、ランプ以外の加熱手段を用いて回収液を乾燥させてもよい。
尚、上記試料回収部13は、TXRF法を用いて分析する場合について記載しているので、回収液乾燥部330は、基板Wの中心部において回収液を乾燥させている。しかし、ICP−MS法またはAAS法を用いて分析する場合には、回収液乾燥部330は不要であり、回収液は、液体のままICP−MS法またはAAS法の分析装置(図示せず)へ搬送される。
図5は、前処理装置10内のチャンバ100および処理ガス供給部140の構成の一例を示す図である。上述の通り、チャンバ100は、基板Wを収容可能に構成されている。基板Wは、ステージ110上に載置される。チャンバ100内の気圧は、図3の真空ポンプ150によって減圧される。
処理ガス供給部140は、第1供給部141と、第2供給部142と、導入部143と、配管144とを備える。
第1供給部141は、水を液体状態で収容しており、配管144を介して液体状態の水を導入部143へ供給する。例えば、第1供給部141は、液体の水を収容する槽である。配管144は、第1供給部141と導入部143との間を接続し、液体状態の水を導入部143まで搬送する。
第2供給部142は、フッ化水素酸を収容しており、気体状態のフッ化水素酸を導入部143へ供給する。例えば、第2供給部142は、気体状態のフッ化水素酸を圧縮して収容するフッ化水素酸ガスボンベでよい。この場合、フッ化水素酸は、圧縮されているので、第2供給部142内においては液体で収容されている場合もある。第2供給部142から導入部142へ供給されるときには、フッ化水素酸は、気体状態で供給される。また、第2供給部142に収容されているフッ化水素酸の濃度(純度)は非常に高く、少なくとも99%以上の濃度を有し、好ましくは、ほぼ100%に近い。
導入部143は、第1供給部141からの水を噴霧することによって気化させる。さらに、導入部143は、第2供給部142からの気体状態のフッ化水素酸を、気化された水に混合してチャンバ100内へ導入する。導入部143は、例えば、ネブライザ等の噴霧器であり、フッ化水素酸ガスをキャリアとして用いて水を気化してチャンバ100内へ導入する。
図6は、導入部143の構成の一例を示す図である。導入部143は、噴霧部143aと、気液分離部143bとを備えている。
噴霧部143aの一端には、液体供給口OP1が設けられている。液体供給口OP1は配管144に接続されており、液体状態の水を受け入れる。噴霧部143aの他端には、噴霧口OP2が設けられている。噴霧口OP2は、気液分離部143bに接続されており、気液分離部143bへ向かって霧状の液体または気体を噴霧する。噴霧部143aの液体供給口OP1と噴霧口OP2との間の途中には、気体供給口OP3が設けられている。気体供給口OP3は、第2供給部142に接続されており、フッ化水素酸ガスを受け入れる。
噴霧部143aは、一端(液体供給口OP1)から他端(噴霧口OP3)へ向かって内径が小さくなっており、噴霧部143aの液体供給口OP1からの圧力によって噴霧口OP3から霧状に液体または気体を噴出する。本実施形態では、噴霧部143aは、液体の水を噴霧して気化するときに、気体状態のフッ化水素酸を混合して噴霧する。
気液分離部143bの一端の開口OP4は、噴霧部143aの噴霧口OP2に接続されており、噴霧部143aから噴霧された気体および液体の水および気体のフッ化水素酸を受け入れる。気液分離部143bの上部には、気体供給口OP5が設けられている。気体供給口OP5は、チャンバ100に接続されており、気化された水および気体状態のフッ化水素酸の混合気体をチャンバ100内へ導入する。気液分離部143bの下部には、液体排気口OP6がドレインとして設けられている。液体排気口OP6は、気化せずに液体のままとなっている水を気液分離部143bの外部へ排出する。液体状態の水は、重力で下方へ落下して、または、排液ポンプで強制的に液体排気口OP6から排出され得る。このように気液分離部143bは、気化された水と気体状態のフッ化水素酸との混合気体を液体の水から分離して、混合気体をチャンバ100内へ導入し、液体の水を排出することがきる。
次に、本実施形態による気相分解工程を説明する。
図7は、前処理装置10を用いた気相分解工程の一例を示すフロー図である。本実施形態では、分析対象は、例えば、半導体基板上に形成されたシリコン窒化膜である。シリコン窒化膜の膜厚は、例えば、約200nmである。前処理装置10は、窒化膜または酸窒化膜に含まれる金属不純物を分析するために、前処理としてシリコン窒化膜を気相分解する。
まず、基板をステージ110上に載置する(S10)。
次に、第2供給部142が、フッ化水素酸ガスを、例えば、約1リットル/分の流量で約5分間、チャンバ100内へ流す(S20)。これにより、チャンバ100内をフッ化水素酸ガスで充満させる。このとき、第1供給部141は、水をチャンバ100へ供給していない。従って、チャンバ100は、フッ化水素酸ガスで充満しているものの、水分がほとんど無いため、シリコン窒化膜の気相分解はほとんど生じていない。
次に、ステップS20のフッ化水素酸ガスの流量を維持しながら、第1供給部141が液体状態の水を、例えば、約5〜約50マイクロリットル/分の流量で導入部143へ流す(S30)。これにより、導入部143は、水の噴霧を開始し、気化した水と気体状態のフッ化水素酸ガスとの混合ガスをチャンバ100内へ導入する(S40)。混合ガスの導入を開始することによって、シリコン窒化膜の気相分解が開始される。混合ガスの導入は、例えば、約5分〜約15分間実行される。これにより、シリコン窒化膜の気相分解が終了する(S50)。本実施形態では、気化した水と気体状態のフッ化水素酸ガスとの混合ガスを用いてシリコン窒化膜を気相分解している。この場合、水分がシリコン窒化膜に対する濡れ性を良好にし、フッ化水素酸ガスがシリコン窒化膜に接触し易くなる。これにより、フッ化水素酸ガスによるシリコン窒化膜のエッチングレートが速くなり、シリコン窒化膜の気相分解が比較的短時間で済む。
シリコン窒化膜の気相分解後、窒素ガスを約10分間チャンバ100内に供給し、チャンバ100内のガスをパージする。窒化膜の気相分解により、基板上には多量のシリコン化合物が析出する。
次に、基板を加熱部12に搬送し、ホットプレート上に載置する。そして、約110℃ に加熱したホットプレート上で、基板を約10分間加熱する。これにより、基板上の液滴(分解されたシリコン窒化膜)を乾燥させる。
次に、ホットプレートの温度を約230℃ に上げて、さらに約5分間加熱する。これにより、基板上の分解残渣(ステップS102で析出したシリコン化合物やフッ化ケイ素アンモニア塩((NHSiF))が除去される(S60)。ここで、フッ化ケイ素アンモニア塩は、シリコン窒化膜の気相分解の処理時間が長いほど大きな粒子となる。従って、気相分解の処理時間が短く、フッ化ケイ素アンモニア塩の粒子が小さい場合には、他のシリコン化合物と同様に、熱処理によって除去され得る。
基板をリフトピン等でホットプレートから持ち上げて冷却した後、基板を試料回収部13に搬送し、回転保持部に保持する。基板上に回収液を約0.1ml滴下し、基板全面を走査して、基板上の金属不純物を回収液中に回収する(S70)。例えば、回収液には、フッ化水素酸を約2%、過酸化水素水を約2%含む混合液が用いられる。フッ化水素酸と過酸化水素水との混合液では回収効率が低い金属不純物を回収する場合には、回収液として、フッ化水素酸と塩酸と水との混合水溶液、塩酸と過酸化水素水との混合液、あるいは、硝酸と塩酸とフッ化水素酸との混合水溶液を用いてもよい。
その後、金属不純物を溶解した回収液を乾燥させてTXRF法で分析する(S80)。あるいは、回収液を乾燥させることなく、回収液をそのままICP−MS法またはAAS法で分析する。これにより、シリコン窒化膜に含まれている金属不純物の種類や含有量等が判明する。
本実施形態による前処理装置10は、液体状態の水を噴霧して気化する際に、気体状態のフッ化水素酸を水に混合し、気化された水と気体状態のフッ化水素酸との混合気体としてチャンバ100内へ導入する。このとき供給されるフッ化水素酸ガスは、非常に高濃度であり、99%以上(ほぼ100%)の濃度を有する。これにより、気化された水とともに高濃度のフッ化水素酸をチャンバ100内へ導入することができる。水分がシリコン窒化膜に対する濡れ性を良好にし、フッ化水素酸ガスがシリコン窒化膜に接触し易くなる。これにより、フッ化水素酸ガスによるシリコン窒化膜のエッチングレートが速くなり、シリコン窒化膜またはシリコン酸窒化膜の気相分解の時間が短縮される。気相分解の時間が短縮されることによって、金属分析全体の時間が短縮される。また、気相分解の時間が短いほど、気相分解後に基板上に残る分解残渣(例えば、フッ化ケイ素アンモニア塩等)の粒子は小さくなる。従って、熱処理によって分解残渣は容易に蒸発し、除去され得る。
もし、液体状態のフッ化水素酸を用いる場合には、フッ化水素酸の水溶液が一般に用いられる。しかし、このようなフッ化水素溶液のフッ化水素酸濃度は、約50%以下である。従って、フッ化水素溶液を気化して気相分解に用いたとしても、フッ化水素酸の濃度が低すぎてシリコン窒化膜の気相分解に長時間(例えば、10時間以上)かかる。この場合、金属分析全体の時間が長期化してしまうだけでなく、分解残渣(例えば、フッ化ケイ素アンモニア塩等)の粒子が大きくなる。従って、分解残渣を熱処理で除去することが困難になる。
また、水を用いないと、シリコン窒化膜に対するフッ化水素酸の濡れ性が悪く、フッ化水素酸がシリコン窒化膜に接触し難くなる。従って、フッ化水素酸ガスによるシリコン窒化膜のエッチングレートが遅くなり、シリコン窒化膜の気相分解が長期化する。
これに対し、本実施形態による前処理装置10は、液体状態の水を噴霧して気化する際に、高濃度フッ化水素酸ガスをその水に混合し、気化された水と気体状態のフッ化水素酸との混合気体としてチャンバ100内へ導入する。これにより、シリコン窒化膜の気相分解の時間が短縮され、シリコン窒化膜やシリコン酸窒化膜の金属分析時間を短縮化することができる。また、分解残渣の粒子を小さくし、分解残渣を容易に除去可能となる。
図8は、金属分析時間を示すグラフである。縦軸が時間を示す。気相分解されるシリコン窒化膜の膜厚は、約200nmであるとする。
グラフAは、窒素ガスをキャリアガスとして用いて、フッ化水素酸溶液を導入部140で噴霧した場合の金属分析時間を示す。窒素ガスの流量は、約1リットル/分である。フッ化水素酸溶液のフッ化水素酸の濃度は、約50%である。フッ酸化水素酸の流量(噴霧量)は、約1200マイクロリットル/分である。
グラフBは、本実施形態による高濃度のフッ化水素酸ガスをキャリアガスとして用いて水を導入部140で噴霧した場合の金属分析時間を示す。例えば、フッ化水素酸の流量は、約1リットル/分である。液体の水の流量(噴霧量)は、約20マイクロリットル/分である。
グラフAおよびBにおいて、時間T1a、T1bは、シリコン窒化膜の気相分解時間を示す。時間T2a、T2bは、気相分解後の処理時間(残渣除去時間、金属回収時間、および、金属分析時間)である。
グラフAとグラフBとを比較すると、気相分解後の処理時間T2aとT2bとの差は、比較的小さい。しかし、気相分解時間T1aとT1bとの差が非常に大きい。即ち、気相分解時間T1aは、気相分解時間T1bに比べて非常に長くなる。
上述の通り、液体状態のフッ化水素酸を用いる場合には、フッ化水素酸の濃度が低過ぎてシリコン窒化膜の気相分解に長時間かかる。また、水を用いていない場合には、フッ化水素酸ガスによるシリコン窒化膜のエッチングレートが遅くなり、シリコン窒化膜の気相分解が長期化する。これにより、グラフAの気相分解時間T1aは、非常に長くなる。
これに対し、本実施形態では、液体状態の水を噴霧して気化する際に、高濃度フッ化水素酸ガスをキャリアガスとしてその水に混合し、気化された水と気体状態のフッ化水素酸との混合気体としてチャンバ100内へ導入する。これにより、シリコン窒化膜の気相分解の時間が短縮化される。本実施形態によれば、シリコン窒化膜の気相分解時間T1bが短いので、気相分解から回収処理または分析までを自動で実行する自動回収装置に適用可能である。
尚、気相分解時間は、シリコン窒化膜の膜厚に依存するため、統計または実測値に基づいて予め設定される。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 不純物分析装置、10 前処理装置、20 蛍光X線分析装置、30 搬送装置、40 制御部、11 気相分解部、12 加熱部、13 試料回収部、100、300 チャンバ、110、310 ステージ、130、340 搬入口、140 処理ガス供給部、150、350 真空ポンプ、320 回収液移動部、330 回収液乾燥部

Claims (6)

  1. 分析対象を収容可能な収容部と、
    前記収容部内の気圧を減圧する減圧部と、
    液体を気化して前記収容部内に導入する導入部と、
    前記導入部に水を液体状態で供給する第1供給部と、
    前記導入部にフッ化水素酸を気体状態で供給する第2供給部とを備え、
    前記導入部は、液体状態の水を気化した水と気体状態のフッ化水素酸との混合気体を前記収容部内に導入し、
    前記導入部は、噴霧部を含み、
    前記噴霧部は、
    前記第1供給部から供給された液体状態の水が供給される液体供給口と、
    前記第2供給部から供給された気体状態のフッ化水素酸が供給される気体供給口と、
    噴霧口と、を含み、
    前記噴霧口は、液体状態の水を噴霧して気化するときに、気体状態のフッ化水素酸を混合する、分析前処理装置。
  2. 前記分析対象は、基板上に設けられた窒化膜または窒酸化膜である、請求項1に記載の分析前処理装置。
  3. 基板上の前記分析対象を気相分解した後に該基板上に薬液を供給し、前記基板上に残存する被測定物を前記薬液内に回収する回収部をさらに備えた、請求項1または請求項2に記載の分析前処理装置。
  4. 前記第2供給部は、99%以上の濃度のフッ化水素酸を収容している、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の分析前処理装置。
  5. 前記導入部は、気液分離部をさらに含み、
    前記気液分離部は、気化された水および気体状態のフッ化水素酸を液体状態の水から分離する、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の分析前処理装置。
  6. 前記導入部は、気液分離部をさらに含み、
    前記気体供給口は前記液体供給口と前記噴霧口との間に設けられ、
    前記気液分離部は、気化された水および気体状態のフッ化水素酸を液体状態の水から分離する、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の分析前処理装置。
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