JP2005249546A - ウエハ表面の金属元素の分析方法 - Google Patents

ウエハ表面の金属元素の分析方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 ウエハの表面に存在する種々の金属元素を高感度で分析する。
【解決手段】 ウエハの表面に高濃度HF溶液を滴下する(S101)。滴下した高濃度HF溶液により、ウエハ表面の自然酸化膜を溶解させるとともに、ウエハの表面近傍に存在する金属元素またはその化合物をウエハから離脱させ、高濃度HF溶液中に存在させる(S102)。高濃度HF溶液が集合した液滴をウエハ表面の所定の位置に回収する(S103)。回収した高濃度HF溶液の液滴を乾燥させる(S104)。この凝集物にX線を全反射する角度で照射し、放射X線を検知することにより、全反射蛍光X線分析を行う(S105)。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ウエハ表面の金属元素の分析方法に関する。
近年、半導体デバイスの高集積化に伴い、デバイスの微細化が進む一方で、半導体製造プロセスに要求される清浄度はますます厳しくなる傾向にある。半導体基板表面の清浄度の管理は、製品の歩留まりを左右するほどに重要な課題となっている。特に、金属不純物については、デバイスの電気特性を著しく劣化させる原因となり得るため、極めて高い清浄度が要求されている。ここで、不純物量を低減するためには、まずウエハ上の不純物量を正確に検出し定量する分析手法が必要となる。また、最近では、high−k材料をゲート絶縁膜やキャパシタの容量膜等に用いるプロセスが採用されつつある。また、電極材料としてRuなどが使用されるようになってきた。こうした新たな材料の利用に伴い、評価対象となる金属元素は多種多様化してきた。このため、これらの多種多様な金属元素を感度よく測定する方法が求められている。
ウエハ表面の金属元素を分析する方法として、表面の自然酸化膜を弗酸蒸気等で溶解して自然酸化膜の表面や内部などに存在する汚染金属を回収し、その回収液に含まれる金属を原子吸光法(Atomic Absorption Spectrometry:AAS)、誘導結合プラズマ質量分析(Inductively Coupled Plasma Mass Spectrometry:ICPMS)等で分析する化学分析方法がある。特許文献1には、ウエハ表面の金属元素を0.5〜2%程度のHF系溶液中に溶解させて回収し、化学的分析法により分析する技術が開示されている。
また、素子表面の局所的な汚染を分析する方法として、全反射蛍光X線分析(TXRF)法や二次イオン質量分析(Secondary Ion Mass Spectrometer:Static SIMS)法で分析する物理分析法が挙げられる。特許文献2には、TXRF法によりウエハ表面の金属元素を分析する技術が示されている。特許文献2によれば、TXRFは、平行性の良い励起X線をその波長と元素の種類とによって決まる臨界角以下の低い入射角で平滑な被測定体の測定表面に入射させた場合に、被測定体の測定表面から放出される蛍光X線を検出する方法である。特許文献2では、エッチング溶液を加熱して発生させたエッチング蒸気をシリコンウエハ表面に接触させて、金属汚染物を含んだエッチング液による液滴を形成する。そして、この液滴をそのままの位置で乾燥させて微粒子状の残渣を形成する。そして、シリコンウエハにX線を照射して、全反射X線分析法により残渣からの蛍光X線を位置情報とともに分析することができるとされている。
特開平2−28533号公報 特開2004−28787号公報
ところが、本発明者が上記文献記載の従来技術について検討したところ、以下の点で改善の余地を有していることが見出された。
第一に、Fe、In、Ti等の元素は、ICPMS測定の際に干渉を起こしてしまい、これらを同時に高感度で分析したり同じ分析条件で測定したりすることは困難であった。また、TXRF法や原子吸光法では、充分な感度が得られないことがあった。
第二に、重金属のうち、Ce等の元素やRu、Pt、Ir等の白金族系金属、Zr、Hf、Y、La等のhigh−k材料となる金属元素の分析は困難であった。この原因について本発明者が検討したところ、Ce等の元素は、高濃度フッ化水素酸との反応により不溶性物質を形成することがわかった。また、白金族系金属やZr、Hf、Y、La等の元素は、これらの元素とシリコンウエハとの相互作用によりウエハから脱離しにくいことがわかった。このため、これらの元素については、特許文献1に記載の方法のように、液体中に金属元素を溶解させる必要がある方法での分析は困難であった。また、上記特許文献2に記載の方法では、これらの金属元素のウエハ上の存在位置を移動させずに分析を行うため、測定位置に存在する元素が微量である場合、充分な感度が得られなかった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ウエハの表面に存在する種々の金属元素を高感度で分析する技術を提供することにある。
本発明によれば、表面に酸化膜が形成された半導体ウエハ上に、フッ化水素酸の濃度が20重量%以上である液体を滴下し、前記酸化膜を溶解させつつ、前記半導体ウエハ中の金属元素を前記液体中に取り込むステップと、前記金属元素を取り込んだ前記液体を前記半導体ウエハ上で集合させるステップと、液体を集合させる前記ステップで集合させた前記液体を乾燥させて、前記半導体ウエハ上に前記金属元素の凝集物を得るステップと、前記半導体ウエハ上にX線を全反射する角度で入射し、前記半導体ウエハからの蛍光X線を検出して、前記金属元素の分析を行うステップと、を含むことを特徴とする分析方法が提供される。
この発明によれば、20重量%以上の高濃度のフッ化水素酸を含む液体を用いて酸化膜を溶解させつつ、ウエハ中の金属元素を液体中に確実に取り込むことができる。このため、上記特許文献1に対し、本発明では金属元素を確実に液体中に移動させ、取り込むことができる。また、本発明では、全反射蛍光X線分析法を用いて金属元素の分析を行うため、上記特許文献1のように金属元素が液体中に溶解している必要はなく、金属元素は液体中に取り込まれていればよい。このため、従来の化学的分析法では測定が困難であった重金属等の金属元素についても確実に分析を行うことができる。
また、本発明においては、金属元素を取り込んだ液体を半導体ウエハ上で集合させるステップを含むため、ウエハ表面の金属元素を液体中に取り込んだ後、確実に集合させることができる。金属元素をウエハ上で濃縮させて、そのまま全反射蛍光X線分析の試料とすることができる。このため、ウエハ上で金属元素を移動させずに分析する上記特許文献2の場合とは異なり、微量の金属についても簡便な方法で感度よく測定を行うことができる。
なお、本発明において、ウエハの表面には、ウエハの表面に形成された自然酸化膜等の酸化膜上または酸化膜中に含まれる金属元素等が含まれる。また、本発明において、金属元素の分析を行うステップは、金属元素の種類を分析するステップを含むことができる。また、このステップが金属元素の濃度を分析するステップを含むことができる。また、さらに、このステップが金属元素の種類および濃度を分析するステップを含んでもよい。
本発明の分析方法において、前記半導体ウエハがシリコンウエハであってもよい。こうすることにより、シリコンウエハの表面近傍に存在する金属元素を簡便に高感度で分析することができる。
本発明の分析方法において、前記金属元素が、Ti、Fe、In、Ce、Zr、Hf、Y、La、Ru、Pt、Ir、Rh、Pd、およびOsからなる群から選択される1または2以上の元素を含んでもよい。本発明の方法によれば、従来は分析が困難であった元素を感度よく分析することができる。
たとえば、本発明の分析方法において、前記金属元素が白金族元素を含んでもよい。白金族元素として、長周期律周期表第8〜10族に属するRu、Rh、Pd、Os、IrおよびPtが挙げられる。本発明の方法では、ウエハ表面の金属元素を液体中に取り込んだ後、確実に集合させることができるため、従来は分析が困難であった白金族元素についても確実にウエハ上で集合させて、確実に分析することができる。すなわち、金属不純物自体がフッ化水素酸に溶解しなくても、下地の酸化膜の溶解に伴い、金属不純物が半導体ウエハ表面から剥離し、液体中に取り込まれる。
本発明の分析方法において、金属元素の分析を行う前記ステップは、下記群(i)に含まれる少なくとも一種の元素および群(ii)に含まれる少なくとも一種の元素を同時に分析することができる。
(i)Ti、FeおよびIn
(ii)Ce、Zr、Hf、Y、La、Ru、Pt、Ir、Rh、Pd、およびOs
こうすることにより、液体に溶解する群(i)の元素と、不溶物を形成したりウエハに強固に吸着したりしやすい群(ii)の元素とを一度に分析することができる。このため、ウエハ表面の金属元素をさらに簡便に分析することができる。
本発明の分析方法において、前記液体中の前記フッ化水素酸の濃度が40重量%以上であってもよい。こうすることにより、ウエハ表面の金属元素を液体中に取り込むことができる。よって、さらに正確な分析が可能となる。
本発明の分析方法において、金属元素の凝集物を得る前記ステップは、金属元素の分析を行う前記ステップにおいて前記半導体ウエハの表面に照射される前記X線のスポット内に包含される前記凝集物を得るステップを含んでもよい。こうすれば、凝集物に確実にX線を照射し、分析を行うことができる。このため、ウエハ表面の金属元素の分析をより一層確実に行うことができる。
本発明の分析方法において、前記金属元素は、前記半導体ウエハの表面に付着した金属不純物に含有される金属元素であってもよい。こうすることにより、半導体ウエハの表面に付着した金属不純物の分析を高感度で行うことができる。
本発明の分析方法において、前記金属不純物が前記液体に溶解しない成分を含んでもよい。こうすることにより、従来の化学的分析法では測定が困難であった不溶性の金属不純物についても確実に分析を行うことができる。また、不溶性の金属不純物をウエハ上で濃縮させて分析を行うことができる。このため、微量の金属不純物についても高感度で分析可能である。
本発明によれば、表面に酸化膜が形成された半導体ウエハ上に、フッ化水素酸を高濃度で含む液体を滴下し、酸化膜を溶解させつつ半導体ウエハ中の金属元素を前記液体中に取り込み、金属元素を取り込んだ液体を半導体ウエハ上で集合させ、集合させた液体を乾燥させて、半導体ウエハ上に金属元素の凝集物を得ることにより、ウエハの表面に存在する種々の金属元素を高感度で分析する技術が実現される。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。なお、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
図1は、本実施形態に係るウエハの金属元素の分析手順を説明する図である。図1において、まず、ウエハの表面に高濃度HF溶液を滴下する(S101)。このとき、高濃度HF溶液は、疎水性のウエハの表面に形成された親水性の自然酸化膜の上に滴下する。滴下した高濃度HF溶液により、ウエハ表面の自然酸化膜を溶解させるとともに、ウエハの表面近傍に存在する金属元素またはその化合物をウエハから離脱させて、高濃度HF溶液中に存在させる(S102)。存在の態様に特に制限はないが、たとえば、溶解、分散、沈澱等が挙げられる。
ウエハ表面の自然酸化膜が高濃度HF溶液により溶解されると、疎水性のウエハ表面が露出するため、高濃度HF溶液が移動して互いに融合し、液滴が成長する。このとき、高濃度HF溶液の液滴をウエハ表面の所定の位置に集合させる(S103)。すると、高濃度HF中に存在している金属元素またはその化合物も液滴とともに移動し、ウエハ上の所定の位置に集合する。次いで、集合させた高濃度HF溶液の液滴を乾燥させる(S104)。すると、高濃度HF溶液中に存在していた金属元素またはその化合物の凝集物が乾燥物としてウエハ表面に析出する。そして、この凝集物にX線を全反射する角度で照射し、放射される蛍光X線を検知することにより、全反射蛍光X線測定を行い、ウエハ表面の金属元素の種類および量を分析する(S105)。
図2(a)〜図2(c)および図3(a)〜図3(c)は、ステップ101〜ステップ104の手順を示す図である。以下、これらの図を用いてステップ101〜ステップ104の手順を具体的に説明する。
ステップ101では、図2(a)に示したように、ウエハとして、表面に自然酸化膜103が形成されたシリコン基板101を用いる。このウエハの表面に、高濃度HF溶液105を滴下する(図2(a))。自然酸化膜103はSiO2膜であり、表面が親水性であるため、滴下された高濃度HF溶液105が自然酸化膜103の表面に飛散する(図2(b))。
ステップ102では、ステップ101で滴下した高濃度HF溶液105に自然酸化膜103を溶解させる。このとき、高濃度HF溶液105は自然酸化膜103を溶解させつつ、自然酸化膜103中またはシリコン基板101の表面近傍に存在する金属元素またはその化合物をウエハから離脱させ、液滴中に取り込む(図2(c))。なお、ステップ101およびステップ102のステップは、通常連続的に進行する。
高濃度HF溶液105として、20重量%以上、好ましくは、40重量%以上のフッ化水素酸を含む液体を用いる。こうすることにより、自然酸化膜103を確実に溶解させるとともに、ウエハの表面の金属元素をシリコン基板101から離脱させ、高濃度HF溶液105中に存在させることができる。また、高濃度HF溶液105は、H22等の過酸化物や、H2SO4等のフッ化水素酸以外の酸を含んでもよい。また、高濃度HF溶液105の濃度に特に上限はなく、たとえば市販の最も高濃度の50重量%のHF溶液を使用することができる。
また、ステップ101で滴下する高濃度HF溶液105の量は、ステップ105においてシリコン基板101の表面に照射するX線の線幅に応じて適宜選択することができる。たとえば、X線の線幅からはみ出ない程度の量とすることができる。こうすることにより、さらに正確に金属元素の分析を行うことができる。具体的には、たとえば、X線の線束が10mmφ程度である場合、高濃度HF溶液105の液滴を50μL以上1000μL以下とすることができる。さらに具体的には、たとえば500μL等とすることができる。
また、ステップ102において、高濃度HF溶液105とシリコン基板101の相対位置を移動させるようにシリコン基板101を移動させてもよい。こうすることにより、シリコン基板101の全面において自然酸化膜103を確実に溶解させることができる。
ステップ103では、高濃度HF溶液105の液滴をシリコン基板101上の所定の位置に回収し、集合させる。液滴の集合体はウエハ上の1箇所に形成してもよいし、複数箇所に集合させてもよい。また、回収方法に特に制限はないが、たとえば、回収棒107の先端を高濃度HF溶液105の液滴に付着させた状態で回収棒107を移動させることにより、液滴を移動させることができる(図3(a))。このとき、図3(a)に示したように、シリコン基板101の表面の法線を回転軸として回転させながら、回収棒107をシリコン基板101の周縁部から中心部に向かって移動させることにより、高濃度HF溶液105をシリコン基板101の表面の中央付近に回収することができる(図3(b))。回収棒107の材料は、たとえばテフロン(登録商標)等とすることができる。
ステップ104では、シリコン基板101上に回収した液滴を乾燥し、金属元素を含む凝集物をシリコン基板101の表面に析出させる(図3(c))。このとき、凝集物の形状に特に制限はなく、たとえば粒子状、薄膜状、または平板状等の形状で析出させることができる。乾燥方法や乾燥条件に特に制限はないが、たとえば、室温(20℃)〜100℃程度の温度で1〜10分程度の時間加熱乾燥することができる。また、上記の温度で減圧乾燥を行ってもよい。
なお、ステップ101〜ステップ104の一連のステップは、クリーンルーム内等で行ってもよい。こうすることにより、コンタミネーションの発生を抑制することができる。
ステップ105では、凝集物109のTXRF分析を行う。一次X線として、たとえば、WLβ線やAgKα線、MoKα線等を用いることができる。一次X線の照射領域は、たとえば径が約数10mmである領域とすることができる。また、蛍光X線の検出領域は、たとえば径が約10mmである領域とすることができる。本実施形態では、ウエハ上の金属元素を所定の位置に濃縮させて乾燥させた凝集物109を得るため、これにX線を照射することにより、ウエハ上の金属元素を感度よく分析することができる。
次に、本実施形態に係る分析方法の効果を説明する。
本実施形態に係る分析方法では、ステップ101〜ステップ102において、20重量%以上の高濃度HF溶液105を自然酸化膜103の形成されたシリコン基板101の表面に滴下する。高濃度HF溶液105を液体として自然酸化膜103上に配置するため、自然酸化膜103を確実に溶解させつつ、自然酸化膜103の上部や自然酸化膜103中に存在する金属元素をウエハから離脱させ、高濃度HF溶液105中に存在させることができる。金属元素またはその化合物は、高濃度HF溶液105に溶解している必要はなく、高濃度HF溶液105中に存在していればよい。このため、従来の方法では測定が困難であった金属元素についても測定が可能となる。たとえば、ウエハ表面の重金属汚染の分析等に好適に用いられる。この効果は、高濃度HF溶液105中のHF濃度が40重量%以上であるときに顕著に発揮される。
また、ステップ103において、離脱させた金属元素をウエハ上の所定の位置に集合させる。このため、ウエハ上に微量に存在する元素も、ウエハ上の所定の位置に凝集させることができる。このため、従来のTXRF法では充分な感度が得られなかった周期表でW以降の重金属についても、充分な測定感度で確実にTXRF分析を行うことができる。
そして、本実施形態の方法では、これらの種々の性質を有するの金属元素の分析を同時に行うことができる。たとえば、下記群(a)〜群(c)に含まれる金属元素それぞれを少なくとも一種類ずつ含む試料を一度の測定で同時に分析することができる。また、下記群(a)乃至下記群(c)のいずれかの元素を複数含む試料についてもこれらを一度の測定で同時に分析することができる。
(a)Fe、Ti等の第一遷移金属やIn等の金属元素、
(b)Ce等の金属元素、
(c)長周期律周期表第8〜10族に属するRu、Rh、Pd、Os、IrおよびPtのいわゆる白金族元素やZr、Hf、Y、La等の元素。
ここで、上記群(a)は、HF水溶液に可溶な金属であるが、従来のIPCMSでは干渉法により測定が困難であった元素である。また、上記群(b)は、高濃度HFと反応して不溶性の化合物を形成する金属である。たとえば、Ceの場合、CeF3等の不溶性物質を形成する。また、上記群(c)の白金族元素およびZr、Hf、Y、La等のhigh−k材料系の元素は、Siとの相互作用が比較的強く、シリコン基板101の表面に比較的強固に吸着する。
一方、従来の化学的分析方法では、分析に供する液体に不溶な金属元素の測定は困難であった。前述の特許文献1に記載の方法の場合、0.5〜2%程度の希薄なHF系溶液をウエハの表面に滴下して、金属元素をHF系溶液中に溶解させる方法が用いられているが、この方法では、上記群(b)および群(c)の金属元素を溶解させることができないため、これらの元素の分析は困難であった。上記群(b)の金属元素は高濃度HF溶液と反応して不溶化するため、IPCMSでは、高濃度HF溶液を用いた場合にも分析できない。また、上記群(c)の金属元素は、Siとの相互作用が比較的強く、自然酸化膜103が溶解すると、シリコン基板101の表面に再付着する。このため、高濃度HF溶液を用いた場合にも測定が困難であった。これに対し、本実施形態の方法では、これらの不溶元素についてもウエハから離脱させ、再付着を抑制するため、ウエハ上で分析することが可能となる。
また、前述の特許文献1に記載の方法の場合、上記群(a)のように、HF水溶液に可溶な元素についても、分子干渉により検出下限が上昇し、複数の元素を同時に測定することは困難であった。これに対し、本実施形態の方法では、高感度のTXRF分析により、複数の元素の同時分析が可能となる。たとえば、FeとTiの同時分析が可能となる。
また、前述の特許文献2に記載の方法では、高濃度のHF蒸気を用いて自然酸化膜103を溶解させて、これらの金属元素をウエハ表面に析出させている。そして、これらの金属元素がその位置から移動させずにTXRF測定を行っていた。このため、金属元素が微量である場合には、分析は困難であった。たとえば、Fe、In、Ti等の元素は、TXRF法により同時に分析を行った場合、従来の方法では充分な感度が得られなかった。一方、本実施形態の方法では、ステップ102〜103において、高濃度HF溶液105を用いることにより、これらの元素を離脱させて、ウエハ上の所定の位置に集合させるため、微量の元素についても移動により濃縮させて分析を行うことができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
たとえば、以上においては、シリコン基板101の表面に自然酸化膜103が形成されたウエハを例に説明したが、シリコン基板101の表面に形成された膜は、高濃度HF溶液105に溶解する膜であれば自然酸化膜以外の膜であってもよい。たとえば、自然酸化膜以外の酸化膜とすることができる。また、自然窒化膜等の窒化膜としてもよい。これらの膜中に含まれる金属不純物についても、膜を高濃度HF溶液105に溶解させつつウエハから離脱させることができるため、確実に分析を行うことができる。
(実施例1)
本実施例では、ウエハ上に滴下したRuを種々のエッチング液を用いて回収し、その回収率をTXRF分析により評価した。既知量のRuを含む溶液を清浄なシリコンウエハの中央に滴下し、乾燥させたものを対照試料とした(試料1)。また、既知量のRuを含む溶液を清浄なシリコンウエハ上にまだらに滴下し、乾燥させた後、30〜50重量%のHF水溶液をウエハ上に滴下して、Ruをウエハの中央付近に回収し、乾燥させた(試料2)。試料2において、30〜50重量%のHF水溶液の代わりに50重量%のHF水溶液の蒸気をウエハ表面に散布してエッチングした後、純水をウエハ表面に滴下し、ウエハの中央付近に凝集させ、その後乾燥させた(試料3)。また、試料3において、純水に代えて王水をウエハ表面に滴下し、ウエハの中央付近に凝集させた後、蒸発乾燥させた(試料4)。これらの試料について、TXRF分析を行い、得られたRu量がウエハ表面に滴下したRu量に占める割合を回収率(%)として求めた。
表1は、以上の実験条件および回収率の結果をまとめたものである。表1より、30重量%のHF水溶液の液滴をウエハ上に滴下して回収した試料2において、84.0%という高い回収率が得られた。一方、高濃度のフッ化水素酸を用いた場合であっても、これを蒸気としてウエハ表面に供給した場合、回収率が低かった。純水を用いて回収を行った試料3では、Ruがウエハ表面に残存し、充分に回収することが困難であった。また、回収に王水を用いた試料4の場合には、Ruを含む液滴を回収することはできたが、これを乾燥させると、RuO4がウエハ上で飛散してしまい、Ruを含む凝集物を乾燥物として得ることが困難であった。
また、試料2では、ウエハ上のRuを1×108〜1×109atms/cm2程度の検出下限での高感度分析を行うことができた。従来のTXRF法では、Ruの測定感度は1×1010〜1×1011atms/cm2程度の検出下限であったのに対し、測定感度を顕著に向上させることができた。なお、Pt等の上記他の白金族元素についても、本実施例におけるRuの場合と同様に、同様の原理を用いれば、高濃度HF溶液を用いて自然酸化膜からリフトアウトし、シリコン基板への再付着を抑制することにより、分析を行うことができる。また、Zr、Hf、Y、およびLa等のhigh−k材料系でSiとの相互作用が比較的強い元素についても、同様の原理でウエハから離脱させ、シリコン基板への再付着を抑制し、測定できる。
Figure 2005249546
(実施例2)
本実施例では、実施例1に記載の方法を用いてウエハ上に滴下したCeの回収を行った。そして、回収率を回収方法および分析方法により比較した。既知量のCeを含む溶液を滴下し、乾燥させた後、30〜50重量%のHF水溶液をウエハ上に滴下して、Ceをウエハの中央付近に回収し、乾燥させた。得られた乾燥物のTXRF分析を行った(試料5)。また、試料5において、ウエハの中央付近に回収したHF水溶液のICPMS分析を行った(試料6)。また、試料5において、50重量%のHF水溶液の蒸気をウエハ表面に散布してエッチングした後、純水をウエハ表面に滴下し、ウエハの中央付近に凝集させた後乾燥し、TXRF分析を行った(試料7)。
その結果、試料5では、回収率が90%程度であったのに対し、試料6および試料7の回収率はそれぞれ17.4%および25.8%と低かった。Ceについても、30〜50重量%の高濃度HF水溶液をウエハ上に滴下し、これをウエハ上の所定の位置に回収することにより、HF水溶液中にCeを存在させ、濃縮させることができた。一方、試料6では、ICPMS分析を行ったため、HF水溶液に不溶なCeF3の測定を分析することができず、回収率が低下した。また、純水で回収を行った試料7では、上記例3の場合と同様に、回収が困難であった。
また、試料5では、Ceを1×108〜1×109atms/cm2程度を検出下限とする高感度で分析することができた。従来のTXRF法では、Ceの測定感度は1×1010〜1×1011atms/cm2程度の検出下限であったのに対し、測定感度を顕著に向上させることができた。なお、不溶物質を形成する他の金属元素についても、本実施例におけるCeの場合と同様に、高濃度HF溶液を用いて自然酸化膜からリフトアウトし、ウエハ上に集合させることにより、同様の原理を用いて分析することができる。
また、本発明の方法により、Ceおよび白金族金属を、検出下限1×108〜1×109atms/cm2程度のレベルで同時に分析することができた。
(比較例)
本比較例では、IPCMS法を用いてTiとFeの同時分析を行った。既知量のFeおよびTiをウエハ上に滴下し、回収方法の異なる以下の分析用試料を作製した。
試料7:50重量%のHF水溶液の蒸気をウエハ表面に散布してエッチングした後、純水をウエハ表面に滴下し、ウエハの中央付近に凝集させて回収した、
試料8:50重量%のHF水溶液の蒸気をウエハ表面に散布してエッチングした後、1〜5重量%のHFおよびH22の水溶液をウエハ表面に滴下し、ウエハの中央付近に凝集させて回収した。
図4〜図7は、回収した各試料のIPCMS測定結果を示す図である。図4および図5は、それぞれ試料7のFeおよびTiの測定結果を示す。図6および図7は、それぞれ試料8のFeおよびTiの測定結果を示す。なお、図4〜図7中の「VPD」は、HF蒸気分解を示す。
図4および図5より、純水を用いて回収することにより、Tiの測定結果が良好であることがわかるが、Feについては測定値にずれが生じた。これは、自然酸化膜の溶解時に生じるSi−Siの干渉によると考えられる。一方、図6および図7より、HF/H22溶液を用いて回収することにより、Feの測定結果が良好であることがわかるが、Tiについては低濃度領域の測定が困難であった。これは、Tiの測定がSiとHFとの間に生じるSiFHにより干渉されるためと考えられる。
本比較例の結果より、従来の方法では、FeとTiの両方を同時に高い精度、確度で測定することは困難であった。従来のTXRF分析におけるFeの検出下限は5×109atms/cm2であり、Tiの検出下限は5×1010atms/cm2であったが、これらを同時に測定する場合には、1×1011atms/cm2程度の検出限界であった。
これに対し、本発明の方法を用いれば、これらの元素の正確な同時測定が可能となる。たとえば、TiおよびFeの同時測定において、検出下限をいずれも1×109atms/cm2程度とする同時測定が可能となる。また、In等のHF水溶液に溶解するがIPCMSでは干渉により測定が困難である他の金属元素についても同時に測定を行うことができる。また、Co、Cu等のHF水溶液に可溶な他の第一遷移金属についてもこれらの元素および他の金属元素と同時に高感度で測定することができる。
実施の形態に係るウエハの金属元素の分析手順を説明する図である。 実施の形態に係るウエハの金属元素の分析手順を説明する図である。 実施の形態に係るウエハの金属元素の分析手順を説明する図である。 比較例に係るウエハの金属元素の分析結果を示す図である。 比較例に係るウエハの金属元素の分析結果を示す図である。 比較例に係るウエハの金属元素の分析結果を示す図である。 比較例に係るウエハの金属元素の分析結果を示す図である。
符号の説明
101 シリコン基板
103 自然酸化膜
105 高濃度HF溶液
107 回収棒
109 凝集物

Claims (8)

  1. 表面に酸化膜が形成された半導体ウエハ上に、フッ化水素酸の濃度が20重量%以上である液体を滴下し、前記酸化膜を溶解させつつ、前記半導体ウエハ中の金属元素を前記液体中に取り込むステップと、
    前記金属元素を取り込んだ前記液体を前記半導体ウエハ上で集合させるステップと、
    液体を集合させる前記ステップで集合させた前記液体を乾燥させて、前記半導体ウエハ上に前記金属元素の凝集物を得るステップと、
    前記半導体ウエハ上にX線を全反射する角度で入射し、前記半導体ウエハからの蛍光X線を検出して、前記金属元素の分析を行うステップと、
    を含むことを特徴とする分析方法。
  2. 請求項1に記載の分析方法において、前記半導体ウエハがシリコンウエハであることを特徴とする分析方法。
  3. 請求項1または2に記載の分析方法において、前記金属元素が、Ti、Fe、In、Ce、Zr、Hf、Y、La、Ru、Pt、Ir、Rh、Pd、およびOsからなる群から選択される1または2以上の元素を含むことを特徴とする分析方法。
  4. 請求項1乃至3いずれかに記載の分析方法において、金属元素の分析を行う前記ステップは、下記群(i)に含まれる少なくとも一種の元素および群(ii)に含まれる少なくとも一種の元素を同時に分析することを特徴とする分析方法。
    (i)Ti、FeおよびIn
    (ii)Ce、Zr、Hf、Y、La、Ru、Pt、Ir、Rh、Pd、およびOs
  5. 請求項1乃至4いずれかに記載の分析方法において、前記液体中の前記フッ化水素酸の濃度が40重量%以上であることを特徴とする分析方法。
  6. 請求項1乃至5いずれかに記載の分析方法において、金属元素の凝集物を得る前記ステップは、金属元素の分析を行う前記ステップにおいて前記半導体ウエハの表面に照射される前記X線のスポット内に包含される前記凝集物を得るステップを含むことを特徴とする分析方法。
  7. 請求項1乃至6いずれかに記載の分析方法において、前記金属元素は、前記半導体ウエハの表面に付着した金属不純物に含有される金属元素であることを特徴とする分析方法。
  8. 請求項7に記載の分析方法において、前記金属不純物が前記液体に溶解しない成分を含むことを特徴とする分析方法。
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