JP6354740B2 - 車両用サンバイザ - Google Patents

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Description

本発明は、車両用サンバイザに関する。
フレーム部材が内設されて板状に形成されたサンバイザ本体部において、回動の中心となる長辺側縁部のほぼ中間部位から、その長辺側縁部と対向する長辺側縁部へと広がる中間領域を、他の領域よりも低剛性に形成したサンバイザ構造は、従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。このサンバイザ構造によれば、車両の前面衝突時に乗員が前方へ慣性移動したときには、その乗員の頭部が、サンバイザ本体部の中間領域に衝突するので、その頭部が受ける衝撃力を緩和することができる。
特開平5−85166号公報
しかしながら、車両の斜め衝突時に乗員が斜め前方へ慣性移動したときには、その乗員の頭部が、サンバイザの回動の中心となる長辺側縁部に衝突する可能性があり、その場合には、頭部が受ける衝撃力を緩和することが難しくなる。
そこで、本発明は、車両の斜め衝突時に乗員が斜め前方へ慣性移動しても、乗員の頭部が受ける衝撃力を緩和できる車両用サンバイザを得ることを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載の車両用サンバイザは、車幅方向に延在する略矩形板状に形成されるとともに、一方の長辺側縁部が車室内の天井における前部に車幅方向内側へ延在するように設けられた円柱状の支持ロッドに回動可能に支持され、他方の長辺側縁部が車体後方側へ回動されることにより、前記天井に回動可能に配置されたバニティミラーの車体下方側で前記天井に沿った格納姿勢を取るサンバイザ本体と、格納姿勢を取った前記サンバイザ本体の下面に形成され、車幅方向から見た側面視で略「V」字状とされることで車体下方側へ突出する突出部と、を備え車幅方向から見た側面視で、前記支持ロッドの車体上方側へ屈曲された上端部が、車幅方向に延在するルーフヘッダの車体後方側端部に取り付けられるとともに、格納姿勢を取った前記サンバイザ本体の前記突出部が、前記支持ロッドよりも車体下方側で、かつ車両の衝突時に移動する乗員の頭部の移動軌跡よりも車体上方側に配置されている
請求項1に記載の発明によれば、格納姿勢を取ったサンバイザ本体の下面に、車幅方向から見た側面視で車体下方側へ突出する突出部が形成されている
すなわち、その突出部は、車幅方向から見た側面視で、サンバイザ本体が略「V」字状とされることで形成されている。そして、その突出部は、支持ロッドよりも車体下方側で、かつ車両の衝突時に移動する乗員の頭部の移動軌跡よりも車体上方側に配置されている
したがって、車両の斜め衝突時に乗員が斜め前方へ慣性移動しても、また、車両の前面衝突時に乗員が前方へ慣性移動しても、乗員の頭部は、サンバイザ本体の突出部から離され、サンバイザ本体の回動の中心となる一方の長辺側縁部に衝突するのが回避される。よって、乗員の頭部が受ける衝撃力が緩和される。
また、乗員の頭部が突出部に衝突しても、サンバイザ本体が車体上方側へ弾性変形して、その衝撃力を吸収する。よって、乗員の頭部が受ける衝撃力がより効果的に緩和される。
更に、車室内の天井に、サンバイザ本体とは別体とされたバニティミラーが回動可能に設けられている。
したがって、サンバイザ本体に、バニティミラーが一体的に設けられている構成に比べて、サンバイザ本体を薄く形成することができる。よって、乗員が斜め前方へ慣性移動したときでも、また、乗員が前方へ慣性移動したときでも、乗員の頭部が、サンバイザ本体に衝突するのが回避される。
また、車室内の天井における前部には、車幅方向内側へ延在してサンバイザ本体の一方の長辺側縁部を回動可能に支持する支持ロッドが設けられており、車幅方向から見た側面視で、支持ロッドの車体上方側へ屈曲された上端部が、車幅方向に延在するルーフヘッダの車体後方側端部に取り付けられている
したがって、その支持ロッドの上端部が、ルーフヘッダの車体前後方向略中央部に取り付けられている構成に比べて、格納姿勢を取ったサンバイザ本体を、車体後方側に配置することができる
って、乗員が斜め前方へ慣性移動したときでも、また、乗員が前方へ慣性移動したときでも、乗員の頭部が、サンバイザ本体に衝突するのが回避される。
請求項1に係る発明によれば、車両の斜め衝突時に乗員が斜め前方へ慣性移動しても、乗員の頭部が受ける衝撃力を緩和することができる。
また、請求項に係る発明によれば、乗員の頭部が、サンバイザ本体に衝突するのを回避させることができる。
第1実施形態に係る車両用サンバイザを備えた車両の天井の前部を示す縦断面図である。 第1実施形態に係る左前席側の格納姿勢を取ったサンバイザを車体下方側から見て示す拡大底面図である。 第2実施形態に係る車両用サンバイザを備えた車両の天井の前部を示す図1に対応する縦断面図である。 第3実施形態に係る車両用サンバイザを備えた車両の天井の前部を示す図1に対応する縦断面図である。 第4実施形態に係る車両用サンバイザを備えた車両の天井の前部を示す図1に対応する縦断面図である。
以下、本発明に係る実施の形態について、図面を基に詳細に説明する。なお、説明の便宜上、各図において適宜示す矢印UPを車体上方向、矢印FRを車体前方向、矢印OUTを車幅方向外側とする。また、以下の説明で、特記することなく上下、前後、左右の方向を記載した場合は、車体上下方向の上下、車体前後方向の前後、車体左右方向(車幅方向)の左右を示すものとする。
<第1実施形態>
まず、第1実施形態に係る車両用サンバイザ(以下、単に「サンバイザ」という場合がある)30について説明する。図1に示されるように、車両10は、天井12の骨格を構成する金属製のパネル材であるルーフパネル14と、ルーフパネル14の車体下方側(車室S側)に配置され、ルーフパネル14と共に天井12を構成するルーフヘッドライニング16と、を有している。
ルーフヘッドライニング16は、天井12の車室S側の意匠面を形成する樹脂製のパネル材であり、ルーフパネル14と車体上下方向に対向して配置されている。そして、ルーフヘッドライニング16の前部には、後述する格納姿勢を取ったサンバイザ30が車体下方側(車室S側)へ突出しすぎないようにするために、車体上方側へ凹んだ収納凹部16Aが形成されている。
また、ルーフパネル14の前端下部には、車幅方向に延在する金属製のルーフヘッダ20が設けられている。ルーフヘッダ20は、車幅方向から見た縦断面視で、略ハット型形状に形成されたアッパヘッダ22と、略ハット型形状に形成されたロアヘッダ24と、で構成されており、互いのフランジ部22A、24Aがスポット溶接等によって接合されることで閉断面形状に形成されている。
そして、アッパヘッダ22の車体前方側のフランジ部22Aにルーフパネル14の前端部14Fが車体上方側から接合され、そのルーフパネル14の前端部14Fにウインドシールドガラス18の上端部18Uがシール部材(図示省略)を介して車体上方側から接合されている。
また、ロアヘッダ24の車幅方向外側で、かつ車体前後方向略中央部には、サンバイザ30を回動可能に支持する樹脂製(又は金属製でもよい)の支持ロッド26の上端部26Uが回転可能に取り付けられている。
図2に示されるように、支持ロッド26は、円柱状に形成されて車幅方向内側へ延在されており、その車幅方向外側端部が車体上方側へ屈曲成形されて上端部26Uとされている。そして、その上端部26Uが、図1に示されるように、ルーフヘッドライニング16の収納凹部16Aにおける車幅方向外側で、かつ車体前方側に形成された貫通孔に挿入され、ロアヘッダ24の下面に回転可能に取り付けられている。
なお、図2に示されるように、ルーフヘッドライニング16の収納凹部16Aにおける車幅方向内側で、かつ車体前方側には、車幅方向から見た側面視(縦断面視)で車体後方側が開放側となる略「C」字状とされた樹脂製のフック部材28が設けられている。このフック部材28に、サンバイザ30に形成された後述する連結部38が車体後方側から嵌合されるようになっている。
図1、図2に示されるように、サンバイザ30は、車幅方向に延在する略矩形板状に形成されたサンバイザ本体32を有している。なお、サンバイザ本体32は、一例として樹脂製の板状部材がカバー部材で覆われることによって構成されている。そして、サンバイザ本体32の一方の長辺側縁部(以下「回動支点部」という)32Aの車幅方向外側端部には、車幅方向内側へ延在する支持ロッド26が挿入される穴部34が形成されている。
また、サンバイザ本体32の回動支点部32Aの車幅方向内側端部近傍には、車体下方側から見た底面視で略矩形状とされた貫通孔36が形成されており、その貫通孔36の回動支点部32A側には、車幅方向が軸方向となる略円柱状の連結部38が一体に形成されている。そして、この連結部38が、フック部材28に脱着可能に、かつ回転可能に嵌合される構成になっている。
したがって、サンバイザ本体32は、回動支点部32Aの車幅方向外側端部が支持ロッド26に回動可能に支持され、回動支点部32Aの車幅方向内側端部近傍(連結部38)がフック部材28に回動可能に支持されることにより、他方の長辺側縁部(以下「回動操作部」という)32Bが、支持ロッド26及び連結部38を中心に、車体前後方向へ回動可能となる構成になっている。
なお、回動操作部32Bが車体後方側へ回動されて、サンバイザ本体32がルーフヘッドライニング16の収納凹部16A(天井12)に沿って配置された状態(図1に示す状態)を、サンバイザ30の格納姿勢(格納状態)とする。また、図示しないが、回動操作部32Bが車体前方側へ回動されて、サンバイザ本体32がウインドシールドガラス18の上部を乗員Pの視線から隠す状態を、サンバイザ30の使用姿勢(使用状態)とする。
更に、サンバイザ30は、フック部材28から連結部38を外し、支持ロッド26の上端部26Uを中心にサンバイザ本体32を車幅方向外側へ回動させることで、フロントドアガラス(図示省略)の上部を乗員Pの視線から隠す状態も取ることができるようになっている。この状態も、サンバイザ30の使用姿勢(使用状態)である。
また、格納姿勢を取ったサンバイザ本体32の下面で、かつ車体前後方向中央部と回動支点部32Aとの間には、車幅方向から見た側面視(縦断面視)で車体下方側へ突出する突出部33が形成されている。この突出部33は、サンバイザ本体32が、車幅方向から見た側面視(縦断面視)で略「V」字状とされることで形成されており、鈍角状に車体下方側へ突出している。
なお、格納姿勢を取ったサンバイザ本体32の上面側には、バニティミラー(図示省略)が一体的に設けられている。そして、その格納姿勢を取ったサンバイザ本体32の上面側には、バニティミラーを使用しないときに、そのバニティミラーを閉じておける開閉蓋(図示省略)が設けられている。
以上のような構成とされた第1実施形態に係る車両用サンバイザ30において、次にその作用について説明する。
格納姿勢を取ったサンバイザ30におけるサンバイザ本体32の下面には、車体下方側へ突出する突出部33が形成されている。したがって、車両10が斜め衝突した際に、乗員Pが斜め前方へ慣性移動すると、その乗員Pの頭部Hは、サンバイザ本体32の下面に形成された突出部33に衝突する。
乗員Pの頭部Hがサンバイザ本体32の突出部33に衝突すると、その突出部33により、乗員Pの頭部Hが車体前方下側へサンバイザ本体32によって案内される。これにより、乗員Pの頭部Hが、サンバイザ本体32の回動中心となる回動支点部32A、即ち支持ロッド26やフック部材28に衝突する(引っ掛かる)のを回避させることができる。つまり、このサンバイザ30によれば、乗員Pの頭部Hが受ける衝撃力を緩和することができる。
また、乗員Pの頭部Hが突出部33に衝突すると、サンバイザ本体32が車体上方側へ弾性変形して、乗員Pの頭部Hがサンバイザ本体32を介してルーフヘッドライニング16(天井12)に底付く前に、その衝撃力を効果的に吸収する。したがって、乗員Pの頭部Hが受ける衝撃力をより効果的に緩和することができ、その乗員Pの頭部Hを保護することができる。なお、車両10の前面衝突時においても、同様の作用効果が得られる。
また、格納姿勢を取ったサンバイザ本体32の下面に、車幅方向から見た側面視(縦断面視)で車体下方側へ突出する突出部33を形成したため、格納姿勢を取ったサンバイザ本体32の回動支点部32A側を乗員Pから見え難くすることができる。よって、乗員P側から見たサンバイザ30周りの見栄えを向上させることができる。
また、第1実施形態に係る車両用サンバイザ30によれば、サンバイザ本体32の形状を工夫するだけで、車両10が斜め衝突したときに乗員Pが斜め前方へ慣性移動しても、また、車両10が前面衝突したときに乗員Pが前方へ慣性移動しても、乗員Pの頭部Hを保護することができる。したがって、車両10の天井12にエアバッグ等の乗員保護装置を別途設ける構成に比べて、製造コストが安価で済む利点がある。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態に係る車両用サンバイザ30について説明する。なお、上記第1実施形態と同等の部位には、同じ符号を付して詳細な説明(共通する作用を含む)は、適宜省略する。
図3に示されるように、この第2実施形態に係る車両用サンバイザ30では、ルーフヘッダ20のロアヘッダ24に対する支持ロッド26の取付位置が異なっている点だけが、上記第1実施形態と異なっている。すなわち、この第2実施形態における支持ロッド26の上端部26Uは、ロアヘッダ24の車幅方向外側で、かつ車体後方側端部(フランジ部24Aを除く)に回転可能に取り付けられている。
したがって、支持ロッド26の上端部26Uが、ロアヘッダ24の車幅方向外側で、かつ車体前後方向略中央部に取り付けられている構成に比べて、格納姿勢を取ったサンバイザ本体32は、車体後方側に配置される。よって、車両10の斜め衝突時に乗員Pが斜め前方へ慣性移動したときや、車両10の前面衝突時に乗員Pが前方へ慣性移動したときに、その乗員Pの頭部Hの移動軌跡から、サンバイザ30を離すことができる。
つまり、この第2実施形態に係る車両用サンバイザ30によれば、車両10の斜め衝突時に乗員Pが斜め前方へ慣性移動しても、また、車両10の前面衝突時に乗員Pが前方へ慣性移動しても、乗員Pの頭部Hが、サンバイザ本体32や、サンバイザ本体32の回動中心となる回動支点部32A、即ち支持ロッド26やフック部材28に衝突する(引っ掛かる)のを回避させることができる。
<第3実施形態>
次に、第3実施形態に係る車両用サンバイザ(以下、単に「サンバイザ」という場合がある)40について説明する。なお、上記第1実施形態及び第2実施形態と同等の部位には、同じ符号を付して詳細な説明(共通する作用を含む)は、適宜省略する。
図4に示されるように、この第3実施形態に係る車両用サンバイザ40では、サンバイザ本体42が、上記第1実施形態や第2実施形態のサンバイザ本体32よりも薄く形成されている点だけが、上記第2実施形態と異なっている。すなわち、この第3実施形態に係る車両用サンバイザ40では、突出部33と同様の突出部43が形成されるが、バニティミラー44がサンバイザ本体42に設けられない構成となっている。
詳細に説明すると、ルーフヘッドライニング16の収納凹部16Aの後端部(支持ロッド26よりも車体後方側)には、更に車体上方側へ略矩形状に凹んだ組込凹部16Bが形成されている。組込凹部16Bの車幅方向の長さは、サンバイザ40の車幅方向(延在方向)の長さよりも短くされており、バニティミラー44は、その組込凹部16B内に配置されている。
なお、バニティミラー44が組込凹部16B内に配置されている状態が、バニティミラー44の格納状態であり、以下の説明において、バニティミラー44に対して「前」、「後」、「上」の表現をした場合には、その格納状態が基準となっている。
バニティミラー44は、略平板状とされた樹脂製の本体部46を有しており、その本体部46の上面にミラー(図示省略)が貼り付けられている。そして、本体部46の前端部における車幅方向両側には、車体上方側へ突出する縦壁部46Aが一体に形成されており、その縦壁部46Aの外面には、車幅方向外側へ突出する円柱状の回動軸48が一体に形成されている。
一方、組込凹部16Bの前端部における車幅方向両側の側壁には、回動軸48が挿入可能な嵌合孔(図示省略)が形成されている。したがって、回動軸48が、その嵌合孔に回転可能に軸支されることで、バニティミラー44(本体部46)の後端部が、その回動軸48を回動中心として車体前後方向に回動可能となる構成になっている。
なお、組込凹部16Bは、ルーフヘッダ20の車体後方側に形成されており、サンバイザ本体42を支持する支持ロッド26の上端部26Uは、ロアヘッダ24の車幅方向外側で、かつ車体後方側端部に回転可能に取り付けられている。そのため、バニティミラー44を使用するときには、まずサンバイザ40の後端部を車体前方側へ回動させるようになっている。
このように、第3実施形態に係る車両用サンバイザ40では、バニティミラー44がサンバイザ本体42とは、別体で設けられる構成であるため、そのサンバイザ本体42の板厚を、上記第1実施形態及び第2実施形態におけるサンバイザ本体32の板厚よりも薄く形成することができる。
したがって、車両10の斜め衝突時に乗員Pが斜め前方へ慣性移動しても、また、車両10の前面衝突時に乗員Pが前方へ慣性移動しても、その乗員Pの頭部Hの移動軌跡から、突出部43を有するサンバイザ40を離すことができる。そして、格納姿勢を取ったサンバイザ本体42の回動支点部42A側を乗員Pから見え難くすることができるため、乗員P側から見たサンバイザ40周りの見栄えを向上させることができる。
<第4実施形態>
次に、第4実施形態に係る車両用サンバイザ(以下、単に「サンバイザ」という場合がある)50について説明する。なお、上記第1実施形態〜第3実施形態と同等の部位には、同じ符号を付して詳細な説明(共通する作用を含む)は、適宜省略する。
図5に示されるように、この第4実施形態に係る車両用サンバイザ50では、格納姿勢を取ったサンバイザ本体52の上面が、車幅方向から見た側面視(縦断面視)で平坦面とされ、サンバイザ本体52の内部に、エネルギー吸収部材54が設けられている点だけが、上記第2実施形態と異なっている。
エネルギー吸収部材54としては、例えばウレタンフォーム等が考えられ、そのエネルギー吸収部材54がカバー部材56で覆われることでサンバイザ本体52が構成されている。そして、格納姿勢を取ったサンバイザ本体52の下面で、かつ車体前後方向中央部と回動支点部52Aとの間には、車幅方向から見た側面視(縦断面視)で車体下方側へ突出する突出部53が形成されている。
なお、この第4実施形態に係る車両用サンバイザ50も、上記第3実施形態と同様に、バニティミラー44がサンバイザ本体52に設けられない構成となっている。すなわち、バニティミラー44は、上記第3実施形態と同様に、組込凹部16B内に回動可能に配置される構成になっている。
このような構成とされた第4実施形態に係る車両用サンバイザ50では、格納姿勢を取ったサンバイザ本体52の上面が平坦面とされていることから、その上面が組込凹部16Bよりも車幅方向外側及び車幅方向内側のルーフヘッドライニング16(天井12)に接触することにより、車体上方側への移動が阻止されている。
したがって、乗員Pの頭部Hが、サンバイザ本体52の突出部53に衝突したときには、サンバイザ本体52に内蔵されているエネルギー吸収部材54によって、その衝撃力が効果的に吸収される。つまり、このサンバイザ50によれば、乗員Pの頭部Hが受ける衝撃力をより効果的に緩和させることができ、その乗員Pの頭部Hを保護することができる。
以上、本実施形態に係る車両用サンバイザ30、40、50について、図面を基に説明したが、本実施形態に係る車両用サンバイザ30、40、50は、図示のものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、適宜設計変更可能なものである。例えば、突出部33、43、53の車幅方向から見た縦断面形状は、図示の鈍角状に限定されるものではなく、円弧状とされていてもよい。
また、第1実施形態及び第2実施形態における突出部33と、第3実施形態における突出部43は、それぞれサンバイザ本体32、42が、車幅方向から見た側面視(縦断面視)で略「V」字状とされることで形成される構成に限定されるものではない。また、第4実施形態において、格納姿勢を取ったサンバイザ本体52の車体上方側への移動を阻止できる構成であれば、格納姿勢を取ったサンバイザ本体52の上面が、車幅方向から見た側面視(縦断面視)で平坦面とされていなくてもよい。
また、第3実施形態及び第4実施形態における支持ロッド26の上端部26Uは、第2実施形態と同様に、ロアヘッダ24の車幅方向外側で、かつ車体後方側端部に回転可能に取り付けられているが、これに限定されるものではない。すなわち、第3実施形態及び第4実施形態における支持ロッド26の上端部26Uは、第1実施形態と同様に、ロアヘッダ24の車幅方向外側で、かつ車体前後方向略中央部に回転可能に取り付けられていてもよい。
12 天井
20 ルーフヘッダ
26 支持ロッド
26U 上端部
30 車両用サンバイザ
32 サンバイザ本体
32A 回動支点部(一方の長辺側縁部)
32B 回動操作部(他方の長辺側縁部)
33 突出部
40 車両用サンバイザ
44 バニティミラー
50 車両用サンバイザ
52 サンバイザ本体
54 エネルギー吸収部材
S 車室

Claims (1)

  1. 車幅方向に延在する略矩形板状に形成されるとともに、一方の長辺側縁部が車室内の天井における前部に車幅方向内側へ延在するように設けられた円柱状の支持ロッドに回動可能に支持され、他方の長辺側縁部が車体後方側へ回動されることにより、前記天井に回動可能に配置されたバニティミラーの車体下方側で前記天井に沿った格納姿勢を取るサンバイザ本体と、
    格納姿勢を取った前記サンバイザ本体の下面に形成され、車幅方向から見た側面視で略「V」字状とされることで車体下方側へ突出する突出部と、
    を備え
    車幅方向から見た側面視で、前記支持ロッドの車体上方側へ屈曲された上端部が、車幅方向に延在するルーフヘッダの車体後方側端部に取り付けられるとともに、格納姿勢を取った前記サンバイザ本体の前記突出部が、前記支持ロッドよりも車体下方側で、かつ車両の衝突時に移動する乗員の頭部の移動軌跡よりも車体上方側に配置されている車両用サンバイザ。
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