JP2017109703A - 車両室内構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】乗員に対する衝撃吸収性能を確保しつつサイドエアバッグの展開性能を向上するうえで有利な車両室内構造を提供する。
【解決手段】フロントドア2の車室側にはドアトリム21,22が装着され、センターピラー11の車室側にはセンターピラートリム4が装着されており、ドアトリム21,22にはアームレスト23が設けられ、フロントシート5は、シートクッション51およびシートバック52を有し、前記センターピラー11に隣接した前記シートバック52の側部にサイドエアバッグ6が格納されている車両室内構造において、前記センターピラートリム4の裏面に、前記サイドエアバッグ6の格納位置の下端と等高またはそれより低位置にある下端と、前記アームレスト23と略等高位置にある上端との間に延びるリブ格子状結合からなる補強構造44が一体に形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両室内構造に関し、さらに詳しくは、センターピラーの室内側に装着されたセンターピラートリムおよびその周辺の構造に関するものである。
従来、車両室内構造は、プレス成形された金属製パネル部品を溶接して車体構造が形成され、その室内側表面に樹脂成形品からなる内装部品が装着されている。このような内装部品は、裏面側に複数のリブが形成され、適度な剛性および衝撃吸収性が得られるようにしている。例えば、特許文献1には、センターピラーの室内側に装着された内装部品(ピラーガーニッシュ、ガーニッシュアッパー)の裏側に乗員側方の衝撃吸収構造として複数の板状リブを設けることが開示されている。
一方、車両側方から作用する外力に対する衝撃吸収を目的として、シートバックの側部から車両室内側面前方に展開するサイドエアバックが設置される場合がある。例えば、特許文献2には、前方に展開するサイドエアバックと干渉しないシートバックフレーム構造が開示されている。
特開2003−118501号公報 特開2008−212397号公報
シートバックの側部に格納されたサイドエアバッグは、車両室内側面に位置した内装部品、特にシートバックに隣接したセンターピラートリムに接触しながら前方に展開するように設定されている。しかし、エアバックの展開衝撃は大きいため、センターピラートリムの剛性が不足する場合、展開に必要なエネルギーがセンターピラートリムの変形で吸収されると、狙い通りの展開範囲や展開速度が得られない虞がある。
本発明はこのような実状に鑑みてなされたものであって、その目的は、乗員に対する衝撃吸収性能を確保しつつサイドエアバッグの展開性能を向上するうえで有利な車両室内構造を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、車体側部にフロントドア(2)とその後方にセンターピラー(11)を備え、それらの車室内中央側にフロントシート(5)が配設されており、前記フロントドアの車室側にはドアトリム(21,22)が装着され、前記センターピラーの車室側にはセンターピラートリム(4)が装着されており、前記ドアトリムにはアームレスト(23)が設けられ、前記フロントシートは、シートクッション(51)およびシートバック(52)を有し、前記センターピラーに隣接した前記シートバックの側部にサイドエアバッグ(6)が格納されている車両室内構造において、
前記センターピラートリム(4)の裏面に、前記サイドエアバッグ(6)の格納位置の下端と等高またはそれより低位置にある下端と、前記アームレスト(23)と略等高位置にある上端との間に延びるリブ格子状結合からなる補強構造(44)が一体に形成されていることを特徴とする。
本発明に係る車両室内構造は、上述の通り構成されているので、以下に記載されるような効果を有する。
車両側方から外力が作用し、サイドエアバックがシートバックから展開する際に、サイドエアバックの初期展開領域に隣接したセンターピラートリム部分の剛性が補強構造によって向上され、センターピラートリムの無用な変形が抑制されることで、サイドエアバックに狙い通りの展開軌跡を確保できる。
一方、サイドエアバックの初期展開領域より上方の部分にはリブ格子状結合からなる補強構造は形成されておらず、サイドエアバックの非作動時における乗員に対する衝撃吸収性能、特に乗員の胸部にかけての部分に隣接した領域の衝撃吸収性能を良好に維持できる。
なお、上記のように構成されたセンターピラートリムは、サイドエアバックが設定されない仕様に用いられる場合には、乗員の腰部に隣接した領域にリブ格子状結合からなる補強構造が形成され、この部分の剛性が向上されていることにより、車両側方からの衝撃荷重に対して乗員の腰部を先行して室内側に押し込むことができ、サイドエアバックの有無に関わらず、衝突性能を向上させるうえで有利である。
本発明の好適な態様では、前記センターピラートリム(4)は、前記フロントドア(2)の開口を画成する前記センターピラー(11)のフランジ部(11a)の車外側に係合する側縁部(4a)を有し、前記補強構造(44)は、前記側縁部(4a)に隣接した前記センターピラートリム裏面の車両前方側隅部に形成され、かつ、前記フランジの車室側の面に沿う縁部(44b)を有する。この態様では、センターピラートリムの前方側隅部の剛性が高められることで、衝撃吸収性能を確保しつつセンターピラートリム意匠面の撓みを抑制でき、サイドエアバックの展開性能を確保するうえでも有利である。
本発明の他の好適な態様では、前記補強構造が形成された位置の表面側となる前記センターピラートリム(4′)の意匠面が、前記フロントドア(2)の閉鎖状態で隣接する前記ドアトリムの意匠面(21)と車幅方向の位置(L)が同一または前記ドアトリムの意匠面(21)よりも車室側に張出しているので、サイドエアバッグが展開時に、センターピラートリム意匠面からフロントドアトリム意匠面側にサイドエアバッグが案内され、良好な展開性能を得るうえで有利である。
本発明の他の好適な態様では、前記補強構造が形成された位置の表面側となる前記センターピラートリム(4)の意匠面は、前記フロントドア(2)の閉鎖状態で隣接する前記ドアトリム(21)の意匠面と同等またはそれ以上の剛性を有しているので、サイドエアバッグが展開時に、センターピラートリム意匠面からフロントドアトリム意匠面側にサイドエアバッグが案内され、良好な展開性能を得るうえで有利である。
本発明実施形態の車両室内構造を室内中央側から見た側面図である。 本発明実施形態の車両室内構造を室内中央側から見た斜視図である。 図1のX−X断面図である。 本発明実施形態のセンターピラートリムを裏面側から見た斜視図である。 フロントシートがリアモースト位置(a)、中間位置(b)の各位置にある場合におけるサイドエアバック展開初期の挙動を示す図1のX−X断面図である。 フロントシートがリアモースト位置(a)、中間位置(b)の各位置にある場合にサイドエアバック非搭載車両に側方から外力が作用した場合の挙動を示す図1のX−X断面図である。 図1のX−X要部拡大断面図である。 本発明の他の実施形態の車両室内構造を示す図1のX−X断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1〜図3は、車体側部にフロントドア2、リアドア3を備えた車両1の室内側部を示している。フロントドア2とリアドア3の中間には車体構造の一部を構成するセンターピラー11が立設され、センターピラー11の車室側にはセンターピラートリム4が装着されている。
センターピラー11は、図3に示すように、アウターパネル12とインナーパネル13を、それらの間にリンフォースメント14を介して、車体のフロントドア開口を画成するフランジ部11aおよび車体のリアドア開口を画成するフランジ11bにて溶接して一体とすることで閉断面構造に形成されている。
センターピラートリム4は、樹脂成形品で構成され、例えば、表皮材を型内にインサートした状態で発泡成形によるクッション層や射出成形による支持層を一体に形成した複合成形品からなり、図示例では、センターピラートリム4は上下に分割されており、センターピラー11の上部にはセンターピラートリムアッパー46が装着されている。
センターピラートリム4は、図4に示すように、センターピラー11の形状に対応した主部41、その下端から前方に延出した前側接続部42、後方に延出した後側接続部43から主に構成されている。主部41の前方側から前側接続部42にかけて、センターピラー11のフランジ11aの外側に係合可能な前縁部4aが形成され、主部41の後方側から後側接続部43にかけて、センターピラー11のフランジ11bの外側に係合可能な後縁部4bが形成されており、図3に示すように、室内側に膨出したやや扁平な断面C字状をなしており、インナーパネル13との間に緩衝および断熱のための空間が形成されている。
フロントドア2を構成するドアパネル20の車室側にはフロントドアトリム21が装着されており、フロントドアトリム21の中央部にはアームレスト23が設けられている。図示例では、アームレスト23を含むフロントドアトリム21の中央ないし下側部分は別部材22で構成されている。フロントドアトリム21も樹脂成形品で構成され、例えば、表皮材、クッション層、支持層を一体に形成した複合成形品から構成される。
フロントドア2およびセンターピラー11の車室内中央側には、フロントシート5が配設されている。フロントシート5は、シートクッション52とシートバック53を備えており、シートバック53は、その下端部においてリクライニング機構を備えたヒンジ部50を介して支持フレーム54の後部に取付けられ、前方に倒伏可能かつ後方に傾倒可能に構成されている。
シートクッション52を支持する支持フレーム54の下部は、左右一対のスライドレール55のアッパーレール55aに固定され、スライドレール55のロアレール55bが車体フロア上に固定されることで、スライドレール55を介して前後方向に摺動可能に支持されるとともに、任意の摺動位置にロックするためのスライドロック機構を備えている。
すなわち、ロアレール55bに設けた位置固定用ラックに係脱可能なロック機構がアッパーレール55aに設けられ、バー55cを引いてロックを解除することにより、フロントシート5はスライドレール5上で摺動可能となり、バー55cを離すことでフロントシート5がロックされるように構成されている。
シートバック52のセンターピラー11に隣接した側部には、図2および図3に示すように、サイドエアバッグ装置6が搭載されている。サイドエアバッグ装置6は、袋状のエアバッグ本体61およびインフレータなどから構成され、エアバッグ本体61は折り畳まれた状態で、サイドエアバッグ装置6の筐体内に格納されている。
そして、図示しないセンサが側面衝突など外力を検知した場合に、インフレータが発生するガスがエアバッグ本体61内に送り込まれ、図1および図3に示すように、エアバッグ本体61がセンターピラートリム4およびフロントドアトリム21の意匠面に沿って車両室内側部に展開される。したがって、シートバック52に隣接したセンターピラートリム4は、エアバック本体61の展開衝撃を受けることになる。そこで、本発明に係るセンターピラートリム4は、以下に述べるような補強構造44が設けられている。
補強構造44は、図4および図7に示すように、センターピラートリム4の前縁部4aに隣接した裏面の車両前方側隅部に一体に形成されており、上下方向に延びる縦方向リブ44aと、該縦方向リブと交差する略水平方向に配向された複数の横方向リブ44bとが格子状に組み合されたリブ格子状結合からなる。図1に示す例では、補強構造44は、乗員10の腰部に隣接して、アームレスト23と略等高位置にある上端と、シートクッション51の側部と略等高位置にある下端との間に延びているが、補強構造44の下端は、サイドエアバッグ61の格納位置の下端以下であれば良い。
補強構造44の横方向リブ44bは、図7に示すように、センターピラー11のフランジ11aの車室側の面に沿う縁部44cを有しており、センターピラートリム4がセンターピラー11に装着された状態では、センターピラートリム4の前縁部4aと横方向リブ44bの縁部44cの間に、センターピラー11のフランジ11aが挟入される。
上記以外の補強構造としては、センターピラートリム4の裏面の略中央に上下方向に延びる3条の補強リブ45と、主部41の上端4cの裏面側に延出したフランジ、さらには、補強構造44の上方および下方の車両前方側隅部に横方向リブが形成されている。このような横方向リブは車両後方側の隅部に形成されていても良い。
次に、上記実施形態に基づく作用について図面を参照しながら説明する。
図5(a)は、フロントシート5がリアモースト位置(5rm)にある場合におけるエアバック本体61の展開初期の挙動を示している。サイドエアバック装置6に折り畳まれた状態で格納されていたエアバッグ本体61は、シートバック52側部(表皮合わせ部)を破って側部前方に展開すると、センターピラートリム4に突き当てられるが、補強構造44によって剛性が確保されたセンターピラートリム4で案内され、センターピラートリム4からフロントドアトリム21の意匠面に沿って車両室内の側部前方に展開され、狙い通りの展開軌跡が得られる。
特に、前側隅部に配設された補強構造44の縁部44cがピラーパネル11のフランジ11aに当接することによって、フロントドアトリム21のアームレスト23に係る突出部分の手前でのセンターピラートリム4の変形が抑制されることで、エアバッグ本体61がセンターピラートリム4からフロントドアトリム21側に抵抗なく展開できる一方、センターピラートリム4の中央部付近には緩衝性が確保される利点がある。
図5(b)に示されるように、フロントシート5が中間位置(5fm)にある場合にも、前側隅部に配設された補強構造44によって剛性が確保されたセンターピラートリム4でエアバッグ本体61が案内され、前記同様の展開軌跡が得られる。
上記のような観点から、図8に示すように、補強構造44が形成される範囲におけるセンターピラートリム4′の意匠面が、その前方Fwに隣接するフロントドアトリム21(アームレスト23)の意匠面と、車幅方向Wの位置Lが同一であるか、または車室側に張出していても良い。また、補強構造44が形成される範囲におけるセンターピラートリム4の意匠面が、その前方Fwに隣接するフロントドアトリム21の意匠面と同等またはそれ以上の剛性を有していても良い。
一方、本発明に係るセンターピラートリム4の補強構造44は、サイドエアバック搭載車両のみならず、サイドエアバック非搭載車両における乗員保護にも有効である。
図6(a)は、フロントシート5がリアモースト位置(5rm)にあるサイドエアバック非搭載車両に側方から外力Fが作用した場合の挙動を示している。外力Fの作用によって、フロントドア2およびセンターピラー11が車両室内側に変位すると、これらの室内側装着されたセンターピラートリム4が、図中F′で示されるように、フロントシート5のシートバック52の側部に当接し、シートバック52と共に乗員の腰部(重心付近)を他の部位に先行して室内側に押し込み、乗員への衝撃を緩和させることができる。
特に、補強構造44がアームレスト23と略等高位置にある上端から、シートクッション51の側部と略等高位置にある下端の間に延びているので、乗員の腰部から胸部にかけての衝撃を緩和させ、安全値を高めるうえで有利である。
また、図6(b)に示されるように、フロントシート5が中間位置(5fm)にある場合にも、センターピラー11の室内側装着されたセンターピラートリム4が、図中F′で示されるように、シートバック52の側部を他の部位に先行して室内側に押し込むことで、乗員への衝撃を緩和させることができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態について述べたが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形および変更が可能である。
1 車両
2 フロントドア
3 リアドア
4 センターピラートリム
5 フロントシート
6 サイドエアバッグ装置
11 センターピラー
21 フロントドアトリム
23 アームレスト
44 補強構造
44c 縁部
46 センターピラートリムアッパー
51 シートクッション
52 シートバック
54 支持フレーム
55 スライドレール
61 エアバック本体

Claims (4)

  1. 車体側部にフロントドアとその後方にセンターピラーを備え、それらの車室内中央側にフロントシートが配設されており、前記フロントドアの車室側にはドアトリムが装着され、前記センターピラーの車室側にはセンターピラートリムが装着されており、前記ドアトリムにはアームレストが設けられ、前記フロントシートは、シートクッションおよびシートバックを有し、前記センターピラーに隣接した前記シートバックの側部にサイドエアバッグが格納されている車両室内構造において、
    前記センターピラートリムの裏面に、前記サイドエアバッグの格納位置の下端と等高またはそれより低位置にある下端と、前記アームレストと略等高位置にある上端との間に延びるリブ格子状結合からなる補強構造が一体に形成されていることを特徴とする車両室内構造。
  2. 前記センターピラートリムは、前記フロントドアの開口を画成する前記センターピラーのフランジ部の車外側に係合する側縁部を有し、前記補強構造は、前記側縁部に隣接した前記センターピラートリム裏面の車両前方側隅部に形成され、かつ、前記フランジの車室側の面に沿う縁部を有することを特徴とする請求項1に記載の車両室内構造。
  3. 前記補強構造が形成された位置の表面側となる前記センターピラートリムの意匠面は、前記フロントドアの閉鎖状態で隣接する前記ドアトリムの意匠面と車幅方向の位置が同一または前記ドアトリムの意匠面よりも車室側に張出していることを特徴とする請求項1または2に記載の車両室内構造。
  4. 前記補強構造が形成された位置の表面側となる前記センターピラートリムの意匠面は、前記フロントドアの閉鎖状態で隣接する前記ドアトリムの意匠面と同等またはそれ以上の剛性を有していることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の車両室内構造。
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