JPH0417074Y2 - - Google Patents

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JPH0417074Y2
JPH0417074Y2 JP223188U JP223188U JPH0417074Y2 JP H0417074 Y2 JPH0417074 Y2 JP H0417074Y2 JP 223188 U JP223188 U JP 223188U JP 223188 U JP223188 U JP 223188U JP H0417074 Y2 JPH0417074 Y2 JP H0417074Y2
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  • Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)
  • Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 《考案の分野》 この考案は照明具を備えたミラーユニツトに関
する。
《従来技術とその問題点》 通常、自動車室内のミラーとしては、車室内の
フロントウインド上方に設置されたルームミラー
が一般に使用されているが、このルームミラーは
後方視界確認のためのものであり、補助席側の乗
員が化粧直し等に使用するには、角度調整を行な
わなければならず、ルームミラーのほかに使い勝
手の優れた室内用ミラーが要望されていた。
この点から、近時、日除けとしてサンバイザに
化粧用ミラー等を付設し、商品価値を高めたミラ
ー付サンバイザが一部採用されており、特に高級
車種に多用される傾向にある。
第7図は化粧用ミラーに加えて照明具を付設し
たサンバイザを示すもので、サンバイザ本体1は
シヤフト2を介して車体側に固定されたブラケツ
ト3内に回動可能に装着されている。上記シヤフ
ト2はサンバイザ本体1に内装される軸受部材
(図示せず)内で軸受され、このシヤフト2廻り
にサンバイザ1が回動可能、すなわち収納位置と
使用位置との相互間に回動できるように構成され
ている。
そして、サンバイザ本体1の正面ほぼ中央部に
はミラー4と、ミラー4の両側に照明具5,5が
付設されており、これらミラー4ならびに照明具
5を被覆する開閉リツド6が設置されている。
しかしながら、この種の照明具を備えたミラー
付サンバイザにおいては、開閉リツド6がミラー
4および照明具5を被覆する必要があるため、か
なり大型化し、製品の大幅な重量化を招くととも
に、この開閉リツド6を適切な開閉位置で保持す
るための機構も必要となり、構造が複雑になる等
コストアツプを招来する不具合があつた。
しかも、開閉リツド6が回動式のため、ミラー
4の使用時には、開閉リツド6の先端エツジ部分
6aが室内に突出して、安全上好ましくないとと
もに、体裁上も悪い。
さらに、サンバイザ本体1が乗員の頭部の斜め
上方に位置するように通常設定されているため、
サンバイザ本体1の正面に設置されたミラー4は
乗員の目の高さよりもかなり高い位置にくる。し
たがつて、適切な像映を得るためには、サンバイ
ザ1をシヤフト2の軸廻りに回動させて、適切な
角度に調整した後、その位置でサンバイザ1を保
持する必要がある等面倒な角度調整作業を伴う欠
点も指摘されていた。
《考案の目的》 この考案は、従来の照明具を備えたミラー付サ
ンバイザの不具合を解決するためになされたもの
で、この考案の目的とするところは、照明具付ミ
ラーユニツトをサンバイザから独立させ、サンバ
イザの小型化、軽量化を達成するとともに、安全
面においても好ましく、しかも使い勝手の優れた
照明具付ミラーユニツトを提供することにある。
《考案の構成と効果》 上記目的を達成するために、本考案は天井面と
サンバイザ本体との間に格納される照明具付ミラ
ーユニツトであつて、天井面に一端が回動可能に
取付けられた回動用アームと、該回動用アームの
他端側に支持されたユニツト用ハウジングと、こ
のユニツト用ハウジングの片面に固定された化粧
用ミラーと、上記ハウジング内に設置された照明
具とからなることを特徴とする。
すなわち、本考案はミラーならびに照明具を備
えたハウジングを回動用アームを介して天井面に
取付けたものであり、サンバイザとは独立した構
成になつているため、従来のようにサンバイザに
ミラー、照明具ユニツトを付設した構成のものに
比べ、サンバイザを小型化、軽量化することが可
能となり、また開閉リツドが廃止できるため、大
幅なコストダウンが図れ、かつこのリツドの先端
部分が原因となつていた安全面ならびに外観面で
の問題点を有効に解決することができる利点があ
る。
《実施例の説明》 以下、本考案に係る照明具付ミラーユニツトの
実施例について添付図面を参照しながら詳細に説
明する。
第1図ないし第3図は本考案に係る照明具付ミ
ラーユニツトの第1実施例を示すもので、第1図
は同ユニツトの側断面図、第2図ならびに第3図
は同ユニツトの使用状態を示す各正面図、第4図
は本願の第2実施例であるユニツトの使用状態を
示す正面図、第5図、第6図は本願ユニツトの第
3実施例を示すもので、第5図はユニツトの格納
状態を示す側面図、第6図はユニツトの使用状態
を説明する正面図である。
まず、第1図ないし第3図に基いて本願第1実
施例のミラーユニツトについて説明する。本例照
明具付ミラーユニツト10は、格納時には、天井
11面に形成された凹部12内に収容され、第1
図実線でその格納位置を示すように、天井11面
とサンバイザ本体13との間に格納され、使用状
態では第1図中二点鎖線で示すようにサンバイザ
本体13を下側に回動させた後、この照明具付ミ
ラーユニツト10もまた下側に回動させて適宜使
用位置に位置決めする。
この照明具付ミラーユニツト10の構成をユニ
ツト使用状態を示す第2図、第3図を基に説明す
ると、照明具付ミラーユニツト10は、ケース状
に成形された樹脂成形体からなるユニツト用ハウ
ジング14と、このユニツト用ハウジング14の
片面、すなわち格納時には天井11面と対向し、
かつ使用時には乗員と対向する面のほぼ中央に嵌
め込み固定された化粧用ミラー15と、ミラー1
5の両側に設置された照明具16と、天井11面
に固定されたブラケツト17に一端18aが回動
可能に取付けられ、かつ他端18b側でユニツト
用ハウジング14を支持する回動用アーム18
と、この回動用アーム18内に内挿され、ユニツ
ト用ハウジング14を下方に引き下げることによ
り、回動用アーム18から伸張する引き出し用バ
ー19とから構成されている。
なお、照明具16は、ハウジング14のそれぞ
れ左右側に内包された照明用灯具20と、この照
明用灯具20の前面側に配置されたフレネルレン
ズ等の照光用レンズ21と、通電用スイツチ22
とからなり、このスイツチ22は、第3図中拡大
して示すように、車載用バツテリに接続されたハ
ーネス23が回動用アーム18内に導入され、こ
のハーネス23は軸方向に沿つて、回動用アーム
18内に形成された固定側接点24に接続されて
いる。
一方、引き出し用バー19の先端に形成された
可動側接点25と照明用灯具20とがハーネス2
6とで接続されており、引き出し用バー19が回
動用アーム18内に格納されているときは、両接
点24,25が接触していないため、照明用灯具
20には通電されず、引き出し用バー19を少し
でも引き出せば、両接点24,25が接触して、
照明用灯具20が点灯する構成になつている。
なお、ユニツト用ハウジング14を引き出し用
バー19に対して回動可能となるように、連結部
27に継手を設定すれば、ハウジング14の角度
調整を一層容易に行なうことができる。
本例は、このようにサンバイザ本体12と照明
具付ミラーユニツト10とを独立して構成すると
ともに、照明具付ミラーユニツト10の非使用時
には、天井11の凹部12内に格納されるもので
あるから安全であるとともに、サンバイザ本体1
2の小型化、軽量化が可能となり、また、サンバ
イザの操作性が向上する作用効果がある。加え
て、使用時のみこの照明具付ミラーユニツト10
を可動させればよいから、従来の開閉リツドが不
要となり、開閉リツドの先端が乗員を傷付けるこ
ともなく、また体裁上も好ましいものである。
さらに、この照明具付ミラーユニツト10を使
用する際、第2図に示すようにサンバイザ本体1
2を下側に回動させた後、回動用アーム18を同
様に回動させて、このユニツト10のミラー15
が乗員と対向するように設置した後、第3図に示
すように回動用アーム18内に内挿された引き出
し用バー19を伸張させるようにハウジング14
を下側に引き下げれば、サンバイザ本体13の下
縁13aより下方位置にハウジング14を設定で
き、乗員の目の高さ位置にミラー15を簡単に位
置決めでき、使い勝手が極めて良好なものとな
り、太陽光線の角度によつては、このユニツト1
0を遮光の用途に使用すれば、遮光面積を大幅に
拡大させることができる。
次に、第4図に示すものは、本考案に係る照明
具付ミラーユニツトの第2実施例であり、この照
明具付ミラーユニツト30は、ケース状に成形さ
れた樹脂成形体からなるユニツト用ハウジング3
1の片面に化粧用ミラー32ならびにユニツト用
ハウジング31の両側内部に照明具33が設置さ
れているのは上述第1実施例と同一であるが、天
井11面に固定されたブラケツト34とハウジン
グ31の上端ほぼ中央部とをフレキシブルアーム
35で連結しており、かつ照明具33に通電する
スイツチ36がミラー32の上方位置に設置され
ている。
この第2実施例においても、第1実施例同様サ
ンバイザ本体13の小型化、軽量化と併せて開閉
リツドを廃止することにより安全性ならびに美観
を向上させることができ、しかもフレキシブルア
ーム35を自在に伸縮させて、ハウジング31の
位置決めを簡単に行なうことができ、使い勝手も
優れたものであり、第1実施例のものに比べ、フ
レキシブルアーム35が単独でハウジング31を
支持する構造であるため、第1実施例に比べ簡易
な構造となつている。
次に、第5図ならびに第6図に示すものは本願
第3実施例のユニツト40を示すもので、これも
また第1実施例と同一で、ケース状に成形された
ユニツト用ハウジング41の片面に化粧用ミラー
42が固着され、このハウジング41の両側に照
明具43が配置されている。
そして、本例においては、天井11面に固定さ
れたブラケツト44に一端45aが回動可能に取
付けられた回動用アーム45の他端45bがハウ
ジング41の側面内に枢着されており、まず、第
6図中一点鎖線位置で示す位置まで回動用アーム
45を下側に回動させた後、回動用アーム45の
下端45bを中心にユニツト用ハウジング41を
180°回転させて第6図中実線位置で示す適切位置
にハウジング41を位置決めするというものであ
る。なお、この位置決め時に、図示はしないが、
スイツチがONとなり、照明具43が点灯する構
成である。
この実施例においても、前述した第1実施例な
らびに第2実施例と同様、サンバイザ本体13を
小型化、軽量化できるとともに、開閉リツドの廃
止による不具合を解決できるとともに、サンバイ
ザ本体13の下縁13aより下方にハウジング4
1を設置でき、ミラー42を乗員の目の高さ位置
に近付けることができるため、使い勝手が向上す
る同様の作用効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案に係る照明具付ミ
ラーユニツトの第1実施例を示すもので、第1図
は同ユニツトの側断面図、第2図ならびに第3図
は同ユニツトの使用状態を示す各正面図、第4図
は本考案に係る照明具付ミラーユニツトの第2実
施例を示す同ユニツトの使用状態正面図、第5
図、第6図は本考案に係る照明具付ミラーユニツ
トの第3実施例を示すもので、第5図は同ユニツ
トの収納状態を示す側面図、第6図は同ユニツト
の使用状態を説明する正面図、第7図は従来の照
明具を備えたミラー付サンバイザを示す斜視図で
ある。 10,30,40……照明具付ミラーユニツ
ト、11……天井、13……サンバイザ本体、1
4,31,41……ユニツト用ハウジング、1
5,32,42……化粧用ミラー、16,33,
43……照明具、18,45……回動用アーム、
19……引き出し用バー、35……フレキシブル
アーム。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 天井面とサンバイザ本体との間の格納される
    照明具付ミラーユニツトであつて、天井面に一
    端が回動可能に取付けられた回動用アームと、
    該回動用アームの他端側に支持されたユニツト
    用ハウジングと、このユニツト用ハウジングの
    片面に固定された化粧用ミラーと、上記ハウジ
    ング内に設置された照明具とからなることを特
    徴とする照明具付ミラーユニツト。 (2) 前記回動用アームは伸縮性を備えるか、もし
    くは、回動用アームの他端側に伸縮部材を介し
    てハウジングを固定し、上記回動用アームもし
    くは伸縮部材を伸張させて、サンバイザ本体の
    下縁より下方にハウジングを位置決め可能に設
    定したことを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の照明具付ミラーユニツト。 (3) 前記回動用アームに設置した伸縮部材の伸張
    動作に連繋して、ユニツトの照明具を点灯させ
    るスイツチを設けたことを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第2項記載の照明具付ミラーユ
    ニツト。
JP223188U 1988-01-12 1988-01-12 Expired JPH0417074Y2 (ja)

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JP223188U JPH0417074Y2 (ja) 1988-01-12 1988-01-12

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JPH01108155U JPH01108155U (ja) 1989-07-21
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006051677A1 (ja) * 2004-11-12 2006-05-18 Kyowa Sangyo Co., Ltd. 車両における化粧用ミラーの取付構造及び車両用サンバイザ

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