JP6329010B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、空気入りタイヤに関するものである。
従来、トレッドのブロック(陸部)に、タイヤ幅方向に延びる複数本のサイプを形成し、サイプを、その深さ方向に沿って屈曲しながら延長する構造とする、空気入りタイヤ(特許文献1参照)が知られている。
このような屈曲部を持つサイプは、タイヤ接地面でブロックが変形する際に、屈曲部を形成するブロックの対向壁面同士が接触して、互いに噛み合うことになり、この噛み合い効果により、ブロックの剛性やタイヤ表面(トレッド踏面)の接地性を向上させることが認められている。
ブロックの剛性やタイヤ表面の接地性の向上を図るのは、一つには、雪氷面上におけるタイヤの運動性能向上のためであるが、別途、サイプエッジでの食い込み、掘り起こし効果を確保することを目的として、多数のサイプを設けることが考えられており、これによってもたらされる過剰なブロック変形を抑制すべく、サイプに関する種々の形状が提案されている。
なお、ブロックの対向壁面による噛み合い効果は、雪氷面以外の路面におけるタイヤの運動性能向上への寄与も期待される。
特開2013−189131号公報
ところで、例えば、ウェット路面上において、サイプは、ブロックの剛性やタイヤ表面の接地性を向上させること以外に、排水効果を有することが知られているが、ブロックの剛性やタイヤ表面の接地性を向上させる、ブロックの対向壁面が互いに噛み合う状態は、サイプ容積を失うことを意味するので、上述した剛性や接地性を向上させることと排水効果を有することとは、背反関係にある。
このため、特には、ウェット路面上やドライ路面上での走行を前提とするサマー系タイヤに対して、ブロックの剛性やタイヤ表面の接地性を向上させることと排水効果を有することを両立させるための、適切なサイプ構造を確立するのは、困難であった。
そこで、この発明の目的は、ブロックの剛性やトレッド踏面の接地性を向上させつつ、サイプの排水性を確保して、ウェット性能を向上させた空気入りタイヤを提供することである。
上記目的を達成するため、この発明に係る空気入りタイヤは、トレッド踏面に、タイヤ幅方向に延びる複数のサイプが設けられた空気入りタイヤであって、タイヤ周方向に隣り合う前記サイプ間のタイヤ周方向に沿う間隔が、該サイプの深さの2〜10倍であり、前記サイプは、該サイプの深さ方向において、少なくとも2つの屈曲部によって区切られた、少なくとも3つのサイプ部分を有し、各前記屈曲部を挟んで隣り合う連続する2つの前記サイプ部分によって形成される角度である屈曲部角度が、サイプ底側に比してトレッド踏面側で大きい、ことを特徴とする。この発明に係る空気入りタイヤによれば、ブロックの剛性やトレッド踏面の接地性を向上させつつ、サイプの排水性を確保して、ウェット性能を向上させることができる。
この発明の空気入りタイヤでは、前記サイプの、最もトレッド踏面側の前記サイプ部分のサイプの深さ方向の長さが、該サイプの深さの30%以下であることが好ましい。この構成によれば、トレッド踏面により近いところから、サイプ噛み合い効果を生じさせることができる。
この発明の空気入りタイヤでは、前記屈曲部は、前記サイプの延在方向に連続して形成され、該連続する屈曲部における前記屈曲部角度が、前記サイプの延在方向の中央部に比して端部で大きいことが好ましい。この構成によれば、サイプ部分の膨出量が少ないサイプ延在方向の端部をより接触し易くすることができる。
この発明の空気入りタイヤでは、サイプを形成する対向壁面間の距離が、該サイプの延在方向の中央部に比して端部で狭いことが好ましい。この構成によれば、サイプ部分の膨出量が少ないサイプ延在方向の端部をより接触し易くすることができる。
なお、本発明において、「サイプ」とは、トレッド踏面からタイヤ半径方向内側に切り込まれた薄い切込みであって、適用リムに組み付けたタイヤに規定内圧を充填して最大負荷能力に対応する負荷を加えた接地条件で、対向する壁面の少なくとも一部が互いに接触する(閉じる)程度の幅を有するものを指すものとする。
また、サイプが「タイヤ幅方向に延びる」とは、タイヤ幅方向に沿って延びるものの他、タイヤ幅方向への投影成分を有してタイヤ幅方向に対し傾斜して延びるものも含むことを意味する。但し、直進時のウェット性能向上の点から、タイヤ幅方向に対し0〜30度の範囲が好ましく、タイヤ幅方向に沿って(0度)延びるのが更に好ましい。
また、「サイプの延在方向」とは、特に断りのない限り、トレッド踏面におけるサイプ幅中心線に沿う方向と平行な方向を指すものとし、「サイプの深さ方向」とは、トレッド踏面に対して垂直な方向を指すものとする。
また、「トレッド踏面」とは、適用リムに組み付けると共に規定内圧を充填したタイヤを、最大負荷能力に対応する負荷を加えた状態で転動させた際に、路面に接触することになる、タイヤの全周にわたる外周面を意味する。
ここで、「適用リム」とは、タイヤが生産され、使用される地域に有効な産業規格であって、日本では、JATMA(日本自動車タイヤ協会)のJATMA YEAR BOOK、欧州では,ETRTO(The European Tyre and Rim Technical Organisation)のSTANDARDS MANUAL、米国では,TRA(The Tire and Rim Association,Inc.)のYEAR BOOK等に記載されている、適用サイズにおける標準リム(ETRTOのSTANDARDS MANUALではMeasuring Rim、TRAのYEAR BOOKではDesign Rim)を指す。
また、「規定内圧」とは、上記のJATMA YEAR BOOK等に記載されている、適用サイズ・プライレーティングにおける最大負荷能力に対応する空気圧をいい、「最大負荷能力」とは、上記規格でタイヤに負荷されることが許容される最大の質量をいう。
この発明によれば、ブロックの剛性やトレッド踏面の接地性を向上させつつ、サイプの排水性を確保してウェット性能を向上させた空気入りタイヤを提供することができる。
この発明の第1実施形態に係る空気入りタイヤのトレッド踏面に設けられたサイプの深さ方向における構成を模式的に示す、トレッド部の部分断面説明図である。 この発明の第2実施形態に係る空気入りタイヤのトレッド踏面に設けられたサイプの深さ方向における構成を模式的に示す、トレッド部の部分断面説明図である。 この発明の第3実施形態に係る空気入りタイヤのトレッド踏面に設けられたサイプの深さ方向における構成を模式的に示す、トレッド部の部分断面説明図である。 検証タイヤのトレッド踏面の一部を展開して示す説明図である。 検証タイヤのトレッド踏面に設けられたサイプの深さ方向における構成を模式的に示し、(a)は比較例1のトレッド部の部分断面説明図、(b)は比較例2のトレッド部の部分断面説明図、(c)は比較例3のトレッド部の部分断面説明図である。
以下、この発明を実施するための実施形態について図面を参照して例示説明する。
以下に説明する各実施形態の空気入りタイヤは、図示は省略するが、トレッド部と、トレッド部からタイヤ幅方向外側に連続してタイヤ半径方向内側に延びる一対のサイドウォール部と、各サイドウォール部のタイヤ半径方向内側にそれぞれ連続する一対のビード部と、を備えている。更に、各空気入りタイヤは、一対のビード部間でトロイダル状に延びて、ラジアル配列コードを含む1枚以上のカーカスプライからなるカーカスと、カーカスのクラウン部よりタイヤ半径方向外側に設けられた1枚以上のベルトプライからなるベルトと、ベルトよりもタイヤ半径方向外側に設けられたトレッドゴムと、ビード部に埋設されたビードコアと、を備えている。トレッドゴムの外表面は、トレッド踏面を形成している。但し、上記構成に限定されるものではない。
トレッド踏面には、タイヤ幅方向に延びる複数のサイプが、ここで説明する実施形態では、タイヤ周方向の全周にわたり、タイヤ周方向に略等間隔離間して設けられているが、このようなサイプ以外にも、トレッド踏面には、タイヤ周方向に沿って延びるサイプや、タイヤ周方向に延びる1本以上の主溝(周方向溝)や、主溝と交わる方向に延びる複数の副溝や、主溝と副溝とによって区画される複数のブロック(陸部)等が、適宜設けられていてもよい。しかしながら、このようなトレッドパターンは特に限定されるものではない。
なお、この空気入りタイヤは、乗用車用タイヤやトラック・バス用タイヤ等として用いられ、特に、乗用車用タイヤとして広い範囲での使用が想定される。
(第1実施形態)
図1は、この発明の第1実施形態に係る空気入りタイヤのトレッド踏面に設けられたサイプの深さ方向における構成を模式的に示す、トレッド部の部分断面説明図である。なお、図1の断面部分は、トレッド踏面におけるサイプの延在方向に垂直な断面視によるものであり、タイヤ半径方向内側に延びるサイプの対向壁面の、一方のみを示している。
図1に示すように、サイプ10は、トレッド踏面11に開口して、タイヤ幅方向に沿って且つタイヤ半径方向内側に延びている。当該サイプのトレッド踏面における開口幅(適用リム装着、規定内圧充填、無負荷時)は、0.2〜0.5mmの範囲が好ましく、一例として0.4mmに形成されており、サイプの深さ、即ち、トレッド踏面11からサイプ底迄のタイヤ半径方向距離は、4〜7mmの範囲が好ましく、一例として5.5mmに形成されている。
なお、この実施形態の構成等の説明は、サイプ10を形成する対向壁面の一方についてのみ行うが、対向壁面の他方についても、同様の構成等を有するものであり、対応する構成等を有する対向壁面の他方については、説明を省略する。該当する図面についても同様である。
また、図示しないが、この実施形態におけるサイプ10は、一例として、延在方向であるタイヤ幅方向両端が周方向溝に開口し、サイプのトレッド踏面及び深さ方向での延在方向に垂直に測ったサイプ幅が略一定、且つ、タイヤ周方向に隣接するサイプ間のピッチが通常より比較的大きく形成されている。
本実施形態におけるサイプ10は、サイプの深さ方向dにおいて、5つの屈曲部13a〜13eによって区切られた、6つのサイプ部分14a〜14fを有している。つまり、サイプ10を形成する対向壁面は、トレッド踏面11から、サイプの深さ方向dであるタイヤ半径方向の内側に向かってジグザクに連続配置した、即ち、タイヤ周方向に向かう突出方向を交互に逆向きにした、5つの角部(屈曲部13a〜13e)を有し、この角部を形成する、角部のタイヤ半径方向両側に互いに傾斜配置された、6つの傾斜面(サイプ部分14a〜14f)を有している。
この実施形態では、一例として、5つの屈曲部13a〜13eによって区切られた6つのサイプ部分14a〜14fを示したが、これに限るものではなく、サイプ10は、サイプの深さ方向において、少なくとも2つの屈曲部13によって区切られた、少なくとも3つのサイプ部分14を有していればよい。
そして、5つの屈曲部13a〜13eを挟んで隣り合う、6つのサイプ部分14a〜14f同士のなす角度(180度を超えない方の角度)である屈曲部角度α(α1〜α5)が、サイプ底側(α5)に比してトレッド踏面側(α1)で大きく形成されている。
例えば、最もタイヤ半径方向内側に位置するサイプ底側の屈曲部角度α5と、サイプの深さ方向略中央部の屈曲部角度α3と、最もタイヤ半径方向外側に位置するトレッド踏面11側の屈曲部角度α1についての大小関係は、α1>α3>α5とされている。同様に、本実施形態では、α1>α2>…>α5とされており、それが最も好ましいが、少なくともα1>α5、且つαn≧α(n+1)(1≦n≦4)であれば良い。即ち、隣接する屈曲部の屈曲部角度が同一である部分があってもよい。
屈曲部角度αは、80〜160度の範囲で設定されるのが望ましく、100〜120度の範囲に設定されるのが更に望ましい。これは、対向するサイプ壁面同士の接触が十分高まり、ブロック剛性及び接地性が向上するからである。
また、タイヤ周方向に略等間隔離間して設けられているサイプ10は、トレッド踏面11を形成するトレッド部12の剛性とサイプ10のサイプ容積に対応する排水性との兼ね合いから、タイヤ周方向で隣接するサイプ10の離間距離(サイプ間隔)が、サイプの深さの2倍から10倍、好ましくは4倍から6倍の範囲に、例えば5倍になるように、形成されている。この実施形態では、一例として、サイプの深さが約5.5mm、サイプ間隔が20〜30mmに形成されている。
サイプの深さの2倍に満たない場合、トレッド剛性の不足が生じる虞があり、サイプの深さの10倍を超える場合、トレッド排水性を充分確保することができない虞がある。トレッド剛性の不足は、操縦安定性の低下に繋がる。
上記構成を有するサイプ10において、トレッド踏面11の、接地時に生じる接地荷重負担によってもたらされるサイプ部分14の膨出変形により、対向するサイプ部分14同士が近接し、接触することで、サイプの深さ方向dでジグザク形状のサイプ部分14が、互いに組み合わさって重なり合うサイプ噛み合い効果が生じる。
このサイプ部分14の膨出変形は、サイプ部分14の集合体である、サイプ10の対向壁面の、サイプの深さ方向dの中央部分が最も大きく、サイプの深さ方向dの中央部分から遠くなる程、小さくなる。また、屈曲部角度αが小さいと、トレッド踏面11に平行に測ったサイプ10の対向壁面距離である、対向するサイプ部分14間の距離が、実質的に遠くなり、対向するサイプ部分14同士の接触量が低下することになる。トレッド踏面11に平行に測った対向するサイプ部分14間の距離は、屈曲部13の屈曲角度によって変化し、屈曲角度が大きくなるにつれて短くなる。
従って、この実施形態に係るサイプ10にあっては、サイプ部分14同士のなす角度である屈曲部角度αを、サイプ底からトレッド踏面11側に向けて大きくすることで、サイプ部分14の膨出量が少ないのに加え接地路面に近い場所である、トレッド踏面11近傍でのサイプ接触量を高めている。この結果、タイヤグリップ性能を発現するトレッド踏面11の接地性を向上させることができる。
一方、屈曲部角度αが、トレッド踏面11側に比して小さいサイプ底側は、サイプ接触量が少なく、対向するサイプ部分14間に空隙を残すので、サイプ10の排水機能を確保することができる。
このように、サイプ10に2つ以上ある屈曲部13の内、トレッド踏面11側の屈曲部13の屈曲部角度を、サイプ底側の屈曲部13の屈曲部角度よりも相対的に大きくすることで、トレッド踏面11側の屈曲部13により、トレッド踏面11側の路面との接触状態、即ち、接地性を向上させつつ、サイプ底側の屈曲部13により、サイプ底側のサイプ容積を増大させ排水用の空隙を十分確保することで、総合的にウェット性能を向上させることができる。
上記構成を有するサイプ10において、サイプ10の屈曲部角度αを、サイプの深さ方向dの中央部分からトレッド踏面11側に向けて大きくすることで、サイプ部分14の膨出変形量が小さいトレッド踏面11側の、対向するサイプ部分14同士が接触し易くし、トレッド踏面11の接地性(ブロック接地性)を一層向上させることができる。また、トレッド踏面11側の対向するサイプ部分14間の距離を局所的に短くすることで、サイプの深さ方向dにおいて最もサイプ部分14の膨出量の小さい領域での、サイプ部分14同士の接触を実現し、トレッド踏面11の接地性をより一層向上させることができる。
このように、対向するサイプ部分14同士を接触し易くすることで、サイプ部分14同士の噛み合い効果を高めることができ、その結果、サイプ10が形成されたトレッド部12における過剰な変形を抑制することができる。
なお、本実施形態では、サイプ10は、少なくとも3つ有するサイプ部分14の内、最もトレッド踏面11側のサイプ部分14aのサイプの深さ方向dの長さが、サイプ10の深さの30%以下となるように形成されている。このようにすることで、トレッド踏面11により近いところから、サイプ噛み合い効果を生じさせることができる。
また、図1に示すように、本実施形態では、最もトレッド踏面11側のサイプ部分14aは、サイプの深さ方向に対し傾斜しているが、製造上(サイプ形成用ブレードの抜け)の観点からは、サイプの深さ方向(トレッド踏面に対して垂直な方向)に延在していることが好ましい。
(第2実施形態)
図2は、この発明の第2実施形態に係る空気入りタイヤのトレッド踏面に設けられたサイプの深さ方向における構成を模式的に示す、トレッド部の部分断面説明図である。なお、図2の断面部分は、トレッド踏面におけるサイプの延在方向に垂直な断面視によるものであり、タイヤ半径方向内側に延びるサイプの対向壁面の、一方のみを示している。
本実施の形態では、図2に示すように、サイプ20の屈曲部13は、サイプ延在方向に連続して形成され、この連続する屈曲部13における屈曲部角度が、サイプ延在方向の中央部に比して端部で大きく形成されている。その他の構成等は、第1実施形態のサイプ10と同様である。
サイプ20の屈曲部13は、その屈曲部角度が、サイプ延在方向に沿って連続して変化し、サイプ延在方向において、その中央部の屈曲部角度β(β1〜β5)に比べ、その端部の屈曲部角度α(α1〜α5)の方が大きく、即ち、1つの屈曲部13について、サイプ延在方向の中央部を頂部(或いは底部)とし、頂部(或いは底部)両側がサイプ延在方向の端部に向かって傾斜する、山形(或いは谷形)形状に、形成されている。
上記構成を有することにより、サイプ部分14の膨出量が少ないサイプ延在方向の端部を接触し易くすることができるので、トレッド踏面11の接地性をより高めることができる。つまり、一般的に、サイプ延在方向の端部よりも中央部の方が、サイプ部分14(即ち、サイプ10の対向壁面)の接触圧が大きい一方、サイプ延在方向の端部は接触し難いことが分かっていることから、サイプ延在方向の端部での屈曲部角度α(α1〜α5)を、サイプ延在方向の略中央部での屈曲部角度β(β1〜β5)に対し相対的に大きくすることで、接触し難いサイプ延在方向の端部で接触し易くして、トレッド踏面11の接地性を更に高めることができる。
なお、サイプ20の屈曲部13が形成する頂部(或いは底部)は、サイプ延在方向の中央部に位置することが望ましい。ここで、サイプ延在方向における「中央部」は、必ずしも完全な中央でなくとも良く、端部側にずれていても良い。
また、全ての屈曲部13が形成する頂部(或いは底部)が、サイプ延在方向の中央部に位置しなくても良く、例えば、一部の屈曲部13が、サイプ延在方向の中央部に位置するのでもよい。
(第3実施形態)
図3は、この発明の第3実施形態に係る空気入りタイヤのトレッド踏面に設けられたサイプの深さ方向における構成を模式的に示す、トレッド部の部分断面説明図である。なお、図3の断面部分は、トレッド踏面におけるサイプの延在方向に垂直な断面視によるものであり、タイヤ半径方向内側に延びるサイプの対向壁面の、一方のみを示している。
本実施形態では、図3に示すように、サイプ30は、サイプ部分14の内のトレッド踏面11に近いサイプ部分14bの、サイプ延在方向の両端部に、サイプ部分14の表面から突出する突部31を設けている。つまり、突部31により、サイプ30の対向壁面距離が、このサイプ30の延在方向の中央部に比して端部で狭くなる。この突部31は、第1実施形態のサイプ10或いは第2実施形態のサイプ20の何れのサイプ部分14に設けても良い。その他の構成等は、第1実施形態のサイプ10或いは第2実施形態のサイプ20と同様である。また、「中央部」については、前述した第2実施形態で説明したものと同様である。
つまり、サイプ30には、サイプ30の対向壁面距離(対向するサイプ部分14間の距離)を、サイプ延在方向の中央部に比して端部で狭く形成する、突部31が配置されている。この突部31により、突部31が設けられたサイプ部分14における、対向するサイプ部分14間の距離を短くすることができるので、膨出変形が少なく、対向するサイプ部分14同士が接触し難かった場所においても、サイプ部分14同士を接触させ易く、即ち、互いに噛み合い易くすることができる。
この突部31は、対向するサイプ部分14同士が接触し難い場所に配置することが必要であり、突部31のサイプ延在方向内側端が、サイプ部分14のサイプ延在方向の端部から中央部までの距離の1/5〜1/2の範囲、一例として、サイプ延在方向の端部から1/3の位置となるように配置するのが望ましい。また、突部31の配置は、路面をグリップするトレッド踏面11に最も近いサイプ部分14aが最も望ましいが、必要に応じ、他のサイプ部分14(本実施形態では、サイプ部分14b)でも良い。
上記構成を有することにより、サイプ延在方向の中央部に比べ端部でもともと小さい接触圧を大きくし、トレッド踏面11の接地性(ブロック接地性)を高めて、ウェット性能を高めることができる。
突部31は、突部31が設けられたサイプ部分14における、対向するサイプ部分14間の距離を短くすることができるものであれば良く、その形状は、矩形板状(図3参照)に限らず、円形板状や円柱状や横長板(棒)状等、種々のものが適用できる。例えば、突部31をサイプ延在方向に沿って延ばした横長板(棒)状に形成した場合、サイプ部分14のサイプ延在方向の中央部を除く両端部分に配置する。配置する場所を、サイプの深さ方向上下の複数のサイプ部分14としても良く、この場合、トレッド踏面11側のサイプ部分14の方がサイプ延在方向の長さが長くなるようにする。なお、サイプ延在方向の長さは、サイプ部分14の膨出変形状態に合わせて調整する。
また、成形型によりトレッド部12にサイプ30を形成する際、形成後、トレッド踏面11側のサイプ部分14全域、及びサイプの深さの底部側略1/3を除くサイプ延在方向両端部分となる部分に、薄いブレードを配置し、加硫成形することにより、薄いブレードが位置する部分、即ち、トレッド踏面11側のサイプ部分14全域、及びサイプの深さの底部側略1/3を除くサイプ延在方向両端部分を、他の部分(薄いブレードが位置しない部分)に比べ、対向するサイプ部分14間の距離を狭くすることができる。なお、サイプ幅は、ブレードの厚さを変えることで任意に調整することができる。これにより、突部31を配置する代わりに、対向するサイプ部分14間の距離を短くすることができる。
この発明に係る空気入りタイヤの効果を検証するために、ウェット状態の路面における操縦安定性(ウェット操縦安定性)について官能評価試験を行った。試験対象となる空気入りタイヤ(検証タイヤ)を、第1実施形態のサイプ10、第2実施形態のサイプ20、第3実施形態のサイプ30をそれぞれ設けた3種類(実施例1,2,3)試作し、ウェット操縦安定性について、比較例1〜3の空気入りタイヤと比較した。実施例1〜3、比較例1〜3の何れも、タイヤサイズは225/45R17である。
図4は、検証タイヤのトレッド踏面の一部を展開して示す説明図である。図4に示すように、トレッド踏面11には、タイヤ周方向に延びる4本の主溝(周方向溝)11a、ショルダー部に設けられた、主溝11aと交わる方向に延びる複数の幅方向ラグ溝11b、主溝11aと幅方向ラグ溝11bとによって区画される複数の陸部11cと共に、各陸部11cにサイプ10(20,30)が設けられている。
幅方向ラグ溝11bは、タイヤ周方向の距離45mm毎に離間して配置されている。サイプ10(20,30)は、各陸部11cに、タイヤ周方向の距離22.5mm毎に離間して配置され、その深さは、主溝11aの深さと同じ6mmである。また、対向するサイプ部分14間の最近接距離は、0.4mmである。
図5は、検証タイヤのトレッド踏面に設けられたサイプの深さ方向における構成を模式的に示し、(a)は比較例1のトレッド部の部分断面説明図、(b)は比較例2のトレッド部の部分断面説明図、(c)は比較例3のトレッド部の部分断面説明図である。なお、図5の断面部分は、トレッド踏面におけるサイプの延在方向に垂直な断面視によるものであり、タイヤ半径方向内側に延びるサイプの対向壁面の、一方のみを示している。
検証タイヤのサイプ形状は、以下の通りである。
比較例1(図5(a)参照)
:サイプSの屈曲部角度αは100度で同一
実施例1(図1参照)
:屈曲部角度の大小関係は、サイプ10の底側α5<α4<α3<α2<トレッド踏面側α1
比較例2(図5(b)参照)
:屈曲部角度の大小関係は、サイプSの底側α5>α4>α3>α2>トレッド踏面側α1
(実施例1とは屈曲部角度の大小関係が逆)
実施例2(図2参照)
:実施例1に加え、屈曲部角度の大小関係はサイプ20の延在方向において中央部β<端部α
比較例3(図5(c)参照)
:実施例1に加え、屈曲部角度の大小関係はサイプSの延在方向において中央部β>端部α
(実施例2とは屈曲部角度の大小関係が逆)
実施例3(図3参照)
:実施例2に加え、突起31を追加したサイプ30
実施例1〜3、比較例1〜3における屈曲部角度の変化率、即ち、サイプ底側からトレッド踏面側までの屈曲部角度の変化率である深さ角度変化率、サイプ延在方向の中央部から端部までの屈曲部角度の変化率である幅角度変化率、及び突起31によるサイプ延在方向端部における対向するサイプ部分14間の距離の近接化は、以下のようになる。
深さ角度変化率は、比較例1:0(全ての屈曲部角度αが同一)、実施例1:比較例1との対比でサイプ底側50%・トレッド踏面側150%、比較例2:比較例1との対比でサイプ底側150%・トレッド踏面側50%、実施例2:実施例1と同じ、比較例3:実施例1と同じ、実施例3:実施例2と同じ。
幅角度変化率は、比較例1:0%(サイプ延在方向で変化無し)、実施例1:0%(サイプ延在方向で変化無し)、比較例2:0%(サイプ延在方向で変化無し)、実施例2:実施例1との対比でサイプ延在方向中央50%・端部150%、比較例3:実施例1との対比でサイプ延在方向中央150%・端部50%、実施例3:実施例2と同じ。
サイプ延在方向端部の近接化は、比較例1、実施例1、比較例2、実施例2、比較例3については無し(突起31無し)、実施例3についてのみ有り(突起31有り)。
試験条件は以下の通りである。
試験は、テストコースにおける実車評価により行い、ウェット操縦安定性を、ドライバーの官能評価で採点した。採点結果は、数値が大きいほど性能が優れていることを示す。試験走行は、散水環境が備わるウェットハンドリング路で実施し、路面温度は25℃であった。
上記条件の下、ウェット状態の路面における操縦安定性について行った官能評価試験の結果を、以下に示す。表1は官能評価試験結果(その一)、表2は官能評価試験結果(その二)である。
Figure 0006329010
Figure 0006329010
先ず、比較例1に対し、実施例1では、ウェット操縦安定性が、ドライバーの官能評価による採点で4から6へと向上した。一方、実施例1とは屈曲部角度の大小関係が逆の処理を施した比較例2では、高入力下でのグリップ低下を指摘された。
これは、屈曲部角度が小さいと、対向するサイプ部分間の距離が実質的に遠くなって、対向するサイプ部分14同士の接触量が減少することになり、噛み合い効果が失われてしまうこと、加えて、サイプ形成領域が、グリップ力を発揮する路面近傍に近いため、接地性の悪化が顕著となったためであると考えられる。
次に、実施例1に比べ、実施例2では、ウェット操縦安定性が、ドライバーの官能評価による採点で6から8へと更に向上した。一方、実施例2とは屈曲部角度の大小関係が逆の処理を施した比較例3では、高入力下でのグリップ低下を指摘された。
これは、サイプ部分14の膨出量が最も大きいサイプ延在方向中央部、更には膨出量の小さいサイプ延在方向端部、それぞれの接触量を低下させる方向に、屈曲部角度を設定したためであると考えられる。
最後に、実施例2に比べ、実施例3では、ウェット操縦安定性が、ドライバーの官能評価による採点で8から9へと更に一段の向上を確認した。突部31を設けることで、サイプ体積減少による排水性低下の懸念もあったが、排水性低下は顕在化せず、寧ろ、路面に接地するトレッド踏面11近傍の、対向するサイプ部分同士の接触によって、サイプ噛み合い効果が発揮され、トレッド踏面11の接地性の改善が得られたためであると考えられる。
10,20,30,S サイプ、 11 トレッド踏面、 11a 主溝、 11b 幅方向ラグ溝、 11c 陸部、 12 トレッド部、 13,13a〜13e 屈曲部、 14,14a〜14f サイプ部分、 31 突部、 d サイプの深さ方向、 α,α1〜α5,β,β1〜β5 屈曲部角度

Claims (4)

  1. トレッド踏面に、タイヤ幅方向に延びる複数のサイプが設けられた空気入りタイヤであって、
    タイヤ周方向に隣り合う前記サイプ間のタイヤ周方向に沿う間隔が、該サイプの深さの2〜10倍であり、
    前記サイプは、該サイプの深さ方向において、
    少なくとも2つの屈曲部によって区切られた、少なくとも3つのサイプ部分を有し、
    各前記屈曲部を挟んで隣り合う連続する2つの前記サイプ部分によって形成される角度である屈曲部角度が、サイプ底側に比してトレッド踏面側で大きい、
    ことを特徴とする、空気入りタイヤ。
  2. 前記サイプの、最もトレッド踏面側の前記サイプ部分のサイプの深さ方向の長さが、該サイプの深さの30%以下である、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記屈曲部は、前記サイプの延在方向に連続して形成され、該連続する屈曲部における前記屈曲部角度が、前記サイプの延在方向の中央部に比して端部で大きい、請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記サイプを形成する対向壁面間の距離が、該サイプの延在方向の中央部に比して端部で狭い、請求項1から3のいずれか一項に記載の空気入りタイヤ。
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