JP5809322B1 - 乗用車用空気入りラジアルタイヤ - Google Patents
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Abstract
Description
近年、環境問題への関心の高まりにより、低燃費性への要求が厳しくなってきている。かかる低燃費性は、転がり抵抗(RR)によって評価することができ、低転がり抵抗であるほど、低燃費となることが知られている。
以下、図1を参照して詳細に説明する。
また、周方向主溝91の溝底部についても、クラッシング変形により、図1に示すようなせん断変形(図1においては、平行四辺形で模式的に示している)が生じ、溝底がタイヤ径方向外側に膨出するように変形してしまう。
これらの変形がエネルギーロスとなるため、転がり抵抗が悪化してしまう原因となる。
本発明の第一の態様の乗用車用空気入りラジアルタイヤは、一対のビード部間でトロイダル状に跨る、ラジアル配列コードのプライからなるカーカスを備え、
前記タイヤをリムに組み込み、内圧を250kPa以上とした際に、
前記タイヤの断面幅SWが165(mm)未満である場合は、前記タイヤの断面幅SWと外径OD(mm)との比SW/ODが0.26以下であり、
前記タイヤの断面幅SWが165(mm)以上である場合は、前記タイヤの断面幅SWおよび外径OD(mm)が、関係式、
OD≧2.135×SW+282.3
を満たし、
前記タイヤは、トレッド踏面に、1本以上のタイヤ周方向に延びる周方向主溝を有し、
前記タイヤをリムに装着し、前記タイヤを装着する車両毎に規定される内圧を充填し、無負荷状態とした際の、タイヤ幅方向断面において、
前記1本以上のタイヤ周方向に延びる周方向主溝のうち、タイヤ赤道面を境界とするタイヤ幅方向一方の半部においてタイヤ幅方向最外側に位置する最外側周方向主溝に区画されるタイヤ幅方向内側の溝壁がタイヤ径方向に対してなす角度θin(°)の大きさが、前記最外側周方向主溝に区画されるタイヤ幅方向外側の溝壁がタイヤ径方向に対してなす角度θout(°)の大きさより大きく、
前記最外側周方向主溝に区画されるタイヤ幅方向内側の溝壁は、タイヤ径方向内側から外側に向かってタイヤ幅方向内側に傾斜し、
前記最外側周方向主溝のタイヤ幅方向外側の溝壁側の溝底部にのみ突起部を設けてなることを特徴とするものである。
この構成によれば、転がり抵抗と雪上性能とを両立させることができる。
また、「タイヤを装着する車両毎に規定される内圧」とは、上記産業規格に定められ、あるいは、将来的に定められる最大負荷荷重に対応する空気圧をいい、上記産業規格に記載のないサイズの場合は、最大乗員数を想定した時に、4輪の中で最も荷重のかかるタイヤへの負荷荷重に対応する空気圧をいうものとする。
また、「θinの大きさがθoutの大きさより大きい」とは、θinの絶対値がθoutの絶対値より大きいことをいう。
そして、上記最外側周方向主溝に区画されるタイヤ幅方向内側、外側の溝壁のタイヤ径方向に対する傾斜角度が一定でない場合には、溝壁のタイヤ径方向最外側点Xと該点Xから溝壁のペリフェリに沿ってタイヤ径方向内側に1mm離間した点Yとを結んだ直線がタイヤ径方向に対してなす角度を傾斜角度とする。
なお、後述するように、最外側周方向主溝のタイヤ幅方向外側の溝壁側の溝底部に突起部を設けた場合も同様である。
さらに、溝底に曲率を有する場合も同様に、溝壁のタイヤ径方向最外側点Xと該点Xから溝壁のペリフェリに沿ってタイヤ径方向内側に1mm離間した点Yとを結んだ直線がタイヤ径方向に対してなす角度を傾斜角度とする。
前記タイヤをリムに組み込み、内圧を250kPa以上とした際に、前記タイヤの断面幅SWおよび外径OD(mm)は、関係式、
OD≧−0.0187×SW2+9.15×SW−380
を満たし、
前記タイヤは、トレッド踏面に、1本以上のタイヤ周方向に延びる周方向主溝を有し、
前記タイヤをリムに装着し、前記タイヤを装着する車両毎に規定される内圧を充填し、無負荷状態とした際の、タイヤ幅方向断面において、
前記1本以上のタイヤ周方向に延びる周方向主溝のうち、タイヤ赤道面を境界とするタイヤ幅方向一方の半部においてタイヤ幅方向最外側に位置する最外側周方向主溝の、タイヤ幅方向内側の溝壁がタイヤ径方向に対してなす角度θin(°)の大きさが、前記最外側周方向主溝のタイヤ幅方向外側の溝壁がタイヤ径方向に対してなす角度θout(°)の大きさより大きく、
前記最外側周方向主溝に区画されるタイヤ幅方向内側の溝壁は、タイヤ径方向内側から外側に向かってタイヤ幅方向内側に傾斜し、
前記最外側周方向主溝のタイヤ幅方向外側の溝壁側の溝底部にのみ突起部を設けてなることを特徴とするものである。
この構成によれば、転がり抵抗と雪上性能とを両立させることができる。
−5°≦θout≦3°、且つ、10°≦θin≦20°、
を満たすことが好ましい。
上記の角度範囲によれば、転がり抵抗と雪上性能とをより一層両立させることができる。
w1×h1/2≦S1≦w1×h1
を満たすことが好ましい。
上記の範囲とすることにより、転がり抵抗と雪上性能とをさらに両立させることができる。
前記タイヤをリムに装着し、前記タイヤを装着する車両毎に規定される内圧を充填し、無負荷状態とした際の、前記最外側周方向主溝の開口部の溝幅をw2(mm)、溝最大深さをh2(mm)とするとき、
1/6≦w1/w2≦1/4、且つ、1/8≦h1/h2≦1/5
を満たすことが好ましい。
上記の範囲とすることにより、転がり抵抗と雪上性能とをさらに両立させることができる。
加えて、本発明の乗用車用空気入りラジアルタイヤでは、前記最外側周方向主溝に区画されるタイヤ幅方向外側の溝壁は、タイヤ径方向内側から外側に向かってタイヤ幅方向内側に傾斜してなることが好ましい。
そして、本実施形態のタイヤは、タイヤの断面幅SW(mm)と、タイヤの外径OD(mm)とが以下の関係を満たすものである。すなわち、本実施形態のタイヤをリムに組み込み、内圧を250kPa以上とした際に、タイヤの断面幅SWが165(mm)未満である場合は、タイヤの断面幅SWと外径OD(mm)との比SW/ODが0.26以下であり、あるいは、タイヤの断面幅SWが165(mm)以上である場合は、タイヤの断面幅SWおよび外径OD(mm)が、関係式、OD≧2.135×SW+282.3、を満たすものである。
図4に示すように、最外側周方向主溝2aに区画されるタイヤ幅方向内側の溝壁21は、タイヤ径方向内側から外側に向かってタイヤ幅方向内側に傾斜している。また、図4に示すように、最外側周方向主溝2aに区画されるタイヤ幅方向内側の溝壁21がタイヤ径方向に対してなす角度θinは、この例で、15°である。一方で、図2に示すように、最外側周方向主溝2aに区画されるタイヤ幅方向外側の溝壁22がタイヤ径方向に対してなす角度θoutは、この例で、0°である。
このように、本実施形態のタイヤは、最外側周方向主溝2aのタイヤ幅方向内側の溝壁21がタイヤ径方向に対してなす角度θinの大きさ(この例では15°)が、最外側周方向主溝2aのタイヤ幅方向外側の溝壁22がタイヤ径方向に対してなす角度θoutの大きさ(この例では0°)より大きいことを特徴とするものである。
なお、本実施形態では、周方向主溝2b、2cについては、図6に示すように、タイヤ幅方向断面で対称な形状をしており、これらの周方向主溝2b、2cにより区画されるタイヤ幅方向内側の溝壁は、タイヤ径方向内側から外側に向かってタイヤ幅方向内側に傾斜しており、該溝壁のタイヤ径方向に対する傾斜角度は5°であり、また、これらの周方向主溝2b、2cにより区画されるタイヤ幅方向外側の溝壁は、タイヤ径方向内側から外側に向かってタイヤ幅方向外側に傾斜しており、該溝壁のタイヤ径方向に対する傾斜角度は5°である。
以下、最外側周方向主溝2aが、車両装着時の外側となるように、本実施形態のタイヤを車両に装着した際の作用効果について、図5を参照して説明する。なお、図5では、便宜上、図4と異なり、θoutが負の場合を示している。
さらに、排水性の確保の観点から、周方向主溝2aの溝幅(開口幅)を一定とした場合の対比で考えると、角度θinの大きさを角度θoutの大きさより相対的に大きくすると、溝底の幅が小さくなるため、溝底部のせん断変形を低減することができる。
以上のように、本実施形態のタイヤによれば、転がり抵抗と雪上性能とを両立させることができる。
角度θinを10°以上とすることにより、上述したエッジ圧をより一層高めることができ、一方で、角度θinを20°以下とすることにより、周方向主溝2aの断面積を確保して、雪柱せん断力をより一層確保することができるからである。
また、θoutを−5°以上とすることにより、幅方向最外側陸部の剛性を確保することができ、一方で、θoutを3°以下とすることにより、溝壁の溝底部のせん断変形をより一層抑制することができる。
なお、幅方向最外側陸部の剛性を確保する観点からは、θoutを0°以上とすることがより好ましい。
図4、図5に示す例では、突起部4は、このタイヤ幅方向断面視において、矩形の形状をなしており、タイヤ径方向内側から外側に向かってタイヤ幅方向外側に傾斜した側壁を有している。また、突起部4の底面は、突起部4の上面より幅が大きく、このような形状により、溝底部の変形を効果的に抑制することができる。
w1×h1/2≦S1≦w1×h1
を満たすことが好ましい。
S1≧w1×h1/2とすることにより、突起部4による補強効果を高めて、より一層溝底部のせん断変形を抑制することができ、一方で、S1≦w1×h1とすることにより、溝体積を確保して雪柱せん断力を確保することができるからである。
1/6≦w1/w2≦1/4、且つ、1/8≦h1/h2≦1/5
を満たすことが好ましい。
比w1/w2を1/6以上とし、且つ、比h1/h2を1/8以上とすることにより、突起部4による補強効果を高めて、より一層溝底部のせん断変形を抑制することができ、一方で、比w1/w2を1/8以下とし、且つ、比h1/h2を1/5以下とすることにより、溝体積を確保して雪柱せん断力を確保することができるからである。
最外側周方向主溝2aが、トレッド端TEからトレッド幅TWの15%以上の距離だけ離間していることにより、タイヤ幅方向最外側の陸部のタイヤ幅方向の幅を確保して、ドライ路面での操縦安定性を確保することができ、一方で、最外側周方向主溝2aが、トレッド端TEからトレッド幅TWの25%以下の距離だけ離間していることにより、スリップアングルが付与された際に接地長が長くなるタイヤ幅方向外側の領域で最外側周方向主溝2aによる雪柱せん断力を効果的に確保することができるからである。
なお、「トレッド端」とは、タイヤをリムに装着し、タイヤを装着する車両毎に規定される内圧を充填し、上記産業規格に定められ、あるいは、将来的に定められる最大負荷荷重、あるいは、上記産業規格に記載のないサイズの場合は、最大乗員数を想定した時に、4輪の中で最も荷重のかかるタイヤへの負荷荷重を負荷した際に、路面に接地することとなる接地面のタイヤ周方向全域にわたる領域のうち、タイヤ幅方向最外側の位置をいうものとし、「トレッド幅」とは、トレッド端TE間のタイヤ幅方向の距離をいうものとする。
スリップアングルが付与された際に接地長が長くなる車両装着時外側の周方向主溝の溝面積を大きくすることにより、効率的に雪柱せん断力を向上させることができるからである。
特に、本発明にあっては、タイヤ幅方向最外側に位置する最外側周方向主溝2aの溝幅(開口幅)は、トレッド幅TWの6〜9%とすることが好ましい。
溝幅をトレッド幅TWの6%以上とすることにより、最外側周方向主溝2aの溝断面積を確保して、効率的に雪柱せん断力をより高めることができ、一方で、溝幅をトレッド幅TWの9%以下とすることにより、圧縮剛性の低下によってクラッシング変形が発生してしまうのを抑制することができるため、転がり抵抗を低減させることができるからである。
なお、最外側周方向主溝の溝幅は、タイヤをリムに装着し、タイヤを装着する車両毎に規定される内圧を充填し、無負荷状態とした際の溝幅をいうものとする。
OD≧−0.0187SW2+9.15×SW−380
を満たすものとすることもできる。
上述の実施形態の場合と同様に、狭幅、大径の形状となり、タイヤの転がり抵抗性能を向上させ(転がり抵抗値を低減させ)、且つ、タイヤを軽量化することができる。この場合でも、タイヤの内圧は、250kPa以上であることが好ましく、250〜350kPaであることがより好ましい。
各タイヤの詳細な諸元は、以下の表1に示している。
<転がり抵抗値>
上記各タイヤに、87XL(エクストラロード条件でロードインデックスL.I.=87相当)の負荷荷重を負荷し、ドラム回転速度100km/hの条件にてドラム試験を行って、転がり抵抗を測定した。
評価結果は、比較例にかかるタイヤを100とする指数にて示した。この指数値が大きいほど転がり抵抗が小さく、転がり抵抗性能が優れていることを意味する。
<雪上旋回性能>
雪路において半径30mの円周上をグリップ走行した際の限界横向き加速度を測定した。そして、比較例のタイヤの限界横向き加速度を100とする指数にて示した。この指数値が大きいほど限界横向き加速度が大きく、雪上旋回性能が良好であることを示す。
以下の表1にタイヤの諸元とともに、これらの評価結果について示す。
2、2a、2b、2c 周方向主溝
3、3a、3b、3c、3d 陸部
4 突起部
5 幅方向溝
6 幅方向サイプ
7 幅方向溝
8 幅方向サイプ
9 周方向サイプ
10 幅方向サイプ
11 幅方向溝
12 幅方向サイプ
13 周方向サイプ
CL タイヤ赤道面
TE トレッド端
Claims (6)
- 一対のビード部間でトロイダル状に跨る、ラジアル配列コードのプライからなるカーカスを備えた、乗用車用空気入りラジアルタイヤであって、
前記タイヤをリムに組み込み、内圧を250kPa以上とした際に、
前記タイヤの断面幅SWが165(mm)未満である場合は、前記タイヤの断面幅SWと外径OD(mm)との比SW/ODが0.26以下であり、
前記タイヤの断面幅SWが165(mm)以上である場合は、前記タイヤの断面幅SWおよび外径OD(mm)が、関係式、
OD≧2.135×SW+282.3
を満たし、
前記タイヤは、トレッド踏面に、1本以上のタイヤ周方向に延びる周方向主溝を有し、
前記タイヤをリムに装着し、前記タイヤを装着する車両毎に規定される内圧を充填し、無負荷状態とした際の、タイヤ幅方向断面において、
前記1本以上のタイヤ周方向に延びる周方向主溝のうち、タイヤ赤道面を境界とするタイヤ幅方向一方の半部においてタイヤ幅方向最外側に位置する最外側周方向主溝に区画されるタイヤ幅方向内側の溝壁がタイヤ径方向に対してなす角度θin(°)の大きさが、前記最外側周方向主溝に区画されるタイヤ幅方向外側の溝壁がタイヤ径方向に対してなす角度θout(°)の大きさより大きく、
前記最外側周方向主溝に区画されるタイヤ幅方向内側の溝壁は、タイヤ径方向内側から外側に向かってタイヤ幅方向内側に傾斜し、
前記最外側周方向主溝のタイヤ幅方向外側の溝壁側の溝底部にのみ突起部を設けてなることを特徴とする、乗用車用空気入りラジアルタイヤ。 - 一対のビード部間でトロイダル状に跨る、ラジアル配列コードのプライからなるカーカスを備えた、乗用車用空気入りラジアルタイヤであって、
前記タイヤをリムに組み込み、内圧を250kPa以上とした際に、前記タイヤの断面幅SWおよび外径OD(mm)は、関係式、
OD≧−0.0187×SW2+9.15×SW−380
を満たし、
前記タイヤは、トレッド踏面に、1本以上のタイヤ周方向に延びる周方向主溝を有し、
前記タイヤをリムに装着し、前記タイヤを装着する車両毎に規定される内圧を充填し、無負荷状態とした際の、タイヤ幅方向断面において、
前記1本以上のタイヤ周方向に延びる周方向主溝のうち、タイヤ赤道面を境界とするタイヤ幅方向一方の半部においてタイヤ幅方向最外側に位置する最外側周方向主溝に区画されるタイヤ幅方向内側の溝壁がタイヤ径方向に対してなす角度θin(°)の大きさが、前記最外側周方向主溝に区画されるタイヤ幅方向外側の溝壁がタイヤ径方向に対してなす角度θout(°)の大きさより大きく、
前記最外側周方向主溝に区画されるタイヤ幅方向内側の溝壁は、タイヤ径方向内側から外側に向かってタイヤ幅方向内側に傾斜し、
前記最外側周方向主溝のタイヤ幅方向外側の溝壁側の溝底部にのみ突起部を設けてなることを特徴とする、乗用車用空気入りラジアルタイヤ。 - −5°≦θout≦3°、且つ、10°≦θin≦20°、
を満たす、請求項1又は2に記載の乗用車用空気入りラジアルタイヤ。 - 前記突起部のタイヤ幅方向の最大幅をw1(mm)、タイヤ径方向の最大高さをh1(mm)とし、前記突起部のタイヤ幅方向断面での断面積をS1(mm2)とするとき、
w1×h1/2≦S1≦w1×h1
を満たす、請求項1〜3のいずれか一項に記載の乗用車用空気入りラジアルタイヤ。 - 前記突起部のタイヤ幅方向の最大幅をw1(mm)、タイヤ径方向の最大高さをh1(mm)とし、
前記タイヤをリムに装着し、前記タイヤを装着する車両毎に規定される内圧を充填し、無負荷状態とした際の、前記最外側周方向主溝の開口部の溝幅をw2(mm)、溝最大深さをh2(mm)とするとき、
1/6≦w1/w2≦1/4、且つ、1/8≦h1/h2≦1/5
を満たす、請求項1〜4のいずれか一項に記載の乗用車用空気入りラジアルタイヤ。 - 前記最外側周方向主溝に区画されるタイヤ幅方向外側の溝壁は、タイヤ径方向内側から外側に向かってタイヤ幅方向内側に傾斜してなる、請求項1又は2に記載の乗用車用空気入りラジアルタイヤ。
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