JP6283737B2 - パワーステアリング装置およびパワーステアリング装置の制御装置 - Google Patents

パワーステアリング装置およびパワーステアリング装置の制御装置 Download PDF

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Description

本発明は、パワーステアリング装置およびパワーステアリング装置の制御装置に関する。
近年、EPSの普及に伴い、更なる商品力の向上が望まれるようになってきている。その様な中で、万が一の故障時に、時間限定でも良いので操舵アシスト機能を残存させたいとの要望がある。
EPSの操舵アシスト機能を残存させるため、トルクセンサの異常を検知した場合、そのトルクセンサの出力信号から、トーションバーの上流及び下流の信号から作成した代替信号に切り替えて操舵アシスト制御を継続する技術が特許文献1に開示されている。
特開2005―206070号公報
以上示したようなことから、パワーステアリング装置およびパワーステアリング装置の制御装置において、センサ出力信号に異常が発生した場合でも操舵アシスト機能を残存させることが課題となる。
本発明は、前記従来の問題に鑑み、案出されたもので、その一態様は、それぞれ少なくとも2系統の冗長性を有した操舵トルクセンサ,舵角センサ,モータ回転角センサを有し、前記それぞれ2系統の操舵トルクセンサ,舵角センサ,モータ回転角センサのうち、通常はその1系統の操舵トルク検出信号、舵角検出信号、モータ回転角検出信号に基づいて操舵アシスト制御を行ない、前記2系統の操舵トルクセンサ、舵角センサ、モータ回転角センサはそれぞれ冗長監視が行なわれ、前記操冗長監視で異常が検出された場合、代替信号に切り替えることを特徴とする。
本発明によれば、パワーステアリング装置およびパワーステアリング装置の制御装置において、センサ出力信号に異常が発生した場合でも操舵アシスト機能を残存させることが課題となる。
実施形態におけるパワーステアリング装置の概略図。 実施形態におけるパワーステアリング装置の電気システムブロック図。 操舵トルクセンサ,舵角センサの入出力を示す図。 実施形態1における異常信号切換処理を示すフローチャート。 実施形態1における異常信号切換処理を示すブロック図。 操舵トルク演算信号(代替信号)の演算方法を示す説明図。 実施形態2における異常信号切換処理を示すフローチャート。 実施形態2における異常信号切換処理を示すブロック図。 舵角演算信号(代替信号)の演算方法を示す説明図。 実施形態3における異常信号切換処理を示すフローチャート。 実施形態3における異常信号切換処理を示すブロック図。 モータ回転角演算信号(代替信号)の演算方法を示す説明図。 実施形態4における異常信号切換処理を示すフローチャート。 実施形態5における異常信号切換処理を示すフローチャート。 平均信号を示すタイムチャート。 実施形態6における異常信号切換処理を示すフローチャート。 実施形態6および7を示す制御ブロック図。 操舵アシスト制限の一例を示すグラフ。 操舵アシスト制限の他例を示すグラフ。 実施形態7における異常信号切換処理を示すフローチャート。 実施形態8における異常信号切換処理を示すフローチャート。
以下、本発明に係るパワーステアリング装置およびパワーステアリング装置の制御装置の実施形態1〜8を図1〜図21に基づいて詳述する。
[実施形態1]
図1は、本実施形態1におけるパワーステアリング装置を示す概略図である。図1に示すパワーステアリング装置は、ステアリングホイール(図示省略),ステアリングシャフト(操舵軸)1,ピニオン軸2,ラック軸3により基本的な操舵機構が構成されている。この操舵機構は、運転者によってステアリングホイールが回転操作されると、そのステアリングホイールの操舵トルクがステアリングシャフト1を介してピニオン軸2に伝達されると共に、ピニオン軸2の回転運動がラック軸3の直線運動に変換され、ラック軸3の両端に連結された左右の転舵輪(図示省略)が転舵するようになっている。つまり、ラック軸3には、ピニオン軸2が噛み合いするラック歯が形成されており、そのラック歯とピニオン軸との噛合をもってステアリングシャフト1の回転を転舵動作に変換する変換機構が構成される。
また、ピニオン軸2のハウジングにはステアリングホイールの操舵角を検出する操舵トルクセンサTS(例えば、レゾルバ等)が設けられており、操舵トルクセンサTSの出力信号および電動モータMのロータの回転角を検出するモータ回転角センサ6(例えばレゾルバやIC等)の出力信号,車速情報に基づいて制御装置(以下、ECUと称する)のモータ制御回路(図示省略)により電動モータMの駆動制御し、電動モータMから減速器5を介してラック軸3に対して操舵補助力を付与するように構成されている。
電動モータMには、その出力軸に減速器5が設けられ、電動モータMの回転が減速されながらラック軸3の直線運動に変換されるようになっている。
また、ステアリングシャフト1は、ステアリングホイール側の入力軸とラック軸3側の出力軸とに軸方向で分割されている。入力軸と出力軸はトーションバー(図示省略)を介して互いに同軸連結されている。これにより、入力軸と出力軸とがトーションバーの捻れ変形を持って相対回転可能になっている。操舵トルクセンサTSは、入力軸側の回転角を検出する第1角度センサと、出力軸側の回転角を検出する第2角度センサと、を備え、第1角度センサと第2角度センサの出力信号に基づき、前記トーションバーの捻れ量を演算することにより操舵トルクを演算する。
また、このトーションバーには、舵角センサAS(例えば、MR素子やIC等)が設けられている。
図2は電気システムの構成ブロック図を示しており、図3は操舵トルクセンサTS、舵角センサAS、モータ回転角センサ6の入出力を表した図である。図2,図3に示すように、それぞれ前記第1,第2角度センサであるMainとSubの2つの操舵トルクセンサTS1,TS2、MainとSubの2つの舵角センサAS1,AS2、MainとSubの2つのモータ回転角センサ61,62により、操舵トルク,舵角,モータ回転角を検出し、それぞれ操舵トルク検出信号Tt(Main),Tt(Sub),舵角検出信号θs(Main),θs(Sub),モータ回転角検出信号θm(Main),θm(Sub)をECU4内のトルク信号受信部21b,21d,舵角信号受信部21a,21c,モータ回転角信号受信部(図示省略)に出力する。
電源回路7は、センサ類、MPU9,IC関係の電源を作成し、供給を行う。CAN通信回路8は車両とのデータ、その他情報を交換する。MPU9は、EPSのアシスト制御の演算、モータ電流のコントロール、機能構成要素の異常検出、安全状態への移行処理等を行う。フェイルセーフ回路13は、MPU9で異常が検出され、システムを遮断しなくてはならないと判断された時、MPU9からの指令に基づき、モータ電流の電源を遮断する機能を持つ。
ドライブ回路10は、MPU9からの指令に基づいて、インバータ回路12の駆動素子を駆動する。インバータ回路12は駆動素子から構成され、ドライブ回路10からの指令に基づいて作動する。電動モータMは、インバータ回路12からの電流に応じて駆動し、操舵補助のためのモータトルクを出力する。インバータ回路12の下流側の電流は、電流検出素子としての電流センサ11aによって検出される。電流監視回路11bはアシスト制御から求めた電動モータMでの必要トルクを出す為に、モータ制御で必要な電流値が目標どおり出ているかモニタする。
モータ制御を行う為に、高応答フィルタ処理を行ったMainとSubの電流検出回路14a,14bが設けられている。また、インバータ回路12の過電流を監視するために、平均的な電流を検出し、低応答のフィルタ処理を行ったMainとSubの電流検出回路15a,15bが設けられている。
次に、図4に示すフローチャート,図5に示すブロック図,図6の操舵トルク演算信号の演算例を示す図に基づいて、本実施形態1におけるECU4での異常信号切換処理について説明する。
まず、S1aにおいて、Mainの操舵トルクセンサTs1,Subの操舵トルクセンサTs2から操舵トルク検出信号Tt(Main),Tt(Sub)を読み込む。次に、S2aでMainの舵角センサAS1,Subの舵角センサAS2の舵角検出信号θs(Main),θs(Sub)を読み込み、S3aでMainのモータ回転角センサ61,Subのモータ回転角センサ62のモータ回転角検出信号θm(Main),θm(Sub)を読み込む。
次に、S4aにおいて、代替信号演算部20の第1操舵トルク演算部16aにより、舵角検出信号θs(Main),モータ回転角検出信号θm(Main),トーションバーの捻れ剛性値Ktb,ピニオン軸2からモータシャフトまでの減速比Ngに基づいて、操舵トルク演算信号(代替信号)Tts(Main)を演算する。
ここで、図6に基づいて、操舵トルク演算信号(代替信号)Tts(Main)の演算方法について説明する。トーションバーの上下流の相対角度にトーションバーの捻れ剛性値Ktbを乗算することにより操舵トルク演算信号(代替信号)Tts(Main)を算出する。トーションバーの上流の角度は舵角検出信号θs(Main)を用いる。他方、トーションバーの下流の角度(ピニオン軸2の回転角)は、モータ回転角検出信号θm(Main)にピニオン軸2からモータシャフト間の減速比Ngを乗算することにより算出する。すなわち、操舵トルク演算信号(代替信号)Tts(Main)は以下の(1)式となる。
Tts=Ktb×(θs−θp)…(1)
次に、代替信号演算部20の第2操舵トルク演算部16bで、舵角検出信号θs(Sub),モータ回転角検出信号θm(Sub),トーションバーの捻れ剛性値Ktb,ピニオン軸2からモータシャフトまでの減速比Ngに基づいて、操舵トルク演算信号(代替信号)Tts(Sub)を演算する。操舵トルク演算信号(代替信号)Tts(Sub)の演算方法は、操舵トルク演算信号(代替信号)Tts(Main)と同様である。なお、本実施形態1では代替信号演算回路18により、代替信号を操舵トルク演算信号Tts(Main)としている。
S5aにおいて、異常検知部17aにより、2つの操舵トルク検出信号の偏差|Tt(Main)−Tt(Sub)|が異常検知閾値よりも小さいか否かを判定する。2つの操舵トルク検出信号の偏差|Tt(Main)−Tt(Sub)|が異常検知閾値よりも小さい場合は、S6において異常カウンタをクリアし、S7aにおいて切換判断部19により操舵アシスト制御に使用する信号を操舵トルク検出信号Tt(Main)に設定して、この制御周期における処理を終了する。
S5aにおいて、2つの操舵トルク検出信号の偏差|Tt(Main)−Tt(Sub)|が異常検知閾値以上と判定された場合は、S8において、切換判断部19により、異常カウンタが所定値(所定確定時間)以上か否かを判定する。異常カウンタが所定値以上の場合はS9において、切換判断部19により操舵アシスト制御に用いる信号を代替信号に切り換え、S10においてワーニングランプを点灯させて、運転者に注意を促す。
S8において、異常カウンタが所定値よりも小さいと判定された場合は、S11において、異常カウンタをインクリメントする。この異常カウンタは、2つの操舵トルク検出信号の偏差|Tt(Main)−Tt(Sub)|が異常検知閾値以上である状態が異常確定時間継続している場合、制御周期ごとにインクリメントする。
以上示したように、本実施形態1におけるパワーステアリング装置よれば、舵角検出信号θs(Main),θs(Sub)とモータ回転角検出信号θm(Main),θm(Sub)により、操舵トルク演算信号(代替信号)Tts(Main),Tts(Sub)を演算することができるため、この操舵トルク演算信号(代替信号)Tts(Main),Tts(Sub)により、操舵トルク検出信号Tt(Main),とTt(Sub)のうち少なくとも何れか一方に異常が生じた場合、操舵アシスト制御に用いる信号を代替することが可能となる。その結果、操舵トルク演算信号(代替信号)Tts(Main),Tts(Sub)により、操舵アシスト制御を継続することができ、運転者の操舵負荷を軽減することが可能となる。また、代替信号の精度の悪さから起因する操舵アシスト力の変動を低減することが可能となる。
また、操舵トルク検出信号Tt(Main),Tt(Sub)は、共に操舵軸のトルク信号を出力するため、比較が容易であり高い検出精度で早期の異常検出が可能となる。
[実施形態2]
実施形態1では操舵トルクセンサTS1,TS2の操舵トルク検出信号Tt(Main),Tt(Sub)の異常検出、代替信号の生成について説明したが、本実施形態2では、舵角センサAS1,AS2の舵角検出信号θs(Main),θs(Sub)の異常検出、代替信号の生成について説明するものである。
本実施形態2におけるパワーステアリング装置を図7のフローチャート,図8の舵角検出信号の異常検出ブロック図,図9の舵角演算信号の演算例を示す図に基づいて説明する。
本実施形態2は、図7に示すように、S6,S8〜S11については、実施形態1と同様である。以下、実施形態1と同様の処理は説明を省略し、実施形態1と異なる処理についてのみ説明する。
まず、S1b〜S3bにおいて、舵角検出信号θs(Main),θs(Sub),モータ回転角検出信号θm(Main),θm(Sub),操舵トルク検出信号Tt(Main),Tt(Sub)を読み込む。
本実施形態2では、舵角検出信号θs(Main),θs(Sub)の代替信号を生成するため、代替信号演算部20の第1舵角演算部16c,第2舵角演算部16dにおいて、舵角演算信号(代替信号)θss(Main),θss(Sub)を演算し、代替信号演算回路18により舵角演算信号θss(Main)を代替信号として出力する。
S4bにおいて、第1舵角演算部16cで、操舵トルク検出信号Tt(Main),モータ回転角検出信号θm(Main),トーションバーの捻れ剛性値Ktb,ピニオン軸2からモータシャフトまでの減速比Ngに基づいて、舵角演算信号(代替信号)θss(Main)を演算する。
ここで、図9に基づいて舵角演算信号(代替信号)θss(Main)の演算方法について説明する。モータ回転角検出信号θmに、ピニオン軸2からモータシャフト間の減速比Ngを乗算してピニオン軸2での回転角θpに変換する。また、操舵トルク検出信号Ttをトーションバーの捻れ剛性値Ktbで除算してトーションバーの捻れ角T/Ktbを算出する。トーションバーの捻れが発生している時、舵角とピニオン軸2における回転角θpとの間にはトーションバーの捻れ分だけ差が生じているため、このピニオン軸における回転角θpとトーションバーのねじれ角T/Ktbとを加算することにより、以下の(2)式のように、舵角演算信号(代替信号)θss(Main)を算出できる。
θss=θp+T/Ktb…(2)
舵角センサASがトーションバーよりも転舵輪側に設けられている場合は、ピニオン軸2における回転角θpが舵角演算信号θssとなり、トーションバーの捻れ角T/Ktbは不要となる。
次に、第2舵角演算部16dにより、操舵トルク検出信号Tt(Sub),モータ回転角検出信号θm(Sub),トーションバーの捻れ剛性値Ktb,ピニオン軸2からモータシャフトまでの減速比Ngに基づいて、舵角演算信号(代替信号)θss(Sub)を演算する。舵角演算信号(代替信号)θss(Sub)の演算方法は、舵角演算信号θss(Main)と同様である。
S5bにおいて、異常検知部17bにより、2つの舵角検出信号の偏差|θs(Main)−θs(Sub)|が異常検知閾値よりも小さいか否かを判定する。2つの舵角検出信号の偏差|θs(Main)−θs(Sub)|が異常検知閾値よりも小さい場合は、S6において異常カウンタをクリアし、S7bにおいて切換判断部19により、操舵アシスト制御に使用する信号を舵角検出信号θs(Main)に設定して、この制御周期における処理を終了する。
以上示したように、本実施形態2によれば実施形態1と同様の作用効果を奏する。
また、舵角検出信号θs(Main),θs(Sub)は、共に操舵軸の角度信号を出力するため、異常検知部17において比較が容易であり、高い検出精度で早期異常の検出が可能となる。
舵角センサAS1,AS2がトーションバーよりもステアリングホイール側に設けられている場合は、トーションバーに捻れが発生している時、舵角とモータ回転角との間にはトーションバーの捻れ分だけ差が生じるため、この差を補正することにより、第1,第2舵角演算部16c,16dにおいて、より精度の高い舵角演算信号(代替信号)θss(Main),θss(Sub)を得ることができる。
また、舵角とモータ回転角は共に角度情報であるため、舵角センサAS1,AS2がトーションバーよりも転舵輪側に設けられている場合は、減速器5等の減速比分を補正することによりモータ回転角検出信号θm(Mian),θm(Sub)から舵角演算信号(代替信号)θss(Main),θss(Sub)を演算することが可能となる。その結果により舵角演算信号(代替信号)θss(Main),θss(Sub)を演算するため、精度の高い値を得ることができる。
[実施形態3]
本実施形態3は、モータ回転角センサ61,62のモータ回転角検出信号θm(Main),θm(Sub)の異常検出、代替信号の生成について説明するものである。
本実施形態3におけるパワーステアリング装置を図10のフローチャート,図11のモータ回転角検出信号の異常検出ブロック図,図12のモータ回転角演算信号の演算例を示す図に基づいて説明する。
本実施形態3は、図10に示すように、S6,S8〜S11については、実施形態1と同様である。以下、実施形態1と同様の処理は説明を省略し、実施形態1と異なる処理についてのみ説明する。
まず、S1c〜S3cにおいて、モータ回転角検出信号θm(Main),θm(Sub),舵角検出信号θs(Main),θs(Sub),操舵トルク検出信号Tt(Main),Tt(Sub)を読み込む。
本実施形態3では、モータ回転角センサ61,62の代替信号を生成するため、代替信号演算部20の第1モータ回転角演算部16e,第2モータ回転角演算部16fにおいて、モータ回転角演算信号(代替信号)θms(Main),θms(Sub)を演算し、代替信号演算回路18により、舵角演算信号θms(Main)を代替信号として出力する。
S4cにおいて、第1モータ回転角演算部16eにより、操舵トルク検出信号Tt(Main),舵角検出信号θs(Main),トーションバーの捻れ剛性値Ktb,ピニオン軸からモータシャフトまでの減速比Ngに基づいて、モータ回転角演算信号(代替信号)θms(Main)を演算する。
ここで、図12に基づいてモータ回転角演算信号(代替信号)θms(Main)の演算方法について説明する。舵角検出信号θs(Main)から、操舵トルク検出信号Tt(Main)をトーションバーの捻れ剛性値Ktbで除算した値Tt/Ktbを減算し、ピニオン軸2からモータシャフト間の減速比Ngを乗算する。そして、この値Ng*(θs−Tt/Ktb)で1を除算することにより、モータ回転角演算信号(代替信号)θms(Main)が算出できる。
すなわち、モータ回転角演算信号(代替信号)θmsは以下の(3)式となる。
θms=1/Ng*(θs−Tt/Ktb)…(3)
舵角センサASがトーションバーよりも転舵輪側に設けられている場合は、舵角検出信号θsがピニオン軸2における回転角θpとなり、Tt/Ktbは不要となる。
次に、第2モータ回転角演算部16fにより、操舵トルク検出信号Tt(Sub),舵角検出信号θs(Sub),トーションバーの捻れ剛性値Ktb,ピニオン軸2からモータシャフトまでの減速比Ngに基づいて、モータ回転角演算信号(代替信号)θms(Sub)を演算する。モータ回転角演算信号(代替信号)θms(Sub)の演算方法は、モータ回転角演算信号(代替信号)θms(Main)と同様である。
S5cにおいて、異常検知部17により、2つのモータ回転角検出信号の偏差|θm(Main)−θm(Sub)|が異常検知閾値よりも小さいか否かを判定する。2つのモータ回転角検出信号の偏差|θm(Main)−θm(Sub)|が異常検知閾値よりも小さい場合は、S6において異常カウンタをクリアし、S7cにおいて操舵アシスト制御に使用する信号をモータ回転角検出信号θm(Main)に設定して、この制御周期における処理を終了する。
以上示したように、本実施形態3によれば実施形態1,2と同様の作用効果を奏する。
[実施形態4]
本実施形態4は、異常を検出してから、異常が確定するまでの間、代替信号を用いて操舵アシスト制御を行うものである。
本実施形態4におけるパワーステアリング装置を図13のフローチャートに基づいて説明する。
本実施形態4は、図13に示すように、S1a〜S11については、実施形態1と同様である。以下、実施形態1と同様の処理は説明を省略し、実施形態1と異なる処理についてのみ説明する。
本実施形態4では、S8において、異常カウンタが所定値よりも小さい場合は、S11において異常カウンタをインクメントし、S12において、操舵アシスト制御に用いる信号を第1操舵トルク演算信号(代替信号)Tts(Main)または第2操舵トルク演算信号Tts(Sub)に切り換える。
また、その後、S5aにおいて、2つの操舵トルク検出信号の偏差|Tt(Main)−Tt(Sub)|が異常検知閾値以下となった場合は、S6により異常カウンタをクリアし、S7aにより、操舵トルク検出信号Tt(Main)に基づいた通常のアシスト制御に戻す。
本実施形態4では、操舵トルク検出信号Tt(Main),Tt(Sub)の異常検出、代替信号の生成について説明したが、舵角検出信号θs(Main),θs(Sub),モータ回転角検出信号θm(Main),θm(Sub)の異常検出、代替信号の生成も本実施形態4と同様の方法をとることが可能である。
以上示したように、本実施形態4によれば、実施形態1と同様の作用効果を奏する。また、異常確定前に操舵アシスト制御に用いる信号を代替信号に切り換えるため、早期に操舵の安全性を確保することができる。
また、正常状態に復帰した場合は、通常のアシスト制御に戻すことにより、より適切な操舵制御を行うことができる。
さらに、前記異常検知部17は、所定時間の経過時間をカウントし、所定時間経過前に前記異常検知部17の異常状態が解消されたと判断したとき、前記経過時間のカウント値をリセットする。これにより、正常復帰後、再度異常状態に入ったとき、改めて所定時間をカウントすることができ、判断精度を向上させることができる。
[実施形態5]
本実施形態5は、異常を検知してから、異常が確定するまでの間、平均信号を用いて操舵アシスト制御を行うものである。
本実施形態5におけるパワーステアリング装置を図14のフローチャート、図15の平均信号のタイムチャートに基づいて説明する。
本実施形態4は、図14に示すように、S1a〜S11については、実施形態4と同様である。以下、実施形態1と同様の処理は説明を省略し、実施形態4と異なる処理についてのみ説明する。
S4a処理後、S14において、平均信号Tavを算出する。この平均信号Tavは、操舵トルク検出信号の平均値Tav=1/2*Tt(Main)+Tt(Sub),または、操舵トルク検出信号と操舵トルク演算信号の平均値Tav=1/4*Tt(Main)+Tt(Sub)+Tts(Main)+Tt(Sub)で算出される。
S8において、異常カウンタが所定値よりも小さい場合は、S11において異常カウンタをインクメントし、S14において、操舵アシスト制御に用いる信号を平均信号Tavに切り換える。
本実施形態5では、操舵トルク検出信号Tt(Main),Tt(Sub)の異常検出および平均信号Tavの生成について説明したが、舵角検出信号θs(Main),θs(Sub),モータ回転角検出信号θm(Main),θm(Sub)の異常検出および平均信号Tavの生成も本実施形態5と同様の方法をとることが可能である。
以上示したように、本実施形態5におけるパワーステアリング装置によれば、より多くの信号を平均化することで、1つの信号が異常となり信号値が大きく変化しても、その変化量をより緩和できるようになる。すなわち、故障が操舵トルク検出信号Tt(Main)に発生した場合、故障が確定するまでの間、そのまま、操舵トルク検出信号Tt(Main)を操舵アシスト制御に用いるより、平均信号Tavに切り換えるほうが、異常確定までのシステムの振る舞い、および、異常確定後に操舵トルク演算信号(代替信号)Tts(Main),Tts(Sub)に切り換える際に、落差が小さくなり、切り換え時のハンドルショックを低減することが可能となる。
また、操舵トルク演算信号(代替信号)Tts(Main),Tts(Sub)の代替信号のみとした場合に比べ、操舵トルク検出信号Tt(Main)、Tt(Sub)そのものを含んだ平均値は、実際の操舵状態に近い値を示すため、より適切な操舵制御を行うことができる。また、操舵トルク検出信号Tt(Main),Tt(Sub)には異常信号が含まれている可能性があるが、平均値をとることにより、異常信号は平滑化され、異常信号による影響は抑制される。
また、本実施形態5では、異常確定後、S9において操舵アシスト制御に用いる信号を操舵トルク演算信号(代替信号)Tts(Main)に変更したが、平均信号Tavに変更してもよい。
[実施形態6]
本実施形態6は、異常が確定し、代替信号により操舵アシスト制御を行う場合は、モータの最大トルクにリミッタ処理を設けるものである。
本実施形態6におけるパワーステアリング装置を図16のフローチャート、図17の制御ブロック図、図18の操舵アシスト制限の一例を示す図、図19の操舵アシスト制限の他例を示す図に基づいて説明する。本実施形態6は、図16に示すように、S1a〜S13,S14については、実施形態5と同様である。以下、実施形態1と同様の処理は説明を省略し、実施形態5と異なる処理についてのみ説明する。
また、操舵補助制御部26は、ハンドル戻し制御等を行っているが、本発明とは直接関係ないため、ここでの説明は省略する。また、異常検知部17b,17c,切換判断部19b,19cについては本実施形態6とは直接関係ないため、ここでは説明を省略し、実施形態7で説明する。
本実施形態6では、S8において異常カウンタが所定値を超えて異常が確定した場合、S9において、切換判断部19aにより、操舵アシスト制御に用いる信号を代替信号に切り換え、代替信号の基づきアシストMAP21により車速に応じてモータ指令電流を算出する。S15において、リミッタ23により、電動モータMの最大トルクにリミッタ処理を掛ける。そして、リミッタ23の出力に基づいてモータ制御部24により、モータ指令信号(電圧指令信号,電流指令信号等)を出力し、インバータ回路12を介して電動モータMを駆動する。
図18に示すように、通常のアシスト制御時は実線のように設計MAX値にモータトルクの最大値が決められているが、代替信号に切り換えて操舵アシスト制御をしている時は、リミッタ23により、破線のように設計MAX値よりも低い値にモータトルクの最大値が制限される。
以上示したように、本実施形態6におけるパワーステアリング装置によれば、異常が確定した場合にアシスト制限を行うことにより、操舵の安全性を確保することができる。
また、操舵アシスト力が低下しているため、操舵力が重くなり、故障発生に対して運転者が認知しやすくなる。
また、図19に示すように、通常時は、アシストMAP21により、車速ごとに操舵トルクに応じてモータ指令電流がに定められている。図19に示すように、車速=0km/hの時はモータ指令電流が大きく、車速=40km/h,80km/h,120km/hと車速が大きくなるにつれてモータ指令電流が小さくなるように設定されている。本実施形態6では、異常が確定し、代替信号に切り換えて操舵アシスト制御をしている時、リミッタ23により電動モータMの最大トルクに制限をかけているが、破線に示すように、アシストMAP21における車速120km/h相当のモータ指令電流に固定して操舵アシストを制限しても良い。
[実施形態7]
本実施形態7は、代替信号の生成に用いる舵角検出信号θs(Main),θs(Sub),モータ回転角検出信号θm(Main),θm(Sub)を冗長比較するものでる。
本実施形態7におけるパワーステアリング装置を図20のフローチャート、図17に示す制御ブロック図に基づいて説明する。本実施形態7は、図20に示すように、S1a〜S13,S14については、実施形態6と同様である。以下、実施形態6と同様の処理は説明を省略し、実施形態6と異なる処理についてのみ説明する。
S8において、異常確定と判断された場合、S9において操舵アシスト制御に用いる信号を、切換判断部19aにより、代替信号に切り換え、S15において、異常検知部17bにより、舵角検出信号の偏差|θs(Main)−θs(Sub)|が異常検知閾値よりも小さいか否かを判定する。
舵角検出信号の偏差|θs(Main)−θs(Sub)|が異常検知閾値以上の場合は、S16において、異常検知部17bにより、舵角用の異常カウンタが所定値以上か否かを判定する。
舵角用の異常カウンタが所定値以上の場合は、S17において、フェイルセーフ判断部13a,フェイルセーフ処理部13bにより、操舵アシスト制御を遮断し、S18において運転者に注意を促すため、ワーニングランプを点灯する。
舵角用の異常カウンタが所定値よりも小さい場合は、S19において、舵角用の異常カウンタをインクリメントし、S20において運転者に注意を促すため、ワーニングランプを点灯させる。
S15において舵角検出信号の偏差|θs(Main)−θs(Sub)|が異常検知閾値よりも小さいと判断された場合は、S21において、異常検知部17cにより、モータ回転角検出信号の偏差|θm(Main)−θm(Sub)|が異常検知閾値よりも小さいか否かを判定する。モータ回転角検出信号の偏差|θm(Main)−θm(Sub)|が異常検知閾値以上と判定された場合、S22において、異常検知部17cにより、モータ回転角用の異常カウンタが所定値以上か否かを判定する。
S22においてモータ回転角用の異常カウンタが所定値以上と判定された場合、S23において操舵アシスト制御を遮断し、S24において運転者に注意を促すため、ワーニングランプを点灯させる。
S22において、モータ回転角用の異常カウンタが所定値よりも小さいと判断された場合、S25においてモータ回転角用の異常カウンタをインクリメントし、S26において運転者に注意を促すため、ワーニングランプを点灯させる。
S21において、モータ回転角検出信号の偏差|θm(Main)−θm(Sub)|が閾値よりも小さいと判断された場合は、S27において、舵角用およびモータ回転角用の異常カウンタをクリアする。ただし、操舵トルク検出信号Tt(Main)またはTt(Sub)の異常が確定し、代替信号で操舵アシスト制御を行っているため、S10においてワーニングランプを点灯させ、運転者に注意を促す。
以上示したように、本実施形態7によれば、全てのセンサにおいて、冗長監視をすることにより、2重故障の検知が可能となり、安全性を向上させることが可能となる。
[実施形態8]
本実施形態8は、操舵トルク検出信号Tt(Main),Tt(Sub)の異常が確定した場合、操舵アシストを漸減処理するものである。
本実施形態8におけるパワーステアリング装置を図21のフローチャートに基づいて説明する。本実施形態8は、図21に示すように、S1a〜S13,S14については、実施形態6と同様である。以下、実施形態6と同様の処理は説明を省略し、実施形態6と異なる処理についてのみ説明する。
S8において、異常カウンタが所定値以上であり異常が確定した場合、S9において操舵アシスト制御を代替信号に切り換え、S10においてワーニングランプを点灯させる。そして、S28において、漸減カウンタが所定値以上か否かを判定する。
漸減カウンタが所定値よりも小さい場合は、S29においてモータトルクを漸減処理し、S30において漸減カウンタをインクリメントする。漸減カウンタが所定値に達した場合は、S31においてモータトルクを0、または、操舵アシスト制御を遮断する。
また、S5aにおいて、操舵トルク検出信号の偏差|Tt(Main)−Tt(Sub)|が異常検知閾値よりも小さいと判断された場合、S6において異常カウンタをクリアし、S32において漸減カウンタをクリアする。以降の処理は実施形態6と同様である。
以上示したように、本実施形態8によれば、操舵トルク検出信号Tt(Main)またはTt(Sub)の異常が検出されワーニングランプが点灯してから所定時間経過後に操舵アシスト制御を斬減することにより、操舵アシスト制御が完全に中止する前に、車両を安全な位置まで移動することが可能となる。また、時間の経過に応じて操舵アシスト量を漸減することにより、運転者による継続運転を抑止し、安全性を高めることができる。さらに、出力制限を徐々に行うことにより、操舵違和感を抑制することができる。
以上、本発明において、記載された具体例に対してのみ詳細に説明したが、本発明の技術思想の範囲で多彩な変形および修正が可能であることは、当業者にとって明白なことであり、このような変形および修正が特許請求の範囲に属することは当然のことである。
例えば、 異常検出部によって前記異常が検出された後、車両のイグニッションスイッチが切られ、更にその後、再度イグニッションスイッチが入れられたとき、前記モータ制御回路は、前記代替信号に基づき前記電動モータを駆動制御するモータ指令信号を出力するようにしてもよい。このように、車両再起動時においても代替信号によって操舵制御を継続することにより 、運転者の操舵負荷を軽減することができる。
ここで、上述した各実施形態から把握される技術的思想であって、特許請求の範囲に記載したもの以外のものについて、その効果とともに以下に記載する。
(a) 請求項2記載のパワーステアリング装置において、前記異常検知部によって前記異常が検出された後、車両のイグニッションスイッチが切られ、更にその後、再度イグニッションスイッチが入れられたとき、前記モータ制御部は、前記代替信号に基づき前記電動モータを駆動制御するモータ指令信号を出力することを特徴とするパワーステアリング装置。
(a)の技術的思想によれば、車両再起動時においても代替信号により操舵制御を継続することにより 、運転者の操舵負荷を軽減することができる。
(b) 請求項4記載のパワーステアリング装置において、前記異常検知部が前記異常を検出した後、前記モータ制御部が前記代替信号に基づき前記モータ指令信号を出力し、その後、前記異常検知部が前記異常の状態が解消されたと判断したとき、前記モータ制御部は、前記既比較信号に基づき前記モータ指令信号を出力することを特徴とするパワーステアリング装置。
(b)の技術的思想によれば、正常状態に復帰した場合は、通常制御(既比較信号による制御)に戻すことにより、より適切な操舵制御を行うことができる。
(c)(b)記載のパワーステアリング装置において、前記異常検知部は、前記所定時間の経過時間をカウントし、
前記所定時間経過前に前記異常検知部が前記異常の状態が解消されたと判断したとき、前記経過時間のカウント値をリセットすることを特徴とするパワーステアリング装置。
(c)の技術的思想によれば、正常復帰後、再度異常状態に入ったとき、改めて所定時間をカウントすることができ、判断精度を向上させることができる。
(d)請求項8記載のパワーステアリング装置において、前記モータ制御部は、前記異常検知部が前記異常を検出するとき、前記モータ指令信号を漸減させて出力することを特徴とする。
(d)の技術的思想によれば、出力制限を徐々に行うことにより、操舵違和感を抑制することができる。
(e)請求項10記載のパワーステアリング装置の制御装置において、前記 異常検知部は、前記第1の比較、前記第2の比較、および、前記第3の比較の全てを行い、前記トルクセンサ、前記舵角センサ、および前記モータ回転角センサの異常を検出することを特徴とするパワーステアリング装置の制御装置。
(e)の技術的思想によれば、全てのセンサにおいて冗長監視をすることにより、安全性を向上させることができる。
(f)(e)記載のパワーステアリング装置の制御装置において、前記異常検知部によって前記異常が検出された後、車両のイグニッションスイッチが切られ、更にその後、再度イグニッションスイッチが入れられたとき、前記モータ制御部は、前記代替信号に基づき前記電動モータを駆動制御するモータ指令信号を出力することを特徴とするパワーステアリング装置の制御装置。
(f)の技術的思想によれば、車両再起動時においても代替信号により操舵制御を継続することにより、運転者の操舵負荷を軽減することができる。
(g)請求項10記載のパワーステアリング装置の制御装置において、前記異常検知部は前記異常が検出され、この異常の状態が所定時間継続したとき、前記異常は確定情報であると判断し、
前記モータ制御部は、前記異常検知部において前記異常が検出され、異常が確定情報であると判断される前に、前記代替信号に基づき前記モータ指令信号を出力することを特徴とするパワーステアリング装置の制御装置。
(g)の技術的思想によれば、異常確定前に代替信号に切り替えることにより、早期に操舵の安全性を確保することができる。
(h)(g)記載のパワーステアリング装置の制御装置において、前記異常検知部が前記異常を検出した後、前記モータ制御部が前記代替信号に基づき前記モータ指令信号を出力し、その後、前記異常検知部が前記異常の状態が解消されたと判断したとき、前記モータ制御部は、前記既比較信号に基づき前記モ 一夕指令信号を出力することを特徴とするパワーステアリング装置の制御装置。
(h)の技術的思想によれば、正常状態に復帰した場合は、通常制御(既比較信号による制御)に戻すことにより、より適切な操舵制御を行うことができる。
(i)(h)記載のパワーステアリング装置の制御装置において、前記異常検知部は、前記所定時間の経過時間をカウントし、
前記所定時間経過前に前記異常の状態が解消されたと判断したとき、前記経過時間のカウント値をリセットすることを特徴とするパワーステアリング装置の制御装置。
(i)の技術的思想によれば、正常復帰後、再度異常状態に入ったとき、改めて所定時間をカウントすることができ、判断精度を向上させることができる。
(j)請求項10記載のパワーステアリング装置の制御装置において、
前記代替信号は、前記既比較信号以外の信号に基づき演算された前記既比較信号相当値と、前記既比較信号との平均値であることを特徴とするパワーステアリング装置の制御装置。
(j)の技術的思想によれば、既比較信号相当値のみを代替信号とした場合に比べ、既比較信号そのものを含んだ平均値は、実際の操舵状態に近い値を示すため、より適切な操舵制御を行うことができる。また、既比較信号には異常信号が含まれている可能性があるが、平均値をとることにより、異常信号は平滑化され、異常信号による影響は抑制される。
(k)請求項10記載のパワーステアリング装置の制御装置において、
前記モータ制御部は、前記異常検知部が前記異常を検出するとき、前記正常時であると判断する場合に比べ、前記モータ指令信号を低減させて出力することを特徴とするパワーステアリング装置の制御装置。
(k)記載の技術的思想によれば、異常が検出されるときは出力制限を行うことにより、操舵の安全性を向上させることができる。
(l)(k)記載のパワーステアリング装置の制御装置において、
前記モータ制御回路は、前記異常検知部が前記異常を検出するとき、前記モータ指令信号を漸減させて出力することを特徴とするパワーステアリング装置の制御装置。
(l)の技術的思想によれば、出力制限を徐々に行うことにより、操舵違和感を抑制することができる。

Claims (16)

  1. ステアリングホイールの操舵操作に応じて転舵輪を転舵させる操舵機構と、
    前記操舵機構に操舵力を付与する電動モータと、
    前記電動モータを駆動制御するECUと、
    前記操舵機構に設けられ、前記操舵機構に発生する操舵トルクを検出するトルクセンサと、
    前記操舵機構に設けられ、前記ステアリングホイールの操舵量である舵角を検出する舵角センサと、
    前記電動モータに設けられ、前記電動モータのロータの回転角を検出するモータ回転角センサと、
    前記ECUに設けられ、前記トルクセンサから出力される2つの操舵トルク検出信号であって、互いに異なる検出素子から検出される第1、および、第2操舵トルク検出信号、または共通の検出素子によって検出された後、互いに異なる電子回路を介して出力される第1、および、第2操舵トルク検出信号を受信するトルク信号受信部と、
    前記ECUに設けられ、前記舵角センサから出力される2つの舵角検出信号であって、互いに異なる検出素子から検出される第1、および、第2舵角検出信号、または共通の検出素子によって検出された後、互いに異なる電子回路を介して出力される第1、および、第2舵角検出信号を受信する舵角信号受信部と、
    前記ECUに設けられ、前記モータ回転角センサから出力される2つのモータ回転角検出信号であって、互いに異なる検出素子から検出される第1、および、第2モータ回転角検出信号、または共通の検出素子によって検出された後、互いに異なる電子回路を介して出力される第1、および、第2モータ回転角検出信号を受信するモータ回転角信号受信部と、
    前記ECUに設けられ、前記第1操舵トルク検出信号と前記第2操舵トルク検出信号との比較である第1の比較、前記第1舵角検出信号と前記第2舵角検出信号との比較である第2の比較、および前記第1モータ回転角検出信号と前記第2モータ回転角検出信号との比較である第3の比較のうち、いずれか1つを行うことにより、前記トルクセンサ、前記舵角センサ、または前記モータ回転角センサの異常を検出する異常検知部と、
    前記ECUに設けられ、前記第1、第2、および第3の比較のうち、前記異常検知部で比較が行われた信号である既比較信号以外の信号、または前記既比較信号および前記既比較信号以外の信号を用いて、前記既比較信号と同じ単位の既比較信号相当値である代替信号を演算する代替信号演算部と、
    前記ECUに設けられ、前記異常検知部によって前記トルクセンサ、前記舵角センサ、または、前記モータ回転角センサの異常が検出されない正常時に、前記既比較信号に基づき前記電動モータを駆動制御するモータ指令信号を出力し、前記異常検知部によって前記トルクセンサ、前記舵角センサ、または前記モータ回転角センサの異常が検出されたとき、前記代替信号に基づき前記モータ指令信号を出力するモータ制御部と、
    を有し、
    前記異常検知部は、異常が検出され、この異常の状態が所定時間継続したとき、前記異常は確定情報であると判断し、
    前記モータ制御部は、前記異常検知部において前記異常が検出され、前記異常が確定情報であると判断される前に、前記代替信号に基づき前記モータ指令信号を出力するパワーステアリング装置。
  2. 前記異常検知部は、
    前記第1の比較、前記第2の比較、および前記第3の比較の全てを行い、前記トルクセンサ、前記舵角センサ、および前記モータ回転角センサの異常を検出する請求項1記載のパワーステアリング装置。
  3. 前記異常検知部によって前記異常が検出された後、車両のイグニッションスイッチが切られ、更にその後、再度イグニッションスイッチが入れられたとき、前記モータ制御部は、前記代替信号に基づき前記電動モータを駆動制御するモータ指令信号を出力する請求項2記載のパワーステアリング装置。
  4. 前記異常検知部が前記異常を検出した後、前記モータ制御部が前記代替信号に基づき前記モータ指令信号を出力し、その後、前記異常検知部が前記異常の状態が解消されたと判断したとき、前記モータ制御部は、前記既比較信号に基づき前記モータ指令信号を出力する請求項1記載のパワーステアリング装置。
  5. 前記異常検知部は、前記所定時間の経過時間をカウントし、
    前記所定時間経過前に前記異常検知部が前記異常の状態が解消されたと判断したとき、前記経過時間のカウント値をリセットする請求項4記載のパワーステアリング装置。
  6. 前記代替信号は、
    前記既比較信号以外の信号に基づき演算された前記既比較信号相当値と、前記既比較信号との平均値である請求項1記載のパワーステアリング装置。
  7. 前記モータ制御部は、
    前記異常検知部が前記異常を検出するとき、前記正常時であると判断する場合に比べ、前記モータ指令信号を低減させて出力する請求項1記載のパワーステアリング装置。
  8. 前記モータ制御部は、前記異常検知部が前記異常を検出するとき、前記モータ指令信号を漸減させて出力する請求項7記載のパワーステアリング装置。
  9. ステアリングホイールの操舵操作に応じて転舵輪を転舵させる操舵機構に電動モータによって操舵力を付与するパワーステアリング装置の制御装置であって、
    前記操舵機構に発生した操舵トルクを検出するトルクセンサから出力された2つの操舵トルク検出信号であって、互いに異なる検出素子から検出される第1、および、第2操舵トルク検出信号、または共通の検出素子によって検出された後、互いに異なる電子回路を介して出力される第1および第2操舵トルク検出信号を受信するトルク信号受信部と、
    前記ステアリングホイールの操舵量である舵角を検出する舵角センサから出力された2つの舵角検出信号であって、互いに異なる検出素子から検出される第1、および、第2舵角検出信号、または共通の検出素子によって検出された後、互いに異なる電子回路を介して出力される第1および第2舵角検出信号を受信する舵角信号受信部と、
    前記電動モータのロータの回転角を検出するモータ回転角センサから出力された2つのモータ回転角検出信号であって、互いに異なる検出素子から検出される第1、および第2モータ回転角検出信号、または共通の検出素子によって検出された後、互いに異なる電子回路を介して出力される第1および第2モータ回転角検出信号を受信するモータ回転角信号受信部と、
    前記第1操舵トルク検出信号と前記第2操舵トルク検出信号との比較である第1の比較、前記第1舵角検出信号と前記第2舵角検出信号との比較である第2の比較、および前記第1モータ回転角検出信号と前記第2モータ回転角検出信号との比較である第3の比較のうち、いずれか1つを行うことにより、前記トルクセンサ、前記舵角センサ、または前記モータ回転角センサの異常を検出する異常検知部と、
    前記第1、第2、および第3の比較のうち、前記異常検知部で比較が行われた信号である既比較信号以外の信号、または、前記既比較信号および前記既比較信号以外の信号を用いて、前記既比較信号と同じ単位の既比較信号相当値である代替信号を演算する代替信号演算部と、
    前記異常検知部によって前記トルクセンサ、前記舵角センサ、または前記モータ回転角センサの異常が検出されない正常時に、前記既比較信号に基づき前記電動モータを駆動制御するモータ指令信号を出力し、前記異常検知部によって前記トルクセンサ、前記舵角センサ、または、前記モータ回転角センサの異常が検出されたとき、前記代替信号に基づき前記モータ指令信号を出力するモータ制御部と、
    を有し、
    前記異常検知部は前記異常が検出され、この異常の状態が所定時間継続したとき、前記異常は確定情報であると判断し、
    前記モータ制御部は、前記異常検知部において前記異常が検出され、異常が確定情報であると判断される前に、前記代替信号に基づき前記モータ指令信号を出力するパワーステアリング装置の制御装置。
  10. 前記異常検知部は、前記第1の比較、前記第2の比較、および、前記第3の比較の全てを行い、前記トルクセンサ、前記舵角センサ、および前記モータ回転角センサの異常を検出する請求項9記載のパワーステアリング装置の制御装置。
  11. 前記異常検知部によって前記異常が検出された後、車両のイグニッションスイッチが切られ、更にその後、再度イグニッションスイッチが入れられたとき、前記モータ制御部は、前記代替信号に基づき前記電動モータを駆動制御するモータ指令信号を出力する請求項10記載のパワーステアリング装置の制御装置。
  12. 前記異常検知部が前記異常を検出した後、前記モータ制御部が前記代替信号に基づき前記モータ指令信号を出力し、その後、前記異常検知部が前記異常の状態が解消されたと判断したとき、前記モータ制御部は、前記既比較信号に基づき前記モータ指令信号を出力する請求項9記載のパワーステアリング装置の制御装置。
  13. 前記異常検知部は、前記所定時間の経過時間をカウントし、
    前記所定時間経過前に前記異常の状態が解消されたと判断したとき、前記経過時間のカウント値をリセットする請求項12記載のパワーステアリング装置の制御装置。
  14. 前記代替信号は、前記既比較信号以外の信号に基づき演算された前記既比較信号相当値と、前記既比較信号との平均値である請求項9記載のパワーステアリング装置の制御装置。
  15. 前記モータ制御部は、前記異常検知部が前記異常を検出するとき、前記正常時であると判断する場合に比べ、前記モータ指令信号を低減させて出力する請求項9記載のパワーステアリング装置の制御装置。
  16. 前記モータ制御回路は、前記異常検知部が前記異常を検出するとき、前記モータ指令信号を漸減させて出力する請求項15記載のパワーステアリング装置の制御装置。
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