JP2013172543A - 電動機制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】変動値検出手段の出力値が異常から正常に戻った場合でも、電動機を適切に制御する。
【解決手段】電動パワーステアリング用の電動機制御装置100では、ステアリングの操舵トルクを検出するトルクセンサ1と、トルクセンサ1の出力値が異常であるか正常であるかを判定する異常・故障判定部2と、トルクセンサ1の出力値の代替値を設定するローパスフィルタ3および遅延回路4とが備わっている。トルクセンサ1の出力値に基づいてモータ11を制御している際に、トルクセンサ1の出力値が異常になった場合、切り替えSWを「正常」から「異常」に切り替えて、トルクセンサ1の出力値に代えて、代替値に基づいてモータ11を制御する。さらに、トルクセンサ1の出力値が異常から正常になった場合、切り替えSWを「異常」から「正常」に切り替えて、代替値に代えて、トルクセンサ1の出力値に基づいてモータ11を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、変動値検出手段の出力値に基づいて電動機を制御し、変動値検出手段の出力値が異常である場合に、代替値に基づいて電動機を制御する電動機制御装置に関する。
電動機制御装置として、たとえば、特許文献1〜3に開示されているような、電動パワーステアリング用の電子制御装置がある。この電子制御装置では、ステアリングの操舵補助力を付与するモータ(電動機)を制御するために、ステアリングの操舵トルクをトルクセンサ(変動値検出手段)により検出する。
特許文献1の電子制御装置では、トルクセンサの出力値が異常であるか正常であるかを検出し、トルクセンサの出力値の異常が一定時間継続したら、トルクセンサが故障であると判定する。また、トルクセンサの出力値の代替値を算出し、トルクセンサの出力値が異常のときに、トルクセンサが故障であると判定する前でも、トルクセンサの出力値の代わりに、代替値に基づいてモータを制御する。
特許文献2の電子制御装置では、トルクセンサの出力値が正常である場合は、トルクセンサの出力値に基づいて目標電流値を設定して、モータを制御し、かつ、目標電流値をRAMに記憶させる。トルクセンサの出力値が異常である場合は、RAMから過去の目標電流値を読み出して、モータを制御する。
特許文献3の電子制御装置では、トルクセンサの出力値の高周波成分をローパスフィルタにより除去し、ローパスフィルタの出力値に基づいてモータを制御する。また、トルクセンサの出力値の異常を検出したときに、ローパスフィルタの時定数を大きくする。その後、トルクセンサの出力値の異常を検出しなくなったときに、ローパスフィルタの時定数を元に戻す。
特許文献1、2では、トルクセンサの出力値が異常になった場合に、該出力値に代えて代替値に基づいてモータを制御することで、モータを適切に制御している。また、トルクセンサの出力値が異常になってから、トルクセンサの故障を判定するまでの時間をある程度確保して、誤判定を防止している。しかしながら、トルクセンサの出力値が一旦異常になった後、正常に戻る場合がある。このような場合に、代替値に基づいてモータを制御し続けていると、モータを適切に制御できなくなる。
特開2005−75026号公報 特開2003−63433号公報 特開2009−132344号公報
本発明の課題は、変動値検出手段の出力値が異常から正常に戻った場合でも、電動機を適切に制御できる電動機制御装置を提供することである。
本発明による電動機制御装置では、電動機を制御するために必要な変動値を検出する変動値検出手段と、変動値検出手段の出力値が異常であるか正常であるかを判定する出力値判定部と、変動値検出手段の出力値の代替値を設定する代替値設定手段とが備わっている。そして、変動値検出手段の出力値に基づいて電動機を制御している際に、変動値検出手段の出力値が異常になった場合、変動値検出手段の出力値に代えて、代替値に基づいて電動機を制御し、変動値検出手段の出力値が一旦異常になってから正常になった場合、代替値に代えて、変動値検出手段の出力値に基づいて電動機を制御する。
上記によると、変動値検出手段の出力値が異常になった場合に、該出力値に代えて代替値に基づいて電動機を制御し、変動値検出手段の出力値が異常から正常になった場合に、代替値に代えて変動値検出手段の出力値に基づいて電動機を制御する。このため、変動値検出手段の出力値が、異常になった場合だけでなく、異常から正常に戻った場合でも、電動機を適切に制御することができる。
また、本発明では、上記電動機制御装置において、変動値検出手段の出力値が一旦異常になってから正常になって、該正常状態が所定時間継続した場合に、代替値に代えて、変動値検出手段の出力値に基づいて電動機を制御するようにしてもよい。
また、本発明では、上記電動機制御装置において、変動値検出手段の出力値から代替値に切り替えるのに要する時間は、代替値から変動値検出手段の出力値に切り替えるのに要する時間より短くしてもよい。
また、本発明では、上記電動機制御装置において、変動値検出手段の出力値の異常状態が所定時間継続したときに、変動値検出手段が故障であると判定する故障判定手段を備えていてもよい。この場合、故障判定手段が変動値検出手段の故障を判定するのに要する時間は、代替値から変動値検出手段の出力値に切り替えるのに要する時間より長くしてもよい。
さらに、本発明では、上記電動機制御装置において、電動機は、たとえばステアリングの操舵補助力を付与するモータから成り、変動値検出手段は、たとえばステアリングの操舵トルクを検出するトルクセンサから成る。この場合の電動機制御装置は、電動パワーステアリング用の電子制御装置であって、トルクセンサの出力値または代替値に基づいて設定した目標値によりモータを制御する。
本発明によれば、変動値検出手段の出力値が異常から正常に戻った場合でも、電動機を適切に制御できる電動機制御装置を提供することが可能となる。
本発明の電動機制御装置の一例を示したブロック図である。 第1実施形態による電動機制御装置の動作を示したフローチャートである。 第1実施形態による電動機制御装置の各出力値の変化の一例を示したタイムチャートである。 第1実施形態による電動機制御装置の各出力値の変化の一例を示したタイムチャートである。 第1実施形態による電動機制御装置の各出力値の変化の他の例を示したタイムチャートである。 第2実施形態による電動機制御装置の動作を示したフローチャートである。 第2実施形態による電動機制御装置の各出力値の変化の一例を示したタイムチャートである。 第2実施形態による電動機制御装置の各出力値の変化の他の例を示したタイムチャートである。
以下、本発明の実施形態につき、図面を参照しながら説明する。各図において、同一の部分または対応する部分には、同一符号を付してある。
図1は、本発明の電動機制御装置100の一例を示したブロック図である。電動機制御装置100は、車両の電動パワーステアリング用の電子制御装置(EPS−ECU)である。
モータ11は、ステアリングの操舵補助力を付与する。電動機制御装置100は、モータ11を制御して、ステアリングの操舵を補助し、運転者がステアリングに加える操舵力を軽減する。角度センサ12は、モータ11の回転角度を検出する。モータ11は、本発明の「電動機」の一例である。
トルクセンサ1は、ステアリングにかかる操舵トルクを検出する。この操舵トルクは、モータ11を制御するために必要な変動値の1つである。トルクセンサ1は、本発明の「変動値検出手段」の一例である。
異常・故障判定部2は、トルクセンサ1の出力値(トルクセンサ信号のサンプリング値)を所定の閾値と比較することにより、該出力値が異常であるか正常であるかを判定する。そして、異常・故障判定部2は、当該判定結果に基づいて、異常判定フラグをONまたはOFFに切り替え、切り替えSW(スイッチ)を「異常」または「正常」に切り替える。
また、異常・故障判定部2は、トルクセンサ1の出力値の異常状態が所定時間継続したときに、トルクセンサ1が故障であると判定する。異常・故障判定部2は、本発明の「出力値判定部」と「故障判定手段」の一例である。
ローパスフィルタ3は、切り替えSWから出力されたトルク信号の高周波成分を除去する。遅延回路4は、ローパスフィルタ3から出力されたフィルタ後トルク信号を1サンプル分保持する。トルク信号がローパスフィルタ3と遅延回路4を経由することで、トルクセンサ1の出力値の代替値が設定される。ローパスフィルタ3と遅延回路4は、本発明の「代替値設定手段」の一例である。
切り替えSWが「正常」に切り替えられているときは、トルクセンサ1から出力されたトルクセンサ信号がトルク信号となる(トルクセンサ信号=トルク信号)。
切り替えSWが「異常」に切り替えられているときは、遅延回路4からの出力信号(代替値)がトルク信号となる(代替値=トルク信号)。
トルク指令算出部5は、切り替えSWから出力されたトルク信号と、車速検出部13から出力された車速信号とに基づいて、テーブル5aを参照してトルク指令値(電流値)を算出する。テーブル5aは、代表車速(たとえば、Va=0km/h、Vb=50km/h、Vc=100km/h)毎の操舵トルクとトルク指令値との関係を示している。
微分制御部6は、トルク信号の微分値を算出し、該微分値と、車速検出部13から出力された車速信号とに基づいて、微分指令値を算出する。モータ回転数算出部8は、角度センサ12から出力された角度信号に基づいて、モータ11の回転数を算出し、収斂制御部7に出力する。収斂制御部7は、車速検出部13から出力された車速信号と、モータ回転数算出部8から出力された回転数信号とに基づいて、収斂指令値を算出する。
演算器14は、トルク指令算出部5から出力されたトルク指令値と、微分制御部6から出力された微分指令値とを加算し、収斂制御部7からの収斂指令値を減算して、ゲイン可変部9へ出力する。ゲイン可変部9は、異常・故障判定部2の判定結果に基づいて、演算器14の出力値に乗ずるゲインを可変して、電流指令値を算出する。モータ駆動部10は、ゲイン可変部9から出力された電流指令値に基づいて、モータ11を駆動する。
トルクセンサ1とモータ11と角度センサ12は、電動機制御装置100と別体で、ステアリングシャフトの近傍に設けられている。車速検出部13は、電動機制御装置100と別体で、自動車に設けられている。その他の各部2〜10、5a、14、切り替えSWは、電動機制御装置100内に設けられている。
図2は、第1実施形態による電動機制御装置100の動作を示したフローチャートである。図2の一連の動作は、電動機制御装置100の起動中に繰り返し実行される。図3は、電動機制御装置100の各出力値の変化の一例を示したタイムチャートである。図4は、第1実施形態による電動機制御装置100の各出力値の変化の一例を示したタイムチャートである。図5は、第1実施形態による電動機制御装置100の各出力値の変化の他の例を示したタイムチャートである。
図2において、まず、トルクセンサ1により操舵トルクを検出する(ステップS1)。そして、異常・故障判定部2により、トルクセンサ1の出力値Tqが閾値より小さいか否かを判定する(ステップS2)。
このとき、図3〜図5の時点J1より前(左側)に示すように、トルクセンサ1から出力されたトルクセンサ信号のレベルが閾値より高ければ、異常・故障判定部2は、トルクセンサ1の出力値Tqが閾値以上で正常であると判定する(図2のステップS2:NO)。そして、異常・故障判定部2は、異常判定フラグをOFFして、切り替えSWを「正常」に切り替える(ステップS8)。
これにより、トルクセンサ信号がトルク信号として、ローパスフィルタ3、トルク指令算出部5、および微分制御部6に入力される(図1参照)。そして、トルク指令算出部5、微分制御部6、および収斂制御部7からの各指令値に基づいて、ゲイン可変部9で電流指令値が算出される。さらに、その電流指令値に基づいて、モータ駆動部10によりモータ11が駆動される。すなわち、トルクセンサ1の出力値Tqが正常である場合は、トルクセンサ1の出力値Tqに基づいて、モータ11が制御される。
その際、図3〜図5の時点J1より前に示すように、トルク信号が閾値より高くなり、ローパスフィルタ3から出力されたフィルタ後トルク信号と、トルク指令算出部5から出力されたトルク指令値とが、高いレベルとなる。また、ゲイン可変部9から出力された電流指令値も高いレベルとなる。
一方、図3〜図5の時点J1に示すように、トルクセンサ信号のレベルが低下するトルク過小異常が発生すると、異常・故障判定部2は、トルクセンサ1の出力値Tqが閾値より小さい異常であると判定する(図2のステップS2:YES)。そして、異常・故障判定部2は、異常判定フラグをONして、切り替えSWを「異常」に切り替える(ステップS3)。
これにより、ローパスフィルタ3と遅延回路4によって過去のトルク信号に基づいて設定された代替値が、現在のトルク信号としてローパスフィルタ3、トルク指令算出部5、および微分制御部6に入力される。過去のトルク信号とは、すなわち、異常になる前の正常なトルクセンサ信号のことである。よって、代替値は、過去の正常なトルクセンサ1の出力値Tqに基づいて設定されている。
そして、トルク指令算出部5と微分制御部6で代替値に基づいて、それぞれトルク指令値と微分指令値が算出される。また、ゲイン可変部9で、トルク指令算出部5と微分制御部6と収斂制御部7からの各指令値に基づいて、電流指令値が算出される。さらに、その電流指令値に基づいて、モータ駆動部10によりモータ11が駆動される。すなわち、トルクセンサ1の出力値Tqが異常である場合は、トルクセンサ1の出力値Tqの代替値に基づいて、モータ11が制御される。
その際、図3および図5の時点J1から時点J2までに示すように、トルクセンサ信号が異常低下しても、トルク信号は低下せずに、閾値より高いレベルを維持する。また、フィルタ後トルク信号、トルク指令値、および電流指令値も、高いレベルを維持する。つまり、トルクセンサ1の出力値Tqが異常になっても、適切なトルク信号が確保されて、モータ11が適切に制御される。
図2のステップS3の後、トルクセンサ1の出力値Tqが閾値より小さい異常状態で、所定時間M1が経過するのを待つ(ステップS4およびS5の異常検出待ち)。そして、トルクセンサ1の出力値Tqが閾値より小さい異常状態で(ステップS4:YES)、所定時間M1が経過すると(ステップS5:YES)、異常・故障判定部2が、トルクセンサ1の異常を検出したことをゲイン可変部9に通知する(図3および図5の時点J2)。
ゲイン可変部9は、トルクセンサ1の異常検出の通知を受けると、演算器14の出力値に乗ずるゲインのレベルを漸減して、電流指令値を算出する。これにより、図3および図5の時点J2以降に示すように、電流指令値が漸減される。
図2のステップS5の後、トルクセンサ1の出力値Tqが閾値より小さい異常状態で、所定時間M2が経過するのを待つ(ステップS6およびS7の異常確定待ち)。この異常確定待ちの所定時間M2は、異常検出待ちの所定時間M1より長く設定されている(M1<M2)。
そして、トルクセンサ1の出力値Tqが閾値より小さい異常状態で(ステップS6:YES)、所定時間M2が経過すると(ステップS7:YES)、異常・故障判定部2により、トルクセンサ1が故障であると判定される。また、異常・故障判定部2により、トルクセンサ1の異常を確定したことがゲイン可変部9に通知される(図3の時点J3)。
ゲイン可変部9は、トルクセンサ1の異常確定の通知を受けると、演算器14の出力値に乗ずるゲインのレベルを「0」まで漸減し続ける。これにより、ゲイン可変部9から出力される電流指令値が、図3の時点J3以降(右側)に示すように漸減して、最終的に「0」となり、モータ11が停止する。
一方、図2のステップS4およびS5の異常検出待ちや、ステップS6およびS7の異常確定待ちの際に、図4の時点J4や図5の時点J8に示すように、トルクセンサ信号のレベルが閾値より高くなることがある。この場合、異常・故障判定部2は、トルクセンサ1の出力値Tqが閾値以上で正常であると判定する(図2のステップS4:NO、ステップS6:NO)。そして、異常・故障判定部2は、異常判定フラグをOFFして、切り替えSWを「正常」に切り替える(ステップS8)。
これにより、トルクセンサ信号がトルク信号として、ローパスフィルタ3、トルク指令算出部5、および微分制御部6に入力される(図1参照)。そして、トルク指令算出部5、微分制御部6、および収斂制御部7からの各指令値に基づいて、ゲイン可変部9で電流指令値が算出される。さらに、その電流指令値に基づいて、モータ駆動部10によりモータ11が駆動される。すなわち、トルクセンサ1の出力値Tqに基づいて、モータ11が制御される。
その際、トルク信号が、図4の時点J4や図5の時点J8でトルクセンサ信号と同等になるため、閾値レベルまで低下する。そして、図4の時点J4や図5の時点J8から、トルクセンサ信号が若干上昇してから低下するので、トルク信号も若干上昇してから低下する。トルク指令値と電流指令値は、トルク信号の影響を受けて、図4の時点J4や図5の時点J8で低下した後、若干上昇してから低下する。フィルタ後トルク信号は、トルク信号の高周波成分が除去されるので、図4の時点J4や図5の時点J8から若干低下する。
そして、図4の時点J5や図6の時点J9で、再び、トルクセンサ信号のレベルが閾値より低下すると、再度実行された図2のステップS1の後、異常・故障判定部2により、トルクセンサ1の出力値Tqが閾値より小さい異常であると判定される(ステップS2:YES)。そして、異常・故障判定部2は、異常判定フラグをONして、切り替えSWを「異常」に切り替える(ステップS3)。
これにより、再び、トルクセンサ1の出力値Tqの代替値が、トルク信号として切り替えSWから出力される。このため、図4の時点J5や図6の時点J9に示すように、トルク信号、トルク指令値、および電流指令値が高いレベルまで上昇する。フィルタ後トルク信号は、低下しなくなり、高いレベルを維持する。
図4に示す例では、時点J5以降、トルクセンサ信号のレベルが閾値より小さくなったままである。このため、時点J5から、トルクセンサ1の出力値Tqの異常状態が(図2のステップS4:YES)、所定時間M1継続して(ステップS5:YES)、トルクセンサ1の異常が検出される(図4の時点J6)。そして、ゲイン可変部9で算出される電流指令値が漸減されて行く。
さらに、時点J6から、トルクセンサ1の出力値Tqの異常状態が(図2のステップS6:YES)、所定時間M2継続するため(ステップS7:YES)、トルクセンサ1の異常が確定される(図4の時点J7)。そして、ゲイン可変部9で算出される電流指令値が漸減され続けて、最終的に「0」となり、モータ11が停止する。
図5に示す例では、トルクセンサ信号が、時点J9からある程度低下した後、上昇して、時点J10で閾値以上となり、以降は閾値より高いレベルを維持している。このため、再度実行された図2のステップS1〜S4の後、時点J9から所定時間M1が経過する前に(ステップS5:NO)、時点J8でトルクセンサ1の出力値Tqが閾値以上で正常になる(ステップS4:NO)。そして、異常判定フラグがOFFされ、切り替えSWが「正常」に切り替えられる(ステップS8)。
これにより、トルク信号が、図5の時点J10でトルクセンサ信号と同等になるため、一旦低下してから上昇して行き、以降は閾値より高いレベルを維持する。トルク指令値は、トルク信号の影響を受けて、図5の時点J10で一旦低下してから、上昇して行き、高いレベルを維持する。電流指令値は、トルク信号の影響を受けて、図5の時点J10で一旦低下してから、2段階の傾きで上昇して行き、高いレベルを維持する。
フィルタ後トルク信号は、トルク信号の高周波成分が除去されるので、図5の時点J10から若干上昇した後、高いレベルを維持する。つまり、時点J10で、トルクセンサ1の出力値Tqが異常から正常に復帰したときも、適切なトルク信号が確保されて、モータ11が適切に制御される。
上記実施形態によると、トルクセンサ1の出力値Tqが異常になった場合に、該出力値Tqに代えて、代替値に基づいてモータ11を制御している。また、トルクセンサ1の出力値Tqが異常から正常になった場合に、代替値に代えて、トルクセンサ1の出力値Tqに基づいてモータ11を制御している。
このため、トルクセンサ1の出力値Tqが異常になった場合だけでなく、トルクセンサ1の出力値Tqが異常から正常に戻った場合にも、モータ11を適切に制御することができる。またこれにより、ステアリングの挙動の大幅な変化を防止して、車両を不安定にさせないようにすることができる。
図6は、第2実施形態による電動機制御装置100の動作を示したフローチャートである。図6の一連の動作は、電動機制御装置100の起動中に繰り返し実行される。図7は、第2実施形態による電動機制御装置100の各出力値の変化の一例を示したタイムチャートである。図8は、第2実施形態による電動機制御装置100の各出力値の変化の他の例を示したタイムチャートである。以下の第2実施形態では、図6〜図8に加えて、図3も参照する。
図6において、まず、トルクセンサ1により操舵トルクを検出して(ステップS1)、トルクセンサ1の出力値Tqが閾値より小さいか否かを判定する(ステップS2)。このとき、図3、図7、および図8の時点J1より前に示すように、トルクセンサ信号のレベルが閾値より高ければ、異常・故障判定部2は、トルクセンサ1の出力値Tqが閾値以上で正常であると判定する(図6のステップS2:NO)。そして、異常判定フラグをOFFして、切り替えSWを「正常」に切り替える(ステップS8)。
これにより、トルクセンサ信号がトルク信号となり、該トルク信号に基づいて、フィルタ後トルク信号、トルク指令値、および電流指令値が、図3、図7、および図8の時点J1より前に示すように、高いレベルに設定される。そして、この電流指令値に基づいて、モータ駆動部10によりモータ11が駆動される。すなわち、トルクセンサ1の出力値Tqに基づいてモータ11が制御される。
その後、図3、図7、および図8の時点J1に示すように、トルクセンサ信号の過小異常が発生すると、異常・故障判定部2は、トルクセンサ1の出力値Tqが閾値より小さくて異常であると判定する(図6のステップS2:YES)。そして、異常・故障判定部2は、異常判定フラグをONして、切り替えSWを「異常」に切り替える(ステップS3)。
これにより、遅延回路4から出力される代替値がトルク信号となり、該トルク信号に基づいて、フィルタ後トルク信号、トルク指令値、および電流指令値が設定される。代替値は、異常になる前の正常なトルクセンサ信号に基づいて、閾値より高く設定されている。このため、図3、図7、および図8の時点J1以降に示すように、トルクセンサ信号が低下しても、トルク信号は低下することなく、高いレベルを維持する。また、フィルタ後トルク信号、トルク指令値、および電流指令値も、低下することなく、高いレベルを維持する。
代替値に基づいて設定された電流指令値により、モータ駆動部10がモータ11を駆動する。すなわち、異常なトルクセンサ1の出力値Tqではなく、代替値に基づいてモータ11が制御される。
図6のステップS3の後、トルクセンサ1の出力値Tqが閾値より小さい異常状態で(ステップS4:YES)、所定時間M1が経過すると(ステップS5:YES)、異常・故障判定部2がトルクセンサ1の異常検出をゲイン可変部9に通知する(図3および図8の時点J2)。すると、ゲイン可変部9が、ゲインレベルを漸減して、電流指令値を算出する。これにより、図3および図8の時点J2以降に示すように、電流指令値が漸減される。
図6のステップS5の後、トルクセンサ1の出力値Tqが閾値より小さい異常状態で(ステップS6:YES)、所定時間M2が経過すると(ステップS7:YES)、異常・故障判定部2により、トルクセンサ1が故障であると判定される。また、トルクセンサ1の異常確定が異常・故障判定部2からゲイン可変部9に通知される(図3の時点J3)。すると、ゲイン可変部9が、ゲインレベルを「0」まで漸減し続けて、電流指令値を算出する。これにより、図3の時点J3以降に示すように、電流指令値が漸減され続けて、最終的に「0」となり、モータ11が停止する。
一方、図7の時点J4や図8の時点J8では、異常検出待ち(図6のステップS4およびS5)や、異常確定待ち(ステップS6およびS7)の際に、トルクセンサ信号のレベルが閾値より高くなっている。この場合、異常・故障判定部2は、トルクセンサ1の出力値Tqが閾値以上で正常であると判定する(図6のステップS4:NO、ステップS6:NO)。
そして、トルクセンサ1の出力値Tqが閾値以上の正常状態で、所定時間M3が経過するのを待つ(ステップS4およびS9、ステップS6およびS10)。この正常検出待ちの所定時間M3は、異常検出待ちの所定時間M1や異常確定待ちの所定時間M2より短く設定されている(M3<M1<M2)。
図7および図8に示す例では、図7の時点J4や図8の時点J8で、トルクセンサ信号のレベルが閾値より高くなってから、所定時間M3が経過するまでに(図6のステップS9:NO、ステップS10:NO)、図7の時点J5や図8の時点J9で、再びトルクセンサ信号のレベルが閾値より小さくなっている。この場合、異常・故障判定部2が、トルクセンサ1の出力値Tqが閾値より小さくて異常であると判定し(図6のステップS4:YES、ステップS6:YES)、再び、異常検出待ち(ステップS4およびS5)または異常確定待ち(ステップS6およびS7)となる。
これにより、図7および図8に示すように、一旦閾値より小さくなったトルクセンサ信号が、図7の時点J4〜J5や図8の時点J8〜J9で、一時的(所定時間M3より短い時間)に閾値以上になっても、異常判定フラグはONのままであり、切り替えSWは「異常」のままである。このため、トルクセンサ1の出力値Tqの代替値が継続してトルク信号となり、図7の時点J4以降や図8の時点J8〜J9に示すように、トルク信号が、変動することなく、閾値より高いレベルを維持する。また、フィルタ後トルク信号とトルク指令値も、変動することなく、高いレベルを維持する。電流指令値は、漸減し続ける。
図7に示す例では、時点J5以降、トルクセンサ信号のレベルが閾値より小さくなったままである。このため、再度実行された図6のステップS1〜S3の後、時点J5から、トルクセンサ1の出力値Tqの異常状態(図6のステップS4:YES)が、所定時間M1継続して(ステップS5:YES)、トルクセンサ1の異常が検出される(図7の時点J6)。そして、ゲイン可変部9で算出される電流指令値が漸減されて行く。
さらに、時点J6から、トルクセンサ1の出力値Tqの異常状態が(図6のステップS6:YES)、所定時間M2継続するため(ステップS7:YES)、トルクセンサ1の異常が確定される(図7の時点J7)。そして、ゲイン可変部9で算出される電流指令値が漸減され続けて、最終的に「0」となり、モータ11が停止する。
図8に示す例では、トルクセンサ信号のレベルが、時点J9からある程度低下した後、上昇して、時点J10で閾値以上となっている。このため、再度実行された図6のステップS1〜S4の後、時点J9から所定時間M1が経過する前に(図6のステップS5:NO)、時点J10で異常・故障判定部2により、トルクセンサ1の出力値Tqが閾値以上で正常になったと判定される(図6のステップS4:NO)。そして、トルクセンサ1の出力値Tqが閾値以上の正常状態で、所定時間M3が経過するのを待つ(ステップS4およびS9)。
図8の時点J10以降では、トルクセンサ信号が閾値以上のレベルを維持している。このため、時点J10から、トルクセンサ1の出力値Tqが閾値以上の正常状態を継続し(図6のステップS4:NO)、時点J11で、所定時間M3が経過する(図6のステップS9:YES)。すると、異常・故障判定部2が、異常判定フラグをOFFして、切り替えSWを「正常」に切り替える(ステップS8)。
これにより、図8の時点J11で、トルク信号がトルクセンサ信号と同等になるため、以降は閾値より高い一定レベルを維持する。トルク指令値とフィルタ後トルク信号も、高い一定レベルを維持する。電流指令値は、時点J11から漸増した後、高い一定レベルを維持する。時点J11以降は、正常なトルクセンサ1の出力値Tqに基づいて、モータ11が適切に制御される。
上記実施形態によると、トルクセンサ1の出力値Tqが異常になった場合に、代替値に基づいてモータ11を制御し、トルクセンサ1の出力値Tqが異常から正常になった場合に、トルクセンサ1の出力値Tqに基づいてモータ11を制御している。このため、トルクセンサ1の出力値Tqが異常から正常に戻った場合にも、モータ11を適切に制御することができる。
また、上記実施形態では、トルクセンサ1の出力値Tqが異常から正常になって、該正常状態が所定時間M3継続したときに、代替値に代えて、トルクセンサ1の出力値Tqに基づいてモータ11を制御している。このため、トルクセンサ1の出力値Tqが一時的に異常から正常に切り替わっても、代替値に基づいてモータ11を制御する状態が保持され、出力値Tqの変動の影響を受けずに、モータ11を安定に制御することができる。
また、上記実施形態では、トルクセンサ1の出力値Tqが異常状態になると、直ぐに切り替えSWを「正常」から「異常」に切り替えるのに対し、トルクセンサ1の出力値Tqが正常状態で所定時間M3経過したときに、切り替えSWを「異常」から「正常」に切り替えている。つまり、トルクセンサ1の出力値Tqから代替値に切り替えるのに要する時間が、代替値からトルクセンサ1の出力値Tqに切り替えるのに要する時間より短くなっている。
このため、トルクセンサ1の出力値Tqが異常になったときに、即座に正常な代替値に基づいてモータ11を適切に制御することができる。また、トルクセンサ1の出力値Tqが異常から正常になって、該正常状態が安定したときに、正常なトルクセンサ1の出力値Tqに基づいてモータ11を適切に制御することができる。
さらに、上記実施形態では、異常・故障判定部2がトルクセンサ1の故障を判定するのに要する時間(M1+M2)が、代替値からトルクセンサ1の出力値Tqに切り替えるのに要する時間(M3)より長くなっている。このため、トルクセンサ1の出力値Tqが一旦異常になってから正常に復帰する前に、トルクセンサ1が故障であると誤判定するのを防止することができる。
本発明は、上述した以外にも種々の実施形態を採用することができる。たとえば、上記実施形態では、トルクセンサ1の出力値Tqが閾値より小さいか否かによって、異常と正常を判定した例を示したが、本発明はこれのみに限定するものではない。これ以外に、たとえば、上限閾値と下限閾値とを設定して、トルクセンサ1の出力値Tqが、上限閾値から下限閾値までの範囲内にあれば正常と判定し、上限閾値から下限閾値までの範囲外にあれば異常と判定するようにしてもよい。また、トルクセンサ1の出力値Tqの変動に基づいて、正常か異常かを判定するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、ローパスフィルタ3と遅延回路4により、過去の正常なトルクセンサ1の出力値Tqに基づいて、代替値を設定した例を示したが、本発明はこれのみに限定するものではない。たとえば、異常になる直前のトルクセンサ1の出力値Tqや、異常になる前の複数サンプルのトルクセンサ1の出力値Tqの平均値などの演算値や、該複数サンプルの出力値Tqから関数を求めて予測した予測値などを、代替値としてもよい。また、トルク値だけでなく、異常になる前のトルク指令値や電流指令値などを代替値としたり、該指令値に基づく算出値を代替値としたりしてもよい。また、ローパスフィルタ3の時定数を、トルクセンサ1の出力値Tqの異常状態に応じて変化させて、ローパスフィルタ3からの出力値を代替値としてもよい。
さらに、上記実施形態では、電動パワーステアリング用の電動機制御装置100における、トルクセンサ1のフェールセーフのために、本発明を適用した例を挙げたが、これ以外の用途の電動機制御装置における、センサなどの変動値検出手段のフェールセーフに対しても、本発明を適用することは可能である。
1 トルクセンサ
2 異常・故障判定部
3 ローパスフィルタ
4 遅延回路
11 モータ
100 電動機制御装置
M1 異常検出待ちの所定時間
M2 異常確定待ちの所定時間
M3 正常検出待ちの所定時間
Tq トルクセンサの出力値

Claims (5)

  1. 電動機を制御するために必要な変動値を検出する変動値検出手段と、
    前記変動値検出手段の出力値が異常であるか正常であるかを判定する出力値判定部と、
    前記変動値検出手段の出力値の代替値を設定する代替値設定手段と、を備え、
    前記変動値検出手段の出力値に基づいて前記電動機を制御している際に、
    前記変動値検出手段の出力値が異常になった場合、
    前記変動値検出手段の出力値に代えて、前記代替値に基づいて前記電動機を制御する電動機制御装置において、
    前記変動値検出手段の出力値が一旦異常になってから正常になった場合、
    前記代替値に代えて、前記変動値検出手段の出力値に基づいて前記電動機を制御する、ことを特徴とする電動機制御装置。
  2. 請求項1に記載の電動機制御装置において、
    前記変動値検出手段の出力値が一旦異常になってから正常になって、該正常状態が所定時間継続した場合に、
    前記代替値に代えて、前記変動値検出手段の出力値に基づいて前記電動機を制御する、ことを特徴とする電動機制御装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の電動機制御装置において、
    前記変動値検出手段の出力値から前記代替値に切り替えるのに要する時間は、前記代替値から前記変動値検出手段の出力値に切り替えるのに要する時間より短い、ことを特徴とする電動機制御装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の電動機制御装置において、
    前記変動値検出手段の出力値の異常状態が所定時間継続したときに、前記変動値検出手段が故障であると判定する故障判定手段を備え、
    前記故障判定手段が前記変動値検出手段の故障を判定するのに要する時間は、前記代替値から前記変動値検出手段の出力値に切り替えるのに要する時間より長い、ことを特徴とする電動機制御装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の電動機制御装置において、
    前記電動機は、ステアリングの操舵補助力を付与するモータから成り、
    前記変動値検出手段は、ステアリングの操舵トルクを検出するトルクセンサから成り、
    当該電動機制御装置は、電動パワーステアリング用の電子制御装置であって、前記トルクセンサの出力値または前記代替値に基づいて前記モータを制御する、ことを特徴とする電動機制御装置。
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