JP5206279B2 - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電動パワーステアリング装置に関するものである。
通常、電動パワーステアリング装置(EPS)には、ステアリングシャフトを介して伝達される操舵トルクを検出するためのトルクセンサが設けられている。そして、その検出される操舵トルクに基づいて、操舵系に対するアシスト力付与、即ちパワーアシスト制御が実行される。
また、従来、こうしたEPS用のトルクセンサには、ステアリングシャフトに設けられたトーションバーの捻れ角に基づき出力レベル(出力電圧)が変化するホールIC等のセンサ素子を用いて構成されたものがある。そして、例えば、特許文献1に記載のトルクセンサは、そのホールICを二重化することにより信頼性の向上を図る構成となっている。
即ち、このように独立した二系統のセンサ信号を用いることにより、容易且つ高精度にその故障判定を行なうことが可能になる。具体的には、例えば、図5(a)(b)に示すように、その二つセンサ素子の出力特性を相互に反転、つまり操舵トルクの変動に対して出力される信号波形(各出力電圧Va,Vbの変化特性)が互いに反対となるように設定(配置)する。そして、当該出力電圧Va,Vbの合計値Vabを監視することにより、トルクセンサを構成する各センサ素子の故障を判定することができる。
つまり、その二つのセンサ素子の少なくとも一方に何らかの故障がない限り、図5(c)に示すように、これら各センサ素子の出力電圧Va,Vbの合計値Vabは、その基準値(各出力電圧Va,Vbの取り得る値の中間値)である所定電圧V1の略二倍に相当する所定電圧V2で略一定となるはずである。従って、このような関係にある各出力電圧Va,Vbの合計値Vabが、その適正と考えられる範囲(V2±α、「α」は誤差マージン)を超えた場合には、少なくとも何れか一方のセンサ素子に故障が発生したものと判定することができる。
そして、このように各センサ素子の故障が検出された場合には、速やかにアシスト力付与を停止(急漸減)してフェールセーフを図るとともに、その故障したセンサ素子が特定された場合には、他方の正常なセンサ素子の出力信号に基づき暫定的な操舵トルク(暫定トルク)を演算してパワーアシスト制御を継続(緩漸減)するのである。
しかし、個々のセンサ素子の出力電圧の値のみからその故障状態が把握可能となるのは、図6に示すように、出力電圧が、正常と判定される適正範囲(領域R1に示される範囲)にある場合、及び完全に異常と判定される範囲(下限値V3から上限値V4までの所定の出力範囲を逸脱している場合、領域R2,R3に示される範囲)にある場合に限られる。このため、その故障したセンサ素子を特定可能な状況は限られており(同図中、斜線部分が特定不能領域)、トルクセンサを構成する各センサ素子に何らかの故障が発生した場合、多くは、その操舵感の急峻な変化により運転者に違和感を与える可能性の高いアシスト力の急漸減が行なわれる結果になってしまうことになる。
このような問題を解消する方法として、例えば、特許文献2に示されるように、各センサ素子の出力電圧について、その単位時間当たりの変化量を監視する方法が考えられる。即ち、通常のステアリング操作により生じうる操舵トルクの変化量には、おのずと限界があり、その限界に対応する範囲を超えて各センサ素子の出力電圧が急峻に変化した場合には、当該センサ素子に故障が発生したものであると判定する。そして、他方の正常な側のセンサ素子の出力信号を用いて上記暫定トルクを演算することにより、当該トルクセンサ故障検出後におけるアシスト力付与の継続可能性を拡大することが可能になる。
特開2003−149062号公報 特開2000−185657号公報
しかしながら、このようにセンサ素子の出力電圧が急変する状況は、当該出力電圧が上記所定の出力範囲を逸脱している場合と同様、その故障の程度が比較的重度である場合に限られる。即ち、その誤差が上記正常と判定される適正範囲(図6参照、領域R1に示される範囲)を若干超えるような多少の誤差が生じた程度の故障では、その故障したセンサ素子の特定はできない。そのため、そのアシスト力付与の継続を拡大する余地もまた自ずと限界のあるものとなっており、この点において、なお改善の余地を残すものとなっていた。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、トルクセンサ故障時におけるアシスト力付与の継続可能性を拡大することのできる電動パワーステアリング装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、モータを駆動源として操舵系にステアリング操作を補助するためのアシスト力を付与する操舵力補助装置と、ステアリングシャフトを介して伝達される操舵トルクを検出するトルク検出手段と、前記操舵トルクに基づき前記操舵力補助装置の作動を制御する制御手段とを備え、前記トルク検出手段は、独立した二系統のセンサ信号として入力される二つのセンサ素子の出力電圧に基づき前記操舵トルクを演算するとともに、該各センサ素子の故障を検出する故障検出機能を備えた電動パワーステアリング装置において、前記各センサ素子は、その出力特性が相互に反転して設定されるものであって、前記トルク検出手段は、二つの前記出力電圧の合計値が所定の適正範囲から逸脱した場合に各センサ素子の少なくとも一方に故障が発生したものと判定し、さらに各出力電圧の一方のみが所定の出力範囲を逸脱、又は該出力電圧の一方のみが前記ステアリング操作により生じうる範囲を超えて急峻に変化した場合には、該出力範囲の逸脱又は前記出力電圧の急峻な変化に対応するセンサ素子が故障したものと判定して他方の出力電圧に基づき暫定トルクを演算するとともに、前記各センサ素子の少なくとも一方に故障が発生したものと判定され、且つ出力範囲の逸脱又は前記出力電圧の急峻な変化が検出されない場合において、前記各出力電圧を操舵トルクに換算した場合におけるその方向が同一である場合には、該各出力電圧に基づき前記暫定トルクを演算し、前記制御手段は、前記暫定トルクが演算される場合には、該暫定トルクに基づいて前記操舵力補助装置の制御を継続すること、を要旨とする。
即ち、二つのセンサ素子の双方において、同時に重度の故障が発生する可能性は極めて小さい。従って、何れについても重度の故障が検出されず、且つその各出力電圧を操舵トルクに換算した場合におけるその方向が同一であれば、その出力電圧に誤差が生じた程度の比較的軽い故障が発生したものと推定することができる。つまり、運転者による操舵方向が正しく検出できるのであれば、その大きさが最適であるか否かはともあれ、ステアリング操作を補助する方向にアシスト力を付与することが可能である。従って、上記構成によれば、トルクセンサ故障時におけるアシスト力付与の継続可能性を拡大することができる。そして、特に、最もアシスト力付与の要求が高い操舵トルクの大きな領域において、より顕著な効果を得ることができる。
請求項2に記載の発明は、前記制御手段は、前記暫定トルクに基づき前記操舵系に付与するアシスト力を漸減すべく前記制御すること、を要旨とする。
即ち、暫定トルクとしてトルクセンサ故障後に演算される操舵トルクは、やはり非常時の暫定的な使用にのみ用いるのが望ましい。この点、上記構成によれば、操舵フィーリングの違和感等を与えることなく、緩やかにパワーアシスト制御を停止して円滑なフェールセーフを図ることができる。
本発明によれば、トルクセンサ故障時におけるアシスト力付与の継続可能性を拡大することが可能な電動パワーステアリング装置を提供することにある。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、本実施形態の電動パワーステアリング装置(EPS)1において、ステアリング2が固定されたステアリングシャフト3は、ラックアンドピニオン機構4を介してラック軸5と連結されており、ステアリング操作に伴うステアリングシャフト3の回転は、ラックアンドピニオン機構4によりラック軸5の往復直線運動に変換される。尚、本実施形態のステアリングシャフト3は、コラムシャフト8、インターミディエイトシャフト9、及びピニオンシャフト10を連結してなる。そして、このステアリングシャフト3の回転に伴うラック軸5の往復直線運動が、同ラック軸5の両端に連結されたタイロッド11を介して図示しないナックルに伝達されることにより、転舵輪12の舵角、即ち車両の進行方向が変更される。
また、EPS1は、モータ21を駆動源として操舵系にステアリング操作を補助するためのアシスト力を付与する操舵力補助装置としてのEPSアクチュエータ22と、該EPSアクチュエータ22の作動を制御する制御手段としてのECU23とを備えている。
本実施形態のEPSアクチュエータ22は、所謂コラム型のEPSアクチュエータであり、その駆動源であるモータ21は、減速機構24を介してコラムシャフト8と駆動連結されている。そして、そのモータ21の回転を減速機構24により減速してコラムシャフト8に伝達することによって、モータトルクをアシスト力として操舵系に付与する構成となっている。
ECU23には、トルクセンサ31が接続されている。具体的には、本実施形態のトルクセンサ31は、コラムシャフト8の途中に設けられたトーションバー32と、同トーションバー32の近傍に設けられたマグネット33及びセンサ素子としてのホールIC34a,34bとにより構成されている。
即ち、回転軸であるステアリングシャフト3へのトルク入力により、そのコラムシャフト8に設けられたトーションバー32には、当該入力トルクに応じた捻れ角が発生し、これによりマグネット33の形成する磁界に変化が生ずることになる。そして、本実施形態のトルクセンサ31は、その磁界の変化、つまりはステアリングシャフト3への入力トルク(操舵トルクτ)に応じて変化する各ホールIC34a,34bの出力電圧を、出力信号Sa,SbとしてECU23に出力する構成となっている。
さらに詳述すると、図2に示すように、本実施形態では、センサ部としてのトルクセンサ31は、電源線35,36及び信号線37a,37bを介して、演算部としてのECU23に接続されており、トルクセンサ31に設けられた二つのホールIC34a,34bは、ともに電源線35,36を介したECU23からの電力供給により駆動されている。そして、各ホールIC34a,34bの出力電圧Va,Vbは、当該各ホールIC34a,34bに対応して個別に設けられた上記各信号線37a,37bを介することにより、それぞれが独立した二系統の出力信号Sa,Sbとして、ECU23に入力される。
一方、ECU23は、トルク検出手段及び故障検出手段としてのマイコン40を備えており、同ECU23に入力された各ホールIC34a,34bの出力信号Sa,Sbは、このマイコン40に入力される。そして、マイコン40は、その入力される出力信号Sa,Sbの信号レベル、即ち各ホールIC34a,34bの出力電圧Va,Vbに基づいて、ステアリングシャフト3に入力された操舵トルクτの演算、及び各ホールIC34a,34bの故障検出を実行する構成となっている。尚、本実施形態では、上記ECU23の制御手段としての機能についても、このマイコン40が実行するパワーアシスト制御演算により担保されている。
また、ECU23には、車速センサ41が接続されており、ECU23は、その検出される車速V及び操舵トルクτに基づいて目標アシスト力を演算する。具体的には、ECU23は、操舵トルクτ(の絶対値)が大きいほど、また車速Vが低いほど、より大きな目標アシスト力を演算する。そして、当該目標アシスト力をEPSアクチュエータ22に発生させるべく、その駆動源であるモータ21への駆動電力の供給を通じて、該EPSアクチュエータ22の作動、即ち操舵系に付与するアシスト力の制御を実行する構成になっている。
(トルクセンサ故障判定及びフェールセーフ制御)
次に、本実施形態のEPSにおけるトルクセンサ故障判定及び故障検出後のフェールセーフ制御の態様について説明する。
本実施形態では、トルクセンサ31を構成する各ホールIC34a,34bは、入力トルクの変動に対するその出力信号Sa,Sbの波形、つまり各出力電圧Va,Vbの変化特性が互いに反対となるように設定(配置)されている(図5(a)(b)参照)。そして、マイコン40は、その各出力電圧Va,Vbの合計値Vabを監視することにより、トルクセンサ31の故障検出を実行する。
即ち、各ホールIC34a,34bの出力信号Sa,Sbの波形、つまり各出力電圧Va,Vbの変化特性が互いに反対であるならば、その合計値Vabは、それぞれの基準値(各出力電圧Va,Vbの取り得る値の中間値)である所定電圧V1の合計に相当する所定電圧V2で略一定となる(図5(c)参照)。従って、このような関係にある各出力電圧Va,Vbの合計値Vabが、その適正と考えられる範囲外(V2±α、「α」は誤差マージン)にある場合には、各出力電圧Va,Vbの何れかが異常であることを示している。そして、本実施形態のマイコン40は、このような場合には、各ホールIC34a,34bの何れかに故障が発生したものと判定する。
また、本実施形態のマイコン40は、各出力電圧Va,Vbが完全に異常と判定される値である(下限値V3から上限値V4までの所定の出力範囲を逸脱)か否か(図6参照)、及び各出力電圧Va,Vbが急変したか否かを判定する。尚、この場合における「急変」とは、各出力電圧Va,Vbの単位時間当たりの変化量(絶対値)が所定の閾値を超える場合を示し、その閾値は、ステアリング操作により生じうる操舵トルクの変化量の限界値(人の操舵速度限界にトーションバーのバネ定数を乗じた値、例えば3.41N/mS程度)に設定される。そして、各出力電圧Va,Vbの何れかが上記所定の出力範囲を逸脱、又は急変した場合には、当該逸脱又は急変した側のホールICに異常が発生したものと判定する。
本実施形態のマイコン40は、このようにして上記各ホールIC34a,34bの何れかに故障が発生したものと判定され、且つ上記各出力電圧Va,Vbについての出力範囲の逸脱判定、又は急変判定において当該故障したホールICが特定された場合には、正常な側のホールICの出力電圧の値を用いて操舵トルクτを演算する。尚、説明の便宜のため、以下、このように各ホールIC34a,34bの何れかの故障が検出された後、暫定的に演算される操舵トルクτを暫定トルクとする。
また、本実施形態のマイコン40では、上記各出力電圧Va,Vbについての出力範囲の逸脱判定、又は急変判定において当該故障したホールICが特定できない場合には、更に当該各出力電圧Va,Vbを操舵トルクτに換算した場合に、その方向が同一であるか否かを判定する。そして、二つの出力電圧Va,Vbを操舵トルクに換算した場合におけるその方向が同一である場合には、これら各出力電圧Va,Vbに基づいて暫定トルクを演算する。尚、本実施形態では、これら各出力電圧Va,Vbの平均値を用いて暫定トルクを演算する。
本実施形態のECU23(マイコン40)は、このようにして暫定的トルクが演算された場合には、当該暫定トルクに基づいて、そのパワーアシスト制御を継続、詳しくは、その操舵系に付与するアシスト力を緩やかに漸減すべく、EPSアクチュエータ22の作動を制御する。そして、各ホールIC34a,34bの何れかに故障が発生したものと判定し、且つ上記の各判定によってもアシスト制御の継続ができないと判定される場合には、その操舵系に付与するアシスト力を急漸減して当該パワーアシスト制御を停止することにより、速やかにフェールセーフを図る構成になっている。
即ち、図3に示されるように、従来の故障判定方法によって、各ホールIC34a,34bの故障状態が把握されるのは、その出力電圧Va,Vbが以下に示す範囲にある場合である。尚、同図は、一例として、ホールIC34aの出力特性との関係を示す図であり、他方、ホールIC34bについては、上記のようにその出力特性が反転して設定されているのはいうまでもないが、以下、説明の便宜のため、故障判定の詳細については、同図に示されるホールIC34a側についてのみ例示する。
− 正常と判定される適正範囲内にある場合(図3中、領域R1に示される範囲)
− 完全に異常と判定される範囲にある場合(同図中、下限値V3から上限値V4までの所定の出力範囲を逸脱している場合、領域R2,R3に示される範囲)
− 単位時間当たりの変化量(絶対値)が所定の閾値を超える場合(同図中、領域R4,領域R5に示される範囲)
しかしながら、上述のように、上記領域R2〜領域R5に示される故障状態は、比較的の重度の場合のみであり、上記領域R1に示される適正範囲を若干超えるような誤差が生じた程度の故障では、その故障したセンサ素子の特定はできない。そのため、そのパワーアシスト制御の継続可能性の拡大についても自ずと限界のあるものとなっていた。
この点を踏まえ、本実施形態では、上記のように各出力電圧Va,Vbを操舵トルクに換算した場合におけるその方向が同一である場合には、これら各出力電圧Va,Vbに基づいて暫定トルクを演算する。
即ち、二つのホールIC34a,34bの双方において、同時に重度の故障が発生する可能性は極めて小さい。従って、その各出力電圧Va,Vbを操舵トルクに換算した場合におけるその方向が同一であれば、その出力電圧に誤差が生じた程度の比較的軽い故障が発生したものと推定することができる(図3参照、領域R6〜領域R9に示される範囲)。
つまり、本実施形態では、操舵方向を正しく検出できる場合であれば、その値に誤差を含む場合であっても、各出力電圧Va,Vbの平均値を用いて暫定的に操舵トルクを演算する。そして、その暫定トルクに基づきパワーアシスト制御を実行することにより、トルクセンサ故障時におけるその継続可能性の拡大を図る構成となっている。
次に、本実施形態におけるトルクセンサ故障判定及び故障検出後のフェールセーフ制御の処理手順について説明する。
図4のフローチャートに示すように、マイコン40は、先ず各ホールIC34a,34bの出力電圧Va,Vbの合計値Vabが、その適正と考えられる範囲外であるか否か、即ちその出力電圧差が過大であるか否かの判定により、少なくとも何れか一方に故障が生じているか否かを判定する(図5(c)参照、ステップ101)。
次に、このステップ101において、その出力電圧差の過大により少なくとも何れか一方に故障が生じていると判定した場合(ステップ101:YES)、マイコン40は、次に各出力電圧Va,Vbのそれぞれについて、その値が所定の出力範囲外にあるか否か(所定の出力範囲を逸脱しているか否か)を判定する(ステップ102)。そして、このステップ102において、各出力電圧Va,Vbの値が所定の出力範囲内にある場合(ステップ102:NO)には、更に各出力電圧Va,Vbの値が急変したか否かを判定する(ステップ103)。
次に、上記ステップ102において、各出力電圧Va,Vbの少なくとも一方が所定の出力範囲を逸脱していると判定した場合(ステップ102:YES)、又は上記ステップ103において、各出力電圧Va,Vbの少なくとも一方が急変したと判定した場合(ステップ102:YES)、続いて、その出力範囲から逸脱、又は急変が各出力電圧Va,Vbの何れか一方のみであるか否かを判定する(ステップ104)。
そして、同ステップ104において、何れか一方のみであると判定した場合(ステップ104)には、その異常が検出された側の出力電圧に対応するホールICに故障が生じたものと特定して、他方側の正常なホールICの出力電圧を用いて暫定トルクを演算する。そして、ECU23(マイコン40)は、その暫定トルクに基づいて、パワーアシスト制御を継続、詳しくは操舵系に対するアシスト力を緩やかに漸減すべくEPSアクチュエータ22の作動を制御する(ステップ105)。
一方、上記ステップ103において、各出力電圧Va,Vbの値に急変がない場合(ステップ103:NO)、即ち上記ステップ102及びステップ103において、故障したホールICが特定できなかった場合、次に、マイコン40は、各出力電圧Va,Vbを操舵トルクに換算した場合におけるその方向が同一であるか否かを判定する(ステップ106)。そして、その操舵トルクに換算した場合の方向が同一である場合(ステップ106:YES)には、これら各出力電圧Va,Vbの平均値を用いて暫定トルクを演算し、当該暫定トルクに基づいて、パワーアシスト制御を継続、詳しくは操舵系に対するアシスト力を緩やかに漸減すべくEPSアクチュエータ22の作動を制御する(ステップ107)。
そして、上記ステップ104において、各出力電圧Va,Vbの双方が所定の出力範囲を逸脱し、又は急変したと判定した場合(ステップ104:NO)、若しくは上記ステップ106において、各出力電圧Va,Vbを操舵トルクに換算した場合におけるその方向が異なると判定した場合(ステップ106:NO)には、その操舵系に付与するアシスト力を急漸減して当該パワーアシスト制御を停止する(ステップ108)。
尚、上記ステップ101において、各ホールIC34a,34bの出力電圧Va,Vbの合計値Vabが、その適正と考えられる範囲内にある、即ち出力電圧差の過大はないと判定した場合(ステップ101:NO)には、通常の操舵トルク演算、及びパワーアシスト制御が実行される(ステップ109)。
以上、本実施形態によれば、以下のような作用・効果を得ることができる。
○マイコン40は、各出力電圧Va,Vbの所定の出力範囲からの逸脱判定(ステップ102)、及び急変判定(ステップ103)により故障したホールICの特定ができなかった場合(ステップ103:NO)、各出力電圧Va,Vbを操舵トルクに換算した場合におけるその方向が同一であるか否かを判定する(ステップ106)。そして、その操舵トルクに換算した場合の方向が同一である場合には、これら各出力電圧Va,Vbの平均値を用いて暫定トルクを演算し、当該暫定トルクに基づいて、パワーアシスト制御を継続、詳しくは操舵系に対するアシスト力を緩やかに漸減すべくEPSアクチュエータ22の作動を制御する(ステップ107)。
即ち、二つのホールIC34a,34bの双方において、同時に重度の故障が発生する可能性は極めて小さい。従って、その各出力電圧Va,Vbを操舵トルクに換算した場合におけるその方向が同一であれば、その出力電圧に誤差が生じた程度の比較的軽い故障が発生したものと推定することができる。
つまり、運転者による操舵方向が正しく検出できるのであれば、その大きさが最適であるか否かはともあれ、ステアリング操作を補助する方向にアシスト力を付与することが可能である。従って、上記構成によれば、トルクセンサ故障時におけるアシスト力付与の継続可能性を拡大することができる。そして、このような故障検査によっても、アシスト制御の継続ができないと判定される状況は、もともとの操舵トルクが小さい領域である。つまり、最もアシスト力付与の要求が高い操舵トルクの大きな領域において、より顕著な効果を得ることができる。
なお、本実施形態は以下のように変更してもよい。
・本実施形態では、各出力電圧Va,Vbの値を操舵トルクに換算した場合における両者の方向が同一である場合には、その平均値を用いて暫定トルクを演算することとした。しかし、これに限らず、各出力電圧Va,Vbのうちの値(絶対値)の小さい方を用いて暫定トルクを演算する構成としてもよい。即ち、各出力電圧Va,Vbの何れか誤差が生じている以上、その付与するアシスト力が必ずしも最適な大きさを有するものであるとは言い切れない。従って、その誤差の影響が小さくなるように操舵系に付与するアシスト力を小さくすることにより、運転者に与える違和感を緩和することができる。
・本実施形態では、本発明をトルクセンサ31の故障検出に具体化したが、同様に出力信号が二重化されたものであれば、例えば回転角センサ等の故障検出に適用してもよい。
・本実施形態では、トルクセンサ故障発生後におけるパワーアシスト制御の継続時には、その操舵系に付与するアシスト力を緩漸減することとしたが、このようなアシスト力の漸減は行なわない構成に具体化してもよい。
電動パワーステアリング装置(EPS)の概略構成図。 トルクセンサとECUとの接続状態を示す概略構成図。 本実施形態の故障判定によるホールICの出力電圧と把握可能な故障状態との関係を示す説明図。 トルクセンサ故障判定及び故障検出後のフェールセーフ制御の処理手順を示すフローチャート。 (a)(b)各ホールICの出力電圧の変化特性を示すグラフ、(c)各ホールICの故障判定の態様を示す説明図。 従来の故障判定によるホールICの出力電圧と把握可能な故障状態との関係を示す説明図。
符号の説明
1…電動パワーステアリング装置(EPS)、3…ステアリングシャフト、8…コラムシャフト、21…モータ、23…ECU、31…トルクセンサ、34a,34b…ホールIC、40…マイコン、Sa,Sb…出力信号、Va,Vb…出力電圧、τ…操舵トルク、V1,V2…所定電圧、V3…下限値、V4…上限値、R1〜R9…領域。

Claims (2)

  1. モータを駆動源として操舵系にステアリング操作を補助するためのアシスト力を付与する操舵力補助装置と、ステアリングシャフトを介して伝達される操舵トルクを検出するトルク検出手段と、前記操舵トルクに基づき前記操舵力補助装置の作動を制御する制御手段とを備え、前記トルク検出手段は、独立した二系統のセンサ信号として入力される二つのセンサ素子の出力電圧に基づき前記操舵トルクを演算するとともに、該各センサ素子の故障を検出する故障検出機能を備えた電動パワーステアリング装置において、
    前記各センサ素子は、その出力特性が相互に反転して設定されるものであって、
    前記トルク検出手段は、二つの前記出力電圧の合計値が所定の適正範囲から逸脱した場合に各センサ素子の少なくとも一方に故障が発生したものと判定し、さらに各出力電圧の一方のみが所定の出力範囲を逸脱、又は該出力電圧の一方のみが前記ステアリング操作により生じうる範囲を超えて急峻に変化した場合には、該出力範囲の逸脱又は前記出力電圧の急峻な変化に対応するセンサ素子が故障したものと判定して他方の出力電圧に基づき暫定トルクを演算するとともに、前記各センサ素子の少なくとも一方に故障が発生したものと判定され、且つ出力範囲の逸脱又は前記出力電圧の急峻な変化が検出されない場合において、前記各出力電圧を操舵トルクに換算した場合におけるその方向が同一である場合には、該各出力電圧に基づき前記暫定トルクを演算し、
    前記制御手段は、前記暫定トルクが演算される場合には、該暫定トルクに基づいて前記操舵力補助装置の制御を継続すること、を特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 請求項1に記載の電動パワーステアリング装置において、
    前記制御手段は、前記暫定トルクに基づき前記操舵系に付与するアシスト力を漸減すべく前記制御すること、を特徴とする電動パワーステアリング装置。
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