JP6177217B2 - 型締装置 - Google Patents

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Description

本発明は、横型射出成形装置に好適な型締装置に関する。
横型射出成形装置は、金型を型締めする型締装置と、型締めされた金型へ樹脂材料を射出する射出機とを主要素とする装置である。
一般に、型締装置は、金型のうちの固定型を支える固定盤と、この固定盤に平行に配置され型締シリンダを支える圧受盤と、この圧受盤と固定盤とに渡されるタイバーと、このタイバーに移動自在に案内され型締シリンダで移動され金型のうちの可動型を支える可動盤とからなる。
型締シリンダで可動盤の移動と型締めとを連続して実施する。
しかし、近年、移動を別の型開閉アクチュエータで行い、型締めを型締シリンダで行うことで、工程時間を短縮し、生産性を高めるという装置が提案されてきた(例えば、特許文献1(図2)参照。)。
特許文献1の図2に示されるように、フレーム(1)(括弧付き数字は、特許文献1に記載された符号を示す。以下同様)上に、滑り板(41)を介して架台(45)が載せられ、この架台(45)に型締シリンダ(23)が固定されている。この架台(45)が型開閉アクチュエータ(17)で水平に移動される。
また、架台(45)に滑り板(43)を介して可動盤(9)が載せられ、この可動盤(9)に型締シリンダ(23)から延びる作動ロッド(26)の先端が連結される。
図2では型開き状態が示され、固定型(3)から可動型(7)が離れている。型締めするには、先ず、型開閉アクチュエータ(17)を後退動させる。すると、架台(45)が滑り板(41)上を滑って定盤(5)側へ移動する。架台(45)と共に型締シリンダ(23)が移動し、この型締シリンダ(23)と共に可動盤(9)が移動する。結果、可動型(7)が移動して固定型(3)に当接する。
この間、タイバー(27、27)で可動盤(9)が案内される。タイバー(27、27)の先端は、型締シリンダ(23)を貫通しで突出し、ハーフナット(29、29)間を通過する。
固定型(3)に可動型(7)が当接したら、ハーフナット(29)とハーフナット(29)を近づけ、タイバー(27)の先端に噛ませる。これで、タイバー(27)と型締シリンダ(23)が一体化された。
次に、型締シリンダ(23)を前進動させて作動ロッド(26)を前進させる。すると、可動盤(9)を介して可動型(7)が固定型(3)に押付けられ、型締め状態になる。
型開閉アクチュエータ(17)の移動速度を型締シリンダ(23)よりも高速にすることで、可動型(7)の移動時間を短縮することができる。
ところで、タイバー(27)で正確に可動盤(9)を案内するために、貫通穴(9a)の内周面にタイバー(27)の外周面が摺接している。
静止しているタイバー(27)に可動盤(9)が高頻度で移動するため、貫通穴(9a)の内周面とタイバー(27)の外周面の両方又は一方が、不回避的に荒れてくる。この荒れは一様に発生することはなく、不均一に発生する。荒れが不均一に発生すると摺動抵抗が不安定になる。
この摺動抵抗の不安定さは、次に述べる特殊な射出成形法で、特に障害となる。
図8(a)に示すように、固定型101に可動型102が、型締力P1で型締めされている。
図8(b)にて、キャビティへ溶融状態の樹脂材料103が射出される。このときの射出力P2は、型締力P1より大きい。結果、両方の力がバランスするまで、固定型101に対して可動型102が距離(ギャップ)L1だけ開く。このギャップL1を介して樹脂材料103に内包されるガスが放出される。
樹脂材料103が凝固し収縮すると、図8(c)に示すように、距離はL1より小さなL2になる。(L1−L2)だけ、可動型102が前進する。
以上により、巣や引けが無い良質の成形品が得られる。
このときに、可動型102の移動が不安定であると、ギャップL1が過小又は過大になる。ギャップL1が過小になるとガスの抜けが不十分になり、ギャップL1が過大であると、ガスと共に樹脂材料103が漏れる。よって、図8(a)〜(c)に示す特殊な射出成形法は、特許文献1の型締装置には不向きであって、比較的小さな力(型締力P1)でも可動型102が滑らかに移動することが望まれる。
すなわち、生産性の向上が求められる中、型開閉アクチュエータと型締シリンダとを有する型締装置において、長期間運転した後であっても、可動型を円滑に移動させることができる構造が求められる。
特許第3881764号公報
本発明は、型開閉アクチュエータと型締シリンダとを有する型締装置において、長期間運転した後であっても、可動型を円滑に移動させることができる構造を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、横型型締装置であって、
ベースと、このベースに固定され固定型を支える固定盤と、この固定盤と平行に配置され前記固定型へ向かって延びるピストンロッドを備え前記ベースに水平移動自在に支持されている型締シリンダと、この型締シリンダを移動する型開閉アクチュエータと、前記固定盤と前記型締シリンダの間に配置され前記ピストンロッドに連結され前記ベースに水平移動自在に支持され可動型を支える可動盤と、前記固定盤から水平に延びて前記可動盤及び型締シリンダを貫通するタイバーと、このタイバーに前記型締シリンダを任意に連結する第1連結機構とを備え、前記可動盤には、前記タイバーの外径にクリアランスを加えた穴径の貫通穴が設けられており、前記タイバーが貫通穴の内周面に摺接しないように構成され、ベースにレールが敷設され、このレールに第1スライダと第2スライダが嵌められ、第1スライダに型締シリンダが固定され、第1スライダが型開閉アクチュエータに連結され、第2スライダに可動盤が固定されていることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、第1スライダと第2スライダは、転動体を介してレールに摺接する直線ガイドであることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、第1連結機構は、タイバーに設けられた複数条の周溝と、この周溝に嵌るロックプレートと、このロックプレートをタイバーの軸直角方向へ移動するロックプレート移動アクチュエータと、型締シリンダに設けられロックプレートがタイバーの軸方向へ移動することを抑制するガイドとからなることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、型締シリンダと可動盤に、ピストンロッドとは別に型締シリンダと可動盤とを機械的に結合する第2連結機構が設けられていることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、第2連結機構は、タイバーと平行に配置されるボールねじと、このボールねじを回すロータリアクチュエータと、ボールねじに嵌るボールナットを備えていることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、第2連結機構は、型締シリンダから可動盤まで延びる又は可動盤から型締シリンダまで延びるアームと、このアームに取付けられタイバーと直交するように延びるロッドを備えるリニアアクチュエータと、可動盤又は型締シリンダに設けられロッドが嵌る凹部とを備えていることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、横型型締装置であって、ベースと、このベースに固定され固定型を支える固定盤と、この固定盤と平行に配置され前記固定型へ向かって延びるピストンロッドを備え前記ベースに水平移動自在に支持されている型締シリンダと、この型締シリンダを移動する型開閉アクチュエータと、前記固定盤と前記型締シリンダの間に配置され前記ピストンロッドに連結され前記ベースに水平移動自在に支持され可動型を支える可動盤と、前記固定盤から水平に延びて前記可動盤及び型締シリンダを貫通するタイバーと、このタイバーに前記型締シリンダを任意に連結する第1連結機構とを備え、前記可動盤には、前記タイバーの外径にクリアランスを加えた穴径の貫通穴が設けられており、前記タイバーが貫通穴の内周面に摺接しないように構成され、前記ベースにレールが敷設され、このレールに第1スライダと第2スライダが嵌められ、第1スライダに型締シリンダが固定され、第1スライダが型開閉アクチュエータのピストンロッドに連結され、第2スライダに可動盤が固定されている。
台を省くことができ、型締装置の構造を簡単にすることができると共に型締装置の軽量化及びコンパクト化を図ることができる。
請求項2に係る発明では、第1スライダと第2スライダは、転動体を介してレールに摺接する直線ガイドである。転動体を用いることで可動盤及び型締シリンダの移動に伴う抵抗が大幅に低減される。
請求項3に係る発明では、第1連結機構は、タイバーに設けられた複数条の周溝と、この周溝に嵌るロックプレートと、このロックプレートをタイバーの軸直角方向へ移動するロックプレート移動アクチュエータと、型締シリンダに設けられロックプレートがタイバーの軸方向へ移動することを抑制するガイドとからなる。ロックプレートが周溝に嵌ったときにダイバーと型締シリンダが一体になる。ロックプレートが周溝から外れているときにはタイバーに対して型締めシリンダはタイバーの軸方向に可動となる。
いわゆる、ロック・アンロック機構が、ロックプレートとロックプレート移動アクチュエータとで構成され、構成要素が単純であるため、第1連結機構は安価となる。
請求項4に係る発明では、型締シリンダと可動盤に、ピストンロッドとは別に型締シリンダと可動盤とを機械的に結合する第2連結機構が設けられている。
型開閉アクチュエータで可動型を固定型に接近させるときに、ピストンロッドが型締シリンダ内を移動することはあり得る。この移動が起こると、型締シリンダと可動盤の相対位置が変化し、ロックプレートが周溝に嵌らなくなる虞がある。対策として、第2連結機構を設け、型締シリンダと可動盤の相対位置を一定に保つようにした。
請求項5に係る発明では、第2連結機構は、ボールねじとロータリアクチュエータとボールナットとで構成した。ボールねじ機構は、精密な機構であるため、型締シリンダと可動盤の相対位置を正確に決定することができる。その上、ロータリアクチュエータをフリーにすることで、ボールねじをフリー回転可能とすることができ、必要なときに、型締シリンダから可動盤をフリーにすることができる。
請求項6に係る発明では、第2連結機構は、型締シリンダから可動盤まで延びる又は可動盤から型締シリンダまで延びるアームと、このアームに取付けられタイバーと直交するように延びるロッドを備えるリニアアクチュエータと、可動盤又は型締シリンダに設けられロッドが嵌る凹部とで構成される。リニアアクチュエータはエアシリンダが採用可能であり、安価である。よって、第2連結機構を安価で構成することができる。
本発明に係る型締装置の側面図である。 型締装置の断面図である。 図1の3−3矢視図である。 図3の4a−4a線断面図と作用図である。 図2の5−5線断面図である。 型締工程を説明するフロー図である。 型締装置の変更例を示す断面図である。 特殊な射出成型法を説明する図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1に示すように、型締装置10は、ベース11と、このベース11に固定され固定型12を支える固定盤13と、この固定盤13と平行に配置され固定型12へ向かって延びるピストンロッド14を備えベース11に水平移動自在に支持されている型締シリンダ15と、この型締シリンダ15を移動する型開閉アクチュエータ16と、固定盤13と型締シリンダ15の間に配置されピストンロッド14に連結されベース11に水平移動自在に支持され可動型17を支える可動盤18と、固定盤13から水平に延びて可動盤18及び型締シリンダ15を貫通するタイバー19、19と、これらのタイバー19、19に型締シリンダ15を任意に連結する第1連結機構20とを備えている横型型締装置である。
図2に示すように、可動盤18には、タイバー19の外径にクリアランスC1、C2を加えた穴径の貫通穴41が設けられており、タイバー19が貫通穴41の内周面に摺接しないようにした。
そして、ベース11にレール42が敷設され、このレール42にスライダ43、43が嵌められ、スライダ43、43に架台44が載せられ、この架台44に型締シリンダ15が固定されている。さらに、架台44にサブレール45が敷設され、このサブレール45にサブスライダ46が嵌められ、このサブスライダ46に可動盤18が固定されている。
型開閉アクチュエータ16は、固定盤13に取付けられ、そのピストンロッドがタイバー19に平行に延び架台44に接続されている。
なお、サブスライダ46は、鋼製ボールや鋼製ローラからなる転動体を介してサブレール45に摺接する直線ガイドであることが望ましい。サブレール45にサブスライダ46を直接的に滑らせてもよいが、転動体を用いた方が移動抵抗を約1/10にすることができる。
また、型締シリンダ15と可動盤18に、ピストンロッド14とは別に型締シリンダ15と可動盤18とを機械的に結合する第2連結機構50が設けられている。この第2連結機構50は必須ではないが、設けることが推奨される。
第2連結機構50は、例えば、タイバー19と平行に配置されるボールねじ51と、このボールねじを回すロータリアクチュエータ52と、ボールねじ51に嵌るボールナット53とからなる。
この例では、型締シリンダ15にロータリアクチュエータ52を取付け、可動盤18にボールナット53を固定したが、型締シリンダ15にボールナット53を固定し、可動盤18にロータリアクチュエータ52を取付けてもよい。
ボールねじ51とボールナット53の間に転動体が介在するため、抵抗が少なく且つ内部すきまが小さい。
図3に示すように、第1連結機構20は、タイバー19に設けられた周溝19aと、この周溝19aに嵌るロックプレート21、22と、これらのロックプレート21、22をタイバー19の軸直角方向へ移動するロックプレート移動アクチュエータ23とを備えている。なお、ロックプレート21、22が図面表裏方向(タイバーの軸方向)に移動しないように、ロックプレート21、22はL字断面のガイド24、24で案内される。
ロックプレート移動アクチュエータ23は、サーボモータ25と、カップリング26を介して駆動させるねじ軸27とからなる。ねじ軸27の先端及び中間は軸受台28、29で支持するようにする。ねじ軸27には、右ねじ31と左ねじ32が設けられており、上のロックプレート21から延びるナット21aが右ねじ31に螺合し、下のロックプレート22から延びるナット22aが左ねじ32に螺合するようにする。すると、ねじ軸27を正転させると上下のロックプレート21、22が同期して周溝19aに接近する。ねじ軸27を逆転させると上下のロックプレート21、22が同期して周溝19aから離れる。
すなわち、図4(a)に示すロックプレート21、22が周溝19aに接近すると、図4(b)に示すように周溝19aに嵌る。この状態では、型締シリンダ15とタイバー19が一体となる。
逆に、図4(a)では、タイバー19に対して型締シリンダ15は移動可能となる。
ところで、図2にて、クリアランスC1とクリアランスC2は同一又はほぼ同一であることが求められる。不同一になると、タイバー19に可動盤18が当接し易くなるからである。しかし、架台44、サブレール45、サブスライダ46、可動盤18などには加工誤差が不可避的に存在する。結果、クリアランスC1とクリアランスC2に差が生じることがある。
対策として、架台44と型締シリンダ15の間に高さ調節機構60を設けることが推奨される。
図5に示すように、高さ調節機構60は、型締シリンダ15に固定され下面が傾斜している第1傾斜ライナ61と、架台44に載せられ上面が傾斜している第2傾斜ライナ62と、架台44に取付けられるアタッチメント金具63と、第2傾斜ライナ62から水平に延びてアタッチメント金具63を貫通するねじ64と、このねじ64にねじ込む内ナット65及び外ナット66とからなる。
外ナット66を十分に緩め、内ナット65を締めると、ねじ64が図面左へ移動する。すると、第2傾斜ライナ62が第1傾斜ライナ61を押し上げ、結果、型締シリンダ15と一緒にタイバー19が上がる。
図2において、クリアランスC1が減少し、クリアランスC2が増加する。
または、図5にて、内ナット65を十分に緩め、外ナット66を締めると、ねじが図面右へ移動する。結果、タイバー19が型締シリンダ15と共に下がる。図2において、クリアランスC1が増加し、クリアランスC2が減少する。
高さ調節機構60により、高さ調節が終わったら、内ナット65と外ナット66を締める。これで、第2傾斜ライナ62は固定され、架台44に型締シリンダ15が固定される。
以上により、クリアランスC1とクリアランスC2が同一又はほぼ同一に調節される。
以上の構成からなる型締装置10の作用を、図2等を参照しながら次に説明する。
図6にて、型開状態で、第1連結機構はオープン状態(図4(a)の形態)となっている。第2連結機構を設定状態にする(ST01)。すなわち、図2に示すように、第2連結機構50で型締シリンダ15と可動盤18との距離を所定値に設定する。
次に、型開閉アクチュエータを後進動させる(ST02)。すると、図2にて架台44、型締シリンダ15、可動盤18及び可動型17が、一括して、固定盤13へ前進する。
ST03にて、固定型に可動型がタッチしたことを検出する。この検出は、図2に示す型開閉アクチュエータ16に付設したリミットスイッチ67で検出することができる。
この検出情報に基づいて、第1連結機構をクローズ状態(図4(b)の形態)にする(ST04)。
第2連結機構の役割が終了したので、第2連結機構をフリーにする(ST05)。
型締シリンダを前進動させる(ST06)。これで固定型に可動型が型締めされる。ただし、このときの型締力は図8(a)に示すP1とする。
型締完了情報に基づいて射出を実施する(ST07)。図8(b)、(c)に示すように型が少し開き、ガスが抜け、型が閉じる。このときに、図2に示すように、可動盤18がタイバー19と摺接していないことと、サブスライダ46が直線ガイドであることから、極めて円滑に移動し、少しの型開き、型閉じが滑らかに行われる。
樹脂材料が凝固した時点で、型締シリンダの圧を抜くと共に第1連結機構をオープンにする(ST08)。型開閉アクチュエータを前進動させる(ST09)。可動型などは図2の位置まで後進する。
なお、実施例では、型開閉アクチュエータ16として、油圧シリンダやエアシリンダなどの移動シリンダを採用した。移動シリンダは安価であり、型開閉アクチュエータを安価に構成することができるが、それ以外の構成を排除するものではなく、電動シリンダで構成してもよい。
次に、本発明に係る変更例を説明する。
図7に示すように、ベース11にレール42を付設し、このレール42に第1スライダ68と第2スライダ69を載せ、第1スライダ68に型締シリンダ15を固定し、第2スライダ69に可動盤18を固定し、第1スライダ68に型開閉アクチュエータ16のピストンロッドを連結するようにしてもよい。型開閉アクチュエータ16はベース11に取付けてもよい。型開閉アクチュエータ16が可動盤18に介在しないため、可動盤18が移動抵抗を受けない。
加えて、タイバー支持盤71をベース11から立て、このタイバー支持盤71でタイバー19、19の先端を支持するようにする。タイバー19、19が固定盤13とタイバー支持盤71とで両端支持されるため、タイバー19、19を型締シリンダ15で受けさせる必要がなくなり、高さ調節が簡略化できる。
また、第2連結機構50は、型締シリンダ15から可動盤18まで延びる(又は可動盤18から型締シリンダ15まで延びる)アーム72と、このアーム72に取付けられタイバー19と直交するように延びるロッド73を備えるリニアアクチュエータ74と、可動盤18(又は型締シリンダ15)に設けられロッド73が嵌る凹部75とで構成してもよい。リニアアクチュエータ74は安価なエアシリンダが採用可能である。第2連結機構50が簡単になり、安価に構成することができる。
その他の構成要素は、図2と同じであるため、符号を流用して、詳細な説明は省略する。
本発明は、横型射出成形装置に装備する型締装置に好適である。
10…型締装置、11…ベース、12…固定型、13…固定盤、14…ピストンロッド、15…型締シリンダ、16…型開閉アクチュエータ、17…可動型、18…可動盤、19…タイバー、19a…周溝、20…第1連結機構、21、22…ロックプレート、23…ロックプレート移動アクチュエータ、41…貫通穴、42…レール、43…スライダ、44…架台、45…サブレール、46…サブスライダ、50…第2連結機構、51…ボールねじ、52…ロータリアクチュエータ、53…ボールナット、60…高さ調節機構、68…第1スライダ、69…第2スライダ、72…アーム、73…ロッド、74…リニアアクチュエータ、75…凹部、C1、C2…クリアランス。

Claims (6)

  1. 横型型締装置であって、
    ベースと、このベースに固定され固定型を支える固定盤と、この固定盤と平行に配置され前記固定型へ向かって延びるピストンロッドを備え前記ベースに水平移動自在に支持されている型締シリンダと、この型締シリンダを移動する型開閉アクチュエータと、前記固定盤と前記型締シリンダの間に配置され前記ピストンロッドに連結され前記ベースに水平移動自在に支持され可動型を支える可動盤と、前記固定盤から水平に延びて前記可動盤及び型締シリンダを貫通するタイバーと、このタイバーに前記型締シリンダを任意に連結する第1連結機構とを備え、
    前記可動盤には、前記タイバーの外径にクリアランスを加えた穴径の貫通穴が設けられており、前記タイバーがこの貫通穴の内周面に摺接しないように構成され、
    前記ベースにレールが敷設され、このレールに第1スライダと第2スライダが嵌められ、前記第1スライダに前記型締シリンダが固定され、前記第1スライダが前記型開閉アクチュエータに連結され、前記第2スライダに前記可動盤が固定されている、
    ことを特徴とする型締装置。
  2. 前記第1スライダと第2スライダは、転動体を介して前記レールに摺接する直線ガイドであることを特徴とする請求項1記載の型締装置。
  3. 前記第1連結機構は、前記タイバーに設けられた複数条の周溝と、この周溝に嵌るロックプレートと、このロックプレートを前記タイバーの軸直角方向へ移動するロックプレート移動アクチュエータと、前記型締シリンダに設けられ前記ロックプレートが前記タイバ
    ーの軸方向へ移動することを抑制するガイドとからなることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の型締装置。
  4. 前記型締シリンダと前記可動盤に、前記ピストンロッドとは別に前記型締シリンダと前記可動盤とを機械的に結合する第2連結機構が設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項記載の型締装置。
  5. 前記第2連結機構は、前記タイバーと平行に配置されるボールねじと、このボールねじを回すロータリアクチュエータと、前記ボールねじに嵌るボールナットを備えていることを特徴とする請求項4記載の型締装置。
  6. 前記第2連結機構は、前記型締シリンダから前記可動盤まで延びる又は前記可動盤から前記型締シリンダまで延びるアームと、このアームに取付けられ前記タイバーと直交するように延びるロッドを備えるリニアアクチュエータと、前記可動盤又は前記型締シリンダに設けられ前記ロッドが嵌る凹部とを備えていることを特徴とする請求項4記載の型締装置。
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