JPH0639960Y2 - 射出成形機等の型締装置 - Google Patents

射出成形機等の型締装置

Info

Publication number
JPH0639960Y2
JPH0639960Y2 JP1989046284U JP4628489U JPH0639960Y2 JP H0639960 Y2 JPH0639960 Y2 JP H0639960Y2 JP 1989046284 U JP1989046284 U JP 1989046284U JP 4628489 U JP4628489 U JP 4628489U JP H0639960 Y2 JPH0639960 Y2 JP H0639960Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
movable mold
movable
platen
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1989046284U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02137224U (ja
Inventor
絋一 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP1989046284U priority Critical patent/JPH0639960Y2/ja
Publication of JPH02137224U publication Critical patent/JPH02137224U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0639960Y2 publication Critical patent/JPH0639960Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は可動型盤及び同可動型盤に固定される金型等の
重量を支持する支持装置を具えた射出成形機等の型締装
置に関するものである。
(従来の技術) 第7図及び第8図は従来の射出成形機の型締装置を示
す。一般に非常に重い金型を使用する場合や、金型14の
開閉ストロークが長い場合には、可動型盤2や同型盤に
固定される金型14等の重量により、可動型盤2を案内す
るタイバー3が大きく撓んで、金型14のコア型12とキャ
ビティ型13の芯が狂ったり、更に可動型盤2のブッシュ
4が短期に摩耗する等の問題があった。これを避けるた
めに従来は、可動型盤2と型締装置用台盤10との間に摺
動ブロック1或は転動ブロック(図示しない)を設けて
いた。
第7図及び第8図は実公昭63-37225号公報に示されてい
る摺動ブロック1を使用した例であり、可動型盤2の下
方要部と型締装置全体を示すものである。第8図におい
てタイバー3は可動型盤2に設けられたブッシュ4を貫
通し、可動型盤2の水平方向の移動を案内している。ま
た可動型盤2の下部には図示しないねじ等の方法で傾斜
板5が固定されており、同傾斜板5の傾斜面には、摺動
体である楔6が接し、同楔6は調整ねじ7とロックナッ
ト8により可動型盤2に取付けられている。なお、楔6
は下面に摺動片9を有し、かつ通常2個が一組となって
可動型盤2に装着されている。なお、摺動片9の下面に
は、台盤10の上面に張力を与えられて張られた帯鋼11が
あるが、これを廃止して台盤10の上面に直接摺動面を加
工することもある。
(考案が解決しようとする課題) この様な構造においては、可動型盤2と同可動型盤2に
固定される金型14等の全重量が楔6を介して台盤10に支
持されるので、金型14の芯の狂いは少なく、タイバー3
やブッシュ4の摩耗も無い。しかし重荷重を受けるた
め、摺動片9には耐摩耗性の高価な材料を使用する必要
があり、このため支持装置としての製作コストを高いも
のにしていた。
本考案は可動型盤の自重や、同型盤に固定する金型等の
重量によるタイバーの撓みを、或る限度を設けて認める
様にし、その代償として支持装置の材料面でのコスト低
減や、支持装置に使用する摺動片の摩耗量を少なくし、
保全コストを下げることを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) このため本考案は、固定型盤と型締シリンダ、或いはト
グルエンドプレートとを2本以上のタイバーで連結し、
可動型盤を型開閉用シリンダで、固定型盤に対しタイバ
ーを案内としてほぼ水平方向に摺動せしめる型締装置に
おいて、前記タイバーと平行に設けた摺動面を摺動する
可動型盤支持用のブロックと前記可動型盤とは、上下方
向に接離自在に、金型に許される偏心量分の隙間δを隔
てて設けられ、かつ摺動方向には前記可動型盤に導かれ
て摺動面を移動し得るように結合してなる可動型盤支持
装置を具えてなるもので、これを課題解決のための手段
とするものである。
(作用) 可動型盤の下面からほぼ鉛直方向に案内棒(ピン)を突
出させ、同案内棒に沿って上下方向に移動可能で、かつ
同案内棒によって可動型盤と同体で台盤上を水平方向に
摺動する可動型盤支持用のブロックを嵌め込む。また同
摺動ブロックと可動型盤の下面との間には、所定量の隙
間を設けておく。ここで可動型盤が水平方向に動くと、
突出した案内棒によって可動型盤支持装置全体が引張ら
れて動く。
可動型盤の下面と摺動ブロックとの間に、金型の合せに
許容される芯狂い分の隙間を設けた可動型盤支持装置に
おいては、可動型盤が、この許容値以上にタイバーを撓
ませることがない。即ち、許容値以上の撓みが発生する
位置に可動型盤が来ても、同可動型盤の下面は摺動ブロ
ックに当接するためで、これによりブッシュの負荷は摺
動ブロックが受け持つ分だけ少なくなる。
また摺動ブロックの下面の摺動片に加わる負荷も、可動
型盤の全重量ではなく、一部がタイバーの撓みによるバ
ネ力分だけ軽減されたものとなる。以上の様にブッシュ
と摺動片は互いに負荷を分担し合う形をとるので、摩耗
の速度も遅くなる。
(実施例) 以下本考案を図面の実施例について説明すると、第1図
〜第6図に本考案の実施例を示す。なお、第1図の第1
実施例と第6図の第2実施例との相違点は、第1図が摺
動片9による支持であるのに対し、第6図は転動軸受17
a等を有する転動ブロック17による支持である点である
が、他は全て同一である。また図中2は可動型盤、3は
タイバー、4はブッシュ、10は台盤、14は金型で、これ
らは前記第7図,第8図の従来と同一である。
さて第1図〜第5図により前記従来との相違点について
説明すると、第1図は固定型盤21と型締シリンダ又はト
グルエンドプレートとを2本以上のタイバー3で連結
し、可動型盤2を型開閉用シリンダ22で固定型盤21に対
しタイバー3を案内としてほぼ水平方向に摺動せしめる
型締装置において、可動型盤2の下面に支持装置18を設
けたものであり、金型14が開いた状態の時の可動型盤2
は実線で示してあり、また金型14が閉じた状態の時の可
動型盤2は2点鎖線で示されている。
可動型盤2への支持装置18の取付状態は、第2図〜第5
図に詳細に示してあり、これらの図面では金型14が開い
た状態と、閉じた状態で示してある。
先ず第2図及び第3図は金型14が開いた状態であり、可
動型盤2の下面の支持装置18の取付部には、案内棒(ピ
ン)15がほぼ鉛直方向に向けて打込まれて固着されてお
り、可動型盤2から突出した残りの部分は、支持装置18
に対し摺動自在になっている。また支持装置18は、摺動
ブロック16、案内棒押え19及び摺動片9からなり、同摺
動片9は図示しない締結手段で摺動ブロック16に固定さ
れており、案内棒押え19は、2本のねじ20によって摺動
ブロック16に横から固定されている。なお、案内棒押え
19は、支持装置18を可動型盤2から外したい時に、2本
のねじ20を外せば摺動ブロック16が横方向へ抜け出し得
る様にしたために設けられているもので、保守、点検を
容易にする目的のものである。
また可動型盤2にはブッシュ4が打込まれ、同ブッシュ
4を介し、可動型盤2がタイバー3に案内されて水平方
向に移動出来る様になっている。更に可動型盤2の下面
と摺動ブロック16の上面との間には、第3図に示す様
に、金型14に許される偏心量分の隙間δが予め設けられ
ている。
案内棒(ピン)15は摺動ブロック16と案内棒押え19によ
って作られる空間に入り込む様になっており、可動型盤
2が水平方向に動く時、突出した案内棒(ピン)15によ
って支持装置18全体が引張られて動き得る様になってい
て、可動型盤2が2点鎖線の位置まで移動することによ
り、タイバー3が下方に撓むと可動型盤2も下方に下る
が、これに伴って案内棒(ピン)15も前記空間内を下る
ことが出来る様になっている。
また第4図及び第5図では摺動ブロック16と可動型盤2
との隙間が無くなっている。これはタイバー3が可動型
盤2の重量を受けて撓んでいるためであるが、この撓み
はδ以上にはならないことを示している。
(考案の効果) 以上詳細に説明した如く本考案は構成されており、可動
型盤及び同型盤に固定される金型等の重量を、タイバー
と可動型盤支持装置とで分担して受けることが出来るの
で、支持装置の摺動片の摩耗の進捗度合を遅くすること
ができ、これにより保守、点検のコストを下げることが
出来る。また摺動片の負荷を軽減することが出来るの
で、負荷容量の低い安価な材料を使用することが出来
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す型盤支持装置を具えた型
締装置の正面図、第2図は第1図のB部詳細断面図、第
3図は第2図の側断面図、第4図は第1図のC部詳細断
面図、第5図は第3図の側断面図、第6図は本考案の他
の実施例を示す可動型盤支持装置の正面断面図、第7図
は従来の型盤支持装置を具えた型締装置の正面図、第8
図は第3図のA部詳細断面図である。 図の主要部分の説明 2……可動型盤、3……タイバー 4……ブッシュ、9……摺動片 10……台盤、14……金型 15……案内棒(ピン)、16……摺動ブロック 17……転動ブロック、18……支持装置 19……案内棒押え、21……固定型盤

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定型盤と型締シリンダ、或いはトグルエ
    ンドプレートとを2本以上のタイバーで連結し、可動型
    盤を型開閉用シリンダで、固定型盤に対しタイバーを案
    内としてほぼ水平方向に摺動せしめる型締装置におい
    て、前記タイバーと平行に設けた摺動面を摺動する可動
    型盤支持用のブロックと前記可動型盤とは、上下方向に
    接離自在に、金型に許される偏心量分の隙間δを隔てて
    設けられ、かつ摺動方向には前記可動型盤に導かれて摺
    動面を移動し得るように結合してなる可動型盤支持装置
    を具えてなることを特徴とする射出成形機等の型締装
    置。
JP1989046284U 1989-04-21 1989-04-21 射出成形機等の型締装置 Expired - Fee Related JPH0639960Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989046284U JPH0639960Y2 (ja) 1989-04-21 1989-04-21 射出成形機等の型締装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989046284U JPH0639960Y2 (ja) 1989-04-21 1989-04-21 射出成形機等の型締装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02137224U JPH02137224U (ja) 1990-11-15
JPH0639960Y2 true JPH0639960Y2 (ja) 1994-10-19

Family

ID=31561232

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989046284U Expired - Fee Related JPH0639960Y2 (ja) 1989-04-21 1989-04-21 射出成形機等の型締装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0639960Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1459863A1 (en) 2003-03-19 2004-09-22 Fanuc Ltd Injection molding machine with two base frames

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6177217B2 (ja) * 2014-11-05 2017-08-09 日精樹脂工業株式会社 型締装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0349777Y2 (ja) * 1987-05-29 1991-10-24

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1459863A1 (en) 2003-03-19 2004-09-22 Fanuc Ltd Injection molding machine with two base frames

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02137224U (ja) 1990-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR910006906B1 (ko) 금형죄는 장치
US5297952A (en) Injection molding machine with articulated closure
US5314327A (en) Mold clamp for an injection molding machine
US4318682A (en) Press locking apparatus
US3540524A (en) Mould closure device for a pressure moulding machine
US5454709A (en) Injection-moulding machine
JPH0768612A (ja) 射出成型機
JPH0639960Y2 (ja) 射出成形機等の型締装置
JP3550619B2 (ja) 射出成型機
JP2696706B2 (ja) 射出成形機用型締装置
JPH0671754B2 (ja) 型締装置
JP3067123B2 (ja) ダイカストマシンの型締装置
JP2581335Y2 (ja) トグル式竪型ダイカスト機のタイバー引抜装置
JPH01201927A (ja) 半導体装置の樹脂封止成形装置
JP2002240118A (ja) 型締装置
JPS6337225Y2 (ja)
CN220073226U (zh) 一种推板式滑块顶出结构
JPH0739098B2 (ja) 型締装置
JPH065144Y2 (ja) 可動盤支持装置を備えた横型射出成形機
JPS5941081Y2 (ja) 射出成形機の金型取付装置
JPH0698641B2 (ja) 成形機の可動盤転動保持装置
JPS5941073Y2 (ja) 射出成形機の金型取付装置
JPH0528025Y2 (ja)
JPH0546901Y2 (ja)
CA1227331A (en) Press for adjusting and inspecting molds

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees