JP6112046B2 - 過給機付きエンジンの蒸発燃料処理装置 - Google Patents

過給機付きエンジンの蒸発燃料処理装置 Download PDF

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Description

この発明は、燃料タンク内で発生する蒸発燃料(エバポガス)を過給機付きエンジンの吸気系にパージするような過給機付きエンジンの蒸発燃料処理装置に関する。
自動車等の内燃機関を有する装置において、内燃機関の発熱によって燃料タンクが温められ、燃料がタンク内で気化、膨張することがある。
従前においては、このような蒸発燃料(エバポガス)は大気中に逃がしていたが、大気汚染の原因となるため、近年では環境規制により大気中への放出が制限されている。
一般に、このような蒸発燃料は、キャニスタに吸着、貯蔵した後に、吸気と混ぜて燃焼室に送られて燃焼に供される。上記キャニスタから吸気通路に蒸発燃料を流入させる際には、ベンチュリ機構を有するエジェクタを用いて、キャニスタから蒸発燃料を吸引して吸気通路に噴出させることが知られている。
特許文献1には過給機付きエンジンの蒸発燃料処理装置が開示されており、この特許文献1に開示されたものは、エジェクタに過給圧を導入する過給圧導入部を、ターボチャージャのコンプレッサ下流に設けると共に、蒸発燃料を吸気通路に噴出させる吐出口が、コンプレッサ上流に設けられており、エジェクタのポンプ部において、過給圧導入側と吐出口側との差圧によりエジェクタの空気流路内に発生する空気流を絞って負圧を発生させ、この負圧により燃料蒸気をエジェクタの空気流路内に導入することで、燃料蒸気はこの空気流と共に、コンプレッサの上流側から導入されるようになっている。
この従来構造によれば、電動モータ等のアクチュエータや、エンジンの出力等の動力源を必要としない簡単な構成により、過給機付きエンジンにおける燃料蒸気を処理することができる利点がある。
しかしながら、上記特許文献1に開示された従来構造においては、ターボチャージャのコンプレッサ上流にブローバイガス(エンジンオイルと未燃ガスとが混合されたもの)の流入部があるため、ブローバイガスが冷却してオイル化したものが、ターボチャージャのコンプレッサ下流に位置する過給圧導入部からエジェクタ内に吸込まれることによって、該エジェクタに詰まりが発生する問題点があった。
また、エンジンルーム内はその省スペース化のため、エジェクタの圧力導入部とエジェクタ出口部までの回路を簡略化することが要請されている。
特開2007−332855号公報
そこで、この発明は、ブローバイガスによるエジェクタの詰りを防止すると共に、エジェクタの過給圧導入部とエジェクタ出口部までの通路の簡略化を図ることができる過給機付きエンジンの蒸発燃料処理装置の提供を目的とする。
この発明による過給機付きエンジンの蒸発燃料処理装置は、燃料タンク内で発生する蒸発燃料を過給機付きエンジンにパージする過給機付きエンジンの蒸発燃料処理装置であって、上記過給機のコンプレッサ上下流の各ダクトが略平行に設けられ、蒸発燃料処理装置は、蒸発燃料吸入部と過給圧導入部とを備えたエジェクタを有し、上記過給圧導入部はコンプレッサ下流とインタクーラ上流との間のダクト上側に接続され、上記エジェクタの出口部はコンプレッサ上流のダクト下側に接続され、上記エジェクタの過給圧導入部とコンプレッサ下流のダクトとの接続部は、上記エジェクタの過給圧導入部へ導入される過給圧吸気の流通方向とコンプレッサによる圧縮吸気の流通方向とが逆方向になるよう、該過給圧吸気の流通方向と圧縮吸気の流通方向との成す角度が鋭角に設定されたものである。
上記構成によれば、次の如き効果がある。
すなわち、ブローバイガスが冷却されてオイル状になったものは、ダクトの下側を伝って移動すると予測されるので、エジェクタの過給圧導入部をコンプレッサ下流とインタクーラ上流との間のダクト上側に接続することで、過給圧導入部からエジェクタ内に上述の如きオイルが吸引されて該エジェクタに詰りが発生するのを防止することができる。
また、過給機のコンプレッサ上下流の各ダクトを略平行に設け、エジェクタを略平行なダクト間に配設するので、当該エジェクタの過給圧導入部とエジェクタ出口部までの通路の簡略化を図ることができる。
加えて、上記エジェクタに対し、インタクーラ上流から過給圧(吸気)を導入するので、エンジン出力への影響が少ない
さらに上述したように、上記エジェクタの過給圧導入部とコンプレッサ下流のダクトとの接続部は、上記エジェクタの過給圧導入部へ導入される過給圧吸気の流通方向とコンプレッサによる圧縮吸気の流通方向とが逆方向になるよう、コンプレッサ下流のダクトにおいて圧縮吸気が流通する方向と、上記エジェクタの過給圧導入部へ導入される過給圧吸気の流通方向との成す角度を鋭角に設定したので、ブローバイガスが冷却液化されたオイルミストの上記接続部乃至過給圧導入部への流入を、さらに抑制することができる。
よって、エジェクタの詰りを、より一層良好に防止することができる。
またこの発明による過給機付きエンジンの蒸発燃料処理装置は、燃料タンク内で発生する蒸発燃料を過給機付きエンジンにパージする過給機付きエンジンの蒸発燃料処理装置であって、上記過給機のコンプレッサ上下流の各ダクトが略平行に設けられ、蒸発燃料処理装置は、蒸発燃料吸入部と過給圧導入部とを備えたエジェクタを有し、上記過給圧導入部はコンプレッサ下流とインタクーラ上流との間のダクト上側に接続され、上記エジェクタの出口部はコンプレッサ上流のダクト下側に接続され、上記コンプレッサ上流のダクトと、上記エジェクタ出口部との接続部は、上記エジェクタの出口部から供給される蒸発燃料を含む吸気の流通方向と吸気の流通方向とが同方向になるよう、蒸発燃料を含む吸気の流通方向と吸気流通方向との成す角度が鋭角に設定されたものである。
上記構成によれば、コンプレッサ上流のダクトにおいて吸気が流通する方向と、蒸発燃料を含む吸気の流通方向との成す角度を鋭角に設定したので、燃料タンク内で発生する蒸発燃料を、コンプレッサ上流ダクトに流入しやすくなる。
この発明の一実施態様においては、ブローバイガスの流入部が、上記エジェクタの下流側で、かつ上記コンプレッサの上流側に位置しているものである。
上記構成によれば、ブローバイガスの流入部をエジェクタ下流側かつコンプレッサ上流側に設けたので、上記ブローバイガスをコンプレッサ上流に流入しやすくなるうえ、エジェクタ出口部を、ブローバイガスが直接流入しないブローバイガス流入部のさらに上流に設けることができるので、当該エジェクタ出口部をダクトの下側に接続して、エジェクタの過給圧導入部とエジェクタ出口部までの通路を、より一層簡略化することができる。
この発明によれば、ブローバイガスによるエジェクタの詰りを防止すると共に、エジェクタの過給圧導入部とエジェクタ出口部までの通路の簡略化を図ることができる効果がある。
本発明の過給機付きエンジンの蒸発燃料処理装置を示す系統図 蒸発燃料処理装置の要部斜視図 図2の側面図 エジェクタの内部構造を示す断面図
ブローバイガスによるエジェクタの詰りを防止すると共に、エジェクタの過給圧導入部とエジェクタ出口部までの通路の簡略化を図るという目的を、燃料タンク内で発生する蒸発燃料を過給機付きエンジンにパージする過給機付きエンジンの蒸発燃料処理装置において、上記過給機のコンプレッサ上下流の各ダクトが略平行に設けられ、蒸発燃料処理装置は、蒸発燃料吸入部と過給圧導入部とを備えたエジェクタを有し、上記過給圧導入部はコンプレッサ下流とインタクーラ上流との間のダクト上側に接続され、上記エジェクタの出口部コンプレッサ上流のダクト下側に接続され、上記エジェクタの過給圧導入部とコンプレッサ下流のダクトとの接続部を、上記エジェクタの過給圧導入部へ導入される過給圧吸気の流通方向とコンプレッサによる圧縮吸気の流通方向とが逆方向になるよう、該過給圧吸気の流通方向と圧縮吸気の流通方向との成す角度が鋭角に設定する、或いは、上記コンプレッサ上流のダクトと、上記エジェクタ出口部との接続部を、上記エジェクタの出口部から供給される蒸発燃料を含む吸気の流通方向と吸気の流通方向とが同方向になるよう、蒸発燃料を含む吸気の流通方向と吸気流通方向との成す角度が鋭角に設定するという構成にて実現した。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は過給機付きエンジンの蒸発燃料処理装置を示し、図1はその系統図、図2は蒸発燃料処理装置の要部斜視図、図3は図2の側面図、図4はエジェクタの内部構造を示す断面図である。
図1において、過給機付きエンジンは、インテークシステムA、燃料供給システムB、蒸発燃料処理装置Cを備えている。
上述のインテークシステムAは、エンジン1に空気を供給するものであって、エアクリーナ10、コンプレッサ上流ダクト11、ターボチャージャ12、コンプレッサ下流ダクト13、インタクーラ14、インタクーラ下流通路15、スロットルボディ16、サージタンク17、吸気マニホルド18を備えている。
エアクリーナ10は、吸気入口19から取入れた空気をエアクリーナケース内に設けたエレメント20でろ過し、埃などの異物を除去し、エレメント20下流から浄化空気を吸気出口21に供給する空気浄化装置である。
コンプレッサ上流ダクト11は、エアクリーナ10の吸気出口21から流出する浄化空気を、ターボチャージャ12のコンプレッサ22上流の吸気入口22aに供給するダクトである。
ターボチャージャ12は、エンジン1の排気エネルギを利用して吸気を圧縮加圧する過給機であって、タービン23とコンプレッサ22とを備えている。
タービン23は、エンジン1の排気ポート2、排気マニホルド24、排気通路25を介してタービンハウジング26に供給される排気の圧力により回転駆動されるインペラを有するターボ式の排気タービンである。
コンプレッサ22は、そのインペラをタービン23側のインペラに回転軸を介して接続されており、タービン23により駆動されるターボ式の圧縮機であり、該コンプレッサ23は、コンプレッサ上流ダクト11からその吸気入口22aに導入された空気を、所定の過給圧まで圧縮して吸気出口22bからコンプレッサ下流ダクト13に吐出する。
コンプレッサ下流ダクト13は、ターボチャージャ12のコンプレッサ22が吐出した空気を、インタクーラ14に導入する管路である。
インタクーラ14は、コンプレッサ22における圧縮時に温度が上昇した空気を、走行風等で冷却することにより、酸素密度を高めて、吸気の充填効率を高める熱交換器である。
インタクーラ下流通路15は、インタクーラ14から流出された冷却後の空気を、スロットルボディ16およびサージタンク17に導入する管路である。
上述のスロットルボディ16には、スロットル弁16Vが設けられており、このスロットル弁16Vの開度を調整することで、エンジン1の出力調整が実行される。
吸気マニホルド18は、スロットルボディ16およびサージタンク17を通過した空気を、エンジン1の気筒対応数の吸気ポート3に分配する分岐管である。
燃料供給システムBは、ガソリン等の燃料をエンジン1に供給するものであって、燃料タンク30、燃料ポンプ(図示せず)、燃料供給通路31、インジェクタ32を備えている。
燃料タンク30は、液相のガソリン等の燃料を貯留する容器である。
燃料ポンプ(図示せず)は、燃料タンク30内の燃料を所定燃圧まで加圧して燃料供給通路31に吐出するものである。
インジェクタ32は、吸気マニホルド18の各吸気ポート3対応部位に配置された燃料噴射弁で、所定の燃料噴射タイミングに対応して、吸気ポート3に間欠的に燃料を噴射するものである。
蒸発燃料処理装置Cは、燃料タンク30内で燃料が蒸発して発生した蒸発燃料(エバポ)を処理するものであって、キャニスタ40、チャージ通路41、外気導入ライン42、パージ通路43、負圧域用パージ通路44、過給域用パージ通路45、エジェクタ50を備えている。
キャニスタ40は、蒸発燃料を一時的に吸着して貯蔵し、その後、放出する機能を有する活性炭をケース内に収容したものである。
チャージ通路41は、燃料タンク30から排出された蒸発燃料をキャニスタ40に導入する管路である。
外気導入ライン42は、キャニスタ40が貯蔵した蒸発燃料を放出してエンジン側へ送出する際、蒸発燃料を搬送するパージガスとして機能する空気をキャニスタ40に導入する管路である。
パージ通路43には、パージバルブ46が介設されており、このパージ通路43はパージバルブ46の開時に、キャニスタ40が放出した蒸発燃料を、外気導入ライン42から取入れられる空気と共にエンジン側に搬送する管路であり、このパージ通路43は分岐点47において、負圧域用パージ通路44と過給域用パージ通路45とに分岐されている。
負圧域用パージ通路44は、その上流端が分岐点47に接続され、その下流端がスロットルボディ16とサージタンク17との間に接続されており、吸気負圧を利用して蒸発燃料を吸気ポート3に供給する。また、上述の負圧域用パージ通路44には、逆止弁48が介設されている。
過給域用パージ通路45は、その上流端が分岐点47に接続され、その下流端がエジェクタ50の蒸発燃料吸入部50aに接続されており、エジェクタ50の内部構造により発生する負圧を利用して、蒸発燃料をエジェクタ50、およびターボチャージャ12のコンプレッサ22からコンプレッサ下流ダクト13に供給すべく構成している。また、上述の過給域用パージ通路45には、逆止弁49が介設されている。
上述のエジェクタ50は、蒸発燃料用の流体ポンプであり、ターボチャージャ12のコンプレッサ22で加圧された吸気の一部(過給圧)を内部に流入させて、吸気の一部をターボチャージャ12におけるコンプレッサ22の上流側に流出させると共に、過給圧が内部を流通する際に形成される負圧により蒸発燃料を吸引するようになっている。
図4に示すように、上述のエジェクタ50は、蒸発燃料吸入部50aと、過給圧導入部50bと、出口部50cと、ノズル部51と、ディフューザ部52(diffuser、減圧拡散部)とを備えている。
ノズル部51は、その上流端に過給圧導入部50bを有しており、流入する吸気に対して絞り部を形成する流路であって、下流端が出口部50c側に向けて延びている。
また、上記ノズル部51の内径は、先端(下流端)に向けて徐々に小径になるように形成されている。ノズル部51は、絞り効果によって過給圧導入部50bから流入された吸気の流速を高めるようになっている。これにより、ノズル部51の先端側において、高速となって吸気が流出される領域は負圧となる。
ディフューザ部52は、ノズル部51および蒸発燃料吸入部50aの下流側でその内径を徐々に拡大して出口部50c側に延びる流路であり、上流側がノズル部51および蒸発燃料吸入部50aに接続されている。
そして、このディフューザ部52は、内部を流通する吸気および蒸発燃料の流速を低下させつつ、圧力損失を減少させるようになっている。
この実施例では、上述の蒸発燃料吸入部50aを形成するパイプ53と、内部にノズル部51を配設するパイプ54と、内部にディフューザ部52を一体形成するパイプ55とを有し、これら各パイプ53〜55のうちの2つのパイプ54,55を一直線状に配設し、他のパイプ53を一直線状のパイプ54,55に対して略直角に接続して、エジェクタ50の全体が略T字状と成るように構成している。しかし、上記ディフューザ部は無くても良い。
図2,図3に示すように、過給機としてのターボチャージャ12におけるコンプレッサ22上下流の各ダクト11,13は互いに略平行に設けられている。
すなわち、コンプレッサ上流ダクト11とコンプレッサ下流ダクト13とは、上流ダクト11が上側に位置して、下流ダクト13が下側に位置しており、かつ、これら各ダクト11,13が互いに略平行になるように配設されている。
コンプレッサ上流ダクト11は、半割り構造の2つの樹脂管を接合して形成されており、11aは半割り構造の2つの樹脂管を接合するためのフランジであり、11bはコンプレッサ上流ダクト11をエンジン1のシリンダヘッドにブラケットを介して締結するための取付け座である。
コンプレッサ下流ダクト13は、コンプレッサ上流ダクト11よりも長尺に形成されると共に、半割り構造の2つの樹脂管を接合して形成されており、13aは半割り構造の2つの樹脂管を接合するためのフランジであり、13bはコンプレッサ下流ダクト13を、図示しないブラケットを介してミッションケースに締結するための取付け座である。
そして、上述のエジェクタ50を、コンプレッサ上流ダクト11とコンプレッサ下流ダクト13との間に設けるが、エジェクタ50の出口部50cは半割り構造の樹脂管においてパイプ55に外側から嵌合するパイプ外被部11cで気密状に覆われており、エジェクタ50の出口部50cがコンプレッサ上流ダクト11の下側に接続されている。
また、エジェクタ50における過給圧導入部50bおよびパイプ54の外周部には、クランプ56を用いて、ゴム製の接続パイプ57を接続しており、この接続パイプ57の上流端は、別のクランプ58を用いて、コンプレッサ22下流とインタクーラ14上流との間のコンプレッサ下流ダクト13の上側に接続されている。
詳しくは、上記接続パイプ57の上流側接続部57aは、半割り構造の樹脂管の下方への屈曲部上側から上方に向けて延びるジョイント部13cに、連通接続されている。
このように、エジェクタ50の過給圧導入部50bを、コンプレッサ下流ダクト13の上側に接続することで、エジェクタ50の詰り発生を防止すべく構成している。すなわち、後述するブローバイガスが冷却されてオイル状になったもの(オイルミスト)は、コンプレッサ下流ダクト13の下側(つまり底部)を伝って移動すると予測されるので、エジェクタ50の過給圧導入部50bをコンプレッサ22下流とインタクーラ14上流との間のコンプレッサ下流ダクト13の上側に接続することで、過給圧導入部50bからエジェクタ50内に上述のオイルミストが吸引されて、該エジェクタ50に詰りが発生するのを防止すべく構成したものである。
また、ターボチャージャ12のコンプレッサ上下流の各ダクト11,13を略平行に設け、エジェクタ50を、略平行なダクト11,13間に配設することで、当該エジェクタ50の過給圧導入部50bとエジェクタ出口部50cまでの通路、詳しくは、接続パイプ57の上流端とエジェクタ出口部50cまでの通路の簡略化を図るように構成している。
また、図3に示すように、エジェクタ50の過給圧導入部50bとコンプレッサ下流ダクト13との接続部57aは、当該接続部57aおよびジョイント部13cとコンプレッサ22による圧縮吸気の流通方向(図3の矢印α方向参照)とが逆方向になるよう、圧縮吸気の流通方向(矢印α方向)との成す角度θ1が鋭角に設定されている。
この実施例では、上記角度θ1は35度〜45度の範囲内に設定されているが、上記角度θ1は鋭角であればよく、上記数値範囲に限定されるものではない。
上記角度θ1を鋭角に設定すると共に、ジョイント部13cおよび接続部57aから導出する圧縮吸気の流通方向と、コンプレッサ下流ダクト13内を流通する圧縮吸気の流通方向(矢印α方向)とを、互いに逆方向と成すことで、ブローバイガスが冷却液化されたオイルミストの接続部57a乃至過給圧導入部50bへの流入を、さらに抑制すべく構成したものである。
さらに、上述のコンプレッサ上流ダクト11と、エジェクタ50の出口部50cとの接続部、具体的には、その下流側に出口部50cを有するパイプ55と、外被部11cとの指向方向は、当該接続部と吸気の流通方向(図3の矢印β方向参照)とが同方向になるよう、吸気流通方向(矢印β方向)との成す角度θ2が鋭角に設定されている。
この実施例では、上記角度θ2は20度〜30度の範囲内に設定されているが、上記角度θ2は鋭角であればよく、上記数値範囲に限定されるものではない。
このように、パイプ55および外被部11cの指向方向と、コンプレッサ上流ダクト11内を吸気が流通する方向(矢印β方向)との成す角度を鋭角に設定することで、燃料タンク30内で発生する蒸発燃料を、コンプレッサ上流ダクト11に流入しやすくなるように構成したものである。
ところで、図1に示すように、ブローバイガス(エンジンオイルと未燃ガスとが混合されたもの)を吸気系に還流するブローバイガス通路60を設けている。
このブローバイガス通路60の上流端は、シリンダヘッドカバーに開口しており、下流端はブローバイガス流入部61に連通接続されている。このブローバイガス流入部61は、エジェクタ50の下流側で、かつコンプレッサ22の上流側に位置するように形成されている。詳しくは、上記ブローバイガス流入部61はコンプレッサハウジングの吸気入口22aとコンプレッサインペラ収納空間との間に形成されている。
この実施例では、コンプレッサハウジングに対して上下方向の上方に延びる筒部61aを一体形成することで、該筒部61aによりブローバイガス流入部61を構成している。
このように、ブローバイガス流入部61を、エジェクタ50の下流側で、かつ、コンプレッサ22の上流側に設けることで、ブローバイガスをコンプレッサ22上流に流入しやすくなり、また、エジェクタ出口部50cを、ブローバイガスが直接流入しないブローバイガス流入部61よりもさらに上流に設けることができて、当該エジェクタ50の出口部50cを、オイルミストの影響を受けないコンプレッサ上流ダクト11の下側に接続して、エジェクタ50の過給圧導入部50bとエジェクタ出口部50cまでの通路、詳しくは、接続パイプ57の上流端とエジェクタ出口部50cまでの通路を、より一層簡略化するように構成したものである。
このように構成した過給機付きエンジンの蒸発燃料処理装置の作用を、以下に説明する。
蒸発燃料処理装置Cは、ターボチャージャ12が作動されない時の通常パージと、ターボチャージャ12が作動された時の過給時パージとを行なう。
[通常パージ]
車両の走行時において、ターボチャージャ12が作動していない場合、パージバルブ46が開弁制御されると、ピストンの吸入行程により発生する吸気マニホルド18内の負圧と、キャニスタ40に付勢される大気圧との差によって、キャニスタ40内に吸着された蒸発燃料は、パージ通路43、パージバルブ46、分岐点47、逆止弁48、負圧域用パージ通路44、サージタンク17を介して吸気マニホルド18内に吸引される。
吸気マニホルド18内に吸引された蒸発燃料は、インジェクタ32からエンジン1に供給される本来の燃焼用燃料と混合されて、エンジン1のシリンダ内で燃焼される。
[過給時パージ]
車両の走行時において、ターボチャージャ12が作動している場合には、吸気マニホルド18内は加圧された吸気により正圧となるので、上述のような蒸発燃料の吸引が困難となる。
過給時パージにおいては、ターボチャージャ12のコンプレッサ22により過給された吸気の一部が、接続パイプ57からエジェクタ50内を流通して、コンプレッサ上流ダクト11からコンプレッサ22の上流側に戻る。
この時、パージバルブ46が開弁制御されると、エジェクタ50の蒸発燃料吸入部50aの吸引作用により、キャニスタ40に吸着された蒸発燃料は、パージ通路43、パージバルブ46、分岐点47、逆止弁49、過給域用パージ通路45を介して、蒸発燃料吸入部50aからエジェクタ50に吸引され、エジェクタ50内を流通する吸気と共に、エジェクタ出口部50cからコンプレッサ上流ダクト11に供給される。
コンプレッサ上流ダクト11に供給された吸気と蒸発燃料は、コンプレッサ下流ダクト13、インタクーラ14、インタクーラ下流通路15、スロットルボディ16、サージタンク17を介して吸気マニホルド18内に至り、インジェクタからエンジン1に供給される本来の燃焼用燃料と混合されて、エンジン1のシリンダ内で燃焼される。
ところで、ブローバイガス通路60からブローバイガス流入部61を介してコンプレッサハウジング内に還流されたブローバイガスは、コンプレッサ下流ダクト13に送られ、冷却されてオイル状になったオイルミストは、該コンプレッサ下流ダクト13の下側(底部)を伝って移動すると予測される。
本実施例では、エジェクタ50の過給圧導入部50bを、接続パイプ57を介してコンプレッサ22の下流とインタクーラ14上流との間のダクト(つまりコンプレッサ下流ダクト13)の上側に接続したので、過給圧導入部50bからエジェクタ50内に上記オイルミストが吸引されて当該エジェクタ50に詰りが発生することを防止することができる。
このように、上記実施例の過給機付きエンジンの蒸発燃料処理装置は、燃料タンク30内で発生する蒸発燃料を過給機付きエンジンにパージする過給機付きエンジンの蒸発燃料処理装置であって、ターボチャージャ12のコンプレッサ22上下流の各ダクト11,13が略平行に設けられ、蒸発燃料処理装置Cは、蒸発燃料吸入部50aと過給圧導入部50bとを備えたエジェクタ50を有し、上記過給圧導入部50bはコンプレッサ22下流とインタクーラ14上流との間のダクト(コンプレッサ下流ダクト13参照)の上側に接続され、上記エジェクタ50の出口部50cはコンプレッサ上流のダクト(コンプレッサ上流ダクト11参照)の下側に接続されたものである(図1〜図4参照)。
この構成によれば次の如き効果がある。
すなわち、ブローバイガスが冷却されてオイル状になったものは、ダクトの下側を伝って移動すると予測されるので、エジェクタ50の過給圧導入部50bをコンプレッサ22下流とインタクーラ14上流との間のダクト13の上側に接続することで、過給圧導入部50bからエジェクタ50内に上述の如きオイルが吸引されて該エジェクタ50に詰りが発生するのを防止することができる。
また、ターボチャージャ12のコンプレッサ22上下流の各ダクト11,13を略平行に設け、エジェクタ50を略平行なダクト11,13間に配設するので、当該エジェクタ50の過給圧導入部50bとエジェクタ出口部50cまでの通路、詳しくは、接続パイプ57の上流端とエジェクタ出口部50cまでの通路の簡略化を図ることができる。
加えて、上記エジェクタ50に対し、インタクーラ14上流から過給圧(吸気)を導入するので、エンジン出力への影響が少ない。
この発明の一実施形態においては、ブローバイガスの流入部61が、上記エジェクタ50の下流側で、かつ上記コンプレッサ22の上流側に位置しているものである(図2,図3参照)。
この構成によれば、ブローバイガスの流入部61をエジェクタ50下流側で、かつ、コンプレッサ22上流側に設けたので、上記ブローバイガスをコンプレッサ22上流に流入しやすくなるうえ、エジェクタ出口部50cを、ブローバイガスが直接流入しないブローバイガス流入部61の上流に設けることができるので、当該エジェクタ出口部50cをダクト11の下側に接続して、エジェクタ50の過給圧導入部50bとエジェクタ出口部50cまでの通路、詳しくは、接続パイプ57の上流端とエジェクタ出口部50cまでの通路を、より一層簡略化することができる。
この発明の一実施形態においては、上記エジェクタ50の過給圧導入部50bとコンプレッサ22下流のダクト13との接続部57aは、当該接続部57aとコンプレッサ22による圧縮吸気の流通方向(矢印α方向)とが逆方向になるよう、圧縮吸気の流通方向との成す角度θ1が鋭角に設定されたものである(図3参照)。
この構成によれば、コンプレッサ22下流のダクト13において圧縮吸気が流通する方向(矢印α方向)と、上記接続部57aとの成す角度θ1を鋭角に設定したので、ブローバイガスが冷却液化されたオイルミストの上記接続部57a乃至過給圧導入部50bへの流入を、さらに抑制することができる。
よって、エジェクタの詰りを、より一層良好に防止することができる。
この発明の一実施形態においては、上記コンプレッサ22上流のダクト11と、上記エジェクタ出口部50cとの接続部(パイプ55および外被部11cの指向方向参照)は、当該接続部と吸気の流通方向(矢印β方向)とが同方向になるよう、吸気流通方向との成す角度θ2が鋭角に設定されたものである(図3参照)。
この構成によれば、コンプレッサ22上流のダクト11において吸気が流通する方向(矢印β方向)と、上記接続部との成す角度θ2を鋭角に設定したので、燃料タンク30内で発生する蒸発燃料を、コンプレッサ上流ダクト11に流入しやすくなる。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明の過給機は、実施例のターボチャージャ12に対応し、
以下同様に、
コンプレッサ上流のダクトは、コンプレッサ上流ダクト11に対応し、
コンプレッサ下流のダクトは、コンプレッサ下流ダクト13に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
例えば、上記実施例においては、I型エンジンを例示したが、本実施例の過給機付きエンジンの蒸発燃料処理装置は、V型エンジンやロータリエンジンなどの他の過給機付きエンジンにも適用することができる。
以上説明したように、本発明は、燃料タンク内で発生する蒸発燃料を過給機付きエンジンにパージする過給機付きエンジンの蒸発燃料処理装置について有用である。
C…蒸発燃料処理装置
1…エンジン
11…コンプレッサ上流ダクト
12…ターボチャージャ(過給機)
13…コンプレッサ下流ダクト
14…インタクーラ
22…コンプレッサ
30…燃料タンク
50…エジェクタ
50a…蒸発燃料吸入部
50b…過給圧導入部
50c…出口部
57a…接続部
61…ブローバイガス流入部

Claims (3)

  1. 燃料タンク内で発生する蒸発燃料を過給機付きエンジンにパージする過給機付きエンジンの蒸発燃料処理装置であって、
    上記過給機のコンプレッサ上下流の各ダクトが略平行に設けられ、
    蒸発燃料処理装置は、蒸発燃料吸入部と過給圧導入部とを備えたエジェクタを有し、
    上記過給圧導入部はコンプレッサ下流とインタクーラ上流との間のダクト上側に接続され、
    上記エジェクタの出口部はコンプレッサ上流のダクト下側に接続され
    上記エジェクタの過給圧導入部とコンプレッサ下流のダクトとの接続部は、
    上記エジェクタの過給圧導入部へ導入される過給圧吸気の流通方向とコンプレッサによる圧縮吸気の流通方向とが逆方向になるよう、該過給圧吸気の流通方向と圧縮吸気の流通方向との成す角度が鋭角に設定された
    過給機付きエンジンの蒸発燃料処理装置。
  2. 燃料タンク内で発生する蒸発燃料を過給機付きエンジンにパージする過給機付きエンジンの蒸発燃料処理装置であって、
    上記過給機のコンプレッサ上下流の各ダクトが略平行に設けられ、
    蒸発燃料処理装置は、蒸発燃料吸入部と過給圧導入部とを備えたエジェクタを有し、
    上記過給圧導入部はコンプレッサ下流とインタクーラ上流との間のダクト上側に接続され、
    上記エジェクタの出口部はコンプレッサ上流のダクト下側に接続され
    上記コンプレッサ上流のダクトと、上記エジェクタ出口部との接続部は、
    上記エジェクタの出口部から供給される蒸発燃料を含む吸気の流通方向と吸気の流通方向とが同方向になるよう、蒸発燃料を含む吸気の流通方向と吸気流通方向との成す角度が鋭角に設定された
    過給機付きエンジンの蒸発燃料処理装置。
  3. ブローバイガスの流入部が、上記エジェクタの下流側で、かつ上記コンプレッサの上流側に位置している
    請求項1または2記載の過給機付きエンジンの蒸発燃料処理装置。
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