JP6093562B2 - 変位検出装置 - Google Patents

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Description

実施形態は、車両などの一つの機械装置を構成する2つの部品の間の相対変位を検出する変位検出装置に関する。
例えば、車両などの一つの機械装置を構成する2つの部品の間の相対変位を検出し、検出値に基づいて車両の機能を制御することがある。例えば、車両のヘッドランプのオートレベリング機能を実現するために、変位検出装置が車体に取り付けられる。具体的には、ヘッドライトが取り付けられた車体の一部に対する後輪車軸の変位を検出し、変位検出値に基づいてヘッドランプのオートレベリングを行なう。オートレベリングとは、後輪車軸が車体に対して沈み込んだ際に、ヘッドランプの光軸が規定の範囲を超えて上向きにならないように、ヘッドランプの光軸方向を調整する機能である。
自動車などの車両に搭載される機能には、上述のオートレベリング機能の他にも、変位検出装置により対象物の変位を検出して制御に用いるような機能がある。他の一例として、ブレーキペダルのストローク(変位)を検出し、ブレーキ制御に利用するといった用途もある。
変位検出装置は、例えば、変位を検出する対象物に固定される被検出部と機械装置の一部に固定される固定部とを有するリンク機構と、リンク機構の変位を角度変位として検出する角度検出器とを有する。リンク機構の被検出部が固定部に対して変位すると、変位に応じてリンク機構の一端の固定部が回転する。この回転角を角度検出器で検出することで、変位検出対象に固定された被検出部の変位を検出することができる。
特開2006−306177号公報
上述の変位検出装置において、リンク機構のレバーとレバーの間の関節部にボールジョイントが用いられることが多い。3軸方向に回転可能なボールジョイントを用いることで、レバーの回転方向を含む面に対し平行な方向以外の方向の変位を吸収することができる。
ただし、ボールジョイントは比較的高価な部品であり、ボールジョイントを用いることで、変位検出装置の製造コストが上昇してしまう。また、ボルト・ナットなどによる固定機構を用いてリンク機構のレバーにボールジョイントを取り付ける必要がある。このため、変位検出装置の組み立て工数が多くなり、その分、変位検出装置の製造コストが上昇してしまう。
そこで、簡単な構造の関節部を用いてリンク機構を形成することで製造コストを抑えた変位検出装置の開発が望まれている。
一実施態様によれば、2つの部品の相対位置の変化量を角度変位量として検出する変位検出装置であって、少なくとも一つの関節部を有し、前記2つの部品を連結するリンク機構と、該リンク機構の一端に接続された回転角度検出器とを有し、前記リンク機構の前記関節部としてバネを用いたものであって、前記リンク機構は2つのねじりコイルバネを含み、前記リンク機構は、前記2つのねじりコイルバネ同士を接続する中間接続部と、前記2つのねじりコイルバネの一方から延在する検出器接続部と、前記2つのねじりコイルバネの他方から延在する検出対象接続部とを含み、前記2つのねじりコイルバネは一本の金属ワイヤを加工して形成された変位検出装置が提供される。
リンク機構の関節部としてバネを用いることで、リンク機構の構造が簡素化され、安価な変位検出装置を提供することができる。
第1実施形態による変位検出装置の斜視図である。 第1実施形態による変位検出装置を図1とは反対側から見た斜視図である。 回転角度検出器を取り外した状態の変位検出装置の斜視図である。 第2実施形態による変位検出装置の斜視図である。 回転角度検出器を取り外した状態の変位検出装置の斜視図である。 第3実施形態による変位検出装置の斜視図である。 回転角度検出器とバネガイドを取り外した状態の変位検出装置の斜視図である。
次に、実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は第1実施形態による変位検出装置の斜視図である。図2は第1実施形態による変位検出装置を図1とは反対側から見た斜視図である。
第1実施形態による変位検出装置100は、リンク機構110と、リンク機構110の一端に取り付けられた回転角度検出器150とを有する。
本実施形態によるリンク機構110は、2個の関節部を有する2関節式のリンク機構であり、関節部の各々が一つのバネのみで形成されている。より具体的には、2個の関節部は、ねじりコイルバネ112,114によりそれぞれ形成されている。2個のねじりコイルバネ112,114は一本のバネ材により形成されており、バネ材により繋がって一体となっている。バネ材としては、例えば、炭素鋼バネ材やステンレス鋼バネ材(SUS304WPB)などの金属ワイヤを用いることができる。金属ワイヤの断面形状は、円形断面であってもよく、四角形や六角形のような多角形断面であってもよい。
ねじりコイルバネ112の一端部は、バネ材が直線的に延在した直線部116として形成されている。ねじりコイルバネ112の他端部は、バネ材が直線的に延在した中間直線部118として形成されている。中間直線部118は、コイルバネ114に繋がっており、コイルバネ112と114の間の部分が中間直線部118となっている。したがって、中間直線部118はコイルバネ114の一端部であるともいえる。ねじりコイルバネ114の他端部は、バネ材が直線的に延在した直線部120として形成されている。
以上のように、直線部116、ねじりコイルバネ112、中間直線部118、ねじりコイルバネ114、及び、直線部120は、一本のバネ材を加工することで一体に形成されている。直線部116、中間直線部118、及び、直線部120は、それぞれリンク機構110のアーム又はレバーに相当する部分であり、後述のように補強部材で補強されて剛性が付与されている。ねじりコイルバネ112,114は上述のようにそれぞれリンク機構110の関節部に相当し、ねじりコイルバネ112,114を中心にして、直線部116、中間直線部118、及び、直線部120は回転変位可能となる。
ねじりコイルバネ112の一端部となる直線部116は、検出対象接続部としてのレバー部材122に固定されている。レバー部材122は、例えば、樹脂板材や金属板材などの剛性を有する材料で形成され、直線部116が変形しないように補強する役割を果たす。
直線部116をレバー部材122に固定する方法は様々な方法が考えられるが、本実施形態では、バネ材が貫通できる孔を有するピン140を用いている。ピン140の一端側にはネジ部が形成されており、先端側にバネ材が貫通できる孔がピン140の軸に垂直な方向に形成されている。ピン140の先端側をレバー部材122の裏面側から孔に差し込んで表側に出し、表側に出たピン140の孔に直線部116を挿入した状態で、ピン140のネジ部にナット141を係合させて締め付ける。これにより、ピン140が裏面側へ引っ張られ、直線部116がレバー部材122の表面に押し付けられて固定される。本実施形態では、ピン140は2個所に設けられているが、直線部116に沿って3個所以上に設けられてもよい。
また、レバー部材122には貫通孔122aが形成されており、貫通孔122aを利用してレバー部材122を変位検出対象に対してネジ止めすることができる。したがって、レバー部材122は、変位検出対象に対してリンク機構110の一端を固定するための接続部としての役割も果たす。したがって、直線部116が固定されたレバー部材122は、リンク機構110を変位検出対象に接続する部分である検出対象接続部に相当する。
一方、ねじりコイルバネ112とねじりコイルバネ114の間に延在する中間直線部118は、補強部としてのレバー部材124に固定される。レバー部材124は、例えば、樹脂板材や金属板材などの剛性を有する材料で形成され、中間直線部118が変形しないように補強する役割を果たす。
なお、中間直線部118は、上述の直線部116と同様な固定法で、ピン142とナット143を用いてレバー部材124に固定される。中間直線部118が固定されたレバー部材は、ねじりコイルバネ112とねじりコイルバネ114とを繋ぐ部分である中間接続部に相当する。
また、ねじりコイルバネ114の一端部となる直線部120は、検出器接続部としてのレバー部材126に固定されている。レバー部材126は、例えば、樹脂板材や金属板材などの剛性を有する材料で形成され、直線部120が変形しないように補強する役割を果たす。
なお、直線部120も、上述の直線部116と同様な固定法で、ピン144とナット145を用いてレバー部材126に固定される。直線部120が固定されたレバー部材126は、リンク機構110の一端を回転角度検出器150に接続する部分である検出器接続部に相当する。
図3は、レバー部材126が回転角度検出器150から外された状態の変位検出装置100の斜視図である。レバー部材126の一端に、内面に複数の溝が設けられた貫通孔126aが形成されている。回転角度検出器150の回転角度検出軸152が、レバー部材126の貫通孔126aに挿入され、固定される。回転角度検出軸152の外周面には、貫通孔126の内面の溝に対応した形状の複数の帯状の突起が形成されている。回転角度検出軸152の突起が貫通孔126aの溝に嵌合することで(いわゆるスプライン接続)、レバー部材126の貫通孔126は滑ることなく回転角度検出軸152に係合する。これによりレバー部材126の回転変位を確実に回転角度検出軸152に伝達することができる。
回転角度検出器150は、例えば小型のロータリエンコーダであり、磁気式エンコーダや光学式エンコーダなど、どのような方式のエンコーダでもよい。回転角度検出器150の回転角度検出軸152が回転すると、その回転角に応じた電気信号がコネクタ部154から出力される。回転角度検出器150の解像度や特性は、変位検出装置の用途に合うように決定すればよい。
回転角度検出器150の本体156は、固定用孔156aを有している。回転角度検出器150は、固定用孔156aを利用して固定部(変位を検出する検出対象に対して変位しない固定された部分)にネジ止め等にて固定される。
上述のように、リンク機構110の構成は、ねじりコイルバネ112,114が形成されたバネ材の直線部にレバー部材122,124,126を固定して補強しただけの簡単な構造であり、安価に製造することができる。関節部として機能するねじりコイルバネ112,114の各々は、コイルの巻方向に変形することができるので、コイルを中心としてコイルの両端を回転変位可能とする関節部の機能を提供する。加えて、コイルの両端は他の方向に変位可能であり、コイルの巻方向以外の方向に変位した場合でも、その変位を吸収することができる。これにより、ねじりコイルバネ112,114の各々は、例えばボールジョイントを用いた関節部と同様の関節機能を提供することができる。
ここで、一例として、関節部として機能するねじりコイルバネ112とその一端から延出する直線部116(レバー部材122)の変位について説明する。直線部116は、ねじりコイルバネ112巻方向に回転可能である。ねじりコイルバネ112の巻方向は、回転角度検出器150の回転角度検出軸152の回転方向に一致している。したがって、直線部116(レバー部材122)がねじりコイルバネ112の巻方向(図1におけるA方向)に回転すると、その回転はリンク機構110を介して回転角度検出器150の回転角度検出軸152に伝達される。ただし、直線部116(レバー部材122)がねじりコイルバネ112の巻方向に回転すると、ねじりコイルバネ112は僅かに巻方向にたわむので、その分だけ回転量が小さくなって、回転角度検出軸152に伝達される。したがって、コイルバネ112の巻方向へのたわみ分を予め考慮したうえで、直線部116(レバー部材122)の変位量(回転角度)を検出すればよい。
ここで、直線部116(レバー部材122)の変位方向は、A方向のみとは限らず、検出対象の変位によっては、A方向を含む面に対して平行ではない方向(例えば、A方向を含む面に対して垂直なB方向)や、直線部116の延在方向(C方向)に僅かに変位する場合があり得る。しかし、このような場合でも、ねじりコイルバネ112のコイル部が変形することで、B方向やC方向の変位を吸収することができ、変位方向に対して柔軟性を有するリンク機構110を実現することができる。
なお、ねじりコイルバネ112のコイル部の各巻部は直線部116の変位に伴い常に変形する場合があるので、コイル部は密着巻とせずに、各巻部が僅かに離間した状態としておき、摩擦が生じないようにしておくことが好ましい。
上述の変位検出装置100は、例えば、車両のヘッドランプのオートレベリング機能を実現するために、車両の一部に取り付けられる。この場合、変位を検出すべき検出対象は車両の後輪軸などであり、検出対象接続部であるレバー122が後輪軸と共に移動する部品、例えば後輪軸の軸受けを搭載した部品等に接続され固定される。一方、固定側となる回転角度検出器150は、後輪軸に近い位置で車体の一部に接続され固定される。これにより、例えば車両の後部に重量物が搭載されて後輪軸が車体に入り込んだ場合の車体の変位(傾斜角度)を変位検出装置100で検出することができる。
車両における他の用途として、例えば、ブレーキペダルの操作量に基づいて制御を行なうといった用途もある。この場合、変位を検出すべき検出対象は例えばブレーキシリンダのロッドであり、検出対象接続部であるレバー122がブレーキシリンダのロッドに接続され固定される。一方、固定側となる回転角度検出器150は、ブレーキシリンダに近い位置で車体の一部に接続され固定される。これにより、ブレーキペダルの変位に対応するブレーキシリンダのロッドの変位を、変位検出装置100で検出することができる。
次に、第2実施形態による変位検出装置について、図4及び図5を参照しながら説明する。図4は第2実施形態による変位検出装置200の斜視図である。図5は、回転角度検出器150を取り外した状態の変位検出装置200の斜視図である。図4及び図5において、図1に示す構成部品と同等な部品には同じ符号を付し、その説明は適宜省略する。
第2実施形態では、第1実施形態のようにレバー部材122,124,126を取り付けてバネ材の直線部116,118,120を補強する代わりに、直線部116,118,120に樹脂モールド部222,224,226をそれぞれ形成する。樹脂モールド部222,224,226の成形は、ねじりコイルバネ112,114が形成されたバネ材をインサートモールドすることで、同時に行なうことができる。
具体的には、直線部116に沿って樹脂モールド部222がインサート成形される。樹脂モールド部222には、検出対象に接続・固定するためのねじ貫通孔として用いられる貫通孔222aが形成される。また、中間直線部118に沿って、樹脂モールド部224がインサート成形される。樹脂モールド部224は何処にも固定されないので、固定用の貫通孔を形成する必要は無い。さらに、直線部120に沿って樹脂モールド部224がインサート成形される。樹脂モールド部224には、回転角度検出器150の回転角度検出軸152に係合する貫通孔226aが形成される。
なお、各樹脂モールド部222,224,226には、樹脂モールド部の重量を低減し、且つモールド特性を改善する(樹脂の引け防止等)ための凹部や貫通部が形成されるが、このような凹部や貫通部は変位検出装置200の機能には関係しない。
また、樹脂モールド部222,224,226の中に埋め込まれる直線部116,118,120は、必ずしも直線である必要は無い。インサート成形で形成する観点からすれば、各直線部116,118,120は、樹脂モールド部222,224,226に埋め込まれた部分で屈曲したり蛇行したりしていることが好ましい。
第2実施形態による変位検出装置200も、第1実施形態による変位検出装置100と同様の効果を提供することができ、第1実施形態による変位検出装置100と同様な用途に用いることができる。また、第2実施形態による変位検出装置200では、バネ材をインサート成形することで、リンク機構110全体を一つの部品として形成することができる。これにより、変位検出装置200の組立て工数が低減され、製造コストが低減される。
次に、第3実施形態による変位検出装置について、図6及び図7を参照しながら説明する。図6は第3実施形態による変位検出装置300の斜視図である。図7は、回転角度検出器150と後述するバネガイドとを取り外した状態の変位検出装置300の斜視図である。図6及び図7において、図1及び図5に示す構成部品と同等な部品には同じ符号を付し、その説明は適宜省略する。
第3実施形態では、中間直線部118が埋め込まれる樹脂モールド部324に対してバネガイド340が取り付けられる。バネガイド340には、長手方向の両端からガイド342が垂直に突出した状態で形成されている。バネガイド340が樹脂モールド部324に取り付けられると、ガイド342はねじりコイルバネ112,114のコイル部の内側に挿入される。ガイド342の外径は、ねじりコイルバネ112,114のコイル部の内径より僅かに小さい。
バネガイド340の樹脂モールド部324への取り付けは、樹脂モールド部324のカシメ突起324aを、バネガイド340の貫通孔344に挿入し、カシメ突起324aの先端を熱カシメすることで行なわれる。カシメ突起324aは樹脂モールド部324に一体に成形できるので、部品点数が増えることなく、安価にバネガイド340を樹脂モールド部324に取り付けることができる。
以上のように、ガイド342をねじりコイルバネ324の内側に嵌め込むことにより、ねじりコイルバネ112,114の間の距離は、2つのガイド342の間の距離に固定され、ねじりコイルバネ112,114の相対位置関係が一定に維持される。また、ねじりコイルバネ112,114が変形する際に、ガイド342により変形方向が限定され、ねじりコイルバネ112,114のコイル部の中心軸が倒れたり湾曲することが防止される。これにより、関節部としてのねじりコイルバネ112,114の回転軸の位置関係を一定に維持することができるとともに、関節部に回転方向以外の方向に力が作用しても、関節部の回転軸が狂うことなく、リンク機構310の変位を確実なものとすることができる。
本明細書は以下の事項を開示する。
(付記1)
2つの部品の相対位置の変化量を角度変位量として検出する変位検出装置であって、
少なくとも一つの関節部を有し、前記2つの部品を連結するリンク機構と、
該リンク機構の一端に接続された回転角度検出器と
を有し、
前記リンク機構の前記関節部としてバネを用いた変位検出装置。
(付記2)
付記1記載の変位検出装置であって、
前記バネは、ねじりコイルバネである変位検出装置。
(付記3)
付記1又は2記載の変位検出装置であって、
前記リンク機構は2つの前記ねじりコイルバネを含む変位検出装置。
(付記4)
付記3記載の変位検出装置であって、
前記ねじりコイルバネは、各巻線部が離間している変位検出装置。
(付記5)
付記3又は4記載の変位検出装置であって、
前記リンク機構は、前記2つのねじりコイルバネ同士を接続する中間接続部と、前記2つのねじりコイルバネの一方から延在する検出器接続部と、前記2つのねじりコイルバネの他方から延在する検出対象接続部とを含む変位検出装置。
(付記6)
付記3乃至5のうちいずれか一項記載の変位検出装置であって、
前記2つのねじりコイルバネは一本の金属ワイヤを加工して形成された変位検出装置。
(付記7)
付記3乃至6のうちいずれか一項記載の変位検出装置であって、
前記リンク機構に含まれる前記中間接続部、前記検出器接続部、及び前記検出対象接続部は、前記金属ワイヤのねじりコイルバネが形成された部分以外の部分を樹脂材料で被覆して形成された変位検出装置。
(付記8)
付記7記載の変位検出装置であって、
前記リンク機構は、前記ねじりコイルバネが形成された金属ワイヤをインサート成形することで形成された変位検出装置。
(付記9)
付記4乃至8のうちいずれか一項記載の変位検出装置であって、
前記中間接続部に沿って延在するバネ支持部材をさらに有し、
前記バネ支持部材は、前記2つのねじりコイルバネの各々のコイル部に嵌合するガイド部材を有する変位検出装置。
(付記10)
付記9記載の変位検出装置であって、
前記バネ支持部材は前記中間接続部に固定され、前記バネ支持部材の一端部から前記ガイド部材の一方が前記中間接続部の延在方向に垂直な方向に突出し、前記バネ支持部材の他端部から前記ガイド部材の他方が、前記ガイド部材の一方が突出する方向と同じ方向に突出する変位検出装置。
100,200,300 変位検出装置
110,210,310 リンク機構
112,114 ねじりコイルバネ
116,120 直線部
118 中間直線部
122,124,126 レバー部材
122a,126a 貫通孔
140,142,144 ピン
141,143,145 ナット
150 回転角度検出器
152 回転角度検出軸
154 コネクタ部
156 本体
156a 固定用孔
222,224,226 樹脂モールド部
222a,226a 貫通孔
324 モールド樹脂
324a カシメ突起
340 バネガイド
342 ガイド
344 貫通孔

Claims (5)

  1. 2つの部品の相対位置の変化量を角度変位量として検出する変位検出装置であって、
    少なくとも一つの関節部を有し、前記2つの部品を連結するリンク機構と、
    該リンク機構の一端に接続された回転角度検出器と
    を有し、
    前記リンク機構の前記関節部としてバネを用いたものであって、
    前記リンク機構は2つのねじりコイルバネを含み、
    前記リンク機構は、前記2つのねじりコイルバネ同士を接続する中間接続部と、前記2つのねじりコイルバネの一方から延在する検出器接続部と、前記2つのねじりコイルバネの他方から延在する検出対象接続部とを含み、
    前記2つのねじりコイルバネは一本の金属ワイヤを加工して形成された変位検出装置。
  2. 請求項記載の変位検出装置であって、
    前記リンク機構に含まれる前記中間接続部、前記検出器接続部、及び前記検出対象接続部は、前記金属ワイヤのねじりコイルバネが形成された部分以外の部分を樹脂材料で被覆して形成された変位検出装置。
  3. 請求項記載の変位検出装置であって、
    前記リンク機構は、前記ねじりコイルバネが形成された金属ワイヤをインサート成形することで形成された変位検出装置。
  4. 請求項乃至のうちいずれか一項記載の変位検出装置であって、
    前記中間接続部に沿って延在するバネ支持部材をさらに有し、
    前記バネ支持部材は、前記2つのねじりコイルバネの各々のコイル部に嵌合するガイド部材を有する変位検出装置。
  5. 請求項記載の変位検出装置であって、
    前記バネ支持部材は前記中間接続部に固定され、前記バネ支持部材の一端部から前記ガイド部材の一方が前記中間接続部の延在方向に垂直な方向に突出し、前記バネ支持部材の他端部から前記ガイド部材の他方が、前記ガイド部材の一方が突出する方向と同じ方向に突出する変位検出装置。
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