JP2016185783A - ステアリング装置 - Google Patents

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啓介 永田
Keisuke Nagata
啓介 永田
梅谷 晃久
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【課題】ラックシャフトのたわみを抑制することができる電動パワーステアリング装置を提供する。【解決手段】ラックハウジング17(第2ラックハウジング17b)の内周面には、ブッシュ20が嵌合されている。ラックシャフト12のラック歯12aとねじ溝12bとの間の円筒部12cには、その周方向全域にわたって支持部21が設けられている。支持部21はラックシャフト12と一体となって移動するように固定されている。また、支持部21の外周面は、ブッシュ20の内周面と摺動可能に当接する。ブッシュ20の内周面とラック歯12a、ブッシュ20の内周面とねじ溝12bとの間には、それぞれ隙間が形成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、ステアリング装置に関する。
車両の操舵機構にモータの動力を付与することにより、運転者のステアリング操作を補助する電動パワーステアリング装置(EPS)が知られている。例えば、特許文献1のようにラックシャフトと平行にモータが取り付けられ、ボールねじ機構がモータの回転運動を当該ラックシャフトの直線運動に変換することによって、運転者のステアリング操作を補助するものがある。運転者のステアリング操作は、ラックアンドピニオン機構を介してラックシャフトに伝達される。ラックシャフトはボールねじ機構とラックアンドピニオン機構によって、ラックシャフトを収容するラックハウジングに対して支持されている。
特開2005−343308号公報
特許文献1に記載の電動パワーステアリング装置においては、転舵輪などからラックシャフトに外力が作用する際に、外力に伴ってラックシャフトがたわむことがある。このたわみは、たとえばボールねじ機構とラックアンドピニオン機構との間、すなわちラックシャフトをラックハウジングに対して支持している部分から離れた位置で生じやすい。ラックシャフトがたわんでしまうと、ラックシャフトとボールねじ機構との間での摩擦力が増大することにより、ボールねじ機構の耐久性が低下するおそれがある。
本発明の目的は、ラックシャフトのたわみを抑制することができる電動パワーステアリング装置を提供することにある。
上記目的を達成しうるステアリング装置は、軸方向において間隔をおいて設けられたねじ溝およびラック歯を有し、前記ねじ溝にボールを介して螺合されるナットの回転、およびラック歯に噛み合うピニオンシャフトの回転を通じて、軸方向へ移動する転舵シャフトと、前記転舵シャフトおよび前記ナットを収容するハウジングと、前記ナットを駆動するモータと、前記ハウジングの内周面に設けられたブッシュと、前記転舵シャフトの外周面におけるねじ溝とラック歯との間の領域の一部分に配置されるとともに、前記ブッシュに対して摺動可能に当接する支持部と、を備えている。
この構成によれば、転舵シャフトにおけるラック歯とねじ溝との間の領域に設けられた支持部は、ハウジングの内周面に設けられたブッシュに対して摺動可能に当接する。すなわち、ブッシュおよび支持部によっても、転舵シャフトはハウジングに対して支持される。支持部およびブッシュからなる新たな支持点を設けることにより、転舵シャフトのハウジングに対するたわみを抑制できる。
上記のステアリング装置において、前記ハウジングは、前記転舵シャフトの軸方向において分かれる第1ハウジングと第2ハウジングが連結されることにより構成され、前記ブッシュは、前記第1または前記第2ハウジングの分かれ面から挿入されることにより、前記第1または前記第2ハウジングの内周面に嵌合することが好ましい。
この構成によれば、ブッシュは第1または第2ハウジング分かれ面から挿入される。そして、ブッシュを挿入方向へ移動させることにより、ブッシュは第1または第2ハウジングに嵌合する。ブッシュをハウジングに簡単に取り付けることができる。
上記のステアリング装置において、前記支持部は、前記転舵シャフトとは別の部材を前記転舵シャフトに固定することにより、前記転舵シャフトの外周面に設けられていてもよい。
この構成によれば、支持部は転舵シャフトとは異なる部材により設けられるので、転舵シャフトを容易に製造することができる。
上記のステアリング装置において、前記ブッシュの剛性は前記ハウジングの剛性よりも高く設定されていることが好ましい。
この構成によれば、ブッシュはハウジングよりも剛性の高い材質で構成されているため、転舵シャフトがたわもうとする場合でも、転舵シャフトの支持部はブッシュを介してハウジングに好適に受け止められる。ブッシュはハウジングよりも変形しにくく、荷重がブッシュを介して分散されるため、ハウジングに局所的に大きな荷重が作用することを抑制できる。
本発明のステアリング装置によれば、ラックシャフトのたわみを抑制することができる。
本実施形態のステアリング装置の概略構成を示す構成図。 本実施形態のステアリング装置において、ラックシャフトの支持構造を示す概略構成図。
以下、ステアリング装置の一実施形態について説明する。本実施形態のステアリング装置は、いわゆるラックパラレル型の電動パワーステアリング装置(RP−EPS)である。
図1に示すように、EPS1は、運転者のステアリングホイール10の操作に基づいて転舵輪16を転舵させる操舵機構2および運転者のステアリング操作を補助するアシスト機構3を備えている。
操舵機構2は、ステアリングホイール10およびステアリングホイール10と一体回転するステアリングシャフト11を備えている。ステアリングシャフト11は、ステアリングホイール10と連結されたコラムシャフト11aと、コラムシャフト11aの下端部に連結されたインターミディエイトシャフト11b、およびインターミディエイトシャフト11bの下端部に連結されたピニオンシャフト11cを有している。ピニオンシャフト11cの下端部のピニオン歯11dは、ピニオンシャフト11cに交わる方向へ延びるラックシャフト12のラック歯12aと噛み合っている。したがって、ステアリングシャフト11の回転運動は、ピニオンシャフト11cおよびラックシャフト12からなるラックアンドピニオン機構13を介してラックシャフト12の軸方向(図1の左右方向)の往復直線運動に変換される。当該往復直線運動は、ラックシャフト12の両端にそれぞれ連結されたラックエンド14を介してタイロッド15に伝達される。これらタイロッド15の運動が左右の転舵輪16にそれぞれ伝達されることにより、転舵輪16の転舵角が変化する。なお、ラックシャフト12には、たとえば炭素鋼が用いられる。
アシスト機構3は、ラックシャフト12に設けられている。アシスト機構3は、アシスト力の発生源であるモータ30と、ラックシャフト12の周囲に一体的に取り付けられたボールねじ機構40と、モータ30の回転軸の回転力をボールねじ機構40に伝達する減速機50からなる。ボールねじ機構40、多数のボール(図示しない)を介してラックシャフト12のねじ溝12bと螺合するナット(図示しない)を備えている。アシスト機構3は、モータ30の回転軸31の回転力を減速機50およびボールねじ機構40を介してラックシャフト12の軸方向の往復直線運動に変換して、ラックシャフト12に付与する力により運転者のステアリング操作を補助する。
ボールねじ機構40、減速機50、ピニオンシャフト11c、およびラックシャフト12はラックハウジング17により覆われている。ラックハウジング17(第1ラックハウジング17a,第2ラックハウジング17bの連結部分)は、減速機50の付近でラックシャフト12の軸方向に分割された第1ラックハウジング17aおよび第2ラックハウジング17bを連結することにより構成されている。ラックハウジング17には、減速機50の一部を収容する減速機ハウジング18が設けられている。減速機ハウジング18は、ラックシャフト12の延びる方向に対して交わる方向(図中の下方)へ突出している。減速機ハウジング18の外壁(図中の右側壁)には、貫通孔33が設けられている。モータ30の回転軸31は、貫通孔33を通じて減速機ハウジング18の内部に伸びている。モータ30はボルト32により、減速機ハウジング18に固定されている。回転軸31はラックシャフト12に対して平行となるように、モータ30はボルト32により減速機ハウジング18に固定されている。また、ラックハウジング17の両端部には、蛇腹筒状体のラックブーツ19がそれぞれ配置されている。なお、ラックハウジング17には、たとえばアルミニウムが用いられる。
ラックハウジング17の内周面とラックシャフト12の外周面との間には、わずかに隙間が設けられている。なお、ラックシャフト12において、ラック歯12aとねじ溝12bとの間には、ラック歯12aおよびねじ溝12bが形成されていない円筒部12cが設けられている。すなわち、円筒部12cは、ラックアンドピニオン機構13とボールねじ機構40との間に形成されている。ラックハウジング17(第2ラックハウジング17b)の内周面には円筒状のブッシュ20が嵌合している。ブッシュ20は、円筒部12cの位置する範囲に対応して設けられている。ブッシュ20の軸方向は、円筒部12cの軸方向における長さよりも長く設定されている。すなわち、ブッシュ20の軸方向両端部は、円筒部12cからはみ出している。また、ブッシュ20の内周面は、ラックハウジング17の内周面と面一である。なお、ブッシュ20には、たとえば鉄に樹脂をコーティングしたものが用いられる。すなわち、ブッシュ20の概略形状は鉄によって形作られ、その表面を樹脂でコーティングすることにより構成されている。このように、ブッシュ20には、ラックハウジング17よりも剛性の大きな材料が用いられるうえ、その表面には別部材との間の摺動抵抗を低減するように、樹脂などの低摩擦な材料でコーティングされたものが用いられている。
図2に示すように、第2ラックハウジング17b、正確にはラックシャフト12が挿通される挿通部17dの内周面には、段部17cが設けられている。段部17cは、第2ラックハウジング17b(挿通部17d)の端部(図中の左端)から中間位置までの一定範囲にわたって設けられている。段部17cの内径は、挿通部17dの他の部分の内径よりもブッシュ20の厚み分だけ大きく設定されている。ブッシュ20は、第2ラックハウジング17bにおける減速機ハウジング18の一部分を構成する端部(図中の左端)から挿入される。ブッシュ20の挿入方向への移動は、その挿入側の端部(図中の右端)が段部17cに当接することにより規制される。このようにして、ブッシュ20は第2ラックハウジング17bの内周面に嵌合される。
ラックシャフト12の円筒部12cの軸方向における一部分には、その周方向全域にわたって支持部21が設けられている。支持部21はラックシャフト12と一体となって移動するように固定されている。また、支持部21の外周面は、ブッシュ20の内周面と当接している。ブッシュ20の内周面とラック歯12a、ブッシュ20の内周面とねじ溝12bとの間には、それぞれ隙間が形成されている。また、ブッシュ20の軸方向における長さは、ラックシャフト12がその軸方向における移動限界位置まで移動した場合であっても、支持部21がブッシュ20と当接する程度の長さに設定される。また、ラックシャフト12の軸方向の移動に伴ってブッシュ20との間に生じる摺動抵抗によって、支持部21と円筒部12cとの間の固定が解除されない程度に両者は固定されている。
本実施形態の作用を説明する。
ラックアンドピニオン機構13とボールねじ機構40との間において、ラックシャフト12(円筒部12c)は支持部21およびブッシュ20を介してラックハウジング17に支持されている。すなわち、ラックアンドピニオン機構13およびボールねじ機構40だけでなく、それらの中間位置においてもラックシャフト12はラックハウジング17に対して支持されている。このため、たとえばラックシャフト12に衝撃荷重が作用した場合において、ラックシャフト12がたわむことは抑制される。これは、ラックシャフト12をラックハウジング17に対して支持した支持点の間の距離が短くなるためである。なお、支持点と支持点の間の距離が長くなるほど、ラックシャフト12はたわみやすくなるため、ラックアンドピニオン機構13およびボールねじ機構40の間に支持部21およびブッシュ20からなる新たな支持点を設けることは、ラックシャフト12のたわみを抑制することに繋がる。ラックシャフト12のたわみを抑制することにより、ボールねじ機構40の耐久性も維持される。また、減速機50のたとえばベルトのフリクションが増加することも抑制できる。
また、支持部21はラックシャフト12の円筒部12cに固定されているため、ラックシャフト12の円筒部12cが支持部21を介してブッシュ20およびラックハウジング17に当接することとなる。このため、ラックシャフト12のラック歯12aおよびねじ溝12bがラックハウジング17に当接することが抑制される。
また、本実施形態では、支持部21がブッシュ20に対して摺動可能に当接する程度(クリアランスがほとんどない状態)に、支持部21の厚みが設定されている。このため、ラックシャフト12は、支持部21およびブッシュ20を介して、ほとんど隙間のない状態でラックハウジング17に支持される。たとえば転舵輪16から入力される外力がラックシャフト12の径方向へ作用した場合に、より確実にラックシャフト12の径方向の荷重はラックハウジング17に伝達される。このため、ラックシャフト12はラックハウジング17に対してより安定して支持される。
また、ブッシュ20を設けることにより、ラックハウジング17の内周面について、高い面精度は要求されない。すなわち、ラックハウジング17の内周面の表面粗さはある程度粗くてもよい。その点を説明する。
まず、比較例として、ブッシュ20を設けない場合を想定する。ラックハウジング17はたとえば鋳造により製造されるので、ブッシュ20を設けることなしに、ラックシャフト12が支持部21を介してラックハウジング17に当接させようとすると、ラックハウジング17とラックシャフト12(支持部21)との間の摺動抵抗を低減する必要がある。このため、ラックハウジング17の内周面の面精度を高める必要が生じる。
これに対して、本実施形態では、ラックハウジング17の内周面と支持部21の間にブッシュ20が設けられているため、ラックハウジング17の面精度に対する要求は低減される。
つぎに、ブッシュ20が鉄に樹脂をコーティングしたものが用いられる利点について説明する。
ラックシャフト12はたとえば炭素鋼が用いられ、ラックハウジング17にはたとえばアルミニウムが用いられるため、両者が接触した際にはラトル音などの異音が生じてしまう。また、ブッシュ20が鉄だけで構成されていると、ラックシャフト12とラックハウジング17とがブッシュ20を介して当接した場合にも、同様に異音が生じるおそれがある。これに対して、本実施形態ではブッシュ20は鉄に樹脂をコーティングしたものを用いているため、その表面の摩擦抵抗は低減されている。このため、ラックシャフト12(支持部21)とラックハウジング17とがブッシュ20を介して当接した場合であっても、異音が生じることを抑制できる。
また、ブッシュ20の概略形状が鉄によって構成されていることにより、ラックシャフト12がたわんだ場合などに、ラックハウジング17が変形してしまうことが抑制される。すなわち、ラックハウジング17がアルミニウムなどの比較的変形し易い材質により設けられている場合には、ラックシャフト12がたわむことにより、ラックシャフト12に局所的に荷重が作用したときに、ラックハウジング17が変形するおそれがある。特に支持部21が設けられて、ブッシュ20が設けられない場合には、支持部21によってラックハウジング17に局所的に大きな荷重が作用するおそれがある。この点、本実施形態では、ラックシャフト12がたわんだ場合であっても、ラックシャフト12はブッシュ20を介してラックハウジング17に当接するため、ラックハウジング17に局所的に大きな荷重が作用してしまうことを抑制できる。このため、ラックハウジング17の変形は抑制される。
本実施形態の効果を説明する。
(1)ラックアンドピニオン機構13とボールねじ機構40との間において、ラックシャフト12は支持部21およびブッシュ20を介してラックハウジング17に支持されている。このため、ラックハウジング17に対するラックシャフト12のたわみは抑制される。また、支持部21はブッシュ20に対して摺動可能に当接する状態に維持されるため、ラックシャフト12はラックハウジング17に対してより安定して支持される。このため、より確実にラックシャフト12のたわみを抑制できる。
(2)ブッシュ20を設けることにより、ラックハウジング17の内周面の面精度を厳密に管理する必要がない。
(3)ブッシュ20に鉄に樹脂をコーティングしたものが用いられるため、ラックシャフト12とブッシュ20が当接する場合でも異音が生じることを抑制できる。また、ブッシュ20の概略形状は鉄により構成されているため、ラックハウジング17にアルミニウムなどの比較的変形しやすい部材を用いる場合であっても、ラックハウジング17の変形は抑制される。
なお、本実施形態は次のように変更してもよい。
・本実施形態では、ラックシャフト12にたとえば炭素鋼が用いられたが、これに限らない。また、ラックハウジング17にはたとえばアルミニウムが用いられたが、これに限らない。また、ブッシュ20には鉄に樹脂をコーティングしたものが用いられたがこれに限らない。たとえば、鉄のみで構成されてもよいし、樹脂のみで構成されてもよい。なお、ブッシュ20の概略形状はラックハウジング17よりも硬質の材料で構成され、その表面をラックハウジング17よりも低摩擦にする樹脂などのコーティング材で覆うものであることが好ましい。
・ブッシュ20が設けられた場合であっても、ラックハウジング17の内周面の面精度は高くてもよいし、低くてもよい。
・本実施形態では、支持部21とラックシャフト12とは別部材から構成されたが、これに限らない。たとえば、支持部21は、鋳造によりラックシャフト12と一体形成されてもよい。
・支持部21の形状はどのようなものであってもよい。たとえば、支持部21は、ラックシャフト12の径方向外側へと向かうにつれて軸方向に先細りになるテーパ形状を有する円筒体であってもよい。
・本実施形態では、支持部21がブッシュ20に当接する状態に形成されたが、これに限らない。すなわち、支持部21とブッシュ20との間にはわずかに隙間が形成されていてもよい。
・本実施形態では、第2ラックハウジング17bに段部17cを形成してブッシュ20を挿入したが、第1ラックハウジング17aに段部17cを形成してブッシュ20を挿入してもよい。すなわち、各部材が左右反対になるように構成されていてもよい。
・本実施形態では、ラックパラレル型の電動パワーステアリング装置に具体化したが、これに限らない。たとえば、ラックダイレクト型の電動パワーステアリング装置であってもよい。すなわち、ねじ溝およびラック歯を有したラックシャフトを備えるステアリング装置であればよい。
1…EPS、2…操舵機構、3…アシスト機構、10…ステアリングホイール、11…ステアリングシャフト、11a…コラムシャフト、11b…インターミディエイトシャフト、11c…ピニオンシャフト、11d…ピニオン歯、12…ラックシャフト(転舵シャフト)、12a…ラック歯、12b…ねじ溝、12c…円筒部、13…ラックアンドピニオン機構、14…ラックエンド、15…タイロッド、16…転舵輪、17…ラックハウジング(ハウジング)、17a…第1ラックハウジング(第1ハウジング)、17b…第2ラックハウジング(第2ハウジング)、17c…段部、17d…挿通部、18…減速機ハウジング、19…ラックブーツ、20…ブッシュ、21…支持部、30…モータ、31…回転軸、32…ボルト、33…貫通孔、40…ボールねじ機構、50…減速機。

Claims (4)

  1. 軸方向において間隔をおいて設けられたねじ溝およびラック歯を有し、前記ねじ溝にボールを介して螺合されるナットの回転、およびラック歯に噛み合うピニオンシャフトの回転を通じて、軸方向へ移動する転舵シャフトと、
    前記転舵シャフトおよび前記ナットを収容するハウジングと、
    前記ナットを駆動するモータと、
    前記ハウジングの内周面に設けられたブッシュと、
    前記転舵シャフトの外周面におけるねじ溝とラック歯との間の領域の一部分に配置されるとともに、前記ブッシュに対して摺動可能に当接する支持部と、を備えたステアリング装置。
  2. 請求項1に記載のステアリング装置において、
    前記ハウジングは、前記転舵シャフトの軸方向において分かれる第1ハウジングと第2ハウジングが連結されることにより構成され、
    前記ブッシュは、前記第1または前記第2ハウジングの分かれ面から挿入されることにより、前記第1または前記第2ハウジングの内周面に嵌合するステアリング装置。
  3. 請求項1または2に記載のステアリング装置において、
    前記支持部は、前記転舵シャフトとは別の部材を前記転舵シャフトに固定することにより、前記転舵シャフトの外周面に設けられているステアリング装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のステアリング装置において、
    前記ブッシュの剛性は前記ハウジングの剛性よりも高く設定されているステアリング装置。
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