JP6084469B2 - 半導体評価装置および半導体評価方法 - Google Patents

半導体評価装置および半導体評価方法 Download PDF

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Description

本発明は、被測定物の電気的特性の評価について、被測定物に流体を吹き付けた状態で実施する半導体評価装置および半導体評価方法に関するものである。
半導体ウエハ状態または半導体チップ状態の半導体装置(被測定物)の電気的特性を評価する際、真空吸着等によって被測定物の設置面を、チャックステージの表面に接触させた状態で固定した後、電気的な入出力を行うために、被測定物の表面にコンタクトプローブを接触させる。また、以前から大電流、高電圧印加の要求等により、コンタクトプローブの多ピン化が図られている。
このような状況の下、被測定物の評価中に、部分放電現象が、例えばコンタクトプローブと被測定物との間に生じて、被測定物の部分的な破損、不具合が生じることが知られている。このため、このような部分放電を抑制することは重要である。部分放電の生じた被測定物が良品として後工程に流出した場合、後工程にてこのような被測定物を抽出することは非常に困難であるため、事前に部分放電を抑制する措置を施すことが望ましい。そこで、部分放電を抑制する手法が、例えば、特許文献1,2に開示されている。
特許文献1には、絶縁性の液体中で電子部品の特性検査を行うことで、当該特性検査中に発生する放電を抑制する技術が記載されている。また、特許文献2には、絶縁性の液体を用いず、不活性ガスを充満した閉空間にて被検査物の特性検査を実施することで、当該特性検査中に発生する放電を抑制する技術が記載されている。
特開2003−130889号公報 特開平10−96746号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、高価なプローバが必要であるとともに、液体中での評価のため、評価工程の時間が増大し、低コスト化に向かないという問題点があった。また、被測定物がウエハテストおよびチップテストにおける半導体素子である場合、評価後に絶縁性の液体を半導体素子から完全に除去する必要があり、この評価方法の適用は困難であった。
特許文献2に記載の技術では、絶縁性の液体を用いず、不活性ガスを充満した閉空間にて検査を実施するものの、評価装置の構成が複雑であるため、低コスト化に向かないという問題点と、被検査物を交換するごとに不活性ガスを閉空間に充満させる必要があるため、評価工程に掛かる時間が増大するという問題点があった。
そこで、本発明は、低コストで、かつ評価工程に掛かる時間を増大させることなく、被測定物における部分放電の発生を簡単に抑制できる半導体評価装置および半導体評価方法を提供することを目的とする。
本発明に係る半導体評価装置は、被測定物を保持するチャックステージと、前記チャックステージに保持された前記被測定物に接触させて当該被測定物の電気的特性を評価するためのコンタクトプローブと、前記コンタクトプローブおよび前記被測定物が設置された測定空間が開放された状態で、前記被測定物に流体を吹き付ける流体吹き付け手段とを備え、前記コンタクトプローブを設置するための絶縁性基体をさらに備え、前記流体吹き付け手段は、前記絶縁性基体に設置され、前記流体吹き付け手段は、前記被測定物の外縁部に流体を吹き付け可能に設けられ、前記絶縁性基体に、前記流体吹き付け手段により吹き付けられた流体が前記被測定物の外縁部から内側に流入しないように遮蔽する遮蔽手段を設けたものである。
また、本発明に係る半導体評価方法は、前記コンタクトプローブを前記被測定物に接触させることで前記被測定物の電気的評価を行う工程と、前記被測定物の電気的評価を行う工程の際に、前記流体吹き付け手段により前記被測定物の表面に流体を吹き付ける工程とを備えたものである。
本発明に係る半導体評価装置によれば、半導体評価装置は、被測定物を保持するチャックステージと、チャックステージに保持された被測定物に接触させて当該被測定物の電気的特性を評価するためのコンタクトプローブと、コンタクトプローブおよび被測定物が設置された測定空間が開放された状態で、被測定物に流体を吹き付ける流体吹き付け手段とを備えた。
したがって、コンタクトプローブにより被測定物の電気的特性を評価する際に、流体吹き付け手段により被測定物に流体を吹き付けることで、評価時に部分放電が発生することを簡単に抑制できる。
被測定物に流体を吹き付けるだけでよいため、コンタクトプローブおよび被測定物が設置された測定空間を密閉する必要がなく、また、評価ごとに流体を充満させたり、評価後に被測定物から流体を除去したりするなどの追加処理を必要としないため、低コストで、かつ評価工程に掛かる時間が増大することを抑制できる。コンタクトプローブを設置するための絶縁性基体をさらに備え、流体吹き付け手段は、絶縁性基体に設置されたため、評価対象の半導体装置に接近して流体を吹き付けることで、部分放電の抑制効果を向上させることができる。流体吹き付け手段は、被測定物の外縁部に流体を吹き付け可能に設けられたため、特に半導体装置の終端部近傍に多発する部分放電の発生を抑制できる。絶縁性基体に、流体吹き付け手段により吹き付けられた流体が被測定物の外縁部から内側に流入しないように遮蔽する遮蔽手段を設けたため、流体が半導体装置の素子部に吹き付けられることが抑制され、半導体装置の素子部の温度が変化することを抑制できる。
本発明に係る半導体評価方法によれば、コンタクトプローブを被測定物に接触させることで被測定物の電気的評価を行う工程と、被測定物の電気的評価を行う工程の際に、流体吹き付け手段により被測定物の表面に流体を吹き付ける工程とを備えた。
したがって、コンタクトプローブにより被測定物の電気的特性を評価する際に、流体吹き付け手段により被測定物に流体を吹き付けることで、評価時に部分放電が発生することを簡単に抑制できる。
被測定物に流体を吹き付けるだけでよいため、コンタクトプローブおよび被測定物が設置された測定空間を密閉する必要がなく、また、評価ごとに流体を充満させたり、評価後に被測定物から流体を除去したりするなどの追加処理を必要としないため、低コストで、かつ評価工程に掛かる時間が増大することを抑制できる。
実施の形態1に係る半導体評価装置の概略図である。 実施の形態1に係る半導体評価装置におけるコンタクトプローブの動作説明図である。 実施の形態1に係る半導体評価装置における流体吹き付け部と流体吸い込み部の配置構成を示す平面図である。 実施の形態1の変形例1に係る半導体評価装置における流体吹き付け部と流体吸い込み部の配置構成を示す平面図である。 実施の形態1の変形例2に係る半導体評価装置における流体吹き付け部の配置構成を示す正面図である。 実施の形態1の変形例3に係る半導体評価装置における流体吹き付け部の配置構成を示す正面図である。 実施の形態1の変形例4に係る半導体評価装置における流体吹き付け部と流体吸い込み部の配置構成を示す平面図である。 実施の形態1の変形例5に係る半導体評価装置における流体吹き付け部と流体吸い込み部の配置構成を示す平面図である。 実施の形態2に係る半導体評価装置の概略図である。 実施の形態3に係る半導体評価装置の概略図である。 実施の形態3に係る半導体評価装置における流体吹き付け部の配置構成を示す平面図である。 実施の形態3に係る半導体評価装置におけるコンタクトプローブの動作説明図である。 実施の形態3の変形例1に係る半導体評価装置における流体吹き付け部の配置構成を示す平面図である。
<実施の形態1>
本発明の実施の形態1について、図面を用いて以下に説明する。図1は、実施の形態1に係る半導体評価装置1の概略図である。半導体評価装置1は、プローブ基体2と、チャックステージ3と、制御部4(制御手段)と、流体吹き付け部7(流体吹き付け手段)と、流体吸い込み部17(流体吸い込み手段)と、移動アーム9とを備えている。
プローブ基体2は、コンタクトプローブ10と、絶縁性基体16と、接続部8bとを備えている。本実施の形態1では、絶縁性基体16に流体吹きつけ部7および流体吸い込み部17が設置され、半導体装置5の電気的特性の評価は、半導体装置5の表面に流体を吹き付けた状態で実施される。
本実施の形態1では、半導体装置5の縦方向、つまり面外方向に大きな電流を流す縦型構造の半導体装置5を一例として示すが、これに限るものではなく、半導体装置の一面において入出力を行う、横型構造の半導体装置であってもよい。縦型構造の半導体装置5の評価の際、外部と接続するための一方の電極は、半導体装置5の上面に設けた接続パッド18(図2参照)と接触するコンタクトプローブ10である。そして他方の電極は、半導体装置5の下面、つまり、設置面にて接触するチャックステージ3の上面である。
コンタクトプローブ10は、絶縁性基体16に固定されており、絶縁性基体16の接続部8bに接続された信号線6bを介して、制御部4と接続されている。チャックステージ3は、チャックステージ3の側面に設けた接続部8aに接続された信号線6aを介して、制御部4に接続されている。
なお、コンタクトプローブ10は、大電流を印加することを想定して複数個設置されており、各コンタクトプローブ10に加わる電流密度が略一致するように、各コンタクトプローブ10から、信号線6bと絶縁性基体16の接続位置である接続部8bの距離と、チャックステージ3の側面に設けた接続部8aの距離が、どのコンタクトプローブ10を介しても略一致する位置に各接続部8a,8bを設けることが望ましい。つまり、接続部8aと接続部8bは、コンタクトプローブ10を介してそれぞれ対向する位置にあることが望ましい。また、各コンタクトプローブ10と接続部8b間は、例えば、絶縁性基体16上に設けた金属板(図示省略)を介して接続されている。
プローブ基体2は、移動アーム9により任意の方向へ移動可能に保持されている。ここで、1つの移動アーム9でのみプローブ基体2を保持する構成としたが、これに限るものではなく、複数の移動アームにより安定的に保持してもよい。また、移動アーム9は、チャックステージ3を移動可能に保持する構成とし、プローブ基体2を移動するのではなく、半導体装置5、つまり、チャックステージ3側を移動させてもよい。チャックステージ3は、半導体装置5の設置面と接触して固定(保持)する台座であり、半導体装置5を固定するための手段として、例えば真空吸着の機能を有する。なお、半導体装置5を固定するための手段は真空吸着に限るものではなく、静電吸着等であってもよい。
次に、コンタクトプローブ10について説明する。図2は、実施の形態1に係る半導体評価装置1におけるコンタクトプローブ10の動作説明図であり、図2(a)は、初期状態を示し、図2(b)は、接触状態を示し、図2(c)は、押圧状態を示す。
コンタクトプローブ10は、基台として形成され、下向き(−Z方向)に絶縁性基体16に固定されている。コンタクトプローブ10は、絶縁性基体16に固定される設置部14と、半導体装置5の上面に設けられた接続パッド18と機械的かつ電気的に接触するコンタクト部11を有する先端部12と、内部に組み込まれたスプリング等のばね部材を介して接触時に摺動可能な押し込み部13と、先端部12と電気的に通じかつ外部への出力端となる電気的接続部15とを備えている。
コンタクトプローブ10は導電性を有する、例えば銅、タングステン、レニウムタングステンなどの金属材料により形成されるが、これらに限るものではなく、特にコンタクト部11は導電性向上および耐久性向上等の観点から、別の部材、例えば金、パラジウム、タンタル、プラチナ等で被覆されてもよい。
コンタクトプローブ10が、図2(a)に示す初期状態から、半導体装置5の表面に設けた接続パッド18に向けて(−Z方向に)下降すると、最初に、図2(b)に示すように、接続パッド18とコンタクト部11が接触する。その後、コンタクトプローブ10がさらに下降すると、図2(c)に示すように、押し込み部13が設置部14内にばね部材を介して押し込まれ、半導体装置5の接続パッド18との接触を確実なものとなる。
次に、図3を用いて、絶縁性基体16に配置される流体吹き付け部7および流体吸い込み部17の設置例について説明する。流体吹き付け部7から吹き付けられる流体としては、熱的、化学的に安定で、絶縁性能に優れ、電離性の低い気体が望ましい。具体的には、六フッ化硫黄ガス、二酸化炭素ガス、窒素ガスなどであるが、これらに限るものではない。特に六フッ化硫黄ガスは、優れた消弧媒体としても知られており、パッファ形ガス遮断器に利用されている。上述の特性を有した流体を吹きつけた状態、つまり、流体の雰囲気濃度が高い状態で、電気的特性の評価を行うことで、半導体装置5の表面近傍に生じる部分放電を抑制することが可能となる。
図3は、半導体評価装置1における流体吹き付け部7と流体吸い込み部17の配置構成を示す平面図であり、図面を見やすくするために絶縁性基体16は省略されている。1つの流体吹き付け部7は、絶縁性基体16において、半導体装置5の1つの角部の略中央に対応する位置に、例えば、垂直方向(Z方向)に対して傾斜させた状態で設置されており、流体吹き付け部7により半導体装置5の表面全体に対して流体20の吹きつけが行われる。
1つの流体吸い込み部17は、絶縁性基体16において、流体吹き付け部7が設置された半導体装置5の角部と対向する角部の略中央に対応する位置に設置されており、流体吸い込み部17により半導体装置5に吹き付けられた流体20の吸い込みが行われる。半導体評価装置1において限られた測定空間が加圧されることを抑制するために、また、流体20の飛散を抑制するために、流体吸い込み部17が設置されている。
ここで、例えば、流体吹き付け部7は、流体導出管(図示省略)を介して流体供給部(図示省略)に接続されるとともに、流体吸い込み部17は、流体導入管(図示省略)を介して流体供給部に接続され、流体供給部は制御部4によって制御される。制御部4は、半導体装置5の電気的特性の評価開始と同時に、流体供給部から流体導出管を介して流体吹き付け部7への流体20の供給を開始するとともに、流体吸い込み部17により流体20の吸い込みを開始するように流体供給部を制御する。
次に、実施の形態1に係る半導体評価装置1の動作手順について説明する。複数のコンタクトプローブ10を有するため、評価前に、各コンタクトプローブ10のコンタクト部11の平行度が揃えられる。半導体装置5の設置面をチャックステージ3上に接触するようにして、半導体装置5をチャックステージ3上に固定する。半導体装置5としては、例えば複数の半導体チップが形成された半導体ウエハまたは半導体チップそのものが考えられるが、これに限るものではなく、真空吸着等により固定される半導体装置5であればよい。
半導体装置5のチャックステージ3上への固定後、接続パッド18を介してコンタクトプローブ10と半導体装置5の接触が行われる。その後、所望の電気的特性に関する評価が実施されるが、制御部4は、評価開始と同時に、流体吹き付け部7により、半導体装置5の表面に流体20を吹き付けるとともに、吹き付けられた流体20を、流体吸い込み部17により吸い込む。これにより、評価中は、半導体装置5の表面近傍において、流体20の雰囲気濃度が高い状態を維持することが可能となる。制御部4は、評価終了とともに流体20の吹き付けおよび吸い込みも終了させる。流体20の雰囲気濃度が高い状態で評価を実施するため、半導体装置5の表面近傍に部分放電が発生することを効果的に抑制できる。
以上のように、実施の形態1に係る半導体評価装置1では、半導体評価装置1は、被測定物である半導体装置5を固定するチャックステージ3と、チャックステージ3に固定された半導体装置5に接続パッド18を介して接触させて半導体装置5の電気的特性を評価するためのコンタクトプローブ10と、コンタクトプローブ10および半導体装置5が設置された測定空間が開放された状態で、半導体装置5に流体20を吹き付ける流体吹き付け部7とを備えた。

したがって、コンタクトプローブ10により半導体装置5の電気的特性を評価する際に、流体吹き付け部7により半導体装置5に流体20を吹き付けることで、評価時に部分放電が発生することを簡単に抑制できる。このため、半導体装置5の歩留り向上を図ることができる。
半導体装置5に流体20を吹き付けるだけでよいため、コンタクトプローブ10および半導体装置5が設置された測定空間を密閉する必要がなく、また、評価ごとに流体20を充満させたり、評価後に半導体装置5から流体20を除去したりするなどの追加処理を必要としないため、低コストで、かつ評価工程に掛かる時間が増大することを抑制できる。
流体吹き付け部7に対向する位置に設けられ、かつ、流体吹き付け部7により吹き付けられた流体20を吸い込む流体吸い込み部17をさらに備えたため、吹き付けられた流体20が飛散することを抑制できるとともに、測定空間が加圧されることを抑制できる。
コンタクトプローブ10を設置するための絶縁性基体16をさらに備え、流体吹き付け部7は、絶縁性基体16に設置されたため、評価対象の半導体装置5に接近して流体20を吹き付けることで、部分放電の抑制効果を向上させることができる。
コンタクトプローブ10を設置するための絶縁性基体16をさらに備え、流体吹き付け部7および流体吸い込み部17は、絶縁性基体16に設置されたため、評価対象の半導体装置5に接近して流体20を吹き付けることで、部分放電の抑制効果を向上させることができる。また、接近して流体20を吸い込むことで、吹き付けられた流体20が飛散することを効率的に抑制できるとともに、測定空間が加圧されることを効率的に抑制できる。
半導体装置5の電気的特性の評価開始と同時に、流体吹き付け部7による流体20の吹き付けを開始する制御部4をさらに備えたため、評価中のみ流体20を吹き付けることで、工程の簡略化を図ることができるとともに、低コスト化を図ることができる。
流体吹き付け部7により吹き付けられる流体20は、六フッ化硫黄ガス、二酸化炭素ガス、もしくは窒素ガスであるため、部分放電の抑制効果を向上させることができる。
流体吹き付け部7は、半導体装置5の表面全体に流体20を吹き付け可能に設けられたため、流体20の吹き付けを効率的に行うことができる。
ここで、流体吹き付け部7はノズルを備えてもよい。すなわち、流体吹き付け部7の吹き付け口はノズル状に形成され、流体20を高速で噴出させて、確実に流体20が半導体装置5の表面に広がる構成としてもよい。この場合、半導体装置5における目標とする位置に流体20を効率的に吹き付けることができる。
また、流体吸い込み部17の吸い込み口は幅広く、つまり、コーン状の吸い込み口として形成され、流体20の吸い込み性能を向上させてもよい。また、図3には流体吹き付け部7および流体吸い込み部17がそれぞれ1つずつ設置された例を示したが、これに限るものではなく、流体20の雰囲気濃度の全体的な調整、あるいは部分的な調整に、複数の流体吹き付け部7および流体吸い込み部17が設置された構成であってもよい(例えば、後述する図4)。
部分放電は、半導体装置5において、コンタクトプローブ10が接触する活性領域である素子部を構成する中央領域だけでなく、終端部が形成された外縁部の周辺領域において、頻繁に発生することが知られている。このため、流体20を吹き付ける領域を外縁部のみに特化することが考えられる。
図4は、実施の形態1の変形例1に係る半導体評価装置1における流体吹き付け部7と流体吸い込み部17の配置構成を示す平面図であり、図面を見やすくするために絶縁性基体16は省略されている。ここでは、流体20を吹き付ける領域を外縁部のみに特化するために、4つの流体吹き付け部7が、絶縁性基体16において、半導体装置5の4つの角部に対応する位置にそれぞれ設置され、4つの流体吸い込み17が、絶縁性基体16において、流体吹き付け部7が設置された半導体装置5の角部と対向する角部に対応する位置にそれぞれ設置されている。
図4では、流体吹き付け部7と流体吸い込み部17が重なるように示されているが、図1のように、流体吹き付け部7は、半導体装置5の斜め上方から流体20を半導体装置5の一辺の外縁部へ向けて吹き付け、流体吸い込み部17は半導体装置5の表面近傍で流体20の吸い込みを行うため、流体吹き付け部7と流体吸い込み部17が設置される高さ位置がそれぞれ異なる。このため、設置において、流体吹き付け部7および流体吸い込み部17が干渉しない。流体吹き付け部7は、半導体装置5の外縁部に流体20を吹き付け可能に設けられたため、特に半導体装置5の終端部近傍に多発する部分放電の発生を抑制できる。
また、コンタクトプローブは、Z軸方向に摺動性を有するスプリング式のものについて説明したが、これに限るものではなく、カンチレバー式のコンタクトプローブであってもよい(例えば、図5に示す構成)。なお、Z軸方向に摺動性を有するものについても、スプリング式に限らず、積層プローブ、ワイヤープローブ等であってもよい。
カンチレバー式のコンタクトプローブ10Aを用いる場合について簡単に説明する。図5は、実施の形態1の変形例2に係る半導体評価装置1における流体吹き付け部7の配置構成を示す正面図である。絶縁性基体16としてプリント基板が採用されている。絶縁性基体16の下面にコンタクトプローブ10Aを構成するプローブピン10a,10bが所定の間隔をあけてそれぞれ垂直方向(Z方向)に対して傾斜させた状態で固定されている。より具体的には、絶縁性基体16に形成されたくりぬき部16aの外周部にプローブピン10a,10bの基端部が固定され、プローブピン10a,10bの先端側に、半導体装置5が設置されている。くりぬき部16aの上側に流体吹き付け部7が設置され、流体吹き付け部7は、くりぬき部16aを介して半導体装置5の表面全体に流体20を吹き付ける。
また、流体20の温度は、評価時の半導体装置5の温度と略一致することが望ましい。半導体装置5の評価は、温度特性の評価を実施するため、低温から高温、具体的には、例えば−40℃程度から+200℃程度にまで及ぶ場合がある。このため、評価時に与える流体20の温度と、半導体装置5の温度が乖離している場合、流体20の吹き付けにより半導体装置5の温度が不安定となり、所望する温度特性の評価が得られない結果となる。
そこで、流体吹き付け部7に第1温度調整手段を付加した例を図6に示す。図6は、実施の形態1の変形例3に係る半導体評価装置1における流体吹き付け部7の配置構成を示す正面図である。流体20の温度を調整するための第1温度調整手段として、流体吹き付け部7のノズルに、電熱線をコイル状に巻いたヒータ部22が設けられている。ヒータ部22に電流を印加することで、流体吹き付け部7の温度、ひいては吹き付けられる流体20の温度を所望の値に調整する。これにより、流体20の吹き付けにより生じる半導体装置5の温度が不安定になることを抑制できる。
例えば、ヒータ部22は、流体20の温度を、半導体装置5の電気的特性の評価時における半導体装置5の温度と同じ温度に調整した場合は、流体20の吹き付けにより半導体装置5の温度が不安定になることを一層抑制できる。ここで、第1温度調整手段としてヒータ部22を例として示したが、これに限るものではなく、近赤外線をコイル状に巻いたヒータ部を用いて加熱してもよい。また、ペルチェ素子を付加することで低温に対応する構成としてもよい。
図4に示すように、流体吹きつけを半導体装置5の外縁部に特化する場合は、流体20の温度に、素子部が影響されないように、素子部と外縁部の間に遮蔽手段を設ける構成としてもよい。図7は、実施の形態1の変形例4に係る半導体評価装置1における流体吹き付け部7と流体吸い込み部17の配置構成を示す平面図であり、図面を見やすくするために、絶縁性基体16を省略し、流体吹き付け部7と流体吸い込み部17を、半導体装置5における一辺の外縁部にのみ示した。
遮蔽部23(遮蔽手段)は、平面視で枠状に形成され、半導体装置5の素子部を囲むように、絶縁性基体16における半導体装置5の外縁部に対応する位置に設置されている。流体吹き付け部7は、絶縁性基体16において、半導体装置5の所定の角部に対応する位置に設置され、流体吸い込み部17は、絶縁性基体16において、流体吹き付け部7が設置された半導体装置5の角部と対向する角部に対応する位置に設置されている。
このため、流体吹き付け部7により吹き付けられた流体20は、遮蔽部23により半導体装置5の外縁部から内側への流入が遮蔽され、概ね半導体装置5の外縁部のみに吹き付けられる。絶縁性基体16に、流体吹き付け部7により吹き付けられた流体20が半導体装置5の外縁部から内側に流入しないように遮蔽する遮蔽部23を設けたため、流体20が半導体装置5の素子部に吹き付けられることが抑制され、半導体装置5の素子部の温度が変化することを抑制できる。
遮蔽部23は、例えば、金属板または絶縁物により形成されている。このため、遮蔽部23が金属板で形成された場合は、加工が容易であり、また、熱の移動効果が大きくなる。遮蔽部23が絶縁物で形成された場合は、熱容量が大きく、熱の遮蔽効果に優れる。
また、遮蔽部23の温度を素子部の温度と略同一に維持するために、遮蔽部23に遮蔽部23の温度を調整する第2温度調整手段を設けてもよい。この場合、第2温度調整手段として、第1温度調整手段の場合と同様に、電熱線または近赤外線をコイル状に巻いたヒータ部、ペルチェ素子を付加した構成が適用可能である。遮蔽部23に、遮蔽部23の温度を調整する第2温度調整手段を設けた場合、流体20が遮蔽部23を通過して半導体装置5の素子部へ流入した場合にも、第2温度調整手段により流体20の温度を素子部の温度と略同一とすることで、素子部の温度が変化することを抑制でき、熱の遮蔽効果が向上する。
また、遮蔽部23は1つに限定することなく、半導体装置5の素子部の温度を流体20の温度に左右されないよう高精度に維持するために、遮蔽部23の外周側に、例えば2重または3重に遮蔽部を設置してもよい。
また、遮蔽部24は、図8に示すように、最外周側に設置された複数のコンタクトプローブ10に設置してもよい。図8は、実施の形態1の変形例5に係る半導体評価装置1における流体吹き付け部7と流体吸い込み部17の配置構成を示す平面図であり、流体吹き付け部7と流体吸い込み部17は、図7と同様の位置に設置されている。この場合にも、遮蔽部24により流体20が半導体装置5の素子部に吹き付けられることが抑制され、素子部の温度が変化することを抑制できる。
<実施の形態2>
次に、実施の形態2に係る半導体評価装置1Aについて説明する。図9は、実施の形態2に係る半導体評価装置1Aの概略図であり、半導体装置5の表裏面の双方からコンタクトプローブ10を接触させる、いわゆる両面プローブ構成の半導体評価装置1Aを示したものである。なお、実施の形態2において、実施の形態1で説明したものと同一の構成要素については同一符号を付して説明は省略する。
半導体評価装置1Aは、半導体装置5の表面側および裏面側にそれぞれ設けられたプローブ基体2、流体吹き付け部7、流体吸い込み部17および移動アーム9と、制御部4と、半導体装置5のX方向の両端部をそれぞれ固定するチャックステージ3Aとを備えている。図9では、半導体装置5を水平方向(X方向)に設置した例を示したが、これに限るものではなく、垂直方向(Z方向)に設置してもよい。
以上のように、実施の形態2に係る半導体評価装置1Aでは、コンタクトプローブ10および流体吹き付け部7は、半導体装置5の表裏面側にそれぞれ設けられたため、半導体装置5の表裏面全体に流体吹き付けを行うことができ、部分放電の発生を半導体装置5の表面だけでなく裏面においても抑制できる。
また、流体吹き付け部7により吹き付けられた流体20を吸い込む流体吸い込み部17が、半導体装置5の表裏面側における流体吹き付け部7に対向する位置にそれぞれ設けられたため、半導体装置5の表面だけでなく裏面においても、流体20の吸い込みを行うことができ、吹き付けられた流体20が飛散することを効率的に抑制できるとともに、測定空間が加圧されることを効率的に抑制できる。
<実施の形態3>
次に、実施の形態3に係る半導体評価装置1Bについて説明する。図10は、実施の形態3に係る半導体評価装置1Bの概略図である。図11は、実施の形態3に係る半導体評価装置1Bにおける流体吹き付け部7の配置構成を示す平面図であり、図面を見やすくするために絶縁性基体16は省略されている。図12は、実施の形態3に係る半導体評価装置1Bにおけるコンタクトプローブ10の動作説明図であり、図12(a)は、初期状態を示し、図12(b)は、接触状態を示し、図12(c)は、押圧状態を示す。なお、実施の形態3において、実施の形態1,2で説明したものと同一の構成要素については同一符号を付して説明は省略する。
図10と図11に示すように、半導体評価装置1Bでは、流体吹き付け部7は、絶縁性基体16において下向き(−Z方向)に、かつ、コンタクトプローブ10にそれぞれ隣接する位置に設置されている。流体吹き付け部7はノズルを備え、下方向(−Z方向)に流体20を吹き付けるようになっており、半導体装置5の表面全体に流体20を吹き付けるために、複数の流体吹き付け部7が設置されている。
図12(a)に示すように、初期状態では、流体吹き付け部7のノズルの先端は、コンタクトプローブ10の先端部であるコンタクト部11と高さを揃えていない。より具体的には、流体吹き付け部7のノズルの先端は、コンタクト部11の上方に位置する。図12(b)に示すように、コンタクト部11が接続パッド18と接触した後、図12(c)に示すコンタクト部11による押圧状態で、ノズルの先端が接続パッド18の上面近傍に位置するように設置されている。特に、コンタクト部11とノズルが接触しないよう水平方向(X方向)に間隔を空けるように、コンタクトプローブ10と流体吹き付け部7は設置されている。
以上のように、実施の形態3に係る半導体評価装置1Bでは、流体吹き付け部7は、絶縁性基体16においてコンタクトプローブ10に隣接する位置に設置されたため、コンタクトプローブ10の近傍に発生する部分放電を重点的に抑制できる。
また、部分放電の発生は、半導体装置5において、コンタクトプローブ10が接触する中央領域(素子部)だけでなく、終端部が形成された周縁部の近傍においても発生することが知られている。図13は、実施の形態3の変形例1に係る半導体評価装置における流体吹き付け部7の配置構成を示す平面図であり、図面を見やすくするために、絶縁性基体16は省略されている。この変形例では、絶縁性基体16において半導体装置5の周縁部に対応する位置に特化して流体吹き付け部7が設置されたものであり、絶縁性基体16において半導体装置5の各辺に対応する位置にそれぞれ4つの流体吹き付け部7が設置されている。また、流体吹き付け部7は、図11の場合と同様に、絶縁性基体16において下向き(−Z方向)に設置されている。なお、絶縁性基体16において半導体装置5の各辺ごとに対応する位置での流体吹き付け部7の設置数は、4つに限るものではなく、半導体装置5の大きさに応じて、もしくは測定精度に応じて変更してもよい。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1,1A,1B 半導体評価装置、3,3A チャックステージ、4 制御部、7 流体吹き付け部、10,10A コンタクトプローブ、16 絶縁性基体、17 流体吸い込み部、22 ヒータ部、23,24 遮蔽部。

Claims (19)

  1. 被測定物を保持するチャックステージと、
    前記チャックステージに保持された前記被測定物に接触させて当該被測定物の電気的特性を評価するためのコンタクトプローブと、
    前記コンタクトプローブおよび前記被測定物が設置された測定空間が開放された状態で、前記被測定物に流体を吹き付ける流体吹き付け手段と、
    を備え
    前記コンタクトプローブを設置するための絶縁性基体をさらに備え、
    前記流体吹き付け手段は、前記絶縁性基体に設置され、
    前記流体吹き付け手段は、前記被測定物の外縁部に流体を吹き付け可能に設けられ、
    前記絶縁性基体に、前記流体吹き付け手段により吹き付けられた流体が前記被測定物の外縁部から内側に流入しないように遮蔽する遮蔽手段を設けた、半導体評価装置。
  2. 前記流体吹き付け手段に対向する位置に設けられ、かつ、前記流体吹き付け手段により吹き付けられた流体を吸い込む流体吸い込み手段をさらに備えた、請求項1記載の半導体評価装置。
  3. 記流体吹き付け手段および前記流体吸い込み手段は、前記絶縁性基体に設置された、請求項2記載の半導体評価装置。
  4. 前記流体吹き付け手段は、前記絶縁性基体において前記コンタクトプローブに隣接する位置に設置された、請求項記載の半導体評価装置。
  5. 前記被測定物の電気的特性の評価開始と同時に、前記流体吹き付け手段による流体の吹き付けを開始する制御手段をさらに備えた、請求項1〜のいずれか1つに記載の半導体評価装置。
  6. 前記流体吹き付け手段はノズルを備えた、請求項1〜のいずれか1つに記載の半導体評価装置。
  7. 前記流体吹き付け手段は、前記被測定物の表面全体に流体を吹き付け可能に設けられた、請求項1〜のいずれか1つに記載の半導体評価装置。
  8. 前記流体吹き付け手段は、前記被測定物の外縁部に流体を吹き付け可能に設けられた、請求項1〜のいずれか1つに記載の半導体評価装置。
  9. 前記コンタクトプローブおよび前記流体吹き付け手段は、前記被測定物の表裏面側にそれぞれ設けられた、請求項1記載の半導体評価装置。
  10. 前記流体吹き付け手段により吹き付けられた流体を吸い込む流体吸い込み手段が、前記被測定物の表裏面側における前記流体吹き付け手段に対向する位置にそれぞれ設けられた、請求項記載の半導体評価装置。
  11. 前記流体吹き付け手段により吹き付けられる流体は、六フッ化硫黄ガス、二酸化炭素ガス、もしくは窒素ガスである、請求項1〜10のいずれか1つに記載の半導体評価装置。
  12. 前記ノズルに、前記流体吹き付け手段により吹き付けられる流体の温度を調整する第1温度調整手段を設けた、請求項記載の半導体評価装置。
  13. 前記第1温度調整手段は、流体の温度を、前記被測定物の電気的特性の評価時における前記被測定物の温度と同じ温度に調整する、請求項12記載の半導体評価装置。
  14. 被測定物を保持するチャックステージと、
    前記チャックステージに保持された前記被測定物に接触させて当該被測定物の電気的特性を評価するためのコンタクトプローブと、
    前記被測定物に流体を吹き付ける流体吹き付け手段と、
    を備え、
    前記流体吹き付け手段は、前記被測定物の外縁部に流体を吹き付け可能に設けられ、
    前記コンタクトプローブに、前記流体吹き付け手段により吹き付けられた流体が前記被測定物の外縁部から内側に流入しないように遮蔽する遮蔽手段を設けた、半導体評価装置。
  15. 前記遮蔽手段は金属板で形成された、請求項または請求項14記載の半導体評価装置。
  16. 前記遮蔽手段は絶縁物で形成された、請求項または請求項14記載の半導体評価装置。
  17. 前記遮蔽手段に、当該遮蔽手段の温度を調整する第2温度調整手段を設けた、請求項1、請求項14、請求項15および請求項16のいずれか1つに記載の半導体評価装置。
  18. 請求項1記載の半導体評価装置を用いた半導体評価方法であって、
    前記コンタクトプローブを前記被測定物に接触させることで前記被測定物の電気的評価を行う工程と、
    前記被測定物の電気的評価を行う工程の際に、前記流体吹き付け手段により前記被測定物の表面に流体を吹き付ける工程と、
    を備えた、半導体評価方法。
  19. 請求項2記載の半導体評価装置を用いた半導体評価方法であって、
    前記コンタクトプローブを前記被測定物に接触させることで前記被測定物の電気的評価を行う工程と、
    前記被測定物の電気的評価を行う工程の際に、前記流体吹き付け手段により前記被測定物の表面に流体を吹き付ける工程と、
    前記被測定物の表面に流体を吹き付ける工程の際に吹き付けられた流体を、前記流体吸い込み手段により吸い込む工程と、
    を備えた、半導体評価方法。
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