JP6739326B2 - 評価装置及び評価方法 - Google Patents

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Description

本発明は、被測定物の電気特性を評価する評価装置及び評価方法に関する。
半導体ウエハまたは半導体ウエハから個片化された半導体チップである半導体装置などの被測定物について、電気特性を評価する評価装置が知られている。電気的特性を評価する際、評価装置は、チャックステージの載置面に、真空吸着等により被測定物の設置面を接触させて固定した後、被測定物の非設置面の一部に設けた電極に、電気的な入出力を行うためのプローブを接触させる。被測定物が、縦方向、つまり面外方向に大きな電流を流す縦型構造の半導体装置である場合には、載置面に電極が設けられたチャックステージが用いられる。このような評価装置では、以前から、プローブの多ピン化が実施され、大電流、高電圧印加の要求に応えている。
さて、被測定物が、チップの状態の縦型構造の半導体装置である場合、その評価中に、半導体装置の非設置面の一部に設けた電極と、チャックステージ側のチャックステージと同電位の領域との間に電位差が生じて、部分放電現象が発生することがある。この部分放電は、半導体装置の部分的な破損や、半導体装置の不具合などを生じさせる。なお、部分放電は、電位差の生じたプローブ間やプローブと電位差のある他の電極との間でも起こりうる。
部分放電の生じた半導体装置が良品としてそのまま後工程に流出した場合、後工程にてそのような半導体装置を抽出することは非常に困難である。このため、事前に部分放電を抑制することによって、部分放電に起因する不具合を回避する措置を施すことが望ましい。そこで、部分放電を抑制する技術が様々に提案されている(例えば特許文献1及び2)。
特開2011−252792号公報 特開2015−35577号公報
上記特許文献1に開示された技術では、密閉した圧力容器内に被測定物を載置し、圧力容器内を加圧した状態で評価を行うことによって、被測定物の高電圧試験中に発生する放電を防止している。上記特許文献2に開示された技術では、密閉した圧力容器を用いずに、非密閉状態で部材内を加圧してウエハ内のデバイスの検査を実施することによって、放電を防止している。
しかしながら、特許文献1及び2のいずれの技術でも、評価時に被測定物上に異物があると、異物を介した放電のパスが生じる可能性があるので、放電抑制効果が見込めないおそれがあった。
そこで、本発明は、上記のような問題点を鑑みてなされたものであり、部分放電の発生を抑制することが可能な技術を提供することを目的とする。
本発明に係る評価装置は、被測定物の電気特性を評価する評価装置であって、前記被測定物が載置されるステージと、前記ステージ上方に配設された上部材とを備える。前記ステージと前記上部材とは、互いに近接及び離反可能である。評価装置は、前記上部材の下面に配設されたプローブと、前記上部材の前記下面に配設され、前記プローブの側方を囲む側壁部と、前記側壁部が前記ステージと近接した場合には、前記ステージに載置された前記被測定物に向けてガスを供給可能であり、前記側壁部が前記ステージと接触した場合には、前記ステージ、前記側壁部及び前記上部材に囲まれた空間にガスを供給可能な第1ガス供給部と、前記第1ガス供給部のガスの供給によって前記空間の圧力が上昇された状態で、前記プローブと接続された前記被測定物の電気特性を評価する評価部とをさらに備え、前記側壁部が前記ステージと近接した場合には、前記側壁部に向けてガスを供給可能であり、前記側壁部が前記ステージと接触した場合には、前記空間にガスを供給可能な第3ガス供給部をさらに備える。
本発明によれば、第1ガス供給部は、側壁部がステージと近接した場合には、ステージに載置された被測定物に向けてガスを供給可能であり、側壁部がステージと接触した場合には、ステージ、側壁部及び上部材に囲まれた空間にガスを供給可能である。このような構成によれば、部分放電の発生を抑制することができる。
実施の形態1に係る評価装置の構成を示す側面概略図である。 半導体装置の構成の一例を示す平面概略図である。 実施の形態1に係る評価装置の一部の構成を示す断面概略図である。 実施の形態1に係る評価装置の一部の構成を示す平面概略図である。 実施の形態1に係る評価装置の一部の構成を示す断面概略図である。 実施の形態1に係る評価装置の一部の構成を示す側面図である。 実施の形態1に係る評価装置の一部の構成を示す断面概略図である。 実施の形態1に係る評価装置の一部の構成を示す平面概略図である。 変形例1に係る評価装置の一部の構成を示す断面概略図である。 変形例1に係る評価装置の一部の構成を示す断面概略図である。 変形例2に係る評価装置の一部の構成を示す断面概略図である。 変形例2に係る評価装置の一部の構成を示す平面概略図である。 変形例2に係る評価装置の一部の構成を示す平面概略図である。 変形例2に係る評価装置の一部の構成を示す断面概略図である。
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態1に係る評価装置1の構成を示す側面概略図である。図1の評価装置1は、被測定物の電気特性を評価する装置である。以下、被測定物は、チップなどの半導体装置5であるとして説明するが、これに限るものではなく、例えば、半導体ウエハなどであってもよい。評価装置1について説明する前に、被測定物である半導体装置5について説明する。
図2は、半導体装置5の構成の一例を示す平面概略図である。本実施の形態1では、半導体装置5は、縦方向、つまり面外方向に大きな電流を流す縦型構造のIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)であるものとするが、これに限るものではない。半導体装置5は、平面視にて、活性領域19と終端部20とを有する。終端部20は、耐圧を保持することができるように、ひとつの半導体装置5のダイシングラインの内側で外周面21に沿って設けられる。終端部20の内部に設けられた活性領域19には、縦型のIGBTなどの所望の素子が配設されている。
活性領域19の表裏面には、外部との電気的な入出力を行う接続パッドである電極パッド18が配設されている。電極パッド18は、例えば導電性を有したアルミニウムによって作製される。縦型のIGBTにおいては、表面側の電極パッド18が、エミッタ電極及びゲート電極として配設され、裏面側の電極パッド18が、コレクタ電極として配設される。ただし、半導体装置5の各電極の位置や個数は、これに限るものではない。
図1の評価装置1は、プローブ基体2と、半導体装置5が載置されるステージであるチャックステージ3と、評価部及び制御部である評価制御部4と、移動アーム9とを備える。
プローブ基体2は、チャックステージ3上方に配設された上部材である取付板16を有する。
移動アーム9は、プローブ基体2、ひいては取付板16を任意の方向に移動することが可能となっている。これにより、チャックステージ3と取付板16とは、移動アーム9によって互いに近接及び離接可能となっている。なお、プローブ基体2は、一の移動アーム9によってではなく、複数の移動アーム9によって安定的に保持されてもよい。また、プローブ基体2を移動するのではなく、半導体装置5、つまりはチャックステージ3側を移動させても構わない。
図3は、本実施の形態1に係る評価装置1の一部の構成、具体的にはプローブ基体2及びチャックステージ3を含む一部の構成を示す断面概略図である。図4は、当該一部の構成を取付板16の下側から見た平面概略図である。図5は、当該一部の構成を別の断面から見た断面概略図である。なお、図3は、図4のA−A線に沿った断面概略図であり、図5は、図4のB−B線に沿った断面概略図である。
評価装置1は、図3に示すように、取付板16の下面に配設されたプローブ10を備える。プローブ10は、外部と接続するためのひとつの電極であり、縦型構造の半導体装置5の評価の際、半導体装置5の上面に設けた電極パッド18(図2)と接触する。チャックステージ3の表面は、外部と接続するための別の電極であり、縦型構造の半導体装置5の評価の際、半導体装置5の下面である設置面と接触する。
図1では部分的にしか図示されていないが、プローブ10は、取付板16と、取付板16に設けられた接続部8Aと、接続部8Aに接続された信号線6とを介して、評価制御部4と電気的に接続されている。チャックステージ3の表面は、チャックステージ3の内部と、チャックステージ3の側面に設けられた接続部8Bと、接続部8Bに接続された信号線6とを介して、評価制御部4と電気的に接続されている。したがって、半導体装置5の評価の際には、評価制御部4は、半導体装置5の表面及び裏面のそれぞれと電気的に接続される。なお、電気的に接続されているとは、通常使用される電圧を印加した場合に双方向に電流が流れる程度に接続されていることを意味する。
プローブ10は、例えば5A以上の大電流を印加することを想定して複数個設けられている。なお、信号線6と取付板16とを接続する接続部8Aと、チャックステージ3の側面に設けられた接続部8Bとの間の距離は、どのプローブ10を経由しても略一致することが好ましい。このように構成した場合、各プローブ10に加わる電流密度を略一致させることができる。このような構成では、特に、プローブ10を介して、接続部8Aの位置と接続部8Bの位置とが対向されていることが好ましい。
次に、チャックステージ3について詳細に説明する。チャックステージ3は、一または複数の半導体装置5を、その設置面と接触して固定する台座である。本実施の形態1では、半導体装置5の固定手段、つまり半導体装置5の保持手段として、真空吸着を用いるものとする。ただし、半導体装置5の保持手段は真空吸着に限るものではなく、静電吸着等を用いてもよい。以下、説明を簡単にするために、1つの半導体装置5をチャックステージ3に設置する例について説明するが、これに限るものではない。
次に、プローブ10から評価制御部4までの構成要素について詳細に説明する。
図6は、本実施の形態1に係る評価装置1のプローブ10を示す側面図である。プローブ10は、コンタクト部11を有する先端部12と、押し込み部13と、基体設置部14と、電気接続部15とを備える。
コンタクト部11は、半導体装置5の表面に配設された電極パッド18と機械的かつ電気的に接触する。押し込み部13は、コンタクト部11を有する先端部12と機械的かつ電気的に接続されており、内部に組み込まれた図示しないスプリング等のばね部材を介して接触時に摺動可能となっている。基台である基体設置部14は、ソケット17(図3及び図4)を介して取付板16に保持されている。外部への出力端である電気接続部15は、押し込み部13を介して先端部12と電気的に接続されている。
プローブ10は、導電性を有する金属材料、例えば銅、タングステン、レニウムタングステンなどにより構成されるがこれらに限るものではない。特に、コンタクト部11は、導電性向上や耐久性向上等の観点から、別の部材、例えば金、パラジウム、タンタル、プラチナ等を被覆してもよい。
ここで、プローブ10の動作について簡単に説明する。初期状態(図6(a))から、Z軸下方に下降する、つまり半導体装置5に設けた電極パッド18に向けて下降すると、まず、電極パッド18とコンタクト部11とが接触する(図6(b))。その後、さらに下降させると、押し込み部13が基体設置部14内の図示しないばね部材を弾性変形させながら、基体設置部14内に押し込まれる(図6(c))。このような構成によれば、半導体装置5の電極パッド18と確実に接触することが可能となる。
ここでは、プローブ10はZ軸方向に摺動性を備えた図示しないばね部材を内蔵するとして説明したが、これに限るものではなく、ばね部材を外部に備えたものであっても構わない。また、プローブ10は、スプリング式に限らず、カンチレバー式のコンタクトプローブであっても構わない。なお、プローブ10は、Z軸方向に摺動性を有したものであれば、スプリング式に限らず、積層プローブ、ワイヤープローブ等であっても構わない。
プローブ10は、図3及び図4に示されるソケット17を介して取付板16に保持されている。このような構成によれば、取付板16に対するプローブ10の着脱が容易であるため、例えば半導体装置5の大きさに応じたプローブ10の本数の可変や、破損したプローブ10の交換などを容易化することができる。
次に、取付板16について説明する。各プローブ10と接続部8A(図1)とは、例えば取付板16上に配設された、図示しない金属板等の配線により接続される。なお、取付板16に、プローブ10と接続される導電性の配線が直接配設されるように構成する場合には、取付板16は、絶縁性を有することが望ましい。ただし、配線に絶縁性の被覆が施されたケーブル等を用いる構成の場合には、取付板16は、絶縁性を有さなくてもよく、例えば金属性、つまり導電性を有しても構わない。
評価装置1のプローブ基体2は、以上のような取付板16、プローブ10、接続部8A、ソケット17、及び、各プローブ10と接続部8Aとを繋ぐ図示しない配線を備える。評価装置1のプローブ基体2は、これらに加えて、図3及び図4に示される側壁部7、第1ガス供給部30、第2ガス供給部31、及び、温度計測部である温度センサ37をさらに備えている。
側壁部7は、取付板16の下面に配設され、プローブ10の側方を囲んでいる。図3に示すように、側壁部7は、半導体装置5の評価時にチャックステージ3と接触される。この際、側壁部7は、チャックステージ3及び取付板16と協働して、半導体装置5とその周辺の空間である測定空間35を囲んで密閉する。
側壁部7は、絶縁性を有した材質、例えば、PPS(Poly Phenylene Sulfide)等の樹脂やシリコーンゴムなどの材質から構成される。これにより、評価時の放電を抑制することができる。側壁部7の材質は、これらに限るものではないが、半導体装置5は、チャックステージ3を昇温して例えば200℃程度の高温の状況下で評価されることがあるので、このような温度に耐えうる材質が用いられることが望ましい。なお、同一形状の側壁部7を複数作製する場合には、成型加工を用いると、コストの低減が期待できる。
図3に示すように、本実施の形態1では、側壁部7のチャックステージ3と逆側の部分、つまり側壁部7の上部に、突起である嵌合部27が配設されている。この側壁部7の嵌合部27が、取付板16の下面に配設された溝部28に嵌合されることで、側壁部7が取付板16の下面に固定的に配設されている。ここでは、評価される対象となる半導体装置5の外形(図2)が、正方形状である場合を想定しているため、側壁部7は、半導体装置5を取り囲むことが可能な四角形状(図4)を有している。ただし、側壁部7の平面視での形状は、これに限るものではない。なお、図3及び図4では図の簡単化のため、Y方向に伸延する複数の溝部28のみを図示したが、X方向に伸延する溝部も取付板16に配設されても構わない。
また以上では、側壁部7が、取付板16の下面に配設された溝部28と嵌合されることで取付板16の下面に配設される構成について説明した。しかしこれに限るものではなく、側壁部7の嵌合部27が、取付板16の下面を貫通する貫通孔(図示せず)と嵌合されることで、取付板16の下面に固定的に配設されてもよい。嵌合部27が貫通孔に嵌め合わされる構成によれば、側壁部7を取り外す際、貫通孔のうち側壁部7と反対の開口から側壁部7を押し出すことができるため、取付板16からの側壁部7の取り外しが容易となる。
またこのような構成において、取付板16に複数の貫通孔が配設され、かつ、当該複数の貫通孔と嵌合される複数の嵌合部27が、側壁部7の上部に配設されることが好ましい。この場合、各貫通孔のサイズを比較的小さくすることができるので、取付板16の上部のうち、配線等に利用することができる、貫通孔がない部分を大きくすることができる。
図3及び図5に示すように、プローブ基体2がチャックステージ3と近接すると、側壁部7の嵌合部27と逆側の端部、つまり側壁部7の下部は、チャックステージ3と接触する。側壁部7の下部は、チャックステージ3と面接触するように平坦面23を有している。
ここで本実施の形態1では、側壁部7のうちチャックステージ3と接触可能な平坦面23には、柔軟性を有する保護部材24が配設されている。保護部材24には例えば弾性体が用いられる。このような構成によれば、繰り返し接触される側壁部7の下部の耐久性を高めることができ、かつ、側壁部7とチャックステージ3との間の接触性及び密着性の改善を図ることができる。側壁部7が樹脂材であれば、保護部材24には例えばゴム材などが用いられ、側壁部7がゴム材であれば、保護部材24には例えばテフロンコート等のコート材(「テフロン」は登録商標)などが用いられる。ただし、側壁部7及び保護部材24の材質はこれらに限るものではない。
このような構成とは別の構成として、図7に示すように、側壁部7の平坦面23の面内の略中央に凹部25が配設され、かつ、当該凹部25内に弾性体であるOリング等のシール部材26が配設される構成でもよい。この構成では、側壁部7は、シール部材26を介してチャックステージ3と接触される。図3及び図5に示した構成では、保護部材24が劣化したとき、保護部材24のみを交換するのは多少困難である。これに対して図7に示した構成において、Oリング等のシール部材26のみを交換するのは比較的容易であることから、交換作業を容易化できる。なお、図7の構成では、側壁部7の平坦面23にシール部材26が配設されているが、これに限るものではなく、チャックステージ3にシール部材が配設されてもよい。
図3及び図4に示すように、温度センサ37が、取付板16の下面のうち側壁部7に囲まれる部分に配設される。この温度センサ37は、チャックステージ3に載置された半導体装置5の温度を計測する。本実施の形態1では、温度センサ37は半導体装置5の温度を随時計測するモニターを行う。これにより、温度の変化を伴う半導体装置5の評価において、半導体装置5の評価時の温度を正確に検出することができ、測定精度を向上させることが可能となる。
ここで、後述のガス噴出であるガス吹付けを行うと、吹き付けるガスの温度次第で、半導体装置5の温度が、所望の評価温度から変動してしまうことがある。このため、半導体装置5の電気特性を評価している期間中には、温度センサ37によって半導体装置5の温度をモニターすることが望ましい。なお、ガス吹付けによる半導体装置5の温度変動を抑制するためには、評価温度と同等の温度に調節されたガスを吹き付けるのがよい。
本実施の形態1では、半導体装置5と非接触であっても半導体装置5の温度を計測可能な放射温度計を、温度センサ37に用いる。このような構成によれば、メンテナンスの容易化、及び、半導体装置5の破損の低減化が期待できる。
ただし、温度センサ37は、放射温度計に限るものではない。例えば、プローブ10とともに、あるいはプローブ10に代えて、いずれも図示しない熱電対またはサーミスタを温度センサ37として配設してもよい。そして、熱電対またはサーミスタを半導体装置5の評価の際に接触させて、半導体装置5の温度をモニターしてもよい。熱電対またはサーミスタを用いる構成では、これらが半導体装置5に接触するため、半導体装置5の表面状態によらず、半導体装置5の温度を正確に計測することが期待できる。なおここでは、一つの温度センサ37を配設したが、これに限るものではなく、複数の温度センサ37を配設して、半導体装置5の複数の箇所の温度を計測することによって、計測精度を高めてもよい。
図3及び図4に示される第1ガス供給部30は、側壁部7がチャックステージ3と近接した場合に、チャックステージ3に載置された半導体装置5に向けてガスを供給可能となっている。これにより、側壁部7がチャックステージ3に接触する前に、第1ガス供給部30から半導体装置5にガスを吹き付けることができる。この結果、半導体装置5の評価前に、半導体装置5上に付着している異物を吹き飛ばして除去することができる。特に、異物が半導体装置5の終端部20上に存在したまま評価が行われると、放電が生じやすくなるため、上述のように、評価前に終端部20上の異物を除去することは有効である。
図3及び図4に示すように本実施の形態1では、4つの第1ガス供給部30が、取付板16の下面のうち側壁部7に囲まれる部分に配設されている。そして、第1ガス供給部30のガス噴出口30a(図3)が、チャックステージ3の上面、ひいては半導体装置5の上面に対して垂直方向に向けられている。このため、第1ガス供給部30は、半導体装置5に対してガスを比較的強く吹き付けることができる。
なお、第1ガス供給部30は、側壁部7がチャックステージ3と接触した場合には、チャックステージ3、側壁部7及び取付板16に囲まれた測定空間35(図3)にガスを供給可能となっている。
第2ガス供給部31は、側壁部7がチャックステージ3と近接した場合に、プローブ10に向けてガスを供給可能となっている。これにより、側壁部7がチャックステージ3に接触する前に、第2ガス供給部31からプローブ10にガスを吹き付けることができる。この結果、半導体装置5の評価前に、プローブ10に付着している異物を吹き飛ばして除去することができる。
図4及び図5に示すように、本実施の形態1では、4つの第2ガス供給部31が、取付板16の下面のうち側壁部7に囲まれる部分に配設されている。そして、第2ガス供給部31のガス噴出口31a(図5)が、プローブ10に対して傾斜された方向である斜め方向に向けられている。このため、ガスがプローブ10に斜めから吹き付けられて、プローブ10から異物が除去される。
なお、第2ガス供給部31は、側壁部7がチャックステージ3と接触した場合には、第1ガス供給部30と同様に、測定空間35(図3)にガスを供給可能となっている。
第1ガス供給部30及び第2ガス供給部31に用いられるガスは、図1のガス供給源22からガス流路36を介して、これら供給部に供給される。ガスの供給量及び供給時間は、調整部29によって調整され、調整部29の調整は、評価制御部4によって制御される。ガスには、例えばアルゴンや窒素、空気等が用いられるが、これに限るものではない。評価室内に設置済の圧縮空気を流用するのであれば、レギュレーターを設けて圧力調整してもよい。
図1の評価制御部4は、例えば評価装置1の図示しないCPU(Central Processing Unit)などが、評価装置1の図示しない半導体メモリなどの記憶装置に記憶されたプログラムを実行することにより、当該CPUの機能として実現される。評価制御部4は、評価装置1の各構成要素を統括的に制御する。ここでは、評価制御部4は、例えば第1ガス供給部30のガスの供給によって測定空間35の圧力が上昇された状態、つまり部分放電が抑制された状態で、プローブ10と接続された半導体装置5の電気特性を評価することが可能となっている。
<動作>
次に、本実施の形態1に係る評価装置1の動作について説明する。本実施の形態1のように複数のプローブ10を用いる場合、評価前には、複数のプローブ10についてコンタクト部11の平行度を揃える。それから、半導体装置5をチャックステージ3上へ固定した後、第1ガス供給部30及び側壁部7を、半導体装置5及びチャックステージ3にそれぞれ近接される。その後、ガス吹付けが行われる。
本実施の形態1に係るガス吹付けでは、まず、第2ガス供給部31がプローブ10に対してガス吹付けを行う第1ガス供給工程を行う。その後、第1ガス供給部30が半導体装置5に対してガス吹付けを行う第2ガス供給工程を行う。これにより、プローブ10から離脱した異物を落下させた後に、当該落下された異物と、半導体装置5上に元々存在していた異物との両方を除去することができる。なお、時間短縮を優先する場合には、第1ガス供給工程及び第2ガス供給工程は、同時に行われてもよい。
第2ガス供給工程後、半導体装置5の電極パッド18とプローブ10との接触に遅れて、または同時に、側壁部7の平坦面23が、チャックステージ3に押し付けられる。プローブ10と電極パッド18との接触を確実に行うために、プローブ10の下端は、側壁部7の下端と同じ、または、側壁部7の下端よりも下方に配設される。
その後、第1ガス供給部30及び第2ガス供給部31の少なくともいずれか1つから測定空間35にガスを供給する第3ガス供給工程を行うことにより、測定空間35内の圧力を上昇させる加圧を行う。加圧の値は、評価する温度や印加する電圧に依存するが、例えば20kPa以上の値が用いられる。加圧が所望の値に調節された後、評価制御部4は、温度センサ37によって半導体装置5の温度を確認しながら、半導体装置5の電気特性の評価を開始する。このように加圧の状態で評価を行うと、部分放電が効果的に抑制される。所望の電気的特性に関する評価の実施後、図示していないリーク弁を用いて、測定空間35内の圧力が元に戻され、側壁部7及びプローブ10が、チャックステージ3の表面及び半導体装置5の表面からそれぞれ離間する。この際、リーク弁を用いずに、側壁部7の離間によって測定空間35内の圧力を元に戻してもよい。その後、チャックステージ3に載置されている半導体装置5と、次に評価する半導体装置5とが交換される。
<実施の形態1のまとめ>
以上のような本実施の形態1に係る評価装置1は、側壁部7がチャックステージ3と近接した場合には、チャックステージ3に載置された半導体装置5に向けてガスを供給可能であり、側壁部7がチャックステージ3と接触した場合には、測定空間35にガスを供給可能な第1ガス供給部30を備える。これにより、測定空間35内を加圧することによって、部分放電の発生を抑制することができるだけでなく、測定空間35の形成前に半導体装置5にガス吹付けを行うことによって、半導体装置5の異物を除去することができる。この結果、部分放電の発生をさらに抑制することができる。また、一般的な評価装置1の構成に大きな設計変更を行う必要がないので、上記を低コストで実現することも期待できる。
また本実施の形態1は、側壁部7がチャックステージ3と近接した場合には、プローブ10に向けてガスを供給可能であり、側壁部7がチャックステージ3と接触した場合には、測定空間35にガスを供給可能な第2ガス供給部31を備える。これにより、測定空間35内を加圧すること、及び、測定空間35形成前にプローブ10にガス吹付けを行うことができるので、部分放電の発生をさらに抑制することができる。ただし、本実施の形態1において第2ガス供給部31は必須ではない。
また本実施の形態1では、第1ガス供給部30及び第2ガス供給部31は、取付板16の下面のうち側壁部7に囲まれる部分に配設されている。このような構成によれば、測定空間35形成前のガス吹付けが、側壁部7から側方に逃げてしまうことを抑制することができるので、ガスの使用効率を高めることができる。
<実施の形態2>
図8は、本発明の実施の形態2に係る評価装置1のプローブ基体2及びチャックステージ3を含む一部の構成を示す平面概略図である。以下、本実施の形態2で説明する構成要素のうち、実施の形態1と同じまたは類似する構成要素については同じ参照符号を付し、異なる構成要素について主に説明する。
上述した実施の形態1に係る評価装置1(図4)は、第2ガス供給部31を備えていた。これに対して、本実施の形態2に係る評価装置1は、図8に示すように、第2ガス供給部31の代わりに第3ガス供給部32を備える。
第3ガス供給部32は、側壁部7がチャックステージ3と近接した場合に、側壁部7に向けてガスを供給可能となっている。これにより、側壁部7がチャックステージ3に接触する前に、第3ガス供給部32から側壁部7にガスを吹き付けることができる。この結果、半導体装置5の評価前に、側壁部7上に付着している異物を吹き飛ばして除去することができる。
図8に示すように、本実施の形態2では、4つの第3ガス供給部32が、取付板16の下面のうち側壁部7に囲まれる部分に配設されている。そして、第3ガス供給部32のガス噴出口32aが、側壁部7の内側の壁面である内壁面34に対して斜め方向に向けられている。このため、ガスが側壁部7に斜めから吹き付けられて、側壁部7から異物が除去される。ここでは、複数の第3ガス供給部32のガス噴出口32aが、取付板16を下面から見た平面視において環状の一方方向に向けられている。このような構成によれば、ガスの回転流が生じるので、異物の除去効果の向上が期待できる。
なお、第3ガス供給部32は、側壁部7がチャックステージ3と接触した場合には、第1ガス供給部30と同様に、測定空間35にガスを供給可能に構成されている。
<動作>
本実施の形態2に係る評価装置1の動作は、第1ガス供給工程及び第3ガス供給工程を除いて、実施の形態1で説明した動作と同様である。上述した実施の形態1に係る第1ガス供給工程では、第2ガス供給部31がプローブ10に対してガス吹付けを行ったが、本実施の形態2に係る第1ガス供給工程では、第3ガス供給部32が側壁部7に対してガス吹付けを行う。また、本実施の形態2に係る第3ガス供給工程では、第1ガス供給部30及び第3ガス供給部32の少なくともいずれか1つから測定空間35にガスを供給する。
<実施の形態2のまとめ>
以上のような本実施の形態2に係る評価装置1は、側壁部7がチャックステージ3と近接した場合には、側壁部7に向けてガスを供給可能であり、側壁部7がチャックステージ3と接触した場合には、測定空間35にガスを供給可能な第3ガス供給部32を備える。これにより、測定空間35内を加圧すること、及び、測定空間35形成前に側壁部7にガス吹付けを行うことができるので、部分放電の発生をさらに抑制することができる。
また本実施の形態2では、第1ガス供給部30及び第3ガス供給部32は、取付板16の下面のうち側壁部7に囲まれる部分に配設されている。このような構成によれば、測定空間35形成前のガス吹付けが、側壁部7から側方に逃げてしまうことを抑制することができるので、ガスの使用効率を高めることができる。
なお、以上に説明した構成では、第3ガス供給部32のガス噴出口32aが、側壁部7の内壁面34に対して斜め方向に向けられていたが、これに限るものではない。例えば、図示しないが、第3ガス供給部32のガス噴出口が、側壁部7の内壁面34に対して垂直方向に向けられた構成であってもよい。このような構成によれば、ガスによって異物を直接的に除去することができる。
また例えば、図示しないが、第3ガス供給部32のガス噴出口に関して、これらを組み合わせてもよい。つまり、複数の第3ガス供給部32のうちのいくつかのガス噴出口が、側壁部7の内壁面34に対して垂直方向に向けられ、複数の第3ガス供給部32のうちの残りのガス噴出口が、側壁部7の内壁面34に対して斜め方向に向けられた構成であってもよい。
<変形例1>
実施の形態1及び実施の形態2のそれぞれで説明した評価装置1は、第2ガス供給部31及び第3ガス供給部32のいずれか1つを備えていたが、これに限るものではない。例えば、本変形例1のように図示しない評価装置1は、第2ガス供給部31及び第3ガス供給部32の両方を備えてもよい。このような構成によれば、実施の形態1及び2の両方の効果を得ることができる。
なお本変形例1などにおいて、第1ガス供給部30及び第2ガス供給部31の少なくともいずれか1つが、側壁部7の内壁面34に配設されてもよい。図9(断面概略図)に、その一例として、4つの第1ガス供給部30が、側壁部7の4つの内壁面34のそれぞれに配設された構成を示す。このような構成によれば、取付板16にガス供給部を取り付ける加工を行う必要がなくなるので、取付板16に配設される構成要素を低減することができる。
また本変形例1などにおいて、第1ガス供給部30、第2ガス供給部31及び第3ガス供給部32の少なくともいずれか1つが、チャックステージ3の上部のうち側壁部7と接触可能な部分よりも内側の部分に配設されてもよい。図10(断面概略図)に、その一例として、4つの第1ガス供給部30が、チャックステージ3の上部に配設された構成を示す。このような構成によれば、ガス流路36の配管の扱いが容易となり、かつ側壁部7及びプローブ基体2の交換が容易となる。
なお、第1ガス供給部30、第2ガス供給部31及び第3ガス供給部32の少なくともいずれか1つのガスの噴出方向を半導体装置5の方向に変更可能な可変機構であるガス方向可変機構が、側壁部7の内壁面34に配設されてもよい。図10には、その一例として、第1ガス供給部30のガスの噴出方向を半導体装置5の方向に変更可能なガス方向可変機構38が示されている。このような構成によれば、第1ガス供給部30をチャックステージ3の表面から突出させずに、効果的にガスを半導体装置5に吹き付けることができる。なお、ガス方向可変機構38は樹脂や絶縁部材等で作製され、ネジ止めや接着等で側壁部7に配設される。
<変形例2>
図3などに示される第1ガス供給部30のガス噴出口30aは、半導体装置5の終端部20の上方から半導体装置5の上面に対して垂直方向に向けられていたが、これに限るものではない。
例えば、第1ガス供給部30のガス噴出口30aは、チャックステージ3の上面、ひいては半導体装置5の上面に対して斜め方向に向けられてもよい。このような構成によれば、斜めから吹き付けられたガスが、異物の側部から押し出すことにより、異物を除去することができる。なお、このような構成は、図5に示した第2ガス供給部31のように、第1ガス供給部30のガス噴出口30aの近傍部分が折り曲げられることにより実現されてもよいし、図11(断面概略図)に示すように、第1ガス供給部30が取付板16に対して斜めに配設されることにより実現されてもよい。
またこのような構成において、第1ガス供給部30のガス噴出口30aは、図8に示した第3ガス供給部32のように、取付板16を下面から見た平面視において環状の一方方向に向けられてもよい。このような構成によれば、ガスの回転流が生じるので、異物の除去効果の向上が期待できる。
なお、半導体装置5の終端部20(図2)上の異物を主に除去するのであれば、図12(平面概略図)に示すように、第1ガス供給部30のガス噴出口30aは、側壁部7の内壁面34、ひいては半導体装置5の終端部20に沿った方向に向けられてもよい。半導体装置5の終端部20上の異物を主に除去しないのであれば、図13(平面概略図)に示すように、第1ガス供給部30のガス噴出口30aは、側壁部7の内壁面34、ひいては半導体装置5の終端部20に対して斜め方向に向けられてもよい。
また例えば、第1ガス供給部30のガス噴出口に関して、図3の構成と、図11〜図13などの構成とを組み合わせてもよい。つまり、複数の第1ガス供給部30のうちのいくつかのガス噴出口が、チャックステージ3の上面に対して垂直方向に向けられ、複数の第1ガス供給部30のうちの残りのガス噴出口が、チャックステージ3の上面に対して斜め方向に向けられた構成であってもよい。
また、第1ガス供給部30、第2ガス供給部31及び第3ガス供給部32の少なくともいずれか1つのガス噴出口は、絞り構造などの先細り形状を有してもよい。図14(断面概略図)に、その一例として、第1ガス供給部30のガス噴出口30aが、先細り形状を有する構成を示す。このような構成によれば、吹付け領域は狭くなるが、ガスをより強く吹き付けることができる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態及び各変形例を自由に組み合わせたり、各実施の形態及び各変形例を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
1 評価装置、3 チャックステージ、4 評価制御部、5 半導体装置、7 側壁部、10 プローブ、16 取付板、24 保護部材、26 シール部材、27 嵌合部、28 溝部、30 第1ガス供給部、31 第2ガス供給部、32 第3ガス供給部、30a,31a,32a ガス噴出口、34 内壁面、35 測定空間、37 温度センサ、38 ガス方向可変機構。

Claims (24)

  1. 被測定物の電気特性を評価する評価装置であって、
    前記被測定物が載置されるステージと、
    前記ステージ上方に配設された上部材と
    を備え、
    前記ステージと前記上部材とは、互いに近接及び離反可能であり、
    前記上部材の下面に配設されたプローブと、
    前記上部材の前記下面に配設され、前記プローブの側方を囲む側壁部と、
    前記側壁部が前記ステージと近接した場合には、前記ステージに載置された前記被測定物に向けてガスを供給可能であり、前記側壁部が前記ステージと接触した場合には、前記ステージ、前記側壁部及び前記上部材に囲まれた空間にガスを供給可能な第1ガス供給部と、
    前記第1ガス供給部のガスの供給によって前記空間の圧力が上昇された状態で、前記プローブと接続された前記被測定物の電気特性を評価する評価部と
    をさらに備え、
    前記側壁部が前記ステージと近接した場合には、前記側壁部に向けてガスを供給可能であり、前記側壁部が前記ステージと接触した場合には、前記空間にガスを供給可能な第3ガス供給部をさらに備える、評価装置。
  2. 被測定物の電気特性を評価する評価装置であって、
    前記被測定物が載置されるステージと、
    前記ステージ上方に配設された上部材と
    を備え、
    前記ステージと前記上部材とは、互いに近接及び離反可能であり、
    前記上部材の下面に配設されたプローブと、
    前記上部材の前記下面に配設され、前記プローブの側方を囲む側壁部と、
    前記側壁部が前記ステージと近接した場合には、前記ステージに載置された前記被測定物に向けてガスを供給可能であり、前記側壁部が前記ステージと接触した場合には、前記ステージ、前記側壁部及び前記上部材に囲まれた空間にガスを供給可能な第1ガス供給部と、
    前記第1ガス供給部のガスの供給によって前記空間の圧力が上昇された状態で、前記プローブと接続された前記被測定物の電気特性を評価する評価部と
    をさらに備え、
    前記側壁部が前記ステージと近接した場合には、前記プローブに向けてガスを供給可能であり、前記側壁部が前記ステージと接触した場合には、前記空間にガスを供給可能な第2ガス供給部と、
    前記側壁部が前記ステージと近接した場合には、前記側壁部に向けてガスを供給可能であり、前記側壁部が前記ステージと接触した場合には、前記空間にガスを供給可能な第3ガス供給部と
    をさらに備える、評価装置。
  3. 請求項に記載の評価装置であって、
    前記第1ガス供給部、前記第2ガス供給部及び前記第3ガス供給部の少なくともいずれか1つは、前記上部材の前記下面のうち前記側壁部に囲まれる部分に配設されている、評価装置。
  4. 請求項に記載の評価装置であって、
    前記第1ガス供給部、前記第2ガス供給部及び前記第3ガス供給部の少なくともいずれか1つは、前記ステージの上部のうち前記側壁部と接触可能な部分よりも内側の部分に配設されている、評価装置。
  5. 請求項1または請求項に記載の評価装置であって、
    前記第1ガス供給部のガス噴出口は、前記ステージの上面に対して垂直方向に向けられている、評価装置。
  6. 請求項1または請求項に記載の評価装置であって、
    前記第1ガス供給部のガス噴出口は、前記ステージの上面に対して斜め方向に向けられている、評価装置。
  7. 請求項に記載の評価装置であって、
    複数の前記第1ガス供給部のガス噴出口は、前記上部材の平面視において環状の一方方向に向けられている、評価装置。
  8. 請求項1または請求項に記載の評価装置であって、
    複数の前記第1ガス供給部のうちのいくつかのガス噴出口は、前記ステージの上面に対して垂直方向に向けられ、
    前記複数の第1ガス供給部のうちの残りのガス噴出口は、前記ステージの上面に対して斜め方向に向けられている、評価装置。
  9. 請求項または請求項に記載の評価装置であって、
    前記第3ガス供給部のガス噴出口は、前記側壁部の内側の壁面に対して垂直方向に向けられている、評価装置。
  10. 請求項または請求項に記載の評価装置であって、
    前記第3ガス供給部のガス噴出口は、前記側壁部の内側の壁面に対して斜め方向に向けられている、評価装置。
  11. 請求項または請求項に記載の評価装置であって、
    複数の前記第3ガス供給部のうちのいくつかのガス噴出口は、前記側壁部の内側の壁面に対して垂直方向に向けられ、
    前記複数の第3ガス供給部のうちの残りのガス噴出口は、前記側壁部の内側の壁面に対して斜め方向に向けられている、評価装置。
  12. 請求項に記載の評価装置であって、
    前記第1ガス供給部、前記第2ガス供給部及び前記第3ガス供給部の少なくともいずれか1つのガス噴出口は、先細り形状を有する、評価装置。
  13. 請求項1から請求項12のうちのいずれか1項に記載の評価装置であって、
    前記側壁部は絶縁性を有する、評価装置。
  14. 請求項1から請求項13のうちのいずれか1項に記載の評価装置であって、
    前記側壁部または前記ステージに配設された弾性体をさらに備え、
    前記側壁部は、前記弾性体を介して前記ステージと接触可能である、評価装置。
  15. 請求項1から請求項13のうちのいずれか1項に記載の評価装置であって、
    前記側壁部は、
    前記ステージと接触可能な部分に配設された、柔軟性を有する保護部材を有する、評価装置。
  16. 請求項1から請求項15のうちのいずれか1項に記載の評価装置であって、
    前記上部材の前記下面に溝部が配設され、
    前記側壁部は、前記溝部と嵌合されている、評価装置。
  17. 請求項1から請求項15のうちのいずれか1項に記載の評価装置であって、
    前記上部材の前記下面を貫通する貫通孔が配設され、
    前記側壁部は、前記貫通孔と嵌合されている、評価装置。
  18. 請求項17に記載の評価装置であって、
    複数の前記貫通孔と嵌合される複数の突起が、前記側壁部の前記ステージと逆側の部分に配設されている、評価装置。
  19. 請求項に記載の評価装置であって、
    前記側壁部に配設され、前記第1ガス供給部、前記第2ガス供給部及び前記第3ガス供給部の少なくともいずれか1つのガスの噴出方向を、前記ステージに載置された前記被測定物の方向に変更可能な可変機構をさらに備える、評価装置。
  20. 請求項1から請求項19のうちのいずれか1項に記載の評価装置であって、
    前記ステージに載置された前記被測定物の温度を計測する温度計測部をさらに備える、評価装置。
  21. 請求項20に記載の評価装置であって、
    前記温度計測部は熱電対を含む、評価装置。
  22. 請求項20に記載の評価装置であって、
    前記温度計測部は放射温度計を含む、評価装置。
  23. 請求項20に記載の評価装置であって、
    前記温度計測部はサーミスタを含む、評価装置。
  24. 請求項に記載の評価装置が行う評価方法であって、
    前記側壁部が前記ステージと近接した場合に、前記第2ガス供給部及び前記第3ガス供給部の少なくともいずれか1つからガスを供給する第1ガス供給工程と、
    前記第1ガス供給工程後、前記側壁部が前記ステージと接触する前に、前記第1ガス供給部からガスを供給する第2ガス供給工程と、
    前記側壁部が前記ステージと接触した場合に、前記第1ガス供給部、前記第2ガス供給部及び前記第3ガス供給部の少なくともいずれか1つから、前記空間にガスを供給する第3ガス供給工程と
    を備える、評価方法。
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