JP6084041B2 - 編物基材の形成方法、編物基材、および繊維強化プラスチック - Google Patents

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Description

本発明は、強化繊維からなる糸が交差して基材全体にわたって配される編物基材の形成方法及び編物基材に関する。特に、複雑な形状の編物基材の形成方法に関する。
繊維強化プラスチック(FRP)の繊維基材や防弾・防刃チョッキの素材として、強化繊維を用いた編物基材が利用される。強化繊維からなる糸同士が交差した編地の編成方法として、特許文献1に記載の技術がある。特許文献1には、横編機を用いて、強化繊維からなる経糸及び緯糸の各層を編糸で結合した多層編み構造体(編物基材)が開示されている。この編物基材は、経糸を複数本平行に配置して横編機の歯口へ上部から供給し、緯糸と編糸は横編機のキャリアで供給し、編糸で編地を形成して経糸と緯糸を結合することで編成される。
特表2000−501792号公報
編物基材として、矩形状だけでなく様々な形状のものが要望されている。所望の形状の編物基材とするために、緯糸と編糸は、キャリアの引返し位置を変えることが挙げられる。特許文献1の編物基材は、経糸を複数本平行に配置した状態が固定されて編成される。よって、編物基材の形状は、緯糸と編糸の引返し位置を変えたとしても、経糸が歯口に沿った方向の配置に限定され、経糸のみが並列されて編地が存在しない領域が形成されてしまう。このような編物基材を所望の形状にするには、経糸を切断・除去する後処理が必要になる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的の一つは、強化繊維からなる糸が交差して基材全体にわたって配される編物基材の形成方法を提供する。本発明の他の目的は、強化繊維からなる糸が交差状態で配された編物基材を、任意の形状に形成する方法を提供することにある。また、本発明の別の目的は、本発明の編物基材の形成方法を適用して形成された編物基材を提供することにある。
本発明の編物基材の形成方法は、横編機を用いて編物基材を形成する方法であり、以下の工程α〜工程γを備える。
[工程α]…横編機で編成すべき編地の形状の基礎となる基本型紙に対応して、強化繊維からなるインレイ糸を編幅方向に挿入しながら編糸でベース編地部を編成し第1の編地を成型する。
[工程β]…前記基本型紙において、工程αの編成時とは異なる向きとした基本型紙に対応して、強化繊維からなるインレイ糸を編幅方向に挿入しながら編糸でベース編地部を編成し第2の編地を成型する。
[工程γ]…前記第1の編地と第2の編地とを互いの形状が一致するように重ね合わせる。
本発明の編物基材の形成方法の一形態として、前記工程α及び前記工程βにおいて、編幅方向の編目数がウエール方向(編地の縦方向)で異なるようにベース編地部の少なくとも一部を編成する形態が挙げられる。編幅方向の編目数を変える具体的な編成方法としては、増やし目、減らし目、及び引き返し編成の少なくとも一つを利用することが挙げられる。
本発明の編物基材は、複数の編地から構成された編物基材である。前記各編地は、ベース編地部を編成する編糸と、前記ベース編地部に編幅方向に挿入され、強化繊維からなるインレイ糸とを備える。前記編物基材を構成する少なくとも2枚の編地は、インレイ糸の配向方向が互いに異なるように重ね合わされている。
本発明の編物基材の一形態として、前記インレイ糸は、直線部と、前記編地の編幅方向端部において、この直線部から折り返されて次の直線部に繋がる折り返し部とを備える形態が挙げられる。
本発明の編物基材の一形態として、前記編地は、該編地の少なくとも一部に編幅方向の編目数がウエール方向で異なる領域を備える形態が挙げられる。
本発明の繊維強化プラスチックは、樹脂からなる母材と、前記母材を補強する繊維基材とを備え、前記繊維基材が本発明の編物基材である。
本発明の編物基材の形成方法は、共通する一枚の基本型紙を用いることで、同じ形状でありながらインレイ糸の配向方向が互いに異なる複数の編地を容易に編成することができる。これらの編地を互いの形状が一致するように重ね合わせるだけで、インレイ糸の配向方向が互いに異なる編物基材を容易に得ることができ、効率的である。各編地の基本型紙が共通するため、複雑な形状の編物基材であっても、基本型紙に対応してインレイ糸を編幅方向に挿入することで、編物基材全体にわたってインレイ糸を交差できる。編物基材においてインレイ糸が所望の配向方向となるように、各編地の編成の際に基本型紙の編成角度を設定すればよいため、インレイ糸の配向方向の自由度が高い。また、共通の基本型紙を用いて各編地を成型編みするため、複雑な形状の編物基材を容易に得ることができる。各編地は、強化繊維をインレイ糸として編幅方向にのみ挿入しているため、編地のウエール方向に伸びが生じる。よって、各編地は柔軟性を有するため、各編地を重ね合わせ易い。
編幅方向の編目数がウエール方向で異なるようにベース編地部の少なくとも一部を編成することで、各編地を容易に任意の形状に形成することができる。特に、ウエール方向において、編地部分を増やし目や減らし目、引き返し編成などを行うことで立体的に編地を編成することができる。本発明の編物基材の形成方法は、共通の基本型紙を用いて各編地を編成するため、立体形状の編物基材であっても、基本型紙に対応した編地を重ね合わせることで、編物基材全体にわたってインレイ糸を交差できる。
本発明の編物基材は、強化繊維からなるインレイ糸の配向方向が互いに異なるように配置されているため、高強度である。本発明の編物基材は、各編地がインレイ糸を備えることで、各編地の編幅方向に強化繊維を配することができる。編幅方向にインレイ糸を配した各編地が、互いの形状が一致するように重ね合わされていることで、編物基材全体にわたってインレイ糸が交差しており、編物基材全体にわたって一様に高強度である。また、複雑な形状の編物基材であっても、編物基材全体にわたってインレイ糸が交差した状態とできる。
前記インレイ糸は、直線部と折り返し部とで一連に構成される領域が存在することで、より高強度な編物基材となる。
前記編地の少なくとも一部に編幅方向の編目数がウエール方向で異なる領域を備えることで、各編地は任意の形状となる。特に、ウエール方向において、編地部分を増やし目や減らし目、引き返し編成などを行うことで該編地は立体形状となる。本発明の編物基材は、複雑な立体形状であっても、編物基材全体にわたってインレイ糸が交差しているため、高強度である。特に、広い面積にわたってインレイ糸が途中で分断されることなく一連となった立体形状の編物基材を得ることもできる。
本発明の繊維強化プラスチックは、矩形などの簡易な平面形状は勿論、矩形以外の任意の平面形状や立体形状であっても編物基材全体にわたってほぼ一様に高強度である本発明の編物基材を利用しているため、繊維強化プラスチック全体にわたって高強度である。
(A)は実施形態1に示す編物基材の概略図であり、(B)は(A)の編物基材に対応する型紙を示す図である。 (A)は実施形態2に示す編物基材の概略図であり、(B)は(A)の編物基材に対応する型紙を示す図である。 (A)は実施形態3に示す編物基材の概略図であり、(B)は(A)の編物基材に対応する型紙を示す図である。 (A)は実施形態4に示す編物基材の概略図であり、(B)は(A)の編物基材に対応する型紙を示す図である。
<実施形態1>
以下、本発明の編物基材とその形成方法について説明する。編物基材は、後述するように横編機を用いて形成されるが、先に編物基材の構成について説明し、その後、編物基材の形成方法について説明する。図1に示す本実施形態の編物基材1は、2枚の編地10a,10bから構成されている。各編地10a,10bは、ベース編地部を構成する編糸60と、ベース編地部に挿入され、強化繊維からなるインレイ糸70とを備える。本発明の特徴の一つは、編地10a,10bが、インレイ糸70の配向方向が互いに異なるように重ね合わされていることにある。
[編物基材]
編物基材1は、図1(A)に示すように、等脚台形の平面形状であり、強化繊維からなる緯糸71と経糸72とを備える。緯糸71と経糸72は直交している。編物基材1は、図1(B)に示すように、別々に形成された2枚の編地10a,10bが、互いの形状を一致させるように重ね合わされている。
〔編地〕
編地10a,10bは、インレイ糸70が編糸60によるベース編地部に挿入されている。各編地10a,10bは、形状が同じであって、インレイ糸70の配向方向が90°異なっている。ここでは、編地10aのインレイ糸70を編物基材1の緯糸71とし、編地10bのインレイ糸70を編物基材1の経糸72としている。
編糸60は、強化繊維や、非強化樹脂繊維などが利用できる。強化繊維としては、例えば、炭素繊維、アラミド繊維、ガラス繊維、超高分子量ポリエチレン(具体例:ダイニーマ:登録商標)などが挙げられる。非強化樹脂繊維としては、例えば、ナイロン樹脂繊維、ポリエチレン樹脂繊維、ポリエステル樹脂繊維、ポリプロピレン樹脂繊維、ポリエーテルエーテルケトン樹脂繊維、ポリエーテルケトン樹脂繊維などの熱可塑性樹脂繊維、不飽和ポリエステル繊維、フェノール樹脂繊維、エポキシ樹脂繊維などの熱硬化性樹脂繊維が挙げられる。他に、金属を含む高強度糸が利用できる。金属材料としては、ステンレス鋼製の糸、アルミニウム合金製の糸、チタン合金製の糸などが挙げられる。本発明の編物基材1をFRPの基材に利用する場合、熱可塑性樹脂繊維を用いることで、FRPの作製過程で受ける熱によって溶融して編糸60の原形を留めず、FRPの母材となる樹脂と一体化できて好ましい。本発明の編物基材1を防弾・防刃チョッキの素材として利用する場合、強化繊維や金属を含む高強度糸を用いることで、ベース編地部も高強度とできて好ましい。
インレイ糸70は、強化繊維からなり、例えば、炭素繊維、アラミド繊維、ガラス繊維、超高分子量ポリエチレン(具体例:ダイニーマ:登録商標)などが利用できる。
インレイ糸70は、図1(A)における編地10aのみを抜粋した拡大図に示すように、編糸60によって形成された編目において、隣接する編目の前後(紙面手前側奥側)を交互に挿通させることで、固定することができる。インレイ糸70の挿入方法については、この拡大図の方法に限定されず、他の公知の方法を採用することができる。
インレイ糸70は、図1(A)の拡大図に示すように、単一の糸で、ある直線部70sを形成すると、編地の編幅方向端部における折り返し部70rで折り返し、次の直線部70sを形成するように蛇行配置される。インレイ糸70は、単一で蛇行配置する以外に、各直線部を別々の糸で構成してもよい。例えば、編物基材1の周縁部を所望の形状に切断すると、各直線部が別々の糸となる。
ここでは、各インレイ糸71,72で形成される角度は、90°(直交)としているが、基本型紙100の傾きを任意の角度で変更して、インレイ糸70を挿入しながらベース編地部を成型編みすることで、各インレイ糸71,72で形成される角度は、45°など所望の角度とできる。
重ね合わされた編地は2枚以上であればよく、少なくとも2枚の編地が、インレイ糸70の配向方向が互いに異なっていればよい。編物基材1は、編地10a,10bの重ね合わせで構成されているため、ベース編地部が二重になっており、厚みを有する。重ね合わせる編地の枚数が増えるほど、編物基材の厚みも厚くなる。
本実施形態の編物基材1は、2次元形状であるが、編物基材1を張り付ける型が、例えば上辺11側及び下辺12側が開口して、下辺12から上辺11に向かって先細りの筒状(スカート状)である場合、編物基材1を型に巻き付けるように張り付ければよい。
本実施形態の編物基材1を編成するための型紙は、等脚台形の平面形状であるが、例えば、略三角形状の複数枚のハギからなる型紙とし、各ハギはインレイ糸70を挿入しながら、引き返し編成を行っても構わない。この場合でも、インレイ糸70の配向方向が異なる。
図1(A)に示す編物基材1、及び図1(B)に示す基本型紙100は、概略図であって、編地10a,10bを重ね合わせた場合のインレイ糸70の配向方向を分かり易く図示したものである。実際は、編地10aの上に10bを重ね合わせた場合、上から編物基材1を見ると、編地10bのインレイ糸(経糸72)が見える。
[用途]
本発明の編物基材1は、FRPの基材に好適に利用できる。この場合、本発明の編物基材1に樹脂を含浸させて加熱圧縮する。なお、編物基材1の編糸60に樹脂が含まれている場合は、追加で編物基材1に樹脂を含浸や塗布させてもよいが、この追加は必須ではない。他に、本発明の編物基材1は、防弾・防刃チョッキの素材に好適に利用できる。
[編物基材の形成方法]
上述した本発明の編物基材1は横編機を用いて、以下の形成方法によって得られる。本発明の編物基材1の形成方法では、横編機で編成すべき編地の形状の基礎となる共通の基本型紙100を用いて複数枚の編地10a,10bを編成する。編地の編成には、左右方向に延び、かつ前後方向に互いに対向する一対の針床を備え、前後の針床間で編目の目移しが可能であると共に、少なくとも一方の針床がラッキング可能な2枚(4枚でも可)ベッド横編機を用いる。基本的には2枚の針床のうちどちらか一方を主として用いれば、各編地10a,10bは編成できる。
〔基本型紙〕
本実施形態で用いる基本型紙100は、図1(B)-(a)に示すように、上辺111と下辺112と側辺113とで形成される等脚台形の平面形状である。本実施形態1の編物基材1は、二次元形状であるため、基本型紙100の形状がそのまま編物基材1の形状となる。つまり、基本型紙100の上辺111、下辺112、側辺113が、編物基材1の上辺11、下辺12、側辺13に対応する。図1(B)-(a)に示す基本型紙100の向きを0°とする。
〔工程α〕
図1(B)-(a)に示す形状の基本型紙100に対応して、インレイ糸70を挿入しながら編糸60でベース編地部を編成し編地10aを編成する。図中の複数の横線がインレイ糸70の挿入方向である。
編地10aの編成方法は、まず、一方の針床において、編糸60で1コース編成を行う。次に、編成された編目を一つ置きに対向する他方の針床に目移しし、インレイ糸70を両針床間に挿通させる。そして、目移しした編目を元に戻す。そうすることで、図1(A)の拡大図に示すように、インレイ糸70を隣接する編目の前後を交互に配置させることができる。この1コースの編目に新たな編成を行うことで、挿入したインレイ糸70を固定することができる。基本型紙100は、等脚台形状であり側辺113が傾斜しているため、新たな編成を行う際は、減らし目による編成を行う。この状態で、新たに編成された編目を一つ置きに対向する他方の針床に目移しし、インレイ糸70を両針床間に挿通させ、目移しした編目を元に戻す。この動作を繰り返すことで、図1(B)-(a)に示す基本型紙100の複数の横線に対応してインレイ糸70を配することができる。この編地10aは、下辺112が編み始め、上辺111が編み終わりとなる。
〔工程β〕
図1(B)-(b)に示すように、基本型紙100を90°回転する。この90°回転した基本型紙100に対応して、上述した編地10aの編成方法と同様に、インレイ糸70を挿入しながら編糸60でベース編地部を編成し編地10bを編成する。図中の複数の横線がインレイ糸70の挿入方向である。ここでは、基本型紙100を90°回転したが、この基本型紙100の回転角度は任意に設定することができる。この編地10bは、下側の側辺113の右角部が編み始めで、上側の側辺113の右角部が編み終わりとなる。
〔工程γ〕
編地10aと編地10bとを、互いの形状が一致するように重ね合わせる。図1(B)-(c)に示すように、編地10aの編成に用いた基本型紙100と編地10bの編成に用いた基本型紙100は90°異なるため、両基本型紙100を重ね合わせると、インレイ糸70の挿入方向は直交する。基本型紙100に対応して編成した編地10a,10bを重ね合わせているため、編成された編物基材1は、インレイ糸70が緯糸71と経糸72で直交した状態が編物基材1全体にわたって配される(図1(A))。
<実施形態2>
実施形態1では、2次元形状の編物基材1の編成方法を説明した。実施形態2では、図2を参照して、3次元形状の編物基材2の編成方法を説明する。実施形態2の編物基材2は、図2(A)に示すように、矩形状の外縁部21の中央部に湾曲した膨らみ部22を備える。各編地20a,20bに用いている編糸やインレイ糸については実施形態1と同様のため、以下では基本型紙200を用いた編物基材2の編成方法について説明する。
〔基本型紙〕
基本型紙200は、図2(B)-(a)に示すように、大台形と小台形とが一体となった形状の半体を小台形の短辺を境界として上下に対称配置させた膨らみ部222と、この膨らみ部222を挟んで配置させた矩形状の外縁部221とを備える。この基本型紙200は、3次元形状の編物基材2を2次元に展開した型紙である。よって、この基本型紙200に対応して各編地20a,20bを編成する際は、図2(B)において矢印で示されている領域は接続しながら編成される。この接続は、コース方向又はウエール方向において、立体部を形成するための編地部分を設け、各編地部分を接続する。基本型紙200の外縁部221、膨らみ部222が、編物基材2の外縁部21、膨らみ部22に対応する。図2(B)-(a)に示す基本型紙200の向きを0°とする。
まず、図2(B)-(a)に示す基本型紙200に対応して、インレイ糸70を挿入しながら編糸60でベース編地部を編成し編地20aを編成する(工程α)。編地20aの編成は、基本型紙200に対応して、一方の外縁部221(紙面下側)を往復編成し、膨らみ部222で編幅方向の編目数を変えながら引き返しを行い、その後他方の外縁部221(紙面上側)を往復編成する。このとき、膨らみ部222の形状に対応して、一方の外縁部221(紙面下側)の最終コースを編成し終えたら、編地の一部の編目を編針に係止して編成を休止した状態としながら、膨らみ部222の中央まで編幅が狭くなるように引き返し位置を変えて編成を行う。その後、休止状態としていた編針に係止した編目も含めて、編幅が広くなるように引き返し編成を行う。この編地20aは、紙面下側の外縁部221の下辺が編み始めで、紙面上側の外縁部221の上辺が編み終わりとなる。
次に、図2(B)-(b)に示すように、基本型紙200を90°回転する。この90°回転した基本型紙200に対応して、インレイ糸70を挿入しながら編糸60でベース編地部を編成し編地20bを編成する(工程β)。編地20bの編成は、基本型紙200に対応して、両外縁部221の一側端(紙面下側)から連続して編成し、膨らみ部222の編成箇所では内増やししながら、両外縁部221間に立体部を形成するための編地部分である膨らみ部222を編成する。膨らみ部222の中央まで編成を行った後、膨らみ部222の形状に対応して、膨らみ部222を重ね目(減らし)により編成を行いながら、両外縁部221を減らしにより互いの距離を狭めていき、各編地部分を接続する。この編地20bは、両外縁部221の紙面下側に位置する側辺が編み始めで、両外縁部221の対向する紙面上側の側辺が編み終わりとなる。
そして、編地20aと編地20bとを、互いの形状が一致するように重ね合わせる(工程γ)。このとき、各編地20a,20bの膨らみ部22の形状も一致して重ね合わせる。形成した編物基材2は、インレイ糸70が緯糸71と経糸72で直交した状態が編物基材2全体にわたって配される(図2(A))。膨らみ部22もインレイ糸70が直交した状態となる。
<実施形態3>
実施形態3では、図3を参照して、3次元形状の他の形態の編物基材3の形成方法を説明する。実施形態3の編物基材3は、図3(A)に示すように、矩形状の基材の一部(外縁部31)に略円形の絞り部32と、この絞り部32の内縁から連続して、外縁部31に直交する方向を軸方向とする筒状部33とを備える。筒状部33は、絞り部32から離れるほど小径になり、上下端が開口している。各編地30a,30bに用いている編糸やインレイ糸については実施形態1と同様のため、以下では基本型紙300を用いた編物基材3の形成方法について説明する。
〔基本型紙〕
基本型紙300は、図3(B)-(a)に示すように、3つの小台形をそれぞれ長辺が直線上に揃うように並列配置させた2つの筒状部333と、この筒状部333を挟んで配置させた略矩形状の外縁部331と、この外縁部331において筒状部333と対向する側縁に、筒状部333の長辺に対応して形成した絞り部332とを備える。この基本型紙300は、3次元形状の編物基材3を2次元に展開した型紙である。よって、この基本型紙300に対応して各編地30a,30bを編成する際は、図3(B)において矢印で示されている領域は接続しながら編成される。この接続は、実施形態2と同様に、コース方向又はウエール方向において、立体部を形成するための編地部分を設け、各編地部分を接続する。基本型紙300の外縁部331、絞り部332、筒状部333が、編物基材3の外縁部31、絞り部32、筒状部33に対応する。図3(B)-(a)に示す基本型紙300の向きを0°とする。
編地30aの編成は、図3(B)-(a)に示す基本型紙300に対応して、インレイ糸70を挿入しながら編糸60でベース編地部を編成する。この編成順序は、まず、一方の外縁部331(紙面下側)において絞り部332の中央部分との境界の延長線で形成される矩形状部分を往復編成し、次に外縁部331の残りの部分であって絞り部332の斜辺を脚とする左右どちらか一方の直角台形部を編成して、さらに他方の直角台形部をそれぞれ引き返し編成する。そして、外縁部331のウエール方向終端の編目列を休止状態とし、絞り部332に続けて筒状部333(紙面下側)を、小台形の短辺側に向かって公知の減らし目によって編成する。筒状部333を形成する各小台形の編成時には、各小台形をつなぎながら編成を行い、筒状部333の編幅方向両端部(紙面左側の小台形の左側斜辺及び紙面右側の小台形の右側斜辺)の編目を係止する編針を休止状態とする。次に、対向配置されたもう一つの筒状部333(紙面上側)を小台形の短辺側から長辺側に向けて編成を行う。なお、編物基材3(図3(A))の筒状部33の上端は開口させるため、対向配置する筒状部333の小台形の短辺間では接続は行わない。よって、紙面下側の筒状部333の終端編目列は伏目を施し、紙面上側の筒状部333の編み出しを行う。紙面上側の筒状部333は、各小台形の短辺を連続して編成し、各小台形をつなぎ合わせた状態で公知の増やし目編成を行いながら、紙面下側の筒状部333において休止状態とした編針に係止した編目も含めて引き返し位置を変えて編成する。紙面下側の外縁部331の休止状態の編針に続けて、紙面上側の絞り部332の斜面を脚とする左右どちらか一方の直角台形部を編み始め、引き返し編成しながら紙面上側の筒状部333の最終編目に接続する。さらに他方の直角台形部をそれぞれ紙面下側の外縁部331において休止状態とした編針に係止した編目も含めて引き返し編成しながら紙面上側の筒状部333の最終編目に接続していく。そして、最後に外縁部331の残りの矩形状部分を往復編成する。インレイ糸70は、一対の筒状部333の境界部分で別のインレイ糸に変えてもよい。編地30aは、紙面下側の外縁部331の下辺が編み始めで、紙面上側の外縁部331の上辺が編み終わりとなる。
編地30bは、図3(B)-(b)に示す基本型紙300に対応して、両外縁部331の一端側(紙面下側)から連続して編成し、筒状部333の編成箇所では内増やししながら両外縁部331間に筒状部333を編成する。なお、編物基材3(図3(A))の筒状部33の上端は開口させるため、対向配置する筒状部333の小台形の短辺間では接続は行わない。筒状部333の中央まで編成を行った後、減らしにより両外縁部331の距離を狭めていき、各編地部分を接続する。編地30bは、両外縁部331の紙面下側に位置する側辺が編み始めで、両外縁部331の紙面上側の側辺が編み終わりとなる。
ここでは、編物基材3(図3(A))において、筒状部33の上端は開口しているが、閉口された有蓋形状とすることもできる。その場合、基本型紙300は、2つの筒状部333の小台形の短辺が図示しない蓋で繋がる。
実施形態3も、編物基材3は、編地30a,30bを互いの形状が一致するように重ね合わせているので、筒状部33の形状も一致して重ねられる。よって、編物基材30は、インレイ糸70が緯糸71と経糸72で直交した状態が編物基材3全体にわたって配される(図3(A))。筒状部33もインレイ糸70が直交した状態となる。
<実施形態4>
実施形態4では、図4を参照して、実施形態3と同様の形状(外縁部41、絞り部42、筒状部43を備える)編物基材4を、実施形態3とは別の基本型紙400を用いて形成する方法を説明する。各編地40a,40bに用いている編糸やインレイ糸については実施形態1と同様のため、以下では基本型紙300を用いた編物基材4の形成方法について説明する。
〔基本型紙〕
基本型紙400は、図4(B)-(a)に示すように、3つの小台形をそれぞれ長辺及び短辺がそれぞれ直線上に揃うように並列配置させた絞り部442と、この絞り部442の長辺側に連続して配置させた外縁部441と、絞り部442の短辺側に連続して配置させた筒状部443とを備える。この基本型紙400は、3次元形状の編物基材4を2次元に展開した型紙である。図4(B)では、基本型紙400は2次元で図示しているため、実際の基本型紙400の前半分のみ図示している。つまり、前半分と同形状の後半分が紙面奥側に存在する。この基本型紙400に対応して各編地40a,40bを編成する際は、図4(B)において矢印で示されている領域は接続しながら編成される。この接続は、実施形態2と同様に、コース方向又はウエール方向において、立体部を形成するための編地部分を設け、各編地部分を接続する。基本型紙400の外縁部441、絞り部442、筒状部443が、編物基材4の外縁部41、絞り部42、筒状部43に対応する。図4(B)-(a)に示す基本型紙400の向きを0°とする。
編地40aの編成は、図4(B)-(a)に示す基本型紙400に対応して、インレイ糸70を挿入しながら編糸60でベース編地部を編成する。この編成順序は、まず、前半分及び後半分の各外縁部441をそれぞれ前針床及び後針床で個別に往復編成する。このとき、インレイ糸70は、前後針床に個別に挿入する。各外縁部441のウエール方向終端の編目列のうち、絞り部442の両側に位置する編目列は、対向する針床の編目列と互いに接合される。次に、前半分及び後半分の絞り部442を、減らし目を行いながら前針床及び後針床によって一体の筒状に編成する。この筒状編成に連続して、前半分及び後半分の筒状部443を前針床及び後針床によって一体の筒状に編成する。筒状編成の際は、インレイ糸70は、各外縁部441の編成の際に用いた各インレイ糸70を2本合わせて挿入してもよいし、一方のインレイ糸70のみを挿入してもよい。編地40aは、前半分及び後半分の外縁部441の下辺が編み始めで、筒状部443の開口縁が編み終わりとなる。
編地40bは、図4(B)-(b)に示す基本型紙400に対応して、前半分及び後半分の各外縁部441、絞り部442、筒状部443をそれぞれ前針床及び後針床により編成する。各外縁部441の絞り部442側の端部(紙面左側)において、絞り部442とは接続されない部分(絞り部442の上下側に位置する部分)は、前針床及び後針床によって連続して編成する。各外縁部441の絞り部442と接続される部分は、前針床及び後針床で個別に、外縁部441と絞り部442とを連続して編成する。かつ、絞り部442の筒状部443側の端部(紙面左側)では、絞り部442と筒状部443とを接続しながら編成する。絞り部442は、3つの小台形に対応して、編地の一部の編目を編針に係止して編成を休止状態としながら引き返し位置を変えて編成を行うことと、休止状態とした編針に係止した編目も含めて引き返し位置を変えて編成を行うこととを繰り返して紙面上下に隣接する小台形同士を接続する。筒状部443は、紙面下側の側辺を編み始めとして、前針床及び後針床で個別に編成しつつ、絞り部442側の端部(紙面右側)で絞り部442と接合する。筒状部443の編み始めと紙面上側の編み終わりでは、前針床及び後針床で編成する編地を接合する。絞り部442のコース方向の一端(紙面右側)は外縁部441と連続して編成することで繋がり、他端(紙面左側)は筒状部443と接合しながら編成することで繋がっている。編地40bは、前半分及び後半分の外縁部441の紙面下側に位置する側辺が編み始めで、外縁部441の紙面上側の側辺が編み終わりとなる。
ここでは、編物基材4において、筒状部43の上端は開口しているが、閉口された有蓋形状とすることもできる。その場合、基本型紙400は、前半分及び後半分の各筒状部443を繋ぐ蓋(図示せず)が前半分及び後半分のどちらか一方に形成される。もしくは、前半分と後半分の各々に分割した蓋をそれぞれに形成し、各蓋はそれぞれの終端編目列同士を接合する。
実施形態4も、編物基材4は、編地40a,40bを互いの形状が一致するように重ね合わせているので、筒状部43の形状も一致して重ねられる。よって、編物基材40は、インレイ糸70が緯糸71と経糸72で直交した状態が編物基材4全体にわたって配される(図4(A))。筒状部43もインレイ糸70が直交した状態となる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるわけではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更して実施することができる。
1,2,3,4 編物基材
10a,10b,20a,20b,30a,30b,40a,40b 編地
11 上辺 12 下辺 13 側辺
21 外縁部 22 膨らみ部
31 外縁部 32 絞り部 33 筒状部
41 外縁部 42 絞り部 43 筒状部
60 編糸
70 インレイ糸 71 緯糸 72 経糸
70s 直線部 70r 折り返し部
100,200,300,400 基本型紙
111 上辺 112 下辺 113 側辺
221 外縁部 222 膨らみ部
331 外縁部 332 絞り部 333 筒状部
441 外縁部 442 絞り部 443 筒状部

Claims (4)

  1. 横編機を用いて編物基材を形成する方法において、
    横編機で編成すべき編地の形状の基礎となる基本型紙に対応して、強化繊維からなるインレイ糸を編幅方向に挿入しながら編糸でベース編地部を編成し第1の編地を成型する工程αと、
    前記基本型紙において、工程αの編成時とは異なる向きとした基本型紙に対応して、強化繊維からなるインレイ糸を編幅方向に挿入しながら編糸でベース編地部を編成し第2の編地を成型する工程βと、
    前記第1の編地と前記第2の編地とを互いの形状が一致するように重ね合わせる工程γとを備え
    前記工程α及び前記工程βにおいて、編幅方向の編目数がウエール方向で異なるようにベース編地部の少なくとも一部を編成する編物基材の形成方法。
  2. 複数の編地から構成された編物基材において、
    前記各編地は、ベース編地部を編成する編糸と、前記ベース編地部に編幅方向に挿入され、強化繊維からなるインレイ糸とを備え、
    前記インレイ糸は、直線部と、前記編地の編幅方向端部において、この直線部から折り返されて次の直線部に繋がる折り返し部とを備え、
    前記編物基材を構成する少なくとも2枚の編地は、インレイ糸の配向方向が互いに異なるように重ね合わされている編物基材。
  3. 複数の編地から構成された編物基材において、
    前記各編地は、ベース編地部を編成する編糸と、前記ベース編地部に編幅方向に挿入され、強化繊維からなるインレイ糸とを備え、
    該編地の少なくとも一部に編幅方向の編目数がウエール方向で異なる領域を備え、
    前記編物基材を構成する少なくとも2枚の編地は、インレイ糸の配向方向が互いに異なるように重ね合わされている編物基材。
  4. 樹脂からなる母材と、前記母材を補強する繊維基材とを備える繊維強化プラスチックにおいて、
    前記繊維基材が請求項2又は請求項3に記載の編物基材である繊維強化プラスチック。
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