JP6082297B2 - 電流源回路 - Google Patents

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本発明は、電流源回路に係り、特に、電源電圧の変動に対する動作の安定性向上等を図ったものに関する。
従来から良く知られている電流源回路としては、例えば、図6に示された構成の回路等がある。
以下、同図を参照しつつ、この従来回路について説明する。
この従来の電流源回路は、カレントミラー回路51Aと電流源Iとを有し、回路ブロックCBにカレントミラー回路51Aを介して電流源Iによる電流供給が可能となるように構成されてなるものである。
かかる回路において、定電流源Iにノイズが発生すると、電流供給を受ける回路ブロックCBにもノイズを含んだ電流が供給されてしまう。
そこで、従来、このような不都合を解消する方策としては、図7に示されたように、トランジスタT1のゲートと、電流源Iに接続されるドレインとの間に抵抗器Rを接続すると共に、トランジスタT1のゲートと電源との間に、容量素子C1を接続し、フィルタ回路52Aを構成し、ノイズ除去を行うことが良く行われる。なお、図7において、C2の表記は、寄生容量を意味し、その容量値は1pF程度である。また、容量素子C1の容量値は10pF程度である。
上記構成において、抵抗器Rは、フィルタの効果を増強する機能を果たすものとなっており、その抵抗値が大きい程、容量素子C1の容量値が小さくとも同等の効果を得ることができる。
このようなノイズ除去のための回路を、電流源回路内に内蔵する技術は、例えば、特許文献1等に開示されたものがある。
特開平9−54621号公報(第3−5頁、図1−図3)
ところで、上述のようなフィルタ回路を設けた電流源回路において、電源電圧が変動した場合に、電源電圧変動除去比(PSRR:Power Supply Rejection Ratio)特性が劣化してしまうという問題が生ずる。
かかるPSRRの劣化が生ずるのは、電源電圧が変動した場合、トランジスタT1のソース電圧が、電源電圧の変動と共に変動する一方、容量素子C1を介して印加されるゲート電圧は、容量素子C1と寄生容量C2との容量値の比に応じて減衰し、カレントミラー回路51Aを構成するトランジスタT1,T2のゲート・ソース間電圧Vgsの変動を招き、回路ブロックCBに供給される電流が変動してしまうためである。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、電源電圧変動除去比の低下を招くことなく電流源で発生したノイズの低減、抑圧を可能とする電流源回路を提供するものである。
上記本発明の目的を達成するため、本発明に係る電流源回路は、
カレントミラー回路を有し、前記カレントミラー回路の入力側に設けられた定電流源の電流を、前記カレントミラー回路の出力側に接続された回路ブロックへ供給可能に構成されてなる電流源回路であって、
電源とグランドとの間に分圧用第1及び第2の抵抗器を直列接続して設け、前記分圧用第1及び第2の抵抗器により得られた分圧電圧を前記カレントミラー回路の電源電圧として供給せしめる一方、
前記カレントミラー回路を構成するMOSトランジスタのゲートと前記電源との間に設けられた第1の容量素子と、前記カレントミラー回路の入力側のMOSトランジスタと前記定電流源との接続点と前記MOSトランジスタのゲートとを接続するフィルタ用抵抗器と、前記MOSトランジスタのゲートに生ずる寄生容量とでフィルタ回路を構成せしめ、前記分圧用第1及び第2の抵抗器の抵抗値の比と、前記寄生容量と前記第1の容量素子の容量値の比とを同一に設定することで、電源電圧変動に対する電源電圧変動除去比の向上を可能としてなるものである。
また、本発明の目的を達成するため、本発明に係る電流源回路は、
カレントミラー回路を有し、前記カレントミラー回路の入力側に設けられた定電流源の電流を、前記カレントミラー回路の出力側に接続された回路ブロックへ供給可能に構成されてなる電流源回路であって、
電源とグランドとの間に分圧用第1及び第2の抵抗器を直列接続して設け、前記分圧用第1及び第2の抵抗器により得られた分圧電圧を前記カレントミラー回路の電源電圧として供給せしめる一方、
前記カレントミラー回路を構成するMOSトランジスタのゲートと前記電源との間に設けられた第1の容量素子と、前記カレントミラー回路の出力側のMOSトランジスタのゲートと前記第1の容量素子との接続点と前記カレントミラー回路の入力側のMOSトランジスタのゲートとを接続するフィルタ用抵抗器と、前記MOSトランジスタのゲートに生ずる寄生容量とでフィルタ回路を構成せしめ、前記分圧用第1及び第2の抵抗器の抵抗値の比と、前記寄生容量と前記第1の容量素子の容量値の比とを同一に設定することで、電源電圧変動に対する電源電圧変動除去比の向上を可能としてなるものも好適である。
本発明によれば、電源電圧を分圧する抵抗器の抵抗値の比と、フィルタ回路を構成する容量素子と寄生容量の容量値の比とを一致させることで、電流源で発生したノイズをフィルタ回路で抑圧、低減しつつ、電源電圧が変動した場合にあっても、フィルタ動作が影響を受けることなく、回路ブロックへの安定した電流供給が確保されるという効果を奏するものである。
本発明の実施の形態における電流源回路の第1の回路構成例を示す回路図である。 本発明の実施の形態における電流源回路のPSRR及びノイズの低減度を従来回路と共に説明する説明図である。 本発明の実施の形態における電流源回路の第2の回路構成例を示す回路図である。 本発明の実施の形態における電流源回路の第3の回路構成例を示す回路図である。 本発明の実施の形態における電流源回路の第4の回路構成例を示す回路図である。 従来の電流源回路の一回路構成例を示す回路図である。 図6に示された電流源回路にノイズ除去のためのフィルタ回路を付加した場合の回路構成例を示す回路図である。
以下、本発明の実施の形態について、図1乃至図5を参照しつつ説明する。
なお、以下に説明する部材、配置等は本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。
最初に、本発明の実施の形態における電流源回路の第1の回路構成例について、図1を参照しつつ説明する。
本発明の実施の形態における電流源回路は、カレントミラー回路51と、定電流源5と、フィルタ回路52と、分圧用第1及び第2の抵抗器(図1においては、それぞれ「R1」、「R2」と表記)11,12と主たる構成要素として、回路ブロック(図1においては「CB」と表記)53へ定電流供給を可能に構成されてなるものである。
以下、具体的に説明すれば、まず、電源電圧VDDを供給する電源(図示せず)とグランドとの間には、分圧用第1及び第2の抵抗器11,12が直列接続されて設けられている。
一方、カレントミラー回路51は、第1及び第2のMOS FET(以下「MOSトランジスタ」と称する)1,2と定電流源5とを有して構成されており、本発明の実施の形態においては、第1及び第2のMOSトランジスタ(図1においては、それぞれ「T1」、「T2」と表記)1,2として、PチャンネルMOSトランジスタが用いられている。
第1及び第2のMOSトランジスタ1,2のソースは、相互に接続されると共に、分圧用第1及び第2の抵抗器11,12の相互の接続点に接続されている。
また、第1及び第2のMOSトランジスタ1,2のゲートは、相互に接続されると共に、その接続点には、フィルタ回路52を構成する第1の容量素子(図1においては「C1」と表記)21の一端とフィルタ用抵抗器13の一端が接続されている。
そして、第1の容量素子21の他端は、図示されない電源に接続されて電源電圧VDDが印加されるようになっている一方、フィルタ用抵抗器13の他端は、第1のMOSトランジスタ1のドレインに接続されている。
さらに、第1のMOSトランジスタ1のドレインとグランドとの間には、定電流源5が直列接続されて設けられている。
また、第2のMOSトランジスタ2のドレインとグランドとの間には、回路ブロック53が直列接続されて設けられている。
かかる構成のカレントミラー回路51においては、入力側の第1のMOSトランジスタ1と直列接続されて設けられた定電流源5の電流が、出力側の第2のMOSトランジスタ2を介して、回路ブロック53へ供給されるようになっている。なお、回路ブロック53は、本発明の実施の形態の電流源回路によって電流供給されて回路動作するものであれば良く、特定の回路構成に限定される必要はないものである。
フィルタ回路52は、従来同様のもので、第1の容量素子21と、寄生容量(図1においては「C2」と表記)22と、フィルタ用抵抗器13とから構成されてなるもので、寄生容量は、第1及び第2のトランジスタ1,2の構造上生ずるものであり、特に、図1における寄生容量22は、第1及び第2のトランジスタ1,2ゲートとグランドとの間、すなわち、ゲートとドレインとの間に生ずる寄生容量成分及びフィルタ用抵抗器13のグランドとの間に生ずる寄生容量成分である。
次に、かかる構成における回路動作等について説明する。
本発明の実施の形態における電流源回路にあっては、第1及び第2のMOSトランジスタ1,2のゲートには、第1の容量素子21と寄生容量22との容量比(容量値の比)に応じて電源電圧VDDが減衰されたゲート電圧が印加されると共に、そのゲート電圧に対応して、第1及び第2のMOSトランジスタ1,2のソースにも、分圧用第1及び第2の抵抗器11,12を設けたことにより減衰された電圧が印加されるものとなっている。
換言すれば、電源電圧VDDが変動したとしても、カレントミラー回路51を構成する第1及び第2のMOSトランジスタ1,2のゲート・ソース間電圧は、変動しないように構成されたものとなっている。
かかる作用は、第1の容量素子21と寄生容量22の容量比C1:C2と、分圧用第2の抵抗器12と分圧用第1の抵抗器11の抵抗比(抵抗値の比)R2:R1を一致させることで実現可能となっている。
例えば、図1に示された回路において、電源電圧VDDが変動した場合、第1及び第2のMOSトランジスタ1,2のゲート電圧の変動は、Vg=C1×VDD/(C1+C2)となる。
また、第1及び第2のMOSトランジスタ1,2のソース電圧の変動は、Vs=R2×VDD/(R1+R2)となる。
したがって、容量比のC1:C2と、抵抗比のR2:R1の比を一致させることで、電源電圧VDDの値によらず、カレントミラー回路51を構成する第1及び第2のMOSトランジスタ1,2のゲート・ソース間電圧Vgsをほぼ一定とすることが可能となり、電源電圧の変動が生じても、回路ブロック53には、ほぼ一定の電流供給が確保されることとなる。
具体的な数値例を挙げれば、例えば、C1=10pF、C2=1pFの場合、抵抗値は、R1=50KΩ、R2=500KΩとすれば良い。なお、寄生容量値C2は、通常、第1及び第2のトランジスタ1,2の具体的な仕様に応じて概略値が定まるので、それを用いると好適である。
図2には、本発明の実施の形態における電流源回路におけるノイズ低減度と電源電圧変動除去比(PSRR:Power Supply Rejection Ratio)を、回路シミュレータにより従来回路と比較した説明図が示されており、以下、同図を参照しつつノイズの低減度とPSRRについて説明する。
まず、図2において、(A)は、フィルタ回路を設けていない従来の電流源回路であり、(B)は、フィルタ回路を設けた従来の電流源回路であり、(C)は、本発明の実施の形態における電流源回路である。また、図2において、符号6は、電源変動ノイズ源を表している。
なお、図2においては、図を見易くするため、ノイズ源6を除いて、他の各構成要素についての符号を省略している。
フィルタ回路の無い従来の電流源回路(図2の(A)参照)において、ノイズレベルが−100dBVである場合、これにフィルタ回路を設けると(図2の(B)参照)、ノイズレベルは−111.1dBVとなり、フィルタ回路によるノイズ低減の効果があることが確認できる。
これに対して、本願発明の電流源回路にあっては、ノイズレベルは、−114.0dBVと、フィルタ回路のみが設けられた従来の電流源回路(図2の(B)参照)に対してさらに改善されることが確認できる。
一方、PSRRについては、従来の2つの回路(図2の(A)及び(B)参照)が、それぞれ−44.4dB、−20.0dBであるのに対して、本発明の電流源回路は、−84.8dBと格段に改善されることが確認できる。
特に、フィルタ回路のみを設けた従来の電流源回路(図2の(B)参照)の場合、PSRRについは、フィルタ回路の無い従来の電流源回路(図2の(A)参照)よりも悪化することが確認できるものとなっている。
本願発明の電流源回路においてPSRRが格段に改善されているのは、第1及び第2のMOSトランジスタ1,2のソースと電源との間に、分圧用第1の抵抗器11が設けられたことでノイズ低減が図られているものと考えられる。
本発明の実施の形態のような回路構成とすることで、単に電流源回路だけのPSRRの悪化を抑圧するだけでなく、電流源回路を用いた回路全体のPSRRの向上を図るように用いることが可能である。
かかる点に関して、図3、図4に示された他の回路構成例として第2、第3の回路構成例の回路図を参照しつつ説明する。
なお、図1に示された回路構成例と同一の構成要素については、同一の符号を付して、その詳細な説明を省略し、以下、異なる点を中心に説明する。
この2つの回路構成例は、先の図1における回路ブロック53のさらに具体的な構成例を示したものである。
最初に、第2の回路構成例における具体的な回路構成について、図3を参照しつつ説明する。
この第2の回路構成例において、図1に示された回路ブロック53は、第1及び第2のバッファ回路(図2においては、それぞれ「Block1」、「Block2」と表記)54,55と、PチャンネルMOSトランジスタである第3のMOSトランジスタ3と、電流調整用抵抗器14とを有して構成されたものとなっている。
具体的には、まず、第2のMOSトランジスタ2のドレインとグランドとの間に、電流調整用抵抗器14と第3のMOSトランジスタ3が直列接続されて設けられている。すなわち、第2のMOSトランジスタ2のドレインには、電流調整用抵抗器14の一端が接続され、この電流調整用抵抗器14の他端は、第3のMOSトランジスタ3のソースに接続され、第3のMOSトランジスタ3のドレインはグランドに接続されたものとなっている。
また、第1のバッファ回路54は、その入力段が外部から入力信号が印加可能になっている一方、出力段は、第3のMOSトランジスタ3のゲートに接続されている。
さらに、第2のバッファ回路55は、その入力段が第2のMOSトランジスタ2のドレインと電流調整用抵抗器14の相互の接続点に接続される一方、出力段には出力信号が出力されるようになっている。
次に、第3の回路構成例における具体的な回路構成について、図4を参照しつつ説明する。なお、図1、図3に示された回路構成例と同一の構成要素については、同一の符号を付して、その詳細な説明を省略し、以下、異なる点を中心に説明する。
この回路構成例は、図3に示された回路構成例における電流調整用抵抗器14が省かれた構成を有するものである。
すなわち、第2のMOSトランジスタ2のドレインは、第3のMOSトランジスタ3のソースに接続され、第3のMOSトランジスタ3のドレインはグランドに接続されたものとなっている。
この2つの回路構成例において、本願発明の回路部分、すなわち、第1の容量素子21、フィルタ用抵抗器13、分圧用第1及び第2の抵抗器1,2を設けることは、オフセットを発生することとなる。
しかし、第1のバッファ回路54と第2のバッファ回路55にも、それぞれPSRRがあり、これら第1のバッファ回路54、第2のバッファ回路55は、それぞれの電源変動に対して同相出力する回路であったり、また、逆相出力する回路であったりして、その変動の和として最終出力が決定するものである。
本願発明は、PSRRを、R1,R2とC1,C2の比で、同相でも逆相でも調整することが可能であり、回路全体のPSRRを最適に設定することが可能である。
例えば、第1及び第2のバッファ回路54,55が、共に電源電圧に対して同相出力する構成を有する回路である場合、R2/(R1+R2)を小さく設定し、C1/(C1+C2)を大きく設定することで、本願発明の電流源回路の電源に対する変動を逆相で出力するようにして、全体で打ち消すようにすることが可能となる。
また、上述とは逆に、第1及び第2のバッファ回路54,55が、共に電源電圧に対して逆相出力する構成を有する回路である場合、R2/(R1+R2)を大きく設定し、C1/(C1+C2)を小さく設定することで、本願発明の電流源回路の電源に対する変動を同相で出力するようにして、全体で打ち消すようにすることが可能となる。
上述の第2、第3の回路構成例における違いは、PSRRをキャンセルする電流を、電圧変換する際に、第2の回路構成例(図3参照)にあっては、第3のMOSトランジスタ3と電流調整用抵抗器14で決定するか、第3の回路構成例(図4参照)にあっては、第3のMOSトランジスタ3だけで決定するかの点にある。
これら2つの回路構成例を比較すると、電流調整用抵抗器14を設けた第2の回路構成例のほうが、電流電圧変換のゲインを高く調整することができ、R1、R2、C1、C2による調整範囲が、第3の回路構成例に比して広く確保可能である。
図5には、本発明の実施の形態における電流源回路の第4の回路構成例を示す。この第4の回路構成例は、図1で説明したフィルタ用抵抗器13の接続方法を変更したものである。すなわち、具体的には、フィルタ用抵抗器13は、第1及び第2のMOSトランジスタ1,2のゲート間に直列接続して設けられたものとなっている。このように接続した場合でも、フィルタ回路52を構成することができる。
電源電圧変動除去比の低下を招くことなく電流源で発生したノイズの確実な低減、抑圧が所望される電流源回路に適用できる。
11…分圧用第1の抵抗器
12…分圧用第2の抵抗器
21…第1の容量素子
22…寄生容量
51…カレントミラー回路
52…フィルタ回路
53…回路ブロック

Claims (2)

  1. カレントミラー回路を有し、前記カレントミラー回路の入力側に設けられた定電流源の電流を、前記カレントミラー回路の出力側に接続された回路ブロックへ供給可能に構成されてなる電流源回路であって、
    電源とグランドとの間に分圧用第1及び第2の抵抗器を直列接続して設け、前記分圧用第1及び第2の抵抗器により得られた分圧電圧を前記カレントミラー回路の電源電圧として供給せしめる一方、
    前記カレントミラー回路を構成するMOSトランジスタのゲートと前記電源との間に設けられた第1の容量素子と、前記カレントミラー回路の入力側のMOSトランジスタと前記定電流源との接続点と前記MOSトランジスタのゲートとを接続するフィルタ用抵抗器と、前記MOSトランジスタのゲートに生ずる寄生容量とでフィルタ回路を構成せしめ、前記分圧用第1及び第2の抵抗器の抵抗値の比と、前記寄生容量と前記第1の容量素子の容量値の比とを同一に設定することで、電源電圧変動に対する電源電圧変動除去比の向上を可能としたことを特徴とする電流源回路。
  2. カレントミラー回路を有し、前記カレントミラー回路の入力側に設けられた定電流源の電流を、前記カレントミラー回路の出力側に接続された回路ブロックへ供給可能に構成されてなる電流源回路であって、
    電源とグランドとの間に分圧用第1及び第2の抵抗器を直列接続して設け、前記分圧用第1及び第2の抵抗器により得られた分圧電圧を前記カレントミラー回路の電源電圧として供給せしめる一方、
    前記カレントミラー回路を構成するMOSトランジスタのゲートと前記電源との間に設けられた第1の容量素子と、前記カレントミラー回路の出力側のMOSトランジスタのゲートと前記第1の容量素子との接続点と前記カレントミラー回路の入力側のMOSトランジスタのゲートとを接続するフィルタ用抵抗器と、前記MOSトランジスタのゲートに生ずる寄生容量とでフィルタ回路を構成せしめ、前記分圧用第1及び第2の抵抗器の抵抗値の比と、前記寄生容量と前記第1の容量素子の容量値の比とを同一に設定することで、電源電圧変動に対する電源電圧変動除去比の向上を可能としたことを特徴とする電流源回路。
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