JP7366692B2 - 電源回路 - Google Patents

電源回路 Download PDF

Info

Publication number
JP7366692B2
JP7366692B2 JP2019199795A JP2019199795A JP7366692B2 JP 7366692 B2 JP7366692 B2 JP 7366692B2 JP 2019199795 A JP2019199795 A JP 2019199795A JP 2019199795 A JP2019199795 A JP 2019199795A JP 7366692 B2 JP7366692 B2 JP 7366692B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
transistor
gate
node
line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019199795A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021072033A (ja
Inventor
睦夫 大東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2019199795A priority Critical patent/JP7366692B2/ja
Publication of JP2021072033A publication Critical patent/JP2021072033A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7366692B2 publication Critical patent/JP7366692B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Continuous-Control Power Sources That Use Transistors (AREA)

Description

本開示は電源回路に関する。
電源回路は、参照電圧に応じた値の直流電圧を出力端子に出力する電源回路であって、制御電圧に応じた値の電流を出力端子に出力する出力トランジスタと、出力端子の電圧を分圧してモニタ電圧を生成する分圧器と、モニタ電圧が参照電圧になるように制御電圧を出力する演算増幅器とを備える。
このような電源回路では、電源電圧が変動しても、電源電圧変動の周波数が低い場合には、演算増幅器が電源電圧変動を相殺するように動作し、出力トランジスタのゲート-ソース間電圧が一定に維持されるので、出力電圧に電源電圧変動の影響は現れない。
しかし、電源電圧変動の周波数が高くなると、演算増幅器が電源電圧変動に追随することができなくなり、出力電圧に現れる電源電圧変動の影響を抑制することができなくなる。この対策として、電源回路の出力端子に大容量の外付けコンデンサを接続して、出力電圧の変動を抑制する方法がある。しかし、この方法には、装置の大型化、高価格化を招くという問題がある。
また、特開2012-164078号公報(特許文献1)には、演算増幅器に含まれるトランジスタのバックゲートに、抵抗素子およびコンデンサを含むリップル除去率改善回路を接続する方法が開示されている。
特開2012-164078号公報
しかし、特許文献1では、リップル除去率改善回路が接続されるトランジスタのバックゲートと、他のトランジスタのバックゲートとを分離し、他のトランジスタのバックゲートに一定の電圧を印加する必要があるので、回路構成が複雑化するという問題があった。
それゆえに、本開示の主たる目的は、電源電圧変動の影響の低減化と回路構成の簡単化を図ることが可能な電源回路を提供することである。
本開示の電源回路は、参照電圧に応じた値の直流電圧を出力端子に出力する電源回路であって、出力トランジスタ、分圧器、および演算増幅器を備えたものである。出力トランジスタは、第1の直流電圧を受ける第1の直流ラインに接続されたソースと、出力端子に接続されたドレインと、制御電圧を受けるゲートとを有する。分圧器は、出力端子と第2の直流電圧を受ける第2の直流ラインとの間の電圧を分圧してモニタ電圧を生成する。演算増幅器は、モニタ電圧が参照電圧になるように制御電圧を出力する。この演算増幅器は、第1のトランジスタおよびコンデンサを含む。第1のトランジスタは、第1の直流ラインに接続されたソースと、出力トランジスタのゲートに接続されるドレインとを有する。コンデンサは、第1のトランジスタのゲートと第2の直流ラインとの間に接続され、第1および第2の直流電圧間の第3の直流電圧に充電される。
この電源回路では、演算増幅器は、第1の直流ラインと出力トランジスタのゲートとの間に接続される第1のトランジスタと、第1のトランジスタのゲートと第2の直流ラインとの間に接続され、第1および第2の直流電圧間の第3の直流電圧に充電されるコンデンサとを含む。たとえば、第1の直流電圧が低下すると、第1のトランジスタのゲート-ソース間電圧が減少し、第1のトランジスタに流れる電流が減少して制御電圧が低下し、出力トランジスタのゲート-ソース間電圧の減少が抑制されて出力端子の電圧の低下が抑制される。したがって、出力電圧に現れる電源電圧変動の影響を低減化することができる。また、第1のトランジスタのゲートにコンデンサを接続すればよいので、回路構成の簡単化を図ることができる。
実施の形態1に従う電源回路の構成を示す回路図である。 実施の形態2に従う電源回路の構成を示す回路図である。 実施の形態3に従う電源回路の構成を示す回路図である。 実施の形態4に従う電源回路の構成を示す回路図である。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。以下では、複数の実施の形態について説明するが、各実施の形態で説明された構成を適宜組み合わせることは出願当初から予定されている。なお、図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に従う電源回路の構成を示す回路図である。図1において、この電源回路は、入力端子T1、出力端子T2、電源ラインL1、接地ラインL2、出力トランジスタ1、分圧器2、および演算増幅器5を備える。
入力端子T1は、参照電圧発生回路(図示せず)から参照電圧VRを受ける。出力端子T2には、直流電圧VOが出力される。出力端子T2は、負荷回路(図示せず)に接続される。電源ラインL1(第1の直流ライン)は、外部から電源電圧VDD(第1の直流電圧)を受ける。接地ラインL2(第2の直流ライン)は、外部から接地電圧VSS(第2の直流電圧)を受ける。
出力トランジスタ1は、PチャネルMOSトランジスタであり、電源ラインL1に接続されるソースと、出力端子T2に接続されるドレインと、演算増幅器5から制御電圧VCを受けるゲートとを有する。出力トランジスタ1のソース-ドレイン間には、出力トランジスタ1のゲート-ソース間電圧Vgs(=VC-VDD)の大きさに応じた値の電流が流れる。
分圧器2は、出力端子T2と接地ラインL2との間に直列接続された抵抗素子3,4を含み、出力電圧VOを分圧してモニタ電圧VMを生成する。抵抗素子3,4の抵抗値をそれぞれR3,R4とすると、VM=VO×R4/(R3+R4)となる。
演算増幅器5は、モニタ電圧VMが参照電圧VRになるように制御電圧VCを生成する。VM=VRとなったとき、VO=VR×(R3+R4)/R4となる。演算増幅器5は、PチャネルMOSトランジスタP1,P2、抵抗素子6、コンデンサ7、NチャネルMOSトランジスタQ1,Q2、および電流源9を含む。
PチャネルMOSトランジスタP1は、電源ラインL1に接続されたソースと、ともにノードN1に接続されたゲートおよびドレインとを含む。すなわち、PチャネルMOSトランジスタP1は、ダイオード接続されている。PチャネルMOSトランジスタP2は、電源ラインL1に接続されたソースと、ノードN2に接続されたドレインとを含む。
抵抗素子6は、PチャネルMOSトランジスタP1,P2のゲート間に接続される。コンデンサ7は、PチャネルMOSトランジスタP2のゲートと接地ラインL2との間に接続される。抵抗素子6およびコンデンサ7は、RCフィルタ8を構成する。
PチャネルMOSトランジスタP1で生成される電圧VB(第3の直流電圧)は、電源電圧VDDと接地電圧VSSの間の電圧である。バイアス電圧VBは、抵抗素子6を介してPチャネルMOSトランジスタP2のゲートおよびコンデンサ7に与えられる。コンデンサ7は電圧VBに充電される。
定常状態においては、PチャネルMOSトランジスタP1,P2のゲート-ソース間電圧Vgs(=VB-VDD)は同じ電圧になるので、PチャネルMOSトランジスタP1に流れる電流に応じた値の電流がPチャネルMOSトランジスタP2に流れる。ここでは、PチャネルMOSトランジスタP1,P2のサイズは同一であるものとする。この場合、PチャネルMOSトランジスタP1,P2には同じ値の電流が流れる。PチャネルMOSトランジスタP1,P2は、電源ラインL1とノードN1,N2との間に接続され、ノードN1に流れる電流に応じた値の電流をノードN2に流すカレントミラー回路を構成する。
NチャネルMOSトランジスタQ1は、ノードN1に接続されたドレインと、ノードN3に接続されたソースと、モニタ電圧VMを受けるゲートとを有する。NチャネルMOSトランジスタQ1には、モニタ電圧VMに応じた値の電流が流れる。
NチャネルMOSトランジスタQ2は、ノードN2に接続されたドレインと、ノードN3に接続されたソースと、入力端子T1から参照電圧VRを受けるゲートとを有する。NチャネルMOSトランジスタQ2には、参照電圧VRに応じた値の電流が流れる。
NチャネルMOSトランジスタQ1,Q2は、それぞれノードN1,N2に接続された第1および第2のドレインと、ともにノードN3に接続された第1および第2のソースと、それぞれモニタ電圧VMおよび参照電圧VRを受ける第1および第2のゲートとを有する差動トランジスタ対を構成する。電流源9は、ノードN3から接地ラインL2に定電流を流す。したがって、NチャネルMOSトランジスタQ1,Q2に流れる電流の和は、一定値に維持される。
次に、この電源回路の動作について説明する。まず、電源電圧VDDが定格電圧にされて安定している場合について説明する。モニタ電圧VMが参照電圧VRよりも低い場合には、NチャネルMOSトランジスタQ1に流れる電流がNチャネルMOSトランジスタQ2に流れる電流よりも小さくなる。トランジスタP1,Q1は直列接続され、トランジスタP1,P2のゲートが互いに接続されているので、トランジスタQ1,P1,P2には同じ値の電流が流れる。
したがって、トランジスタP2に流れる電流がトランジスタQ2に流れる電流よりも小さくなり、制御電圧VCが低下する。制御電圧VCが低下すると、出力トランジスタ1に流れる電流が増大し、モニタ電圧VMが上昇する。
逆に、モニタ電圧VMが参照電圧VRよりも高い場合には、NチャネルMOSトランジスタQ1に流れる電流がNチャネルMOSトランジスタQ2に流れる電流よりも大きくなる。したがって、トランジスタP2に流れる電流がトランジスタQ2に流れる電流よりも大きくなり、制御電圧VCが上昇する。制御電圧VCが上昇すると、出力トランジスタ1に流れる電流が減少し、モニタ電圧VMが低下する。
このような動作が繰り返され、モニタ電圧VMは参照電圧VRに一致し、出力電圧VOは、VO=VR×(R3+R4)/R4となる。
次に、電源電圧VDDが変動した場合について説明する。まず、電源電圧VDDが定格電圧から低下した場合について説明する。電源電圧VDDが低下すると、ノードN1の電圧が低下し、コンデンサ7から抵抗素子6を介してノードN1に電流が流れ、コンデンサ7の端子間電圧が低下する。したがって、電源電圧VDDに比べてコンデンサ7の端子間電圧(すなわちPチャネルMOSトランジスタP2のゲート電圧)は遅れて低下する。
このため、電源電圧VDDが低下すると、PチャネルMOSトランジスタP2のゲート-ソース間電圧Vgs(=VB-VDD)の大きさ(絶対値)が減少し、PチャネルMOSトランジスタP2に流れる電流が減少し、制御電圧VCが低下する。
したがって、電源電圧VDDが低下すると、制御電圧VCも低下するので、出力トランジスタ1のゲート-ソース間電圧Vgs(=VC-VDD)の変化が抑制され、出力トランジスタ1に流れる電流の減少が抑制され、出力電圧VOの変化が抑制される。
次に、電源電圧VDDが定格電圧から上昇した場合について説明する。電源電圧VDDが上昇すると、ノードN1の電圧が上昇し、ノードN1から抵抗素子6を介してコンデンサ7に電流が流れ、コンデンサ7の端子間電圧が上昇する。したがって、電源電圧VDDに比べてコンデンサ7の端子間電圧(すなわちPチャネルMOSトランジスタP2のゲート電圧)は遅れて上昇する。
このため、電源電圧VDDが上昇すると、PチャネルMOSトランジスタP2のゲート-ソース間電圧Vgs(=VB-VDD)の大きさが増大し、PチャネルMOSトランジスタP2に流れる電流が増大し、制御電圧VCが上昇する。
したがって、電源電圧VDDが上昇すると、制御電圧VCも上昇するので、出力トランジスタ1のゲート-ソース間電圧Vgs(=VC-VDD)の変化が抑制され、出力トランジスタ1に流れる電流の増大が抑制され、出力電圧VOの変化が抑制される。
以上のように、本実施の形態1では、PチャネルMOSトランジスタP1,P2のゲート間に抵抗素子6を接続し、PチャネルMOSトランジスタP2のゲートと接地ラインL2との間にコンデンサ7を接続したので、電源電圧VDDの変動による出力電圧VOの変動を小さく抑制することができる。
また、抵抗素子6およびコンデンサ7をPチャネルMOSトランジスタP1,P2のゲートに接続するので、トランジスタのバックゲートにリップル除去率改善回路を接続する特許文献1に比べ、回路構成の簡単化を図ることができる。
なお、電源電圧VDDが変化した場合にPチャネルMOSトランジスタP2のゲート電圧が維持される時間は、抵抗素子6の抵抗値とコンデンサ7の容量値とから求められる時定数によって決まる。したがって、電源電圧VDDの変動による出力電圧VOの変動が小さくなるように、抵抗素子6の抵抗値とコンデンサ7の容量値は設定される。また、コンデンサ7が初期充電された後には、RCフィルタ8に流れる電流は小さいので、RCフィルタ8を設けたことによる消費電流の増大は小さく抑えられる。
実施の形態2.
図2は、実施の形態2に従う電源回路の構成を示す回路図であって、図1と対比される図である。図2を参照して、この電源回路が図1の電源回路と異なる点は、演算増幅器5が演算増幅器10で置換されている点である。
演算増幅器10は、演算増幅器5にPチャネルMOSトランジスタP3、バイアス端子T3、および電流源11を追加し、RCフィルタ8をバイアス端子T3とPチャネルMOSトランジスタP3のゲートとの間に接続したものである。
すなわち、PチャネルMOSトランジスタP2のゲートは、ノードN1に直接接続される。PチャネルMOSトランジスタP3は、電源ラインL1に接続されたソースと、ノードN2および出力トランジスタ1のゲートに接続されたドレインとを含む。バイアス端子T3は、バイアス電圧発生回路(図示せず)からバイアス電圧VBを受ける。バイアス電圧VBは、電源電圧VDDと接地電圧VSSの間の電圧である。バイアス電圧VBは、電源電圧VDDに応じて変動してもよいし、電源電圧VDDに応じて変動しない一定電圧であっても構わない。
抵抗素子6は、バイアス端子T3とPチャネルMOSトランジスタP3のゲートとの間に接続される。コンデンサ7は、PチャネルMOSトランジスタP3のゲートと接地ラインL2との間に接続される。バイアス電圧VBは、抵抗素子6を介してPチャネルMOSトランジスタP2のゲートおよびコンデンサ7に与えられる。コンデンサ7はバイアス電圧VBに充電される。
PチャネルMOSトランジスタP3には、PチャネルMOSトランジスタP3のゲート-ソース間電圧Vgs(=VB-VDD)の大きさに応じた値の電流が流れる。電流源11は、ノードN2から接地ラインL2に定電流を流す。電源電圧VDDが定格電圧である場合には、PチャネルMOSトランジスタP3に流れる電流と電流源11に流れる定電流とが一致するように、バイアス電圧VB、定電流などが設定されている。
次に、この電源回路の動作について説明する。まず、電源電圧VDDが定格電圧にされて安定している場合について説明する。電源電圧VDDが定格電圧である場合には、PチャネルMOSトランジスタP3に流れる全電流が電流源11に流れる。
モニタ電圧VMが参照電圧VRよりも低い場合には、NチャネルMOSトランジスタQ1に流れる電流がNチャネルMOSトランジスタQ2に流れる電流よりも小さくなる。トランジスタP1,Q1は直列接続され、トランジスタP1,P2のゲートが互いに接続されているので、トランジスタQ1,P1,P2には同じ値の電流が流れる。
したがって、トランジスタP2に流れる電流がトランジスタQ2に流れる電流よりも小さくなり、制御電圧VCが低下する。制御電圧VCが低下すると、出力トランジスタ1に流れる電流が増大し、モニタ電圧VMが上昇する。
逆に、モニタ電圧VMが参照電圧VRよりも高い場合には、NチャネルMOSトランジスタQ1に流れる電流がNチャネルMOSトランジスタQ2に流れる電流よりも大きくなる。したがって、トランジスタP2に流れる電流がトランジスタQ2に流れる電流よりも大きくなり、制御電圧VCが上昇する。制御電圧VCが上昇すると、出力トランジスタ1に流れる電流が減少し、モニタ電圧VMが低下する。このような動作が繰り返され、モニタ電圧VMは参照電圧VRに一致し、出力電圧VOは、VO=VR×(R3+R4)/R4となる。
次に、電源電圧VDDが変動した場合について説明する。まず、電源電圧VDDが定格電圧から低下した場合について説明する。電源電圧VDDが低下してバイアス電圧VBが低下しても、RCフィルタ8の作用により、PチャネルMOSトランジスタP3のゲート電圧は電源電圧VDDよりも遅れて低下する。このため、電源電圧VDDが低下すると、PチャネルMOSトランジスタP3のゲート-ソース間電圧Vgs(=VB-VDD)の大きさが減少し、PチャネルMOSトランジスタP3に流れる電流が減少し、制御電圧VCが低下する。
したがって、電源電圧VDDが低下すると、制御電圧VCも低下するので、出力トランジスタ1のゲート-ソース間電圧Vgs(=VC-VDD)の変化が抑制され、出力トランジスタ1に流れる電流の減少が抑制され、出力電圧VOの変化が抑制される。
次に、電源電圧VDDが定格電圧から上昇した場合について説明する。電源電圧VDDが上昇してバイアス電圧VBが上昇しても、RCフィルタ8の作用により、PチャネルMOSトランジスタP3のゲート電圧は電源電圧VDDよりも遅れて上昇する。このため、電源電圧VDDが上昇すると、PチャネルMOSトランジスタP3のゲート-ソース間電圧Vgs(=VB-VDD)の大きさが増大し、PチャネルMOSトランジスタP3に流れる電流が増大し、制御電圧VCが上昇する。
したがって、電源電圧VDDが上昇すると、制御電圧VCも上昇するので、出力トランジスタ1のゲート-ソース間電圧Vgs(=VC-VDD)の変化が抑制され、出力トランジスタ1に流れる電流の増大が抑制され、出力電圧VOの変化が抑制される。
以上のように、本実施の形態2では、バイアス端子T3とPチャネルMOSトランジスタP3のゲートとの間に抵抗素子6を接続し、PチャネルMOSトランジスタP3のゲートと接地ラインL2との間にコンデンサ7を接続したので、電源電圧VDDの変動による出力電圧VOの変動を小さく抑制することができる。
また、抵抗素子6およびコンデンサ7をPチャネルMOSトランジスタP3のゲートに接続するので、トランジスタのバックゲートにリップル除去率改善回路を接続する特許文献1に比べ、回路構成の簡単化を図ることができる。
なお、本実施の形態2では、バイアス電圧発生回路(図示せず)からバイアス電圧VBを受けるバイアス端子T3とPチャネルMOSトランジスタP3のゲートとの間にRCフィルタ8を接続したので、PチャネルMOSトランジスタP1,P2のゲート間にRCフィルタ8を接続した実施の形態1に比べ、RCフィルタ8が演算増幅動作に与える影響を小さくすることができる。また、コンデンサ7が初期充電された後には、RCフィルタ8に流れる電流は小さいので、RCフィルタ8を設けたことによる消費電流の増大は小さく抑えられる。
実施の形態3.
図3は、実施の形態3に従う電源回路の構成を示す回路図であって、図2と対比される図である。図3を参照して、この電源回路が図2の電源回路と異なる点は、演算増幅器10が演算増幅器15で置換されている点である。
演算増幅器15は、演算増幅器10の電流源11をPチャネルMOSトランジスタP4で置換したものである。PチャネルMOSトランジスタP4は、出力トランジスタ1のゲートに接続されたソースと、接地ラインL2に接続されたドレインと、ノードN2に接続されたゲートとを含む。PチャネルMOSトランジスタP3,P4は、ノードN2の電圧に応じた値の制御電圧VCを出力トランジスタ1のゲートに与えるソースフォロワを構成する。
次に、この電源回路の動作について説明する。まず、電源電圧VDDが定格電圧にされて安定している場合について説明する。電源電圧VDDが定格電圧である場合には、PチャネルMOSトランジスタP3のゲート-ソース間電圧Vgs(=VB-VDD)の大きさに応じた値の定電流が流れる。
モニタ電圧VMが参照電圧VRよりも低い場合には、NチャネルMOSトランジスタQ1に流れる電流がNチャネルMOSトランジスタQ2に流れる電流よりも小さくなる。トランジスタP1,Q1は直列接続され、トランジスタP1,P2のゲートが互いに接続されているので、トランジスタQ1,P1,P2には同じ値の電流が流れる。
したがって、トランジスタP2に流れる電流がトランジスタQ2に流れる電流よりも小さくなり、ノードN2の電圧が低下する。ノードN2の電圧が低下すると、PチャネルMOSトランジスタP4に流れる電流が増大し、制御電圧VCが低下し、出力トランジスタ1に流れる電流が増大し、モニタ電圧VMが上昇する。
逆に、モニタ電圧VMが参照電圧VRよりも高い場合には、NチャネルMOSトランジスタQ1に流れる電流がNチャネルMOSトランジスタQ2に流れる電流よりも大きくなる。したがって、トランジスタP2に流れる電流がトランジスタQ2に流れる電流よりも大きくなり、ノードN2の電圧が上昇する。ノードN2の電圧が上昇すると、PチャネルMOSトランジスタP4に流れる電流が減少し、制御電圧VCが上昇し、出力トランジスタ1に流れる電流が減少し、モニタ電圧VMが低下する。このような動作が繰り返され、モニタ電圧VMは参照電圧VRに一致し、出力電圧VOは、VO=VR×(R3+R4)/R4となる。
次に、電源電圧VDDが変動した場合について説明する。まず、電源電圧VDDが定格電圧から低下した場合について説明する。電源電圧VDDが低下してバイアス電圧VBが低下しても、RCフィルタ8の作用により、PチャネルMOSトランジスタP3のゲート電圧は電源電圧VDDよりも遅れて低下する。このため、電源電圧VDDが低下すると、PチャネルMOSトランジスタP3のゲート-ソース間電圧Vgs(=VB-VDD)の大きさが減少し、PチャネルMOSトランジスタP3に流れる電流が減少し、制御電圧VCが低下する。
したがって、電源電圧VDDが低下すると、制御電圧VCも低下するので、出力トランジスタ1のゲート-ソース間電圧Vgs(=VC-VDD)の変化が抑制され、出力トランジスタ1に流れる電流の減少が抑制され、出力電圧VOの変化が抑制される。
次に、電源電圧VDDが定格電圧から上昇した場合について説明する。電源電圧VDDが上昇してバイアス電圧VBが上昇しても、RCフィルタ8の作用により、PチャネルMOSトランジスタP3のゲート電圧は電源電圧VDDよりも遅れて上昇する。このため、電源電圧VDDが上昇すると、PチャネルMOSトランジスタP3のゲート-ソース間電圧Vgs(=VB-VDD)の大きさが増大し、PチャネルMOSトランジスタP3に流れる電流が増大し、制御電圧VCが上昇する。
したがって、電源電圧VDDが上昇すると、制御電圧VCも上昇するので、出力トランジスタ1のゲート-ソース間電圧Vgs(=VC-VDD)の変化が抑制され、出力トランジスタ1に流れる電流の増大が抑制され、出力電圧VOの変化が抑制される。
この実施の形態3では、実施の形態2と同じ効果が得られる他、ノードN2に現れる信号をソースフォロワ(P3,P4)を介して出力トランジスタ1のゲートに与えるので、電源回路の周波数特性の向上を図ることができる。
実施の形態4.
図4は、実施の形態4に従う電源回路の構成を示す回路図であって、図1と対比される図である。図4を参照して、この電源回路が図2の電源回路と異なる点は、バイアス端子T4が追加され、演算増幅器5が演算増幅器20で置換されている点である。
バイアス端子T4は、バイアス電圧発生回路(図示せず)からバイアス電圧VB1を受ける。バイアス電圧VB1(第3の直流電圧)は、電源電圧VDDと接地電圧VSSの間の電圧である。バイアス電圧VB1は、電源電圧VDDに応じて変動してもよいし、電源電圧VDDに応じて変動しない一定電圧であっても構わない。
演算増幅器20は、演算増幅器5にPチャネルMOSトランジスタP5,P6およびNチャネルMOSトランジスタQ3,Q4を追加したものである。PチャネルMOSトランジスタP1のゲートは、そのドレインに接続される代わりに、バイアス端子T4に接続される。PチャネルMOSトランジスタP1は、そのゲート-ソース間電圧Vgs(=VB-VDD)の大きさに応じた値の電流をノードN1に流す電流源を構成する。PチャネルMOSトランジスタP2は、そのゲート-ソース間電圧Vgs(=VB-VDD)の大きさに応じた値の電流をノードN2に流す電流源を構成する。
PチャネルMOSトランジスタP5は、ノードN1に接続されたソースと、ノードN4に接続されたドレインと、バイアス電圧VB2を受けるゲートとを有する。PチャネルMOSトランジスタP6は、ノードN2に接続されたソースと、ノードN5に接続されたドレインと、バイアス電圧VB2を受けるゲートとを有する。バイアス電圧VB2(第4の直流電圧)は、電源電圧VDDと接地電圧VSSの間の一定電圧である。PチャネルMOSトランジスタP5,P6は、ノードN1,N2の電圧の変動を抑制する。
NチャネルMOSトランジスタQ3は、ノードN4に接続されたゲートおよびドレインと、接地ラインL2に接続されたソースとを有する。NチャネルMOSトランジスタQ4は、ノードN5に接続されたドレインと、ノードN4に接続されたゲートと、接地ラインL2に接続されたソースとを有する。
NチャネルMOSトランジスタQ3,Q4のゲートはともにノードN4に接続されているので、NチャネルMOSトランジスタQ3に流れる電流に応じた値の電流がNチャネルMOSトランジスタQ4に流れる。ここでは、NチャネルMOSトランジスタQ3,Q4のサイズは同一であるものとする。この場合、NチャネルMOSトランジスタQ3,Q4には同じ値の電流が流れる。NチャネルMOSトランジスタQ3,Q4は、ノードN4,N5と接地ラインL2との間に接続され、ノードN4に流れる電流に応じた値の電流をノードN5に流すカレントミラー回路を構成する。ノードN5は、出力トランジスタ1のゲートに接続される。このような演算増幅器20は、フォールデッドカスコード増幅器と呼ばれる。
次に、この電源回路の動作について説明する。まず、電源電圧VDDが定格電圧となって安定している場合について説明する。電源電圧VDDが定格電圧にされて安定している場合には、PチャネルMOSトランジスタP1,P2のゲート-ソース間電圧Vgs(=VB-VDD)の大きさに応じた値の電流が、電源ラインL1からPチャネルMOSトランジスタP1,P2を介してノードN1,N2に流れる。ノードN1に流入した電流はトランジスタQ1,P5に分流され、ノードN2に流入した電流はトランジスタQ2,P6に分流される。
モニタ電圧VMが参照電圧VRよりも低い場合には、NチャネルMOSトランジスタQ1に流れる電流がNチャネルMOSトランジスタQ2に流れる電流よりも小さくなり、PチャネルMOSトランジスタP5に流れる電流がPチャネルMOSトランジスタP6に流れる電流よりも大きくなる。
トランジスタP5,Q3は直列接続され、トランジスタQ3,Q4のゲートが互いに接続されているので、トランジスタP5,Q3,Q4には同じ値の電流が流れる。したがって、トランジスタP6に流れる電流がトランジスタQ4に流れる電流よりも小さくなり、ノードN4の電圧(すなわち制御電圧VC)が低下し、出力トランジスタ1に流れる電流が増大してモニタ電圧VMが上昇する。
逆に、モニタ電圧VMが参照電圧VRよりも高い場合には、NチャネルMOSトランジスタQ1に流れる電流がNチャネルMOSトランジスタQ2に流れる電流よりも大きくなり、PチャネルMOSトランジスタP5に流れる電流がPチャネルMOSトランジスタP6に流れる電流よりも小さくなる。
トランジスタP5,Q3は直列接続され、トランジスタQ3,Q4のゲートが互いに接続されているので、トランジスタP5,Q3,Q4には同じ値の電流が流れる。したがって、トランジスタP6に流れる電流がトランジスタQ4に流れる電流よりも大きくなり、ノードN4の電圧(すなわち制御電圧VC)が上昇し、出力トランジスタ1に流れる電流が減少してモニタ電圧VMが低下する。このような動作が繰り返され、モニタ電圧VMは参照電圧VRに一致し、出力電圧VOは、VO=VR×(R3+R4)/R4となる。
次に、電源電圧VDDが変動した場合について説明する。まず、電源電圧VDDが定格電圧から低下した場合について説明する。電源電圧VDDが低下してバイアス電圧VB1が低下しても、RCフィルタ8の作用により、PチャネルMOSトランジスタP2のゲート電圧は電源電圧VDDよりも遅れて低下する。このため、電源電圧VDDが低下すると、PチャネルMOSトランジスタP2のゲート-ソース間電圧Vgs(=VB-VDD)の大きさが減少し、PチャネルMOSトランジスタP2に流れる電流が減少し、ノードN2,N5に流入する電流が減少して制御電圧VCが低下する。
したがって、電源電圧VDDが低下すると、制御電圧VCも低下するので、出力トランジスタ1のゲート-ソース間電圧Vgs(=VC-VDD)の変化が抑制され、出力トランジスタ1に流れる電流の減少が抑制され、出力電圧VOの変化が抑制される。
次に、電源電圧VDDが定格電圧から上昇した場合について説明する。電源電圧VDDが上昇してバイアス電圧VB1が上昇しても、RCフィルタ8の作用により、PチャネルMOSトランジスタP2のゲート電圧は電源電圧VDDよりも遅れて上昇する。このため、電源電圧VDDが上昇すると、PチャネルMOSトランジスタP2のゲート-ソース間電圧Vgs(=VB-VDD)の大きさが増大し、PチャネルMOSトランジスタP2に流れる電流が増大し、ノードN2,N5に流入する電流が増大して制御電圧VCが上昇する。
したがって、電源電圧VDDが上昇すると、制御電圧VCも上昇するので、出力トランジスタ1のゲート-ソース間電圧Vgs(=VC-VDD)の変化が抑制され、出力トランジスタ1に流れる電流の増大が抑制され、出力電圧VOの変化が抑制される。
この実施の形態4では、実施の形態2と同じ効果が得られる他、フォールデッドカスコード型の演算増幅器20を採用したので、演算増幅器20のゲインを大きくすることができる。
今回開示された各実施の形態は、技術的に矛盾しない範囲で適宜組み合わせて実施することも予定されている。そして、今回開示された実施の形態は、全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
T1 入力端子、T2 出力端子、T3,T4 バイアス端子、L1 電源ライン、L2 接地ライン、1 出力トランジスタ、2 分圧器、3,4,6 抵抗素子、5,10,15,20 演算増幅器、7 コンデンサ、8 RCフィルタ、9,11 電流源。

Claims (4)

  1. 参照電圧に応じた値の直流電圧を出力端子に出力する電源回路であって、
    第1の直流電圧を受ける第1の直流ラインに接続されたソースと、前記出力端子に接続されたドレインと、制御電圧を受けるゲートとを有する出力トランジスタと、
    前記出力端子と第2の直流電圧を受ける第2の直流ラインとの間の電圧を分圧してモニタ電圧を生成する分圧器と、
    前記モニタ電圧が前記参照電圧になるように前記制御電圧を出力する演算増幅器とを備え、
    前記演算増幅器は、
    前記第1の直流ラインに接続されたソースと、前記出力トランジスタのゲートに接続されるドレインとを有する第1のトランジスタと、
    前記第1のトランジスタのゲートと前記第2の直流ラインとの間に接続され、前記第1および第2の直流電圧間の第3の直流電圧に充電されるコンデンサと、
    前記第1の直流ラインに接続されたソースと、ともに第1のノードに接続されたゲートおよびドレインとを有する第2のトランジスタと、
    前記第1のノードと前記第1のトランジスタのゲートとの間に接続された抵抗素子と、
    それぞれ前記第1のノードおよび前記出力トランジスタのゲートに接続された第1および第2のドレインと、ともに第2のノードに接続された第1および第2のソースと、それぞれ前記モニタ電圧および前記参照電圧を受ける第1および第2のゲートとを有する差動トランジスタ対と、
    前記第2のノードと前記第2の直流ラインとの間に定電流を流す電流源とを含む、電源回路。
  2. 参照電圧に応じた値の直流電圧を出力端子に出力する電源回路であって、
    第1の直流電圧を受ける第1の直流ラインに接続されたソースと、前記出力端子に接続されたドレインと、制御電圧を受けるゲートとを有する出力トランジスタと、
    前記出力端子と第2の直流電圧を受ける第2の直流ラインとの間の電圧を分圧してモニタ電圧を生成する分圧器と、
    前記モニタ電圧が前記参照電圧になるように前記制御電圧を出力する演算増幅器とを備え、
    前記演算増幅器は、
    前記第1の直流ラインに接続されたソースと、前記出力トランジスタのゲートに接続されるドレインとを有する第1のトランジスタと、
    前記第1のトランジスタのゲートと前記第2の直流ラインとの間に接続され、前記第1および第2の直流電圧間の第3の直流電圧に充電されるコンデンサと、
    前記第1の直流ラインと第1および第2のノードとの間に接続され、前記第1のノードに流れる第1の電流に応じた値の第2の電流を前記第2のノードに流すカレントミラー回路と、
    前記第1および第2のノードと第3のノードとの間に接続され、それぞれ前記モニタ電圧および前記参照電圧を受ける第1および第2のゲートを有する差動トランジスタ対と、
    前記第3のノードと前記第2の直流ラインとの間に第1の定電流を流す第1の電流源と、
    一方端子が前記第3の直流電圧を受け、他方端子が前記第1のトランジスタのゲートに接続された抵抗素子と、
    前記出力トランジスタのゲートと前記第2の直流ラインとの間に第2の定電流を流す第2の電流源とを含む、電源回路。
  3. 参照電圧に応じた値の直流電圧を出力端子に出力する電源回路であって、
    第1の直流電圧を受ける第1の直流ラインに接続されたソースと、前記出力端子に接続されたドレインと、制御電圧を受けるゲートとを有する出力トランジスタと、
    前記出力端子と第2の直流電圧を受ける第2の直流ラインとの間の電圧を分圧してモニタ電圧を生成する分圧器と、
    前記モニタ電圧が前記参照電圧になるように前記制御電圧を出力する演算増幅器とを備え、
    前記演算増幅器は、
    前記第1の直流ラインに接続されたソースと、前記出力トランジスタのゲートに接続されるドレインとを有する第1のトランジスタと、
    前記第1のトランジスタのゲートと前記第2の直流ラインとの間に接続され、前記第1および第2の直流電圧間の第3の直流電圧に充電されるコンデンサと、
    前記第1の直流ラインと第1および第2のノードとの間に接続され、前記第1のノードに流れる第1の電流に応じた値の第2の電流を前記第2のノードに流すカレントミラー回路と、
    前記第1および第2のノードと第3のノードとの間に接続され、それぞれ前記モニタ電圧および前記参照電圧を受ける第1および第2のゲートを有する差動トランジスタ対と、
    前記第3のノードと前記第2の直流ラインとの間に定電流を流す電流源と、
    一方端子が前記第3の直流電圧を受け、他方端子が前記第1のトランジスタのゲートに接続された抵抗素子と、
    前記出力トランジスタのゲートと前記第2の直流ラインとの間に接続され、前記第2のノードに接続されたゲートを有する第2のトランジスタとを含む、電源回路。
  4. 参照電圧に応じた値の直流電圧を出力端子に出力する電源回路であって、
    第1の直流電圧を受ける第1の直流ラインに接続されたソースと、前記出力端子に接続されたドレインと、制御電圧を受けるゲートとを有する出力トランジスタと、
    前記出力端子と第2の直流電圧を受ける第2の直流ラインとの間の電圧を分圧してモニタ電圧を生成する分圧器と、
    前記モニタ電圧が前記参照電圧になるように前記制御電圧を出力する演算増幅器とを備え、
    前記演算増幅器は、
    前記第1の直流ラインに接続されたソースと、前記出力トランジスタのゲートに接続されるドレインとを有する第1のトランジスタと、
    前記第1のトランジスタのゲートと前記第2の直流ラインとの間に接続され、前記第1および第2の直流電圧間の第3の直流電圧に充電されるコンデンサと、
    それぞれ第1および第2のノードに接続された第1および第2のドレインと、ともに第3のノードに接続された第1および第2のソースと、それぞれ前記モニタ電圧および前記参照電圧を受ける第1および第2のゲートとを有する差動トランジスタ対と、
    前記第3のノードと前記第2の直流ラインとの間に定電流を流す電流源と、
    一方端子が前記第3の直流電圧を受け、他方端子が前記第1のトランジスタのゲートに接続された抵抗素子と、
    前記第1の直流ラインに接続されたソースと、前記第3の直流電圧を受けるゲートと、前記第1のノードに接続されたドレインとを有する第2のトランジスタと、
    前記第1のノードに接続されるソースと、第4のノードに接続されるドレインと、前記第1および第2の直流電圧間の第4の直流電圧を受けるゲートとを有する第3のトランジスタと、
    前記第2のノードに接続されるソースと、第5のノードに接続されるドレインと、前記第4の直流電圧を受けるゲートとを有する第4のトランジスタと、
    前記第4および第5のノードと前記第2の直流ラインとの間に接続され、前記第4のノードに流れる電流に応じた値の電流を前記第のノードに流すカレントミラー回路とを含み、
    前記第1のトランジスタのドレインは、前記第4のトランジスタを介して前記出力トランジスタのゲートに接続される、電源回路。
JP2019199795A 2019-11-01 2019-11-01 電源回路 Active JP7366692B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019199795A JP7366692B2 (ja) 2019-11-01 2019-11-01 電源回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019199795A JP7366692B2 (ja) 2019-11-01 2019-11-01 電源回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021072033A JP2021072033A (ja) 2021-05-06
JP7366692B2 true JP7366692B2 (ja) 2023-10-23

Family

ID=75713316

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019199795A Active JP7366692B2 (ja) 2019-11-01 2019-11-01 電源回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7366692B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113162415B (zh) * 2021-05-08 2024-03-15 上海爻火微电子有限公司 电源的输入输出管理电路与电子设备
KR102624225B1 (ko) * 2021-12-24 2024-01-15 한국전자기술연구원 레플리카 바이어스 기법을 적용한 정전류 공급 회로와 그 적응형 전류 보정 방법

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005250664A (ja) 2004-03-02 2005-09-15 Oki Electric Ind Co Ltd 電圧レギュレータ
JP2007329838A (ja) 2006-06-09 2007-12-20 Hiji High-Tech Co Ltd 演算増幅回路
JP2012164078A (ja) 2011-02-04 2012-08-30 Seiko Instruments Inc ボルテージレギュレータ
JP2013037659A (ja) 2011-08-11 2013-02-21 Renesas Electronics Corp 電圧発生回路

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8330529B1 (en) * 2010-01-28 2012-12-11 Xilinx, Inc. Voltage regulator

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005250664A (ja) 2004-03-02 2005-09-15 Oki Electric Ind Co Ltd 電圧レギュレータ
JP2007329838A (ja) 2006-06-09 2007-12-20 Hiji High-Tech Co Ltd 演算増幅回路
JP2012164078A (ja) 2011-02-04 2012-08-30 Seiko Instruments Inc ボルテージレギュレータ
JP2013037659A (ja) 2011-08-11 2013-02-21 Renesas Electronics Corp 電圧発生回路

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021072033A (ja) 2021-05-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10481625B2 (en) Voltage regulator
KR101939843B1 (ko) 볼티지 레귤레이터
US8456235B2 (en) Regulator circuit
JP4834347B2 (ja) 定電流回路
JP3808867B2 (ja) 基準電源回路
US7852142B2 (en) Reference voltage generating circuit for use of integrated circuit
KR101018950B1 (ko) 정전압 출력 회로
US7714645B2 (en) Offset cancellation of a single-ended operational amplifier
US20160308497A1 (en) Low drop out voltage regulator and method therefor
JP7366692B2 (ja) 電源回路
US11894817B2 (en) Slew boost circuit for an operational amplifier
US7633346B2 (en) Transconductance compensating bias circuit and amplifier
US20050184805A1 (en) Differential amplifier circuit
JP3626043B2 (ja) 演算増幅器
JP2003298368A (ja) 増幅回路
US7420414B2 (en) Amplifier, and step-down regulator and operational amplifier using the amplifier
US8405460B2 (en) Circuitry for biasing amplifiers
KR20190071590A (ko) 전류 생성 회로
JP2009302781A (ja) 負帰還増幅器
JP2017079431A (ja) 電圧比較回路
JP6079184B2 (ja) レギュレータ回路
JP2011049945A (ja) プッシュプル増幅回路およびこれを用いた演算増幅回路
JP5555600B2 (ja) カレントミラー回路
JP2010219486A (ja) 中間電位発生回路
JP6837894B2 (ja) 降圧回路及び半導体集積回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220907

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230425

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230419

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230607

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230912

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20231011

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7366692

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150