JP6027589B2 - 自動二輪車用タイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、不整地走行用として好適であり、比較的硬い路面でのグリップ性と泥濘路でのグリップ性との両立を図った自動二輪車用タイヤに関する。
例えば、モトクロス等に用いられる不整地走行用の自動二輪車用タイヤには、トレッド部に複数のブロックを配したブロックパターンが採用されている。
このブロックパターンでは、比較的硬い路面(例えば乾燥した非舗装路等)を走行する場合、ブロックのエッジによるひっかき効果(以下「エッジ効果」という場合がある。)によって、グリップを得ることができる。そして、エッジ効果を高めるために、タイヤ回転方向に対してブロックが直線状に並ばないように、ブロックを千鳥に配置することが提案されている。
逆に、路面が比較的柔らかい泥濘路の場合、ブロックパターンの排土性を高めてブロックを路面内に食い込ませることでグリップを得ることができる。そして排土性を高めるためには、ブロックをタイヤ回転方向に直線状に並べ、ブロック列間にタイヤ回転方向に連続してのびる溝部分(以下「通し溝」という場合がある。)を形成することが好ましい。しかし、この場合、エッジ効果が犠牲となってしまい、比較的硬い路面でのクリップ性を低下させてしまう。
このように、比較的硬い路面でのグリップ性と泥濘路でのグリップ性とは二律背反の関係があり、双方を高レベルで両立させることは困難であった。
なお下記の特許文献1には、ブロックを傾斜配列させたブロックパターンが開示されている。
特開2005−193784号公報
本発明は、比較的硬い路面でのグリップ性と泥濘路でのグリップ性との双方を、高レベルで両立させうる自動二輪車用タイヤを提供することを課題としている。
本発明は、トレッド部にブロックパターンを有する自動二輪車用タイヤであって、
前記ブロックパターンを平面に展開したとき、
前記ブロックパターンは、タイヤ赤道に対して角度αで傾斜する巾4mm以下の傾斜線領域上にブロック踏面重心を有して該傾斜線領域上に配列する5個以上のブロックからなるブロックグループを含むとともに、前記角度αを1〜10°の範囲としたことを特徴としている。
本発明に係る前記自動二輪車用タイヤでは、前記ブロックグループをなすブロックは、タイヤ軸方向一方側のブロック側縁のタイヤ赤道に対する角度β1と前記角度αとの差が5°以下、かつタイヤ軸方向他方側のブロック側縁のタイヤ赤道に対する角度β2と前記角度αとの差が5°以下であることが好ましい。
本発明に係る前記自動二輪車用タイヤでは、前記ブロックグループをなすブロックは、タイヤ周方向のブロック端縁のうち、先着側のブロック端縁のタイヤ軸方向に対する角度β3が10°以下、かつ後着側のブロック端縁は、タイヤ軸方向外側に向かって後着側に傾斜しかつタイヤ軸方向に対する角度β4が5〜25°であることが好ましい。
本発明に係る前記自動二輪車用タイヤでは、前記ブロックグループをなすブロックは、踏面積が最も大きい最大ブロックの踏面積が、踏面積が最も小さい最小ブロックの踏面積の120%以下であることが好ましい。
本発明において、「ブロック踏面重心」とは、ブロックの踏面の重心(面心)を意味する。
本発明は叙上の如く、ブロックパターンにおいて、タイヤ赤道に対して1〜10°の角度αで傾斜する傾斜線領域上にブロック踏面重心を有して傾斜線領域上に配列する5個以上のブロックからなるブロックグループを含む。
このブロックグループでは、タイヤ周方向に隣り合うブロックが、角度α相当分だけタイヤ軸方向に順次位置ずれしている。即ち、ブロックグループをなすブロックのエッジは、タイヤ軸方向に順次位置ずれしながら土を引っ掻くことができる。その結果、エッジ効果が高まり、比較的硬い路面でのグリップ性を向上させることができる。
また前記ブロックグループが、傾斜線領域上に形成されるため、隣りのブロックグループの列との間に、傾斜線領域と平行な溝部分(通し溝)を形成することが可能となる。その結果、排土性が高まり、泥濘路でのグリップ性を向上させることができる。そのため本発明の自動二輪車用タイヤでは、比較的硬い路面でのグリップ性と泥濘路でのグリップ性とを高レベルで両立させることが可能になる。
本発明の自動二輪車用タイヤの一実施例を示す断面図である。 そのトレッドパターンを示す展開図である。 ブロックグループ間に形成される溝部分(通し溝)を説明する展開図である。 トレッドパターンの部分拡大図である。 (A)、(B)は、ブロックパターンの他の例を示す概念図である。 傾斜線領域を説明するトレッドパターンの部分拡大図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態の自動二輪車用タイヤ1は、トレッド部2にブロックパターンを有するタイヤであって、本例では、比較的硬い路面から泥濘地などの柔らかい路面までの高い適用性が要求される不整地走行用のレース用タイヤとして形成される。前記ブロックパターンのランド比は、特に規制されないが、本例では10〜30%の場合が示される。
前記自動二輪車用タイヤ1は、トレッド部2と、そのタイヤ軸方向両側からタイヤ半径方向の内方にのびる一対のサイドウォール部3と、各サイドウォール部3のタイヤ半径方向の内方端に位置するビード部4とを有する。トレッド部2の外面は、タイヤ赤道Coからトレッド端Teまで、タイヤ半径方向外側に凸となる円弧状に湾曲する。また前記トレッド端Te、Te間のタイヤ軸方向距離であるトレッド幅TWが、タイヤ最大幅をなし、これにより自動二輪車用タイヤ特有の旋回性能が付与される。
また自動二輪車用タイヤ1は、前記トレッド部2からサイドウォール部3をへてビード部4のビードコア5に至るカーカス6と、該カーカス6のタイヤ半径方向外側かつトレッド部2の内部に配されるトレッド補強層7とを含む。これらカーカス6及びトレッド補強層7としては、周知構造のものが好適に採用される。
次に、前記トレッド部2には、複数のブロックBからなるブロックパターンが形成される。図6に拡大して示すように、ブロックパターンは、タイヤ赤道Coに対して角度αで傾斜する傾斜線領域X上で配列する5個以上のブロックBgからなるブロックグループGを1つ以上含んで構成される。前記傾斜線領域Xとは、タイヤ赤道Coに対して角度αで傾斜する傾斜線Cxを巾中心線とした巾Wが4mm以下の帯状領域を意味する。前記巾Wは、好ましくは2.0mm以下である。なお図2、4、5では、図面を明瞭とするために、傾斜線領域Xとしてその巾中心線(傾斜線Cx)を描いている。前記角度αは1〜10°の範囲である。またブロックグループGをなすブロックBgのブロック踏面重心Mは、前記傾斜線領域X上に位置する。ブロック踏面重心Mは、必ずしも傾斜線Cx上に位置する必要はなく、傾斜線領域X内にてタイヤ軸方向に位置ずれしても良い。なお前記「ブロック踏面重心M」とは、ブロックBの踏面における重心、即ち、踏面の面心を意味する。
本例のブロックパターンは、図2に示すように、タイヤ赤道Coの両側に、それぞれ、複数(n個)のブロックグループGi(i=1〜n)を具える。図2では、各ブロックグループGiを区別するため、各ブロックグループGiが色分けされている。特に本例では、ブロックパターンが、タイヤ赤道Coを中心とした線対称パターンをなす場合が示される。前記「線対称パターン」には、タイヤ赤道Coの一方側のパターンと他方側のパターンとが、タイヤ周方向に位相をずらしている場合も含まれる。
本例では、各ブロックグループGiにおける傾斜線領域Xiの角度αiは、互いに等しい。即ち、各傾斜線領域Xiは、互いに平行に形成されている。また傾斜線領域Xiは、タイヤ周方向に距離Lを隔てて配されている。この距離Lは、一定でなくても良く、例えばバリアブルピッチ法等に基づいて、変化させることもできる。
各ブロックグループGiは、それに属するブロックBgが傾斜線領域Xi上で配列することにより、傾斜ブロック列として形成される。本例では、各ブロックグループGiが10個のブロックBgから構成される。特に規制されないが、本例では、タイヤ軸方向最内側のブロックBgはタイヤ赤道Co上に位置し、かつ最外側のブロックBgはトレッド端Teに沿って配される。なおブロックパターンには、いずれのブロックグループGiにも属さないブロックB0を含むことができる。このブロックB0は、前記ブロックBの30%以下、さらには25%以下が好ましい。
このようなブロックパターンでは、各ブロックグループGiにおいて、それに属するブロックBgが、角度αi相当分だけタイヤ軸方向に順次位置ずれする。そのためタイヤ転動時、先に接地したブロックBgのエッジに対して、次に接地するブロックBgのエッジが、タイヤ軸方向に順次位置ずれしながら土を引っ掻くことが可能となる。その結果、エッジ効果が高まる。また各ブロックグループGiに属するブロックBgが、それぞれ傾斜線領域Xi上に並ぶため、図3に示すように、ブロックグループGi間に、傾斜線領域Xiと平行にのびる溝部分(通し溝)Qを形成することが可能となる。これにより、排土性が高まる。しかも前記溝部分(通し溝)Qが、タイヤ周方向に対して角度αで傾斜するため、空転時、土を後方かつタイヤ軸方向外側に排出でき、排出した土による目詰まりを防ぐという効果も期待できる。
なお前記角度αiが1°以下では、前記エッジ効果の向上が見込まれず、逆に角度αiが10°を超えると、排土性の向上効果を高めることができなくなる。このような観点から、前記角度αiの下限は4°以上が好ましく、下限は7°以下が好ましい。また一つのブロックグループGiを構成するブロックBgの個数mは、多いほど好ましく、5個以上で上記効果が大きくなる。しかし10個を超えて増加しても、上記効果の上昇が見込めなくなり、逆に、ブロックの小型化を招いて、ブロック強度や耐摩耗性に不利となる。そのため、ブロックBgの個数mの上限は10個以下が好ましい。
ここで、図4に拡大して示すように、ブロックグループGiをなすブロックBgにおいては、タイヤ軸方向一方側のブロック側縁E1のタイヤ赤道Coに対する角度β1と前記角度αiとの差が5°以下、かつタイヤ軸方向他方側のブロック側縁E2のタイヤ赤道Coに対する角度β2と前記角度αとの差が5°以下であるのが好ましい。
特に、前記角度β1、β2が、角度αiと等しい場合、溝部分(通し溝)Qが略一定巾となる。そのため、溝部分(通し溝)Q内の土が、切れずに連なって排出されやすくなるため、排土性をより高めることができる。なお角度αiとの差|β1−αi|、|β2−αi|が5°を超えると、溝部分(通し溝)Q内の土が切れやすくなり、切れた土が溝部分(通し溝)Q内に残る傾向となって、排土性を低下させる。
またブロックグループGiをなすブロックBgでは、タイヤ周方向のブロック端縁のうち、先着側のブロック端縁E3のタイヤ軸方向に対する角度β3が10°以下、かつ後着側のブロック端縁E4は、タイヤ軸方向外側に向かって後着側に傾斜しかつタイヤ軸方向に対する角度β4が5〜25°であることが好ましい。
もし先着側のブロック端縁E3の前記角度β3が10°を超えると、泥濘路において、土中へのブロックBgの食い込みが悪くなり、泥濘路でのグリップ性が低下する。また比較的硬い路面においては、エッジ効果によって得られる力のうち、周方向の成分力が減じるため、比較的硬い路面でのグリップ性の低下も招く。なおブロック端縁E3は、前記角度範囲(10°以下)において、タイヤ軸方向外側に向かって後着側、或いは先着側に傾斜することができる。
またブロックBgでは、後着側のブロック端縁E4が、タイヤ軸方向外側に向かって後着側に傾斜することで、ブロック剛性がタイヤ軸方向外側に向かって高くなり、旋回時のブロック変形が抑えられる。しかも後着側のブロック端縁E4の前記角度β4を大きくすることで、タイヤ周方向のエッジ成分が増し、横滑りを抑えてスライドコントロール性を高めることができる。なお前記角度β4が5°未満では、上記効果が不十分となる。逆に25°を超えると、タイヤ周方向のエッジ成分が過大となって、タイヤ軸方向のエッジ成分とのバランス崩れ、スライドコントロール性が低下傾向となる。また泥濘路において、ブロックBgの土中への食い込み性が悪くなってグリップ性を低下させる。従って、角度β4では、下限が10°以上、上限は20°以下がより好ましい。
またブロックグループGiをなすブロックBgにおいては、踏面積が最も大きい最大ブロックの踏面積Smax が、踏面積が最も小さい最小ブロックの踏面積Smin の120%以下であることが好ましい。
例えば、トレッド部2に、異なる剛性のブロックが混在するタイヤでは、路面の凹凸に対する反応を予測しにくい場合がある。即ち、局所的に力が作用する場合、剛性の高いブロックが荷重を担う場合と、剛性の低いブロックが荷重を担う場合の限界の高さの差により、滑るかグリップするかの予測がつきにくく、グリップに対する信頼度が低下する。また、トレッド部2に異なる剛性のブロックが混在するタイヤでは、剛性の低いブロックが早期に摩耗し、結果としてタイヤ全体の耐久性が低下するという問題もある。そのため、本例では、最大ブロックの踏面積Smax を、最小ブロックの踏面積Smin の120%以下として、ブロック剛性の平均化を図り、これにより、グリップに対する信頼度を高め、かつ耐久性を向上させている。
なお前記ブロックBgは、前記ブロック側縁E1、E2及びブロック端縁E3、E4を含んでいれば、四角形状以上の例えば五角形状、六角形状などであっても良い。この場合、前記ブロック側縁E1、E2及びブロック端縁E3、E4以外のブロック縁の長さは、前記ブロック側縁E1、E2及びブロック端縁E3、E4の長さよりも小である。
またブロックグループGiでは、ブロックBgのブロック高さH(図1に示す)において、最も低いブロックのブロック高さHmin を、最も高いブロックのブロック高さHmax の70%以上、さらには80%以上として、ブロック剛性の平均化を図ることも好ましい。
図5(A)に概念的に示すように、ブロックパターンでは、各ブロックグループGiにおける傾斜線領域Xiの角度αiは、1〜10°の範囲で互いに相違しても良い。また図5(B)に概念的に示すように、傾斜線領域Xiの角度αiが異なる2つのブロックグループGiが、屈曲線状に連ねて形成されても良い。この場合、2つのブロックグループGiに属する共通のブロックBg0を含むこともできる。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
図1に示す基本構造をなし、かつ図2のブロックパターンを基本パターンとした不整地走行用の自動二輪車用タイヤを、表1の仕様に基づき試作した。そしてこれら試作タイヤを、モトクロス/オフロード競技専用車両(4ストローク/450cc)の前輪に装着し、実車走行により、硬い路面でのグリップ性、泥濘路でのグリップ性、及びスライドコントロール性をテストした。
テスト方法は、次の通りである。
下記のテスト条件にて、硬い路面及び泥濘路が混在する競技専用コースを走行したときの硬い路面でのグリップ性、泥濘路でのグリップ性、及びスライドコントロール性を、ドライバーの官能評価により10点法にて評価した。数値が大きい程良好であることを示す。条件は以下の通りである。
<テスト条件>
タイヤ:
前輪:表1を参照(サイズ:80/100−21)
後輪:市販のモトクロス用タイヤ(サイズ:120/80−19)
リム:
前輪:21×1.60
後輪:19×2.15
内圧:
前輪:80kPa
後輪:80kPa
Figure 0006027589
Figure 0006027589
表に示すように、実施例のタイヤは、比較的硬い路面でのグリップ性と泥濘路でのグリップ性との総合評価が高く、双方のグリップ性を高レベルで両立させうるのが確認できる。
1 自動二輪車用タイヤ
2 トレッド部
B ブロック
Co タイヤ赤道
E1、E2 ブロック側縁
E3、E4 ブロック端縁
G ブロックグループ
M ブロック踏面重心
X 傾斜線領域

Claims (4)

  1. トレッド部にブロックパターンを有する自動二輪車用タイヤであって、
    前記ブロックパターンを平面に展開したとき、
    前記ブロックパターンは、タイヤ赤道に対して角度αで傾斜する巾4mm以下の傾斜線領域上にブロック踏面重心を有して該傾斜線領域上に配列する5個以上のブロックからなるブロックグループを含むとともに、前記角度αを1〜10°の範囲としたことを特徴とする自動二輪車用タイヤ。
  2. 前記ブロックグループをなすブロックは、タイヤ軸方向一方側のブロック側縁のタイヤ赤道に対する角度β1と前記角度αとの差が5°以下、かつタイヤ軸方向他方側のブロック側縁のタイヤ赤道に対する角度β2と前記角度αとの差が5°以下であることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車用タイヤ。
  3. 前記ブロックグループをなすブロックは、タイヤ周方向のブロック端縁のうち、先着側のブロック端縁のタイヤ軸方向に対する角度β3が10°以下、かつ後着側のブロック端縁は、タイヤ軸方向外側に向かって後着側に傾斜しかつタイヤ軸方向に対する角度β4が5〜25°であることを特徴とする請求項1又は2記載の自動二輪車用タイヤ。
  4. 前記ブロックグループをなすブロックは、踏面積が最も大きい最大ブロックの踏面積が、踏面積が最も小さい最小ブロックの踏面積の120%以下であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の自動二輪車用タイヤ。
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