JP5942314B2 - 点灯装置および、これを用いた照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、点灯装置および、これを用いた照明器具に関するものである。
近年、消費者の照明への関心が高まり、発光ダイオード(LED素子)を光源に用いた照明器具が多様化している。そのような中、高電力の商品等において、LED素子が複数個直列接続されたLEDモジュールを並列接続しているものが増えている。また、LEDのばらつき対策として、並列接続されたLEDモジュールに対して定電流を供給する定電流回路を設けるものもある。
しかし、LEDモジュールが並列接続されている場合、一部のLEDモジュールが外れたり、オープンモード故障が生じると、他のLEDモジュールに電流が集中し、このLEDモジュールが破壊や劣化を引き起こすおそれがある。定電流回路を用いて負荷全体に供給する電流を一定に制御している場合でも、一部のLEDモジュールに電流が集中する可能性がある。そのため、各LEDモジュールに対して対策をする必要があった。
そこで、並列接続されたLEDモジュール毎に定電流回路および接続状態検出回路を備えた照明装置がある(例えば、特許文献1参照)。この照明装置は、LEDモジュールが外れたことを検出すると、このLEDモジュールへの電流供給を停止することで、他のLEDモジュールに電流が集中することを防止している。
また、LED負荷の異常を検知し、車両用灯具の光源を安全に点灯させる点灯回路がある(例えば、特許文献2参照)。この点灯回路は、複数のLED負荷が並列された光源全体に対して定電流を供給している。また、各LED負荷には検出抵抗が直列接続されており、各検出抵抗の両端電圧を検出することで、各LED負荷の故障や外れ等の異常を検知している。そして、異常を検知した場合、スイッチングレギュレータの駆動信号を調節することで、LED負荷全体に供給される電力を低減させ、安全な動作を維持する。
特開2009−21175号公報 特開2004−134147号公報
しかし、特許文献1記載の照明装置では、LEDモジュールの並列接続数分の定電流回路および接続状態検出回路が必要となるので回路構成が複雑となり、定電流回路および接続状態検出回路による電力損失が大きく、照明装置全体の変換効率が低い。
また、特許文献2記載の照明装置では、LED負荷の並列接続数分の検出抵抗が必要となるので、検出抵抗による電力損失が大きく、点灯回路全体の変換効率が低い。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、電力損失を低減し、負荷の異常時に正常な発光モジュールに電流が集中することを防止することができる点灯装置および、これを用いた照明器具を提供することにある。
本発明の点灯装置は、複数の半導体発光素子が直列接続された発光モジュールが複数個並列接続されることで構成された負荷に供給する電流を定電流制御する点灯部と、複数の前記発光モジュールのうち、いずれか1つの前記発光モジュールに流れる電流を検出する電流検出部と、前記電流検出部の検出値と、所定の電流範囲の上限値および下限値とを比較することで、前記負荷の異常を検出する異常検出部とを備え、前記異常検出部は、前記電流検出部の検出値が前記上限値よりも大きい場合および、前記下限値よりも小さい場合、前記負荷の異常を検出し、前記異常検出部が前記負荷の異常を検出した場合、前記点灯部は、前記負荷に供給する電流を低減させ、前記点灯部は、前記異常検出部が前記負荷の異常を検出した場合、前記負荷に供給する電流を間欠的に低減させる間欠動作を行い、前記間欠動作を行っているときに、前記異常検出部が前記負荷の異常を検出している状態から前記負荷の異常を検出していない状態になった場合、前記間欠動作を停止することを特徴とする。
この点灯装置において、前記所定の電流範囲の前記上限値と当該上限値を上回った前記電流検出部の検出値との差または、前記所定電流範囲の前記下限値と当該下限値を下回った前記電流検出部の検出値との差が大きくなるにつれて、前記点灯部は、前記負荷に供給する電流の低減度合いを増加させることが好ましい。
この点灯装置において、前記点灯部は、直流電力を出力する直流電源部と、前記直流電源部を入力電源として、前記負荷に供給する電流を定電流制御する定電流供給部とを含んで構成されることが好ましい。
本発明の照明器具は、複数の半導体発光素子が直列接続された発光モジュールが複数個並列接続されることで構成された負荷に供給する電流を定電流制御する点灯部と、複数の前記発光モジュールのうち、いずれか1つの前記発光モジュールに流れる電流を検出する電流検出部と、前記電流検出部の検出値と、所定の電流範囲の上限値および下限値とを比較することで、前記負荷の異常を検出する異常検出部とを備え、前記異常検出部は、前記電流検出部の検出値が前記上限値よりも大きい場合および、前記下限値よりも小さい場合、前記負荷の異常を検出し、前記異常検出部が前記負荷の異常を検出した場合、前記点灯部は、前記負荷に供給する電流を低減させる点灯装置と、複数の半導体発光素子が直列接続された発光モジュールが複数個並列接続されることで構成され、前記点灯装置から電流を供給される負荷とを備えることを特徴とする。
以上説明したように、本発明では、簡易な構成で、電力損失を低減し、負荷の異常時に正常な発光モジュールに電流が集中することを防止することができるという効果がある。
本発明の実施形態1の点灯装置のブロック構成図である。 同上の回路構成図である。 同上の異常検出部の回路構成図である。 同上の異常検出部の別構成を示す回路構成図である。 (a)〜(e)同上の降圧コンバータ部の別構成を示す回路構成図である。 実施形態2の点灯装置のブロック構成図である。 実施形態3の照明器具を示す概略図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
図1に本実施形態の点灯装置1のブロック構成図を示す。本実施形態の点灯装置1は、フィルタ回路2と、整流回路3と、昇圧チョッパ部4と、降圧コンバータ部5と、制御用電源回路6と、電流検出部7と、昇圧チョッパ制御部8と、降圧コンバータ制御部9と、調光制御部10と、異常検出部11とで構成されている。
図2に示す回路構成図を用いて、本実施形態の点灯装置1の各部について説明する。
フィルタ回路2の入力端間は、コネクタCN1を介して商用電源200(例えば、100V,50/60Hz)に接続され、コネクタCN1との間にヒューズF1が介挿されている。フィルタ回路2は、入力端間にバリスタZNR1(サージ電圧保護素子)およびフィルタコンデンサC1の並列回路が接続され、コモンモードチョークコイルLf1(ラインフィルタ)が入力端の各々に接続されている。フィルタ回路2は、上記構成を備えることによって、入力段におけるノイズ成分を低減させている。
整流回路3は、フィルタ回路2の出力が入力され、商用電源200の交流電圧を全波整流する全波整流器DB1と、高周波バイパス用のコンデンサC2とで構成される。整流回路3は、上記構成を備えることによって、商用電源200の交流電力を全波整流し、コンデンサC2の両端に脈流電圧を生成する。
また、全波整流器DB1の直流出力端子の負極は、回路基板上のグランドであり、コンデンサC3,C4の直列回路を介してシャーシ電位FGに高周波的に設置されている。以降、全波整流器DB1の負極と同電位箇所を回路グランドと称す。
昇圧チョッパ4は、インダクタL1と、スイッチング素子Q1と、ダイオードD1と、平滑コンデンサC5とで主回路を構成している。
詳細には、全波整流器DB1の直流出力端子間に、インダクタL1とダイオードD1と平滑コンデンサC5とからなる直列回路が接続されている。全波整流器DB1の直流出力端子の正極は、インダクタL1を介してダイオードD1のアノードに接続され、ダイオードD1のカソードは平滑コンデンサC5の正極に接続されている。また、インダクタL1とダイオードD1との接続点と回路グランドとの間に、nチャネルMOSFETで構成されたスイッチング素子Q1と電流検出抵抗R1とからなる直列回路が接続されている。スイッチング素子Q1は、ドレインがダイオードD1のアノードに接続され、ソースが電流検出抵抗R1を介して回路グランドに接続され、ゲートが後述する昇圧チョッパ制御部8に接続されている。
上記のように構成された昇圧チョッパ4は、昇圧チョッパ制御部8によってスイッチング素子Q1が高周波でスイッチング制御される。それによって、昇圧チョッパ4は、整流回路3から出力される脈流電圧を昇圧して、平滑コンデンサC5に平滑化された直流電圧(例えば、410V)を生成する。
平滑コンデンサC5は、アルミ電解コンデンサ等からなる大容量のコンデンサであり、高周波バイパス用の小容量のコンデンサC6が並列接続されている。コンデンサC6は、フィルムコンデンサなどで構成されており、平滑コンデンサC5に流れる高周波成分をバイパスする。
次に、昇圧チョッパ制御部8について説明する。昇圧チョッパ制御部8は、PFC回路IC1と、その周辺回路によって構成されており、スイッチング素子Q1のスイッチング制御を行う。なお、フィルタ回路2と整流回路3と昇圧チョッパ4と昇圧チョッパ制御部8とが、本願発明の直流電源部に相当する。
本実施形態のPFC回路IC1は、STマイクロエレクトロニクス社製のL6562AのICチップを用いており、1番ピンP11〜8番ピンP18で構成されている。以下に、1番ピンP11〜8番ピンP18の機能・動作について説明する。
8番ピンP18(Vcc)は電源端子、6番ピンP16(GND)はグランド端子であり、8番ピンP18と6番ピンP16との間に、後述する制御用電源回路6から出力される制御用電源電圧Vcc(以降、制御電圧Vccと称す)が供給される。PFC回路IC1は、制御電圧Vccを入力電源として駆動する。また、8番ピンP18と6番ピンP16との間にコンデンサC11が接続されている。このコンデンサC11は、電源バイパス用の小容量コンデンサであり、制御電圧Vccのノイズを除去している。
7番ピンP17(GD)はゲートドライブ端子であり、抵抗R14,R15からなる直列回路が、回路グランドとの間に接続されている。そして、抵抗R14と抵抗R15との接続点がスイッチング素子Q1のゲートに接続されている。また、抵抗R14と並列に、抵抗R16とダイオードD2とからなる直列回路が接続されており、ダイオードD2のアノードがスイッチング素子Q1のゲートに接続されている。
そして、7番ピンP17の出力レベルがハイレベルになると、抵抗R14を介して抵抗R15に電流が流れて、抵抗R15の両端電圧が上昇する。そして、抵抗R15の両端電圧が、スイッチング素子Q1のゲート・ソース間スレッショルド電圧以上になると、スイッチング素子Q1がオンする。また、7番ピンP17の出力レベルがローレベルになると、ダイオードD2,抵抗R16を介してスイッチング素子Q1のゲート・ソース間の蓄積電荷が放電されることにより、スイッチング素子Q1がオフする。
4番ピンP14(CS)はチョッパ電流検出端子であり、抵抗R12とコンデンサC10とからなるノイズフィルタ回路を介して電流検出抵抗R1の両端電圧を検出することで、スイッチング素子Q1に流れる電流を検出している。そして、検出値が閾値以上となると、7番ピンP17をローレベルにすることで、スイッチング素子Q1をオフする。
5番ピンP15(ZCD)はゼロクロス検出端子であり、インダクタL1の2次巻線n2の一端に抵抗R13を介して接続され、2次巻線n2の他端は回路グランドに接続されている。そして、5番ピンP15は、インダクタL1のエネルギーを検出しており、インダクタL1のエネルギー放出がなくなると、7番ピンP17をハイレベルにすることで、スイッチング素子Q1をオンする。
3番ピンP13(MULT)は内蔵の乗算回路(図示せず)の入力端子であり、整流回路3から出力される脈流電圧を検出している。脈流電圧は、抵抗R2〜R4からなる直列回路と抵抗R5によって分圧され、この分圧された電圧がPFC回路IC1の3番ピンP13に入力される。また、3番ピンP13と回路グランドとの間にコンデンサC7が接続されることで、ノイズを除去している。
そして、PFC回路IC1は、脈流電圧が高くなるにつれてスイッチング素子Q1のオン時間が長くなるように制御し、脈流電圧が低くなるにつれてスイッチング素子Q1のオン時間が短くなるように制御する。また、3番ピンP13に接続されたPFC回路IC1内部の乗算回路は、全波整流器DB1を介して商用電源200から入力される入力電流のピーク値を脈流電圧波形と相似形とする制御に用いられる。
1番ピンP11(INV)は内蔵の誤差増幅器の反転入力端子、2番ピンP12(COMP)は内蔵の誤差増幅器の出力端子であり、1番ピンP11は昇圧チョッパ部4が出力する直流電圧を検出している。平滑コンデンサC5の両端に生成される直流電圧は、抵抗R6〜R9の直流回路と、抵抗R10および可変抵抗VR1との直列回路とによって分圧され、この分圧された電圧が1番ピンP11に入力される。そして、検出値が目標電圧よりも高い場合、スイッチング素子Q1のオン時間が短くなるように制御し、検出値が目標電圧よりも低い場合、スイッチング素子Q1のオン時間が長くなるように制御される。また、1番ピンP11と2番ピンP12との間に接続されたコンデンサC8,C9と抵抗R11は、PFC回路IC1内部の誤差増幅器の帰還インピーダンスである。
次に、制御用電源回路6について説明する。本実施形態の制御用電源回路6は、IPD素子IC2と、その周辺回路によって構成されている。IPD素子IC2は、いわゆるインテリジェンス・パワー・デバイスであり、例えばパナソニック社製のMIP2E2Dを用いる。
IPD素子IC2は、ドレイン端子P21とソース端子P22とコントロール端子P23とを有する3ピンのICであり、内部にパワーMOSFETからなるスイッチング素子と、このスイッチング素子のスイッチング制御を行う制御回路とを備えている。
そして、IPD素子IC2に内蔵されたスイッチング素子と、インダクタL2と、平滑コンデンサC12と、ダイオードD3とで降圧チョッパ回路を構成している。詳細には、IPD素子IC2のドレイン端子P21が平滑コンデンサC5の正極に接続され、ソース端子P22はインダクタL2を介して平滑コンデンサC12の正極に接続されている。また、インダクタL2と平滑コンデンサC12とからなる直列回路と並列にダイオードD3が接続され、ダイオードD3のカソードがインダクタL2に接続されている。
また、ツェナーダイオードZD1とダイオードD4と平滑コンデンサC14とコンデンサC15とで、IPD素子IC2の電源回路を構成している。IPD素子IC2のコントロール端子P23とソース端子P22との間に、平滑コンデンサC14とコンデンサC15とからなる並列回路が接続されており、平滑コンデンサC14の正極はコントロール端子P23に接続されている。また、インダクタL2と並列に、ツェナーダイオードZD1とダイオードD4と平滑コンデンサC14とからなる直列回路が接続されている。ツェナーダイオードZD1のカソードがインダクタL2に接続され、ダイオードD1のカソードが平滑コンデンサC14に接続されている。また、IPD素子IC2のドレイン端子P21と回路グランドとの間にコンデンサC13が接続されており、ノイズを除去している。
商用電源200による電源投入初期において、インダクタL1およびダイオードD1を介して、全波整流器DB1が出力する脈流電圧によって平滑コンデンサC5が充電される。そして、平滑コンデンサC5が充電されることによって、IPD素子IC2のドレイン端子P21→コントロール端子P23→平滑コンデンサC14→インダクタL2→平滑コンデンサC12の経路で電流が流れて、平滑コンデンサC14が充電される。この平滑コンデンサC14の両端電圧がIPD素子IC2に内蔵された制御回路の動作電源となって、IPD素子IC2が動作を開始し、IPD素子IC2に内蔵されたスイッチング素子がスイッチング制御される。
IPD素子IC2のスイッチング素子がオン状態である場合、平滑コンデンサC5→ドレイン端子P21→ソース端子P22→インダクタL2→平滑コンデンサC12の経路で電流が流れて、平滑コンデンサC12が充電される。また、IPD素子IC2のスイッチング素子がオフ状態である場合、インダクタL2の蓄積エネルギーがダイオードD3を介して平滑コンデンサC12に放出される。上記オン・オフ動作を繰り返すことによって、平滑コンデンサC5の両端電圧を降圧した制御電圧Vccが平滑コンデンサC12の両端に生成される。
また、IPD素子IC2のスイッチング素子がオフ状態である場合、ダイオードD3を介して回生電流が流れるが、このとき、インダクタL2の両端電圧は、平滑コンデンサC12の両端電圧とダイオードD3の順電圧の和にクランプされる。この電圧から、ツェナーダイオードZD1のツェナー電圧とダイオードD4の順電圧の和を差し引いた電圧が平滑コンデンサC14の両端電圧となる。そして、IPD素子IC2に内蔵された制御回路は、平滑コンデンサC14の両端電圧が一定となるように、IPD素子IC2に内蔵されたスイッチング素子のスイッチング制御を行う。これにより、平滑コンデンサC12の両端電圧が一定となるように制御されると共に、平滑コンデンサC14が充電されてIPD素子IC2の駆動を継続することができる。
上記のように構成された制御用電源回路6は、平滑コンデンサC12を出力として、昇圧チョッパ制御部8,降圧コンバータ制御部9,調光制御部10に制御電圧Vccを供給する。以降、制御電圧Vccと同電位箇所を制御電源と称す。
次に、平滑コンデンサC5の両端に生成される直流電圧を降圧する降圧コンバータ部5について説明する。
降圧コンバータ部5は、スイッチング素子Q2とインダクタL3と平滑コンデンサC16とダイオードD5とで降圧チョッパ回路を構成されている。詳細には、平滑コンデンサC5と並列に、スイッチング素子Q2とインダクタL3と平滑コンデンサC16とからなる直列回路が接続されており、インダクタL3と平滑コンデンサC16と並列にダイオードD5が接続されている。スイッチング素子Q2は、nチャネルMOSFETで構成されており、ドレイン端子が平滑コンデンサC5の正極に接続され、ソース端子がインダクタL3を介して平滑コンデンサC16の正極に接続されている。また、ダイオードD5は、アノードが平滑コンデンサC16の負極に接続され、カソードがインダクタL3に接続されている。
そして、スイッチング素子Q2がオンすると、平滑コンデンサC5からスイッチング素子Q2→インダクタL3→平滑コンデンサC16の経路で電流が流れる。また、スイッチング素子Q2がオフすると、インダクタL3に蓄積されたエネルギーがダイオードD5を介して平滑コンデンサC16に放出される。そして、上記オン・オフ動作を繰り返すことによって、平滑コンデンサC5の両端に生成される直流電圧を降圧した電圧を平滑コンデンサC16の両端に生成する。
上記のように構成された降圧コンバータ部5は、平滑コンデンサC16の両端を出力として、負荷12に供給する電流(以降、LED電流Ioと称す)を定電流制御する。負荷12は、複数のLED素子121が直列接続されたLEDモジュール122が、複数個並列接続されることで構成されている。本実施形態の負荷12は、2つのLEDモジュール122が並列接続されることで構成されており、LEDモジュール122を個別に識別する場合は、LEDモジュール122a,122bと称す。また、LEDモジュール122aには、後述する電流検出部7が直列接続されている。そして、降圧コンバータ部5からLED電流Ioが供給されることによって、負荷12の各LED素子121が点灯する。
次に、降圧コンバータ制御部9について説明する。
降圧コンバータ制御部9は、タイマー用集積回路IC3,IC4と、その周辺回路とで構成されている。タイマー用集積回路IC3,IC4は、周知のタイマーIC(いわゆる555タイマー回路)であり、例えば、ルネサスエレクトロニクス社製のμPD5555または、このデュアル版のμPD5556または、これらの互換品を用いる。
タイマー用集積回路IC3,IC4は、1番ピンP31,P41から8番ピンP38,P48で構成されており、各々に周辺回路が接続される。以下に、タイマー用集積回路IC3,IC4の1番ピンP31,P41〜8番ピンP38,P48の機能・動作について説明する。
8番ピンP38,P48は電源端子、1番ピンP31,P41はグランド端子であり、8番ピンP38,P48と1番ピンP31,P41との間に、制御電圧Vccが供給される。また、タイマー用集積回路IC3の8番ピンP38と1番ピンP31との間にコンデンサC17が接続され、タイマー用集積回路IC4の8番ピンP48と1番ピンP41との間にコンデンサC18が接続されている。このコンデンサC17,C18は、電源バイパス用の小容量コンデンサであり、制御電圧Vccのノイズを除去している。
5番ピンP35,P45は制御端子であり、内部の分圧抵抗によって、制御電圧Vccの2/3となる基準電圧Vb1が印加されている。また、タイマー用集積回路IC3の5番ピンP35と1番ピンP31との間にコンデンサC19が接続され、タイマー用集積回路IC4の5番ピンP45と1番ピンP41との間にコンデンサC20が接続されている。このコンデンサC19,C20は、5番ピンP35,P45に印加される基準電圧Vb1のノイズを除去するバイパス用の小容量コンデンサである。
6番ピンP36,P46はスレッショルド端子であり、6番ピンP36,P46に印加される電圧が、基準電圧Vb1よりも高くなると、内部のフリップフロップが反転する。そして、出力端子として機能する3番ピンP33,P43の出力レベルがローレベルとなる。また、放電端子として機能する7番ピンP37,P47が1番ピンP31,P41(回路グランド)と短絡された状態となる。
2番ピンP32,P42はトリガー端子であり、2番ピンP32,P42に印加される電圧が、基準電圧Vb1の1/2となる基準電圧Vb2(=Vb1/2)よりも低くなると、内部のフリップフロップを反転する。そして、3番ピンP33,P43の出力レベルがハイレベルとなり、7番ピンP37,P47が開放された状態となる。
4番ピンP34,P44はリセット端子であり、4番ピンP34,P44に印加される電圧が、2V未満となると、動作停止状態となり、3番ピンP33,P43の出力レベルがローレベルに固定される。
次に、タイマー用集積回路IC3,IC4の詳細な動作について説明する。以降、タイマー用集積回路IC3を高周波発振用回路IC3、タイマー用集積回路IC4をパルス幅設定用回路IC4と称す。
まず、高周波発振用回路IC3の詳細な動作について説明する。
高周波発振用回路IC3は、時定数の設定に用いる抵抗R17,R18およびコンデンサC21が周辺回路として接続されており、無安定マルチバイブレータとして動作する。制御電源と回路グランドとの間に、抵抗R17,R18とコンデンサC21とからなる直列回路が接続されている。抵抗R17と抵抗R18との接続点が7番ピンP37に接続され、抵抗R18とコンデンサC21との接続点が2番ピンP32および6番ピンP36に接続されている。
そして、コンデンサC21の両端電圧は、2番ピンP32および6番ピンP36に印加され、基準電圧Vb1,Vb2と比較される。
電源投入初期は、コンデンサC21の両端電圧は2番ピンP32で比較される基準電圧Vb1よりも低いので、3番ピンP33の出力レベルがハイレベルとなり、7番ピンP37は開放状態となる。これにより、制御電源から抵抗R17,R18を介してコンデンサC21に電流が流れてコンデンサC21が充電される。
上記充電動作によって、コンデンサC21が充電され、コンデンサC21の両端電圧が6番ピンP36で比較される基準電圧Vb1よりも高くなると、3番ピンP31の出力レベルがローレベルとなり、7番ピンP37は1番ピンP31と短絡された状態となる。これにより、コンデンサC21から抵抗R18を介して回路グランドに電流が流れてコンデンサC21が放電される。
上記放電動作によって、コンデンサC21が放電され、コンデンサC21の両端電圧が減少し、2番ピンP32で比較される基準電圧Vb2よりも低くなると、3番ピンP31の出力レベルがハイレベルとなり、7番ピンP37が開放された状態となる。これにより、コンデンサC21が再び充電される。以下、上記充電動作および放電動作が繰り返し行われる。
抵抗R17,R18およびコンデンサC21によって決定される時定数は、3番ピンP33の発振周波数が数十kHzの高周波となるように設定される。
また、抵抗R17の抵抗値は抵抗R18の抵抗値よりも十分に小さくなるように設定される。そのため、コンデンサC21を充電している期間(3番ピンP33がローレベルである期間)は、極端に短くなる。これにより、3番ピンP33からは、ローレベルのパルス幅が短いパルス信号が数十kHzの高周波で繰り返し出力されることとなる。このパルス信号の立下りエッジを用いて、パルス幅設定用回路IC4の2番ピンP42を1周期毎に1回だけトリガーする。
次に、パルス幅設定用回路IC4の詳細な動作について説明する。
パルス幅設定用回路IC4は、時定数の設定に用いる抵抗R19および可変抵抗VR2およびコンデンサC22が周辺回路として接続されており、単安定マルチバイブレータとして動作する。制御電源と回路グランドとの間に、抵抗R19と可変抵抗VR2とコンデンサC22とからなる直列回路が接続されている。可変抵抗VR2とコンデンサC22との接続点に6番ピンP46および7番ピンP47が接続されている。また、抵抗R19と可変抵抗VR2とからなる直列回路と並列に、フォトカプラPC1の受光素子PC11が接続されており、単安定マルチバイブレータのパルス幅を、フォトカプラPC1の発光素子PC12の光信号強度に応じて可変制御している。
パルス幅設定用回路IC4の2番ピンP42は、高周波発振用回路IC3の3番ピンP33に接続されており、高周波発振用回路IC3の3番ピンP33からローレベルのパルス幅が短いパルス信号が入力される。そして、このパルス信号の立下りエッジにおいて、パルス幅設定用回路IC4の3番ピンP43がハイレベルとなり、7番ピンP47が開放された状態となる。これによって、制御電源から、抵抗R19と可変抵抗VR2とからなる直列回路およびフォトカプラPC1の受光素子PC11を介してコンデンサC22が充電される。
上記充電動作によって、コンデンサC22の両端電圧が、6番ピンP46で比較される基準電圧Vb1よりも高くなると、3番ピンP43の出力レベルがローレベルとなり、7番ピンP47と1番ピンP41とが短絡された状態となる。これにより、コンデンサC22が瞬時に放電される。
したがって、パルス幅設定用回路IC4の3番ピンP43から出力されるパルス信号のハイレベル期間は、コンデンサC22をグランド電位から基準電圧Vb2まで充電するのに要する時間で決まる。この充電時間の最大値は、高周波発振用回路IC3の発振周期よりも短くなるように設定される。また、充電時間の最小値は、高周波発振用回路IC3の3番ピンP33から出力されるパルス信号のローレベル(トリガーパルス)期間よりも長くなるように設定される。
3番ピンP43は、トランスT1の1次巻線T11を介して、電解コンデンサC23とダイオードD6とからなる並列回路に接続されている。
トランスT1の1次巻線T11は、一端が3番ピンP43に接続され、他端が電解コンデンサC23の正極およびダイオードD6のカソードに接続されている。また、トランスT1の2次巻線T12の両端間に、抵抗R20,R21からなる直列回路が接続されており、2次巻線T12の一端はスイッチング素子Q2のソースに接続されている。また、抵抗R21は、スイッチング素子Q2のソースとゲートとの間に接続されている。また、抵抗R20と並列にダイオードD7と抵抗R22とからなる直列回路が接続されており、ダイオードD7のアノードがスイッチング素子Q2のゲートに接続されている。
そして、パルス幅設定用回路IC4の3番ピンP33から出力されるパルス信号を用いてスイッチング素子Q2をスイッチング制御する。
3番ピンP43から出力されるパルス信号がハイレベルのとき、トランスT1の1次巻線T11を介して電解コンデンサC23に電流が流れて電解コンデンサC23が充電される。このとき、トランスT1の2次巻線T12側に誘導起電力が発生し、抵抗20,R21に電流が流れて、抵抗R21の両端電圧が大きくなる。そして、抵抗R21の両端電圧が、スイッチング素子Q2のゲート・ソース間のスレッショルド電圧以上となると、スイッチング素子Q2がオンする。
また、3番ピンP43から出力されるパルス信号がローレベルのとき、電解コンデンサC23から1次巻線T11を介して電流が流れる。それによって、2次巻線T12側において、ダイオードD7および抵抗R22を介してスイッチング素子Q2のゲート・ソース間の電荷が引き抜かれて、スイッチング素子Q2がオフする。
上記動作を繰り返すことによって、パルス幅設定用回路IC4はスイッチング素子Q2のスイッチング制御制御を行う。
また、高周波発振用回路IC3の4番ピンP34は制御電圧Vccが印加され、パルス幅設定用回路IC4の4番ピンP44は制御電圧Vccを抵抗R23,24で分圧した電圧が印加される。したがって、制御用電源回路6が駆動して制御電圧Vccが出力された後に、高周波発用回路IC3およびパルス幅設定用回路IC4が駆動する。
次に、調光制御部10について説明する。
調光制御部10に入力される調光信号は、周波数が1kHzで振幅が10Vのパルス幅可変の矩形波電圧信号で構成されたPWM信号である。このような調光信号は、蛍光灯のインバータ点灯装置の調光信号として広く用いられている。なお、この調光信号を伝送する調光信号線は、電源線とは別にして各照明器具に配線されている。
本実施形態の調光制御部10の入力段には、全波整流器DB2が接続されている。したがって、調光信号線の配線を逆極性に接続しても正常に動作する。全波整流器DB2の出力端子間には、抵抗R25,R26とフォトカプラPC2の発光素子PC22とからなる直列回路が接続され、抵抗R26と発光素子PC22とからなる直列回路と並列にツェナーダイオードZD2が接続されている。
このフォトカプラPC2は、絶縁回路として機能している。調光信号線および電源線には、複数の照明器具が並列に接続されることが一般的である。その場合、各照明器具の回路グランドが同一電位であるとは限らないので、調光信号線と各照明器具の回路グランドとを絶縁しておく必要がある。
フォトカプラPC2の発光素子PC22は、抵抗R25,R26および全波整流器DB2を介して調光信号線に接続されている。また、制御電源と回路グランドとの間に、フォトカプラPC2の受光素子PC21と抵抗R27とからなる直列回路が接続されている。
調光信号線を介して入力される調光信号(PWM信号)がハイレベルのとき、フォトカプラPC2の発光素子PC22の発光量が増加することで受光素子PC21のオン抵抗が減少し、受光素子PC21に流れる電流が増加する。それによって、抵抗R27と受光素子PC21の接続点の電圧が低下する。以降、抵抗R27と受光素子PC21の接続点の電圧を、調光電圧と称す。
また、調光信号がローレベルのとき、発光素子PC22の発光量が減少することで受光素子PC21のオン抵抗が増加し、受光素子PC21に流れる電流が減少する。それによって、調光電圧が上昇する。
調光電圧は、オペアンプA1,A2を内蔵した集積回路IC5(以降、調光用回路IC5と称す)に入力される。この調光用回路IC5と抵抗R28と平滑コンデンサC24とで直流変換回路を構成している。調光電圧の変化は、調光信号の周波数(1kHz)で繰り返されるが、抵抗R28と平滑コンデンサC24とからなる時定数回路によって平滑され、直流電圧に変換される。
調光用回路IC5には、例えばルネサスエレクトロニクス社製のμPC358もしくは、その互換品を用いる。この調光用回路IC5は、制御電圧Vccが供給されることによって駆動する。
オペアンプA1は、バッファアンプとして使用している。オペアンプA1は、非反転入力端子には調光電圧が印加され、反転入力端子が出力端子に接続されており、出力端子が抵抗R28と平滑コンデンサC24とからなる直列回路を介して回路グランドに接続されている。そして、オペアンプA1は、調光電圧を低インピーダンス化し、抵抗R28を介して平滑コンデンサC24の充放電を行う。
調光信号のローレベル期間が長い場合、抵抗R28を介して平滑コンデンサC24が充電される期間が長くなるので、平滑コンデンサC24の両端電圧が増加する。また、調光信号のハイレベル期間が長い場合、抵抗R28を介して平滑コンデンサC24が放電される期間が長くなるので、平滑コンデンサC24の両端電圧は減少する。
オペアンプA2は、バッファアンプとして使用しており、平滑コンデンサC24の正極が非反転入力端子に接続されている。また、オペアンプA2の反転入力端子は出力端子に接続され、出力端子は、フォトカプラPC1の発光素子PC12と抵抗R29を介して制御電源に接続されている。そして、平滑コンデンサC24の両端電圧を、オペアンプA2からなるバッファアンプにより低インピーダンス化して出力することで、フォトカプラPC1の発光素子PC12を駆動する。
平滑コンデンサC24の両端電圧が低いときは、オペアンプA2の出力電圧も低くなるので、制御電源から抵抗R29を介して発光素子PC12に流れる電流が増加して発光量が増加する。それによって、受光素子PC11のオン抵抗が減少して、受光素子PC11に流れる電流が増加する。すなわち、調光信号のハイレベル期間が長くなると、パルス幅設定用回路IC4によって設定されるスイッチング素子Q2のオンパルス幅が短くなり、降圧コンバータ部5が出力するLED電流Ioが低減する。
また、平滑コンデンサC24の両端電圧が高いときは、オペアンプA2の出力電圧が高くなるので、制御電源から抵抗R29を介して発光素子PC12に流れる電流が減少して発光量が減少する。それによって、受光素子PC11のオン抵抗が増加して、受光素子PC11に流れる電流が減少する。すなわち、調光信号のローレベル期間が長くなると、パルス幅設定用回路IC4によって設定されるスイッチング素子Q2のオンパルス幅が長くなり、降圧コンバータ部5が出力するLED電流Ioが増加する。
なお、調光信号線が断線した場合には、調光信号が常にローレベル状態となるので、LED電流Ioが最大となり全点灯する。
なお、降圧コンバータ部5と降圧コンバータ制御部9と調光制御部10とが、本願発明の定電流供給部に相当する。また、フィルタ回路2と整流回路3と昇圧チョッパ部4と降圧コンバータ部5と制御用電源回路6と昇圧チョッパ制御部8と降圧コンバータ制御部9と調光制御部10とが、本願発明の点灯部に相当する。
次に、電流検出部7および異常検出部11について、図3を用いて説明する。
電流検出部7は、抵抗R30で構成されており、LEDモジュール122aに直列接続され、LEDモジュール122aに流れる電流を検出している。
異常検出部11は、抵抗R30の両端電圧の増減に基づいて、負荷12の異常を検出している。異常検出部11は、スイッチング素子Q3〜Q5と、抵抗R31〜R35と、コンパレータCP1と、基準電圧生成部E1とで構成されている。
制御用電源回路6の出力間(制御電源−回路グランド間)に、抵抗R31とスイッチング素子Q3とからなる直列回路が接続されている。スイッチング素子Q3は、NPNトランジスタで構成されており、コレクタが抵抗R31を介して制御電源に接続され、エミッタが回路グランドに接続されている。また、スイッチング素子Q3のベース・エミッタ間にR30,R32からなる直列回路が接続されており、抵抗R30の両端電圧が抵抗R32を介してスイッチング素子Q3のベースに印加される。
また、スイッチング素子Q3のコレクタに、抵抗R33およびスイッチング素子Q4が接続されている。スイッチング素子Q4は、NPNトランジスタで構成されており、エミッタが回路グランドに接続され、ベース・エミッタ間に抵抗R33が接続されており、抵抗R33の両端電圧がスイッチング素子Q4のベースに印加される。
また、コンパレータCP1は、非反転入力端子が抵抗R34を介して抵抗R30に接続されており、抵抗R30の両端電圧が印加される。また、コンパレータCP1の反転入力端子は、基準電圧生成部E1が接続され、基準電圧Vb3が印加される。コンパレータCP1の出力端子は、抵抗R35を介してNPNトランジスタで構成されたスイッチング素子Q5のベースに接続されている。また、スイッチング素子Q5のエミッタが回路グランドに接続されている。
そして、異常検出部11は、抵抗R30の両端電圧が所定の電流範囲内であるか否かに基づいて、負荷12の異常の有無を検出する。異常検出部11は、抵抗R30の両端電圧が所定の電流範囲内である場合、負荷12の異常が検出されていない出力状態となり、抵抗R30の両端電圧が所定の電流範囲外である場合、負荷12の異常が検出された出力状態となる。すなわち、異常検出部11は、LEDモジュール122aに流れる電流が、所定の電流範囲の上限値を上回った場合または下限値を下回った場合に、負荷12の異常を検出する。そして、異常検出部11は、負荷12の異常を検出した場合、その異常内容に応じてスイッチング素子Q4またはスイッチング素子Q5をオンすることで、出力状態を切り替える。
例えば、LEDモジュール122aが外れた場合またはオープンモード故障した場合、またはLEDモジュール122bがショートモード故障した場合、LEDモジュール122aには電流が流れなくなる。それによって、抵抗R30の両端電圧が減少して略ゼロとなり、スイッチング素子Q3がオフする。スイッチング素子Q3がオフすることによって、抵抗R33の両端電圧が上昇し、スイッチング素子Q4がオンする。なお、オープンモード故障とは、LEDモジュール122の両端が絶縁された状態の故障を示し、ショートモード故障とは、LEDモジュール122の両端が短絡された状態の故障を示す。
また、LEDモジュール122bが外れた場合またはオープンモード故障した場合、またはLEDモジュール122aがショートモード故障した場合、LEDモジュール122aに流れる電流が増加する。それによって、抵抗R30の両端電圧が増加し、基準電圧Vb3よりも大きくなると、コンパレータCP1の出力レベルがハイレベルとなり、スイッチング素子Q5がオンする。
すなわち、抵抗R30の両端電圧が、所定の範囲の上限値以上となると、スイッチング素子Q4がオンし、所定の範囲の下限値以下となると、スイッチング素子Q5がオンする。
そして、スイッチング素子Q4,Q5の各コレクタは、パルス幅設定用回路IC4の4番ピンP44と、PFC回路IC1の5番ピンP15と、調光用回路IC5のオペアンプA2の非反転入力端子のうち、少なくともいずれか1つに接続されている。
例えば、スイッチング素子Q4,Q5のコレクタが、パルス幅設定用回路IC4の4番ピンP44に接続されている場合、スイッチング素子Q4,Q5がオンすることで4番ピン44が回路グランドと短絡された状態となる。それによって、パルス幅設定用回路IC4の動作が停止して、スイッチング素子Q2のスイッチング動作が停止するので、負荷12にLED電流Ioが供給されなくなる。
また、スイッチング素子Q4,Q5のコレクタが、PFC回路IC1の5番ピンP15に接続されている場合、スイッチング素子Q4,Q5がオンすることで5番ピンP15が回路グランドと短絡された状態となる。それによって、スイッチング素子Q1のスイッチング動作が停止するので、負荷12にLED電流Ioが供給されなくなる。
また、スイッチング素子Q4,Q5のコレクタが、調光用回路IC5のオペアンプA2の非反転入力端子に接続されている場合、スイッチング素子Q4,Q5がオンすることで、平滑コンデンサC24の正極が回路グランドと短絡された状態となる。それによって、スイッチング素子Q2のオンパルス幅が短くなり、LED電流Ioが低減(抑制)される。
また、スイッチング素子Q4,Q5がオンすることによって、PFC回路IC1の1番ピンP11に印加される電圧が上昇するように構成してもよい。それによって、昇圧チョッパ部4の出力が抑制され、LED電流Ioが低減(抑制)される。
なお、スイッチング素子Q4,Q5のコレクタは、各々が同じ上述箇所に接続されていてもよいし、異なる上述箇所に接続されていてもよい。また、スイッチング素子Q4,Q5のコレクタは、複数の上述箇所に接続されていてもよい。
このように、本実施形態では、並列接続された複数個のLEDモジュール122のうち、いずれか1つのLEDモジュール122にのみ流れる電流を検出し、この電流値に基づいて、負荷12の異常の有無を検出している。そして、負荷12の異常時には、LED電流Ioを低減させることで、正常なLEDモジュール122に電流が集中することを防止している。
また、LEDモジュール122毎に異常検出手段を設ける必要がないので、回路構成が簡易になり、コストを低減させることができる。また、1つのLEDモジュール122aにのみ電流検出部7を設けているので、電流検出部7による電力損失が抑制され、点灯装置1全体の変換効率が上昇する。
また、本実施形態では、定電流供給部(降圧コンバータ部5,降圧コンバータ制御部9,調光制御部10)を用いて、複数のLEDモジュール12にLED電流Io(定電流)を一括して供給している。したがって、LEDモジュール122毎に定電流回路を備えていないので、定電流回路による電力損失が抑制され、点灯装置1全体の変換効率が上昇する。
また、本実実施形態では、スイッチング素子Q4,Q5のコレクタを調光用回路IC5のオペアンプA2の非反転入力端子に接続し、負荷12の異常を検出した場合、LED電流Ioを低減させる。それによって、正常なLEDモジュール122の点灯を継続することができる。
また、LEDモジュール122の個数は2つに限定するものではなく、さらに多くのLEDモジュール122で負荷12が構成されていてもよい。例えば、図4に示すように、5つのLEDモジュール122a〜122eで負荷12が構成されている。この場合でも、LEDモジュール122a以外のLEDモジュール122b〜122eのいずれかが、外れたりオープンモード故障した場合または、LEDモジュール122aがショートモード故障した場合、LEDモジュール122aに流れる電流が増加する。また、LEDモジュール122aが外れたりオープンモード故障した場合または、LEDモジュール122a以外のLEDモジュール122b〜122eがショートモード故障した場合、LEDモジュール122aに流れる電流が低減する。したがって、LED点灯装置1は、負荷12全体の異常の有無を検出することができる。
また、異常検出部11の構成は、上記に限定するものではない。例えば、図4に示すように、抵抗R36,R37とスイッチング素子Q6とで異常検出部11aを構成し、抵抗R30の両端電圧の増加度合いを検出することができるように構成してもよい。スイッチング素子Q6は、コレクタが制御電源に接続され、エミッタが抵抗R37を介して回路グランドに接続され、ベースが抵抗R36を介して抵抗R30に接続されている。そして、スイッチング素子Q6のエミッタがPFC回路IC1の1番ピンP11に接続されており、PFC回路IC1は、異常検出部11aの検出値に基づいて負荷12の異常の有無を検出し、負荷12の異常を検出した場合、LED電流Ioを抑制する。なお、この場合、異常検出部11aとPFC回路IC1とが、本願発明の異常検出部に相当する。
詳細には、LEDモジュール122b〜122eのうち、外れたりオープンモード故障となったLEDモジュール122が増えるについて、抵抗R30の両端電圧が連続的に上昇する。それによって、スイッチング素子Q6のオン抵抗が減少し、コレクタ・エミッタ間に流れる電流が連続的に増加する。そして、抵抗R37の両端電圧が連続的に上昇するので、PFC回路IC1の1番ピンP11に印加される電圧も連続的に上昇する。それによって、昇圧チョッパ部4の出力が連続的に抑制されて、LED電流Ioも連続的に抑制される。
すなわち、LEDモジュール122a以外のLEDモジュール122b〜122eのうち、外れたりオープンモード故障となった個数が増えるにつれて、LEDモジュール122aに流れる電流値と電流範囲の上限値との差が大きくなる。そして、本実施形態の点灯装置1は、この差が大きくなるにつれて、LED電流Ioの低減度合いを増加し、正常なLEDモジュール122に過大な電流が流れることを防止することができる。
また、LEDモジュール122aに流れる電流値と電流範囲の下限値との差が大きくなるにつれて、LED電流Ioの低減度合いを増加するように構成してもよい。それによって、正常なLEDモジュール122に過大な電流が流れることを防止することができる。
また、本実施形態の降圧コンバータ部5の回路構成は、図2に示すように、スイッチング素子Q2とダイオードD5とインダクタL3と平滑コンデンサC16とで構成されているが、上記構成に限定するものではない。
例えば、図5(a)に示すように、昇圧チョッパ回路51で構成されていてもよい。この昇圧チョッパ回路51は、インダクタL3aとダイオードD5aと平滑コンデンサC16aとの直列回路と、ダイオードD5aと平滑コンデンサC16aとに並列接続されたスイッチング素子Q2aとで構成されている。
また、図5(b)に示すように、昇降圧チョッパ回路52で構成されていてもよい。この昇降圧チョッパ回路52は、インダクタL2bとスイッチング素子Q2bとの直列回路と、インダクタL3bに並列接続されたダイオードD5bと平滑コンデンサC16bとで構成されている。
また、図5(c)に示すように、フライバックコンバータ回路53で構成されていてもよい。このフライバックコンバータ回路53は、トランスT2cの1次巻線T21cに接続されたスイッチング素子Q2cと、2次巻線T22cの両端間に接続されたダイオードD5cと平滑コンデンサC16cとの直列回路とで構成されている。なお、トランスT2cの1次巻線T21cと2次巻線T22cとは互いに同極性である。
また、図5(d)に示すように、フライフォワードコンバータ回路54で構成されていてもよい。このフライフォワードコンバータ回路54は、トランスT2dの1次巻線T21dに接続されたスイッチング素子Q2dと、2次巻線T22dの両端間に接続されたダイオードD5dと平滑コンデンサC16dとの直列回路とで構成されている。なお、トランスT2dの1次巻線T21dと2次巻線T22dとは互いに逆極性である。
また、図5(e)に示すように、スイッチング素子Q2eをローサイド側に設けた降圧コンバータ回路55で構成されていてもよい。この降圧コンバータ回路55は、平滑コンデンサC16eとインダクタL3eとスイッチング素子Q2eとからなる直列回路と、平滑コンデンサC16eとインダクタL3eとに並列接続されるダイオードD5eとで構成されている。
また、本実施形態の昇圧チョッパ部4の回路構成は、図2に示すように、インダクタL1とスイッチング素子Q1とダイオードD1と平滑コンデンサC5とで構成されているが、上記構成に限定するものではない。
例えば、図5(c)に示すように、上記で説明したフライバックコンバータ回路53と同様に構成してもよい。
また、本実施形態では、半導体発光素子としてLED素子121を用いているが、これに限定するものではなく、例えば有機EL素子や半導体レーザー素子で構成されていてもよい。
(実施形態2)
本実施形態の点灯装置1のブロック構成図を図6に示す。本実施形態の点灯装置1は、タイマ回路13を備えている。なお、実施形態1と同一構成には、同一符号を付して説明は省略する。なお、本実施形態では、フィルタ回路2と整流回路3と昇圧チョッパ部4と降圧コンバータ部5と制御用電源回路6と昇圧チョッパ制御部8と降圧コンバータ制御部9と調光制御部10とタイマ回路13が、本願発明の点灯部に相当する。
タイマ回路13は、異常検出部11の出力に基づいて、負荷12が異常状態であると判断した場合、異常検出部11の出力の導通・遮断を交互に繰り返す動作を行う。例えば、異常検出部11が図3に示すように構成され、スイッチング素子Q4,Q5のコレクタがパルス幅設定用回路IC4の4番ピンP44に接続されている場合について説明する。この場合、異常検出部11が負荷12の異常を検出すると、タイマ回路13はスイッチング素子Q4,Q5のコレクタと4番ピンP44との間の導通・遮断を交互に繰り返す。
タイマ回路13が、スイッチング素子Q4,Q5のコレクタと4番ピンP44との間を導通させている場合、パルス幅設定用回路IC4の4番ピンP44が回路グランドに短絡されるので、LED電流Ioの供給が停止する。また、タイマ回路13がスイッチング素子Q4,Q5のコレクタと4番ピンP44との間を遮断している場合、負荷12が異常状態であっても、正常時のLED電流Ioが負荷12に供給される。
すなわち、タイマ回路13は、異常検出部11の出力に基づいて、負荷12が異常状態であると判断した場合、LED電流Ioを間欠的に低減させる間欠動作を行う。それによって、負荷12に供給されるLED電流Ioが抑制され、正常なLEDモジュール122に電流が集中することを防止すると共に、正常なLEDモジュール122の点灯を継続することができる。
また、タイマ回路13が上記導通・遮断動作を繰り返しているときに、LEDモジュール122の交換または再取り付け等で、負荷12の異常が解消されて正常に復帰した場合、タイマ回路13は上記導通・遮断動作を停止する。それによって、降圧コンバータ部5から負荷12に正常時のLED電流Ioが供給され、負荷12を正常に点灯させることができる。すなわち、タイマ回路13が間欠動作を行っているときに、異常検出部11が負荷12の異常を検出している状態から負荷12の異常を検出していない状態になった場合、タイマ回路13は間欠動作を停止する。このように、本実施形態では、負荷12の異常が解消された場合に、負荷12の点灯を自動的に復帰させることができる。
なお、本実施形態では、スイッチング素子Q4,Q5のコレクタが、パルス幅設定用回路IC4の4番ピンP44に接続されている場合について説明したが、これに限定するものではない。実施形態1と同様に、スイッチング素子Q4,Q5のコレクタが、PFC回路IC1の5番ピンP15に接続することでも、上記同様の効果を得ることができる。
また、スイッチング素子Q4,Q5のコレクタが、調光用回路IC5のオペアンプA2の非反転入力端子に接続されていてもよい。
また、異常検出部11は、図4に示すように異常検出部11aで構成されていてもよい。
(実施形態3)
図7に、本実施形態の照明器具の外観を示す。この照明器具は、点灯装置1と、LEDユニット14とを別体に構成している。
LEDユニット14は、一面を開口した金属製の円筒体に形成された筐体141内に、複数のLEDモジュール122からなる負荷12を実装した基板142を収納し、筐体141の開口には光拡散板143が覆設されている。LEDモジュール122が発した光は、光拡散板143を拡散透過して外部に照射される。このLEDユニット14は、天井パネル15に埋め込み配設され、光拡散板143が、天井パネル15の表面から下方に露出している。
点灯装置1は、天井パネル15の裏面に配置され、降圧コンバータ部5がリード線16およびコネクタ17を介してLEDユニット14に接続し、LED電流IoがLEDユニット14に供給される。コネクタ17は、点灯装置1側のコネクタ171とLEDユニット14側のコネクタ172とが着脱自在に構成されており、保守時等には、点灯装置1とLEDユニット14とを分離することができる。
点灯装置1の回路構成は、実施形態1,2と同様に構成されており、このような照明器具においても、LEDユニット14の負荷12の異常を検出した場合、LED電流Ioを低減させる。
また、点灯装置1とLEDユニット14とを同一の筐体内に収納してもよい。
また、点灯装置1は、照明器具に用いるだけでなく、液晶ディスプレイのバックライト、複写機またはスキャナまたはプロジェクタ等の光源を点灯させる目的に用いてもよい。
1 点灯装置
2 フィルタ回路
3 整流回路
4 昇圧チョッパ部
5 降圧コンバータ部
6 制御用電源回路
7 電流検出部
8 昇圧チョッパ制御部
9 降圧コンバータ制御部
10 調光制御部
11 異常検出部
12 負荷
122 LEDモジュール(発光モジュール)

Claims (4)

  1. 数の半導体発光素子が直列接続された発光モジュールが複数個並列接続されることで構成された負荷に供給する電流を定電流制御する点灯部と、
    複数の前記発光モジュールのうち、いずれか1つの前記発光モジュールに流れる電流を検出する電流検出部と、
    前記電流検出部の検出値と、所定の電流範囲の上限値および下限値とを比較することで、前記負荷の異常を検出する異常検出部とを備え、
    前記異常検出部は、前記電流検出部の検出値が前記上限値よりも大きい場合および、前記下限値よりも小さい場合、前記負荷の異常を検出し、
    前記異常検出部が前記負荷の異常を検出した場合、前記点灯部は、前記負荷に供給する電流を低減させ
    前記点灯部は、前記異常検出部が前記負荷の異常を検出した場合、前記負荷に供給する電流を間欠的に低減させる間欠動作を行い、前記間欠動作を行っているときに、前記異常検出部が前記負荷の異常を検出している状態から前記負荷の異常を検出していない状態になった場合、前記間欠動作を停止することを特徴とする点灯装置。
  2. 前記所定の電流範囲の前記上限値と当該上限値を上回った前記電流検出部の検出値との差または、前記所定の電流範囲の前記下限値と当該下限値を下回った前記電流検出部の検出値との差が大きくなるにつれて、前記点灯部は、前記負荷に供給する電流の低減度合いを増加させることを特徴とする請求項1記載の点灯装置。
  3. 前記点灯部は、直流電力を出力する直流電源部と、前記直流電源部を入力電源として、前記負荷に供給する電流を定電流制御する定電流供給部とを含んで構成されることを特徴とする請求項1または2記載の点灯装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の点灯装置と、
    複数の半導体発光素子が直列接続された発光モジュールが複数個並列接続されることで構成され、前記点灯装置から電流を供給される負荷とを備えることを特徴とする照明器具。
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