JP5880056B2 - 画像データ生成装置、画像処理装置、画像処理システム、画像データ生成方法、画像処理方法、画像データ生成プログラムおよび画像処理プログラム - Google Patents

画像データ生成装置、画像処理装置、画像処理システム、画像データ生成方法、画像処理方法、画像データ生成プログラムおよび画像処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、カラー画像データとモノクロ画像データとの変換処理を行う画像データ生成装置、画像処理装置、画像処理システム、画像データ生成方法、画像処理方法、画像データ生成プログラムおよび画像処理プログラムに関する。
従来、カラー画像データをモノクロ画像データに変換するため、下記の式(1)に従ってカラー画像データのRGB値からグレー値を算出し、グレー値で表されるモノクロ画像データを得る手法が広く用いられている。グレー値には、元のカラー画像の明度情報が反映されるため、この手法によれば、元のカラー画像の明度が反映されたモノクロ画像の画像データを得ることができる。なお、式(1)の「R」,「G」,「B」は、それぞれ、カラー画像データのレッドの階調値、グリーンの階調値、ブルーの階調値であり、「Gray」はグレー値、すなわち黒単色の濃度を表している。
Gray=0.3R+0.59G+0.11B …(1)
また、式(1)に従うグレー変換によってカラー画像データをモノクロ画像データに変換した場合、例えば、(R,G,B)=(255,0,0)、(0,128,0)等の複数のRGB値は同等のグレー値に変換されることになる。このように、変換前のカラー画像においては異なっていた2つの色が、モノクロ画像においては同じグレー値で表現されることとなり、変換後のモノクロ画像から変換前の元のカラー画像の色を区別できなくなることがあった。
そこで、特許文献1には、カラー画像をシアン、マゼンタ、イエローの各色画像に変換し、各色画像に対して異なるパターンを生成させるディザマトリクスを適用することによって各色について2値のドットパターンを生成し、各色のドットパターンを合成することによりモノクロ画像データを得る手法が提案されている。特許文献1に記載の手法によれば、シアン、マゼンタ、イエローの各色についての互いに異なるパターンを重畳したモノクロ画像が得られるので、例えば、(R,G,B)=(255,0,0)、(0,128,0)等、グレー値に変換した場合には同等の値となる色であっても、元のカラー画像における色の違いが、異なるパターンの模様となってモノクロ画像に反映される。したがって、変換前のカラー画像に、グレー変換した場合には区別がつかなくなる色が用いられていたとしても、元のカラー画像における色の違いを区別可能なモノクロ画像の画像データに変換できる。
特開2011−23895号公報
しかしながら、特許文献1に記載の手法では、ユーザーにとっては、モノクロ画像から元のカラー画像における色の違いを区別することはできても、モノクロ画像の模様が具体的にどの色に対応しているのかが分からないため、モノクロ画像から元のカラー画像を復元することは困難であった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]カラー画像データを生成する画像データ生成装置であって、色に対応させた模様を単色の濃度により表すモノクロ画像の画像データを取得する画像データ取得部と、前記モノクロ画像に含まれる前記模様に対応する対応色を決定する色決定部と、前記模様を表す画像領域を前記対応色により表すカラー画像の前記カラー画像データを生成するカラー画像データ生成部と、を備えることを特徴とする画像データ生成装置。
この画像データ生成装置によれば、モノクロ画像における模様を表す画像領域を模様の色に対応する対応色により表したカラー画像のカラー画像データを、得ることができる。したがって、色に対応させた模様を含むモノクロ画像からカラー画像を復元することができる。
[適用例2]上記画像データ生成装置において、前記モノクロ画像の前記模様を表す領域には、前記模様に対応する色を示す透かし情報が埋め込まれ、前記色決定部は、前記モノクロ画像から前記透かし情報を取得し、前記透かし情報に基づいて前記対応色を決定することを特徴とする画像データ生成装置。
この構成によれば、モノクロ画像の模様を表す領域に埋め込まれた透かし情報に基づいて、模様に対応する色をより忠実に再現したカラー画像データを得ることができる。
[適用例3]上記画像データ生成装置において、前記透かし情報は、前記模様自体を表す領域または前記模様の背景となる領域のうち他の領域と濃度が異なる透かし情報位置に対応付けられていることを特徴とする画像データ生成装置。
この構成によれば、透かし情報位置としてモノクロ画像に埋め込まれた透かし情報に基づいて、模様に対応する色をより忠実に再現したカラー画像データを得ることができる。
[適用例4]上記画像データ生成装置において、前記カラー画像データ生成部は、前記模様を表す画像領域から前記模様を削除した前記カラー画像の前記カラー画像データを生成することを特徴とする画像データ生成装置。
この構成によれば、モノクロ画像に含まれる模様が削除されたカラー画像のカラー画像データを得ることができる。
[適用例5]上記画像データ生成装置において、前記透かし情報は、前記模様として前記モノクロ画像に埋め込まれていることを特徴とする画像データ生成装置。
この構成によれば、模様としてモノクロ画像に埋め込まれた透かし情報に基づいて、模様に対応する色をより忠実に再現したカラー画像データを得ることができる。
[適用例6]上記画像データ生成装置において、前記透かし情報は、前記模様を構成する線の太さとして前記モノクロ画像に埋め込まれていることを特徴とする画像データ生成装置。
この構成によれば、模様を構成する線の太さとしてモノクロ画像に埋め込まれた透かし情報に基づいて、模様に対応する色をより忠実に再現したカラー画像データを得ることができる。
[適用例7]カラー画像を表すカラー画像データを変換する画像処理装置であって、前記カラー画像の色に対応する模様を単色の濃度により表す単色パターンを決定するパターン決定部と、前記カラー画像の色を示す透かし情報を前記単色パターンに埋め込む透かし情報埋込処理部と、前記透かし情報が埋め込まれた単色パターンを前記カラー画像に適用し、前記透かし情報が埋め込まれた単色パターンにより表されるモノクロ画像の画像データを生成する画像データ生成部と、を備えることを特徴とする画像処理装置。
この構成によれば、カラー画像の色は、単色パターンの模様として反映されるので、健常者だけでなく、色覚障害者を含む様々なユーザーにとっても、模様の種類を認識することにより、元のカラー画像における色の違いを区別可能な画像データを得ることができる。また、得られたモノクロ画像データのモノクロ画像には、模様に対応する色を示す透かし情報が埋め込まれているので、透かし情報を用いることにより元の色を忠実に再現することが可能である。
[適用例8]カラー画像を表す第1のカラー画像データを変換する画像処理装置と、第2のカラー画像データを生成する画像データ生成装置と、を含む画像処理システムであって、前記画像処理装置は、前記カラー画像の色に対応する模様を単色の濃度により表す単色パターンを決定するパターン決定部と、前記カラー画像の色を示す透かし情報を前記単色パターンに埋め込む透かし情報埋込処理部と、前記透かし情報が埋め込まれた単色パターンを前記カラー画像に適用し、前記透かし情報が埋め込まれた単色パターンにより表されるモノクロ画像の画像データを生成する画像データ生成部と、を備え、前記画像データ生成装置は、前記画像データを取得する画像データ取得部と、前記モノクロ画像に含まれる前記模様に対応する対応色を決定する色決定部と、前記模様を表す画像領域を前記対応色により表すカラー画像の前記第2のカラー画像データを生成するカラー画像データ生成部と、を備えることを特徴とする画像処理システム。
この画像処理システムによれば、画像処理装置によって、健常者だけでなく、色覚障害者を含む様々なユーザーにとっても、模様の種類を認識することにより、元のカラー画像における色の違いを区別可能なモノクロ画像データを得ることができる。また、画像データ生成装置によって、モノクロ画像データからカラー画像データを復元することができる。
[適用例9]カラー画像データを生成する画像データ生成方法であって、色に対応させた模様を単色の濃度により表すモノクロ画像の画像データを取得するステップと、前記モノクロ画像に含まれる前記模様に対応する対応色を決定するステップと、前記模様を表す画像領域を前記対応色により表すカラー画像の前記カラー画像データを生成するステップと、を含むことを特徴とする画像データ生成方法。
このようにすれば、色に対応させた模様を含むモノクロ画像からカラー画像を復元することができる。
[適用例10]カラー画像を表すカラー画像データを変換する画像処理方法であって、前記カラー画像の色に対応する模様を単色の濃度により表す単色パターンを決定するステップと、前記カラー画像の色を示す透かし情報を前記単色パターンに埋め込むステップと、前記透かし情報が埋め込まれた単色パターンを前記カラー画像に適用し、前記透かし情報が埋め込まれた単色パターンにより表されるモノクロ画像の画像データを生成するステップと、を含むことを特徴とする画像処理方法。
このようにすれば、健常者だけでなく、色覚障害者を含む様々なユーザーにとっても、模様の種類を認識することにより、元のカラー画像における色の違いを区別可能であるとともに、透かし情報を用いることにより色の復元が可能な画像データを得ることができる。
[適用例11]カラー画像データを生成するための画像データ生成プログラムであって、コンピューターを、色に対応させた模様を単色の濃度により表すモノクロ画像の画像データを取得する画像データ取得部と、前記モノクロ画像に含まれる前記模様に対応する対応色を決定する色決定部と、前記模様を表す画像領域を前記対応色により表すカラー画像の前記カラー画像データを生成するカラー画像データ生成部、として機能させることを特徴とする画像データ生成プログラム。
この画像データ生成プログラムによれば、色に対応させた模様を含むモノクロ画像からカラー画像を復元することができる。
[適用例12]カラー画像を表すカラー画像データを変換するための画像処理プログラムであって、コンピューターを、前記カラー画像の色に対応する模様を単色の濃度により表す単色パターンを決定するパターン決定部と、前記カラー画像の色を示す透かし情報を前記単色パターンに埋め込む透かし情報埋込処理部と、前記透かし情報が埋め込まれた単色パターンを前記カラー画像に適用し、前記透かし情報が埋め込まれた単色パターンにより表されるモノクロ画像の画像データを生成する画像データ生成部、として機能させることを特徴とする画像処理プログラム。
この画像処理プログラムによれば、健常者だけでなく、色覚障害者を含む様々なユーザーにとっても、模様の種類を認識することにより、元のカラー画像における色の違いを区別可能であるとともに、透かし情報を用いることにより色の復元が可能な画像データを得ることができる。
画像処理システムの概略構成を示す図である。 画像処理装置および画像データ生成装置のソフトウェア構成を示す図である。 色相環上の色相とハッチパターンとの対応例を示す図である。 パターン選択テーブルの一例を示す図である。 ハッチパターンの割り当てを説明する説明図である。 透かし情報を埋め込んだハッチパターンの一例を示す図である。 画像処理装置が行う処理の流れを示したフローチャートである。 注目画素に対するハッチパターンの割り当てを説明する説明図である。 画像データ生成装置が行う処理の流れを示すフローチャートである。 変形例2の説明図である。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。なお、本実施形態では、画像処理装置の一例としてのホストコンピューターを含むシステムについて説明する。
図1は、画像処理システムの概略構成を示した図である。図1に示すように、画像処理システム1は、ホストコンピューター10と、プリンター20と、スキャナー30と、を含んでいる。また、ホストコンピューター10には、通信ケーブルや無線通信によってプリンター20およびスキャナー30がデータ通信可能に接続されている。
プリンター20は、用紙等の媒体に印刷する印刷エンジン21と、印刷エンジン21の動作等を制御するコントローラー22と、を備えている。プリンター20は、コントローラー22の制御により、ホストコンピューター10から印刷ジョブを受信する処理、印刷ジョブに従う印刷を印刷エンジン21に実行させる処理等を行う。
スキャナー30は、原稿を読み取る読取装置であり、本実施形態では、プリンター20の印刷結果を読み取るために用いられる。
ホストコンピューター10は、例えば、プリンタードライバーおよびスキャナードライバーがインストールされた汎用のパーソナルコンピューターであり、プリンター20およびスキャナー30のホスト装置である。このホストコンピューター10は、CPU11と、ROM12と、RAM13と、ハードディスクドライブ14と、読取装置15と、通信I/F16と、を備えている。ホストコンピューター10のこれらの構成は、バス17に接続されており、バス17を介して相互にデータ通信可能に構成されている。
CPU11は、ホストコンピューター10の各構成を制御する制御装置である。ROM12はホストコンピューター10を制御するための所定のプログラム等が記録された不揮発性のメモリー、RAM13はワーキングメモリー等として用いられる汎用のメモリーである。
ハードディスクドライブ14には、プリンタードライバープログラム(画像処理プログラム)DP1、スキャナードライバープログラム(画像データ生成プログラム)DP2、後述するパターン選択テーブルPTTおよびパターンデータPTDが予め格納されている。なお、ドライバープログラムDP1,DP2は、ドライバープログラムDP1またはDP2を記録した記録媒体Mによってホストコンピューター10に供給され、ハードディスクドライブ14には、読取装置15が記録媒体Mから読み出したプログラムが格納される。記録媒体Mの例としては、CD−ROM、DVD−ROM等の光ディスクの他、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、USBメモリー、メモリーカード等の可搬性記録媒体を挙げることができる。さらに、記録媒体Mには、パターン選択テーブルPTTおよびパターンデータPTDが記録されており、ドライバープログラムDP1,DP2とともにパターン選択テーブルPTTおよびパターンデータPTDがハードディスクドライブ14に格納される。もっとも、ドライバープログラムDP1,DP2、パターン選択テーブルPTTおよびパターンデータPTDがホストコンピューター10に供給される形態としてはこれに限られることなく、例えば、電気通信回線や光通信回線を介して所定のサーバーから供給されるようにしてもよい。
通信I/F16は、ケーブルまたは無線通信によってプリンター20やスキャナー30と接続するインターフェイス部分である。プリンター20、スキャナー30とホストコンピューター10との通信は、この通信I/F16を介して行われる。
また、ホストコンピューター10のCPU11が、ハードディスクドライブ14に格納されたプリンタードライバープログラムDP1を実行することによりプリンタードライバーがインストールされると、ホストコンピューター10は画像処理装置100として機能する。また、スキャナードライバープログラムDP2を実行することによりスキャナードライバーがインストールされると、ホストコンピューター10は画像データ生成装置200としても機能する。
次に、画像処理装置100および画像データ生成装置200について説明する。図2は、画像処理装置100および画像データ生成装置200のソフトウェア構成を示した図である。図2に示すように、画像処理装置100は、アプリケーション40と、プリンタードライバー50と、を有している。画像データ生成装置200は、スキャナードライバー60を有している。
アプリケーション40は、文書作成ソフトウェアやウェブブラウザー等、プリンター20に対する印刷要求元となるソフトウェアである。アプリケーション40は、印刷要求および印刷の対象とするカラー画像データを生成してプリンタードライバー50に受け渡す。
プリンタードライバー50は、プリンター20による印刷を制御するためのソフトウェアであり、アプリケーション40から受け取った印刷要求およびカラー画像データから、プリンター20が処理可能な印刷データを生成し、通信I/F16を介してプリンター20に印刷データを送信する。これにより、プリンタードライバー50はプリンター20に印刷を実行させる。
スキャナードライバー60は、スキャナー30による原稿の読取を制御するためのソフトウェアであり、スキャナー30に原稿読取を実行させる指示を出す処理、スキャナー30から原稿イメージのスキャンデータを通信I/F16を介して取得する処理等を行う。
また、本実施形態のプリンタードライバー50は、カラー画像データを、ハッチ模様付きのモノクロ画像データに変換することにより、元のカラー画像における色の違いをハッチングの模様によって区別可能なモノクロ画像としてプリンター20に印刷させる機能を有している。このハッチ模様付きモノクロ印刷の機能を実現するため、プリンタードライバー50は、パターン種類決定部(パターン決定部)51と、パターン濃度決定部(透かし情報埋込処理部)52と、モノクロ画像データ生成部53と、を有している。なお、プリンタードライバー50のこれらの構成は、CPU11がプリンタードライバープログラムDP1を実行することによって機能している。
パターン種類決定部51は、カラー画像データのカラー画像の色、特に色相に応じて、カラー画像データの画像領域に対して適用するハッチパターン(単色パターン)を決定する処理を行う。なお、本実施形態では、縦線、横線、格子線、斜め線、斜め格子線等のハッチ模様をブラック単色の濃度で表した複数種類のハッチパターンが用いられる。
図3は、色相とハッチパターンとの対応例を示した図である。図3に示すように、色の色相環を色相について区画した色領域ごとに、予め決められたハッチ模様のハッチパターンが割り当てられている。図3の例では、色相環上における色相は12の色領域に区画され、各色領域には、縦線、横線、斜め線、格子線、斜め格子線等のハッチパターンが予め割り当てられている。パターン種類決定部51は、複数種類のハッチパターンから、カラー画像の色相に応じて、適用するハッチ模様のハッチパターンを選択する。なお、本実施形態では、複数のハッチパターンから、色相に応じて異なる模様のパターンを選択するようにしているが、明度や彩度に応じて異なるハッチパターンを選択するようにしてもよい。
パターン濃度決定部52は、カラー画像データのカラー画像の色、特に明度に応じて、ハッチパターンの濃度を決定する処理を行う。なお、本実施形態のハッチパターンは、ハッチ模様自体の前景領域と、前景に対しての背景となる背景領域と、を含んでいる。パターン濃度決定部52は、前景領域における単色の濃度(以下、「前景濃度」という)、および背景領域における単色の濃度(以下、「背景濃度」という)を決定する。
また、パターン濃度決定部52は、ハッチパターンに対して、ハッチ模様に対応する色、すなわちカラー画像の元の色を示す透かし情報を埋め込む処理を行う。透かし情報を埋め込む処理についての詳細な説明は後述することとする。
モノクロ画像データ生成部53は、パターン種類決定部51によって決定されたハッチ模様を有するとともに、パターン濃度決定部52によって決定された背景濃度および前景濃度を有し、さらに透かし情報が埋め込まれたハッチパターンを、カラー画像の画像領域に適用する処理を行う。これにより、モノクロ画像データ生成部53は、透かし情報が埋め込まれたハッチ模様付きのモノクロ画像データを生成する。
次に、カラー画像データをハッチ模様付きのモノクロ画像データに変換する手法について説明する。まず、上述したパターン種類決定部51およびパターン濃度決定部52による処理において用いられる、パターン選択テーブルPTTおよびパターンデータPTDについて説明する。なお、以下の説明においては、カラー画像データは、カラー画像の各画素について、R(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の各色を8ビットの階調値「0〜255」で表すRGB値を有するものとする。モノクロ画像データは、モノクロ画像の各画素について、K(ブラック)の色を8ビットの階調値「0〜255」で表したK値、すなわちK単色の濃度を有するものとする。また、カラー画像データのRGB値に関して、(R,G,B)=(255,255,255)が白、(R,G,B)=(0,0,0)が黒に対応し、K値に関して、K=0が黒、K=255が白に対応するものとする。もっとも、本実施形態では、上述したカラー画像データおよびモノクロ画像データを例に挙げて説明することとするが、カラー画像データおよびモノクロ画像データのデータ形式としてはこれに限られるものではない。
図4は、パターン選択テーブルPTTの一例を示した図である。図4に示すように、パターン選択テーブルPTTには、カラー値であるRGB値に対して、パターン種類、前景濃度および背景濃度が予め対応付けられている。
パターン選択テーブルPTTのパターン種類の欄には、図3にて述べたように、縦線、横線、格子線、斜め線、斜め格子線等の複数種類のハッチパターンのうち、カラー値に対応させるハッチパターンの種類が指定されている。前景濃度の欄には、カラー値に対応させる前景濃度の値が指定されている。背景濃度の欄には、カラー値に対応させる背景濃度の値が指定されている。なお、前景濃度および背景濃度の値は、ハッチパターンPを適用する前後で、ハッチパターンPを適用する領域の平均明度が等しくなるように予め定められている。
このパターン選択テーブルPTTにより、カラー画像のRGB値に対応するハッチ模様の種類、前景濃度および背景濃度が定まる。すなわち、カラー画像データをモノクロ画像データに変換する際、パターン種類決定部51は、パターン選択テーブルPTTを参照して、カラー画像データの画像領域に対して、パターン選択テーブルPTTのパターン種類の欄に指定されたハッチ模様のハッチパターンを選択する。パターン濃度決定部52は、パターン選択テーブルPTTを参照して、ハッチパターンの背景濃度を、パターン選択テーブルPTTの背景濃度の欄によって指定された濃度に決定するとともに、ハッチパターンの前景濃度を、パターン選択テーブルPTTの前景濃度の欄に指定された前景濃度に決定する。
また、本実施形態のパターン選択テーブルPTTには、カラー値に対応して、透かし情報を埋め込む座標を示す透かし情報位置が指定されており、上述した前景濃度および背景濃度の値は、透かし情報位置以外の画素の場合と透かし情報位置の画素の場合とのそれぞれについて別々に指定されている。
一方、パターンデータPTDには、縦線、横線、格子線、斜め線、斜め格子線等のパターン種類ごとに、該当するハッチパターンの画像データが予め定められている。ハッチパターンは、例えば、縦横8×8画素等の所定サイズの画像であり、少なくとも、ハッチパターンの画像領域において背景の領域と前景の領域とを示す情報が含まれている。したがって、後述するように、パターン濃度決定部52は、パターンデータPTDを参照することによって、画像領域に対してハッチパターンを適用した場合に、その画像領域において注目する画素が、背景領域と前景領域とのいずれに該当するかを判断することが可能になっている。
次に、カラー画像にハッチパターンを適用する処理の概要について説明する。ここでは、図5(a)に示すように、画像全域に(R,G,B)=(255,0,0)のカラー値を有するカラー画像CPを例にして説明する。
カラー画像CPにハッチパターンPを適用する処理においては、まず、図5(a)に示すように、カラー画像CPの画像領域を、ハッチパターンPと同じサイズで区画した単位領域UAごとに、ハッチパターンPが割り当てられる。そして、単位領域UAに対して割り当てるハッチパターンPの種類は、パターン選択テーブルPTTに従って決められる。図4に示したパターン選択テーブルPTTによれば、カラー画像のRGB値、すなわち(R,G,B)=(255,0,0)のカラー値に対応するパターン種類は「格子線」であるため、図5(a)のカラー画像CPに対して「格子線」のハッチパターンPが適用される。したがって、図5(b)に示すように、カラー画像CPを変換したモノクロ画像MPには、単位領域UAごとに格子線のハッチパターンPが適用される。
また、図4に示したパターン選択テーブルPTTによれば、(R,G,B)=(255,0,0)に対応する前景濃度はK=128、背景濃度はK=186に決定されるので、図5(b)に示すように、モノクロ画像MPの前景領域FAの濃度はK=128、背景領域BAの濃度はK=186となる。こうして、パターン選択テーブルPTTおよびパターンデータPTDによって定まるハッチパターンPのハッチ模様が単位領域UAに対して適用される。
次に、透かし情報の埋め込み方法について説明する。図4に示すように、パターン選択テーブルPTTには、ハッチパターンPにおいて透かし情報を埋め込む座標を示す透かし情報位置が規定されている。この透かし情報位置は、異なるRGB値間では、対応する透かし情報位置が重複することのないように予め定められており、透かし情報位置からRGB値を一意に特定できるようになっている。さらに、パターン選択テーブルPTTには、透かし情報位置における前景濃度および背景濃度と、透かし情報位置以外における前景濃度および背景濃度が別々に定められている。
図6は、透かし情報を埋め込んだハッチパターンの一例を示した図である。図6では、図5と同様に(R,G,B)=(255,0,0)のカラー画像CPに対応するハッチパターンPを示している。図4のパターン選択テーブルPTTによれば、RGB値に対応する前景濃度は「128」、背景濃度は「186」であるため、図6に示すように、透かし情報位置以外における前景領域FAの濃度は「128」、背景領域BAの濃度は「186」となる。一方、(R,G,B)=(255,0,0)に対応する透かし情報位置は(0,0)、(0,4)、(4,0)、(4,4)となっているため、ハッチパターンPにおける相対座標(0,0)、(0,4)、(4,0)、(4,4)の各画素については、透かし情報位置における前景濃度または背景濃度、すなわち透かし濃度が適用される。すなわち、画素(0,0)は背景領域BAに含まれるため、透かし情報位置における背景濃度(K=255)が適用される。画素(0,4)、(4,0)、(4,4)については前景領域FAに含まれるため、透かし情報位置における前景濃度(K=186)が適用される。こうして、透かし情報を埋め込んだハッチパターンPは、前景領域FAにおいて他の画素との濃度差を生じる画素の位置および背景領域BAにおいて他の画素との濃度差を生じる画素の位置から、透かし情報位置を特定可能になっている。さらに、パターン選択テーブルPTTを参照することにより、4つの透かし情報位置から、元のRGB値を特定することが可能となっている。
上述したように、パターン濃度決定部52が、パターン選択テーブルPTTに従って透かし情報を埋め込んだハッチパターンPの濃度を決定することにより、モノクロ画像データ生成部53は、透かし情報が埋め込まれたモノクロ画像データを生成する。透かし情報が埋め込まれたハッチ模様付きのモノクロ画像データはプリンター20に出力されることによって、透かし情報が埋め込まれたモノクロ画像として印刷される。
ここで、本実施形態の画像処理システム1においては、プリンター20によって印刷された印刷結果はスキャナー30によって読み取られる。スキャナードライバー60は、ハッチ模様付きのモノクロ画像データの印刷結果をスキャナー30によって読み取った場合に、スキャンデータからハッチ模様の種類を判別することにより、ハッチ模様を付与する前の元のカラー画像の色を復元する機能を有している。この色復元の機能を実現するため、画像データ生成装置200のスキャナードライバー60は、スキャナー制御部(画像データ取得部)61と、パターン検出部62と、色決定部63と、カラー画像データ生成部64と、を有している。なお、スキャナードライバー60のこれらの構成は、CPU11がスキャナードライバープログラムDP2を実行することによって機能している。以下、スキャナードライバー60による色復元の機能について説明する。
スキャナー制御部61は、スキャナー30を制御するドライバーの本体部分あり、スキャナー30に原稿の読み取りを実行させ、スキャンデータを、例えば、RGB形式等のカラー画像データとして取得する。なお、上述したように、画像処理装置100はモノクロ画像を印刷するものであるため、画像処理装置100による印刷結果を読み取ったスキャンデータは、カラー画像のデータ形式でモノクロ画像を表す画像データである。
パターン検出部62は、スキャンデータの画像から、上述したハッチパターンPに対応するパターン領域を検出する処理を行う。なお、パターン領域を検出する手法としては、ハッチハッチパターンのテンプレートマッチング等、周知の画像処理技術が用いられる。例えば、スキャンデータの画像領域のうちから、パターンデータPTDの各ハッチ模様のハッチパターンPについて類似度が所定値より高くなる領域を抽出することにより、スキャンデータの画像からハッチパターンPに対応するパターン領域が検出される。
色決定部63は、パターン選択テーブルPTTに従って、検出されたパターン領域からハッチ模様に対応する対応色を決定する処理を行う。なお、上述したように、透かし情報が埋め込まれたハッチパターンPは、前景領域FAにおける濃度差および背景領域BAにおける濃度差を検出することによって、透かし情報位置を特定可能に構成されている。色決定部63は、検出されたハッチパターンPの透かし情報位置を透かし情報として抽出し、パターン選択テーブルPTTを参照して、透かし情報位置に対応する色、すなわち元のカラー画像の色を決定する。
カラー画像データ生成部64は、色決定部63が決定した色により表されるカラー画像データを生成する処理を行う。これにより、画像処理装置100がモノクロ画像データを生成する際に用いたカラー画像データの色を復元したカラー画像データを得る。
以上に述べたように、本実施形態の画像処理システム1では、ホストコンピューター10は、画像処理装置100としての処理によって、カラー画像データのカラー画像を、透かし情報が埋め込まれたモノクロ画像として印刷する。さらに、画像データ生成装置200としての処理によって、モノクロ画像の印刷結果から元の色を復元したカラー画像データを得ることを可能としている。
次に、ホストコンピューター10が、画像処理装置100として行う処理について図7のフローチャートに従って詳細に説明する。例えば、プリンタードライバー50が、アプリケーション40からカラー画像データをモノクロ印刷する旨の印刷指示を受け取ると、図7の処理が開始される。処理を開始すると、パターン種類決定部51は、カラー画像データの画像領域に対して注目画素を設定し(ステップS10)、カラー画像データから注目画素のRGB値を取得する(ステップS11)。
次に、パターン種類決定部51は、パターン選択テーブルPTTを参照して、取得したRGB値に対応するパターン種類を決定する(ステップS12)。
次に、パターン濃度決定部52は、パターン選択テーブルPTTを参照して、注目画素が透かし情報位置に該当するか否かを判定する(ステップS13)。なお、図5にて述べたように、ハッチパターンPは、カラー画像の画像領域のうち、所定サイズの単位領域UAに対して割り当てられるので、ここでは、パターン濃度決定部52は、単位領域UAごとに割り当てられるハッチパターンPにおける注目画素の相対座標を算出する。そして、パターン選択テーブルPTTを参照して、注目画素の相対座標が透かし情報位置であるかを判断する。具体的には、図8に示すように、注目画素の座標を(a,b)、ハッチパターンPの大きさをN×N画素とすると、ハッチパターンPにおける注目画素の相対座標(x、y)は、次式(2)、(3)により求められる。なお、下記の式において、「mod」は除算した余りを返す演算子である。パターン濃度決定部52は、パターン選択テーブルPTTの透かし情報位置を参照することにより、注目画素の相対座標(x、y)が透かし情報位置に対応するか否かを判断する。
x=a mod N …(2)
y=b mod N …(3)
注目画素が透かし情報位置であった場合(ステップS13:Yes)、パターン濃度決定部52は、パターンデータPTDにあるハッチパターンPの画像データを参照して、相対座標(x、y)がハッチパターンPにおける背景と前景のいずれに該当するかを判断する(ステップS14)。
注目画素が背景に対応する場合(ステップS14:Yes)、パターン濃度決定部52は、パターン選択テーブルPTTを参照して、注目画素のRGB値に対応する透かし情報ありの背景濃度を取得する(ステップS15)。注目画素が前景に対応する場合(ステップS14:No)、パターン濃度決定部52は、パターン選択テーブルPTTを参照して、注目画素のRGB値に対応する透かし情報ありの前景濃度を取得する(ステップS16)。
一方、注目画素が透かし情報位置でなかった場合(ステップS13:No)、パターン濃度決定部52は、パターンデータPTDにあるハッチパターンPの画像データを参照して、相対座標(x、y)がハッチパターンPにおける背景と前景のいずれに該当するかを判断する(ステップS17)。注目画素が背景に対応する場合(ステップS17:Yes)、パターン濃度決定部52は、パターン選択テーブルPTTを参照して、注目画素のRGB値に対応する透かし情報なしの背景濃度を取得する(ステップS18)。注目画素が前景に対応する場合(ステップS17:No)、パターン濃度決定部52は、パターン選択テーブルPTTを参照して、注目画素のRGB値に対応する透かし情報なしの前景濃度を取得する(ステップS19)。
ステップS15〜S19のいずれかにおいて、パターン濃度決定部52が背景濃度または前景濃度のK値を取得すると、次に、モノクロ画像データ生成部53は、モノクロ画像の画像領域のうち注目画素に対応する画素に、取得された濃度のK値を反映させる(ステップS20)。これにより、注目画素に対応するモノクロ画像の画素は、ステップS12にて決定した種類のハッチパターンPに対応する濃度のK値を有することとなる。
注目画素に対して、背景または前景の濃度が反映されると、モノクロ画像データ生成部53は、カラー画像の全画素についてステップS10〜S20の処理が行われたか否かを判断する(ステップS21)。全画素について処理を終えていない場合(ステップS21:No)、ステップS10に戻って、例えば、注目画素をラスター方向にスキャンすることによって新たな注目画素を設定し、新たな注目画素に対してステップS11以降の処理を行う。全画素について処理を終えると(ステップS21:Yes)、モノクロ画像の全画素について、ステップS12にて決定された種類のハッチパターンPに対応する濃度のK値を有した状態となるため、モノクロ画像データ生成部53は、このモノクロ画像のモノクロ画像データを生成する(ステップS22)。生成されたモノクロ画像データは、プリンタードライバー50によってプリンター20に出力される(ステップS23)。これにより、アプリケーション40から受け渡されたカラー画像データのモノクロ印刷として、ハッチ模様付きのモノクロ画像が印刷される。
次に、ホストコンピューター10が画像データ生成装置200として行う処理について図9のフローチャートに従って詳細に説明する。
例えば、ユーザーが、ハッチ模様付きのモノクロ画像の印刷結果をスキャナー30の原稿台にセットして、スキャナードライバー60に対して原稿読み取りの指示を入力した場合等に、図9の処理が開始される。処理が開始されると、スキャナー制御部61は、スキャナー30に原稿の読み取りを実行させ、読み取った原稿のスキャンデータをスキャナー30から受信することにより、スキャンデータを取得する(ステップS30)。なお、このスキャンデータは、モノクロ画像の印刷結果を読み取ったものであるため、カラー画像のデータ形式であってもモノクロ画像を表すものであり、モノクロ画像データに相当する。
次に、パターン検出部62は、スキャンデータのモノクロ画像の画像領域に対して、注目画素を設定して(ステップS31)、注目画素を含むパターン領域を特定する(ステップS32)。このパターン領域は、ハッチパターンPを適用する単位とした単位領域UAに対応する領域であり、各ハッチパターンPを用いたテンプレートマッチング等の画像処理により、ハッチパターンPに対応するパターン領域が特定される。
次に、色決定部63は、ハッチパターンPに対応するパターン領域から透かし情報を検出する(ステップS33)。ここでは、特定したパターン領域における前景領域FAおよび背景領域BAを認識し、前景領域FAと背景領域BAとのそれぞれについて周囲の画素との濃度差が所定値より大きくなる画素の位置を特定することにより、透かし情報である透かし情報位置を検出する。
次に、カラー画像データ生成部64は、パターン選択テーブルPTTを参照して、透かし情報位置に対応するカラー値を取得し(ステップS34)、カラー画像データの注目画素に対して、取得したカラー値を反映させる(ステップS35)。
注目画素に対してカラー値が反映されると、カラー画像データ生成部64は、モノクロ画像の全画素についてステップS31〜S35の処理が行われたか否かを判断する(ステップS36)。全画素について処理を終えていない場合(ステップS36:No)、ステップS31に戻って、例えば、注目画素をラスター方向にスキャンすることによって新たな注目画素を設定し、新たな注目画素に対してステップS32以降の処理を行う。全画素について処理を終えると(ステップS36:Yes)、カラー画像の全画素についてカラー値を有した状態となるため、カラー画像データ生成部64は、このカラー画像のカラー画像データを生成する(ステップS37)。生成されたカラー画像データは、スキャナードライバー60によってハードディスクドライブ14等の所定の記憶領域に格納される。こうして、ハッチ模様付きのモノクロ画像の印刷結果から、元の色、すなわち画像処理装置100が処理を行う前の色を表したカラー画像データが得られる。
上述した画像処理装置100によれば、カラー画像データから、カラー画像の色に応じたハッチ模様のハッチングが施されたモノクロ画像データが生成される。これにより、健常者だけでなく、色覚障害者を含む様々なユーザーにとっても、ハッチ模様の種類を認識して、元のカラー画像における色の違いを容易に区別することができるようになる。
また、画像データ生成装置200によれば、スキャナーによって読み取られたスキャンデータのモノクロ画像から、画像処理装置100によってモノクロ画像に変換する前のカラー画像のカラー画像データを復元することができる。
したがって、本実施形態の画像処理システム1によれば、カラー画像をハッチ模様付きのモノクロ画像に変換することができるとともに、ハッチ模様付きのモノクロ画像をカラー画像に復元することができる。これにより、ユーザーにとっての利便性に優れたシステムを提供することが可能となる。
また、画像処理装置100が変換したモノクロ画像データのモノクロ画像には、透かし情報が埋め込まれているので、画像データ生成装置200は、元のカラー画像の色を忠実に再現したカラー画像データに復元することができる。
さらに、画像データ生成装置200が生成したカラー画像データのカラー画像には、ハッチ模様が削除されているので、ユーザーにとって見易く、ハッチ模様が付加される前のカラー画像を復元したカラー画像データを得ることができる。
以上、本発明に係る一実施形態について説明したが、本発明はこの形態に限られることなく、その趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはもちろんである。以下、変形例について説明する。
(変形例1)上記実施形態では、ホストコンピューター10側の処理によって、カラー画像データをハッチ模様付きのモノクロ画像データに変換する画像処理装置100としての処理を行うようにしたが、プリンターの内部処理によって行うようにしてもよい。また、ハッチ模様付きのモノクロ画像データをカラー画像データに変換する画像データ生成装置200としての処理を、スキャナーの内部処理によって行うようにしてもよい。さらに、プリンター機能およびスキャナー機能を有する複合機が、画像処理装置100としての処理および画像データ生成装置200としての処理を行う構成としてもよい。
(変形例2)上記実施形態では、前景領域FAおよび背景領域BAにおいて、周囲との濃度差を生じさせた画素の位置を透かし情報に対応付けることによって、モノクロ画像に透かし情報を埋め込むようにしたが、透かし情報を埋め込む形態としてはこれに限られない。例えば、前景領域FAおよび背景領域BAにおける濃度差の大きさやハッチ模様を構成する線の太さを用いて、透かし情報を埋め込むようにしてもよい。
ハッチ模様を構成する線の太さを用いる場合、図10(a)に示すように、カラー画像の色に対応する線幅Wを有するハッチパターンPを用いて、ハッチ模様が付加されたモノクロ画像を生成することにより、透かし情報が埋め込むようにしてもよい。また、図10(b)に示すように、1つのハッチパターンPに複数の線を含めるようにして、複数の線の太さW1,W2の組み合わせに透かし情報を対応付けることにより、透かし情報を埋め込むようにしてもよい。さらに、図10(c)に示すように、1つの線に、透かし情報を対応付けた複数の太さの線幅W3,W4を含めることにより、透かし情報を埋め込むようにしてもよい。
(変形例3)カラー画像の色に対応するハッチ模様の種類自体を透かし情報とすることもできる。すなわち、画像処理装置100は、ハッチ模様が付与されたモノクロ画像データを生成し、画像データ生成装置200は、スキャンしたモノクロ画像からハッチ模様の種類を判別してハッチ模様の種類に対応する色を対応色として決定することにより、カラー画像データを得るようにしてもよい。
(変形例4)上記実施形態では、カラー画像に適用する模様のパターンとしてハッチ模様のハッチパターンPを用いるようにしたが、所定の規則性を有する模様であればハッチ模様以外の模様を有するパターンであってもよい。
1…画像処理システム、10…ホストコンピューター、20…プリンター、30…スキャナー、40…アプリケーション、50…プリンタードライバー、51…パターン決定部としてのパターン種類決定部、52…透かし情報埋込処理部としてのパターン濃度決定部、53…モノクロ画像データ生成部、60…スキャナードライバー、61…画像データ取得部としてのスキャナー制御部、62…パターン検出部、63…色決定部、64…カラー画像データ生成部、100…画像処理装置、200…画像データ生成装置、DP1…画像処理プログラムとしてのプリンタードライバープログラム、DP2…画像データ生成プログラムとしてのスキャナードライバープログラム、PTT…パターン選択テーブル、PTD…パターンデータ、P…単色パターンとしてのハッチパターン。

Claims (10)

  1. カラー画像データを生成する画像データ生成装置であって、
    色に対応させた模様を単色の濃度により表すモノクロ画像の画像データを取得する画像データ取得部と、
    前記モノクロ画像に含まれる前記模様に対応する対応色を決定する色決定部と、
    前記模様を表す画像領域を前記対応色により表すカラー画像の前記カラー画像データを生成するカラー画像データ生成部と、を備え
    前記モノクロ画像の前記模様を表す領域には、前記模様に対応する色を示す透かし情報が埋め込まれ、
    前記色決定部は、前記モノクロ画像から前記透かし情報を取得し、前記透かし情報に基づいて前記対応色を決定し、
    前記透かし情報は、模様自体を表す領域または前記模様の背景となる領域のうち他の領域と濃度が異なる透かし情報位置に対応付けられていることを特徴とする画像データ生成装置。
  2. 請求項1に記載の画像データ生成装置において、
    前記カラー画像データ生成部は、前記模様を表す画像領域から前記模様を削除した前記カラー画像の前記カラー画像データを生成することを特徴とする画像データ生成装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像データ生成装置において、
    前記透かし情報は、前記模様として前記モノクロ画像に埋め込まれていることを特徴とする画像データ生成装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか一項に記載の画像データ生成装置において、
    前記透かし情報は、前記模様を構成する線の太さとして前記モノクロ画像に埋め込まれていることを特徴とする画像データ生成装置。
  5. カラー画像を表すカラー画像データを変換する画像処理装置であって、
    前記カラー画像の色に対応する模様を単色の濃度により表す単色パターンを決定するパターン決定部と、
    前記カラー画像の色を示す透かし情報を前記単色パターンに埋め込む透かし情報埋込処理部と、
    前記透かし情報が埋め込まれた単色パターンを前記カラー画像に適用し、前記透かし情報が埋め込まれた単色パターンにより表されるモノクロ画像の画像データを生成する画像データ生成部と、を備え
    前記モノクロ画像の前記模様を表す領域には、前記模様に対応する色を示す透かし情報が埋め込まれ、
    前記透かし情報は、模様自体を表す領域または前記模様の背景となる領域のうち他の領域と濃度が異なる透かし情報位置に対応付けられていることを特徴とすることを特徴とする画像処理装置。
  6. カラー画像を表す第1のカラー画像データを変換する画像処理装置と、第2のカラー画像データを生成する画像データ生成装置と、を含む画像処理システムであって、
    前記画像処理装置は、
    前記カラー画像の色に対応する模様を単色の濃度により表す単色パターンを決定するパターン決定部と、
    前記カラー画像の色を示す透かし情報を前記単色パターンに埋め込む透かし情報埋込処理部と、
    前記透かし情報が埋め込まれた単色パターンを前記カラー画像に適用し、前記透かし情報が埋め込まれた単色パターンにより表されるモノクロ画像の画像データを生成する画像データ生成部と、を備え、
    前記画像データ生成装置は、
    前記画像データを取得する画像データ取得部と、
    前記モノクロ画像に含まれる前記模様に対応する対応色を決定する色決定部と、
    前記模様を表す画像領域を前記対応色により表すカラー画像の前記第2のカラー画像データを生成するカラー画像データ生成部と、を備え
    前記モノクロ画像の前記模様を表す領域には、前記模様に対応する色を示す透かし情報が埋め込まれ、
    前記色決定部は、前記モノクロ画像から前記透かし情報を取得し、前記透かし情報に基づいて前記対応色を決定し、
    前記透かし情報は、模様自体を表す領域または前記模様の背景となる領域のうち他の領域と濃度が異なる透かし情報位置に対応付けられていることを特徴とする画像処理システム。
  7. カラー画像データを生成する画像データ生成方法であって、
    色に対応させた模様を単色の濃度により表すモノクロ画像の画像データを取得するステップと、
    前記モノクロ画像に含まれる前記模様に対応する対応色を決定するステップと、
    前記模様を表す画像領域を前記対応色により表すカラー画像の前記カラー画像データを生成するステップと、を含み、
    前記モノクロ画像の前記模様を表す領域には、前記模様に対応する色を示す透かし情報が埋め込まれ、
    前記モノクロ画像から前記透かし情報を取得し、前記透かし情報に基づいて前記対応色を決定し、
    前記透かし情報は、模様自体を表す領域または前記模様の背景となる領域のうち他の領域と濃度が異なる透かし情報位置に対応付けられていることを特徴とする画像データ生成方法。
  8. カラー画像を表すカラー画像データを変換する画像処理方法であって、
    前記カラー画像の色に対応する模様を単色の濃度により表す単色パターンを決定するステップと、
    前記カラー画像の色を示す透かし情報を前記単色パターンに埋め込むステップと、
    前記透かし情報が埋め込まれた単色パターンを前記カラー画像に適用し、前記透かし情報が埋め込まれた単色パターンにより表されるモノクロ画像の画像データを生成するステップと、を含み、
    前記モノクロ画像の前記模様を表す領域には、前記模様に対応する色を示す透かし情報が埋め込まれ、
    前記透かし情報は、模様自体を表す領域または前記模様の背景となる領域のうち他の領域と濃度が異なる透かし情報位置に対応付けられていることを特徴とする画像処理方法。
  9. カラー画像データを生成するための画像データ生成プログラムであって、
    コンピューターを、
    色に対応させた模様を単色の濃度により表すモノクロ画像の画像データを取得する画像データ取得部と、
    前記モノクロ画像に含まれる前記模様に対応する対応色を決定する色決定部と、
    前記模様を表す画像領域を前記対応色により表すカラー画像の前記カラー画像データを生成するカラー画像データ生成部、として機能させ
    前記モノクロ画像の前記模様を表す領域には、前記模様に対応する色を示す透かし情報が埋め込まれ、
    前記色決定部は、前記モノクロ画像から前記透かし情報を取得し、前記透かし情報に基づいて前記対応色を決定し、
    前記透かし情報は、模様自体を表す領域または前記模様の背景となる領域のうち他の領域と濃度が異なる透かし情報位置に対応付けられていることを特徴とする画像データ生成プログラム。
  10. カラー画像を表すカラー画像データを変換するための画像処理プログラムであって、
    コンピューターを、
    前記カラー画像の色に対応する模様を単色の濃度により表す単色パターンを決定するパターン決定部と、
    前記カラー画像の色を示す透かし情報を前記単色パターンに埋め込む透かし情報埋込処理部と、
    前記透かし情報が埋め込まれた単色パターンを前記カラー画像に適用し、前記透かし情報が埋め込まれた単色パターンにより表されるモノクロ画像の画像データを生成する画像データ生成部、として機能させ
    前記モノクロ画像の前記模様を表す領域には、前記模様に対応する色を示す透かし情報が埋め込まれ、
    前記透かし情報は、模様自体を表す領域または前記模様の背景となる領域のうち他の領域と濃度が異なる透かし情報位置に対応付けられていることを特徴とすることを特徴とする画像処理プログラム。
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