JP2008072208A - 画像処理装置およびその方法およびその記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 任意の紙白、黒色について、良好なグレイ再現を実現することにより、イメージ画像の好ましい色再現を実現する。
【解決手段】 入力色信号を出力色信号へと変換する色変換処理における入力信号の無彩色信号の再現において、目標となるグレイ再現座標を決定し、紙白から黒色点への明度変化において、グレイ目標に再現すべき明度範囲を決定し、それ以外の範囲については、白色点、または黒色点とグレイ目標との色度点変化が滑らかになるように、グレイラインの再現を制御する。
【選択図】 図1

Description

入力手段によって入力されたカラー/モノクロ画像信号における無彩色信号を出力手段によって出力する際の色補正処理において、出力画像における無彩色色再現を好ましく補正する色補正技術に関する。
近年、デジタルカメラの普及によってデジタルカラー画像の利用が急激に増加し、これらの画像を良好に印刷するためのフォトプリント技術が盛んに開発されている。
一般に、カラー画像における無彩色や白黒画像の印刷は、黒色の色材(インクやトナー)による画像形成によって実現される。しかし、黒色の色材のみで画像形成を行う場合、黒色の色材の色特性によって印刷画像の色味がほぼ決まってしまうため、印刷画像の色味を好ましく再現するように制御することはできない。
また、カラー画像における無彩色や白黒画像の再現は、黒色(以下Kとする)に加え、シアン(以下Cとする)、マゼンタ(以下Mとする)、イエロ(以下Yとする)等の色材を利用した、所謂「コンポジットブラック」によって画像形成が行われることもある。この場合、画像を構成する白黒信号値に対応する印刷色(以下グレイラインとする)を適切に設定することにより、印刷画像の色味を好ましく再現するように制御することができる。
そして近年のカラーインクジェットプリンタにおいては、無彩色軸の色再現(グレイライン)は、紙白から黒色における明度変化に対して、測色上なるべく無彩色、即ちCIELab色度座標においてa=b=0となるように制御されており、さらに、特開2001−16475においては、CMYインクの混色によるグレースケールの色調変化を回避するため、形成画像におけるグレースケールの測色値が、CIELab空間のab平面上においてbのマイナス側象限、かつ、90°の色相角範囲内に収まるように、さらに、黒インクとの色相が連続的に繋がるように、CMYKのインクの打込み量を制御することによってグレースケールの色相の変動を最低限に抑制する提案がなされている。
特開2001−16475号公報
印刷媒体の紙白の色によっては、グレイ再現が必ずしもCIELab色度座標においてa=b=0の再現が最も良好と感じられない、また、媒体の白色点座標とグレイ再現座標の色差によっては、明度変化に対する、白色色度点からグレイ再現座標もしくはグレイ再現座標から黒色点への色度変化の度合いによって、グレイラインに色味がついているように見えてしまい、無彩色軸の色再現として良好ではなくなる。
本発明は上述した問題を解決するためになされたものであり、入力色信号を出力色信号へと変換する色変換処理において、本願は、グレイ再現において、目標となる再現座標を決定し、紙白から黒色点への明度変化において、グレイ目標に再現すべき明度範囲を決定し、それ以外の範囲については、白色点、または黒色点とグレイ目標との色度点変化が滑らかになるように、グレイラインの再現を制御することによって、任意の紙白、黒色について、良好なグレイ再現を実現することを目的とする。
上記問題を解決し、目的を達成するための一手段として、本発明は以下の構成を備える。
本発明の画像処理装置は、
入力手段における入力信号を出力手段における出力信号に変換する色変換処理手段を有する画像処理装置において、入力信号が無彩色信号である場合の出力信号に色変換する場合に、出力手段による出力結果に対して所定の色再現性をもつように色補正を行う手段を具備することを特徴とし、無彩色再現において、出力手段における出力媒体の白色点から黒色点間の明度領域について、所定の範囲に分割する明度範囲設定手段と、該所定の明度範囲について無彩色色度点座標を設定する無彩色座標設定手段と、該無彩色座標設定手段においては、該所定の明度範囲のハイライト明度範囲およびシャドウ明度範囲とその中間明度範囲における無彩色座標の軌跡の形状について設定することを特徴とし、該無彩色座標設定手段によって決定された無彩色再現に基づいて、入力信号を出力信号に変換する色補正処理を行うパラメータを作成する色補正パラメータ作成手段と、作成された色補正パラメータを用いて出力色補正処理手段とを具備することを特徴とする、画像処理装置。
本発明の画像処理方法は、入力工程における入力信号を出力工程における出力信号に変換する色変換処理手段を有する画像処理装置において、入力信号が無彩色信号である場合の出力信号に色変換する場合に、出力手段による出力結果に対して所定の色再現性をもつように色補正を行う手段を具備することを特徴とし、無彩色再現において、出力手段における出力媒体の白色点から黒色点間の明度領域について、所定の範囲に分割する明度範囲設定工程と、該所定の明度範囲について無彩色色度点座標を設定する無彩色座標設定工程と、該無彩色座標設定工程においては、該所定の明度範囲のハイライト明度範囲およびシャドウ明度範囲とその中間明度範囲における無彩色座標の軌跡の形状について設定することを特徴とし、該無彩色座標設定手段によって決定された無彩色再現に基づいて、入力信号を出力信号に変換する色補正処理を行うパラメータを作成する色補正パラメータ作成手段と、作成された色補正パラメータを用いて出力色補正処理手段とを具備することを特徴とする。
本発明の画像処理記録媒体は、入力装置における入力信号を出力装置における出力信号に変換する色変換処理機能を有する画像処理装置において、入力信号が無彩色信号である場合の出力信号に色変換する場合に、出力装置による出力結果に対して所定の色再現性をもつように色補正を行う機能を具備することを特徴とし、無彩色再現において、出力機能における出力媒体の白色点から黒色点間の明度領域について、所定の範囲に分割する明度範囲設定機能と、該所定の明度範囲について無彩色色度点座標を設定する無彩色座標設定機能と、該無彩色座標設定機能においては、該所定の明度範囲のハイライト明度範囲およびシャドウ明度範囲とその中間明度範囲における無彩色座標の軌跡の形状について設定することを特徴とし、該無彩色座標設定機能によって決定された無彩色再現に基づいて、入力信号を出力信号に変換する色補正処理を行うパラメータを作成する色補正パラメータ作成機能と、作成された色補正パラメータを用いて出力色補正処理機能とを実現するプログラムを記録することを特徴とする。
以上説明したように本発明によれば、入力色信号を出力色信号へと変換する色変換処理における入力信号の無彩色信号の再現において、目標となるグレイ再現座標を決定し、紙白から黒色点への明度変化において、グレイ目標に再現すべき明度範囲を決定し、それ以外の範囲については、白色点、または黒色点とグレイ目標との色度点変化が滑らかになるように、グレイラインの再現を制御することによって、任意の紙白、黒色について、良好なグレイ再現を実現することにより、イメージ画像の好ましい色再現を実現する色変換処理を実現する。
本発明における概要、構成について、図1に示されるブロック図を参照しながら説明する。
101はCPUであり、ROM102に記憶されている情報データや制御プログラム、OS(オペレーティングシステム)、アプリケーションプログラム(以下、アプリケーションという)、カラーマッチング処理モジュール、デバイスドライバ等に従って、RAM103、操作部104、画像処理部105、モニタ106、入力デバイス107、出力デバイス108の各種制御を行う。107は入力デバイスであり、CCDセンサを含むイメージスキャナ等の画像読取装置や測色装置によって任意のプロファイルを作成したい色空間情報データを、ホストコンピュータに入力する。108は出力デバイスであり、インクジェットプリンタ、熱転写プリンタ、ドットプリンタ等によって画像を出力する。RAM103は各種制御プログラムや操作部104から入力されるデータの作業領域及び一時待避領域である。104は操作部であり、出力デバイス設定部107の設定やデータの入力を行う。105は画像処理部であり、本発明におけるグレイライン補正処理やプロファイル作成処理を含む画像処理を行う。
106はモニタであり、画像処理部105の処理結果や操作部104で入力されたデータ等を表示する。
本発明における、入力カラー画像信号を出力機器における画像信号に変換するプロファイルの作成においてグレイライン再現補正処理を行うための主な画像処理装置及びその動作について以下に説明する。
図2に示されるブロック図は、画像処理部105内において、グレイライン再現補正処理を行うグレイライン写像パラメータ作成装置201および、任意の入力色空間における入力情報を出力色空間に写像し、色補正プロファイルを作成するプロファイル作成装置202の構成を示す。グレイライン写像パラメータ作成装置201およびプロファイル作成装置202の各装置について述べる。
画像処理装置105において、204は入力色域記憶装置であってモニタ106や入力デバイス107といった入力手段における色域に関する情報である入力色空間情報を記憶している。605はプリンタ色域記憶装置であって出力デバイス108であるプリンタの色再現域情報を記憶している。
201は写像パラメータ作成装置であり、前記プリンタ色再現域情報と前記入力色空間情報とを参照して、プロファイル作成装置202において、前記入力色空間の再現色を前記プリンタの色再現域内に写像するために必要な色空間圧縮パラメータの算出を行う。
写像パラメータ作成装置においては、プリンタ出力色情報(CMYKデータ)と入力色情報(RGBデータ)について、CIELab色空間やJCh色空間に代表される、均等表色系色空間データに変換し、均等表色系色空間上において写像パラメータの決定を行う。
本発明におけるグレイライン補正装置は、写像パラメータ作成装置201の一部を構成する。グレイ設定情報記憶装置206は、操作部104におけるU/Iにより入力されたグレイラインの補正処理におけるグレイライン設定に必要な各種パラメータを端子203を通じて獲得し、記憶している。または、RAMにあらかじめ格納されているグレイライン設定に必要な各種パラメータを端子203を通じて獲得してもよい。グレイ補正パラメータ作成装置207は、前記プリンタ色再現域情報と前記入力色空間情報とを参照し、グレイ設定情報記憶装置206に格納されたグレイライン設定に必要な各種パラメータに基づいて、前記入力色空間情報における無彩色信号について、前記プリンタ色再現域内において好ましいグレイ再現となるようなCIELab色空間におけるグレイラインの写像目標座標を決定する写像目標パラメータを作成する。グレイ補正パラメータ格納装置208は、グレイ補正パラメータ作成装置207によって作成されたグレイラインの写像目標パラメータを格納する。
プロファイル作成装置202においては、色域写像装置209において、入力色域記憶装置204における前記入力色空間情報とプリンタ色域記憶装置205における前記プリンタ色再現域情報と、写像パラメータ作成装置201を参照しグレイ補正パラメータ格納装置208に格納されたグレイラインの写像目標パラメータおよび、前記入力色空間を前記プリンタ色再現域内において好ましい色再現となるように写像するパラメータに基づき、前記入力色空間信号を前記プリンタ色再現域内への写像処理を行う。
プロファイル作成装置210は、色域写像装置209における写像処理結果をうけて、入力データからプリンタ出力要素データへの変換用プロファイルを作成する。
そして、作成されたプロファイルがプロファイル記憶装置211へ格納される。
一方、212は端子であり、格納されたプロファイルが端子212を通じて、出力装置に渡され、出力装置においてプロファイルによる色補正処理が行われた出力画像の出力を行う。
上記構成におけるプロファイル作成装置202の動作について説明する。なお本実施例におけるプロファイル作成装置202の写像動作においては、均等表色系としてL*a*b*色空間を用いる。まず始めに、CPU101からの指令により前記入力色空間の色域情報ならびにプリンタの色再現域情報が送信される。送信された前記2つの色再現域情報は、それぞれ画像処理装置105内の前記入力色空間色域記憶装置204とプリンタ色域記憶装置205に前記入力色空間色再現域情報とプリンタ色再現域情報として記憶される。
次に、プロファイル作成装置202内部が以下の様に動作する。まず写像パラメータ作成装置201が動作し色域写像装置209において色空間圧縮に必要な各種パラメータを算出する。
この際に、本発明におけるグレイラインの写像パラメータも作成される。
前記パラメータ算出が終了すると、色域写像装置209が動作し、均等表色系において入力色空間の色域をプリンタ色再現域へ写像する。次に、プロファイル作成装置210は最終写像結果であるところの写像色再現域を参照して入力情報からプリンタ色情報への変換用プロファイルを作成し、プロファイル記憶装置211へプロファイルを書き込む。以上で、一連の動作が終了する。
次に本発明におけるグレイライン補正処理について、詳細に述べる。
グレイ補正パラメータ作成装置207におけるブロック構成を図3に示す。
まず、階調特性変換部307は、入力グレイ特性格納部308に格納された入力色空間におけるグレイラインの階調特性に基づいて、入力信号における無彩色信号GLを、その無彩色信号GLを出力デバイス108で出力した時に得られる印刷画像の明度L*に変換する。
階調特性変換部307における処理は、入力信号における無彩色信号GLが、入力画像を生成した装置(デジタルカメラ、スキャナ等)の特性や好ましい階調特性に基づいて決定されるため、また、入力色空間における再現明度と出力デバイス108で出力した時に得られる印刷画像の明度L*の再現とが異なるためである。
図5は、階調特性変換部307によって変換された、入力色空間におけるグレイラインの階調特性を格納するグレイ再現設定格納部309の一例を示すメモリ構成図である。白黒信号格納メモリ501に格納されるグレイ特性メモリ502〜506は、階調特性データとして、離散的な白黒信号GLに関する出力デバイス108で出力した時に得られる印刷画像の明度L*を記憶した対応表であり、印刷画像の明るさに関係する。尚、任意の白黒信号GLに対応する明度L*は公知の補間演算によって求めることができる。
図5において、白黒信号格納メモリ501に格納される白黒信号GLは8ビットの信号値であり、GL=255に対応する明度L*(Lmax)は、出力デバイス108及び画像記録媒体(印刷用紙等)によって再現可能な最大明度であり、GL=0に対応する明度L*(Lmin)は、出力デバイス108及び画像記録媒体(印刷用紙等)によって再現可能な最小明度である。典型的には、Lmaxは画像記録媒体(印刷用紙等)の色(以下白色印刷色とする)の明度L* である。
本実施例では、グレイ再現設定格納部309における白黒信号格納メモリ501に格納されるグレイ特性メモリ502〜506において、画像処理装置におけるグレイラインの再現階調特性データとして、上記階調特性変換部307によって変換された離散的な白黒信号GLに関する出力デバイス108で出力した時に得られる印刷画像の明度L*に対して、グレイ再現色度点座標(a*、b*)を定義することによって、グレイラインの再現を決定する。
ここで図7を参照して、画像処理装置1005におけるグレイラインの再現とその設定方法について詳細に説明する。
図7は、CIELAB色空間のa**平面に投影された第一実施形態におけるグレイラインの軌跡を模式的に示す図である。図7において、白色点W701は白黒信号GLの最大値(白信号)に対応した印刷色の色度点であり、黒色点K707は白黒信号GLの最小値(黒信号)に対応した印刷色の色度点である。典型的には、点W701.は白色印刷色の色度点であり、点K707は画像出力装置102及び画像記録媒体(印刷用紙等)によって再現可能な最小明度の色(以下黒色印刷色とする)の色度点である。また、点G704は好ましいグレイの色度点である。第一実施形態では、図7に示すように、白色点W701から黒色点K707にいたるグレイラインが出力媒体上における無彩色再現として好ましい色度点(点G704)を通過するように画像信号を処理することにより、良好な色味の印刷画像を得ることを可能とする。
ここで、好ましいグレイの色度点は、例えばb*軸近傍で、b*マイナス側に位置する。
次に、図8は、図7に示した白色点W701(801)から黒色点K707(811)にいたるグレイラインの軌跡について、横軸をa*、縦軸をL*とする座標に変換した結果を示す図である。
図8において、明度Lw812は、点W801の再現明度を示し、白黒信号GLの最大値(白信号)に対応した印刷色の明度であり、明度Lk815は、点K811の再現明度を示し、白黒信号GLの最小値(黒信号)に対応した印刷色の明度である。典型的には、明度Lw812は白色印刷色の明度であり、明度Lk815は画像出力装置102及び画像記録媒体(印刷用紙等)によって再現可能な最小明度の色(以下黒色印刷色とする)である。
本実施例では、第一に好ましいグレイ再現を実現するため、明度領域の分割処理を行う。
明度分割は、明度領域の境界明度を示すLgu813、Lgl1814を決定することによって、設定され、ハイライト部として設定される明度範囲(Lw812-Lgu813)、シャドウ部として設定される明度範囲(Lgl1814-Lk815)、ハイライト部とシャドウ部にはさまれた領域を、中間明度部(Lgu813−Lgl1814)としてそれぞれ設定される。
各明度範囲を分割する条件は、中間明度部の色度点を共通の好ましいグレイの色度点設定とし、ハイライト部/シャドウ部はそれぞれ白色点、黒色点と好ましいグレイとの中間にグレイ再現点が設定される。
そして、グレイ再現点804〜808に示すように中間明度部の色度点を好ましいグレイの色度点とするように画像信号を処理することにより、グレイラインの再現を好ましい色味で出力することが可能となる。
更に図7、図8を参照して、ハイライト部及びシャドウ部における色味変化の抑制機構について説明する。図8において、上述の中間明度部の明度範囲が広い場合、つまりLgu813−Lgl1814が大きい場合には、ハイライト部(Lw812-Lgu813)とシャドウ部(Lgl1814-Lk815)を除く入力白黒信号のほとんどが好ましい色度点で再現される。しかしながら、この場合、白色印刷色近傍のハイライト部及び黒色印刷色近傍のシャドウ部において、明度に関する色度点の変化率が大きいため、ハイライト部およびシャドウ部の色度座標変化によっては、グラデーション画像等で色味変化が観察されてしまうことがある。
例えば、図8におけるハイライト部における、ある明度におけるグレイ再現点803/802は、図7においてグレイ再現点を、白色点W701とグレイ点G704を結ぶ直線上に設定したグレイ再現点703(803)と、白色点W701とグレイ点G704を結ぶある曲線上に設定したグレイ再現点702(802)に対応し、グレイ点703とグレイ点702を比較すると、グレイ点G704における距離についてグレイ再現点702の方がa*軸方向の変化量が小さく、b*軸方向の変化はグレイにとって青み方向の変化であることからグレイ点G704との色みについての変化を低減することが可能となる。よって、ハイライト部における、ある明度におけるグレイ再現点をグレイ再現点703よりもグレイ再現点702に設定した方がより好ましいグレイ再現であるといえる。図8においてシャドウ部における、ある明度におけるグレイ再現点809/810についても、黒色点K707とグレイ点G704を結ぶ直線上に設定したグレイ再現点705(809)と、黒色点K707とグレイ点G704を結ぶある曲線上に設定したグレイ再現点706(810)について同様のことが言える。
そこで、画像処理装置105では、図8に示すハイライト部およびシャドウ部における色度点座標の変化をそれぞれ適当な値とすることにより色度点の変化傾向を制限し、色味変化を抑制する。
ハイライト部およびシャドウ部における色度点の変化については、色味の変化がもっとも少ないと感じられた座標値について、ハイライト部およびシャドウ部における離散明度値に対する座標値を記載したテーブルデータを参照する、または、明度値や紙白、黒色点座標を入力として、上述したようなa*b*座標の変化量について重み付けをして色味の変化が小さくするような座標値を算出するモデル式によって求められる結果であってもよい。
次に、グレイ補正パラメータ作成装置207によるグレイ補正パラメータ作成処理の詳細について説明する。
図6は、グレイ設定データ格納部301に格納されるグレイライン設定テーブル601の一例を示す図である。図6においては、出力デバイスにおける出力媒体の種類(メディアA,メディアB)を、グレイ設計パラメータ作成条件として定義し、各メディアにおける中間明度範囲(グレイ重心明度範囲)、中間明度範囲におけるグレイ再現値(グレイ重心値)、ハイライト部におけるグレイ設計データ、シャドウ部におけるグレイ設計データについて記述している。
ここで、以下に説明するグレイラインの再現座標値の各設定において用いられる明度値は、出力媒体の紙白点明度および黒色点明度の絶対値に対して、絶対値明度として定義された値、または、出力媒体の紙白点明度および黒色点明度の絶対値を用いて正規化された明度値として定義された値のいずれでもよく、最終的に白黒信号格納メモリ501に格納される明度座標について絶対値明度を記載するため、グレイラインの設計において正規化明度を用いた場合は、出力媒体の紙白点明度および黒色点明度を参照し、絶対明度値を記載すればよい。
テーブルデータ定義内容の一例として、グレイライン設定テーブル611においては、まず、明度領域の分割のための中間明度範囲(グレイ重心明度範囲)が、明度範囲の境界明度上限L1, 境界明度下限L2として定義されメモリ604に格納されている。次に、中間明度範囲(グレイ重心明度範囲)における共通なグレイ再現座標を、グレイ重心値データとして、メモリ603に、色度座標値a* 、b*の値(a1,b1)が格納されている。
ハイライト部(メディア白色明度〜L1)における、グレイ軌跡の座標変化について、図7で示したグレイライン軌跡における明度信号Lと色度座標値a* 、b* との対応関係を離散的な明度信号L(L3、L4、L5)に関して抽出した対応表としてそれぞれ、(a3,b3)、(a4,b4)、(a5、b5)が定義されメモリ605に格納されている。シャドウ部(メディア黒色明度〜L2)における、グレイ軌跡の座標変化についても、図7で示したグレイライン軌跡における明度信号Lと色度座標a* 、b* との対応関係を離散的な明度信号L(L6、L7、L8)に関して抽出した対応表として定義されそれぞれ、(a6,b6)、(a7,b7)、(a8、b8)が定義されメモリ606に格納されている。尚、任意の明度信号Lに対応する色度座標信号(a* 、b* )は、このグレイライン設定テーブルから公知の補間演算によって求めることができる。
また、テーブルデータ定義内容の一例として、グレイライン設定テーブル612においては、各項目の定義として3次元空間における明度もしくは座標値を算出するモデル式を設定し、モデル式によって求められる値をグレイ設計値として用いる。
まず、明度領域の分割のための中間明度範囲(グレイ重心明度範囲)について、明度範囲の境界明度上限L9, 境界明度下限L10を求める式Fc(m)として定義されメモリ604に格納されている。mは出力媒体に関する情報に基づいて明度範囲を決定するために必要なパラメータを示す。次に、中間明度範囲(グレイ重心明度範囲)における共通なグレイ再現座標であるグレイ重心値データについて、メモリ603に、色度座標(a9 、b10)を求める式Fg(m)が格納されている。mは出力媒体に関する情報に基づいてグレイ重心値を決定するために必要なパラメータであり、少なくとも出力媒体における紙白色、黒色点、色再現範囲に関する情報などが含まれている。
ハイライト部(メディア白色明度〜L1)における、グレイ軌跡の座標変化については、ハイライト設計メモリ610において、ハイライト部における明度入力に対して図7に示されるようなグレイ軌跡上の座標を出力する以下の式1が格納されている。
(a,b) = F1(L)・・・(式1)
シャドウ部(メディア黒色明度〜L2)における、グレイ軌跡の座標変化についても、シャドウ設計メモリ611において、シャドウ部における明度入力に対して図7に示されるようなグレイ軌跡の座標を出力する以下の式2が格納されている。
(a,b) = F2(L)・・・(式2)
本実施例においては、ハイライト部およびシャドウ部における色度点の変化に関する記述方法は、図6に示されるように、出力媒体の種類によって、テーブルデータであってもモデル式であってもよく、選択される出力媒体の種類によって適宜決定される。
図3に、画像処理部105において写像パラメータ作成装置201内のグレイ補正パラメータ作成装置207の構成を示す。
画像処理装置105においてグレイ設定情報記憶装置206は、上述したような図6に示すような形式のグレイ設定パラメータにかかわるデータがあらかじめ格納されており、出力装置の種類や出力媒体の種類によって参照され、グレイライン設定テーブルが獲得されグレイ設定データ格納部301に格納される。
グレイ補正パラメータ作成装置207において、グレイ設定データ格納部301に格納されたグレイ設定パラメータに基づいて、第一に好ましいグレイ再現について、明度領域の分割処理を行う。
グレイ明度範囲設定部302は、グレイ設定データ格納部301に格納された色度ラインテーブル上の明度範囲設計パラメータに基づいて、出力媒体における明度範囲を決定する。
グレイ重心設定部303は、グレイ設定データ格納部301に格納された色度ラインテーブル上のグレイ重心座標設計パラメータに基づいて、出力媒体におけるグレイ重心明度範囲におけるグレイ再現色度点を決定するとともに、グレイ再現設定格納部309における白黒信号格納メモリ501に格納されるグレイ特性メモリ502〜506における、中間明度範囲に対応する離散的な白黒信号GLに関する出力デバイス108で出力した時に得られる印刷画像の明度L*に対して、グレイ座標であるCIELAB色空間の色度座標信号(a* 、b* )に変換処理を行う。
ハイライトグレイ設定部304はグレイ設定データ格納部301に格納された色度ラインテーブル上のハイライトグレイ設計パラメータに基づいて、グレイ再現設定格納部309における白黒信号格納メモリ501に格納されるグレイ特性メモリ502〜506における、ハイライト部明度範囲に対応する離散的な白黒信号GLに関する出力デバイス108で出力した時に得られる印刷画像の明度L*に対して、出力媒体におけるハイライト部における入力信号である明度信号Lに対するグレイ座標であるCIELAB色空間の色度座標信号(a* 、b* )に変換処理を行う。
シャドウ設定部305はグレイ設定データ格納部301に格納された色度ラインテーブル上のシャドウ部設計パラメータに基づいて、グレイ再現設定格納部309における白黒信号格納メモリ501に格納されるグレイ特性メモリ502〜506における、シャドウ部明度範囲に対応する離散的な白黒信号GLに関する出力デバイス108で出力した時に得られる印刷画像の明度L*に対して、出力媒体におけるシャドウ部における入力信号である明度信号Lに対するグレイ座標であるCIELAB色空間の色度座標信号(a* 、b* )に変換処理を行う。
グレイ補正パラメータ算出部306は、色域写像装置209における最終的なグレイラインの色再現についてのグレイ作成パラメータを作成する。
作成されたグレイ写像パラメータは、グレイ補正パラメータ格納装置208に格納される。
色域写像装置209は、入力信号に対する出力色について、入力信号における無彩色信号については本実施例において作成されたグレイ写像パラメータを用い、他の有色彩信号については、グレイ写像結果にたいして疑似輪郭などの階調特性や色再現についての不具合が生じないように色空間全体における色補正プロファイルを作成するための写像処理を行い、プロファイル作成装置210によって、色補正プロファイルを作成する。
作成された色補正プロファイルは、プロファイル記憶装置211に格納される。
以上の構成における画像処理装置の動作を、図4に示されるフローチャートによって、説明する。
まず、ステップ401において、プロファイル作成装置202内の入力色域記憶装置204とプリンタ色域記憶装置205より入力色空間色再現域情報、プリンタ色再現域情報がそれぞれ獲得される。
ステップ402において、色補正プロファイルを作成する出力デバイスにおける出力媒体が選択され、グレイ設定情報記憶装置206に格納されている媒体種類に応じたグレイ設計データが、グレイ補正パラメータ作成装置207に獲得される。
ステップ403において、ステップ402において獲得されたグレイ設計データに基づいて、ハイライト部の明度範囲が決定され、ハイライト部における入力信号値に対するグレイ再現色度点が決定される。
ステップ404において、ステップ402において獲得されたグレイ設計データに基づいて、シャドウ部の明度範囲が決定され、シャドウ部における入力信号値に対するグレイ再現色度点が決定される。
ステップ405において、ステップ402において獲得されたグレイ設計データに基づいて、グレイ重心値再現明度範囲が決定され、グレイ重心値再現明度範囲における入力信号値に対するグレイ再現色度点が決定される。
ステップ406において、ステップ403からステップ405において決定された入力信号値に対するグレイ再現色度点データより、色域写像装置209において用いられるグレイ補正パラメータが作成される。
ステップ407において、ステップ406において作成されたグレイ補正パラメータがグレイ補正パラメータ格納装置208に格納される。
ステップ408において、色域写像装置209において、入力色域記憶装置204より入力信号を獲得し、プリンタ色域記憶装置205におけるプリンタ色再現域についてステップ906において算出されたグレイ写像パラメータに基づき、グレイラインの写像処理を行うとともに、他の色についても入力信号を獲得し、プリンタ色域記憶装置205におけるプリンタ色再現域への写像処理を行い、写像結果に基づいて色補正プロファイルを作成する。
ステップ409において、作成された色補正プロファイルをプロファイル記憶装置211に格納する。
本実施例によって、入力された画像における無彩色信号を、出力装置における出力画像のグレイライン再現として好ましく再現するための色補正処理によって、色補正プロファイルの作成を行い、作成された色補正プロファイルを用いた画像処理を行う画像処理装置によって、出力画像について好ましい色再現を実現する。
(その他の実施例2)
画像処理装置における好ましいグレイ再現について、本実施例ではグレイの好ましい再現についてより高精度に実現するために、グレイ色度点の写像先の座標について、グレイ色度点の再現目標範囲を設定し、グレイ再現点の設定を行うことを特徴とする。
図10は、CIELAB色空間のa** 平面に投影された第2実施形態におけるグレイラインの軌跡を模式的に示す図である。図10において、点W1001は白黒信号GLの最大値(白信号)に対応した印刷色の色度点であり、点K1007は白黒信号GLの最小値(黒信号)に対応した印刷色の色度点である。典型的には、点W1001は白色印刷色の色度点であり、点K1007は画像出力装置102及び画像記録媒体(印刷用紙等)によって再現可能な最小明度の色(以下黒色印刷色とする)の色度点である。また、点G1004は好ましいグレイの色度点である。第一実施形態では、図10に示すように、白色点W1001から黒色点K1007にいたるグレイラインが好ましい色度点(点G1004)を通過するように画像信号を処理することにより、良好な色味の印刷画像を得ることを可能とする。
ここで、好ましいグレイの色度点は、例えばb* 軸近傍で、b* マイナス側に位置する。
次に、図11は、図10に示したグレイラインの軌跡について、横軸をa*、縦軸をL*とする座標に変換した結果を示す図である。
図11において、明度Lw1112は、点W1101の再現明度を示し、白黒信号GLの最大値(白信号)に対応した印刷色の明度であり、明度Lk1115は、点K1111の再現明度を示し、白黒信号GLの最小値(黒信号)に対応した印刷色の明度である。典型的には、明度Lw1112は白色印刷色の明度であり、明度Lk1115は画像出力装置102及び画像記録媒体(印刷用紙等)によって再現可能な最小明度の色(以下黒色印刷色とする)である。
本実施例では、第一に好ましいグレイ再現について、第一の実施例と同様に明度領域の分割処理を行う。
ハイライト部として設定される明度範囲(Lw1112-Lgu1113)、
シャドウ部として設定される明度範囲(Lgl11114-Lk1115)、
ハイライト部とシャドウ部にはさまれた領域を、中間明度部(Lgu1113−Lgl11114)として設定する。
各明度範囲を分割する条件は、中間明度部の色度点を共通の好ましいグレイの色度点設定とし、ハイライト部/シャドウ部はそれぞれ白色点、黒色点と好ましいグレイとの中間にグレイ再現点が設定される。
そして、中間明度部の色度点を好ましいグレイの色度点とするように画像信号を処理することにより、グレイラインの再現を好ましい色味で出力することが可能となる。
更に図10、図11を参照して、ハイライト部及びシャドウ部における色味変化の抑制機構について説明する。図11において、上述の中間明度部の明度範囲が広い場合、つまりLgu1113−Lgl11114が大きい場合には、ハイライト部(Lw1112-Lgu1113)とシャドウ部(Lgl11114-Lk1115)を除く入力白黒信号のほとんどが好ましい色度点で再現される。しかしながら、この場合、白色印刷色近傍のハイライト部及び黒色印刷色近傍のシャドウ部において、明度に関する色度点の変化率が大きいため、ハイライト部およびシャドウ部の色度座標変化によっては、グラデーション画像等で色味変化が観察されてしまうことがある。
そこで本実施例では、図10に示すようにハイライト部シャドウ部におけるグレイ再現について、好ましいグレイとするために再現すべき範囲1108をあらかじめ設定しておき、その範囲内にグレイ写像点の決定を行うことを特徴とする。グレイ再現範囲データは、ユーザによって指定されるパラメータであり、記憶装置に格納されている。また、グレイ再現範囲データは、メディア毎に設定される値であってもよいし、出力媒体によって選択される紙白等の情報等をパラメータとするモデル式によって算出される領域情報であっても良い。
更に、ハイライト部、シャドウ部におけるグレイ再現明度に対して個々に設定される範囲であっても良い。この場合は、グレイの再現明度に対して、対応するグレイ再現範囲目標が、適宜選択されて、グレイラインの設定に用いられるものとする。
例えば、図11におけるハイライト部における、ある明度におけるグレイ再現点1103/1102は、図10においてグレイ再現点を、白色点W1001とグレイ点G1004を結ぶ直線上に設定したグレイ再現点1003(1103)と、白色点W1001とグレイ点G1004を結ぶある曲線上に設定したグレイ再現点1002(1102)に対応する。
本実施例における好ましいグレイ再現の範囲は、図10においてab座標上において全グレイ再現明度に対して共通に適用される楕円領域1008であり、また、図11においては、横軸であるa軸上において、境界線1116、1117において定義される領域である。好ましいグレイ範囲は、グレイ重心点からの色み変化を考慮して、好ましいと判断されるグレイ再現範囲について記述した領域とする。
従って、図10において、ハイライト部におけるグレイ再現点1003は、データ座標位置変化において一つ前の白色座標点と、一つ後になるグレイ重心点とに間に設定されるが、白色座標点からの変化量が最小となる再現目標範囲の境界上の座標に設定されている。これによって、白色点からの色みの変化と、グレイ重心点からの色みの変化を考慮したハイライトグレイの設定が可能である。図10においてシャドウ部における、ある明度におけるグレイ再現点1005/1006についても、黒色点K1007とグレイ点G1004およびグレイ再現範囲1008を参照し、グレイ再現範囲内に設定したグレイ再現点1006(810)について同様のことが言える。
以上の構成における画像処理装置の動作を、図9に示すフローチャートによって説明する。
まず、ステップ901において、プロファイル作成装置202内の入力色域記憶装置204とプリンタ色域記憶装置205より入力色空間色再現域情報、プリンタ色再現域情報がそれぞれ獲得される。
ステップ902において、色補正プロファイルを作成する出力デバイスにおける出力媒体が選択され、グレイ設定情報記憶装置206に格納されている媒体種類に応じたグレイ設計データが、グレイ補正パラメータ作成装置207に獲得され、グレイ設計データ内におけるグレイライン再現目標範囲が獲得される。
ステップ903において、ステップ902において獲得されたグレイ設計データに基づいて、ハイライト部の明度範囲が決定され、ハイライト部における入力信号値に対するグレイ再現色度点が、グレイライン再現目標範囲を参照して決定される。
ステップ904において、ステップ902において獲得されたグレイ設計データに基づいて、シャドウ部の明度範囲が決定され、シャドウ部における入力信号値に対するグレイ再現色度点が、グレイライン再現目標範囲を参照して決定される。
ステップ905において、ステップ902において獲得されたグレイ設計データに基づいて、グレイ重心値再現明度範囲が決定され、グレイ重心値再現明度範囲における入力信号値に対するグレイ再現色度点が決定される。
ステップ906において、ステップ903から905において決定されたグレイ再現色度点座標について、グレイライン再現目標範囲と比較し、範囲外であれば、ステップ903以降の処理に戻り、範囲外の座標点の再設定を行う。
ステップ906において、ステップ903から905において決定されたグレイ再現色度点座標について、グレイライン再現目標範囲と比較し、範囲内であれば、ステップ907以降の処理を行う。
ステップ907において、ステップ903からステップ906において決定された入力信号値に対するグレイ再現色度点データより、色域写像装置209.において用いられるグレイ補正パラメータが作成される。
ステップ908において、ステップ907において作成されたグレイ補正パラメータがグレイ補正パラメータ格納装置208に格納される。
ステップ909において、色域写像装置209において、入力色域記憶装置204より入力信号を獲得し、プリンタ色域記憶装置205におけるプリンタ色再現域についてステップ907において算出されたグレイ写像パラメータに基づき、グレイラインの写像処理を行うとともに、他の色についても入力信号を獲得し、プリンタ色域記憶装置205におけるプリンタ色再現域への写像処理を行い、写像結果に基づいて色補正プロファイルを作成する。
ステップ910において、作成された色補正プロファイルをプロファイル記憶装置211に格納する。
本実施例によって、入力された画像における無彩色信号を、出力装置における出力画像のグレイライン再現として好ましく再現するための色補正処理によって、色補正プロファイルの作成を行い、作成された色補正プロファイルを用いた画像処理を行う画像処理装置によって、出力画像について好ましい色再現を実現する。
(その他の実施例3)
図12、図13、図14、図15に画像処理装置におけるU/I構成を示す。
本実施例は、上記実施例1、実施例2を画像処理装置105において実現するための操作部U/Iである。
図12において、U/I1201は本実施例におけるグレイライン設計に必要なデータを獲得するためのデータ入力U/Iである。
入力色域データ設定部1202において入力色空間データ、出力色域データ設定部1203において出力色空間データ、クレイ補正データ設定部1204において出力装置における出力媒体上のグレイ設計目標を格納したデータ、色補正プロファイル出力設定部1205において色補正プロファイルの出力ファイル名を指定する。
各参照ボタン1206、1207、1208、1209によって、画像処理装置に入力する各データの格納場所を参照し、ファイルの指定をすることができる。
次に、図13に示すように、グレイライン条件設定U/I1301においては、出力装置設定部1302のリストボタン1304を押し、リスト上にある出力装置の指定、出力媒体設定部1303のリストボタン1305を押し、リスト上にある出力媒体の指定を行う。グレイ補正パラメータ設定のOKボタン1306を押すことによって、指定した出力機器・出力媒体に対応するグレイ補正パラメータが設定される。
図14に示すように、グレイ補正U/I1401において、グレイ設定表示LC画面1402においては、入力色空間の形状1410と出力色空間の形状1411と、グレイライン設定ポイント1412が表示されている。グレイライン設定部1407において、各写像ポイントにおける再現明度および座標値もユーザによって設定することができる。
明度範囲の設定については、ハイライト部境界明度設定部1403においてハイライト部と中間明度部についての境界明度値、シャドウ部境界明度設定部1404においてシャドウ部と中間明度部についての境界明度値の初期値が表示され、グレイ設定表示LC画面のグレイラインに写像結果が表示されている。
リセットボタン1405を押すことによって、ハイライト部境界明度設定部1403の設定を初期値にリセットできる。
リセットボタン1406を押すことによってシャドウ部境界明度設定部1404の設定を初期値にリセットできる。
ハイライト部境界明度設定部1403、シャドウ部境界明度設定部1404においてユーザが値を入力すると、グレイ設定表示LC画面1402上のグレイラインの写像結果が変更され、再表示される。
明度境界線1415、1416は、ハイライト部境界明度設定部1403、シャドウ部境界明度設定部1404における設定値を示す。明度境界線1415、1416についてもハイライト部境界明度設定部1403、シャドウ部境界明度設定部1404においてユーザが値を入力すると、グレイ設定表示LC画面1402上の明度境界線1415、1416の位置が変更され、再表示される。
グレイライン設定部1407においては、グレイラインの写像に用いるグレイポイント1412の写像明度、写像座標が設定されている。グレイライン設定部上のグレイポイントに対して、明度L座標abの設定値をユーザが変更することができる。
図15に示すように、グレイ設定表示LC画面1402およびグレイ補正U/I1501上のグレイ設定表示座標画面1502において、実施例2におけるグレイ再現目標範囲1413、1414、1509も表示され、写像設定点がグレイ再現目標範囲1413、1414、1509を外れると、グレイライン設定部1407に注意部分として表示色が変化する等ユーザに忠告する機能(1409)をもつ。
またリセットボタン1408を押すことによってグレイライン設定部の設定を初期値にリセットできる。
またグレイ補正U/I1501においては、テスト画像設定部1503とテストプリントボタン1505によって、グレイライン設定部1407に設定したグレイラインを用いて、画像処理装置105内部において色補正プロファイルのプロトタイプを作成し、テスト画像設定部1503によって指定されたテスト画像の出力をおこない、ユーザが実際のグレイラインによる画像再現出力を行い確認することができる。参照ボタン1504によって、テスト画像設定部1503に入力する画像データの格納場所を参照し、ファイルの指定をすることができる。
最後に、プロファイル作成ボタン1506によって、画像処理装置105において、本実施例によるU/Iを用いてユーザが設定したグレイライン設計に基づいて、入力色空間を出力色空間に写像処理が行われ、色補正プロファイル名表示部1507に示されたファイル格納場所およびファイル名をもつ色補正プロファイルが作成される。
本実施例によって、入力された画像における無彩色信号を、出力装置における出力画像のグレイライン再現として好ましく再現するための色補正処理のためのU/Iによって、色補正プロファイルの作成を行い、作成された色補正プロファイルを用いた画像処理を行う画像処理装置によって、出力画像について好ましい色再現を実現する。
(その他の実施例4)
<記憶媒体>
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用しても良い。
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUまたはMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、CD-R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることが出来る。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
実施形態で共通に用いられる画像処理装置の概略構成を示すブロック図である。 画像処理装置の構成を示すブロック図である。 画像処理装置の構成を示すブロック図である。 処理の流れを示すフローチャートである。 画像処理装置のメモリ構成を示すブロック図である。 画像処理装置のメモリ構成を示すブロック図である。 設定されるグレイラインを示す図である。 設定されるグレイラインを示す図である。 処理の流れを示すフローチャートである。 設定されるグレイラインを示す図である。 設定されるグレイラインを示す図である。 画像処理装置におけるU/I構成を示す図である。 画像処理装置におけるU/I構成を示す図である。 画像処理装置におけるU/I構成を示す図である。 画像処理装置におけるU/I構成を示す図である。

Claims (12)

  1. 入力手段における入力信号を出力手段における出力信号に変換する色変換処理手段を有する画像処理装置において、入力信号が無彩色信号である場合の出力信号に色変換する場合に、出力手段による出力結果に対して所定の色再現性をもつように色補正を行う手段を具備することを特徴とし、無彩色再現において、出力手段における出力媒体の白色点から黒色点間の明度領域について、所定の範囲に分割する明度範囲設定手段と、該所定の明度範囲について無彩色色度点座標を設定する無彩色座標設定手段と、該無彩色座標設定手段においては、該所定の明度範囲のハイライト明度範囲およびシャドウ明度範囲とその中間明度範囲における無彩色座標の軌跡の形状について設定することを特徴とし、該無彩色座標設定手段によって決定された無彩色再現に基づいて、入力信号を出力信号に変換する色補正処理を行うパラメータを作成する色補正パラメータ作成手段と、作成された色補正パラメータを用いて出力色補正処理手段とを具備することを特徴とする、画像処理装置。
  2. 入力手段における入力信号を出力手段における出力信号に変換する色変換処理手段を有する画像処理装置において、入力信号が無彩色信号である場合の出力信号に色変換する場合に、出力手段による出力結果に対して所定の色再現性をもつように色補正を行う手段を具備することを特徴とし、無彩色再現において、出力手段における出力媒体の白色点から黒色点間の明度領域について、所定の範囲に分割する明度範囲設定手段と、該所定の明度範囲について無彩色色度点座標を設定する無彩色座標設定手段と、該無彩色座標設定手段においては、該所定の明度範囲のハイライト明度範囲およびシャドウ明度範囲とその中間明度範囲における無彩色座標の軌跡の形状について設定することを特徴とし、さらに、ハイライト明度範囲およびシャドウ明度範囲における無彩色座標の軌跡の形状について軌跡上の色度点座標について条件を設定する無彩色条件設定手段と、無彩色条件設定手段によって定義された範囲内において、ハイライト明度範囲およびシャドウ明度範囲における無彩色座標の軌跡を修正する無彩色補正手段と、該無彩色座標設定手段および該無彩色補正手段によって決定された無彩色再現に基づいて、入力信号を出力信号に変換する色補正処理を行うパラメータを作成する色補正パラメータ作成手段と、作成された色補正パラメータを用いて出力色補正処理手段とを具備することを特徴とする、画像処理装置。
  3. 前記無彩色座標設定手段における、ハイライト明度範囲およびシャドウ明度範囲における無彩色座標軌跡の形状は、色度点座標上において非線形であり、明度によって制御されることを特徴とする、請求項1および請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記無彩色座標設定手段における、ハイライト明度範囲およびシャドウ明度範囲における無彩色座標軌跡の形状は、色度点座標上において非線形であり、明度および色度点軌跡上の移動距離によって制御されることを特徴とする、請求項1および請求項2に記載の画像処理装置。
  5. 前記無彩色座標設定手段における、中間明度範囲における無彩色座標は、好ましいグレイの色度点であることを特徴とする、請求項1および請求項2に記載の画像処理装置。
  6. 前記無彩色座標設定手段における、中間明度範囲における無彩色座標の好ましいグレイ色度点座標はメディア種類別に設定され、メディア種類によって選択が可能であることを特徴とする、請求項1および請求項2に記載の画像処理装置。
  7. 前記無彩色座標設定手段における、中間明度範囲における無彩色座標の好ましいグレイ色度点座標は中間明度範囲内においては共通であることを特徴とする、請求項1および請求項2に記載の画像処理装置。
  8. ハイライト明度範囲およびシャドウ明度範囲における無彩色座標の軌跡の形状について軌跡上の色度点座標について条件を設定する前記無彩色条件設定手段において、条件は、前記明度範囲別、または明度に対して異なる条件範囲が設定されることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  9. 前記無彩色座標設定手段において定義される明度および明度範囲は、絶対明度値もしくは、出力媒体における紙白明度および黒色点明度によって正規化された明度座標であることを特徴とする、請求項1および請求項2に記載の画像処理装置。
  10. 入力手段における入力信号を出力手段における出力信号に変換する色変換処理手段を有する画像処理装置において、入力信号が無彩色信号である場合の出力信号に色変換した色再現結果を表示する手段と、出力手段による出力結果に対して所定の色再現性をもつように色補正を行った結果を表示する手段とを具備することを特徴とし、無彩色再現において、出力手段における出力媒体の白色点から黒色点間の明度領域について、所定の範囲に分割する明度範囲設定し表示する手段と、該所定の明度範囲について無彩色色度点座標を設定し表示する手段と、該無彩色座標設定表示手段においては、該所定の明度範囲のハイライト明度範囲およびシャドウ明度範囲とその中間明度範囲における無彩色座標の軌跡の形状について設定し表示することを特徴とし、該無彩色座標設定表示手段によって決定された無彩色再現に基づいて、入力信号を出力信号に変換する色補正処理を行うパラメータの作成を決定し表示する手段とを具備することを特徴とする、画像処理装置。
  11. 入力工程における入力信号を出力工程における出力信号に変換する色変換処理工程を有する画像処理装置において、入力信号が無彩色信号である場合の出力信号に色変換する場合に、出力工程による出力結果に対して所定の色再現性をもつように色補正を行う工程を具備することを特徴とし、無彩色再現において、出力工程における出力媒体の白色点から黒色点間の明度領域について、所定の範囲に分割する明度範囲設定工程と、該所定の明度範囲について無彩色色度点座標を設定する無彩色座標設定工程と、該無彩色座標設定工程においては、該所定の明度範囲のハイライト明度範囲およびシャドウ明度範囲とその中間明度範囲における無彩色座標の軌跡の形状について設定することを特徴とし、該無彩色座標設定工程によって決定された無彩色再現に基づいて、入力信号を出力信号に変換する色補正処理を行うパラメータを作成する色補正パラメータ作成工程と、作成された色補正パラメータを用いて出力色補正処理工程とを具備することを特徴とする、画像処理方法。
  12. 入力装置における入力信号を出力装置における出力信号に変換する色変換処理機能を有する画像処理装置において、入力信号が無彩色信号である場合の出力信号に色変換する場合に、出力装置による出力結果に対して所定の色再現性をもつように色補正を行う機能を具備することを特徴とし、無彩色再現において、出力装置における出力媒体の白色点から黒色点間の明度領域について、所定の範囲に分割する明度範囲設定機能と、該所定の明度範囲について無彩色色度点座標を設定する無彩色座標設定機能と、該無彩色座標設定機能においては、該所定の明度範囲のハイライト明度範囲およびシャドウ明度範囲とその中間明度範囲における無彩色座標の軌跡の形状について設定することを特徴とし、該無彩色座標設定機能によって決定された無彩色再現に基づいて、入力信号を出力信号に変換する色補正処理を行うパラメータを作成する色補正パラメータ作成機能と、作成された色補正パラメータを用いて出力色補正処理機能とを実現するプログラムを記録することを特徴とする記録媒体。
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