JPH06208357A - 文書処理装置 - Google Patents

文書処理装置

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JPH06208357A
JPH06208357A JP5003597A JP359793A JPH06208357A JP H06208357 A JPH06208357 A JP H06208357A JP 5003597 A JP5003597 A JP 5003597A JP 359793 A JP359793 A JP 359793A JP H06208357 A JPH06208357 A JP H06208357A
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JP
Japan
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color
information
image
pattern
document
Prior art date
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Pending
Application number
JP5003597A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Tanaka
剛 田中
Ryoichi Hirano
亮一 平野
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
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Publication of JPH06208357A publication Critical patent/JPH06208357A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】利用者の所望する意図を維持しつつ、白黒での
ハッチング等の加工情報をカラー情報に変換することが
できる文書処理装置を提供する。 【構成】原文書記憶手段110にはハッチングパターン
を有する白黒文書が記憶されている。ハッチング・色変
換手段120は、変換テーブル121に従って、原文書
記憶手段110に保持されている白黒文書の属性情報に
含まれているパターン及び濃度に関する情報を、色情報
及びその色の濃度情報に変換し、この結果を加工記憶手
段130に記憶する。可視化手段140は、加工文書記
憶手段130から画像情報を読み込んで、紙、ディスプ
レイ上に可視化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、白黒文書からカラー
文書への変換、あるいはカラー文書から白黒文書への変
換を行う文書処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ワープロ、複写機、ファクシミリ
装置といった処理装置で扱われる文書は、白黒文書が一
般的であった。しかし、近年、これらの処理装置のカラ
ー対応化が進み、カラー文書を扱う機会が増加してきて
いる。しかし、現在においては、全ての処理装置がカラ
ー対応になっておらず、現実的には予算等の理由によ
り、白黒及びカラーそれぞれ対応の処理装置と白黒及び
カラーそれぞれに対応する文書とが混在するのが一般的
である。このような状態では、白黒文書に対してハッチ
ングや下線を付けるなどの手法を使用して作成者の意図
を表現するのに必要な様々な加工を加えて作成した文書
を、より効果的にするためにカラー文書に変換するよう
な事態が頻繁に生じる。このため、カラー文書に変換す
る毎に、一度加工した文書を再編集する必要が生じるの
で効率が悪い上に、ハッチング等の白黒での加工と、カ
ラーによる加工とで、どの部分を最も強調したいかとい
ったような伝達内容に違いが生じてしまう虞れがある。
【0003】このような問題を解決するために、例えば
特開平3−147017号公報に開示されたものでは、
ハッチングパターンの情報を有している電子文書に対し
て、色情報に自動的に変換するような方法を提案してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公報に開
示されたものでは、ハッチングパターンと色情報との効
果の関係が考慮されていないため、カラー文書に変換し
ても、本来作成者が最も強調したかったハッチング部分
が強調されない色に変換されることもあり、このため文
書の情報伝達力が劣化する虞がある。
【0005】また1度カラー情報に変換した文書を、再
び白黒のみが扱える処理装置で扱うためには、白黒文書
へ再変換する時に、改めて手作業で行わなければなら
ず、このため元来の白黒でのハッチングと異なったパタ
ーンに再変換されこともあり、よって原情報と意図の異
なる文書になってしまう虞がある。
【0006】また逆にカラーで作成した文書を、白黒文
書のみしか扱えない処理装置で処理した場合は、その結
果として色情報が失われ、文書の内容や意図が分かり難
くなってしまう、といったような事態も頻繁に生じる。
【0007】例えばグラフに色を付けるなどして自分の
意図を表すのにより良い、カラー文書を作成したとして
も、そのカラー文書を、その再利用者が複写機等の白黒
文書のみ対応の処理装置で加工した場合に、色分けして
あった部分も同じ白黒濃度になって、白黒部分と区別す
ることができなくなる等、元のカラー文書の持つ情報が
失われてしまうというような事態が頻繁に発生する。こ
れに対し、原文書の持つ色情報をそのまま単純にハッチ
ングパターンに変換する方法も提案されているが、この
ような方法では、変換された白黒文書においては、カラ
ー文書の色合いや濃度が分からず、原情報の持つ情報を
正確に変換することができない。
【0008】そこで、この発明の目的は、利用者の所望
する意図を維持しつつ、白黒でのハッチング等の加工情
報をカラー情報に変換することができる文書処理装置を
提供することである。
【0009】またこの発明の他の目的は、利用者の所望
する意図を維持しつつ、カラー情報を、白黒でのハッチ
ング等の加工情報に変換することができる文書処理装置
を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明の文書処理装
置は、処理対象の文書と、この文書に関するパターン情
報及び該パターンの濃度情報を含む属性情報とを記憶す
る記憶手段と、前記文書の属性情報に含まれているパタ
ーン情報及び濃度情報を、これらの情報に対応して予め
設定された色情報及び該色の濃度情報に変換する変換手
段と、前記文書と前記変換手段により変換された色情報
及び濃度情報とに基づく出力画像を可視化する可視化手
段とを具備している。
【0011】第2の発明の文書処理装置は、処理対象の
文書と、この文書に関する色情報及び該色の濃度情報を
含む属性情報とを記憶する記憶手段と、前記文書の属性
情報に含まれている色情報及び濃度情報を、これらの情
報に対応して予め設定されたパターン情報及び濃度情報
に変換する変換手段と、前記文書と前記変換手段により
変換されたパターン情報及び濃度情報とに基づく出力画
像を可視化する可視化手段とを具備している。
【0012】第3の発明の文書処理装置は、画像を読み
取る画像読取り手段と、該画像読取り手段により読み取
られた画像情報を記憶する記憶手段と、前記画像情報か
らパターンを抽出すると共に当該パターンの種類及び濃
度に関する情報を認識する抽出手段と、該抽出手段によ
って認識されたパターンの種類及び濃度に関する情報
を、この情報に対応して予め設定された色情報及び該色
の濃度情報に変換する変換手段と、前記画像情報と前記
変換手段により変換された色情報及び濃度情報とに基づ
いて出力画像を生成する画像生成手段とを具備してい
る。
【0013】第4の発明の文書処理装置は、画像を読み
取る画像読取り手段と、該画像読取り手段により読み取
られた画像情報を記憶する記憶手段と、前記画像情報か
ら色領域を抽出すると共に、当該色領域内の色の種類及
び該色の濃度を認識する色領域抽出手段と、該色領域抽
出手段により抽出された色領域を、前記色領域抽出手段
により認識された色の種類及び濃度に対応して予め設定
されたパターンに変換する変換手段と、前記画像情報と
前記変換手段により変換されたパターンの情報とに基づ
いて出力画像を生成する画像生成手段とを具備してい
る。
【0014】第5の発明の文書処理装置は、画像を読み
取る画像読取り手段と、該画像読取り手段により読み取
られた画像情報を記憶する記憶手段と、パターンから色
への変換を要求する第1のモードあるいは色からパター
ンへの変換を要求する第2のモードのいずれかを指示す
るモード指示手段と、該モード指示手段によって第1の
モードが指示されたときは、前記画像情報から色領域を
抽出すると共に色の種類及び該色の濃度を認識し、一
方、前記モード指示手段によって第2のモードが指示さ
れたときは、前記画像情報からパターン領域を抽出する
と共にパターンの種類及び該パターンの濃度を認識する
領域抽出手段と、該領域抽出手段により抽出された領域
を、前記モード指示手段により指示されたモードに応じ
て、前記領域抽出手段によって認識された濃度も考慮さ
れた色あるいはパターンに対応して予め設定されたパタ
ーン情報又は色情報に変換する変換手段と、前記画像情
報と前記変換手段により変換された情報とに基づいて出
力画像を生成する画像生成手段とを具備している。
【0015】第6の発明の文書処理装置は、画像を読み
取る画像読取り手段と、該画像読取り手段により読み取
られた画像情報を記憶する記憶手段と、前記画像情報か
らパターン領域を抽出するパターン領域抽出手段と、前
記画像情報から色領域を抽出する色領域抽出手段と、前
記画像情報において白黒のパターン領域及び色領域を認
識し、この認識結果に応じて、前記パターン領域抽出手
段あるいは前記色領域抽出手段を適宜選択する認識手段
と、該認識手段によって選択された領域抽出手段により
抽出された領域に応じて当該領域をパターン情報あるい
は色情報のいずれかに変換する変換手段と、前記画像情
報と前記変換手段により変換された情報とに基づいて出
力画像を生成する画像生成手段とを具備している。
【0016】第7の発明の文書処理装置は、画像を読み
取る画像読取り手段と、前記画像読取り手段により読み
取られた画像情報を記憶する記憶手段と、前記画像情報
から色領域を抽出し、当該色領域内の色の種類及び濃度
を認識する色領域抽出手段と、該色領域抽出手段により
抽出された色領域を、前記色領域抽出手段により認識さ
れた色の種類及び濃度に対応して予め設定された文字パ
ターンに変換する変換手段と、前記画像情報と前記変換
手段により変換された文字パターンとに基づいて出力画
像を生成する画像生成手段とを具備している。
【0017】第8の発明の文書処理装置は、画像を読み
取る画像読取り手段と、該画像読取り手段により読み取
られた画像情報を記憶する記憶手段と、前記画像情報か
ら予め設定された文字パターンにより形成されている領
域を抽出すると共に、当該領域内の文字パターンを文字
認識する文字パターン抽出手段と、該文字パターン抽出
手段により抽出された領域を、前記文字パターン抽出手
段により文字認識された文字パターンに対応して予め設
定された色情報に変換する変換手段と、該変換手段によ
り変換された色情報を出力画像の生成に適した信号に変
換する色変換手段と、前記画像情報と前記色変換手段に
より変換された信号とに基づいて出力画像を生成する画
像生成手段とを具備している。
【0018】
【作用】第1の発明においては、変換手段が、記憶手段
に記憶されている文書の属性情報に含まれているパター
ン情報及び濃度情報を、これらの情報に対応して予め設
定された色情報及び該色の濃度情報に変換すると、可視
化手段が、前記文書と前記変換手段により変換された色
情報及び濃度情報とに基づく出力画像を可視化する。
【0019】第2の発明においては、変換手段が、記憶
手段に記憶されている文書の属性情報に含まれている色
情報及び濃度情報を、これらの情報に対応して予め設定
されたパターン情報及び濃度情報に変換すると、可視化
手段が、前記文書と前記変換手段により変換されたパタ
ーン情報及び濃度情報とに基づく出力画像を可視化す
る。
【0020】第3の発明においては、抽出手段が、記憶
手段に記憶されている画像情報からパターンを抽出する
と共に当該パターンの種類及び濃度に関する情報を認識
すると、変換手段が、抽出手段によって認識されたパタ
ーンの種類及び濃度に関する情報を、この情報に対応し
て予め設定された色情報及び該色の濃度情報に変換する
と共に、画像生成手段が、前記画像情報と前記変換手段
により変換された色情報及び濃度情報とに基づいて出力
画像を生成する。
【0021】第4の発明においては、色領域抽出手段
が、記憶手段に記憶されている画像情報から色領域を抽
出すると共に当該色領域内の色の種類及び該色の濃度を
認識すると、変換手段が、色領域抽出手段により抽出さ
れた色領域を、前記色領域抽出手段により認識された色
の種類及び濃度に対応して予め設定されたパターンに変
換すると共に、画像生成手段が、前記画像情報と前記変
換手段により変換されたパターンの情報とに基づいて出
力画像を生成する。
【0022】第5の発明においては、モード指示手段
が、パターンから色への変換を要求する第1のモード或
いは色からパターンへの変換を要求する第2のモードの
いずれかを指示すると、領域抽出手段は、上記第1のモ
ードが指示されたときは、前記画像情報から色領域を抽
出すると共に色の種類及び該色の濃度を認識し、一方、
上記第2のモードが指示されたときは、前記画像情報か
らパターン領域を抽出すると共にパターンの種類及び該
パターンの濃度を認識し、また変換手段が、領域抽出手
段により抽出された領域を、前記モード指示手段により
指示されたモードに応じて、前記領域抽出手段によって
認識された濃度も考慮された色あるいはパターンに対応
して予め設定されたパターン情報又は色情報に変換する
と、画像生成手段は、前記画像情報と前記変換手段によ
り変換された情報とに基づいて出力画像を生成する。
【0023】第6の発明においては、認識手段が、記憶
手段に記憶されている画像情報において白黒のパターン
領域及び色領域を認識し、この認識結果に応じて、パタ
ーン領域抽出手段あるいは色領域抽出手段を適宜選択す
ると、変換手段が、認識手段によって選択された領域抽
出手段により抽出された領域に応じて当該領域をパター
ン情報あるいは色情報のいずれかに変換し、更に画像生
成手段が、前記画像情報と前記変換手段により変換され
た情報とに基づいて出力画像を生成する。
【0024】第7の発明においては、色領域抽出手段
が、記憶手段に記憶されている画像情報から色領域を抽
出すると共に当該色領域内の色の種類及び濃度を認識す
ると、変換手段が、色領域抽出手段により抽出された色
領域を、色領域抽出手段により認識された色の種類及び
濃度に対応して予め設定された文字パターンに変換し、
更に画像生成手段が、前記画像情報と前記変換手段によ
り変換された文字パターンとに基づいて出力画像を生成
する。
【0025】第8の発明においては、文字パターン抽出
手段が、記憶手段に記憶されている画像情報から予め設
定された文字パターンにより形成されている領域を抽出
すると共に当該領域内の文字パターンを文字認識する
と、変換手段が、文字パターン抽出手段により抽出され
た領域を、前記文字パターン抽出手段により文字認識さ
れた文字パターンに対応して予め設定された色情報に変
換し、また色変換手段が、その色情報を出力画像の生成
に適した信号に変更し、更に画像生成手段が、前記画像
情報と前記変換手段により変換された色情報とに基づい
て出力画像を生成する。
【0026】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例乃至第8の実施
例について添付図面を参照して説明する。
【0027】最初に第1の実施例について図1乃至図7
を参照して説明する。
【0028】この第1の実施例においては、本発明に係
る文書処理装置をワードプロセッサのような電子文書作
成装置に適用し、白黒文書からカラー文書への変換処理
について説明する。
【0029】図1は、本発明に係る文書処理装置の第1
の実施例を示す機能ブロック図である。同図において、
文書処理装置は、原文書記憶手段110、ハッチング・
色変換手段120、加工文書記憶手段130、可視化手
段140を備えている。
【0030】原文書記憶手段110は、キーボードやマ
ウスなどの図示しない文書入力作成手段によって作成さ
れたコードデータや図形データなどの一般に電子化され
た文書を保持する手段であり、例えば磁気ディスク装置
や主記憶装置などで構成される。ここには、文書情報の
一部としてハッチング等のパターンや濃度に関する属性
情報も保持されている。
【0031】ハッチング・色変換手段120は、ハッチ
ング情報と色情報との対応関係を表している変換テーブ
ル121を有しており、原文書記憶手段110から送ら
れてきた文書のハッチングパターンの種類、太さ(濃
度)などの情報を、変換テーブル121を参照して適切
な色情報に変換する手段である。変換テーブル121は
磁気ディスク装置や主記憶装置などに保管されている。
ここで変換された文書情報(属性情報)は原文書情報に
付加されて、例えば磁気ディスク装置や主記憶装置など
で構成される加工文書記憶手段130に記憶される。
【0032】可視化手段140は、カラーCRTディス
プレイやカラーレーザービームプリンタなどで構成され
ており、加工文書記憶手段130から読み込んだ原文書
及び文書情報に基づいて、原文書を可視化する。
【0033】図2は原文書記憶手段110に記憶される
原文書の一例を示しており、この原文書は、ラベルA、
Bにそれぞれ対応して3つの棒グラフ要素(棒要素)が
描画されており、これらの棒グラフ要素の描画位置は左
から順に領域イ、ロ、ハという様に定義されている。こ
のような原文書に付加される属性情報は、図3に示す様
な形式で属性を指定するためのプロパティシートに設定
されたハッチング情報であり、図4に示すような形式で
上記原文書と共に原文書記憶手段110に保持される。
【0034】図4に示す例においては、ハッチング情報
として、図3に示される属性中、上記領域イについて
は、パターンとして“A”で示されるパターン、また線
の太さとして“a”で示される太さが設定され、上記領
域ロについては、パターンとして“D”で示されるパタ
ーン、また線の太さとして“b”で示される太さが設定
され、上記領域ハについては、パターンとして“C”で
示されるパターン、また線の太さとして“a”で示され
る太さが設定されている。なお実際のパターンは別途記
憶されている。
【0035】図5は、変換テーブル121のハッチング
情報と色情報との対応関係の一例を示している。図5に
示す例においては、図3に示されるハッチングパターン
A、B、C、Dにそれぞれ対応して「青」、「赤」、
「緑」、「灰」の各色情報が登録され、さらに図3に示
される線の太さa、b、cにそれぞれ対応して「薄」、
「並」、「濃」の各濃度情報が登録されている。
【0036】なおこの変換テーブル121は上記例に限
定されること無く、濃度と色相の使い分け、あるいは色
の持つイメージなどの配色を考慮した変換テーブルであ
れば良い。
【0037】係る構成において、白黒文書からカラー文
書への変換処理を図6を参照して説明する。図6はその
処理動作を示すフローチャートである。
【0038】ここでは、図2に示すような文書(白黒)
が、図4に示すような属性情報としてのハッチング情報
と共に原文書記憶手段110に記憶されているとする。
【0039】処理が開始されると、ハッチング・色変換
手段120は原文書記憶手段110からハッチング情報
を含む文書情報取り込むと共に(ステップ601)、取
り込んだハッチング情報を、変換テーブル121の内容
(図5参照)に従って色情報に変換する(ステップ60
2)。
【0040】この例では、上記領域イに関する色情報と
して色は「青」、濃度は「薄」に変換され、また上記領
域ロに関する色情報として色は「灰」、濃度は「並」に
変換され、更に上記領域ハに関する色情報として色は
「緑」、濃度は「薄」に変換される。
【0041】このような色情報を含む属性情報を持つ原
文書は、加工文書記憶手段130に記憶された後、可視
化手段140に入力されるので、可視化手段140はそ
の原文書を可視化する(ステップ603)。この可視化
された様子を図7に示す。図7は、図2に示した文書の
ハッチングパターンが色情報に従って描画されているこ
とを示している。なお図7に示す例において、各棒グラ
フ要素の上部及び凡例に、「薄青」、「赤」、「薄緑」
と表記されているが、これは、実際はそれぞれの色が着
色されることを意味し、それらの文字列は描画されない
(もちろん描画するようにしても良い)。
【0042】以上説明した様に第1の実施例によれば、
ハッチングパターンだけでなく、その線の太さ(濃度)
の情報までも考慮して色情報に変換するようにしている
ので、原文書において、領域イ、ハに比べて濃い(太
い)ハッチングパターンを用いて強調されていた領域ロ
の部分は、色情報に変換された後においても、他の領域
の色に比べて濃い色に変換されることとなり、よって文
書作成者の意図を忠実に伝えるハッチング情報から色情
報への変換ができる。
【0043】次に第2の実施例について図8乃至図12
を参照して説明する。
【0044】この第2の実施例においては、本発明に係
る文書処理装置をワードプロセッサのような電子文書作
成装置に適用し、カラー文書から白黒文書への変換処理
について説明する。
【0045】図8は、本発明に係る文書処理装置の第2
の実施例を示す機能ブロック図である。この機能ブロッ
ク図は、図1に示した第1の実施例の機能ブロック図の
構成において、ハッチング・色変換手段120を削除
し、色・ハッチング変換手段800を追加した構成にな
っている。なお図8において図1に示した構成要素と同
様の機能を果たす部分には同一の符号を付している。
【0046】色・ハッチング変換手段800は、ハッチ
ング情報と色情報との対応関係を表す変換テーブル81
0を有しており、原文書記憶手段110から送られてき
た文書の色情報を、変換テーブル810を参照して、そ
の色の色合い、濃度などに応じて適切なハッチングパタ
ーンに変換する手段である。変換テーブル810は磁気
ディスク装置や主記憶装置などに保管されている。ここ
で変換された文書情報(属性情報)は原文書情報に付加
されて、例えば磁気ディスク装置や主記憶装置などで構
成される加工文書記憶手段130に記憶される。
【0047】ここで、原文書記憶手段110には、上記
図7に示した原文書が記憶されているとする。この原文
書に付加される属性情報は、図9に示す様な形式で属性
を指定するためのプロパティシートに設定されたハッチ
ング情報であり、図10に示すような形式で上記原文書
と共に原文書記憶手段110に保持されている。
【0048】図10に示す例においては、色情報とし
て、図9に示される属性中、上記領域イについては、色
合いとして“青”、また濃度として“a”に対応する濃
度が設定され、上記領域ロについては、色合いとして
“赤”、また濃度として“b”に対応する濃度が設定さ
れ、上記領域ハについては、色合いとして“緑”、また
濃度として“a”に対応する濃度が設定されている。
【0049】図11は変換テーブル810のハッチング
情報と色情報との対応関係の一例を示している。図11
に示す例においては、図9に示される色合い「青」、
「赤」、「緑」にそれぞれ対応して図3に示されるパタ
ーンの項目の「A」、「B」、「C」、「D」の各ハッ
チングパターンの情報が登録され、また図9に示される
濃度「a」、「b」、「c」にそれぞれ対応して線太さ
「細」、「並」、「太」の情報が登録されている。なお
実際のパターンは別途記憶されている。
【0050】なおこの変換テーブル810は上記例に限
定されること無く、濃度と色合いの使い分け、あるいは
色の持つイメージなどの配色ルールを考慮した変換テー
ブルであれば良い。
【0051】係る構成において、カラー文書から白黒文
書への変換処理について図12を参照して説明する。図
12はその処理動作を示すフローチャートである。
【0052】色・ハッチング変換手段800は、原文書
記憶手段110から、図7に示した原文書及び図10に
示す属性情報(色情報)取り込むみ(ステップ120
1)、取り込んだ色情報を、変換テーブル810の内容
(図11参照)に従ってハッチング情報に変換する(ス
テップ1202)。この例では、上記領域イに関するハ
ッチング情報としてパターンは「A」、線太さは「細」
に変換され、上記領域ロに関するハッチング情報として
パターンは「B」、線太さは「並」に変換され、上記領
域ハに関するハッチング情報としてパターンは「C」、
線太さは「細」に変換される。
【0053】このようなハッチング情報を含む属性情報
を持つ原文書は、加工文書記憶手段130に記憶された
後、可視化手段140に入力されるので、可視化手段1
40はその原文書を可視化する(ステップ1203)。
この結果として図2に示される文書が得られることとな
る。
【0054】以上説明したように第2の実施例によれ
ば、色合いだけでなく、その濃度情報までも考慮してハ
ッチング情報に変換するようにしているので、原文書に
おいて、領域イ、ハに比べて濃い色を用いて強調されて
いた領域ロの部分は、ハッチング情報に変換された後に
おいても、他の部分に比べて濃いハッチングパターンに
変換されることとなり、よって文書作成者の意図を忠実
に伝える色情報からハッチング情報への変換ができる。
【0055】次に第3の実施例について図13乃至図1
8を参照して説明する。
【0056】この第3の実施例においては、本発明に係
る文書処理装置を、紙(或いはそれに類するもの)の画
像を読みとって、それを入力画像とするディジタル複写
機やファクシミリ装置に適用し、白黒文書からカラー文
書への変換処理について説明する。
【0057】図13は、本発明に係る文書処理装置の第
3の実施例を示す機能ブロック図である。同図におい
て、文書処理装置は、文書画像入力手段1310、原文
書画像記憶手段1320、ハッチング領域抽出手段13
30、ハッチング・色変換手段1340、画像生成手段
1350、可視化手段1360を備えている。
【0058】文書画像入力手段1310は、イメージス
キャナであり、副走査方向に光源とイメージセンサから
なる読取り部をずらしながら主走査方向の細長い領域を
光源で照射し、反射した光をレンズで集光してCCDイ
メージセンサ等によって電気信号に変換し、2値のデジ
タル画像として原文書記憶手段に取り込む。勿論、反射
光の強弱をAD変換器を通して多値の画像として入力し
ディジタル画像処理で2値化しても良い。
【0059】原文書画像記憶手段1320は、文書画像
入力手段1319から送られてきたディジタル化された
文書を(画像情報)保持する手段であり、例えば磁気デ
ィスク装置や主記憶装置などで構成されている。
【0060】ハッチング領域抽出手段1330は、原文
書画像記憶手段1320から送られてくる画像情報から
ハッチングパターンを認識抽出し、そのパターンの種類
や濃度を判定し、更に抽出したハッチングパターンと共
にハッチングパターンの種類や濃度を示す属性情報をハ
ッチング・色変換手段1340へ送る。また上記画像情
報を画像生成手段1350へ送る。ここで、ハッタング
パターンの認識抽出は、例えば「長尾真、画像と言語の
認識工学、p101−p149、コロナ社、1989」
に詳しく解説されているパターンマッチング技術等によ
って実現することができる。なお、この処理を行う前に
傾き補正、ノイズ除去等の前処理を行うようにしても良
いということは言うまでもない。
【0061】ハッチング・色変換手段1340は、ハッ
チング情報と色情報との対応関係を表す変換テーブル1
341を有しており、ハッチング領域抽出手段1330
から送られてきたハッチング画像のパターンの種類、濃
度などの情報(属性情報)を、変換テーブル1341に
従って適切な色情報に変換する手段である。変換テーブ
ル1341は磁気ディスク装置や主記憶装置などに保管
されている。ここで変換された色情報(属性情報)は画
像生成手段1350に送られる。
【0062】画像生成手段1350は、ハッチング領域
抽出手段1330から既に送られている原文書の画像情
報と、ハッチング・色変換手段1340から送られてき
た色画像情報とを合成して、最終的な画像を生成する。
【0063】可視化手段140は、カラーレーザービー
ムプリンタなどで構成されており、画像生成手段135
0によって生成された画像上卯を紙等に可視化する。
【0064】図14は、変換テーブル1341のハッチ
ング情報と色情報との対応関係の一例を示している。図
14に示す例においては、予め保持されているハッチン
グパターンモデルを表すハッチングパターンの種類及び
そのパターンの濃度に対応して、色(シアン(C),マ
ゼンタ(M),イエロー(Y),ブラック(K))%の
色情報が登録されている。なお変換テーブル1341は
上記例に限定されること無く、濃度と色相の使い分け、
あるいは色の持つイメージなどの配色を考慮した変換テ
ーブルであれば良い。
【0065】係る構成において、白黒文書からカラー文
書への変換処理について、図15乃至図18を参照して
説明する。図15はその処理動作を示すフローチャート
であり、図16乃至図18はその処理の過程を示す図で
ある。
【0066】ここでは、図2に示した文書(白黒文書)
が読取り走査されるものとする。処理が開始されると、
図15に示す様に、文書画像入力手段1310は、原稿
画像の読取り走査を開始し(ステップ1501)、その
読取り走査により得られた画像情報を原文書記憶手段1
320に記憶する(ステップ1502)。この画像情報
はハッチング領域抽出手段1330に入力される。
【0067】ハッチング領域抽出手段1330では、原
文書画像記憶手段1320からの画像情報を走査して、
予め保持しているハッチングパターンモデル内の1つと
パターンマッチングし、マッチングする画像領域(つま
りハッチング領域)を抽出し(ステップ1503)、ま
た該抽出したハッチングパターンの種類を示す記号を決
定し(ステップ1504)、更に抽出した画像領域の濃
度を判定する(ステップ1505)。
【0068】なおこの画像領域の濃度の判定に当たって
は、ハッチング領域抽出手段1330は、例えば2値画
像であれば黒画像と白画像との割合を調べ、その割合に
応じて例えば黒の割合が30%までなら濃度「薄」、3
0%から60%までなら濃度「並」、60%を越えれば
濃度「濃」というように判定するように設定されてい
る。
【0069】この様にして画像領域の濃度を判定したハ
ッチング領域抽出手段1330は、この判定結果とハッ
チングパターンの種類を示す記号とを付加情報とし(ス
テップ1506)、該当する画像情報及びパターンの種
類を示す記号を記憶する。その後、全てのハッチングパ
ターンモデルについてマッチング処理したか否かを判断
し(ステップ1507)、未処理のハッチングパターン
モデルが存在する場合は上記ステップ1503に戻り、
全てのハッチングパターンモデルについて処理するま
で、この処理を繰り返す。
【0070】ステップ1507においてマッチング処理
を終了した場合は、ハッチング領域に関する付加情報を
ハッチング・色変換手段1340へ送出するとともに
(ステップ1508)、画像情報を画像生成手段135
0へ送出する(ステップ1509)。
【0071】ここで、上記画像情報及び付加情報は、図
16乃至図18に示される形式でハッチング・色変換手
段1340に入力される。図16においては、図2に示
した領域イに関する画像情報と、図3に示されるハッチ
ングパターン種類「A」、濃度「薄」の付加情報とが示
されており、図17においては、図2に示した領域ロに
関する画像情報と、図3に示されるハッチングパターン
種類「D」、濃度「並」の付加情報とが示されており、
図18においては、図2に示した領域ハに関する画像情
報と、図3に示されるハッチングパターン種類「C」、
濃度「薄」の付加情報とが示されている。
【0072】このような画像情報及び付加情報が入力さ
れたハッチング・色変換手段1340では、変換テーブ
ル1341の内容(図14参照)に従って、ハッチング
領域に関するハッチング情報を色情報に変換し、これを
画像生成手段1350へ送出する(ステップ151
0)。
【0073】そして画像生成手段1350は、ハッチン
グ・色変換手段1340からの色情報と、ハッチング領
域抽出手段1330からの画像情報とを合成し、この合
成した画像を可視化手段11360へ送出する(ステッ
プ1511)。この様にして合成された画像は図7に示
す様な画像となる。
【0074】すると可視化手段11360では、合成さ
れた画像情報を、通常のフルカラー画像出力のプロセス
に従って、グラフの棒グラフ要素部及び背景部に着色さ
れた画像として紙等の上に記録する(ステップ151
2)。もちろん可視化形態はCRTディスプレイのよう
なものでも構わない。
【0075】以上説明したように第3の実施例によれ
ば、ハッチングパターンの種類だけでなく、その濃度情
報までも考慮して色情報に変換するようにしているの
で、読取り走査された原文書において、領域イ、ハに比
べて濃いハッチングパターンを用いて強調されていた領
域ロの部分は、色情報に変換された後においても、他の
部分に比べ濃い色に変換されることとなり、よって文書
作成者の意図を忠実に伝えるハッチング情報から色情報
への変換ができる。
【0076】次に第4の実施例について図19乃至図2
3を参照して説明する。
【0077】この第4の実施例においては、本発明に係
る文書処理装置を、紙(或いはされに類するもの)の画
像を読みとって、それを入力画像とするディジタル複写
機やファクシミリ装置に適用し、カラー文書から白黒文
書への変換処理について説明する。
【0078】図19は、本発明に係る文書処理装置の第
4の実施例を示す機能ブロック図である。同図におい
て、文書処理装置は、文書画像入力手段1910、原文
書画像記憶手段1920、色変換手段1930、色領域
抽出手段1940、色・ハッチング変換手段1950、
出力画像生成手段1960、可視化手段1970を備え
ている。
【0079】原文書画像記憶手段1920、出力画像生
成手段1960及び可視化手段1970はそれぞれ、図
13に示した第3の実施例の機能ブロックにおける該当
する構成要素と同様の機能を有している。なお原文書画
像記憶手段1920は必ずしも設ける必要はなく、省略
しても良い。
【0080】文書画像入力手段1910は、カラーイメ
ージスキャナであり、副走査方向に光源とイメージセン
サからなる読取り部をずらしながら主走査方向の細長い
領域を光源で照射し、反射した光をレンズで集光してレ
ッド、ブルー、グリーンそれぞれのフィルタを通してC
CDイメージセンサ等によって電気信号に変換し、2値
のデジタル画像として原文書画像記憶手段に取り込む。
もちろん、反射光の強弱をAD変換器を通して多値の画
像として入力しディジタル画像処理で2値化しても良
い。
【0081】色変換手段1930は、原文書画像記憶手
段1920から送出されてきた濃度信号(Dr(赤),
Dg(緑),Db(青))を色領域抽出に適した信号に
変換する手段である。すなわち濃度信号(Dr,Dg,
Db)に対して、センサー間の測定バラツキ補正(シェ
ーディング補正)や階調の偏りの補正(γ補正)等の一
般的な信号補正を施した後、例えばJIS Z8729
に定義されているL表色系の値(L
,b)に変換する。ここでLは明度を、a
は彩度及び色相を示す。
【0082】なお変換テーブル1951は磁気ディスク
装置や主記憶装置などに保管されている。L
表色系への変換方法は日本色彩学会編「色彩科学ハンド
ブック」東京大学出版会の第4章に記述されている方法
を用いることにより実現することができる。なおこの第
4の実施例においては、実際の変換テーブルの値は、上
記「色彩科学ハンドブック」等で定義されている関係式
から導かれる値そのままではなく、各装置の特性を補正
した値となっている。ここでの処理は、必ずしもL
表色系である必要はなく、XYZ表色系(JIS
Z8701)等の他の表色系でも可能である。勿論、
色領域抽出手段1940での領域抽出精度は低下するも
のの、色変換手段1930を省略し、濃度信号(Dr,
Dg,Db)を用いて、次の色領域抽出手段1940に
おいて領域抽出を行うことも可能である。
【0083】色領域抽出手段1940は、色変換手段1
930からの画像信号から有色領域を認識抽出して、そ
の色の種類を判定し、抽出した色領域とともに色の種類
を示す属性情報を色・ハッチング変換手段1950へ送
出する。また上記画像情報を画像生成手段1960へ送
出する。
【0084】色・ハッチング変換手段1951は、ハッ
チング情報と色の種類(色情報)との対応関係を表す変
換テーブル1951を有しており、変換テーブル195
1を参照して、色領域抽出手段1940から送られてき
た色の種類に応じた色を、適切なハッチングパターンに
変換する手段である。変換テーブル1951は磁気ディ
スク装置や主記憶装置などに保管されている。ここで変
換された色情報は画像生成手段1970に送出される。
【0085】画像生成手段1960は、色領域抽出手段
1940からの画像情報と、色・ハッチング変換手段1
950からのハッチング情報とを合成して最終的な画像
を生成する。
【0086】可視化手段1970は、カラーレーザービ
ームプリンタなどで構成されており、画像生成手段19
60によって生成された画像を紙等に可視化する。
【0087】係る構成において、カラー文書から白黒文
書への変換処理について、図20乃至図23を参照して
説明する。図20はその処理動作を示すフローチャート
であり、図21及び図22はその処理の過程を説明する
ための図、図23は変換テーブル1951の内容の一例
を示す図である。
【0088】ここでは図7に示した文書(カラー文書)
が読取り走査されるものとする。処理が開始されると、
文書画像入力手段1910は画像の読取り走査を開始し
(ステップ2001)、この読取り走査により得られる
画像情報を原文書画像記憶手段1920に記憶する(ス
テップ2002)。ここで、画像読取り走査された図7
に示した文書(カラー文書)においては、色領域である
薄青部、赤部、薄緑部、及び黒文字/線部、白背景部
は、濃度信号(Dr,Dg,Db)がそれぞれ図21に
示すような値であるとする。
【0089】色変換手段換1920では、原文書画像記
憶手段1920からの図21に示すような値の画像信号
に対して、L表色系への色変換を行う(ステ
ッブ2003)。この色変換した後の値を図22に示
す。
【0090】次に色領域抽出手段1940では、色変換
手段1930からの(L,a,b)の値を基に色
領域の分離及び色種類判定を行う(ステップ200
4)。最初に、色領域判定としては、白黒部分とカラー
部分とを識別するための予め設定された式c=√(a
*2 ,b*2 )に、上記a,bの値を代入して演算
する。ここで、演算結果が、c≦20のときは白黒領
域として判定し、一方、c>20のときは色領域とし
て判定する。この判定の結果、上記図21に示される黒
文字/線部及び白背景部においては、cの値はそれぞ
れ4.5、6.3となって白黒領域と判定され、他の領
域においては、c>20の式が成立するので、色領域
と判定される。
【0091】そして、色領域抽出手段1940は、画像
情報を画像生成手段1960へ送出し(ステップ200
5)、また上記色領域に関する(L,a,b)の
値を色・ハッチング変換手段1950へ送出する(ステ
ップ2006)。
【0092】色・ハッチング変換手段1950では、
(L,a,b)の値を基に、変換テーブル195
1内の図23に示すような変換テーブルに基づいて、対
応するハッチングパターンに変換し(ステップ200
7)、これを画像生成手段1960へ送出する。なお、
図23(a)においては、変換テーブル1951に、L
の値に応じてハッチング線の太さを示す情報が対応付
けされて登録されていることが示されており、一方、図
23(b)においては、変換テーブル1951に、a
及びbの値に応じてハッチングパターンの種類を示す
情報が対応付けされて登録されていることが示されてい
る。
【0093】そして、画像生成手段1960では、色領
域抽出手段1940からの画像情報(白黒文書画像情
報)と、色・ハッチング変換手段1950からのハッチ
ング情報とを合成することにより、第1の実施例で説明
した図2に示すような画像を得て、これを可視化手段1
970へ送出する(ステップ2008)。
【0094】すると可視化手段1970では、合成され
た画像情報を紙等に記録する(ステップ1512)。も
ちろん可視化形態はCRTディスプレイのようなもので
も構わない。
【0095】以上説明したように第4の実施例によれ
ば、色合いだけでなく、その濃度情報までも考慮してハ
ッチング情報に変換するようにしているので、読取り走
査された原文書において、領域イ、ハに比べて濃い色を
用いて強調されていた領域ロの部分は、ハッチング情報
に変換された後においても、他の部分に比べて濃いハッ
チングパターンに変換されることとなり、よって文書作
成者の意図を忠実に伝える色情報からハッチング情報へ
の変換ができる。
【0096】なお上述した第1乃至第4の実施例におい
ては、白黒加工情報としてハッチングパターンを使用す
るようにしているが、これに何等限定されるものではな
く、原文書として付加することができるもの、可視化可
能なもの、及び紙等から読み込んで認識する場合は認識
することができるもの、等であればどのようなパターン
でも構わない。また変換テーブルの項目数、変形例など
もこれに限定されるものではない。
【0097】次に第5の実施例について図24及び図2
5を参照して説明する。
【0098】この第5の実施例においては、第3の実施
例で説明した白黒文書からカラー文書への変換と、第4
の実施例で説明したカラー文書から白黒文書への変換と
を、利用者からの指示に応じて選択的に行う場合の処理
について説明する。
【0099】図24は本発明に係る文書処理装置の第5
の実施例を示す機能ブロック図である。同図において、
文書処理装置は、文書画像入力手段2410、原文書画
像記憶手段2420、モード指示手段2430、モード
選択手段2440、ハッチング/色変換手段2450、
色変換手段2460、ハッチング/色領域抽出手段24
70、画像生成手段2480、可視化手段2490を備
えている。
【0100】ここで、文書画像入力手段2410、原文
書画像記憶手段2420、色変換手段2460、画像生
成手段2480、可視化手段2490は、図19に示し
た第4の実施例の機能ブロック図の構成における該当す
る構成要素と同様の機能を有している。なお色変換手段
2460は第4の実施例で説明した理由により、省略す
ることができる。
【0101】モード指示手段2430は、ハッチングか
ら色への変換を行うのか、あるいは色からハッチングへ
の変換を行うのかを指示するものであり、操作パネル等
で実現される。この指示情報はモード選択手段2440
及びハッチング/色変換手段2450に入力される。
【0102】モード選択手段2440は、モード指示手
段2430の指示情報に基づいて、ハッチングから色へ
の変換を行うのか、あるいは色からハッチングの変換を
行うのかを選択し、この選択した情報をハッチング/色
領域抽出手段2470へ通知する共に、色からハッチン
グの変換を行う指示が行われたときは、色変換手段24
60に対して色変換を行うように指示する。
【0103】ハッチング/色領域抽出手段2470は、
図13に示した第3の実施例のハッチング領域抽出手段
1330の機能と、図19に示した第4の実施例の色領
域抽出手段1940の機能とを有しており、モード指示
手段2430の指示情報に基づいて、いずれかの機能を
実行するようになっている。ハッチング領域又は色領域
に関する画像情報はハッチング/色変換手段2450へ
送出され、それ以外の画像情報は画像生成手段2480
へ送出される。
【0104】ハッチング/色変換手段2450は、図1
4に示した対応関係を示す情報、及び図23に示した対
応関係を示す情報が登録された変換テーブル2451を
有しており、モード指示手段2430の指示情報に応じ
て、変換テーブル2451に基づいて、ハッチング/色
領域抽出手段2470からの画像情報が、ハッチング情
報であったときは、ハッチング情報を色情報へ変換し、
一方、色情報であったときは、色情報をハッチング情報
へ変換する。このような変換結果は、画像生成手段24
80に入力される。
【0105】係る構成において、白黒文書からカラー文
書への変換処理あるいはカラー文書から白黒文書への変
換処理について図25を参照して説明する。図25はそ
の処理動作を示すフローチャートである。
【0106】ここでは、文書画像入力手段2410によ
って、原稿画像が既に読取り走査され、その原稿画像の
画像情報が原文書画像記憶手段2420に記憶されてい
るとする。
【0107】次に、モード選択手段2430によって所
望のモードが指示されると(ステップ2501)、この
指示情報はモード選択手段2440及びハッチング/色
変換手段2450に入力される。
【0108】モード選択手段2440では、指示された
モードがハッチングから色への変換を示すモード(第1
のモード)であるかを判断する(ステップ2502)。
【0109】ここで、そのモードであれば、ハッチング
から色への変換を示すモードである旨及び原文書の画像
情報がハッチング/色領域手段2470へ送出されるの
で、ハッチング/色領域手段2470は、第3の実施例
で説明したようにハッチング領域を抽出し(ステップ2
503)、該抽出したハッチング領域に関するハッチン
グ情報をハッチング/色変換手段2450へ送出すると
共に(ステップ2504)、画像情報を画像生成手段2
480へ送出する(ステップ2505)。
【0110】ハッチング/色変換手段2450では、第
3の実施例で説明したように、変換テーブル2451
(この場合は図14に示した対応関係を示す情報)に従
って、ハッチング情報を色情報に変換し(ステップ25
06)、この変換結果を画像生成手段2480へ送出す
る(ステップ2507)。
【0111】そして画像生成手段2480によって、ハ
ッチング/色領域抽出手段2470からの画像情報と、
ハッチング/色変換手段2450からの色情報とが合成
される(ステップ2508)、この合成された画像情報
は、可視化手段2490によって紙等に可視化される
(ステップ2509)。この結果としてカラー文書が得
られることとなる。
【0112】上記ステップ2502において指示モード
が色からハッチングへの変換を示すモード(第2のモー
ド)であった場合は、その旨がハッチング/色領域抽出
手段2470へ通知される共に、色からハッチングへの
変換を示すモードである旨及び画像情報が色変換手段2
460へ送出される。
【0113】色変換手段2460では、第4の実施例で
説明した様に、色変換処理を実行し(ステップ251
0)、この変換結果をハッチング/色領域抽出手段24
70へ送出する。
【0114】このハッチング/色領域抽出手段2470
は、第4の実施例で説明した様に、色領域の抽出処理を
実行し(ステップ2511)、色領域に関する色情報を
ハッチング/色変換手段2450へ送出し(ステップ2
512)、一方、画像情報を画像生成手段2480へ送
出する(ステップ2513)。
【0115】ハッチング/色変換手段2450では、第
4の実施例で説明した様に、変換テーブル2451(こ
の場合は図123に示した対応関係を示す情報)に従っ
て、色情報をハッチング情報に変換する(ステップ25
14)。
【0116】ステップ2506が終了した後は、ステッ
プ2507へ進み、このステップ以降が実行され、結果
として白黒文書が得られることとなる。
【0117】以上説明したように第5の実施例によれ
ば、指示されたモードに応じて、白黒文書からカラー文
書への変換処理、あるいはカラー文書から白黒文書への
変換処理が実行されるので、白黒文書から白黒文書又は
カラー文書を得ることができ、またカラー文書からカラ
ー文書又は白黒文書を得ることができる。
【0118】次に第6の実施例について図26及び図2
7を参照して説明する。
【0119】この第6の実施例においては、第3の実施
例で説明した白黒文書からカラー文書への変換と、第4
の実施例で説明したカラー文書から白黒文書への変換と
を、原稿画像に応じて自動的に選択する場合の処理につ
いて説明する。
【0120】図26は本発明に係る文書処理装置の第6
の実施例を示す機能ブロック図である。この機能ブロッ
ク図は、図24に示した第5の実施例の機能ブロック図
の構成において、モード指示手段2430、モード選択
手段2440、ハッチング/色抽出手段2470を削除
し、上述した認識手段の機能を果たすモード判定手段2
610、ハッチング領域抽出手段2620、色領域抽出
手段2630を追加した構成になっている。なお色変換
手段2460は上記第4の実施例で説明した理由によ
り、省略することができる。
【0121】ハッチング領域抽出手段2620は図13
に示した第3の実施例の機能ブロック図における該当す
る構成要素と同様の機能を有しており、色領域抽出手段
2630は図19に示した第4の実施例の機能ブロック
図における該当する構成要素と同様の機能を有してい
る。
【0122】モード判定手段2610は、前処理とし
て、第3の実施例のハッチング領域抽出手段1330が
実施する処理と同様に、原稿画像中にハッチングパター
ンがあるかどうかをパターンマッチングによって調べ
る。次に第4の実施例の色領域抽出手段1940が実施
する処理と同様に、色領域があるかどうかを調べる。こ
のとき、既にハッチングパターンが検出されたものにつ
いては、そのハッチングパターンが白黒領域なのか色領
域なのかも調べる。
【0123】この判定結果として、色領域は存在せず、
白黒のハッチングパターンが存在したときは、そのハッ
チング情報及び画像情報をハッチング領域抽出手段26
20へ送出し、ハッチングパターン(白黒パターン、色
パターン共に)が存在せず、色領域が存在するときは、
その色情報及び画像情報を色領域抽出手段2630へ送
出する。
【0124】なお、このモード判定手段2610による
白黒領域(ハッチング領域)あるいは色領域の判定に当
たっては、棒グラフ要素等の座標値を考慮せず、つまり
ハッチング領域あるいは色領域領域の範囲を明確に認識
するのではなく、大体の目安として領域を認識し、実際
の領域判定は、ハッチング領域抽出手段2620或いは
色領域抽出手段2630が実施する。
【0125】係る構成において、白黒文書からカラー文
書への変換処理あるいはカラー文書から白黒文書への変
換処理について図27及び図28を参照して説明する。
図27及び図28はその処理動作を示すフローチャート
である。
【0126】図27に示すように、文書原稿入力手段2
410は、原稿画像を読取り走査し(ステップ270
1)、この読取り走査により得られた画像情報を原文書
記憶手段2420に記憶する(ステップ2702)。
【0127】すると色変換手段2460は、(Dr,D
g,Db)を(L)へ変換し(ステップ27
03)、この結果を及び画像情報をモード判定手段26
10へ送出する(ステップ2704)。
【0128】モード判定手段2610では、前処理とし
て、上記画像情報において色領域、ハッチング領域の判
定を行い(ステップ2705)、その後、色領域と白黒
のハッチングパターンが共に存在するかを判断する(ス
テップ2706)。
【0129】ここで、各領域が共に存在する場合は、画
像情報をハッチング領域抽出手段2620へ送出する
(ステップ2706)。
【0130】ハッチング領域抽出手段2620では、受
け取った画像情報におけるハッチング領域の抽出処理を
実行し(ステップ2707)、画像情報及び色領域の色
情報を画像生成手段2480へ送出すると共に(ステッ
プ2708)、ハッチング領域の白黒のハッチングパタ
ーン情報をハッチング/色変換手段2450へ送出する
(ステップ2709)。すなわち色のハッチングパター
ン領域は常にそのまま無変換で出力される。
【0131】ハッチング/色変換手段2450では、変
換テーブルに従って、白黒のハッチングパターン情報を
色情報に変換し(ステップ2710)、この結果を画像
生成手段2490へ送出する。
【0132】そして画像生成手段2490によって、ハ
ッチング領域抽出手段2620からの画像情報及び色情
報と、ハッチング/色変換手段2450からの色情報と
が合成されると(ステップ2711)、可視化手段24
90は、その合成された画像情報を可視化する。
【0133】上記ステップ2705において色領域と白
黒のハッチングパターンが共に存在していない場合は、
図28に示すように、モード判定手段2610は、その
画像情報は、白黒のハッチングパターン領域であるか否
かを判断する(ステップ2801)。
【0134】ここで、白黒のハッチングパターン領域の
場合は、画像情報がモード判定手段2610からハッチ
ング領域抽出手段2620へ送出されるので(ステップ
2802)、ハッチング領域抽出手段2620は、第3
の実施例で説明したようなハッチング領域抽出処理を実
行する(ステップ2803)。この結果として、ハッチ
ング情報はハッチング/色変換手段2450に入力さ
れ、画像情報は画像生成手段2480に入力される。
【0135】ハッチング/色変換手段2450では、変
換テーブルに従って、入力されたハッチング情報を色情
報に変換し(ステップ2804)、その変換結果を画像
生成手段2480へ送出する。
【0136】そして、画像生成手段2490によって第
3の実施例で説明したように画像の合成処理が行われ
(ステップ2805)、その後、可視化手段によって、
合成された画像情報が可視化される(ステップ280
6)。
【0137】上記スップ2801において、白黒ハッチ
ングパターンでない場合は、色領域であることを意味す
るので、モード判定手段2610は、画像情報を色領域
抽出手段2630へ送出する(ステップ2807)。
【0138】色領域抽出手段2630は、第4の実施例
で説明したように色領域抽出処理を実行する(ステップ
2808)。この結果として、色情報はハッチング/色
変換手段2450に入力され、画像情報は画像生成手段
2480に入力される。
【0139】ハッチング/色変換手段2450では、変
換テーブルに従って、入力された色情報をハッチング情
報に変換する(ステップ2809)。
【0140】そして、画像生成手段2490によって第
4の実施例で説明したように画像の合成処理が行われる
(ステップ2810)。ステップ2810を終了した後
はステップ2806に進む。
【0141】以上説明したように第6の実施例によれ
ば、原稿の色領域、白黒のハッチングパターンの有無に
応じて、適切な変換を行うことができる。
【0142】次に第7の実施例について図29乃至図3
2を参照して説明する。
【0143】この第7の実施例においては、本発明に係
る文書処理装置を、紙(或いはそれに類するもの)の画
像を読みとって、それを入力画像とするディジタル複写
機やファクシミリ装置に適用し、カラー文書から白黒文
書への変換処理について説明する。第7の実施例は基本
的には上述した第4の実施例と同様であり、第4の実施
例と異なるのは、色情報を白黒情報に変換する際に、色
情報を、色を表す色文字パターンに変換するという点で
ある。
【0144】図29は本発明に係る文書処理装置の第7
の実施例を示す機能ブロック図である。この機能ブロッ
ク図は、図19に示した第4の実施例の機能ブロック図
の構成において、色・ハッチング変換手段1950を削
除し、色・色文字パターン変換手段2800を追加した
構成になっている。なお色変換手段1930は第4の実
施例で説明した理由により、省略することができる。
【0145】色・色文字パターン変換手段2900は、
文字パターン情報と色の種類を示す色情報との対応関係
を表す変換テーブル2910を有しており、変換テーブ
ル2910を参照して、色領域抽出手段1940から送
られてきた色の種類に応じた色を、適切な文字パターン
に変換する手段である。変換テーブル2910は磁気デ
ィスク装置や主記憶装置などに保管されている。ここで
変換された画素は画像生成手段1970に送られる。
【0146】係る構成において、カラー文書から白黒文
書への変換処理について図30を参照して説明する。図
30はその処理動作を示すフローチャートである。
【0147】ここでは図7に示した文書(カラー文書)
が読取り走査されるものとする。
【0148】処理が開始されると、第4の実施例で説明
した図20のステップ2001〜2005と同様の処理
が行われる(ステップ3001〜3005)。
【0149】ステップ3005を終了した後は、色領域
抽出手段1940は、色領域についての色情報を色・色
文字パターン変換手段2900へ送出する(ステップ3
006)。
【0150】色・色文字パターン変換手段2900で
は、変換テーブル2910内の図31に示すような変換
テーブルに従って、色情報を、その色の英語名の頭文字
を表す文字パターンに変換し(ステップ3007)、こ
れを画像生成手段1960へ送出する。なお、図31
(a)においては、変換テーブル2910に、Lの値
に応じて文字の太さを示す情報が対応付けされて登録さ
れていることが示されており、一方、図31(b)にお
いては、変換テーブル2910に、a及びbの値に
応じて色種類を示す情報及び文字パターンを示す情報が
対応付けされて登録されていることが示されている。
【0151】そして、画像生成手段1960では、色領
域抽出手段1940からの画像情報と、色・色文字パタ
ーン変換手段2900からの色文字パターン情報とを合
成することにより、図32に示すような画像を得て、こ
れを可視化手段1970へ送出する(ステップ300
8)。
【0152】すると可視化手段1970では、合成され
た画像情報を紙等に記録する(ステップ3009)。も
ちろん可視化形態はCRTディスプレイのようなもので
も構わない。
【0153】以上説明したように第7の実施例によれ
ば、出力画像生成手段、可視化手段のみが白黒画像のみ
を扱えば良いため、通常のカラー画像文書処理装置より
も低コストで、カラー情報の持つ意味を維持したまま白
黒画像へ変換する文書処理装置を実現することができ
る。
【0154】次に第8の実施例について図33乃至図3
5を参照して説明する。
【0155】この第8の実施例においては、本発明に係
る文書処理装置を、紙(或いはそれに類するもの)の画
像を読みとって、それを入力画像とするディジタル複写
機やファクシミリ装置に適用し、カラー文書から白黒文
書への変換処理について説明する。第8の実施例は基本
的には上述した第3の実施例と同様であり、第3の実施
例と異なるのは、上記第7の実施例で得られたような文
字パターンの白黒情報を、色情報に変換するという点で
ある。
【0156】図33は本発明に係る文書処理装置の第8
の実施例を示す機能ブロック図である。この機能ブロッ
ク図は、図13に示した第3の実施例の機能ブロック図
において、ハッチング領域抽出手段1330、ハッチン
グ・色変換手段1340を削除し、文字抽出/読取り手
段3310、色文字パターン・色変換手段3320、色
変換手段3330を追加した構成になっている。なお図
33において、図13に示した機能ブロック図の構成要
素と同様の機能を果たす部分には同一の符号を付してい
る。また文書画像入力手段1910はカラースキャナー
でも良いが、白黒イメージスキャナでも構わない。
【0157】文字領域抽出/読取り手段3310は、該
当する種類の文字を原画像から読み取る手段であり、
「長尾真、画像と言語の基礎工学、コロナ社、198
9」に記載されている様な一般的な文字認識技術あるい
はパターンマッチング技術を用いることにより、R,
G,B…といった文字の種類や太さの該当するものだけ
を抽出する。その結果として、その文字の種類をや太さ
示す情報を色文字パターン・色変換手段3320へ送出
し、画像情報は画像生成手段1960へ送出する。
【0158】色文字パターン・色変換手段3320は、
文字パターン情報と色の種類を示す色情報との対応関係
を表す変換テーブル3321を有しており、変換テーブ
ル3221を参照して、文字領域抽出/読取り手段33
10からの色文字パターン情報を、色情報に変換する手
段である。
【0159】色変換手段3330は、色文字パターン・
色変換手段3320から送られてきた色情報を出力画像
生成に適した信号に変換する手段である。ここでは、
(L,a,b)から(Y(イエロー),M(マゼ
ンタ),C(シアン),K(ブラック))へ変換するよ
うにしている。この変換方法については、従来から実施
されているルックアップテーブルを用いて変換すること
ができるので、詳細な説明は省略する。
【0160】係る構成において、白黒文書をカラー文書
へ変換する処理について図34を参照して説明する。図
34はその処理動作を示すフローチャートである。
【0161】第7の実施例で説明した図32の白黒文書
を画像読取り走査し(ステップ3401)、この読取り
走査により得られた画像情報を原文書記憶手段1320
に記憶する(ステップ3402)。
【0162】すると、文字領域抽出/読取り手段331
0は、画像情報から文字画像情報を抽出し(ステップ3
403)、この文字画像情報を色文字パターン・色変換
手段3320へ送出すると共に(ステップ3404)、
画像情報を画像生成手段1350へ送出する(ステップ
3405)。
【0163】色文字パターン・色変換手段3320で
は、変換テーブル3321内の図35に示す変換テーブ
ルに従って、文字画像情報を色情報(L,a
)に変換し、これを色変換手段3330へ送出する
(ステップ3406)。なお図35においては、文字パ
ターンを示す情報及び文字太さを示す情報に対応して、
色情報(L,a,b)の値が登録されていること
が示されている。
【0164】色変換手段3330は、色文字パターン・
色変換手段3320からの(L,a,b)の値を
(Y,M,C,K)信号に変換し、これを画像生成手段
1350へ送出する(ステップ3407)。
【0165】そして画像生成手段1350によって、色
変換手段3330から色情報((Y,M,C,K)信
号)と、文字領域抽出/読取り手段3310からの画像
情報と合成されると(ステップ3408)、可視化手段
1360よって、合成された画像情報が紙等に可視化さ
れる(ステップ3409)。この結果として図7に示し
たようなカラー文書が得られることとなる。
【0166】これによって、白黒の文字パターンで表示
された情報の持つ意味を維持したまま、原カラー文書の
色と意味的にほぼ同じ色となるカラー文書への再変換が
可能となる。
【0167】以上説明したように第7及び第8の実施例
によれば、通常のカラー複写機よりも低コストで、カラ
ーの色合い、濃度情報を判別可能のままに、自動的に白
黒文書への適切な変換を行う装置を提供することができ
る。
【0168】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明によれ
ば、文書の属性情報に含まれているパターン及び濃度に
関する情報を、色情報及びその色の濃度情報に変換し、
これらの情報と、文書画像とに基づいて、出力画像を生
成するようにしたので、白黒パターンを有する文書を、
そのパターンの濃度も考慮したカラー文書に変換するこ
とができるという利点がある。
【0169】第2の発明によれば、文書の属性情報に含
まれている色情報及び濃度情報を、パターン及び濃度に
関する情報に変換し、これらの情報と、文書画像とに基
づいて、出力画像を生成するようにしているので、カラ
ー文書を、その色の濃度も考慮した白黒文書に変換する
ことができるという利点がある。
【0170】第3の発明によれば、読取り走査により得
られた画情報から抽出されたパターンとそのパターンの
種類及び濃度に関する情報とを、色情報及びその色の濃
度情報に変換し、この変換された情報と、画像情報とに
基づいて、出力画像を生成するようにしているので、読
取り走査された白黒文書を、その色の濃度も考慮したカ
ラー文書に変換することができるという利点がある。
【0171】第4の発明によれば、読取り走査された画
情報から認識された色領域と色の種類及びその色の濃度
情報とを、該認識された色の種類及び濃度に対応するパ
ターンに変換し、この変換された情報と、画像情報とに
基づいて、出力画像を生成するようにしているので、読
取り走査されたカラー文書を、その色の濃度も考慮した
白黒文書に変換することができるという利点がある。
【0172】第5の発明によれば、モード指示手段から
の、色からハッチングパターンへの変換を示すモード指
示、あるいはハッチングから色への変換を示すモード指
示に応じて、カラー文書から白黒文書への変換あるいは
白黒文書からカラー文書への変換を自動的に行うことが
可能となる。
【0173】第6の発明によれば、白黒文書あるいはカ
ラー文書かに応じて、カラー文書から白黒文書への変換
あるいは白黒文書からカラー文書への変換を自動的に行
うことが可能となる。
【0174】第7の発明によれば、カラー文書を、その
色の濃度も考慮し、且つその色を表す文字パターンを有
する白黒文書に変換することができるという利点があ
る。
【0175】第8の発明によれば、色情報が文字パター
ンで表現された白黒文書を、その文字パターンの濃度を
も考慮したカラー文書に変換することができるという利
点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る文書処理装置の第1の実施例を示
す機能ブロック図。
【図2】ハッチングパターンを有する白黒電子文書の一
例を示す図。
【図3】ハッチングパターンを設定するためのプロパテ
ィシートの一例を示す図。
【図4】図2に示した文書に付加されるハッチング情報
を示す図。
【図5】変換テーブル121に登録されている内容の一
例を示す図。
【図6】第1の実施例における白黒文書からカラー文書
への変換処理の動作を示すフローチャート。
【図7】第1の実施例の可視化手段によって可視化され
たカラー文書の一例を示す図。
【図8】本発明に係る文書処理装置の第2の実施例を示
す機能ブロック図。
【図9】図7に示すカラー文書を入力文書とした際に、
その色情報を設定するためのプロパティシートの一例を
示す図。
【図10】図7に示した文書に付加される色情報を示す
図。
【図11】第2の実施例の変換テーブル810に登録さ
れている内容の一例を示す図。
【図12】第2の実施例におけるカラー文書から白黒文
書への変換処理の動作を示すフローチャート。
【図13】本発明に係る文書処理装置の第3の実施例を
示す機能ブロック図。
【図14】第3の実施例の変換テーブル1341に登録
されている内容の一例を示す図。
【図15】第3の実施例における白黒文書からカラー文
書への変換処理の動作を示すフローチャート。
【図16】白黒文書からカラー文書への変換処理の過程
を説明するための図。
【図17】白黒文書からカラー文書への変換処理の過程
を説明するための図。
【図18】白黒文書からカラー文書への変換処理の過程
を説明するための図。
【図19】本発明に係る文書処理装置の第4の実施例を
示す機能ブロック図。
【図20】第4の実施例におけるカラー文書から白黒文
書への変換処理の動作を示すフローチャート。
【図21】第4の実施例の文書画像入力手段の読取り走
査の結果である画像の濃度の一例を示す図。
【図22】第4の実施例の色変換手段による図21に示
した画像濃度に対する色変換処理の結果の一例を示す
図。
【図23】第4の実施例の変換テーブル1951に登録
されている内容の一例を示す図。
【図24】本発明に係る文書処理装置の第5の実施例を
示す機能ブロック図。
【図25】第5の実施例におけるモード指示に応じて白
黒文書からカラー文書への変換処理あるいはカラー文書
から白黒文書への変換処理の動作を示すフローチャー
ト。
【図26】本発明に係る文書処理装置の第6の実施例を
示す機能ブロック図。
【図27】第5の実施例における文書に応じて白黒文書
からカラー文書への変換処理あるいはカラー文書から白
黒文書への変換処理の動作を示すフローチャート。
【図28】第5の実施例における文書に応じて白黒文書
からカラー文書への変換処理あるいはカラー文書から白
黒文書への変換処理の動作を示すフローチャート。
【図29】本発明に係る文書処理装置の第7の実施例を
示す機能ブロック図。
【図30】第7の実施例におけるカラー文書から白黒文
書への変換処理動作を示すフローチャート。
【図31】第7の実施例の変換テーブル2910に登録
される内容の一例を示す図。
【図32】第7の実施例の可視化手段1970によって
可視化された白黒文書の一例を示す。
【図33】本発明に係る文書処理装置の第8の実施例を
示す機能ブロック図。
【図34】第8の実施例における白黒文書からカラー文
書への変換処理動作を示すフローチャート。
【図35】第8の実施例の変換テーブル3321に登録
される内容の一例を示す図。
【符号の説明】
110…原文書記憶手段、120…ハッチング・色変換
手段、 121、810、1341、1951、2451、29
10、3321…変換テーブル、 130…加工文書記憶手段、 140、1360、1970、2490…可視化手段、 800、1950…色・ハッチング変換手段、 1310、1910、2410…文書画像入力手段、 1320、1920、2420…原文書画像記憶手段、 1330、2620…ハッチング領域抽出手段、 1340…ハッチング・色変換手段、 1350、1960、2480…画像生成手段、 1930、2460、3330…色変換手段、 1940、2630…色領域抽出手段、 2430…モード指示手段、 2440…モード選択手段、 2450…ハッチング/色変換手段、 2470…ハッチング/色領域抽出手段、 2610…モード判定手段、 2900…色・色文字パターン変換手段、 3310…文字領域抽出/読取り手段、 3320…色文字パターン・色変換手段。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】処理対象の文書と、この文書に関するパタ
    ーン情報及び該パターンの濃度情報を含む属性情報とを
    記憶する記憶手段と、 前記文書の属性情報に含まれているパターン情報及び濃
    度情報を、これらの情報に対応して予め設定された色情
    報及び該色の濃度情報に変換する変換手段と、 前記文書と前記変換手段により変換された色情報及び濃
    度情報とに基づく出力画像を可視化する可視化手段とを
    具備したことを特徴とする文書処理装置。
  2. 【請求項2】処理対象の文書と、この文書に関する色情
    報及び該色の濃度情報を含む属性情報とを記憶する記憶
    手段と、 前記文書の属性情報に含まれている色情報及び濃度情報
    を、これらの情報に対応して予め設定されたパターン情
    報及び濃度情報に変換する変換手段と、 前記文書と前記変換手段により変換されたパターン情報
    及び濃度情報とに基づく出力画像を可視化する可視化手
    段とを具備したことを特徴とする文書処理装置。
  3. 【請求項3】画像を読み取る画像読取り手段と、 前記画像読取り手段により読み取られた画像情報を記憶
    する記憶手段と、 前記画像情報からパターンを抽出すると共に当該パター
    ンの種類及び濃度に関する情報を認識する抽出手段と、 前記抽出手段によって認識されたパターンの種類及び濃
    度に関する情報を、この情報に対応して予め設定された
    色情報及び該色の濃度情報に変換する変換手段と、 前記画像情報と前記変換手段により変換された色情報及
    び濃度情報とに基づいて出力画像を生成する画像生成手
    段とを具備したことを特徴とする文書処理装置。
  4. 【請求項4】画像を読み取る画像読取り手段と、 前記画像読取り手段により読み取られた画像情報を記憶
    する記憶手段と、 前記画像情報から色領域を抽出すると共に、当該色領域
    内の色の種類及び該色の濃度を認識する色領域抽出手段
    と、 前記色領域抽出手段により抽出された色領域を、前記色
    領域抽出手段により認識された色の種類及び濃度に対応
    して予め設定されたパターンに変換する変換手段と、 前記画像情報と前記変換手段により変換されたパターン
    の情報とに基づいて出力画像を生成する画像生成手段と
    を具備したことを特徴とする文書処理装置。
  5. 【請求項5】画像を読み取る画像読取り手段と、 前記画像読取り手段により読み取られた画像情報を記憶
    する記憶手段と、 パターンから色への変換を要求する第1のモードあるい
    は色からパターンへの変換を要求する第2のモードのい
    ずれかを指示するモード指示手段と、 前記モード指示手段によって第1のモードが指示された
    ときは、前記画像情報から色領域を抽出すると共に色の
    種類及び該色の濃度を認識し、一方、前記モード指示手
    段によって第2のモードが指示されたときは、前記画像
    情報からパターン領域を抽出すると共にパターンの種類
    及び該パターンの濃度を認識する領域抽出手段と、 前記領域抽出手段により抽出された領域を、前記モード
    指示手段により指示されたモードに応じて、前記領域抽
    出手段によって認識された濃度も考慮された色あるいは
    パターンに対応して予め設定されたパターン情報又は色
    情報に変換する変換手段と、 前記画像情報と前記変換手段により変換された情報とに
    基づいて出力画像を生成する画像生成手段とを具備した
    ことを特徴とする文書処理装置。
  6. 【請求項6】画像を読み取る画像読取り手段と、 前記画像読取り手段により読み取られた画像情報を記憶
    する記憶手段と、 前記画像情報からパターン領域を抽出するパターン領域
    抽出手段と、 前記画像情報から色領域を抽出する色領域抽出手段と、 前記画像情報において白黒のパターン領域及び色領域を
    認識し、この認識結果に応じて、前記パターン領域抽出
    手段あるいは前記色領域抽出手段を適宜選択する認識手
    段と、 前記認識手段によって選択された領域抽出手段により抽
    出された領域に応じて当該領域をパターン情報あるいは
    色情報のいずれかに変換する変換手段と、 前記画像情報と前記変換手段により変換された情報とに
    基づいて出力画像を生成する画像生成手段とを具備した
    ことを特徴とする文書処理装置。
  7. 【請求項7】画像を読み取る画像読取り手段と、 前記画像読取り手段により読み取られた画像情報を記憶
    する記憶手段と、 前記画像情報から色領域を抽出し、当該色領域内の色の
    種類及び濃度を認識する色領域抽出手段と、 前記色領域抽出手段により抽出された色領域を、前記色
    領域抽出手段により認識された色の種類及び濃度に対応
    して予め設定された文字パターンに変換する変換手段
    と、 前記画像情報と前記変換手段により変換された文字パタ
    ーンとに基づいて出力画像を生成する画像生成手段とを
    具備したことを特徴とする文書処理装置。
  8. 【請求項8】画像を読み取る画像読取り手段と、 前記画像読取り手段により読み取られた画像情報を記憶
    する記憶手段と、 前記画像情報から予め設定された文字パターンにより形
    成されている領域を抽出すると共に、当該領域内の文字
    パターンを文字認識する文字パターン抽出手段と、 前記文字パターン抽出手段により抽出された領域を、前
    記文字パターン抽出手段により文字認識された文字パタ
    ーンに対応して予め設定された色情報に変換する変換手
    段と、 前記変換手段により変換された色情報を出力画像の生成
    に適した信号に変換する色変換手段と、 前記画像情報と前記色変換手段により変換された信号と
    に基づいて出力画像を生成する画像生成手段とを具備し
    たことを特徴とする文書処理装置。
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