JP2005094563A - 画像処理システム - Google Patents

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昌孝 神谷
Tatatomi Suzuki
忠臣 鈴木
Koji Yorimoto
浩二 寄本
Hiroshi Hayashi
寛 林
Hidetaka Hama
英隆 浜
Kiyotaka Tsuchibuchi
清隆 土渕
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Abstract

【課題】ジェネレーションコピーによる画質の劣化を確実に防止する。
【解決手段】本発明の画像処理システムは、原稿の画像を光学的に読み取って、その読み取り結果となる画像データをA/D変換部22に入力するCCDセンサ21と、A/D変換部22でデジタル化された画像データから、当該画像データの元になるオリジナル画像データの情報を表すウォータマークを検出するウォータマーク検出部23と、このウォータマーク検出部23で検出されたウォータマークを解析するウォータマーク解析部24と、このウォータマーク解析部24の解析結果に基づいてオリジナル画像データを生成するデータ生成部32と、このデーター生成部32からラスター処理部33,プリンタ画像処理部34画像合成部35、スクリーン処理部36を経て生成されたオリジナル画像データを印刷出力する印刷部37と備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、ホストコンピュータ、スキャナ、プリンタ等を用いて構成されるプリントシステムやコピーシステムなどの画像処理システムに関する。
一般に、スキャナ等の画像読取機能を備えるデジタル複写機、デジタル複合機などの画像処理装置では、スキャナで原稿の画像を読み取って画像データを取り込み、この画像データに画像処理を施した後、プリンタエンジン等の画像出力部でシート状の記録媒体(用紙等)に可視画像を印刷出力(コピー)している。
また、近年のオフィス環境では、パーソナルコンピュータ等で作成した画像データをプリンタで用紙に出力し、これによって得られたプリント原稿を複写機でコピーすることが行われている。また、複写機で原稿をコピーして得られたコピー原稿を再度複写機でコピーすることも行われている。このようなコピー方式はジェネレーションコピーと呼ばれている。そして、ジェネレーションコピーを行った場合はオリジナルの画像と比較して画質が劣化することが知られている。すなわち、原稿に記録されたオリジナル画像とこれを元に複写したコピー画像とを比較すると、コピー画像の方がオリジナル画像よりも画質が劣化する。また、コピー画像が印刷されたコピー原稿をさらに複写機でコピーした場合は、コピー画像のコピーである、いわゆる孫コピーで画質の劣化が顕著になる。
そこで従来においては、原稿の画像を記録媒体にコピーするときに、予め原稿の画像中に特定のパターンをウォータマークとして埋め込んでおき、この特定のパターンを付加した原稿の画像データを取り込んだ場合に、その画像データに含まれる特定のパターンが表す情報に基づいて画像処理を調整することにより、ジェネレーションコピーの画質を向上させる技術が提案されている(例えば、下記特許文献1参照)。
特開平11−298729号公報
しかしながら、上記従来技術のように原稿画像への特定パターンの埋め込みによって画像処理を適切に調整した場合でも、原稿から読み取った画像データに画像処理を施して記録媒体に印刷出力するといった処理形態のもとでは、画像の読み取り解像度や画像処理の最適化といった点で自ずと限界がある。そのため、ジェネレーションコピーによる画質の劣化(画像の色ずれ、位置ずれ、形状崩れ、ノイズの付加など)を完全に避けることはできない。また、ジェネレーションコピーを繰り返し行った場合は画質の劣化が顕著化してしまう。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、ジェネレーションコピーによる画質の劣化を確実に防止することが可能な画像処理システムをを提供することにある。
本発明に係る画像処理システムは、原稿の画像を読み取って生成された画像データを入力する入力手段と、この入力手段によって入力された画像データから、当該画像データの元になるオリジナル画像データの情報を表すウォータマークを検出する検出手段と、この検出手段によって検出されたウォータマークを解析する解析手段と、この解析手段の解析結果に基づいてオリジナル画像データを生成する生成手段と、この生成手段によって生成されたオリジナル画像データを印刷出力する印刷手段とを備えるものである。
本発明の画像処理システムにおいては、印刷手段における画像データの印刷出力が、入力手段で入力される画像データ(原稿から読み取った画像データ)ではなく、検出手段で検出したウォータマークを解析生成手段で解析することにより生成したオリジナル画像データを用いて行われる。そのため、ジェネレーションコピーを行った場合でも、出力画像の画質が劣化することがない。
本発明によれば、ウォータマークが埋め込まれた原稿の画像を読み取った場合に、その読み取った画像データではなく、オリジナル画像データを用いて印刷出力が行われる。そのため、ジェネレーションコピーによる画質の劣化を確実に防止することができる。
以下、本発明の具体的な実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は本発明が適用される画像処理システムの基本的な構成を示す図である。図示した画像処理システムは、ホストコンピュータ1と、スキャナ2と、プリンタ3とを用いて構成されている。ホストコンピュータ1とプリンタ3は、LAN(Local Area Network)等のネットワーク通信網や通信ケーブルなどを介して接続されている。また、スキャナ2とプリンタ3も、上記同様のネットワーク通信網や通信ケーブルなどを介して接続されている。さらに、ホストコンピュータ1とスキャナ2は、必用に応じて、上記同様のネットワーク通信網や通信ケーブルなどを介して接続される。
また、各々の装置(機器)間に適用される接続インターフェースの一例として、ホストコンピュータ1とプリンタ3との間には、パラレルインターフェースやネットワークインターフェースが適用される。また、スキャナ2とプリンタ3との間には、プリンタインターフェースやネットワークインターフェースが適用され、ホストコンピュータ1とスキャナ2との間には、ネットワークインターフェースが適用される。また、各々の装置間で送受信されるデータは、データ転送速度を速めたりネットワーク上での転送データ量を減らすために、必要に応じて、送信側装置で圧縮処理され、受信側装置で伸長処理される。
ホストコンピュータ1は、例えば通信機能を備えるパーソナルコンピュータ等によって構成されるものである。このホストコンピュータ1には、テキストデータ、グラフィックスデータ及びイメージデータを選択的に組み合わせて画像データを作成するアプリケーションプログラム(ワープロソフト、ペイントソフト、ドローソフト、フォトレタッチソフトなど)や、スキャナ2やプリンタ3などの周辺機器を制御するデバイスドライバ(プリンタドライバ等)などが組み込まれている。
スキャナ2は、原稿の画像を光学的に読み取って、原稿画像に対応した画像データを生成するものである。スキャナ2としては、例えば原稿を透明なガラス台の上に置いて読み取るフラットベッドスキャナを用いることができる。
プリンタ3は、ホストコンピュータ1やスキャナ2から入力される画像データを用紙等の記録媒体に可視画像として印刷出力するものである。プリンタ3としては、ページ記述言語(PDL)で表現された印刷用の画像データ(以下、PDLデータ)をラスタライズしてビットマップデータに変換(展開)し、このビットマップデータにしたがって印刷ドットのオンオフを制御することにより、インキ、トナー等の印刷材料を用いて記録媒体に可視画像を印刷出力するページプリンタを用いることができる。ちなみに、本実施形態においては、プリンタ3としてカラーレーザプリンタを用いるものとする。
[第1実施形態]
図2は本発明の第1実施形態に係る画像処理システムの構成を示す図である。図示した画像処理システムにおいては、ホストコンピュータ1からプリンタ3にPDLデータが入力されるとともに、スキャナ2からプリンタ3にスキャンデータが入力される構成となっている。スキャンデータとは、スキャナ2が原稿の画像を読み取ることによって得られるラスターデータ(画像データ)をいい、これは原稿に記録(印刷等)された文字や図形、写真などの画像をドットの集合として表すデータである。
スキャナ2は、CCD(Charge Coupled Device)センサ21と、A/D(アナログ/デジタル)変換部22と、ウォータマーク検出部23と、ウォータマーク解析部24と、コピー画像処理部25とを備えている。
CCDセンサ21は、原稿の画像を光学的に読み取り、これによって生成(光電変換等)されたアナログの画像データを入力する読み取りセンサである。A/D変換部22は、CCDセンサ21から入力されたアナログの画像データをデジタルの画像データに変換することにより、R(赤),G(緑),B(青)色空間のラスターデータを生成するものである。コピー画像処理部25は、A/D変換部22でデジタル化された画像データに対して、スクリーン処理を除くコピー画像処理、具体例としては、注目画素を入力とし、リピート等を実施し複数画素の出力とすることによる拡大処理や複数注目画素を入力とし、間引き後の画素を出力とすることによる縮小処理、関数式やルックアップテーブルを使用した色空間変換、色補正、K(ブラック)色生成などを施すことにより、Y(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン),K(ブラック)色空間のラスターデータを生成するものである。このYMCK色空間のラスターデータは、プリンタインターフェースを介してスキャナ2からプリンタ3に送られる。
ウォータマーク検出部23は、A/D変換部22でデジタル化された画像データからウォータマークを検出するものである。ウォータマーク検出部23によるウォータマークの具体的な検出方法については後段で説明する。ウォータマークは、オリジナル画像データの情報を表すもので、例えば特定のパターン(後述)によって構成される。このウォータマークが表すオリジナル画像データの情報としては、所定のデータ展開によってオリジナル画像データを生成可能な情報や、オリジナル画像データが記憶されている記憶場所を示す情報などが含まれる。
また、オリジナル画像データは、元の画像を所定のデータ形式で表す画像データをいう。例えば、スキャナ2で読み取られる原稿がプリンタで印刷出力されたプリント原稿である場合は、このプリント原稿の元の画像を所定のデータ形式で表す画像データがオリジナル画像データとなる。また、パーソナルコンピュータ等でアプリケーションプログラムにより作成した画像データをプリンタで印刷出力する場合は、その画像データを印刷するために生成されたPDLデータがオリジナル画像データとなる。
また、ウォータマークを構成する特定のパターンとしては、例えば、右上がりの斜線“/”と左上がりの斜線“\”を組み合わせた配列のパターン(以下、スラッシュパターンとも記す)を採用する。そして、この特定のパターンをウォータマークとして原稿の画像中に埋め込むものとする。
ウォータマーク解析部24は、ウォータマーク検出部23で検出されたウォータマークを解析するものである。ウォータマーク解析部24による具体的な解析手法については後段で説明する。このウォータマーク解析部24では、実際にウォータマーク検出部23でウォータマークが検出された場合は、このウォータマークを解析し、この解析結果をプリンタ3に出力するが、ウォータマーク検出部23でウォータマークが検出されなかった場合は、その旨をプリンタ3に通知する。
プリンタ3は、データ変換部31と、データ生成部32と、ラスター処理部33と、プリンタ画像処理部34と、ラスター画像合成部35と、スクリーン処理部36と、印刷部37とを備えている。
データ変換部31は、スキャナ2からプリンタ3に入力されたスキャンデータ(ラスターデータ)を、ウォータマーク生成用のPDLデータに変換するものである。データ生成部32は、スキャナ2からプリンタ3に入力されたウォータマークの解析結果にしたがってPDLデータを生成するものである。
ラスター処理部33は、これに入力されるPDLデータを解釈し、これにしたがってラスタライズすることにより、ラスターデータを生成するものである。このラスター処理部33では、PDLデータの解釈にしたがって図形、文字などの画像の重ね合わせの関係(積層関係)も制御される。プリンタ画像処理部34は、ラスター処理部33から生成される画像データ(ラスターデータ)に対して、スクリーン処理を除くプリンタ画像処理、具体的には関数式やルックアップテーブルを使用した色空間変換、色補正、K(ブラック)色生成などを施すものである。
画像合成部35は、予め設定された所定の条件を満たしたときに、スキャナ2からプリンタ3に入力されたスキャンデータに対して、データ変換部31でスキャンデータからPDLデータに変換され、かつラスター処理部33及びプリンタ画像処理部34で処理されたラスターデータを合成するものである。
スクリーン処理部36は、ラスター画像合成部35から生成されるラスターデータにスクリーン処理を施すものである。印刷部37は、スクリーン処理部36で処理されたラスターデータを用紙等の記録媒体にインキ、トナー等の印刷材料を用いて印刷出力するものである。
続いて、本発明の第1実施形態に係る画像処理システムの具体的な処理例(画像処理方法)について説明する。
先ず、スキャナー2において、CCDセンサ21により原稿の画像を光学的に読み取ると、原稿の画像情報に対応したアナログの画像データがCCDセンサ21から出力される。CCDセンサ21から出力された画像データはA/D変換部22でデジタル化される。このデジタル化された画像データは、RGB色空間のラスタデータとなり、このラスターデータがA/D変換部22からウォータマーク検出部23に送られる。そうすると、ウォータマーク検出部23では、A/D変換部22から送られたラスターデータ(画像データ)からウォータマークを検出する処理を行う。
ウォータマーク検出部23でウォータマークを検出する場合は、先ず、A/D変換部22から出力されたデジタルの画像データ(RGB色空間のラスターデータ)を、所定サイズ(例えば、16画素×16画素)の画素ブロックに分割するとともに、各々の画素ブロックごとに、予め設定されたパターン画像と一致するパターン画像を含んでいるかどうかを判断し、一致するものを特定のパターンとして抽出する。
ここで、先述のようにウォータマークを構成する特定のパターンを、パターン形状の違いにより、第1のパターンと第2のパターンとに区分するものとする。例えば、第1のパターンP1は図3(A)に示すように所定サイズ(図例では16画素×16画素)の画像ブロックに含まれる左上がりの45°の直線パターン(左上がりの斜線“\”)とし、第2のパターンP2は図3(B)に示すように所定サイズ(図例では16画素×16画素)の画素ブロックに含まれる右上がりの45°の直線パターン(右上がりの斜線“/”)とする。また、第1のパターンP1はデジタル信号の「1」を表し、第2のパターンP2はデジタル信号の「0」を表すものとする。
そうした場合、ウォータマーク検出部23では、A/D変換部22から出力されるデジタルの画像データを、上記所定サイズの画素ブロックと同じサイズのパターン検出用ウィンドウで順に走査することにより、各々の走査位置でパターン検出用ウィンドウ内に上記第1のパターン(左上がりの斜線)P1又は上記第2のパターン(右上がりの斜線)P2が含まれているかどうかを、パターンマッチング処理(パターン照合処理)によって判定する。そして、パターン検出用ウィンドウの中に第1のパターンP1が含まれていると判定した場合は、この第1のパターンP1を抽出するとともに、その抽出結果としてデジタル信号の「1」を出力する。また、パターン検出用ウィンドウの中に第2のパターンP2が含まれていると判定した場合は、この第2のパターンP2を抽出するとともに、その抽出結果としてデジタル信号の「0」を出力する。
これにより、ウォータマーク検出部23からは、特定のパターンからなるウォータマークの検出結果として、第1のパターンP1に対応するデジタル信号の「1」又は第2のパターンP2に対応するデジタル信号の「0」が、順に出力される。ウォータマーク検出部23によるウォータマーク(本形態例では特定のパターン)の検出結果はウォータマーク解析部24に送られる。
そうすると、ウォータマーク解析部24では、ウォータマーク検出部23で検出されたウォータマークを解析し、この解析結果を、プリンタインターフェースを通してプリンタ3に出力する。ウォータマーク解析部24によるウォータマークの解析処理は次のようにして行われる。すなわち、ウォータマーク解析部24では、ウォータマークの検出結果としてウォータマーク検出部23から送られるデジタル信号の「1」と「0」がどのような配列になっているかを解析することにより、オリジナル画像を表現する文字、図形、写真などのオブジェクトに関する情報(以下、オブジェクト情報)を生成する。このオブジェクト情報には、文字、図形等のベクトルデータや写真等のイメージデータの他に、各々のオブジェクトの描画位置を示す位置情報(座標データ等)が含まれる。したがって、このオブジェクト情報からオリジナル画像データを再現することができる。
また、デジタル信号の配列とオブジェクト情報との対応関係は、予め用意された対応表(データテーブル等)で規定される。したがって、ウォータマーク解析部24では、その対応表を参照してデジタル信号をオブジェクト情報に変換する。また、ウォータマーク解析部24は、「1」「0」の配列からなるデジタル信号を予め設定されたビット数ずつに区切り、各々のビット配列にしたがってデジタル信号をオブジェクト情報に変換する。これにより、ウォータマーク解析部24からは、ウォータマークの解析結果として、オリジナル画像を表すオブジェクト情報が生成される。また、ウォータマーク解析部24の解析結果には、ウォータマーク検出部22で検出されたウォータマーク(特定のパターン)の情報も含まれる。
さらに、スキャナ2においては、A/D変換部22から出力された画像データがコピー画像処理部25に送られて画像処理される。これにより、コピー画像処理部25ではYMCK色空間のラスターデータ(画像データ)が生成され、このラスターデータがプリンタインターフェースを通してプリンタ3に出力される。
一方、プリンタ3においては、上記ウォータマーク解析部24の解析結果として送られたオブジェクト情報とウォータマーク情報をデータ生成部32に取り込み、そこでオブジェクト情報とウォータマーク情報をPDLデータに変換する。これにより、データ生成部32からは、オブジェクト情報で表されたオリジナル画像と特定のパターンで構成されたウォータマークとを含むPDLデータが生成されることになる。
こうして生成されたPDLデータはラスター処理部33に送られ、そこでラスターライズされてラスターデータ(ビットマップデータ)に変換(展開)される。さらに、このラスターデータはプリンタ画像処理部34で処理されてYMCK色空間のラスターデータとされ、このラスターデータが画像合成部35を経由してスクリーン処理部36に送られる。この場合、プリンタ画像処理部34で生成されるラスターデータには、オリジナル画像とウォータマークの両方のラスターデータが含まれる。そのため、画像合成部35では、画像データ(ラスターデータ)の合成を行うことなく、プリンタ画像処理部34からのラスターデータをスクリーン処理部36へと受け渡す。スクリーン処理部36では、画像合成部35から出力されたラスターデータをスクリーン処理して印刷用のスクリーン(印刷ドットの集合体)を生成し、このスクリーンを印刷部37に送る。そうすると、印刷部37では、スクリーン処理部36から送られたスクリーンにしたがって用紙等の記録媒体に可視画像を印刷出力する。
これにより、印刷部37で印刷出力される画像の元になるデータには、原稿に埋め込まれたウォータマークを解析して生成したオリジナル画像データが適用される。そのため、プリンタ3の印刷部37では、原稿の画像と同等の画質で画像(コピー画像)を出力することができる。したがって、ジェネレーションコピーを行った場合でも、出力画像の画質が劣化することがなくなる。
ところで、スキャナ2で読み取られる原稿の画像中にウォータマークが埋め込まれていない場合は、A/D変換部22でデジタル化した画像データをウォータマーク検出部23に送ってもウォータマークが検出されない。そうした場合、ウォータマーク解析部24からプリンタ3には、ウォータマーク検出部23でウォータマークが検出されなかった旨の通知がなされる。
そうすると、プリンタ3においては、データ生成部32でPDLデータを生成する処理を行う代わりに、スキャナ2から出力されたラスターデータをウォータマーク生成用のPDLデータに変換する処理をデータ変換部31で行う。このとき、データ変換部31には、スキャナ2のコピー画像処理部25によって生成されたYMCK色空間のラスターデータが入力される。そこで、データ変換部31においては、入力されたYMCK色空間のラスターデータをオリジナル画像データとし、当該ラスターデータを構成する各々の画素の色情報や画素値、画素位置などを規定するオブジェクト情報を先述の対応表にしたがって「1」「0」のデジタル信号に変換し、さらにこのデジタル信号を、特定のパターン(本形態ではスラッシュパターン)からなるウォータマークを表すためのPDLデータに変換する。これにより、データ変換部31からは、ウォータマーク生成のためだけのPDLデータが出力される。
こうしてデータ変換部31から出力されたPDLデータはラスター処理部33でラスターデータに変換された後、プリンタ画像処理部34でYMCK色空間のラスターデータに変換される。そして、このラスターデータが画像合成部35に送られる。また、スキャナ2のコピー画像処理部25から出力されたYMCK色空間のラスターデータ(原稿から読み取った画像データ)も画像合成部35に送られる。
そうすると、画像合成部35では、ユーザによる動作環境の設定条件として、ウォータマークの埋め込みが禁止されていない場合に限り、スキャナ2からプリンタ3へと入力されたラスターデータ(原稿から読み取った画像データ)と、ウォータマーク生成用のPDLデータをラスタライズしかつプリンタ画像処理して得られたラスターデータとを合成する。画像合成部35による合成処理は、例えば、原稿から読み取った画像データの余白部分に、ウォータマークの画像データを付加(上書き)することにより行う。
このように画像合成部35で合成した画像データをスクリーン処理部36でスクリーン処理し、これによって生成されたスクリーンにしたがって印刷部37で画像データを印刷出力することにより、元の原稿の画像中にウォータマークが埋め込まれていない場合でも、その原稿から読み取った画像データをオリジナル画像として表すウォータマーク付きの画像を印刷部37で印刷出力(コピー出力)することができる。これにより、印刷部37で印刷出力された印刷物を原稿として再びコピーする場合は、このコピー原稿の画像に埋め込まれたウォータマークを利用してオリジナル画像データを生成し、このオリジナル画像データを使って印刷することができる。したがって、その後のジェネレーションコピーによる画質の劣化を確実に防止することができる。
また、ウォータマークが埋め込まれた原稿の生成方法としては、ホストコンピュータ1で作成した画像データをプリンタ3で印刷するときに、ホストコンピュータ1に組み込まれたプリンタドライバの内部で、アプリケーションプログラムにより作成したオリジナルの画像データに対し、当該オリジナル画像のオブジェクト情報に対応したウォータマークの画像データを付加し、この画像データをPDLデータに変換してプリンタ3に送り、用紙等に印刷させることで容易に生成することが可能である。この場合は、ホストコンピュータ1からプリンタ3にパラレルインターフェースを通してPDLデータを出力する。そして、プリンタ3の内部では、ホストコンピュータ1から受け取ったPDLデータをラスター処理部33でラスターデータに変換し、このラスターデータをプリンタ画像処理部34で処理した後、合成処理部35を経由してスクリーン処理部36に送り、さらにこのスクリーン処理部36から印刷部37に送って用紙等の記録媒体に可視画像として印刷出力する。
[第2実施形態] 図4は本発明の第2実施形態に係る画像処理システムの構成を示す図である。図示した画像処理システムにおいては、ホストコンピュータ1からプリンタ3にPDLデータが入力されるとともに、スキャナ2からホストコンピュータ1及びプリンタ3にそれぞれラスターデータ(スキャンデータ)が入力される構成となっている。ただし、スキャナ2からホストコンピュータ1には、ネットワークインターフェースを介してRGB色空間のラスターデータ(A/D変換部22でデジタル化された画像データ)が入力され、スキャナ2からプリンタ3には、プリンタインターフェースを介してYMCK色空間のラスターデータ(コピー画像処理部23で画像処理された画像データ)が入力される構成となっている。
また、上記第1実施形態に係る画像処理システム(図2参照)では、スキャナ2がウォータマーク検出部23及びウォータマーク解析部24を有し、プリンタ3がデータ変換部31及びデータ生成部32を有するものとなっているが、本第2実施形態に係る画像処理システムでは、ホストコンピュータ1がウォータマーク検出部11、ウォータマーク解析部12、データ変換部13及びデータ生成部14を有するものとなっている。
本発明の第2実施形態に係る画像処理システムでは、スキャナー2で原稿の画像を読み取った場合に、A/D変換部22で生成されたRGB色空間のラスターデータがネットワークインターフェースを介してスキャナ2からホストコンピュータ1に出力されるとともに、コピー画像処理部23で生成されたYMCK色空間のラスターデータがプリンタインターフェースを介してスキャナ2からプリンタ3に出力される。
そうすると、ホストコンピュータ1の内部では、スキャナ2から送られたラスターデータ(A/D変換部22で生成されたRGB色空間のラスターデータ)をウォータマーク検出部11に取り込み、そこで上記第1実施形態と同様の手法でウォータマークの検出処理を行うとともに、この検出結果をウォータマーク解析部12に送る。そして、ウォータマーク解析部12では上記第1実施形態と同様の手法でウォータマークを解析し、この解析結果をデータ変換部13又はデータ生成部14に送る。すなわち、ウォータマーク解析部12では、ウォータマーク検出部11でウォータマークが検出された場合は、このウォータマークの解析結果をデータ生成部14に送り、ウォータマーク検出部11でウォータマークが検出されなかった場合は、その旨をデータ変換部13に通知する。
これにより、データ変換部13では、ウォータマーク解析部12から上記通知があった場合に、上記第1実施形態と同様に、原稿から読み取ったRGB色空間のラスターデータをウォータマーク生成用のPDLデータに変換する。一方、データ生成部14では、ウォータマーク解析部12からウォータマークの解析結果が送られた場合に、このウォータマークの解析結果がオリジナル画像を表すオブジェクト情報とウォータマーク情報を含むものであれば、上記第1実施形態と同様に、そのオブジェクト情報とウォータマーク情報をPDLデータに変換する。こうしてデータ変換部13又はデータ生成部14で生成されたPDLデータは、ネットワークインターフェースを介してホストコンピュータ1からプリンタ3に出力される。
一方、プリンタ3の内部では、ホストコンピュータ1からネットワークインターフェースを介して送られたPDLデータがラスター処理部33に取り込まれ、そこでラスタライズされた後、プリンタ画像処理部34で画像処理されてYMCK色空間のラスターデータとなり、このラスターデータがプリンタ画像処理部34から画像合成部35に送られる。また、プリンタ3の内部では、スキャナ2からプリンタインターフェースを介して送られたYMCK色空間のラスターデータ(スキャナ2のコピー画像処理部23で生成されたラスターデータ)も画像合成部35に取り込まれる。
そうすると、画像合成部35では、ホストコンピュータ1から送られたPDLデータがデータ変換部13で生成されたものであれば、このPDLデータをラスタライズして得られたYMCK色空間のラスターデータだけをスクリーン処理部36に送る。また、画像合成部35では、ホストコンピュータ1から送られたPDLデータがデータ生成部14で生成されたものであれば、このPDLデータをラスタライズして得られたラスターデータを、スキャナ2から送られたラスターデータに合成し、この合成したラスターデータをスクリーン処理部36に送る。
一方、スクリーン処理部36では、画像合成部35から出力されたラスターデータをスクリーン処理して印刷用のスクリーンを生成し、このスクリーンを印刷部37に送る。そうすると、印刷部37では、スクリーン処理部36から送られたスクリーンにしたがって用紙等の記録媒体に可視画像を印刷出力する。
以上の第2実施形態に係る画像処理システムにおいては、印刷部37で印刷出力される画像の元になるデータが、原稿に埋め込まれたウォータマークを解析して生成したオリジナル画像データとなる。また、元の原稿の画像中にウォータマークが埋め込まれていない場合でも、ウォータマーク付きの画像が印刷出力される。したがって、上記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
ここで、上記第1実施形態及び第2実施形態においては、原稿に埋め込まれるウォータマークがオリジナル画像のオブジェクト情報を表すものとしたが、例えば自然画(写真等)のイメージを含むオリジナル画像の場合はこれを表すオブジェクト情報の情報量が多くなるため、ウォータマークを用いた原稿画像への埋め込み情報量も多くなる。そうした場合、原稿の画像中に占めるウォータマークの埋め込み領域が過度に大きくなったり、原稿の画像中にウォータマークの埋め込み領域を十分に確保できない状況に陥ったりすることも考えられる。
このような状況への対応としては、コピーシステムとして動作するときに背景のかぶりレベルをゼロに落としたり、画素値を平均化したり、文字部分の画素値を平均化し、ランレングス圧縮等の圧縮方式に基づいてウォータマークを埋め込んだりすることで、トータルのデータ量を低減することができる。さらに、他の対応として、以下のようなシステム構成を採用することも可能である。
[第3実施形態]
図5は本発明の第3実施形態に係る画像処理システムの構成を示す図である。図示した画像処理システムは、上記第1実施形態と同様のホストコンピュータ1、スキャナ2及びプリンタ3を備えたものであるが、これに加えて、ホストコンピュータ1及びプリンタ3と同じネットワーク上に記憶装置4が接続された構成となっている。記憶装置4は、例えばデータベースサーバによって構成されるもので、外部装置からのデータ記憶要求に応じて自装置内にデータを記憶(格納)したり、外部装置からのデータ読み出し要求に応じて自装置内のデータを読み出したりする。
この第3実施形態に係る画像処理システムでは、ホストコンピュータ1の内部でアプリケーションプログラムにより画像データを作成し、この画像データをプリンタ3を使って印刷する場合に、ホストコンピュータ1内のプリンタドライバで、オリジナルの画像データをPDLデータに変換するとともに、そのオリジナル画像のオブジェクト情報を表すウォータマークの画像データをPDLデータに変換する。このとき、プリンタドライバでは、オリジナル画像データとウォータマークの画像データをPDLデータに変換したときの総データ量を管理し、この総データ量が予め設定された上限量を超えた場合(例えば、原稿の画像中にオリジナル画像とウォータマークを同時に収めきれない場合)は、オリジナル画像データから変換されたPDLデータを、ネットワークインターフェースを介して記憶装置4に送って記憶させるとともに、そのPDLデータ(オリジナル画像データ)の記憶場所を表すウォータマークの画像データをPDLデータに変換し、このPDLデータを上記オリジナル画像データのPDLデータと共に記憶装置4に記憶させる。この場合、オリジナル画像データから変換したPDLデータ(以下、オリジナルPDLデータとも記す)とその記憶場所情報を示すウォータマークの画像データから変換したPDLデータ(以下、ウォータマークPDLデータとも記す)は互いに対応付けて記憶装置4に記憶されることから、その記憶場所はネットワーク上での記憶装置4の位置情報(ネットワークアドレス)と記憶装置4内のメモリアドレスによって表される。また、ホストコンピュータ1は、上述のようにプリンタドライバで生成したオリジナルPDLデータとウォータマークPDLデータを、プリンタインターフェースを介してプリンタ3に出力する。
そうすると、プリンタ3では、オリジナルPDLデータとウォータマークPDLデータをラスター処理部33でラスタライズした後、プリンタ画像処理部34で画像処理し、これによって生成されたYMCK色空間のラスターデータを、画像合成部35を経由(スルー)してスクリーン処理部36に送り込む。これにより、スクリーン処理部36で生成されたスクリーンにしたがって印刷部37が用紙等の記録媒体に可視画像を印刷出力する。その結果、プリンタ3から排出される印刷物(プリント原稿)には、オリジナル画像データに対応した可視画像が印刷されるとともに、この可視画像中に、オリジナル画像データの情報としてオリジナル画像データの記憶場所を示す情報がウォータマークとして埋め込まれる。
このように生成された原稿をスキャナ2で読み取った場合は、この読み取りによって得られたYMCK色空間のラスターデータがプリンタインターフェースを介してスキャナ2からプリンタ3に送られるとともに、ウォータマーク検出部23で検出されたウォータマークをウォータマーク解析部部24で解析した解析結果がプリンタインターフェースを介してスキャナ2からプリンタ3に送られる。
そうすると、プリンタ3のデータ生成部32では、スキャナ2のウォータマーク解析部24から送られた解析結果を確認し、この確認の結果、ウォータマークが表すオリジナル画像データの情報が当該オリジナル画像データの記憶場所を示す情報であった場合は、当該記憶場所となる記憶装置4にネットワークインターフェースを介してアクセスし、そこからオリジナルPDLデータとウォータマークPDLデータを読み出して生成する。こうしてデータ生成部32で生成されたPDLデータは、ラスター処理部33に送られ、そこでラスタライズされた後、プリンタ画像処理部34で画像処理されてYMCK色空間のラスターデータに変換される。さらに、このラスターデータは、画像合成部45を経由(スルー)してスクリーン処理部36に送られた後、印刷部37で印刷処理される。これにより、印刷部37においては、スキャナ2で読み取った原稿の画像と同等の画質をもってウォータマーク付きの画像が印刷される。
一方、ウォータマークが埋め込まれていない原稿をスキャナ2で読み取った場合は、この読み取りによって得られたYMCK色空間のラスターデータがプリンタインターフェースを介してスキャナ2からプリンタ3に送られる。この場合、スキャナ2の内部には、ウォータマーク検出部23でウォータマークが検出されないため、その旨の通知がウォータマーク解析部24によってプリンタ3側になされる。そうすると、プリンタ3においては、スキャナ2から送られたラスターデータをオリジナル画像データとしてデータ変換部31に取り込み、そこでオリジナル画像データ(ラスターデータ)をPDLデータ(オリジナルPDLデータ)に変換した後、このPDLデータを記憶装置4に送って記憶させるとともに、その記憶場所を示すウォータマークの画像データをPDLデータ(ウォータマークPDLデータ)に変換する。さらに、データ変換部31では、オリジナルPDLデータと対応付けてウォータマークPDLデータを記憶部4に記憶させるとともに、そのウォータマークPDLデータをラスター処理部33に送る。
こうしてラスター処理部33に送られたウォータマークPDLデータは、そこでラスタライズされた後、プリンタ画像処理部34に送られてYMCK色空間のラスターデータとされ、このラスターデータが画像合成部35に送られる。また、スキャナ2からプリンタ3に送られたYMCK色空間のラスターデータも画像合成部35に送られる。そうすると、画像合成部35では、ユーザによる動作環境の設定条件として、ウォータマークの埋め込みが禁止されていない場合に限り、スキャナ2からプリンタ3へと入力されたラスターデータ(原稿から読み取った画像データ)と、プリンタ処理部34から送られたラスターデータ(ウォータマークの画像データ)とを合成する。
このように画像合成部35で合成した画像データをスクリーン処理部36でスクリーン処理し、これによって生成されたスクリーンにしたがって印刷部37で画像データを印刷出力することにより、元の原稿の画像中にウォータマークが埋め込まれていない場合でも、その原稿から読み取った画像データをオリジナル画像として、そのオリジナル画像から変換したPDLデータの記憶場所を表すウォータマーク付きの画像を印刷部37で用紙等に印刷出力(コピー出力)することができる。これにより、印刷部37で印刷出力された印刷物を原稿として再びコピーする場合は、このコピー原稿の画像に埋め込まれたウォータマークを利用してオリジナル画像データを含むPDLデータ(オリジナルPDLデータ及びウォータマークPDLデータ)を記憶装置4から読み出して生成し、このPDLデータを使って印刷することができる。したがって、その後のジェネレーションコピーによる画質の劣化を確実に防止することができる。
なお、上記第3実施形態においては、記憶装置4に記憶するデータをPDLデータとしたが、これ以外にも、例えばベクトルデータ、座標データ等で表されるオブジェクト情報を記憶してもよい。また、上記第2実施形態のシステム構成に記憶装置4を追加して上記第3実施形態と同様の効果を得ることも可能である。
本発明が適用される画像処理システムの基本的な構成を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る画像処理システムの構成を示す図である。 ウォータマークを構成する特定のパターンの一例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る画像処理システムの構成を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る画像処理システムの構成を示す図である。
符号の説明
1…ホストコンピュータ、2…スキャナ、3…プリンタ、11,23…ウォータマーク検出部、12,24…ウォータマーク解析部、13,31…データ変換部、14,32…データ生成部、35…画像合成部、37…印刷部

Claims (6)

  1. 原稿の画像を読み取って生成された画像データを入力する入力手段と、
    前記入力手段によって入力された画像データから、当該画像データの元になるオリジナル画像データの情報を表すウォータマークを検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された前記ウォータマークを解析する解析手段と、
    前記解析手段の解析結果に基づいて前記オリジナル画像データを生成する生成手段と、
    前記生成手段によって生成されたオリジナル画像データを印刷出力する印刷手段と
    を備えることを特徴とする画像処理システム。
  2. 前記ウォータマークは、特定のパターンから構成されるものである
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理システム。
  3. 前記生成手段は、前記オリジナル画像データと前記ウォータマークの画像データとを生成し、
    前記印刷手段は、前記オリジナル画像データと前記ウォータマークの画像データとを印刷出力する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理システム。
  4. 前記検出手段によって前記ウォータマークが検出されなかった場合に、
    前記入力手段によって入力された画像データを前記オリジナル画像データとして当該オリジナル画像データの情報を表すウォータマークの画像データを生成するマーク生成手段と、
    前記入力手段によって入力された画像データと前記マーク生成手段で生成されたウォータマークの画像データとを合成する合成手段と
    を有し、
    前記印刷手段は、前記合成手段で合成された画像データを印刷出力する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理システム。
  5. 前記生成手段は、前記解析手段で前記ウォータマークを解析した結果、前記オリジナル画像データの情報が当該オリジナル画像データの記憶場所を示す情報であった場合に、当該記憶場所から前記オリジナル画像データを読み出して生成する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理システム。
  6. 前記マーク生成手段は、前記入力手段によって入力された画像データを前記オリジナル画像データとして記憶手段に記憶するとともに、その記憶場所を、前記オリジナル画像データの情報として表すウォータマークの画像データを生成する
    ことを特徴とする請求項4記載の画像処理システム。
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