JP5743410B2 - 印刷制御装置、方法及びプログラム - Google Patents

印刷制御装置、方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、連続シートを用いて印刷を行うための印刷制御装置、方法及びプログラムに関する。
従来、ロール紙等の連続紙(連続シート)に画像を印刷させるものにおいて、連続紙の残量を検知し、この検知した残量より少ない用紙使用量の印刷ジョブを実行されるものが知られている(特許文献1参照)。
特開2005−169918号公報
しかしながら、特許文献1に記載のものでは、検知した残量と印刷ジョブで使用した用紙量の差分が無駄になってしまう。残量の誤検知があった場合、その差分はさらに大きくなる恐れもある。
一方、連続紙の後端まで印刷を行うようにした場合、実際に印刷処理を実行してみるまで用意した印刷データのどこまで印刷できるかわからないため、連続紙を交換した後の印刷データは先の連続紙がなくなった後でなければ用意できず、処理が遅くなってしまう。
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたもので、連続シートへの印刷に際し、連続シートを無駄なく使用可能とするとともに、効率的に印刷処理を実行可能な印刷制御装置、方法及びプログラムを提供するものである。
上記課題を解決するため、本発明の印刷制御装置は、シート供給部から供給される連続シートへの印刷を印刷部に実行させることが可能な印刷制御装置であって、印刷データに基づく複数の画像を前記シート供給部から供給される連続シートに連続して前記印刷部に印刷させる印刷制御手段と、前記シート供給部から供給される第1の連続シートに印刷するための印刷データを複数含む第1のグループ、及び前記シート供給部に新たにセットされる又は前記シート供給部とは異なる第2のシート供給部から供給される第2の連続シートに印刷するための印刷データを含む第2のグループを生成する生成手段と、前記第1のグループに含まれる印刷データに基づく画像のうち、前記印刷部により第1の連続シートに印刷が正しく行われた画像を特定する特定手段と、を備え、前記生成手段は、前記第1の連続シートの残量を超える印刷データを受け付けた場合、前記印刷部による前記第1のグループの印刷完了前に、前記第1の連続シートの終端部に配置される印刷データを、前記第2のグループの先頭に割当てて前記第2のグループを生成し、前記印刷制御手段は、前記第2の連続シートに、前記第2のグループに割り当てた前記印刷データに基づく画像のうち、前記特定手段で特定された画像の続きとなる画像から前記印刷部に印刷を開始させる。
本発明によれば、連続シートの終端にかかる印刷データが、連続シートの切り替えが行われた後、または新たにセットされた場合に印刷させるための印刷データの先頭にも割り当てられる。従って、シートの切り替えが行われた後、または新たにセットされた後の印刷を効率的に行うことができる。
本発明の実施形態の一例である画像形成装置の構成を示す図である。 図1の画像形成装置の制御に関わる構成を示すブロック図である。 本実施形態による処理の流れを示すフローチャートである。 印刷ページ順の決定処理の流れを示すフローチャートである。 途中でシートがなくなった場合の処理の流れを示すフローチャートである。 複数の印刷ジョブの印刷順序を示す図である。 印刷データの割り当てを示す図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。なお、この実施の形態で用いる装置の各構成要素の相対配置、装置形状等は、あくまで例示であり、それらのみに限定するものではない。
図1は、本実施形態における印刷制御装置の一例となる画像形成装置の概略構成を示す図である。図1の画像形成装置は、印刷機能のみを有したものを示すが、これに限らず、原稿上の画像を読取る読取装置をさらに備えて複写機として機能するものや他の機能を加えた複合装置としてもよい。また、印刷処理を行う記録材(被記録媒体または記録シート)としてロールシートを用いたものを例に説明するが、連続シートとしては、ロール状となったもの以外でもよい。また、連続シートの切断は、画像形成装置が自動的に切断するものであってもよいし、ユーザがマニュアル指示を行って切断するものであってもよい。記録材の材質も紙には限らず、印刷処理可能なものであれば種々のものを用いることができる。また、画像形成装置は、連続シートへの印刷のみではなく、所定のサイズに予めカットされたカットシートへの印刷をも可能な画像形成装置としてもよい。また、印刷方式は後述する画像印刷用液体インクを用いたインクジェット方式による画像の印刷には限らない。記録剤として固形インクを用いてもよいし、トナーを用いた電子写真方式や昇華方式など種々のものを採用可能である。また、複数色の記録剤を用いたカラー記録を行うものには限らず、黒色(グレーを含む)のみによるモノクロ記録を行うものとしてもよい。また、印刷は、可視画像の印刷には限らず、不可視もしくは視認が困難な画像の印刷としてもよいし、一般的な画像以外の、例えば配線パターン、部品の製造における物理的パターン、DNAの塩基配列等のプリントなど種々のものの印刷としてもよい。つまり、記録剤を記録材に付与可能なものであれば種々のタイプの記録装置に適用可能である。また、図1の画像形成装置と接続された外部装置からの指示で当該画像形成装置における印刷処理の動作を制御させる場合、この外部装置が印刷制御装置となる。
図1は、記録材としてロールシート(搬送方向において印刷単位(1ページ)の長さよりも長い連続した連続シート)を用いた画像形成装置の全体構成の概略を示す断面図である。画像形成装置は、以下の構成要素101〜115を含み、これらが1つの筐体内に配置される。ただし、これらの構成要素を複数の筐体に分けて構成してもよい。
制御ユニット108は、コントローラ(CPUまたはMPUを含む)やユーザインターフェース情報の出力器(表示情報や音響情報などの発生器)、各種I/Oインターフェースを備えた制御部を内蔵し、画像形成装置全体の各種制御を司る。
ロールシートを供給するユニットとして上段シートカセット101aと下段シートカセット101bの2基を備える。使用者はロールシート(以下、シート)をマガジンに装着してから画像形成装置本体に装填する。上段シートカセット101aから引き出されたシートは図中a方向に、下段シートカセット101bから引き出されたシートは図中b方向にそれぞれ搬送される。いずれのカセットからのシートも図中c方向に進行して搬送ユニット102に到達する。搬送ユニット102は、複数の回転ローラ104を通して印刷処理中にシートを図中d方向(水平方向)に搬送する。給紙元のシートカセットを一方から他方に切り替える際は、既に引き出されているシートをカセット内に巻き戻し、新たに給紙させるシートがセットされているカセットから新たに給紙する。
搬送ユニット102の上方にはヘッドユニット105が搬送ユニット102と対向して配置される。ヘッドユニット105では複数色(本実施形態では7色)分の独立した印刷ヘッド106がシートの搬送方向に沿って保持されている。本例ではC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、LC(ライトシアン)、LM(ライトマゼンタ)、G(グレー)、K(ブラック)の7色に対応した7つの印刷ヘッドを有す。もちろん、これら以外の色を用いたものでもよいし、これらの全てを用いる必要もない。本画像形成装置は、搬送ユニット102によるシートの搬送に同期させて、印刷ヘッド106からインクを吐出させてシート上に画像を形成する。なお、印刷ヘッド106はインクの吐出先が回転ローラ104と重ならない位置に配置される。インクはシートに直接吐出させるのに代え、中間転写体にインクを付与した後、そのインクをシートに付与することによって画像を形成させるものとしてもよい。これら搬送ユニット102、ヘッドユニット105、印刷ヘッド106を含んで印刷ユニットが構成されている。インクタンク109は各色のインクを独立して貯蔵する。インクタンク109からはチューブによって各色に対応して設けられたサブタンクまでインクが供給され、サブタンクから各印刷ヘッド106までチューブを介してインクが供給される。印刷ヘッド106は、印刷時の搬送方向d方向に沿って各色(本実施形態では7色)のラインヘッドが並んでいる。各色のラインヘッドは、継ぎ目無く単一のノズルチップで形成されたものであってもよいし、分割されたノズルチップが一列又は千鳥配列のように規則的に並べられたものであってもよい。本実施形態では、本装置が使用可能な最大サイズのシートの印刷領域の幅分をカバーする範囲にノズルが並んでいる所謂フルマルチヘッドとする。ノズルからインクを吐出するインクジェット方式は、発熱素子を用いた方式、ピエゾ素子を用いた方式、静電素子を用いた方式、MEMS素子を用いた方式等を採用することができる。印刷データに基づいて各ヘッドのノズルからインクが吐出されるが、吐出のタイミングは搬送用エンコーダ103の出力信号によって決定される。なお、本実施形態では記録剤としてインクを用いたインクジェット方式のプリンタに限定されない。サーマルプリンタ(昇華型、熱転写型など)、ドットインパクトプリンタ、LEDプリンタ、レーザープリンタなどの電子写真方式など、様々な印刷方式に適用可能である。
シートに画像が形成された後、当該シートは搬送ユニット102から、スキャナユニット107まで搬送される。スキャナユニット107では、シート上の印刷画像や特殊パターンを光学的に読取って印刷画像に問題がないかどうかの確認や、インクの吐出状態を含む本装置の状態確認等を行う。本実施形態では、画像の確認方法において、ヘッドの状態の確認するためのパターンを読み込むことによるインクの吐出状態を確認するものでもよいし、元画像との比較を行うことによる印刷の成否を確認するものでもよい。確認の方法は種々のものの中から適宜選択することが可能である。
シートはスキャナユニット107近傍からe方向に搬送され、カッタユニット110に導入される。カッタユニット110ではシートを所定の印刷単位の長さ毎に切断する。印刷する画像サイズに応じてこの所定の印刷単位の長さは異なる。例えばL版サイズの写真では搬送方向の長さは135mm、A4サイズでは搬送方向の長さは297mmとなる。カッタユニット110は、片面印刷の場合はページ単位でシートを切断するが、印刷ジョブの内容によってはページ単位で切断しない場合もある。また、カッタユニット110は両面印刷の場合、シートの第1面(たとえばおもて面)はページ単位で切断せずに所定の長さ分まで画像を連続して印刷し、第2面(たとえば裏面)を印刷した場合にページ単位で切断する。なお、カッタユニット110は、片面印刷や両面印刷の裏面印刷に際し、1枚の画像毎に切断するものに限らない。所定の長さ分搬送されるまで切断せず、所定の長さまで搬送された後で切断し、1枚(1頁)の画像毎に切り離すのは別のカッタ装置で手動操作等によって切断するものとしてもよい。またシートの幅方向に関しては、切断が必要な場合、別のカッタ装置を用いて切断することになる。
カッタユニット110から搬送されたシートは、ユニット内を図中f方向に搬送され、裏面印字ユニット111に搬送される。裏面印字ユニット111は、シートの片面のみに画像を印刷する場合に、シートの裏面に所定の情報を印刷させるためのユニットである。シートの裏面に印刷する情報としては、印刷画像毎に対応した文字、記号、コード等の情報(例えば、オーダー管理用番号等)が含まれる。裏面印字ユニット111は、印刷ヘッド106が両面印刷の印刷ジョブのための画像を印刷する場合、印刷ヘッド106が画像を印刷する領域以外に上記のような情報を印刷する。裏面印字ユニット111は、記録剤の押印、熱転写、インクジェットなどの方式を採用可能である。
裏面印字ユニット111を通ったシートは、次に乾燥ユニット112に搬送される。乾燥ユニット112は、インクが付与されたシートを短時間で乾燥させるために、ユニット内を図中g方向に通過するシートを温風(加温された気体(空気))で加熱するユニットである。なお、乾燥の方法は温風を用いるのに代え、冷風、ヒーターによる加温、待機させることのみによる自然乾燥、紫外光等の電磁波の照射など種々のものも採用可能である。印刷単位長さに切断されたシートは1枚ずつ乾燥ユニット112内を通過して、図中h方向に搬送されて仕分けユニット114に搬送される。仕分けユニット114は、複数のトレー(本実施形態では18個)を保持しており、印刷単位の長さ等に応じでシートの排紙先のトレーを区別する。各トレーにはトレー番号が割り当てられている。仕分けユニット114では、ユニット内を図中i方向に通過するシートを、各トレー上に設けられたセンサでトレーの空きやシートが満載か否かなどを確認しながら印刷画像毎に設定されたトレー番号に対応するトレーに排紙していく。切断されたシートの排出先となるトレーは、印刷ジョブの発行元(ホスト装置)で特定のものが指定される場合や、画像形成装置側で空いているトレーが任意に指定される場合がある。1つのトレーには予め決められた枚数まで排紙可能である。この予め決められた枚数を超える印刷ジョブの場合、複数のトレーに跨って排紙される。トレーに対して排紙可能なシートの枚数やサイズ、種類などは、そのトレーの大きさ(タイプ)等によって異なっている。図1において縦(上下)に並んでいるトレー(以下、大トレー)群は大サイズ(A4サイズ等、L版サイズより大きいもの)のシート、小サイズ(L版サイズ)の両方のシートの排紙が可能である。また、横(左右)に並んでいるトレー(以下、小トレー)群は小サイズ(L版サイズ)のシートの排紙が可能であるが大サイズのシートの排紙はできない。そして、大トレーの方が小トレーより排紙可能なシートの出力枚数が多い。また、シート排紙中や排紙完了等の状態は、表示器を用いてユーザが識別可能にする(例えば、LED等を用いる)。例えば、トレーのそれぞれに互いに異なる色で発光する複数のLEDを設け、点灯しているLEDの色や点灯状態か点滅状態かなどによって各トレーの種々の状態をユーザに通知可能である。また、複数のトレーのそれぞれには優先順位を付すことができ、画像形成装置200は、印刷ジョブを実行するにあたり、空いている(シートが存在しない)トレーを、優先順位に従って順にシートの排出先として割り当てていく。デフォルトでは、大トレーは上のトレーほど優先順位が高く、小トレーは左側ほど優先順位が高い。また大トレーより、小トレーの優先順位が高い。この優先順位はユーザがシートを取り出しやすい位置の優先順位を高くしてやればよいが、ユーザによる操作等で適宜変更可能なものとする。
シート巻取りユニット113は、ページ毎に切断されずにおもて面が印刷されたシートの巻取りを行う。両面印刷の際にはまずおもて面に画像形成が行われたシートを、カッタユニット110でページ単位では切断せず、連続したおもて面の印刷が終了した後に切断する。おもて面が印刷されたシートは、ユニット内を図中のj方向に通過し、シート巻取りユニット113が巻取る。そして、一連のページ分のおもて面の画像形成が終了して、巻き取られたシートは、先のおもて面とは反対面を印刷可能な面にして、つまり印刷ヘッド106に対向させる面を反転させて、再度ユニットの図中のk方向に搬送される。このように搬送させることで、先のおもて面とは反対の裏面の画像の印刷を行わせる。通常の片面印刷の場合は、画像が印刷されたシートは、シート巻取りユニット113による巻取りを行わせずに仕分けユニット114に搬送される。
このように、両面印刷の際は、シート巻取りユニット113を用いてシートの巻取りを行い、シートを反転させて裏面の印刷を行うため、片面印刷のときと両面印刷のときとでは仕分けユニット114への排紙の際のシートの面が異なる。即ち、片面印刷の場合はシート巻取りユニット113を用いたシートの反転が行われないので、先頭ページの画像が印刷されたシートは先頭ページの画像が下を向いた状態で排紙される。そして1つの印刷ジョブが複数ページあるジョブの場合、先頭ページのシートからトレーに排紙され、以後後続のページへと順次排紙されシートが重なっていく。このような排紙をフェイスダウン排紙と呼ぶ。一方、両面印刷の場合はシート巻取りユニット113を用いたシートの反転が行われるので、先頭ページの画像が印刷されたシートは先頭ページの画像が上を向いた状態で排紙される。そして1つの印刷ジョブが複数枚のシートの出力を行うジョブの場合、最後のページを含むシートからトレーに排紙され、以後若いページのシートへと順次排紙されシートが重なっていき、最終的に先頭ページの画像が印刷されたシートが排紙される。このような排紙をフェイスアップ排紙と呼ぶ。
操作ユニット115は、ユーザが種々の操作を行ったり、ユーザに種々の情報を通知したりするためのユニットである。例えば、ユーザに指定された画像が印刷されたシートはどこのトレーに積載されているか、あるいは当該画像が印刷中か印刷終了かなど、オーダー毎の印刷状況の確認が可能である。また、インク残量や、シートの残量等、装置の各種状態の確認、ヘッドクリーニング等の装置メンテナンスの実施の指示を行うためにユーザが操作/確認可能である。
図2は、図1で示した画像形成装置における制御に関わる構成を説明するためのブロック図である。画像形成装置200は図1に示した画像形成装置である。
図2に示したメイン制御部201、画像処理部207、スキャナ制御部208、エンジン制御部209、モータ制御部210、ヘッド制御部211、ソーター制御部212が主に制御ユニット108に含まれる。これらは、システムバス214を介して互いに通信可能である。
メイン制御部201には、中央演算処理部(CPU)202、ROM203、RAM204、外部I/F205、HDD206が含まれ、これらはシステムバス213を介して互いに通信可能である。メイン制御部201は画像形成装置200全体の制御を司る。
CPU202は、マイクロプロセッサ(マイクロコンピュータ)形態の中央演算処理部であり、プログラムの実行やハードウェアの起動により画像形成装置200全体の動作を制御する。ROM203は、CPU202が実行するためのプログラムや画像形成装置200の各種動作に必要な固定データを格納する。RAM204は、CPU202がワークエリアとして用いられたり、種々の受信データの一時格納領域として用いられたり、各種設定データを記憶させたりする。外部I/F205は画像形成装置200に外部装置を接続するためのものである。外部I/F205はローカルI/FであってもネットワークI/Fであってもよい。また、外部I/F205は、有線による接続であっても無線による接続であっても構わない。HDD206は、CPU202等が実行するためのプログラム、印刷データ、画像形成装置200の各種動作に必要な設定情報を、内蔵するハードディスクに記憶させたり、読み出したりすることが可能である。なお、HDD206に代えて、他の大容量記憶装置としてもよい。
画像処理部207は、画像形成装置200で扱う印刷データ(例えば、ページ記述言語で表されたデータ)の画像データ(ビットマップ画像)への展開(変換)を含む各種画像処理を行う。入力された印刷データに含まれる画像データの色空間(たとえばYCbCr)を、標準的なRGB色空間(たとえばsRGB)に変換する。また、画像データに対し、有効な(画像形成装置200が印刷処理可能な)画素数への解像度変換、画像解析、画像補正等、様々な画像処理が必要に応じて施される。これらの画像処理によって得られた画像データは、内部のRAM、RAM204または、HDD206に格納される。なお、画像処理部207には、メイン制御部201と同様に、システムバスを介して互いに接続されたCPU、ROM、RAMが含まれ、ROMに格納されたプログラムに従い、CPUが上記のような画像処理を実行する。
スキャナ制御部208は、CPU202等から受信した制御コマンドに応じて、イメージセンサーの制御を行い、シート上の画像を読取り、赤(R)、緑(G)および青(B)色のアナログ輝度データを取得し、デジタルデータに変換する。イメージセンサーとしては、CCDイメージセンサーやCMOSイメージセンサー等を採用可能である。また、イメージセンサーはリニアイメージセンサーとしてもエリアイメージセンサーとしてもよい。また、スキャナ制御部208は、イメージセンサーの駆動指示、該駆動に基づくイメージセンサーの状況取得を行い、イメージセンサーから取得した輝度データを解析し、印刷ヘッド106からのインクの不吐やシートの切断位置の検出等を行う。スキャナ制御部208で画像が正しく印刷されていると判定されたシートは、シート上のインクの乾燥処理が施された後に、指定された仕分けユニットのトレーに排紙される。また、スキャナ制御部208にも、メイン制御部201と同様に、システムバスを介して互いに接続されたCPU、ROM、RAMが含まれ、ROMに格納されたプログラムに従い、CPUが上記のような読取処理を実行する。
エンジン制御部209は、CPU202等から受信した制御コマンドに応じて、印刷データに基づく画像をシート上に印刷する処理の制御を行う。エンジン制御部209は、印刷処理に際して、ヘッド制御部211、モータ制御部210、スキャナ制御部208及びソーター制御部212の制御を行い、一連の印刷処理を実行する。即ち、エンジン制御部209により印刷ヘッド106を用いたインクの付与、シートの搬送、イメージセンサーを用いた画像の成否、仕分けユニット114のトレーを用いたソートが制御される。制御コマンド、各種データ、ステータス信号等は、システムバス214を介してメイン制御部201と送受信する。またエンジン制御部209にも、メイン制御部201と同様に、システムバスを介して互いに接続されたCPU、ROM、RAMが含まれ、ROMに格納されたプログラムに従い、CPUが上記のような印刷処理を制御する。
モータ制御部210は、エンジン制御部209から受信した制御コマンドに応じて、給紙ローラの駆動指示、搬送ローラの駆動指示を行い、これらを動作させるモータの制御を行う。また、搬送ローラの回転状況取得等を行い、シートを適切な速度及び経路で搬送および停止させ、またシートを搬送させた長さを計測する。またモータ制御部210にも、メイン制御部201と同様に、システムバスを介して互いに接続されたCPU、ROM、RAMが含まれ、ROMに格納されたプログラムに従い、CPUが上記のようなモータ関係の処理を制御する。
ヘッド制御部211は、各色の印刷ヘッド106へのインク吐出指示や、記録媒体上でのドット位置(インクの着弾位置)を調整するための吐出タイミング設定、ヘッド駆動状態取得に基づく調整等を行う。エンジン制御部209から受信した制御コマンドに従い、印刷データに応じて印刷ヘッドの駆動制御を行い、印刷ヘッドからインクを吐出させシート上に画像を形成させる。またヘッド制御部211にも、メイン制御部201と同様に、システムバスを介して互いに接続されたCPU、ROM、RAMが含まれ、ROMに格納されたプログラムに従い、CPUが上記のような印刷ヘッド106を用いた処理を制御する。
ソーター制御部212は、シートを仕分けユニット114の各トレーに排出するため、エンジン制御部209から受信した制御コマンドに応じて、シートの搬送経路の指示、トレーの切替え指示などの制御を行う。また、ソーター制御部212は、各トレーのシート検出センサの出力に基づき、各トレー上のシートのあり/なしも検出可能である。またソーター制御部212にも、メイン制御部201と同様に、システムバスを介して互いに接続されたCPU、ROM、RAMが含まれ、ROMに格納されたプログラムに従い、CPUが上記のような仕分けユニット114を用いた処理を制御する。
ホスト装置215は、上述した外部装置に対応し、本画像形成装置200の外部に接続され、画像形成装置200に印刷を行わせるための画像データの供給源となる装置であり、種々の印刷ジョブのオーダーを発行する。ホスト装置215は、汎用のパーソナルコンピュータ(PC)として実現してもよいし、他のタイプのデータ供給装置としてもよい。他のタイプのデータ供給装置としては、画像をキャプチャーして画像データを生成する画像キャプチャー装置がある。画像キャプチャー装置は、原稿上の画像を読取って画像データを生成するリーダ(スキャナ)、ネガフィルムやポジフィルムを読取って画像データを生成するフィルムスキャナなどである。また、画像キャプチャー装置の他の例として静止画を撮影してデジタル画像データを生成するデジタルカメラ、動画を撮影して動画像データを生成するデジタルビデオもある。その他、ネットワーク上にフォトストレージを設置したり、着脱可能な可搬性メモリを挿入するソケットを設けたりし、フォトストレージや可搬性メモリに格納された画像ファイルを読み出して画像データに生成して印刷するものとしてもよい。また、汎用的なPCに代え、本画像形成装置専用の端末とするなど、種々のデータ供給装置としてもよい。これらのデータ供給装置は画像形成装置の構成要素としてもよいし、画像形成装置の外部に接続した別の装置としてもよい。また、ホスト装置215をPCとした場合、PCの記憶装置に、OS、画像データを生成するアプリケーションソフトウェア、画像形成装置200用のプリンタドライバがインストールされる。プリンタドライバは、本画像形成装置200を制御したり、アプリケーションソフトウェアから供給された画像データを画像形成装置200が扱える形式に変換して印刷データを生成したりする。また、印刷データから画像データへの変換をホスト装置215側で行ってから画像形成装置200に供給するようにしてもよい。なお、以上の処理の全てをソフトウェアで実現することは必須ではなく、一部または全部をハードウェアによって実現するようにしてもよい。ホスト装置215から供給される画像データやその他のコマンド、更にステータス信号等は、外部I/F205を介して画像形成装置200と送受信可能である。
なお、以上の例では、各機能ブロックがそれぞれCPUを備えるものとしたが、これには限らない。各機能ブロックのいくつかがCPUを備えず、メイン制御部201から、またはメイン制御部201及びエンジン制御部209からの制御で動作するものなどとしてもよい。また、各機能ブロックは図2に示した構成以外の分担のさせ方により個別の処理部または制御部として適宜分割したり、いくつかを統合したりするなど、種々の形態を採用可能である。また、メモリからのデータの読み出しにはDMAC(Direct Memory Access Controller)も用いることもできる。
次に以上の構成において、画像形成装置200により印刷ジョブを実行する際の処理の流れについて説明する。図3は、画像形成装置200が両面印刷の印刷ジョブを受け付け、この印刷ジョブを実行する際の処理の流れを示すフローチャートである。このフローチャートは、図2に示した各機能ブロックのCPUが、ROMまたはHDD206に格納されている制御プログラムをRAMにロードし、それを実行することにより行われる処理の流れを示す。なお、印刷ジョブには、印刷データのほか、シート切断後のサイズを示す出力シートサイズ、シートの材質を示すシート種(普通紙、光沢紙、コート紙、フィルム等)、印刷モード(片面印刷、両面印刷、製本印刷等)などが含まれる。また、ユーザによる操作ユニット115からの操作でシートカセット101a、101bにそれぞれセットされているシートのサイズ(ロール幅)とシート種がRAM204またはエンジン制御部209のRAMに登録されているものとする。
S301において、外部I/F205を介して印刷ジョブを受け付けると、この印刷ジョブの処理を開始する。受け付けた印刷ジョブは一旦HDD206に蓄積される。そして、S302において、受け付けた印刷ジョブの印刷ページ順を決定する。
図4は、S302における処理の詳細を示すフローチャートである。このフローチャートはCPU202がROM203またはHDD206に格納されている制御プログラムをRAM204にロードし、それを実行することにより行われる。
画像形成装置200は、複数の印刷ジョブの境目でシートを切断せずに(印刷データを結合して)印刷を継続させることが可能である。そして、このように複数の印刷ジョブの印刷データを結合させることを許可するかどうか(結合設定ON/OFF)はユーザにより操作ユニット115から設定可能である。そして、ここで設定された結合設定ON/OFFの内容はRAM204に記憶される。S401では、RAM204の内容を参照し、結合設定がONとなっているかどうか判断する。
ここで結合設定がOFFになっている場合は、複数の印刷ジョブにおける結合が行わないので、S402に進み、1つの印刷ジョブの中で印刷ページ順序を決定する。印刷ページ順は印刷レイアウト(片面印刷、両面印刷、製本印刷の内容(綴じ方等)等)に従って決定される。このとき、印刷レイアウトやシート種別(サイズ、シート種)等の印刷設定に応じてシートを切断させる位置も決定する。ここで、サイズとはISO A系列やB系列などの2次元での大きさを表すサイズを指し、シート種とは普通紙、光沢紙などのシートの材質を指す。シートの両面に印刷する場合は、同一面(第1面)の印刷を連続して行い、その後、反対面の印刷を、第1面とは逆の順序で連続して印刷させるようページ順を決定する。例えば、1〜6ページの印刷データを、ページの若い順におもて/裏と配置させる場合、まずおもて面として1、3、5ページの順に画像を印刷させ、次にシート反転後、6、4、2ページの順に印刷させる。裏面から印刷させる場合は、裏面を第1面としてまず6、4、2ページをこの順に印刷させ、シート反転後、1、3、5ページをこの順に印刷させる。後者の場合、片面印刷と同様にフェイスダウン排紙となる。以上のページ順での印刷により、シートの反転回数が1回で済み、ジョブ処理の効率化が図れる。製本印刷の場合は、ページの並び順が異なる場合があるが、やはり同一面の印刷が連続するようにページ順を決定する。ただし、同一面に配置されるページ間で印刷設定(シート種別)が異なる場合、シートの供給元を変更したりシートを交換したりする必要が出てくる。従って、両面印刷において第1面に配置すべきページで同一の印刷設定のものを連続して印刷させるようにし、印刷設定が異なるところで一旦シートを切断させるよう決定する。その後、反対面の印刷を行わせ、新たにシートを給紙し残りの印刷を行わせるよう決定する。従って、ここでは印刷ジョブにおいて指定されている印刷設定のうち、シート種別に関わる設定が同一設定かどうかを判断し、それ以外は異なっていても連続して印刷させる対象とする。即ち、シートの同一面(第1面)に配置される隣り合った画像同士のシート種別を比較し、使用すべきシートが同一であるか判定する。また、シートの両面に印刷する場合、反対面の印刷設定も同一である必要があるが、シート種別に関する部分では、第1面の印刷設定とその反対面の印刷設定とが異なる場合、印刷ジョブを開始する前にエラーとするため、第1面同士の比較で十分である。また、ここでは印刷設定のうちシート種別に関わる部分のみを比較するものとしたが、その他の設定(画質モード等)であっても連続して実行すべきでない設定があれば、同一ではないという判断を行うようにしてもよい。
S401で結合設定がONになっていると判断された場合はS403に進み、今回の印刷処理で使用すべきシートの残量を検知する。具体的には、カセット101aまたは101bにセットされている、今回使用するシートのロール部分の直径(または半径)、シートをセットしたときにシートの長さとこれまでに使用したシートの長さのカウント値の差分等から検知する。ここでの検知結果は、実際の残量を超えない長さとなるようにするのが好ましい。検知した残量はRAM204に記憶する。
そしてS404において、受け付けている1つまたは複数の印刷ジョブの第1面に配置すべき複数ページの画像が、S403で検知したシートの残量に追加領域α分を加えた長さとなる分に渡って同一の印刷設定であるか判断する。比較対象はシートの同一面に配置される隣り合った画像同士であり、順次比較対象を切り替えていく。ここで比較する印刷設定は上記1つのジョブ内での比較と同様に使用可能なシートサイズ、使用すべきシート種である。印刷レイアウトは異なっても構わない。このときの複数ページの画像の長さはページ間に余白を設ける場合、その余白も加えた長さである。また、検知したシート残量分に相当する印刷データはページの区切りとなるため印刷ジョブの内容によってS403で検知した残量とはずれることもある。また、αは、予め決められた長さAより長くBより短い長さ(A<B)で後端がページの区切りとなるものである。αは印刷ジョブの内容により、1ページとなる場合も複数ページとなる場合もある。αをどれぐらいの長さ分とするかは検知したシート残量やその他の条件で変動させてもよい。
S405では、シート残量+α分のページの結合が可能かどうかを判断する。ここでの判断は、次の(1)、(2)を基準に判断する。(1)結合されたページ群において使用するシートの長さが予め決められた長さを超えていないこと。これは両面印刷に際して先行する印刷ジョブの出力が遅くなり過ぎないようにするためである。(2)結合されたページ群において使用すべき仕分けユニット114のトレーが空いていること。これはトレーが空いていないことにより印刷が滞ってしまうことを防ぐためである。なお、このように同一面に配置され、連続して印刷される複数ページの画像群をジョブグループと呼ぶ。1つのジョブグループの印刷に際しては同一面の印刷の途中でシートの切断が行われず、続けて(連続して)印刷が実行される。ここで結合可能と判断された場合、S406に進み、検知されたシート残量分に相当する印刷データと追加領域α分に相当する印刷データとを結合した(連続させた)1つのジョブグループを生成する。ここで生成されたジョブグループ内では、印刷モードに応じてページ順が決定される。両面印刷の場合、反対面に配置される画像の印刷順(ページ順)も決定される。そして、S407では追加領域α分の印刷データが次のジョブグループへも繰り越される(割り当てられる)。即ち、α分の印刷データは前後する2つのジョブグループで重複させる。
S407においてシート残量分+α分全ての印刷設定(シート種別)が同一ではなかった(一部でも同一でないページがあった)と判断された場合は、S408に進み、先頭から同一設定であった分の結合を行い1つのジョブグループを生成する。結合を行う前に、ここでもS405のように結合の可否の判断が行われるが、ここでの詳細な説明は省略する。同一の印刷設定となるものがなかった場合には結合は行われない。そしてS409において処理対象のうち先のジョブグループに入らなかった残りのページは次のジョブグループとする。ここには追加領域α分は加わらない。そして各ジョブグループ内での印刷順序が決定される。
S405で結合可能と判断されなかった場合も、S410、411においてS408、409と同様に先頭から同一の印刷設定であるページ分の結合と、残りのページを次のジョブグループに回す処理とが行われる。なお図4の処理では、外部I/F205がネットワークI/Fであった場合、ネットワーク上に存在する複数のホスト装置の種々のユーザから発行された種々の印刷ジョブが結合対象となる。
以上のようにして印刷ページ順が決定されると、S303に進み、シートの第1面(ここではおもて面とする)への印刷を開始する。即ち、CPU202は決定した印刷順序に従って各ページの印刷データを画像処理部207に供給する。画像処理部207のCPUはおもて面の印刷データの印刷処理可能な形式への変換(画像データへの展開処理)を行い、この画像データをHDD206に格納する。そして、この生成された画像データを上記ページ順にエンジン制御部209に供給する。このとき、シートのどちらの面に印刷するための画像データであるか、ページ番号、そして印刷ジョブを特定可能な情報も画像データとともにエンジン制御部209に通知される。
この画像データを受信したエンジン制御部209のCPUは印刷する画像のサイズ及び使用すべきシートのシート種に応じたシートカセット101aまたは101bからシートを給紙させる。そして、エンジン制御部209のCPUは、搬送ユニット102によってシートをヘッドユニット105による印刷位置まで搬送させ、順次シートのおもて面への画像データに基づく画像の印刷を行い、スキャナユニット107の読取位置までシートを搬送させる。画像が正しく印刷されているかどうかが、スキャナユニット107により印刷済みの画像を読取ることにより得た画像データの内容に基づき確認されるとともにカッタユニット110の方へ搬送される。ここで画像が正しく印刷されていると確認された場合は、カッタユニット110によるページ単位での切断を行わず、各ページが繋がった状態のまま乾燥ユニット112を通過させてインクの乾燥処理を行ってからシート巻取りユニット113による巻取りを行わせる。一方、画像が正しく印刷されていないことが確認された場合は、エンジン制御部209のCPUは正しく印刷されていないページを排出すべくカッタユニット110による切断を行わせる。そして、この切断されたシートを、仕分けユニット114の各トレーのうち、不良物を排紙するトレー(例えば最下部にあるトレー)に排紙させる。そしてCPU202は正しく印刷されなかった分の再印刷を行うべく、エンジン制御部209へ再度画像データを供給してそれ以降の上記処理を繰り返す。
以上のようにS303によるおもて面の画像の印刷と並行してエンジン制御部209のCPUはS304において追加ページの有無を判断する。これは、先に決定した印刷順序に基づく印刷を行っている間も画像形成装置200は新たな印刷ジョブを順次受け付け、HDD206に格納しており、これも連続して印刷を行わせる対象とした方が効率的だからである。S304における追加ページの有無は、S302(図4)と同様に行えばよい。そして追加ページありと判断された場合は、S305でジョブグループへの印刷ページの追加を行い、おもて面の印刷が終了するまで処理を継続する。
S303におけるおもて面の全てのページの印刷が完了し、追加ページもないと判断された場合、S306に進み、エンジン制御部209のCPUはカッタユニット110によりおもて面の印刷済みのシートの切断を行わせる。そして、S307において、シート巻取りユニット113に巻き取ってあるおもて面が印刷済みのシートを、第1面と反対の面がヘッドユニット105の側に向くように搬送ユニット102に再搬送し、S308において裏面の印刷を実行する。裏面の印刷に関してはおもて面と同様であるため詳細な説明は省略するが、裏面の印刷に際しては、ページ単位で(製本印刷の場合は2ページ分の場合もある)カッタユニット110によるシートの切断を行う。そして、切断されたシートは仕分けユニット114のトレーに排紙される。
そして、図4の処理に基づき別のジョブグループとすることに決まった後続の印刷ジョブを実行すべく、HDD206に蓄積されている印刷ジョブに関して図3のフローを繰り返す。このとき使用するシートは先の印刷ジョブで使用したカセットではない方のカセット、あるいは先の印刷ジョブで使用したカセットに新たにシートをセットして使用することになる。ただし、後続のジョブグループのための画像処理部207における処理までは先のジョブグループの印刷処理と並行して行っておく。これにより、エンジン制御部209は複数のジョブグループのための処理を継続して行えるため、多数の印刷ジョブを効率的に処理することが可能となる。
図6(b)は、以上の処理によってページ間の結合を行った場合の印刷順序を示す図である。互いに異なる印刷ジョブである、ジョブA、ジョブB、ジョブCが入力され、これらのジョブが図に示すような配置で印刷するよう指示されたとする。また、シートの同一面に配置される各ページのシート種別に関わる印刷設定は同一であったとする。
そして、図3、4の処理に従ってページ間の結合(ジョブグループの形成)を行うと、次の順序となる。即ち、ジョブAの1ページ目、ジョブAの3ページ目、ジョブBの1ページ目、・・・、ジョブCの3ページ目を印刷し、<シート切断+反転>、ジョブCの4ページ目、ジョブCの2ページ目、・・・、ジョブAの2ページ目の順に印刷する。従って、3つの印刷ジョブを実行するにあたってシートの切断及び反転は1回で済む。
一方、図3、4の処理を行わず、1つの印刷ジョブ単位で印刷を実行すると図6(a)に示す手順となる。即ち、ジョブAの1ページ目、3ページ目を印刷し、<シートの切断+反転>、4ページ目、2ページ目を印刷する。このとき、ジョブAのためのシートを給紙していたシートカセットはシート切断後、シートの巻き戻しを行う。その後、ジョブBの実行のため再度シートの給紙を開始し、ジョブBの1ページ目、3ページ目を印刷し、<シートの切断及び反転>、4ページ目、2ページ目を印刷する。そしてシートの巻き戻し及び再給紙を行ってジョブCについても同様に処理する。従って、この場合には、3つの印刷ジョブを実行するにあたってシートの切断、反転を3回行い、巻き戻し、再給紙を少なくとも2回行う必要がある。
このように、本実施形態によれば、シートの切断、反転、巻き戻し、再給紙の回数をできるだけ減らし、複数の印刷ジョブを非常に効率的に実行可能となる。
次に、S303における第1面の印刷処理に際し、途中でシートがなくなってしまった場合の処理について説明する。図5は、この場合の処理の詳細を示すフローチャートである。このフローチャートは、エンジン制御部209のCPUがエンジン制御部209のROMまたはHDD206に格納されている制御プログラムをエンジン制御部209のRAMにロードし、それを実行することにより行われる。また、ここでは、図4のフローチャートにおいて、1つのジョブグループがS405において残量分+α分の印刷データから生成された場合について説明する。
S501において印刷処理を開始し、S502において1つのジョブグループでシートの第1面に配置すべきページ数分の画像の印刷が終了したか判断する。ここで終了したと判断されれば図3のS306に進んで反対面の印刷に移り、終了していないと判断されればS503に進み、シートが途中でなくなったか判断する。シートがなくなっていない場合、S501による印刷処理を継続する。
S503でシートが途中でなくなったと判断された場合、S504に進み、S406で生成されたジョブグループのうちどのページまで印刷できたかを特定する。ここで印刷ができたページとは、1ページ分の画像が全て正しく印刷されたものを指す。ここで特定された印刷が行えたページの情報はエンジン制御部209のRAMに記憶される。
S505では、ページの途中でシートがなくなり、不完全なページが存在した場合、前のページとの区切りでカッタユニット110によりシートを切断させ、不完全なページが印刷されたシートのみ仕分けユニット114の不良物を排出するためのトレーに排出する。なお、印刷処理がシートの終端にかかる際、シートの残りが1ページ分の長さに満たない場合、最後のページの印刷を行わないようにしてもよい。シートの第1面に正常に画像が印刷されている分は、シート巻取りユニット113から反転されたシートを再搬送させ、S506で反対面の印刷を実行する。ここでは、第1面でどのページまで印刷できたかに応じて、先に決定した印刷ページ順とは変更される。即ち、第1面で正しく印刷が行えたページに対応する反対面のページの画像が、第1面とは逆の順序で印刷されるよう印刷順序が決定される。
そして、反対面への印刷が終了すると、S507に進み、S503でなくなったと判断されたシートと同一のサイズ(ロール幅)で同一のシート種のシートが他方のカセットにセットされているか判断する。即ち、S503でなくなったと判断されたシートの供給元がカセット101aであれば、カセット101bにセットされているシートの種別が同一か否か判断する。S503でなくなったと判断されたシートの供給元がカセット101bであれば、カセット101aにセットされているシートの種別が同一か否か判断する。
ここで同一のサイズ及びシート種のシートが他方のカセットにセットされていたと判断された場合、S508でシート供給元となるカセットを他方に切り替えるとともにS501に戻り、残りのページ(次のジョブグループ)の印刷を行う。ただし、ここでは次のジョブグループの先頭にはα分の印刷データが付加されており、その一部は既に正しく印刷されているため、S504で特定したページの情報を参照し、その続きのページから印刷を行う。即ち、α分の先頭から正しく印刷できたページ分をスキップし、まだ1ページ分の印刷が行えていないページから第1面への印刷を開始する。その後、後続の印刷データの印刷を行い、反対面の印刷へと移る。
S507で同一のサイズ及びシート種のシートが他方のカセットにセットされていないと判断された場合は、S509に進み、操作ユニット115にシートの交換及びセットすべきシートのサイズとシート種を表示するようCPU202に指示する。そして、いずれかのカセットに該当するシートがセットされるとS501からの印刷処理を継続する。
図7は、S405において生成されるジョブグループにおいて第1面に配置される印刷データと、次のジョブグループにおいて第1面に配置される印刷データとを模式的に示した図である。
図7において、701は検知されたシート残量に従った分の印刷データであり、702は追加領域α分の印刷データであり、701と702とで1つのジョブグループが形成される。そして、703はS504において特定された正しく印刷が行えた領域である。704は先のジョブグループにおいて正しく印刷が行えたページの区切りの位置を示し、この位置が次のジョブグループにおいて印刷を開始するページ位置に対応する。705は、704と同一の印刷ページである。そして、706は後続の印刷データである。705と706とでシートの切り替えまたは交換後に実行される次のジョブグループが形成される。
なお、以上の説明では、複数の両面印刷の印刷ジョブを結合させる例について説明したが、両面印刷の印刷ジョブと片面印刷のジョブを結合させたり、複数の片面印刷を結合させたりしてもよい。片面印刷の複数の印刷ジョブを結合する場合であってもシートの巻き戻し、再給紙の回数を減らして処理の効率化が図れる。
また、結合対象の印刷ジョブにおいて印刷シートのシート種別においてサイズとシート種が同一のものを結合させるものとしたが、サイズのみは異なっていても構わない。サイズが小さいものはシート排出後、両端を切断させればよいので、先行している印刷ジョブのシートのサイズより後続の印刷ジョブのシートのサイズが小さい場合は結合対象とするようにしてもよい。即ち、図6の例において、ジョブAのシートサイズがA4、ジョブBのシートサイズがB5、ジョブCのシートサイズがA4であった場合、これらは1つのジョブグループとするようにしてもよい。
また、以上の説明において、印刷ジョブに優先度を設けて、その優先度に従って印刷順序や結合の可否を異ならせるようにしてもよい。例えば、先行している印刷ジョブの優先度が高く、後続の印刷ジョブの優先度が先行しているものより低い場合、後続の印刷ジョブの結合を行わず、優先度の高い印刷ジョブが早く完了するようにする。
また、以上の説明では、ページ単位で結合の可否を判断して結合するようにしたが、印刷ジョブが途中で分かれないよう、ジョブ単位で結合の可否を判断して結合させたりさせなかったりするようにしてもよい。即ち、印刷ジョブによってはページ単位で異なるシート種別のページで構成されず、全てのページが同一のシート種別となるものもあるので、ジョブ単位で扱えるものもあるためである。
また、以上の説明において、印刷順序は、図6(b)に示した順序には限らず、画像形成装置200の機構や排紙方法に応じて種々に変更可能である。いずれにしても複数の印刷ジョブの第1面の画像を連続して印刷させ、その後、反対面の画像を印刷するようにする。
以上のような実施形態によれば、シートの巻き戻しや再給紙の回数を減らして処理の効率化が図れる。そして、シートが途中でなくなった場合であっても、シートの切り替えまたは交換後の印刷データを前もって用意しておくことができるので、シートの切り替えまたは交換後の印刷を効率的に行える。しかも、シートを無駄なく使い切ることができる。また、このときシートの残量が正しく検知できなかった場合であっても、シートを無駄なく使い切ることができる。
また、図4の説明では、印刷を開始するときにシートの残量を検知し、その結果に従って追加領域α分を先のジョブグループの後端と次のジョブグループの先頭とに設定するようにしたが、これには限らない。印刷処理を実行中にシートの終端が近づいたと判断した場合に、終端部に該当する印刷データを次の印刷データ(シートの切り替えまたは交換後に印刷すべき印刷データ)の先頭にも追加領域として付加し、図5の処理と同様にしてもよい。この場合でも次のジョブグループの印刷データを予め用意しておけるので、シートの切り替えまたは交換後、即座に印刷を開始できる。
また、以上の説明では、シートの終端がα分にかかることを前提に説明したが、α分の印刷にかかる前にシートがなくなった場合は、印刷が行えなかったページを次のジョブグループの先頭に付加して印刷を行うようにしてもよい。
いずれにしてもシートの終端に印刷される印刷データが、切り替えまたは交換後のシートのための印刷データの先頭にも割り当てられ、先のシートへの印刷状況に応じて切り替えまたは交換後のシートへの印刷の開始ページを決定すればよい。また、切り替えまたは交換後のシートのための印刷データの先頭への割り当ては切り替えまたは交換前のシートへの印刷が完了する前に行うのが好ましい。
なお、以上の説明において、印刷を行う部分を除いた、印刷順序のスケジューリングや結合の可否、追加領域の設定等の処理をホスト装置や外付けコントローラなどの外部装置で実現し、それに従って画像形成装置に印刷を実行させるようにしてもよい。その際、外部装置は画像形成装置からステータス(現在の印刷状況、シートの残量等の情報)を取得して印刷順序や結合の可否を決定することが好ましい。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施例の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。また、プログラムは、1つのコンピュータで実行させても、複数のコンピュータが連動して実行するようにしてもよい。また、上記した処理の全てをソフトウェアで実現する必要はなく、一部または全部をハードウェアによって実現するようにしてもよい。
また、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(他の実施形態への応用、他の実施形態との組合せ等を含む)も可能である。

Claims (8)

  1. シート供給部から供給される連続シートへの印刷を印刷部に実行させることが可能な印刷制御装置であって、
    印刷データに基づく複数の画像を前記シート供給部から供給される連続シートに連続して前記印刷部に印刷させる印刷制御手段と、
    前記シート供給部から供給される第1の連続シートに印刷するための印刷データを複数含む第1のグループ、及び前記シート供給部に新たにセットされる又は前記シート供給部とは異なる第2のシート供給部から供給される第2の連続シートに印刷するための印刷データを含む第2のグループを生成する生成手段と、
    前記第1のグループに含まれる印刷データに基づく画像のうち、前記印刷部により第1の連続シートに印刷が正しく行われた画像を特定する特定手段と、
    を備え、
    前記生成手段は、前記第1の連続シートの残量を超える印刷データを受け付けた場合、前記印刷部による前記第1のグループの印刷完了前に、前記第1の連続シートの終端部に配置される印刷データを、前記第2のグループの先頭に割当てて前記第2のグループを生成し、
    前記印刷制御手段は、前記第2の連続シートに、前記第2のグループに割り当てた前記印刷データに基づく画像のうち、前記特定手段で特定された画像の続きとなる画像から前記印刷部に印刷を開始させることを特徴とする印刷制御装置。
  2. 前記生成手段は、前記第1の連続シートの残量を超える印刷データを受け付けた場合、前記第1の連続シートの残量に従って前記第1の連続シートに配置する印刷データに、前記第1の連続シートの残量に対して印刷可能な量を超える印刷データを追加して前記第1のグループを生成すると共に、前記第1の連続シートの残量に対して印刷可能な量を超える印刷データを先頭に割り当てた第2のグループを生成することを特徴とする請求項1に記載の印刷制御装置。
  3. 前記第1のグループは、1以上の印刷ジョブに対応する複数ページの画像群を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷制御装置。
  4. 前記シート供給部から供給される連続シートの残量を検知する検知手段をさらに備え
    前記生成手段は、受け付けた印刷ジョブに基づき、前記検知手段により検知された第1の連続シートの残量に従って前記第1の連続シートに配置する印刷データを決定し、前記検知手段により検知された連続シートの残量に対して印刷可能な量を超える印刷データを追加して前記第1のグループを生成することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の印刷制御装置。
  5. 前記印刷制御手段は、連続シートの両面への印刷を前記印刷部に実行させる際、連続シートの第1面に配置すべき複数の印刷データの複数の画像を連続して印刷させ、その後、当該連続シートの反対面に配置すべき前記複数の印刷データの複数の画像を連続して印刷させることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の印刷制御装置。
  6. 第1の印刷データに基づき前記印刷部で印刷を行う際に使用可能な連続シートと、第2の印刷データに基づき前記印刷部で印刷を行う際に使用可能な連続シートとが同一であるか否か判定する判定手段をさらに備え、
    前記印刷制御手段は、前記判定手段により同一であると判定された場合、前記第1の印刷データに基づく画像と前記第2の印刷データに基づく画像とを前記シート供給部から供給される連続シートに連続して前記印刷部に印刷させることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の印刷制御装置。
  7. 印刷データに基づく複数の画像をシート供給部から供給される連続シートに連続して印刷部に印刷させる印刷工程と、
    前記シート供給部から供給される第1の連続シートに印刷するための印刷データを複数含む第1のグループ、及び前記シート供給部に新たにセットされる又は前記シート供給部とは異なる第2のシート供給部から供給される第2の連続シートに印刷するための印刷データを含む第2のグループを生成する生成工程と、
    前記第1のグループに含まれる印刷データに基づく画像のうち、前記印刷部により第1の連続シートに印刷が正しく行われた画像を特定する特定工程と、
    を有し、
    前記生成工程では、前記第1の連続シートの残量を超える印刷データを受け付けた場合、前記印刷部による前記第1のグループの印刷完了前に、前記第1の連続シートの終端部に配置される印刷データを、前記第2のグループの先頭に割当てて前記第2のグループを生成し、
    前記印刷工程では、前記第2の連続シートに、前記第2のグループに割り当てた前記印刷データに基づく画像のうち、前記特定工程において特定された画像の続きとなる画像から前記印刷部に印刷を開始させすることを特徴とする印刷制御方法。
  8. 請求項1〜のいずれか1項に記載の印刷制御装置の各手段、または請求項に記載の印刷制御方法をコンピュータにより実現することを特徴とするプログラム。
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