JP5711949B2 - シリアルデータの受信回路、受信方法およびそれらを用いたシリアルデータの伝送システム、伝送方法 - Google Patents

シリアルデータの受信回路、受信方法およびそれらを用いたシリアルデータの伝送システム、伝送方法 Download PDF

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Description

本発明は、CDR(Clock Data Recovery)回路を利用したシリアルデータの伝送技術に関する。
少ない本数のデータ伝送線路を介して半導体集積回路間でデータを送受信するために、シリアルデータ伝送が利用される。たとえばLVDS(Low Voltage Differential Signaling)伝送では、シリアルデータと、それと同期したクロック信号が、別々の信号ラインで伝送される。この場合、シリアルデータとクロック信号の伝搬遅延差の影響により、1Gbpsを超える高速データ伝送は困難である。
CDR(Clock Data Recovery)方式では、シリアルデータにクロック信号を埋め込んで伝送するため、シリアルデータとクロック信号の伝搬遅延差の問題は解決される。CDR方式では、受信側のCDR(Clock Data Recovery)回路によってシリアルデータ信号の変化点を監視し、検出した変化点にもとづいてクロック信号を再生し、再生したクロック信号によってシリアルデータ信号をラッチする。
特開2009−253876号公報 特開2006−66971号公報 特許第3822632号公報
図1(a)、(b)は、従来のシリアルデータの伝送システムを示すブロック図である。図1(a)のシステムにおいて、送信回路1200受信回路1100は、クロック信号が埋め込まれたシリアルデータが伝搬する差動伝送路L1と、シーケンス調停信号が伝搬する戻り伝送ラインL2を介して接続される。送信回路1200は、第1のシーケンスSEQ1において、所定の周波数を有するクロック信号を伝送する。これを受けた受信回路1100は、そのクロック信号を利用して、受信側のサンプリングクロック信号を再生する。受信回路1100は、戻り配線L2を介して送信回路1200に対してシーケンス調停信号を送信することにより、第1のシーケンスにおいてクロック信号を受信したことを通知する。アクノリッジを受けた送信回路1200は、第2のシーケンスSEQに移行し、先に送信したクロック信号と同期したシリアルデータを伝送する。
図1(a)のシステムでは、シリアルデータの伝送中に、送信回路1200または受信回路1100がリセットされると、同期がとれなくなり、第1シーケンスSEQ1に戻る必要がある。
図1(b)のシステムでは、送信回路1200と受信回路1100は、単一の差動伝送路L1を介して接続され、送信回路1200、受信回路1100それぞれに、同じ周波数の基準クロック信号を発生するオシレータ1210、1110が設けられる。このシステムでは、戻り配線L2は不要となるが、伝送レートを変更することができない。
本発明は係る状況に鑑みてなされたものであり、そのある態様の例示的な目的のひとつは、単一の伝送路で、高速なシリアルデータを伝送可能な伝送技術の提供にある。
本発明のある態様は、pビットに2×q回(p、qは実数)の割合でレベル遷移が生ずるように生成されたシリアルデータを受ける受信回路に関する。受信回路は、入力された制御電圧に応じた周波数を有するサンプリングクロック信号を発生する電圧制御発振器と、サンプリングクロック信号を分周比M(Mは実数)で分周する第1分周器と、受信したシリアルデータに応じたクロック信号を分周比N(Nは、N=M×q/pで与えられる実数)で分周する第2分周器と、第1分周器の出力信号と第2分周器の出力信号の位相差に応じた位相周波数差信号を発生する周波数比較器と、位相周波数差信号に応じて、電圧制御発振器の周波数を調節するための制御電圧を生成する制御電圧生成回路と、を備える。
「pビットに2×q回の割合でレベル遷移が生ずる」とは、統計的に成り立てばよい。
この態様によれば、シリアルデータに埋め込まれたクロック信号からサンプリングクロック信号を再生することができ、サンプリングクロック信号を利用してシリアルデータを受信できる。つまり、シーケンス制御や、オシレータを用いることなく、単一の伝送路で高速なシリアルデータを伝送できる。
シリアルデータは、送信すべきデータが8B/10B、10B/12Bもしくはこれらに類する方式により符号化されたDシンボルと、複数のDシンボルの間に等間隔に挿入された同期制御コードであるKシンボルを含んでもよい。
Kシンボルを連続させると、時間軸方向に周波数分布が偏ることになり、クロック信号の再生が困難となる。これに対してKシンボルを等間隔に配置することにより、Kシンボルも含めたシリアルデータ全体の、時間軸方向の周波数の偏りを低減することができ、受信回路におけるクロック信号の再生がより確実なものとなる。
Dシンボルはスクランブルされていてもよい。スクランブルを施すことにより、周波数の時間変動が抑制されるため、受信回路におけるクロック信号の再生がより確実なものとなる。
ある態様の受信回路は、シリアルデータとサンプリングクロック信号を受け、それらの位相差に応じた位相差信号を発生する位相比較器と、位相周波数差信号と位相差信号を受け、一方を選択して制御電圧生成回路に出力するセレクタと、をさらに備えてもよい。
はじめは、セレクタによって周波数比較器からの位相周波数差信号を選択し、電圧制御発振器がロックした後に、位相比較器からの位相差信号に切りかえることにより、シリアルデータを抽出することができる。
電圧制御発振器は、サンプリングクロック信号として、それぞれが制御電圧に応じた周波数を有し、互いに位相が等間隔にシフトしている複数のクロック信号を含む多相クロック信号を発生してもよい。
位相比較器は、位相差信号として、相補的にアサートされるアップ信号およびダウン信号を発生し、位相比較器は、複数のクロック信号ごとに設けられ、それぞれがシリアルデータを対応するクロック信号のタイミングでラッチする複数のフリップフロップと、奇数番目のフリップフロップごとに設けられた複数の第1論理ゲートであって、i(iは自然数)番目の第1論理ゲートが、(2×i−1)番目のフリップフロップの出力と(2×i)番目のフリップフロップの出力とが不一致のときアサートされる内部アップ信号を生成するように構成された、複数の第1論理ゲートと、偶数番目のフリップフロップごとに設けられた複数の第2論理ゲートであって、j(jは自然数)番目の第2論理ゲートが、(2×j)番目のフリップフロップの出力と(2×j+1)番目のフリップフロップの出力とが不一致のときアサートされる内部ダウン信号を生成するように構成された、複数の第2論理ゲートと、複数の第1論理ゲートにより生成された複数の内部アップ信号にもとづき、アップ信号を生成する第3論理ゲートと、複数の第2論理ゲートにより生成された複数の内部ダウン信号にもとづき、ダウン信号を生成する第4論理ゲートと、を含んでもよい。
この態様によると、レベル遷移に比例するアップ信号およびダウン信号を、少ない遅延で生成することができ、再生されたクロック信号のジッタを抑制できるとともに、入力クロック信号のジッタへの追従性を高めることができる。
第3論理ゲートは、すべての内部アップ信号がアサートされるときに、アップ信号をアサートし、第4論理ゲートは、すべての内部ダウン信号がアサートされるときに、ダウン信号をアサートしてもよい。
複数の第1論理ゲートおよび複数の第2論理ゲートはEOR(排他的論理和)ゲートであり、第3論理ゲートおよび第4論理ゲートはAND(論理積)ゲートであってもよい。
複数のクロック信号は4相であってもよい。
位相比較器は、複数のフリップフロップに保持されるデータをサンプリングされたシリアルデータとして出力してもよい。
ある態様の受信回路は、サンプリングされたシリアルデータを、電圧制御発振器から出力されるクロック信号を用いてシリアルパラレル変換するシリアルパラレル変換器をさらに備えてもよい。
本発明の別の態様は、伝送システムである。この伝送システムは、pビットに2×q回(p、qは実数)の割合でレベル遷移が生ずるように生成されたシリアルデータを生成する送信回路と、シリアルデータを受信する上述のいずれかの態様の受信回路と、を備える。
なお、以上の構成要素を任意に組み合わせたもの、あるいは本発明の表現を、方法、装置などの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明のある態様によれば、単一の伝送路で、高速なシリアルデータを伝送できる。
図1(a)、(b)は、従来のシリアルデータの伝送システムを示すブロック図である。 実施の形態に係る伝送システムの概略を示すブロック図である。 実施の形態に係る送信回路の構成を示すブロック図である。 図3の送信回路の動作を示すタイムチャートである。 実施の形態に係る受信回路の構成を示すブロック図である。 図5の信号処理回路の動作を示す図である。 伝送システムの構成を示すブロック図である。 図7の受信回路における各信号のタイミングを示すタイムチャートである。 図7の位相比較器の構成を示す回路図である。 図10(a)、(b)は、図9の位相比較器の第1の動作例を示すタイムチャートである。 図11(a)、(b)は、図9の位相比較器の第2の動作例を示すタイムチャートである。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
本明細書において、「部材Aが、部材Bと接続された状態」とは、部材Aと部材Bが物理的に直接的に接続される場合のほか、部材Aと部材Bが、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
同様に、「部材Cが、部材Aと部材Bの間に設けられた状態」とは、部材Aと部材C、あるいは部材Bと部材Cが直接的に接続される場合のほか、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
図2は、実施の形態に係る伝送システム300の概略を示すブロック図である。伝送システム300は、送信回路200と、受信回路100と、それらを接続する単一の伝送路L1を備える。送信回路200は、入力クロック信号CLK1をPLL(Phase Locked Loop)回路202によって逓倍し、送信クロック信号CLK2を発生する。信号処理回路204は、送信クロック信号CLK2と同期してパラレルデータをシリアルデータに変換する。また信号処理回路204は、シリアルデータに基準クロック信号CLK3を埋め込むためにエンコードする。差動トランスミッタ206は、シリアルデータを伝送路L1を介して受信回路100へと送出する。
受信回路100の差動レシーバ102は、差動のシリアルデータDSOUTを受信する。CDR回路104は、受信したシリアルデータDINに埋め込まれた基準クロック信号CLK3を抽出し、送信クロック信号CLK2と同じ周波数を有するサンプリングクロック信号CLK4を再生する。信号処理回路106は、再生されたサンプリングクロック信号CLK4にもとづき、シリアルデータをパラレルデータに変換し、さらにデコードする。
以上が伝送システム300全体の概要である。この伝送システム300は、図1(a)のシステムで必要とされるシーケンス制御および調停信号を伝送するための伝送ラインL2、図1(b)のシステムで必要とされるオシレータが不要となり、単一の伝送路L1のみでシリアルデータを伝送できる。
続いて、図2の伝送システム300の詳細を説明する。はじめに、送信回路200について説明する。
図3は、実施の形態に係る送信回路200の構成を示すブロック図である。PLL回路202は、入力クロック信号CLK1をL逓倍し、送信クロック信号CLK2を生成する。PLL回路202の構成は一般的であるため、その説明は省略する。本実施の形態では、L=27である。図3には、各クロック信号の周期が、入力クロック信号CLK1を基準として括弧内に示されている。たとえば入力クロック信号CLK1の周期は、送信クロック信号CLK2の周期の27倍となる。
信号処理回路204は、入力バッファ210、スクランブラ212、エンコーダ214、パラレルシリアル変換器216、分周器218を含む。分周器218は、送信クロック信号CLK2を分周比K(=12)で分周し、中間クロック信号CLK5を生成する。入力バッファ210には、入力クロック信号CLK1と同期して20ビットの入力パラレルデータDPINが書き込まれる。
入力バッファ210は、所定回数に1回の頻度で、同期コードの挿入を指示する制御ビットをアサートする。本実施の形態では、9回に1回の頻度である。
制御ビットがアサートされると、スクランブラ212は中間クロック信号CLK5と同期して同期コード(Kシンボル)を出力する。その後、入力バッファ210からは、中間クロック信号CLK5と同期して、10ビット単位で8回、パラレルデータDP(Dシンボル)が読み出される。同期コードを等間隔に挿入することにより、受信回路側では、ワード区切りを識別でき、従来のような同期信号DE(Data Enable)を伝送する必要がなくなる。
同期コードを先頭として、スクランブラ212はスクランブルを開始する。スクランブラ212は、たとえば線形帰還シフトレジスタ(LFSR; Linear Feedback Shift Register)を用いた方式により、ストリーム暗号化(Stream Cipher)する。スクランブルにより、シリアルデータDSOUTの周波数が時間方向で平均化される。その結果、シリアルデータDSOUTの周波数分布が狭くなり、後述する受信回路100におけるクロック信号の再生が、より確実なものとなる。
エンコーダ214は、前段のスクランブラ212から出力される10ビット単位のDシンボル(もしくはKシンボル)DPを受け、それを10B/12B符号化し、基準クロック信号CLK3を埋め込む。8B10B符号化では、25%のオーバーヘッドが生ずるのに対して、10B/12B符号化を行うことにより、オーバーヘッドを20%に低減でき、実効的な伝送レートを高めることができる。
パラレルシリアル変換器216は、エンコーダ214から出力されるパラレルデータDPを、送信クロック信号CLK2を利用してシリアルデータDSに変換する。差動トランスミッタ206は、シリアルデータDSを差動信号DSOUTに変換して出力する。
以上が送信回路200の構成である。送信回路200の動作を説明する。図4は、図3の送信回路200の動作を示すタイムチャートである。入力バッファ210には、入力クロック信号CLK1と同期して20ビットの入力パラレルデータDPINが、DA0[19:0]、DA1[19:0]、DA2[19:0]、DA3[19:0]、DB0[19:0]、DB1[19:0]、DB2[19:0]・・・・と順に書き込まれる。
中間クロック信号CLK5と同期して、9サイクルに1回の頻度で同期挿入ビット(K)がアサートされる。残りの8サイクルには、データが割り当てられる。同期挿入ビット(K)がアサートされた後、入力バッファ210に書き込まれた20ビットのデータが、上位10ビット[19:10]、下位10ビット[9:0]に分割して出力される。
スクランブラ212からは、スクランブルされたデータS_DA0[19:10]、S_DA0[9:0]、S_DA1[19:10]、S_DA1[9:0]・・・が順に出力される。エンコーダ214は、スクランブラ212からのデータをエンコードし、12ビットのシンボルE_K0[11:0]、E_DA0[23:12]、E_DA0[11:0]、・・・を順に出力する。
図3の送信回路200によって、pビット中に2×q回の統計的な割合でデータ変化(レベル遷移)が生ずるシリアルデータDSOUTが生成される。ここでp、qは実数である。スクランブルによる平均化を行うため、p、qは256(=2)より大きいことが望ましい。
続いて受信回路100について説明する。図5は、実施の形態に係る受信回路100の構成を示すブロック図である。
受信回路100は、差動レシーバ102と、CDR回路104と、信号処理回路106と、を備える。
差動レシーバ102は、差動のシリアルデータDSOUTを受信する。CDR回路104は、受信したシリアルデータDINにもとづき、送信回路200における送信クロック信号CLK2と同じ周波数を有するサンプリングクロック信号CLK4を再生し、サンプリングクロック信号CLK4を用いてシリアルデータDINをサンプリングする。
CDR回路104は、サンプリング回路8、位相比較器10、周波数比較器20、セレクタ30、チャージポンプ回路40、ループフィルタ50、VCO(Voltage Controlled Oscillator)60を備える。
CDR回路104は、差動シリアルデータDIN+、DIN−(以下、必要に応じて単に入力データDINとも称する)を受ける。上述のように、入力データDINには、送信側において基準クロック信号CLK3が埋め込まれている。
VCO60、第1分周器22、第2分周器24、周波数比較器20、セレクタ30、制御電圧生成回路42は、いわゆるFLL(Frequency Locked Loop)回路を形成する。
VCO60は、制御電圧Vcnt2に応じた周波数で発振し、サンプリングクロック信号CLK4を発生する。第1分周器22は、サンプリングクロック信号CLK4を分周比Mで分周する。第2分周器24は、受信したシリアルデータDINに応じたクロック信号CLKINを分周比Nで分周する。ここで分周比Nは、N=M×q/pで与えられる。分周比M、Nは、整数に限られず、パルススワロー方式の分周器を利用する場合には非整数とすることもできる。
たとえば、p=5376(=448×12ビット)、q=3072(=256×12ビット)であるとき、M=7、N=4としてもよいし、M=3.5、N=2としてもよい。
周波数比較器20は、第1分周器22の出力信号CLK6と第2分周器24の出力信号CLK7を受け、それらの位相差に応じた位相周波数差信号PFDを発生する。位相差周波数信号PFDは、クロック信号CLK6の位相がクロック信号CLK7の位相よりも進んでいるときアサートされるダウン信号DN_Bと、クロック信号CLK6の位相がクロック信号CLK7の位相よりも遅れているときアサートされるアップ信号UP_Bと、を含む。
一旦、セレクタ30を無視する。位相周波数差信号PFDは、制御電圧生成回路42に入力される。制御電圧生成回路42は、位相周波数差信号PFDに応じて、電圧制御発振器60の周波数を調節するための制御電圧Vcnt2を生成する。チャージポンプ回路40は、アップ信号UP_Bがアサートされると制御電圧Vcnt1を増加させ、ダウン信号DN_Bがアサートされると制御電圧Vcnt1を低下させる。ループフィルタ50はラグリードフィルタであり、制御電圧Vcnt1の高周波成分を調整し、制御電圧Vcnt2を生成する。ループフィルタ50としてローパスフィルタを用いてもよい。
チャージポンプ回路40の構成は限定されないが、たとえば、キャパシタと、アップ信号UP_Bに応答してキャパシタを充電する充電回路と、ダウン信号DN_Bに応答してキャパシタを放電する放電回路と、を含んで構成される。制御電圧Vcnt2はVCO60へと出力される。
以上がCDR回路104における、サンプリングクロック信号CLK4の再生に関連するFLL回路の構成である。続いてCDR回路104(FLL回路)の動作を説明する。
CDR回路104によって、サンプリングクロック信号CLK4の周波数は、入力データDINの周波数のM/N倍となるようにフィードバックがかかり、ロックする。入力データDINの平均的な周波数は、それに埋め込まれた基準クロック信号CLK3の周波数に相当する。したがって、サンプリングクロック信号CLK4の周波数fは、基準クロック信号CLK3の周波数fのM/N倍となる。
=f×M/N …(1)
上述のように送信回路200において、入力データDINは、連続するpビット中に2×q回の統計的な割合でデータ変化が発生するように生成されている。信号の周期は、2つのレベル遷移(エッジ)のペアで規定されることを考慮すれば、入力データDINに埋め込まれた基準クロック信号CLK3の周波数fは、送信クロック信号CLK2の周波数fのq/p倍である。
=f×q/p …(2)
式(1)、(2)およびN=M×q/pを考慮すれば、
=f …(3)
が成り立つ。つまり、CDR回路104によれば、送信クロック信号CLK2の周波数fと等しい周波数のサンプリングクロック信号CLK4を再生することができる。
サンプリング回路8は、再生されたサンプリングクロック信号CLK4を用いて入力データDINをサンプリング(ラッチ)する。サンプリングされたシリアルデータDOUTは、信号処理回路106へ供給される。
信号処理回路106は、送信回路200の信号処理回路204と反対の処理を行う。図6は、信号処理回路204の動作を示す図である。
第3分周器80は、サンプリングクロック信号CLK4を、分周比K(K=12)で分周することによりクロック信号CLK8を生成する。第4分周器82は、サンプリングクロック信号CLK4を分周比L(L=27)で分周することによりクロック信号CLK9を生成する。
シリアルパラレル変換器70は、サンプリングクロック信号CLK4を用いて、サンプリングされたシリアルデータDOUTを12ビットのパラレルデータDPに変換する。デコーダ72は、クロック信号CLK8と同期して動作し、同期コード(Kシンボル)を検出するとともに、送信回路200において10B12B符号化されたデータDPをデコードし、10ビットのパラレルデータDPに変換する。デスクランブラ74は、送信回路200において施されたスクランブルを解除する。出力バッファ76には、デスクランブラ74によってスクランブルが解除されたパラレルデータDPが書き込まれる。パラレルデータDPが、同期コード(Kシンボル)に相当する場合、書き込みが禁止される。出力バッファ76に書き込まれたデータは、クロック信号CLK9と同期して読み出される。
受信回路100は、FLL回路に加えてPLL回路を備える。PLL回路は、位相比較器10、制御電圧生成回路42、VCO60を含む。つまりPLL回路とFLL回路は、制御電圧生成回路42およびVCO60を共有して構成される。
位相比較器10は、入力データDINとサンプリングクロック信号CLK4の位相差に応じた位相差信号PDを生成する。位相差信号PDは、入力データDINのエッジのタイミングを、サンプリングクロック信号CLK4の対応するエッジのタイミングと比較する。位相差信号PDは、入力データDINのエッジのタイミングが早いときにアサートされるアップ信号UP_Aと、入力データDINのエッジのタイミングが遅いときにアサートされるダウン信号DN_Aと、を含む。
セレクタ30は、FLL回路とPLL回路を切りかえるために設けられる。セレクタ30は、はじめに周波数比較器20からの位相周波数差信号PFDを選択し、FLL回路が有効となる。周波数範囲判定部26は、2つのクロック信号CLK6とCLK7の周波数を比較し、FLL回路がロックしていること、言い換えれば、サンプリングクロック信号CLK4が再生されていることを検出する。FLL回路のロックが検出されると、周波数範囲判定部26をセレクタ30に、位相差信号PDを選択させる。その結果、PLL回路が有効となる。
以上が送信回路200に関する説明である。
このように、図5のCDR回路104を用いることにより、単一の伝送路L1のみで、高速なシリアルデータを伝送することができる。
続いて、実施の形態に係る伝送システム300の別の構成例を説明する。図7は、伝送システム300aの構成を示すブロック図である。伝送システム300aは、送信回路200aおよび受信回路100aを備える。送信回路200a、受信回路100aそれぞれの基本的な構成は、図3、図5のそれらと同様である。
はじめに送信回路200aの構成を説明する。送信回路200aは、プリエンファシス機能を備え、出力が共通に接続された2つの差動トランスミッタ206a、206bが設けられる。振幅の大きな差動トランスミッタ206aの出力信号に、振幅の小さな差動トランスミッタ206bの出力信号が重畳、すなわち加算もしくは減算されることにより、伝送路L1を伝送する信号のレベル遷移が強調され、波形整形される。
パラレルシリアル変換器216aは、パラレルシリアル変換器PS1〜PS3を含む。パラレルシリアル変換器PS2、PS3は、差動トランスミッタ206a、206bそれぞれに対応付けられる。
パラレルシリアル変換器PS1に対して、12ビットのパラレルデータDPが入力される。パラレルシリアル変換器PS1は、パラレルデータDPを4ビットのパラレルデータDP’に変換する。
PLL回路202aのVCOは、互いに位相が45度シフトしている8相クロック信号を生成する。そのうち、偶数番目のクロック信号群がパラレルシリアル変換器PS2に、奇数番目のクロック信号群がパラレルシリアル変換器PS3に供給される。パラレルシリアル変換器PS2、PS3はそれぞれ、入力された4ビットのパラレルデータをシリアルデータに変換する。
差動トランスミッタ206a、206bはそれぞれ、パラレルシリアル変換器PS2、PS3からのシリアルデータを、互いに45度、つまりデータ周期の1/2シフトした位相で受け、差動信号に変換する。2つの差動トランスミッタ206a、206bの出力が重畳され、プリエンファシスされた差動信号が出力される。
なお、エンファシス期間をデータ期間と等しくしてもよい。この場合、VCOの出力は4相でよく、パラレルシリアル変換器PS2とPS3には、90度シフトしたクロックが供給される。エンファシス機能が不要な場合、VCOは4相出力であり、パラレルシリアル変換器PS3および差動トランスミッタ206bは省略される。
以上が送信回路200aの構成である。続いて受信回路100aを説明する。
差動レシーバ102が受信した差動シリアルデータDINは、分周器28により分周比1/2で分周されコンパレータCMP1によりシングルエンドのクロック信号CLKINに変換される。VCO60は、データレートの1/2の周波数の4相クロック信号CK1〜CK4を生成する。また4相クロック信号CK1〜CK4は、互いに位相が1/4周期(90度)ずつシフトしている。4相クロック信号CK1〜CK4は、サンプリングクロック信号CLK4に相当する。サンプリングクロック信号CLK4は、クロックバッファ62を介して位相比較器10(8)およびシリアルパラレル変換器70に供給される。
図7において、位相比較器10はサンプリング回路8の機能も有している。位相比較器10は、4相クロック信号CK1〜CK4のうち、位相が互いに180度シフトしている第1クロック信号CK1および第3クロック信号CK3を利用して、クロック信号の1周期ごとに2つのデータDOUT1、DOUT2を取得する。具体的には、第1クロック信号CK1のポジティブエッジのタイミングで入力データDINの値をラッチし、その値をデータDOUT1とし、第3クロック信号CK3のポジティブエッジのタイミングで入力データDINの値をラッチし、その値をデータDOUT2とする。データDOUT1、DOUT2は、後段のシリアルパラレル変換器70へと供給される。シリアルパラレル変換器70は、2段階70a、70bで構成される。
図8は、図7の受信回路100aにおける各信号のタイミングを示すタイムチャートである。
図7に戻る。シリアルパラレル変換器70は、シリアルデータDOUT1、DOUT2と、それらと同期したクロック信号CK1、CK3を受け、シリアルデータDOUT1、DOUT2のタイミングを合わせて出力パラレルデータDOUTに変換する。シリアルパラレル変換器70は、出力パラレルデータDOUTを、それと同期したクロック信号CKOUTとともに後段の処理ブロックへと出力する。
位相比較器10、チャージポンプ回路40、ループフィルタ50、VCO60は、いわゆるPLL(Phase Locked Loop)回路を形成する。このPLL回路によって、第2クロック信号CK2のエッジのタイミングと、第4クロック信号CK4のエッジのタイミングがそれぞれ、入力データDINの変化点と一致するように、クロック信号CK1〜CK4の周波数および位相がフィードバック制御される。
VCO60は、入力された制御電圧Vcnt2に応じた周波数で発振する。VCO60は、4相クロック信号CK1〜CK4を発生する。たとえばVCO60は、4段の遅延素子がリング状に接続されたリングオシレータである。各遅延素子は制御電圧Vcnt2によってバイアスされており、それぞれの遅延量が制御電圧Vcnt2によって制御される。その結果、リングオシレータの発振周波数は、制御電圧Vcnt2に応じたものとなる。4相のクロック信号CK1〜CK4は、4つの遅延素子の入力信号(もしくは出力信号)に相当する。
位相比較器10は、入力データDINとクロック信号CK1〜CK4を受ける。位相比較器10は、入力データDINの位相をクロック信号CK1〜CK4それぞれの位相と比較し、アップ信号UP_A、ダウン信号DN_Aを発生する。アップ信号UP_Aとダウン信号DN_Aを総称して位相差信号PD_Aとも称する。
入力データDINに対してクロック信号CKの位相が遅れているときには、アップ信号UP_Aがアサート(ハイレベル)され、入力データDINに対してクロック信号CKの位相が進んでいるときには、ダウン信号DN_Aがアサートされる。
位相差信号PD_Aは、はセレクタ30を経てチャージポンプ回路40へと入力される。チャージポンプ回路40は、アップ信号UP_Aがアサートされると制御電圧Vcnt1を増加させ、ダウン信号DN_Aがアサートされると制御電圧Vcnt1を低下させる。ループフィルタ50はラグリードフィルタであり、制御電圧Vcnt1の高周波成分を調整し、制御電圧Vcnt2を生成する。ループフィルタ50としてローパスフィルタを用いてもよい。
クロック信号CKの位相が遅れて、アップ信号UP_Aがアサートされると、制御電圧Vcnt2が上昇するためクロック信号CKの周波数が高くなり、位相が進むようにフィードバックがかかる。反対にクロック信号CKの位相が進んで、ダウン信号DN_Aがアサートされると、制御電圧Vcnt2が低下するためクロック信号CKの周波数が低くなり、位相が遅れるようにフィードバックがかかる。その結果、クロック信号CKの周波数および位相が、入力データDINの変化点(エッジ)を基準として最適化される。
上述のPLL回路とは別に、周波数比較器20、第1分周器22、第2分周器24、チャージポンプ回路40、ループフィルタ50、VCO60は、FLL回路を形成する。
FLL回路によってクロック信号CK2およびCK4の周期が、入力データDINのデータ周期Tdと一致するようにクロック信号CK1〜CK4の周波数および位相がフィードバック制御される。
コンパレータCMP1は、入力データDIN+とDIN−を比較し、リファレンス信号Refを生成する。周波数比較器20は、第1分周器22および第2分周器24の出力信号を比較し、その位相差に応じた位相周波数差信号PFDを生成する。
位相周波数差信号PFDは、セレクタ30を経てチャージポンプ回路40へと入力される。チャージポンプ回路40、ループフィルタ50、VCO60の動作は上述したとおりである。
FLL回路によって、クロック信号CK2のポジティブエッジとクロック信号CK4のポジティブエッジとの間隔が、入力データDINの周期と一致するようにクロック信号CK1〜CK4の周波数および位相がフィードバック制御される。
以上が受信回路100aの構成である。続いて、位相比較器10の具体的な構成を説明する。図9は、図7の位相比較器10の構成を示す回路図である。位相比較器10は、フリップフロップFF1〜FF4、バッファBUF1〜BUF4およびデコーダ回路12を備える。
複数のフリップフロップFF1〜FF4はそれぞれ、クロック信号CK1〜CK4ごとに設けられる。i番目のフリップフロップFFi(1≦i≦4)は、入力信号DIN+とDIN−を比較(シングルエンド変換)し、比較結果を示すデータを、対応するクロック信号CKiのポジティブエッジのタイミングでラッチする。このフリップフロップはセンスアンプ(SA)とも称される。
フリップフロップFF1によりラッチされたデータq1は、バッファBUF1を経てデータDOUT1として出力される。同様にフリップフロップFF2によりラッチされたデータq2は、バッファBUF2を経てデータDOUT2として出力される。
各フリップフロップFF1〜FF4により生成されたデータq1〜q4は、バッファBUF1〜BUF4を経て後段のデコーダ回路12へと入力される。デコーダ回路12は、データq1〜q4にもとづいて位相差信号PD_A(アップ信号UP_A、ダウン信号DN_A)を生成する。
デコーダ回路12は、複数の第1論理ゲートG1、複数の第2論理ゲートG2、第3論理ゲートG3、第4論理ゲートG4を備える。
複数の第1論理ゲートG1、G1は、奇数番目のフリップフロップFF1、FF3ごとに設けられる。相数が4より多い場合には、FF1、FF3、FF5・・・が奇数番目のフリップフロップとして把握される。言い換えれば、奇数番目のフリップフロップとは、データDOUT1、DOUT2をラッチするためのクロック信号に対応するフリップフロップと、それと1つ置きに配置されるフリップフロップをいう。
i(iは自然数)番目の第1論理ゲートG1は、(2×i−1)番目のフリップフロップFF2×i−1の出力と(2×i)番目のフリップフロップFF2×iの出力とが不一致のときアサート(ハイレベル)される内部アップ信号upiを生成するように構成される。
複数の第2論理ゲートG2、G2は、偶数番目のフリップフロップFF2、FF4ごとに設けられる。相数が4より多い場合には、FF2、FF4、FF6・・・が偶数番目のフリップフロップとして把握される。
j(jは偶数)番目の第2論理ゲートG2は、(2×j)番目のフリップフロップFF(2×j)の出力と(2×j+1)番目のフリップフロップの出力とが不一致のときアサートされる内部ダウン信号dniを生成するように構成される。
たとえば第1論理ゲートG1および第2論理ゲートG2は、排他的論理和ゲートEORを用いて構成することができる。
具体的には、論理ゲートEOR0(G1)は、データq1とデータq2を比較し、一致、不一致を示す内部アップ信号up1を生成する。論理ゲートEOR1(G2)は、データq2とデータq3を比較し、一致、不一致を示す内部ダウン信号dn1を生成する。論理ゲートEOR2(G2)は、データq4とデータq1を比較し、一致、不一致を示す内部ダウン信号dn2を生成する。論理ゲートEOR3(G1)は、データq3とデータq4を比較し、一致、不一致を示す内部アップ信号up2を生成する。各論理ゲートEOR0〜EOR3の出力は、それぞれの2つの入力信号が一致したとき0(ローレベル)、不一致のとき1(ハイレベル)となる。
第3論理ゲートG3(AND0)は、複数の第1論理ゲートG1、G1によって生成された複数の内部アップ信号up1、up2にもとづき、アップ信号UP_Aを生成する。具体的には第3論理ゲートG3はANDゲートであり、すべての内部アップ信号up1〜up2がアサートされるときに、アップ信号UP_Aをアサートする。
第4論理ゲートG4(AND1)はANDゲートであり、複数の第2論理ゲートG2、G2によって生成された複数の内部ダウン信号dn1、dn2にもとづき、ダウン信号DN_Aを生成する。具体的には第4論理ゲートG4はANDゲートであり、すべての内部ダウン信号dn1、dn2がアサートされるときに、ダウン信号DN_Aをアサートする。
以上が位相比較器10の構成である。続いて位相比較器10の動作を説明する。図10(a)、(b)および図11(a)、(b)は、図9の位相比較器10の動作を示すタイムチャートである。図10(a)、(b)はそれぞれ、入力データDINが1回変化した場合、2回連続で変化した場合の、図11(a)、(b)はそれぞれ、入力データDINが3回連続で変化した場合、2回非連続で変化した場合の動作を示す。
図10(a)に示すように、入力データDINが1回変化した場合、入力データDINの位相が進んでいれば、1区間(クロック信号の1/4周期)の長さのアップ信号UP_Aが生成され、反対に入力データDINの位相が遅れていれば、1区間(クロック信号の1/4周期)の長さのダウン信号DN_Aが生成される。
図10(b)を参照すると、入力データDINが2回連続で変化した場合、入力データDINの位相が進んでいれば、3区間(クロック信号の3/4周期)の長さのアップ信号UP_Aが生成され、反対に入力データDINの位相が遅れていれば、3区間(クロック信号の3/4周期)の長さのダウン信号DN_Aが生成される。
図11(a)を参照すると、入力データDINが3回連続で変化した場合、入力データDINの位相が進んでいれば、5区間(クロック信号の5/4周期)の長さのアップ信号UP_Aが生成され、反対に入力データDINの位相が遅れていれば、5区間(クロック信号の5/4周期)の長さのダウン信号DN_Aが生成される。
図11(b)を参照すると、入力データDINが不連続で変化する場合には、図10(a)の1回変化の場合と同様の動作を2回繰り返すことがわかる。
このように実施の形態に係る位相比較器10によれば、入力データDINが連続して変化する回数に応じた期間アサートされる、アップ信号UP_Aおよびダウン信号DN_Aを生成することが可能となる。
また位相比較器10は、アップ信号UP_Aおよびダウン信号DN_Aを生成する過程において、タイミング同期をとらないため、遅延が少ないという特徴を有する。したがってクロック信号の位相は入力データDINの変動に高速に追従させることが可能となる。
またダウン信号DNおよびアップ信号UPのアサート期間の最小幅が、1区間(クロック信号の1/4周期、90度位相)であることも、図9の位相比較器10の利点である。すなわち、ダウン信号DN_Aおよびアップ信号UP_Aの最小幅が小さいことにより、チャージポンプ回路40の設計の自由度を高めることができる。
一般にチャージポンプ回路40は、キャパシタと、アップ信号UPに応じてキャパシタを充電する充電回路と、ダウン信号DNに応じたキャパシタを放電する放電回路と、を備える。そしてキャパシタに生ずる電圧が制御電圧Vcnt1として出力される。
したがって制御電圧Vcnt1の変化量ΔVは、
ΔV=τ×Ichg/C
で与えられる。つまり、
(1)アップ信号UP,ダウン信号DNのパルス幅τに比例し、
(2)充放電電流Ichgに比例し、
(3)キャパシタの容量値Cに反比例する。
したがって同じ制御電圧Vcnt1の変化量ΔVを得ようとすれば、パルス幅が短いことにより、充放電電流Ichgを大きくし、あるいはキャパシタの容量値Cを小さくすることができる。キャパシタCが小さいことは、回路面積を小さくできることを意味するため、回路を集積化する上できわめて有用である。また充放電電流Ichgを大きくできることは、その精度を高めることができることを意味するため、CDR回路の周波数安定化の精度を高める上で非常に有用である。
以上、本発明について、実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセス、それらの組み合わせには、さまざまな変形例が存在しうる。以下、こうした変形例について説明する。
図7では、4相のクロック信号を再生する場合を例に説明したが、実施の形態に開示される技術的思想は、8相、16相、その他のクロック信号にも展開可能であり、それらも本発明の範囲に含まれることが当業者には理解される。
実施の形態にもとづき、具体的な語句を用いて本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示しているにすぎず、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が認められる。
8…サンプリング回路、10…位相比較器、12…デコーダ回路、20…周波数比較器、22…第1分周器、24…第2分周器、26…周波数範囲判定部、30…セレクタ、40…チャージポンプ回路、42…制御電圧生成回路、50…ループフィルタ、60…VCO、70…シリアルパラレル変換器、72…デコーダ、74…デスクランブラ、76…出力バッファ、80…第3分周器、82…第4分周器、100…受信回路、102…差動レシーバ、104…CDR回路、106…信号処理回路、200…送信回路、202…PLL回路、204…信号処理回路、206…差動トランスミッタ、210…入力バッファ、212…スクランブラ、214…エンコーダ、216…パラレルシリアル変換器、218…分周器、300…伝送システム、L1…伝送路、CLK1…入力クロック信号、CLK2…送信クロック信号、CLK3…基準クロック信号、CLK4…サンプリングクロック信号、CLK5…中間クロック信号、PFD…位相周波数差信号、PD…位相差信号、CMP…第1コンパレータ、G1…第1論理ゲート、G2…第2論理ゲート、G3…第3論理ゲート、G4…第4論理ゲート。

Claims (14)

  1. pビットに2×q回(p、qは実数)の割合でレベル遷移が生ずるように生成されたシリアルデータを受ける受信回路であって、
    入力された制御電圧に応じた周波数を有するサンプリングクロック信号を発生する電圧制御発振器と、
    前記サンプリングクロック信号を分周比M(Mは実数)で分周する第1分周器と、
    受信した前記シリアルデータに応じたクロック信号を分周比N(Nは、N=M×q/pで与えられる実数)で分周する第2分周器と、
    前記第1分周器の出力信号と前記第2分周器の位相差に応じた位相周波数差信号を発生する周波数比較器と、
    前記位相周波数差信号に応じて、前記電圧制御発振器の周波数を調節するための前記制御電圧を生成する制御電圧生成回路と、
    を備えることを特徴とする受信回路。
  2. 前記シリアルデータは、送信すべきデータが8B/10Bもしくは10B/12B方式により符号化されたDシンボルと、複数のDシンボルの間に等間隔に挿入された同期制御コードであるKシンボルを含むことを特徴とする請求項1に記載の受信回路。
  3. 前記Dシンボルはスクランブルされていることを特徴とする請求項2に記載の受信回路。
  4. 前記シリアルデータと前記サンプリングクロック信号を受け、それらの位相差に応じた位相差信号を発生する位相比較器と、
    前記位相周波数差信号と前記位相差信号を受け、一方を選択して前記制御電圧生成回路に出力するセレクタと、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の受信回路。
  5. 前記電圧制御発振器は、前記サンプリングクロック信号として、それぞれが前記制御電圧に応じた周波数を有し、互いに位相が等間隔にシフトしている複数のクロック信号を含む多相クロック信号を発生することを特徴とする請求項4に記載の受信回路。
  6. 前記位相比較器は、前記位相差信号として、相補的にアサートされるアップ信号およびダウン信号を発生し、
    前記位相比較器は、
    前記複数のクロック信号ごとに設けられ、それぞれが前記シリアルデータを対応する前記クロック信号のタイミングでラッチする複数のフリップフロップと、
    奇数番目のフリップフロップごとに設けられた複数の第1論理ゲートであって、i(iは自然数)番目の第1論理ゲートが、(2×i−1)番目のフリップフロップの出力と(2×i)番目のフリップフロップの出力とが不一致のときアサートされる内部アップ信号を生成するように構成された、複数の第1論理ゲートと、
    偶数番目のフリップフロップごとに設けられた複数の第2論理ゲートであって、j(jは自然数)番目の第2論理ゲートが、(2×j)番目のフリップフロップの出力と(2×j+1)番目のフリップフロップの出力とが不一致のときアサートされる内部ダウン信号を生成するように構成された、複数の第2論理ゲートと、
    前記複数の第1論理ゲートにより生成された複数の内部アップ信号にもとづき、前記アップ信号を生成する第3論理ゲートと、
    前記複数の第2論理ゲートにより生成された複数の内部ダウン信号にもとづき、前記ダウン信号を生成する第4論理ゲートと、
    を含むことを特徴とする請求項5に記載の受信回路。
  7. 前記第3論理ゲートは、すべての内部アップ信号がアサートされるときに、前記アップ信号をアサートし、
    前記第4論理ゲートは、すべての内部ダウン信号がアサートされるときに、前記ダウン信号をアサートすることを特徴とする請求項6に記載の受信回路。
  8. 前記複数のクロック信号は4相であることを特徴とする請求項6または7に記載の受信回路。
  9. 前記位相比較器は、前記複数のフリップフロップに保持されるデータをサンプリングされたシリアルデータとして出力することを特徴とする請求項6から8のいずれかに記載の受信回路。
  10. 前記サンプリングされたシリアルデータを、前記電圧制御発振器から出力されるクロック信号を用いてシリアルパラレル変換するシリアルパラレル変換器をさらに備えることを特徴とする請求項9に記載の受信回路。
  11. pビットに2×q回(p、qは実数)の割合でレベル遷移が生ずるように生成されたシリアルデータを生成する送信回路と、
    前記シリアルデータを受信する請求項1から10のいずれかに記載の受信回路と、
    を備えることを特徴とする伝送システム。
  12. pビットに2×q回(p、qは実数)の割合でレベル遷移が生ずるように生成されたシリアルデータを受信する方法であって、
    電圧制御発振器により、制御電圧に応じた周波数を有するサンプリングクロック信号を発生するステップと、
    前記サンプリングクロック信号を分周比Mで分周するステップと、
    受信した前記シリアルデータを分周比N(Nは、N=M×q/pで与えられる実数)で分周するステップと、
    分周された前記サンプリングクロック信号と分周された前記シリアルデータの位相差に応じた位相周波数差信号を発生するステップと、
    前記位相周波数差信号に応じて前記制御電圧を生成するステップと、
    を備えることを特徴とする方法。
  13. 前記サンプリングクロック信号が所定の周波数範囲にロックした後、
    前記シリアルデータと前記サンプリングクロック信号を受け、それらの位相差に応じた位相差信号を発生するステップと、
    前記位相差信号に応じて前記制御電圧を生成するステップと、
    をさらに備えることを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. 送信側において実行される、pビットに2×q回(p、qは実数)の割合でレベル遷移が生ずるように生成されたシリアルデータを生成するステップと、
    受信側において実行される、
    電圧制御発振器により、制御電圧に応じた周波数を有するサンプリングクロック信号を発生するステップと、
    前記サンプリングクロック信号を分周比M(Mは実数)で分周するステップと、
    受信した前記シリアルデータを分周比N(Nは、N=M×q/pで与えられる実数)で分周するステップと、
    分周された前記サンプリングクロック信号と分周された前記シリアルデータの位相差に応じた位相周波数差信号を発生するステップと、
    前記位相周波数差信号に応じて前記制御電圧を生成するステップと、
    を備えることを特徴とする伝送方法。
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