JP5708411B2 - 内燃機関の燃料噴射制御システム - Google Patents
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Description
低圧燃料ポンプから吐出される燃料を高圧燃料ポンプにより昇圧して燃料噴射弁へ供給する内燃機関の燃料噴射制御システムにおいて、
前記高圧燃料ポンプから前記燃料噴射弁までの間で燃料の圧力を検出する圧力センサと、
前記圧力センサの検出値が目標値に近づくように、前記高圧燃料ポンプの比例積分制御を行う高圧燃料ポンプ制御部と、
前記比例積分制御における積分項が変化しないか又は減少しているときに、前記低圧燃料ポンプから前記高圧燃料ポンプまでの間の燃料の圧力であるフィード圧を低下させ、前記積分項が増加しているときに、前記フィード圧を上昇させる低圧燃料ポンプ制御部と、
前記比例積分制御における積分項が変化しないか又は減少している状態から増加に転じた後に、積分項の変化量が大きいほど、積分項の変化量に対するフィード圧の上昇量を大きくするフィード圧増加部と、
を備える。
前記フィード圧増加部は、前記積分項の変化量が大きくなるほど、前記係数を大きくすることができる。
図1は、内燃機関の燃料噴射制御システムの概略構成を示す図である。図1に示す燃料噴射制御システムは、直列4気筒の内燃機関に適用される燃料噴射制御システムであり、低圧燃料ポンプ1と、高圧燃料ポンプ2とを備えている。なお、内燃機関の気筒数は、4つに限られず、5つ以上であってもよく、或いは3つ以下であってもよい。
であり、プランジャの位置に対する開閉タイミングを変更することによって高圧燃料ポンプ2の吐出量(吐出圧力としてもよい)を変更する。また、高圧燃料ポンプ2の吐出口には、高圧燃料通路5の一端が接続されている。高圧燃料通路5の他端は、デリバリパイプ6に接続されている。
9は、内燃機関の出力軸(クランクシャフト)の回転位置に相関した電気信号を出力するセンサである。クランクポジションセンサ19の出力信号により、内燃機関の回転数が検出される。冷却水温度センサ20は、内燃機関の冷却水の温度に相関した電気信号を出力する。冷却水温度センサ20によれば、内燃機関の冷却水温度、または、内燃機関の温度を検出することができる。
Id=Idold+ΔIt*F−Cdwn・・・(1)
式(1)中のIdoldは、低圧燃料ポンプ1の駆動デューティIdの前回の計算値である。式(1)中のΔItは、前記比例積分制御に用いられる積分項Itの変化量ΔIt(たとえば、高圧燃料ポンプ2の駆動デューティの前回の演算に用いられた積分項Itoldと今回の演算に用いられた積分項Itとの差(It−Itold))である。また、積分項Itの変化量ΔItは、単位時間当たりの積分項Itの変化量としてもよい。式(1)中のFは、補正係数である。なお、補正係数Fとしては、積分項Itの変化量ΔItが正値であるときは1以上の増加係数Fiが使用され、積分項Itの変化量ΔItが負値であるときは1未満の減少係数Fdが使用される。また、式(1)中のCdwnは、低下
定数である。この低下定数Cdwnは、低圧燃料ポンプ1の吐出圧力を低下させるために設定される。なお、低圧燃料ポンプ1の吐出圧力が急速に低下すると、低圧燃料通路4内の燃料圧力が燃料の飽和蒸気圧を大幅に下回る可能性がある。その場合、低圧燃料通路4内に多量のベーパが発生し、高圧燃料ポンプ2の吸引不良や吐出不良が誘発される。そのため、低下定数Cdwnは、低圧燃料通路4内の燃料圧力が飽和蒸気圧を大幅に下回らない範囲で最大の値に設定されることが望ましく、予め実験などの適合処理により求めておく。
(=It−Itold)を算出する。
がさらに発生する虞がある。これにより、高圧燃料ポンプ2から吐出される燃料の圧力変動が大きくなる虞がある。そして、高圧燃料ポンプ2から吐出される燃料の圧力が正常値まで回復するのに時間がかかる虞がある。
場合には本ルーチンを終了し、通常のフィード圧制御を実施する。
本実施例では、積分項Itの変化量ΔItが正値の場合において、フィード圧制御における補正係数Fを、積分項Itの変化量ΔItに応じて変化させる。すなわち、式(1)中の補正係数Fを、積分項Itの変化量ΔItが大きくなるほど、大きくする。これにより、補正係数Fと、積分項Itの変化量ΔItと、の関係が非線形になる。そして、積分項Itの変化量ΔItが大きくなる度合いよりも、低圧燃料ポンプ1の駆動デューティIdが大きくなる度合いが高くなる。これは、積分項Itの変化量ΔItが大きくなるほど、積分項Itの変化量ΔItに対するフィード圧Plの上昇量を大きくしているともいえる。その他の装置などは実施例1と同じため、説明を省略する。
、低圧燃料ポンプ1の駆動デューティIdをより大きくすることで、高圧燃料通路5内の燃料の圧力Phの変動を抑制できる。これにより、ベーパの発生を抑制しつつ、フィード圧Plを可及的に低くすることができる。
2 高圧燃料ポンプ
2a 吸入弁
3 燃料タンク
4 低圧燃料通路
5 高圧燃料通路
6 デリバリパイプ
7 燃料噴射弁
8 分岐通路
9 プレッシャーレギュレータ
10 チェック弁
11 パルセーションダンパ
12 リターン通路
13 リリーフ弁
14 連通路
15 ECU
16 圧力センサ
17 吸気温度センサ
18 アクセルポジションセンサ
19 クランクポジションセンサ
20 冷却水温度センサ
Claims (3)
- 低圧燃料ポンプから吐出される燃料を高圧燃料ポンプにより昇圧して燃料噴射弁へ供給する内燃機関の燃料噴射制御システムにおいて、
前記高圧燃料ポンプから前記燃料噴射弁までの間で燃料の圧力を検出する圧力センサと、
前記圧力センサの検出値が目標値に近づくように、前記高圧燃料ポンプの比例積分制御を行う高圧燃料ポンプ制御部と、
前記比例積分制御における積分項が変化しないか又は減少しているときに、前記低圧燃料ポンプから前記高圧燃料ポンプまでの間の燃料の圧力であるフィード圧を低下させ、前記積分項が増加しているときに、前記フィード圧を上昇させる低圧燃料ポンプ制御部と、
前記比例積分制御における積分項が変化しないか又は減少している状態から増加に転じた後に、積分項の変化量が大きいほど、積分項の変化量に対するフィード圧の上昇量を大きくするフィード圧増加部と、
を備える内燃機関の燃料噴射制御システム。 - 前記フィード圧増加部は、積分項の変化量が所定量以上の場合には、積分項の変化量が所定量未満の場合よりも、積分項の変化量に対するフィード圧の上昇量を大きくする請求項1に記載の内燃機関の燃料噴射制御システム。
- 前記低圧燃料ポンプ制御部は、前記比例積分制御における積分項の変化量に係数を乗算した値に基づいてフィード圧を高くし、
前記フィード圧増加部は、前記積分項の変化量が大きくなるほど、前記係数を大きくする請求項1または2に記載の内燃機関の燃料噴射制御システム。
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JP2011212911A JP5708411B2 (ja) | 2011-09-28 | 2011-09-28 | 内燃機関の燃料噴射制御システム |
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