JP5671503B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、ノイズ性能、雪路性能及び氷路性能をバランスよく向上させた空気入りタイヤに関する。
冬用の空気入りタイヤは、雪路及び氷路のみならず、アスファルト路等も走行する。従って、このような冬用の空気入りタイヤは、雪路性能や氷路性能だけでなく、ノイズ性能も向上させることが求められている。
例えば、雪路性能を向上するために、雪柱せん断力を高めることを目的として、トレッド部の横溝の容積を大きくすることが提案されている。しかしながら、この手法では、トレッド部の接地面積が小さくなるため、氷路性能が悪化するという問題があった。また、横溝の容積が大きい場合、タイヤの転動に伴って横溝内の空気が流出することで生じるポンピング音等が増加するため、ノイズ性能も悪化するという問題があった。このように、雪路性能と氷路性能及びノイズ性能とは、相反関係を有し、これら全ての性能をバランス良く向上するのは困難であった。関連する技術として次のものがある。
特開2011−042282号公報
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、センターブロック及びミドルブロックにサイピングを設け、センター横溝及びミドル横溝の溝幅や配設角度を規定するとともに、センター横溝及びセンター主溝が交差する第1の交点と、ミドル横溝及びセンター主溝が交差する第2の交点とのタイヤ周方向距離を、一定の範囲に規定することを基本としてノイズ性能、雪路性能及び氷路性能をバランスよく向上させた空気入りタイヤを提供することを主たる目的としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、トレッド部に、タイヤ赤道のタイヤ軸方向両側をタイヤ周方向に連続してのびる一対のセンター主溝、該センター主溝のタイヤ軸方向外側をタイヤ周方向に連続してのびる一対のショルダー主溝、前記センター主溝間をのびる複数本のセンター横溝、及び、前記センター主溝と前記ショルダー主溝との間をのびる複数本のミドル横溝が設けられることにより、前記一対のセンター主溝と前記センター横溝とで区分されたセンターブロックがタイヤ周方向に隔設されたセンターブロック列、及び、前記ショルダー主溝と前記センター主溝と前記ミドル横溝とで区分されたミドルブロックがタイヤ周方向に隔設された一対のミドルブロック列を具えた空気入りタイヤであって、前記センターブロック及び前記ミドルブロックは、夫々、複数のサイピングが設けられ、前記センター横溝は、タイヤ軸方向に対して5〜20°の角度でタイヤ軸方向の一方側に傾斜し、かつ、その平均溝幅が、前記センターブロックのタイヤ周方向の最大長さの7〜15%であり、前記ミドル横溝は、タイヤ軸方向に対して5〜25°の角度で前記センター横溝とは逆側に傾斜し、かつ、その平均溝幅が、前記ミドルブロックのタイヤ周方向の最大長さの7〜11%であり、前記センターブロックは、その一部をセンター主溝側に突出させたセンター凸部が形成され、前記センター凸部の最もタイヤ軸方向の外側をなす外端は、前記ミドルブロックのタイヤ軸方向内側の周方向縁のタイヤ軸方向の内端よりもタイヤ軸方向外側に形成されており、正規リムにリム組みしかつ正規内圧を充填し、しかも正規荷重を負荷してキャンバー角0度で平面に接地させた正規荷重負荷状態の接地面において、前記センター横溝及びセンター主溝が交差する第1の交点と、前記センター凸部を挟んで前記第1の交点と隣接しかつ前記ミドル横溝及びセンター主溝が交差する第2の交点とのタイヤ周方向の距離は、タイヤ赤道位置での前記接地面の長さと、前記ミドルブロックのタイヤ軸方向の中間位置での前記接地面のタイヤ周方向の長さとの差の0.75〜1.00倍であることを特徴とする。
また請求項記載の発明は、前記センター横溝が、タイヤ軸方向の中央部から両端部へ向かって溝幅が漸増する請求項1記載の空気入りタイヤである。また請求項記載の発明は、前記正規荷重負荷状態の接地面において、前記タイヤ赤道位置で前記接地面の長さと、前記ミドルブロックのタイヤ軸方向の中間位置での前記接地面のタイヤ周方向の長さとの差が、前記タイヤ赤道位置での接地面の長さの0.015〜0.045倍である請求項1又は2記載の空気入りタイヤである。また請求項記載の発明は、前記センター凸部の前記外端と、前記ミドルブロックの前記内端との間のタイヤ軸方向の長さが、0.5〜3.0mmである請求項記載の空気入りタイヤである。
本発明の空気入りタイヤでは、トレッド部に、タイヤ赤道のタイヤ軸方向両側をタイヤ周方向に連続してのびる一対のセンター主溝、該センター主溝のタイヤ軸方向外側をタイヤ周方向に連続してのびる一対のショルダー主溝、前記センター主溝間をのびる複数本のセンター横溝、及び、前記センター主溝と前記ショルダー主溝との間をのびる複数本のミドル横溝が設けられる。これにより、トレッド部は、前記一対のセンター主溝と前記センター横溝とで区分されたセンターブロックがタイヤ周方向に隔設されたセンターブロック列、及び、前記ショルダー主溝と前記センター主溝と前記ミドル横溝とで区分されたミドルブロックがタイヤ周方向に隔設された一対のミドルブロック列を具える。
センターブロック及びミドルブロックは、夫々、複数のサイピングが設けられる。サイピングのエッジ効果により、氷路性能が向上する。
センター横溝は、タイヤ軸方向に対して5〜20°の角度でタイヤ軸方向の一方側に傾斜し、かつ、その平均溝幅が、センターブロックのタイヤ周方向の最大長さの7〜15%である。また、ミドル横溝は、タイヤ軸方向に対して5〜25°の角度でセンター横溝とは逆側に傾斜し、かつ、その平均溝幅が、ミドルブロックのタイヤ周方向の最大長さの7〜11%である。このような角度で傾斜するセンター横溝及びミドル横溝は、センターブロック及びミドルブロックのタイヤ軸方向の剛性を確保し、氷路での旋回性能を高める。また、傾斜する各横溝は、溝内のタイヤの転動に伴う各横溝の変形を抑制し、空気の流出を小さくするため、ポンピング音が低減される。さらに、このように平均溝幅を規定されたセンター横溝及びミドル横溝は、溝内の空気の流出を一層抑制する。従って、ノイズ性能が大きく向上する。
また、正規リムにリム組みしかつ正規内圧を充填し、しかも正規荷重を負荷してキャンバー角0度で平面に接地させた正規荷重負荷状態の接地面において、センター横溝及びセンター主溝が交差する第1の交点と、ミドル横溝及びセンター主溝が交差する第2の交点とのタイヤ周方向距離は、タイヤ赤道位置での接地面の長さと、ミドルブロックのタイヤ軸方向の中間位置での接地面のタイヤ周方向の長さとの差の0.75〜1.00倍である。即ち、第1の交点と第2の交点とが必ず位置ズレするため、センター横溝とミドル横溝とが同時に接地することが抑制される。これにより、ピッチ音の重なりが防止される。また、センター横溝内を流れる空気が、ミドルブロックに接触しポンピング音が小さくなる。同様に、ミドル横溝を流れる空気が、センターブロック5に接触し、ポンピング音が小さくなる。従って、ノイズ性能が向上する。また、センター横溝とミドル横溝とが近接する。これにより、先着縁近傍の中央領域において、センター横溝とミドル横溝とがほぼ同時に現れる。このとき、該中央領域は、接地面積が小さくなり、該中央領域の接地圧が大きくなる。従って、中央領域の各横溝によって、剛性の高い雪柱が形成されるため、雪路性能が向上する。
本発明の一実施形態を示すトレッド部の展開図である。 図1のセンターブロックとミドルブロックとを含む拡大図である。 図1のタイヤの接地形状を表す図である。 図3のA部拡大図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1に示されるように、本実施形態の空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」ということがある。)は、例えば冬用タイヤとして好適に利用でき、そのトレッド部2には、タイヤ赤道Cのタイヤ軸方向両側をタイヤ周方向に連続してのびる一対のセンター主溝3Aと、該センター主溝3Aのタイヤ軸方向外側をタイヤ周方向に連続してのびる一対のショルダー主溝3Bとが設けられる。また、本実施形態では、センター主溝3A、3A間をのびる複数本のセンター横溝4A、センター主溝3Aとショルダー主溝3Bとの間をのびる複数本のミドル横溝4B、及びショルダー主溝3Bと接地端Teとの間をのびる複数本のショルダー横溝4Cが設けられる。
これにより、本実施形態のトレッド部2には、一対のセンター主溝3A、3Aとセンター横溝4Aとで区分されたセンターブロック5がタイヤ周方向に隔設されたセンターブロック列5R、センター主溝3Aとショルダー主溝3Bとミドル横溝4Bとで区分されたミドルブロック6がタイヤ周方向に隔設された一対のミドルブロック列6R、及び、ショルダー主溝3Bと接地端Teとショルダー横溝4Cとで区分された複数個のショルダーブロック7がタイヤ周方向に並ぶショルダーブロック列7Rが配される。
本実施形態では、冬用タイヤとして、全てのブロック5乃至7の踏面の合計面積Mbと、トレッド部2の全ての溝3A、3B及び4A乃至4Cを埋めて得られるトレッド全表面積Maとの比(Mb/Ma)で表されるランド比が、68〜72%に設定される。これにより、氷路性能と雪路性能及び排水性能がバランスよく高められる。
本実施形態のトレッドパターンは、タイヤ赤道C上の任意の点を中心としてバリアブルピッチを除いて実質的な点対称パターンで形成されている。
前記「接地端」Teは、正規リム(図示せず)にリム組みされかつ正規内圧が充填された無負荷の正規状態のタイヤに、正規荷重を負荷してキャンバー角0°で平面に接地させた正規荷重負荷状態における最もタイヤ軸方向外側の接地位置として定められる。そして、この接地端Te、Te間のタイヤ軸方向の距離がトレッド接地幅TWとして定められる。特に断りがない場合、タイヤ各部の寸法等は、この正規状態で測定された値である。
前記「正規リム」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めているリムであり、JATMAであれば"標準リム"、TRAであれば "Design Rim" 、ETRTOであれば "Measuring Rim"となる。また、前記「正規内圧」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば"最高空気圧"、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" とするが、タイヤが乗用車用である場合には180kPaとする。
また、「正規荷重」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている荷重であり、JATMAであれば "最大負荷能力" 、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "LOAD CAPACITY" であるが、タイヤが乗用車用の場合には前記荷重の88%に相当する荷重とする。
本実施形態の各主溝3A、3Bは、タイヤ周方向にジグザグ状にのびる。このような主溝3A、3Bは、タイヤ軸方向のエッジ成分を増加するため、雪柱せん断力、駆動力及び制動力などを大きくする。従って、雪路性能や氷路性能が向上する。また、このような主溝3A、3Bは、溝内の気柱共鳴を攪乱するため、ノイズ性能が向上する。
各主溝3A、3Bの溝幅(溝の長手方向と直角な溝幅で、以下、他の溝についても同様とする。)W1及び溝深さ(図示せず)については、慣例に従って種々定めることができる。しかしながら、これらの溝幅又は溝深さが小さい場合、雪路性能が悪化するおそれがある。逆に、これらの溝幅又は溝深さが大きい場合、氷路性能やノイズ性能が悪化するおそれがある。このため、主溝3A、3Bの溝幅W1は、例えば、トレッド接地幅TWの3〜9%が望ましい。主溝3A、3Bの溝深さは、例えば、6〜15mmが望ましい。
各ブロック5乃至7のタイヤ軸方向の剛性をバランスよく確保するため、センター主溝3Aとタイヤ赤道Cとの間のタイヤ軸方向距離L1は、トレッド接地幅TWの5〜15%が望ましい。ショルダー主溝3Bとタイヤ赤道Cとの間のタイヤ軸方向距離L2は、トレッド接地幅TWの25〜35%が望ましい。なお、各主溝3A、3Bの各位置は、それらの溝中心線で特定されるが、本実施形態のように、各主溝3A、3Bがジグザグ状の非直線の場合、溝中心線の振幅の中心線G1、G2が用いられる。
図2には、図1のセンターブロック5及びミドルブロック6の拡大図が示される。図2に示されるように、センターブロック5のタイヤ軸方向の最大幅Waは、好ましくはミドルブロック6のタイヤ軸方向の最大幅Wbの1.04〜1.14倍である。これにより、氷路や雪路での駆動力や制動力が高められる。
センター横溝4Aは、タイヤ軸方向に対して5〜20°の角度α1でタイヤ軸方向の一方側(図1では、右上がり)に傾斜する。即ち、角度α1が5°未満の場合、タイヤの転動に伴いセンター横溝4A内の空気の流出が増加するため、ポンピング音が大きくなる。角度α1が20°を超える場合、センターブロック5のタイヤ軸方向の剛性が小さくなり、旋回性能が悪化する。このため、センター横溝4Aの角度α1は、好ましくは7°以上であり、好ましくは18°以下である。なお、センター横溝4Aの角度α1は、センター横溝4Aの両側の開口端8の中点8eを直線で結ぶ仮想中心線8cで規定され、前記開口端8は、横溝の両側の溝縁9、9の外端9a、9a間で形成される。以下、他の横溝の角度についても同様とする。
センター横溝4Aの平均溝幅W2g(図1に示す)は、センターブロック5のタイヤ周方向の最大長さL3の7〜15%に規定される。センター横溝4Aの平均溝幅W2gがセンターブロック5の最大長さL3の7%未満の場合、センター横溝4Aの溝容積が小さくなり、雪柱せん断力が悪化する。逆に、平均溝幅W2gがセンターブロック5の最大長さL3の15%を超える場合、センターブロック列5Rの陸部面積が小さくなり、氷路性能が悪化する。また、平均溝幅W2gが大きい場合、ポンピング音が増加し、ノイズ性能が悪化する。このため、センター横溝4Aの平均溝幅W2gは、好ましくはセンターブロック5の最大長さL3の9%以上、好ましくは13%以下が望ましい。なお、前記「平均溝幅」とは、前記正規荷重負荷状態の接地面における横溝の面積を溝中心線8iの長さで除した溝幅をいい、以下、他の溝の平均溝幅についても同様とする。
センター横溝4Aは、本実施形態では、タイヤ軸方向の中央部10bから両端部10aへ向って溝幅が漸増する。このようなセンター横溝4Aは、溝の雪をセンター主溝3Aへスムーズに排出し、雪路性能を向上する。なお、両端部10aの溝幅W2eが過度に大きい場合、センター横溝4A内のポンピング音が大きくなりノイズ性能が悪化するおそれがある。このため、両端部10aの溝幅W2eは、好ましくは中央部10bの溝幅W2cの1.3倍以上、より好ましくは1.5倍以上であり、好ましくは3.0倍以下、より好ましくは2.8倍以下である。
センター横溝4Aの中央部10bは、一定の幅である。本実施形態の中央部10bは、その両側の部分よりもタイヤ軸方向に対する角度が大きい。これにより、センター横溝4Aは、クランク状に屈曲している。このようなクランク状の横溝4Aは、雪路での旋回時、雪柱せん断力が大きい。また、センター横溝4A内の空気の流れが妨げられるため、ノイズ性能が向上する。
図1に示されるように、ミドル横溝4Bは、タイヤ軸方向に対して5〜25°の角度α2で、センター横溝4Aとは逆側(図1では、左上がり)に傾斜する。角度α2が5°未満の場合、タイヤの転動に伴うミドル横溝4B内の空気の流出が増加するため、ポンピング音が大きくなる。角度α2が25°を超える場合、ミドルブロック6のタイヤ軸方向の剛性が小さくなり、氷路での旋回性能が悪化する。このため、ミドル横溝4Bの角度α2は、好ましくは7°以上であり、好ましくは23°以下である。
特に限定されるものではないが、ミドル横溝4Bの角度α2は、センター横溝4Aの角度α1よりも大きいのが望ましい。即ち、センター横溝4Aの角度α1がミドル横溝4Bの角度α2よりも大きい場合、直進走行時、大きな接地圧の作用するセンター横溝4Aの雪柱せん断力が小さくなり、直進安定性能が悪化するおそれがある。なお、ミドル横溝4Bの角度α2がセンター横溝4Aの角度α1よりも過度に大きい場合、ミドルブロック6のタイヤ軸方向の剛性が小さくなり、氷路での旋回性能が悪化するおそれがある。このため、角度の差α2−α1は、好ましくは2°以上、より好ましくは4°以上であり、好ましくは8°以下、より好ましくは6°以下である。
ミドル横溝4Bの平均溝幅W3gは、ミドルブロック6のタイヤ周方向の最大長さL4(図2に示す)の7〜11%に規定される。ミドル横溝4Bの平均溝幅W3gがミドルブロック6の前記最大長さL4の7%未満の場合、ミドル横溝4Bの溝容積が小さくなり、雪柱せん断力が悪化する。逆に、平均溝幅W3gがミドルブロック6の最大長さL4の11%を超える場合、ノイズ性能や氷路性能が悪化する。このため、ミドル横溝4Bの平均溝幅W3gは、好ましくはミドルブロック6の最大長さL4の8%以上、好ましくは10%以下が望ましい。ミドル横溝4Bは、本実施形態では、一定の溝幅で形成されている。これにより、ミドルブロック6のタイヤ周方向の剛性が、タイヤ軸方向に亘り均等化され、制動力や駆動力が高められる。
ミドル横溝4Bは、長手方向の両側を直線状にタイヤ軸方向に対し一定の角度で傾斜する一対のミドル外側部12aと、該一対のミドル外側部12a、12a間を継ぐとともに、該ミドル外側部12aよりも大きな角度で傾斜するミドル内側部12bとを含むクランク状をなす。このようなミドル横溝4Bは、ミドル内側部12bがミドル横溝4B内の空気の流れを妨げるため、ノイズ性能を向上させる。
ショルダー横溝4Cは、本実施形態では、ミドル横溝4Bとは逆側に傾斜(図1では、左下がり)している。これにより、センター横溝4A、ミドル横溝4B及びショルダー横溝4Cが、タイヤ軸方向に対し交互に異なる向きに配される。従って、溝内のポンピング音が各横溝4A乃至4Cによって攪乱され、ノイズ性能がさらに向上する。
ショルダー横溝4Cは、タイヤ軸方向に対し5〜20°の角度α3で傾斜するのが望ましい。これにより、溝内のポンピング音やショルダー主溝4Bからの気柱共鳴音を低減しうる。
ショルダー横溝4Cは、タイヤ軸方向にジグザグ状にのびる。このようなショルダー横溝4Cは、ショルダー主溝3Bからの気柱共鳴を効果的に攪乱して、ノイズ性能を一層向上させる。
ショルダー横溝4Cの溝幅W4は、排雪性能とノイズ性能とをバランス良く向上させるために、例えば、3〜7mmが望ましい。
このようなセンター横溝4A、ミドル横溝4B及びショルダー横溝4Cの溝深さ(図示せず)は、雪路性能、氷路性能及びノイズ性能をバランスよく高めるため、好ましくは4mm以上、より好ましくは6mm以上であり、好ましくは12mm以下、より好ましくは10mm以下である。
センターブロック5及びミドルブロック6は、夫々、複数のサイピング14が設けられている。このため、サイピング14のエッジ効果により、氷路性能が向上する。
サイピング14は、本実施形態では、一端が各ブロック5、6内で終端し、かつ他端が主溝3A、3Bに開口するセミオープンタイプのサイピングである。このようなサイピング14は、エッジ効果とブロックの剛性とをバランスよく確保する。
センターブロック5の各サイピング14は、本実施形態では、その開口端がセンターブロック5のタイヤ軸方向の両側の周方向縁5aに交互に設けられている。これにより、センターブロック5のタイヤ周方向の剛性が高く確保される。同様の観点より、ミドルブロック6の各サイピング14も、その開口端が、ミドルブロック6のタイヤ軸方向の両側の周方向縁6aに交互に設けられている。
ショルダーブロック7は、本実施形態では、一端がショルダー主溝3Bに開口し、他端がショルダーブロック7内で終端するセミオープンタイプのサイピング15aと、両端がショルダーブロック7内で終端するクローズドタイプのサイピング15bとが設けられる。これにより、旋回時に大きな横力の作用するショルダーブロック7の剛性を確保している。
図3には、本実施形態の空気入りタイヤの前記正規荷重負荷状態の接地面Sが示される。図3に示されるように、接地面Sは、回転方向の先着側の端縁である先着縁Sa(図3では、上側の端縁)と、回転方向の後着側の端縁である後着縁Sb(図3では、下側の端縁)とを具える。先着縁Saは、タイヤ赤道位置Ceで先着側に最も突出する凸状をなす。また、後着縁Sbは、タイヤ赤道位置Ceで後着側に最も突出する凸状をなす。即ち、本実施形態の接地面Sは、タイヤ赤道位置Ceでの接地面の長さL5が、ミドルブロック6のタイヤ軸方向の中間位置6cでの接地面のタイヤ周方向の長さL6よりも大きい。
接地面Sにおいて、センター横溝4A及びセンター主溝3Aが交差する第1の交点K1と、ミドル横溝4B及びセンター主溝3Aが交差する第2の交点K2とのタイヤ周方向の距離Laは、タイヤ赤道位置Ceでの接地面の長さL5と、ミドルブロック6のタイヤ軸方向の中間位置6cでの接地面のタイヤ周方向の長さL6との差(L5−L6)の0.75〜1.00倍に規定される。即ち、第1の交点K1と第2の交点K2とが必ず位置ズレするため、センター横溝4Aとミドル横溝4Bとが同時に接地することが抑制される。これにより、ピッチ音の重なりが防止される。また、センター横溝4A内を流れる空気が、ミドルブロック6に接触しポンピング音が小さくなる。同様に、ミドル横溝4Bを流れる空気が、センターブロック5に接触し、ポンピング音が小さくなる。従って、ノイズ性能が向上する。また、センター横溝4Aとミドル横溝4Bとが近接する。これにより、先着縁Sa近傍の中央領域Scにおいて、センター横溝4Aとミドル横溝4Bとがほぼ同時に現れる。このとき、該中央領域Scは、接地面積が小さくなり、該中央領域Scの接地圧が大きくなる。従って、中央領域Scの各横溝4A、4Bによって、剛性の高い雪柱が形成されるため、雪路性能が向上する。なお、前記中央領域Scとは、先着縁Saと、該先着縁Saの最も先着側の一端Sdからタイヤ周方向にトレッド接地幅TWの16%の距離を離間したタイヤ周方向位置と、ミドルブロック6のタイヤ軸方向の両端6、6とで挟まれる領域(図3では、ハッチで示す)をいう。また、交点K1は、センター横溝4Aの前記中点8eである。また、交点K2は、ミドル横溝4Bの開口端13の中点13eである。
交点K1、K2間のタイヤ周方向の距離Laがタイヤ周方向の長さの差(L5−L6)の0.75倍未満の場合、センター横溝4Aを流れた空気が、ミドルブロック6に接触することなくミドル横溝4Bに流れる。また、ミドル横溝4Bを流れた空気が、センターブロック5に接触することがない。このため、ポンピング音が低減されない。また、センター横溝4Aとミドル横溝4Bとがほぼ同時に接地するため、ピッチ音の重なりが生じる。従って、ノイズ性能が悪化する。また、距離Laが差(L5−L6)の1.00倍を超える場合、センター横溝4Aとミドル横溝4Bとが離間するため、中央領域Scの接地面積、ひいてはこの中央領域Scの接地圧が小さくなる。これにより、各横溝4A、4Bの雪柱の剛性が小さくなり、雪路性能が悪化する。従って、交点K1、K2間のタイヤ周方向の距離Laは、好ましくはタイヤ周方向の長さの差(L5−L6)の0.80倍以上であり、好ましくは0.95倍以下である。
なお、特に限定されるものではないが、タイヤ周方向の長さの差(L5−L6)が小さくなると、中央領域Scの接地圧を大きくするには、交点K1、K2間のタイヤ周方向の距離Laを小さくする必要があるため、ノイズ性能を向上することができないおそれがある。逆に、タイヤ周方向の長さの差(L5−L6)が大きくなると、接地面Sの面積が小さくなり、雪路性能が悪化するおそれがある。このため、タイヤ周方向の長さの差(L5−L6)は、好ましくはタイヤ赤道位置Ceでの接地面の長さL5の0.015倍以上、より好ましくは0.020倍以上であり、好ましくは0.045倍以下であり、より好ましくは0.040倍以下である。
図4には、図3のA部拡大図が示される。図4に示されるように、本実施形態では、第1の交点K1と第2の交点K2との間のタイヤ周方向領域Rには、センターブロック5の一部をセンター主溝側に突出させたセンター凸部17が形成されている。このようなセンター凸部17は、タイヤ周方向に隣り合うセンター凸部17、17間のセンター主溝3A近傍の接地圧を高める。これにより、センター主溝3A内には、固い雪柱が形成される。このため、雪柱せん断力が大きくなり、雪路性能が向上する。なお、上述の作用を発揮させるため、タイヤ周方向領域Rには、センター凸部17に代えて、ミドルブロック6の一部をセンター主溝側に突出させたミドル凸部(図示せず)が形成されても良い。
本実施形態のセンター凸部17は、タイヤ軸方向にのびかつタイヤ周方向に離間する一対のセンター軸方向縁17a、17aと、一対のセンター軸方向縁17a、17aの一端を継ぐセンター周方向縁17bで略矩形状に形成される。そして、センター軸方向縁17aは、タイヤ軸方向に対して0〜20°の角度α4で傾斜する。これにより、センター主溝3Aの雪柱せん断力がさらに高められる。
上述の作用をより効果的に発揮させるため、センター凸部17の最もタイヤ軸方向の外側をなす外端17eは、ミドルブロック6のタイヤ軸方向内側の周方向縁6iのタイヤ軸方向の内端6eよりもタイヤ軸方向外側に形成されるのが望ましい。
なお、センター凸部17の外端17eが、周方向縁6iの内端6eよりも過度にタイヤ軸方向外側に配されると、センター凸部17のタイヤ周方向の剛性が悪化するおそれがある。このため、前記外端17eと内端6eとのタイヤ軸方向の長さL7は、好ましくは0.5mm以上、より好ましくは1.0mm以上であり、好ましくは3.0mm以下であり、より好ましくは2.0mm以下である。
また、接地面Sでは、先着縁Saの傾斜方向に沿って、大きな接地圧が生じる。このため、図3に示されるように、本実施形態では、タイヤ軸方向の一方のミドル横溝4B(図3では左側のミドル横溝)が、先着縁Saと同じ向きに傾斜しているため、このミドル横溝4Bによって形成される雪柱は剛性が高く形成される。
また、タイヤ軸方向の他方のミドル横溝4B(図3では右側のミドル横溝)は、タイヤ軸方向に対し、先着縁Saの傾斜方向とは逆側に形成される。このようなミドル横溝4Bは、接地による溝の変形が小さいため、ミドル横溝4B内の空気の流出が小さい。従って、他方のミドル横溝4Bは、ポンピング音が小さくなり、ノイズ性能を向上させる。即ち、本実施形態では、タイヤ軸方向の一方のミドル横溝4Bと、タイヤ軸方向の他方のミドル横溝4Bによって、ノイズ性能と雪路性能がバランスよく向上する。
以上、本発明の空気入りタイヤについて詳細に説明したが、本発明は上記の具体的な実施形態に限定されることなく種々の態様に変更して実施される。
図1の基本パターンを有するサイズ195/80R15の空気入りタイヤが、表1の仕様に基づき試作され、各試供タイヤのノイズ性能、氷路性能(制動力)及び雪路性能がテストされた。なお、共通仕様は以下の通りである。
トレッド接地幅TW:160mm
<主溝>
溝幅W1:3〜5mm
溝深さ:12.3mm
センター主溝の溝中心線のタイヤ軸方向距離L1とトレッド接地幅TWとの比(L1/TW):0.09
ショルダー主溝の溝中心線のタイヤ軸方向距離L2とトレッド接地幅TWとの比(L2/TW):0.28
<横溝>
センター横溝の角度α1:9°
ミドル横溝の角度α2:12°
ショルダー横溝の溝幅W4:3〜5mm
ショルダー横溝の角度α3:10°
各横溝の溝深さ:6.5〜10.0mm
<ブロック>
センター軸方向縁の角度α4:8〜11°
センターブロックの最大幅Wa/ミドルブロックの最大幅Wb:1.09
テスト方法は、次の通りである。
<雪路性能>
各試供タイヤを、下記の条件で、排気量2700ccの4輪駆動車の全輪に装着し、圧雪路のテストコースをドライバー1名乗車で走行させた。そして、このときのハンドル応答性、剛性感及びグリップ等に関する走行特性がドライバーの官能により評価された。結果は、比較例1を6点とする10点法で表示されている。数値が大きいほど良好である。
リム15×6.0J
内圧:350kPa(前輪)
内圧:425kPa(後輪)
荷重:4.9kN
<氷路性能(制動力)>
上記テスト車両にて、氷路のテストコースを走行し、速度30km/hから急ブレーキをかけ、停止するまでの制動距離が計測された。結果は、比較例2の制動距離の逆数を100とする指数で表示されている。数値が大きいほど良好である。
<ノイズ性能>
上記テスト車両にて、アスファルト路面のテストコースを速度80km/hで走行させ、車室内で聴取されるノイズがドライバーの官能により評価された。結果は、比較例1を6点とする10点法で表示されている。数値が大きいほど良好である。
テストの結果が表1に示される。
Figure 0005671503
Figure 0005671503
テストの結果、実施例のタイヤは、比較例に比べてノイズ性能、雪路性能及び氷路性能が有意に向上していることが確認できた。
3A センター主溝
3B ショルダー主溝
4A センター横溝
4B ミドル横溝
5 センターブロック
6 ミドルブロック
14 サイピング
K1 第1の交点
K2 第2の交点

Claims (4)

  1. トレッド部に、タイヤ赤道のタイヤ軸方向両側をタイヤ周方向に連続してのびる一対のセンター主溝、該センター主溝のタイヤ軸方向外側をタイヤ周方向に連続してのびる一対のショルダー主溝、前記センター主溝間をのびる複数本のセンター横溝、及び、前記センター主溝と前記ショルダー主溝との間をのびる複数本のミドル横溝が設けられることにより、
    前記一対のセンター主溝と前記センター横溝とで区分されたセンターブロックがタイヤ周方向に隔設されたセンターブロック列、及び、前記ショルダー主溝と前記センター主溝と前記ミドル横溝とで区分されたミドルブロックがタイヤ周方向に隔設された一対のミドルブロック列を具えた空気入りタイヤであって、
    前記センターブロック及び前記ミドルブロックは、夫々、複数のサイピングが設けられ、
    前記センター横溝は、タイヤ軸方向に対して5〜20°の角度でタイヤ軸方向の一方側に傾斜し、かつ、その平均溝幅が、前記センターブロックのタイヤ周方向の最大長さの7〜15%であり、
    前記ミドル横溝は、タイヤ軸方向に対して5〜25°の角度で前記センター横溝とは逆側に傾斜し、かつ、その平均溝幅が、前記ミドルブロックのタイヤ周方向の最大長さの7〜11%であり、
    前記センターブロックは、その一部をセンター主溝側に突出させたセンター凸部が形成され、前記センター凸部の最もタイヤ軸方向の外側をなす外端は、前記ミドルブロックのタイヤ軸方向内側の周方向縁のタイヤ軸方向の内端よりもタイヤ軸方向外側に形成されており、
    正規リムにリム組みしかつ正規内圧を充填し、しかも正規荷重を負荷してキャンバー角0度で平面に接地させた正規荷重負荷状態の接地面において、
    前記センター横溝及びセンター主溝が交差する第1の交点と、前記センター凸部を挟んで前記第1の交点と隣接しかつ前記ミドル横溝及びセンター主溝が交差する第2の交点とのタイヤ周方向の距離は、タイヤ赤道位置での前記接地面の長さと、前記ミドルブロックのタイヤ軸方向の中間位置での前記接地面のタイヤ周方向の長さとの差の0.75〜1.00倍であることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記センター横溝は、タイヤ軸方向の中央部から両端部へ向かって溝幅が漸増する請求項1記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記正規荷重負荷状態の接地面において、
    前記タイヤ赤道位置での前記接地面の長さと、前記ミドルブロックのタイヤ軸方向の中間位置での前記接地面のタイヤ周方向の長さとの差は、前記タイヤ赤道位置での接地面の長さの0.015〜0.045倍である請求項1又は2記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記センター凸部の前記外端と、前記ミドルブロックの前記内端との間のタイヤ軸方向の長さは、0.5〜3.0mmである請求項1記載の空気入りタイヤ。
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